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Fターム[4F070AA02]の内容

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Fターム[4F070AA02]に分類される特許

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【課題】加熱せずに、基質としてのリグノセルロース系バイオマスから糖化前処理物が得られ、コストを低減できる糖化前処理方法を提供する。
【解決手段】糖化前処理方法は、基質としてのリグノセルロース系バイオマスとアンモニア水とを混合してなる基質混合物を処理して基質に含まれるリグニンを解離し、又は基質を膨潤させて糖化前処理物を得る工程と、糖化前処理物からアンモニアを分離する工程とを備える。糖化前処理物を得る工程は、処理槽に基質及びアンモニア水を連続して供給する工程と、処理槽に供給された基質及びアンモニア水を攪拌して基質に剪断力及び衝撃力を付与すると共に、アンモニア水と基質とを混合して、基質混合物を得る分工程と、基質混合物を処理槽から連続して排出する工程と排出された基質混合物を貯留槽に所定時間貯留すると共に、貯留する間に非加熱状態で基質に含まれるリグニンを解離し、又は基質を膨潤させる工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性樹脂と木粉とを主原料とする押出成形用の複合ペレットにおいて,粒径の変化等に拘わらず安定量のペレットを押出機に供給すると共に,押出機のスクリュに対する導入を円滑に行う。
【解決手段】熱可塑性樹脂と木粉を主成分とする押出成形用の複合ペレットと,カルシウム(Ca),マグネシウム(Mg)又は亜鉛(Zn)の金属を含む12ヒドロキシステアリン酸金属塩を共に攪拌する等して,前記複合ペレットの外周に,ペレット100mass%に対し0.03〜0.4mass%,好ましくは0.05〜0.3mass%の割合で12ヒドロキシステアリン酸金属塩を付着させ,このようにして処理されたペレットを押出成形装置による押出成形に使用する。 (もっと読む)


【課題】製造された繊維強化樹脂ペレットを射出成形にて成形する際、成形機内のスクリュー通過時に繊維が切断され、繊維長が短くなるため、繊維の補強効果を十分に奏することができない。本発明では、強度性能の高い繊維強化樹脂ペレットを提供することを目的とする。
【解決手段】植物繊維と樹脂とを含む繊維強化樹脂ペレットにおいて、植物繊維の繊維長が、式(1)で表される臨界繊維長(Lcr)以上の長さであることを特徴とする繊維強化樹脂ペレット。Lcr=σf×Φf/(2×τ)・・・式(1)
(ただし、σfは植物繊維の引張強度、Φfは、植物繊維の直径、τは植物繊維と樹脂との間の界面接着強度を表す)である。 (もっと読む)


【課題】溶融粘度が低く、成形性に優れるとともに、天然木材等に近い良好な外観を付与することが可能で、しかも成形時の変色(焼けこげ)が抑制され、物性に優れる成形品を得ることができる木質樹脂ペレット、植物系樹脂ペレット及びその製造方法を提供する。
【解決手段】この発明にかかる木質樹脂ペレットは、木粉70〜91重量部と、融点を40〜100℃の間に持つワックス材料1〜15重量部とからなり、また、この発明にかかる植物系樹脂ペレットは、植物系粉末70〜91重量部融点と、40〜100℃の間に持つワックス材料1〜15重量部とからなる。 (もっと読む)


【課題】剛性及び伸びが良く、着色性が良く、臭いも少ない成形体が得られる、成形体製造用のポリプロピレン組成物とその製造方法の提供。
【解決手段】(A)ポリプロピレン、(B)ゴム含有ポリマー及び(C)相溶化剤を含有し、さらに(A)〜(C)成分の合計量100質量部に対して(D)セルロース繊維を5〜45質量部含有する成形体製造用のポリプロピレン組成物であって、前記(D)セルロース繊維が、αセルロース含有率が80質量%以上で、かつ平均繊維長が1〜100μm、平均繊維径が1〜50μmのものである、成形体製造用のポリプロピレン組成物。 (もっと読む)


【課題】ゴム成分とミクロフィブリル化植物繊維との相互作用を高めることにより、破断特性が向上したゴム組成物を提供する。また、ゴム成分中に分散させるミクロフィブリル化植物繊維における表面処理を行う際に、多くのプロセスが必要とせず、簡便に行うことのできるゴム組成物の製造方法を提供する。さらに、ゴム組成物の破断特性の向上により、耐久性の高いタイヤを提供する。
【解決手段】(A)ゴム成分、及び(B)アミノ基を有するシランカップリング剤で処理したパルプを機械的に解繊処理することにより得られるミクロフィブリル化植物繊維を含むゴム組成物である。 (もっと読む)


【課題】ミクロフィブリル化植物繊維がゴム成分中に良好に分散性され、破断特性が向上したゴム組成物を提供することを目的とする。また、ゴム成分中にミクロフィブリル化植物繊維を良好に分散性させるゴム組成物の製造方法を提供することも目的とする。さらに、燃費を悪化させずに破壊特性を高めることのできる前記ゴム組成物を用いたタイヤを提供する。
【解決手段】(A)ゴム成分、並びに(B)繊維長の平均値が1〜20μm、繊維径の平均値が10μm以下、及びアスペクト比が2〜1000であるミクロフィブリル化植物繊維を含むゴム組成物である。 (もっと読む)


【課題】様々な物質の吸着体として利用可能な多孔質のセルロース粒子を液―液分散を利用せず、安全かつ簡便に少量の溶媒でセルロース粒子を形成させ、かつセルロース粒子形成のための操作パラメータを幅広い範囲で変更できる製造方法を提供する。
【解決手段】セルロースおよびイオン液体を含む溶液を、気中にて液滴状とした後、セルロース非溶解性の溶媒と接触させて凝固させ、セルロースの多孔質粒子を形成することを特徴とするセルロース多孔質粒子の製造方法。この製造方法によって製造されたセルロース多孔質粒子は、様々な物質の吸着体として好適に用いることが可能である。 (もっと読む)


【課題】セルロース、リグノセルロースなどの多糖を含有する成分を効率よく液化する方法を提供する。
【解決手段】多糖を含有する成分と、9,9−ビスアリールフルオレン骨格を有する化合物[例えば、9,9−ビス(ヒドロキシアルコキシフェニル)フルオレンなど]で構成された液化剤とを加熱下で混合する。混合は、酸触媒の存在下で行ってもよい。このような加熱混合により、セルロースなどの多糖やリグニンが容易に低分子量化され、多糖を含有する成分が液化した液化物が得られる。 (もっと読む)


【課題】セルロースを含む分散液をコーティング剤として用いる場合や、セルロースを含む分散液を用いて成形体を形成する場合に、優れたコーティング特性を有し、高いガスバリア性を有する成形体を形成することができるセルロース分散液とその成形体を提供する。
【解決手段】セルロース分散液に含まれる改質微細セルロースの体積平均粒径が、0.01μm以上100μm以下であり、改質微細セルロースの体積平均粒度分布が、一つの粒径ピークを有する。 (もっと読む)


【課題】高破断伸度を有する新規のセルロース系繊維およびそれを調製する方法、およびセルロース系繊維を調製するための溶融紡糸工程において好適に用いられるマスターバッチを提供すること。
【解決手段】本発明に開示されているのは、セルロース系マスターバッチおよび/または高破断伸度を有する繊維を生成するための熱可塑性セルロース組成物である。一つの例において、前記熱可塑性セルロース組成物は、約77重量%〜約95重量%の範囲内のエステル化されたセルロース、約4.5重量%〜約15重量%の範囲内のポリエチレングリコール、約0.01重量%〜約3重量%の範囲内の二官能性反応物、約0.01重量%〜約0.15重量%の範囲内の開始剤、および約0.01重量%〜約5重量%の範囲内の分散剤を含む。 (もっと読む)


【課題】ベース樹脂としてセルロース系樹脂を含む難燃性樹脂組成物において、十分な難燃性や滴下防止性の性能を発揮することができる難燃性樹脂組成物及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ポリカーボネート樹脂に難燃剤とフッ素系樹脂とを、二軸混練機10を用いて剪断速度58〜262sec−1の範囲で溶融混練して混練物Aを形成する。また、二軸混練機100を用いて、セルロース系樹脂に可塑剤を、剪断速度140〜436sec−1の範囲、吐出溶融樹脂温度270℃以下で溶融混練して前記セルロース系樹脂の溶融粘度を低下させた混練物Bを形成する。そして、二軸混練機10を用いて、混練物Aと混練物Bを、剪断速度58〜262sec−1の範囲、吐出溶融樹脂温度270℃以下で溶融混練する。 (もっと読む)


【課題】耐水性に優れた膜を形成でき、製造時の増粘も少ない膜形成用材料およびその製造方法、ならびに該膜形成用材料を用いて得られるシートの提供。
【解決手段】セルロースナノファイバーが水性媒体中に分散した水性分散液からなる膜形成用材料であって、酸化セルロースを含有するpH2〜6の水性液を物理的処理することにより得られる膜形成用材料。 (もっと読む)


【課題】混練機でセルロース系樹脂組成物を、粉砕、乾燥、分散・混合を1つの混練機で行うようにし、製造のコストダウンやプロセスの簡素化を図ると共に、品質を向上した前記組成物の製造方法を提供する。
【解決手段】粒状のセルロース系樹脂を含む樹脂材料と可塑剤を含む原料を、混練機から押し出して樹脂組成物を製造するセルロース系樹脂組成物の製造方法において、混練機として、スクリューに2箇所の混練部を有する二軸混練機10を用い、前記2箇所の混練部の原料の供給口を有する入口側混練部の直後にマテリアルシール32を備えるとともにベント口30を設け、前記入口側の混練部のバレル温度を樹脂材料中の蒸発成分の蒸発温度未満に設定し、前記ベント口設置部のバレル温度を樹脂材料中の蒸発成分の蒸発温度以上に設定し、出口側混練部のバレル温度を樹脂材料の軟化温度以上に設定し、前記原料の粉砕、乾燥、分散・混合を1つの混練機で連続的に行う。 (もっと読む)


【課題】液状のリン酸エステルおよびイオン液体から選択される少なくとも1種と架橋構造を有する高分子化合物とが複合していない場合に比べ、樹脂中における分散性に優れた複合体粒子を提供する。
【解決手段】液状のリン酸エステルおよびイオン液体(液状難燃剤)から選択される少なくとも1種と、架橋高分子と、が複合した(より望ましくは、架橋高分子の表面に液状難燃剤が表面処理された、または、架橋高分子の内部に液状難燃剤が含浸した)複合体粒子。 (もっと読む)


【課題】有機修飾されていない無機層状化合物を含むにもかかわらず、いわゆるcプレートとして有効であり、十分な透明性を有する光学フィルムを得ることができる塗工液を有利に製造しうる方法を提供すること。
【解決手段】本発明の塗工液の製造方法は、有機物で修飾されていない無機層状化合物を極性有機溶媒中に分散させる分散工程と、得られる分散液に、水酸基の置換度が2.1〜3.0であり数平均分子量が2万5千〜12万の範囲にあるセルロース誘導体の極性有機溶媒溶液を加え、50〜70℃に加温して撹拌するセルロース誘導体混合工程とを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】アニオン系難燃剤とカチオン成分を含む高分子化合物とのイオンコンプレックスと、マトリクス樹脂と、を溶融混合してなる混練物を含む樹脂組成物に比べて、機械強度の向上された樹脂組成物及び樹脂成形体を提供することを課題とする。
【解決手段】アニオン系難燃剤及びマトリクス樹脂を溶融混合してなる第1の混練物と、カチオン成分を含む高分子化合物と、を溶融混合してなる第2の混練物を含む樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】溶融時の流動性が高く、特に射出成形性が良好であるセルロース含有熱可塑性樹脂を得ることができるセルロース含有熱可塑性樹脂の製造方法、その製造方法で製造したセルロース含有熱可塑性樹脂およびその成形体を提供する。
【解決手段】セルロース繊維と熱可塑性樹脂とを、バッチ式密閉型混合装置が備える回転羽根により高速撹拌し、圧力0.20MPa以上の高圧力水蒸気雰囲気中で、高速撹拌に伴う摩擦熱により溶融混合して溶融混合物となす第1混合工程と、前記溶融混合物を加熱混合する第2混合工程とからなることを特徴とするセルロース含有熱可塑性樹脂の製造方法。 (もっと読む)



【課題】混練機でセルロース系樹脂組成物を製造する際に、着色の問題、低分子化の問題、未溶融物が残存する問題、所望の物性が得られない問題の全てを解決することができる。
【解決手段】少なくとも粒状のセルロース系樹脂を含む樹脂材料と、可塑剤と、を含む原料を、混練機から押し出して樹脂組成物を製造するセルロース系樹脂組成物の製造方法において、混練機として、スクリュー14に2箇所の混練部を有すると共に該混練部の剪断速度を140〜436sec−1の範囲に調整可能な二軸押出機10を用い、2箇所の混練部のうち、入口側の混練部のバレル温度を樹脂材料の軟化温度以下に設定し、出口側の混練部のバレル温度を樹脂材料の軟化温度以上に設定することにより、入口側の混練部を原料の粉砕ゾーン22として使用すると共に出口側の混練部を原料の混合ゾーン26として使用して原料の粉砕と分散・混合とを1つの混練機で連続的に行う。 (もっと読む)


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