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Fターム[4F205HA14]の内容

Fターム[4F205HA14]に分類される特許

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【課題】低密度の複合物品を製造する方法を提供する。
【解決手段】硬化可能なプレプレグを所定の形状に形成する工程と、所定の形状に形成されたプレプレグを硬化する硬化工程とを備える。硬化可能なプレプレグを所定の形状に形成する工程では、硬化工程においてプレプレグ内に空所が形成されるように十分に低い圧密圧力の下で、硬化可能なプレプレグが所定の形状に形成される。硬化工程では、硬化可能なプレプレグを硬化することにより発生する硬化可能なプレプレグの樹脂の成分の蒸発物質が前記空所を形成するように、約8.61×10パスカル絶対圧(12.5psia)から103.4×10パスカルゲージ圧(150psig)までの範囲の硬化圧力の下で、前記所定の形状に形成されたプレプレグを硬化する。 (もっと読む)


【課題】 比較的大型の成形品や肉厚の成形品、あるいはコーナー部を有するような形状の成形品を製造する場合に、注入樹脂を均一に拡散させて含浸不良を生じることなく効率よく成形することを可能にする。
【解決手段】 成形型1に形成する強化繊維基材層2は、成形型の表面直近に配設される下層21と、その外側に配設される上層22とで積層する強化繊維基材の構成を変え、下層21には、横糸に対して縦糸が連続する隙間を有するように直交させて二方向に配列された二軸スティッチ基材と、強化繊維糸を切断して面内に配向させて形成されたチョップドストランドマットとを、交互に積層して構成されている。また、上層22では、強化繊維ロービングクロスと、二軸スティッチ基材と、チョップドストランドマットとを、交互に積層して構成される。 (もっと読む)


【課題】 加熱操作を要せず、製造上及びコスト上の負担が小さく、かつ硬化性状に優れた積層成形体が得られるようにした繊維強化プラスチックの積層成形方法及び積層成形装置を提供する。
【解決手段】 繊維強化プラスチックテープのマトリックス樹脂をエネルギー線硬化樹脂とし、上記可動積層ヘッドと連動するエネルギー線照射装置によりエネルギー線を照射し、エネルギー線を照射される部位の任意の照度への可変に要する時間が1秒以内であり、上記エネルギー線硬化樹脂を硬化させながら上記テープを積層成形するようにした。 (もっと読む)


【課題】軽量化を図りつつ、長手方向に延びる溝又は中空部を有する形状に形成された繊維強化樹脂製の部材の製作効率を高める。
【解決手段】バンパレインフォース10を構成する繊維製の単一の骨格材11は、炭素繊維製の複数本の第1繊維束19、炭素繊維製の複数本の繊維束20及びアラミド繊維製の複数本の第2繊維束21から構成されている。炭素繊維製の第1繊維束19は、底壁14を構成し、アラミド繊維製の第2繊維束21は、フランジ17,18を構成する。第1,2繊維束19,21の長さ方向は、バンパレインフォース10の長手方向に揃えられている。底壁14は、圧縮荷重を受けると見なされるバンパレインフォース10(骨格材11)における圧縮応力部である。フランジ17,18は、引っ張り荷重を受けると見なされるバンパレインフォース10(骨格材11)における引っ張り応力部である。 (もっと読む)


本発明は、実質的に炭素繊維強化合成材料から、特に航空機の胴体シェル、翼シェル、垂直安定板シェルまたは水平安定板シェルなどの、少なくとも1つの局所的な強化区域3と、少なくとも1つの補強要素とを有するほぼシェル形の構成要素を、製造する方法に関する。本発明による方法は、既に硬化している少なくとも1つのダブラ1を大部分を硬化したシェル外板2上に配置して、局所強化区域3を形成する工程と、既に硬化している少なくとも1つの補強要素を適用する工程と、少なくとも、少なくとも1つのダブラ1の領域に位置する少なくとも1つの補強要素に対して、少なくとも1つの大部分が硬化した接続アングルブラケット6を配置する工程と、シェル外板2および接続アングルブラケット6を硬化させる工程とを備える。本発明は、本発明による製造方法によって製造される、少なくとも1つの局所強化区域3を有し、かつ少なくとも1つの補強要素を有する実質的にシェル形の構成要素も包含する。
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【課題】高度に成形された複合材ストリンガ用の可撓性マンドレル及び前記ストリンガの製造方法
【解決手段】成形硬化ブロックと、該成形硬化ブロックの上に配置される第1マンドレル要素(12)とを備える航空機ストリンガ積層アセンブリ(10)が提供される。第1マンドレルアセンブリは、第1マンドレル長さに沿って形成されている複数の剛性低減第1溝(18)を有する第1バーアセンブリ(16)を含む。複数の剛性低減第1溝は、第1マンドレル要素の第1マンドレル深さを部分的に通り、第1バーアセンブリが成形硬化ブロックに順応することを可能にする。複合層アセンブリは、第1マンドレル要素上に積層され、成形複合材ストリンガ要素が作成されるように前記成形硬化ブロックに順応されて硬化される。 (もっと読む)


基板表面上にプライを配置するための装置は、真空源に取付けるように構成される真空マニホールドアセンブリと、基板表面との実質的にガス不透過性の界面を提供するように構成される基板シールとを含む。この装置は、さらに、プライとの実質的にガス不透過性の界面を提供するように構成されるプライシールを含む。この態様で、真空マニホールドアセンブリに与えられる真空は、プライと基板表面との間の領域を減圧する。
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【課題】蓄光性の優れた強化プラスチック成形品とする。
【解決手段】アルミン酸ストロンチウムが主成分の蓄光顔料40〜120重量部を添加した不飽和ポリエステル樹脂100重量部をガラス繊維等の各種強化繊維3で強化した優れた強化プラスチック成形品10である。不飽和ポリエステル樹脂1からなるFRP層は、耐候性、強靭性に優れ、酸化物からなる蓄光顔料は酸化していることにより、屋外においても犯され難く、耐候性が高く、蓄光性能の劣化も少ない。このため、耐候性の高い樹脂1及び蓄光顔料2からなるFRP成形品となるため、あらゆる分野、特に屋外で使用されるものに有効である。このとき、ガラス繊維3のみを含浸させた不飽和ポリエステル樹脂からなる基層1bを白色に着色されたものとすれば、表層1a内の蓄光顔料2は、光が白色層に反射され、残光輝度も明るく見えて、見栄えもよい。 (もっと読む)


【課題】 強化繊維に予め樹脂が含浸されたプリプレグシートを複数層積層してFRP積層体を製造する際に、装置を大型にする必要もなく、しかも自動的に任意の層数自動的に積層することが可能なプリプレグシートの自動積層装置を提供することである。
【解決手段】 プリプレグシートを、基材の上に所定の押圧力を付加しながら予め定められる所定の層数連続的に往復しながら積層する構成とした。 (もっと読む)


【課題】 FRP積層品の所定部位に複数のインサート部材を容易かつ高精度に配置して埋設することができ、しかも、FRP積層品の成形時の加圧環境下においても不用意に潰れることがなく、また、FRP積層品の成形時における本来の熱硬化を妨げることのないFRP用インサートを提供する
【解決手段】 CFRP積層品を成形する際にその所定部位のCFRP層の層間に設置されて埋設されるFRP用インサート1は、コア材3によってインサート部材2B,2Cが設置面1Aに沿う方向の所定位置に相互に位置決めされて保持されているため、インサート部材2B,2CがCFRP積層品の所定位置に容易かつ高精度に配置されて埋設される。FRP用インサート1は耐圧強度の高いCFRP被覆層4で覆われているため、CFRP積層品の成形時の加圧環境下で不用意に潰れることがなく、また、CFRP被覆層4が内部の湿気の放出を遮断するため、CFRP積層品の成形時における本来の熱硬化を妨げることがない。 (もっと読む)


【課題】繊維強化プラスチック板の製造後にも電気特性を任意に設定出来る電気特性変更可能な繊維強化プラスチック板及びその繊維強化プラスチック板の製造方法を提供する。【解決手段】電気特性変更可能な繊維強化プラスチック板1は、ガラス繊維,芳香族ポリアミド繊維等の補強繊維布に熱可塑性樹脂材料を含浸させた繊維強化プラスチック板1の内部に内径(0.7mm), 外径(0.85mm)から成る微細な中空ファイバー2を複数本並列に埋設して一体的に形成してある。中空ファイバー2の中空部2aには、中空ファイバー2の端末部から電気特性変更可能な繊維(例えば、アルミ繊維)や、電気特性を有する液体(例えば、磁性流体)を注入して電気特性を変更可能にするものである。このような繊維強化プラスチック板1を製造する場合には、補強繊維布に樹脂材料を含浸させた繊維強化シート1aに微細な中空ファイバー2を複数本並列に配設して複数枚形成し、この繊維強化シート1aを所定枚数積層させた後、加熱硬化することにより一体的に成形する。 (もっと読む)


二方向及び多軸ファブリック、ファブリック複合体、これらの防弾性アセンブリ、並びにこれらを製造する方法。ファブリックは、一方が他方の上にあり、平行な平面内にあり、与えられた平面内のヤーンの方向は隣接する平面内のヤーンの方向に対してある角度で回転している強力で実質的に平行な一方向ヤーンの組;並びに強力なヤーンが介在し、より低い強度及びより高い伸びを有するヤーンの1つ以上の組を含む。
本発明のファブリックは、通常の織布及び編物と比較して優れた弾道有効性を提供するが、従来の織機及び編機上での製造しやすさを保持する。
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装置は、樹脂を含浸させた繊維を基板に貼り付けるために、材料の層と、第1の縁部とを有する表面を含む。この表面は、基板を基準として、かつ、基板に沿うように移動する。材料の層は、樹脂と共に使用するのに適合したものである。第1の縁部は、繊維に対する装置の移動を基準として表面の前部に配設される。第1の縁部は、当該第1の縁部の中央部が当該第1の縁部の1対の側方部の相対的に前方に存在する状態で湾曲する。
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複合部材および複合部材を形成するための関連する方法を提供する。複合部材が複数の細長いテープ(12)から形成される。各テープが複数の自然な経路セグメント(72a、72g)によって画定される経路(70)に沿って配置され、自然な経路セグメントのそれぞれは隣接セグメントに対して非自然なオフセット角(76)を画定する。
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【課題】繊維強化プラスチック製の角パイプを連続的に製造するためのFRP製角パイプの連続製造装置並びにその連続製造方法を提供すること。
【解決手段】樹脂を含浸させた帯状の強化繊維材でなるプリプレグシートによって、FRP製の角パイプを連続的に製造する連続製造装置において、作製しようとする角パイプSPの長さと内側断面の寸法を断面にもつ横断面矩形の角型マンドレルMを順次連続的に送り出すマンドレル送り出し装置1と、角型マンドレルのまわりに±θ度の繊維を配列するバイアス方向繊維配列装置2と、角型マンドレルの四辺に長さ方向に沿って帯状の強化繊維のプリプレグシートをそれぞれ個別に積層して配列する0度方向繊維配列装置3と、前記角型マンドレルに沿って積層されたプリフォームを所定の外形寸法に整形する整形装置4とを含むものからなるFRP製角パイプの連続製造装置。 (もっと読む)


【課題】 円筒の両端にドーム部が連設されたライナに繊維束を巻き付けることにより、強化した耐圧容器を製造する耐圧容器製造方法において、繊維束の巻き付け時にライナに作用する荷重を大幅に低減することによりライナの破損を防止する。また、この耐圧容器製造方法の実施に使用される繊維束巻付装置を提供する。
【解決手段】 ライナ10に繊維束20を巻き付ける際に、ライナ10の周囲を回転する第1可動レール3に第1ボビン群を配置し、第1可動レール3に隣接してライナ10の周囲を回転する第2可動レール4に第2ボビン群を配置し、ライナ10を軸方向に往復移動させながら、第1ボビン群と第2ボビン群とをライナ10の周囲で相互に反対方向に周回させる。 (もっと読む)


【課題】 CFRP等の質量が小さくかつ剛性が高い繊維複合材料を用いながら、所望の剛性分布が得られるような設計の自由度が高い構造からなる羽およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 羽面部3は、繊維軸が第1の方向に延びる第1のCFRP層、第1の方向に対して60度ずれた第2の方向に繊維軸が延びる第2のCFRP層、および、第2の方向に対して60度ずれた第3の方向に繊維軸が延びる第3のCFRP層の積層構造からなる。第1のCFRP層においては、第1方向に沿って延びる複数の細長板状部7が互いに間隔をおいて並んでいる。第2のCFRP層においては、第2方向に沿って延びる複数の細長板状部8が互いに間隔をおいて並んでいる。第3のCFRP層においては、第3方向に沿って延びる複数の細長板状部9が互いに間隔をおいて並んでいる。 (もっと読む)


【課題】 構造部材に使用される衝撃吸収部材であって、従来よりもさらに大きなエネルギー吸収量を実現する衝撃吸収部材の製造方法を提供する。
【解決手段】 中空の構造部材200と、その表面の全部又は一部を覆う、繊維強化部材100とからなる衝撃吸収部材300の製造方法であって、硬化後に繊維強化部材100となるプレプリグ150を形成するプレプリグ形成工程と、繊維強化部材100が、引張最大荷重特性、圧縮最大荷重特性、引張最大変位特性、及び圧縮最大変位特性からなる群より選択される一以上の特性を有し、異なる前記特性が前記構造部材の表面上に交互に形成されるようにプレプリグ150を構造部材200上に配置するプレプリグ配置工程と、プレプリグ150を硬化させて繊維強化部材100を形成するプレプリグ硬化工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】二軸方向を補強した繊維補強シートであって、その二軸方向は繊維補強シートの長手方向に対し対称方向であるものを提供する。
【解決手段】繊維束2を一方向に引き揃え配列した繊維シート3を一対の折り返しガイド部12に沿ってθ°の傾きをもたせて重ねるように順番に折り返して巻き付け、繊維シート3の方向が+θ°よりなる第1繊維シート層4と−θ°よりなる第2繊維シート層5の二層から構成された繊維補強シート1を製造する。 (もっと読む)


航空機胴体の複合セクション、およびこのようなセクションを製造する方法およびシステムがここに開示される。本発明の一実施形態にしたがって構成された複合セクションは、外板および少なくとも第1および第2のスティフナ(730)を含む。外板は、軸周りに360°にわたって延在する連続的な表面を形成する複数の単方向繊維を含むことができる。第1のスティフナ(730)は、外板の内部表面に接合される第1のフランジ部分と、外板の内部表面から離れて内側に突出する第1の突起部とを含むことができる。第2のスティフナは、外板の内部表面に接合される第2のフランジ部分と、外板の内部表面から離れて内側に突出する第2の突起部とを含むことができる。本発明の一実施形態にしたがって胴体のセクションを製造する方法は、複数の未硬化のスティフナをマンドレルアセンブリ上に位置づけることを含む。方法は、複数の繊維トウをマンドレルアセンブリ上の複数の未硬化のスティフナの周囲に適用することをさらに含むことができる。
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