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Fターム[4G054BA22]の内容

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【課題】原料として針状ワラストナイトを多量に使用したけい酸カルシウム材において、物性を低下させることなく、その廃材を原料の一部として再利用した、耐火性及び耐熱性に優れたけい酸カルシウム材の製造方法を提供する。
【解決手段】1200℃における加熱残存収縮率が4%以下であるけい酸カルシウム材の製造方法であって、以下の原料(A)から(E)を含有し、原料(D)に占めるCaO成分と原料(E)に占めるSiO2成分とのCaO/SiO2モル比が0.9〜1.2である原料を必須原料とし、前記原料に水を添加して湿式混合し、抄造法又はプレス脱水法により脱水成形して生板を得、得られた生板をオートクレーブ養生し硬化させることを特徴とするけい酸カルシウム材の製造方法。
(A)針状ワラストナイトを30〜60質量%含有し、かつ1200℃における加熱残存収縮率が5%以下であるけい酸カルシウム材の廃材の粉末であって、目開き150μmのフルイで90質量%以上通過するように粒度を調整した廃材粉末 5〜15質量%、
(B)針状ワラストナイト 30〜60質量%、
(C)セルロースパルプ、ガラス繊維、耐アルカリガラス繊維、炭素繊維、炭化珪素繊維、アクリル繊維、ポリプロピレン繊維、レーヨン繊維、アラミド繊維及びポリエチレンパルプから選択される1種又は2種以上からなる補強繊維 1〜10質量%、
(D)石灰質原料 14〜35質量%、及び
(E)けい酸質原料 10〜29質量%。 (もっと読む)


【課題】けい酸カルシウム板の外周部となる小口に亀裂が発生しにくく、かつ製造コストの上昇を抑制できるけい酸カルシウム板の製造方法を提供する。
【解決手段】石灰質原料、けい酸質原料および繊維原料を含有する原料スラリーを調製し、成形装置によりこれを板状に成形して厚さが5mm〜100mmの未硬化板Uを得、未硬化板Uを積み重ね、厚さが30〜200mmの単位体101を形成し、単位体101をさらに積み重ねるとともに、単位体101間に水蒸気導入板102を設置し、ブロック10を形成し、これをオートクレーブ装置内でオートクレーブ養生し、硬化させるに際し、水蒸気導入板101の空間部の厚さが、A>20−(10/35)×B(Aは、空間部の厚さ(mm)であり、Bは、成形装置の設置場所の雰囲気温度(℃)である。)を満足する製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、原料としてゾノトライトを使用した場合であっても、原料スラリーのろ水性の低下を抑制し、加圧脱水成形法を用いて軽量のけい酸カルシウム材を効率良く製造するための方法を提供することにある。
【解決手段】本発明は、石灰質原料、けい酸質原料並びにゾノトライトを必須原料とし、これら必須原料に水を加えて混合することにより得られた原料スラリーを加圧脱水成形して生板を得、次いで該生板をオートクレーブ養生して硬化させてなるけい酸カルシウム材の製造方法において、
(1)ゾノトライトとして、予め合成された針状結晶が凝集した二次粒子からなるスラリー状態のゾノトライトを使用し、該スラリー状態のゾノトライトに、石灰質原料と、非晶質シリカを添加し、混合してゾノトライト混合スラリーを得る工程;
(2)得られたゾノトライト混合スラリーを断続的に攪拌しながら、大気圧下において70〜95℃の温度で15分以上の加熱処理を行う工程;
(3)加熱処理したゾノトライト混合スラリーに、原料の残部と水を加えて混合し、原料スラリーを得る工程;
(4)原料スラリーをプレス脱水成形して生板を得る工程
を備えてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 劣悪な下水による劣化や損傷が少なく、岩石などによる衝撃にも強いコンクリート製の分割インバートブロックを製造できるようにした製造方法を提供する。
【解決手段】 普通ポルトランドセメントを45〜60重量%、細骨材を30〜40重量%、フライアッシュを10〜15重量%、シリカヒュームを1〜2.5重量%、強化繊維を0.7〜2重量%及び添加剤を0.5〜2重量%の各範囲内で総量が100重量%となるように配合し、この配合原料と水とを水セメント比50%の割合で強制混和し、混和原料を成形型に投入して60〜70kgf/cm2の圧力で1〜4秒間1次加圧した後、90〜120kgf/cm2の圧力で1〜4秒間2次加圧して脱水し、加圧成形品を受板上に受けて25〜40°Cの範囲の温度及び90%以上の湿度の雰囲気で12時間以上養生して製品の分割インバートブロックとする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、薄物であっても自重によるたわみが少なく、運搬及び施工の際のハンドリング性が良く、作業し易く、更に、不燃性に優れた、すなわち、JIS A 5430附属書規定の試験装置を用いた加熱時間20分での発熱性試験における総発熱量の少ない薄物無機質抄造板の製造方法を提供することにある。
【解決手段】本発明の薄物無機質抄造板の製造方法は、マトリックス形成用水和性原料30〜70質量%;濾水度がカナディアン標準フリーネスで150〜450mlの範囲内にある天然繊維3〜9質量%並びに繊維長6.0〜0.2mm、繊維径10〜50μmの範囲内にある無機繊維及び/または合成繊維(石綿を除く)0.5〜5質量%、ただし天然繊維並びに無機繊維及び/または合成繊維の合計量3.5〜12質量%;予め石灰質原料及びけい酸質原料を水熱合成して得られる平均粒子径が30μm〜100μmの範囲内にあるけい酸カルシウム水和物5〜30質量%;ワラストナイト5〜20質量%;及び無機質充填材1〜15質量%を含有してなる配合物を湿式混合してスラリーを得、得られたスラリーを抄造することにより生板を得、該生板を加圧脱水時の保持圧力16〜40N/mmで加圧脱水した後、養生硬化することにより厚さ2〜5mm、見掛け密度1.2〜1.5g/cmの硬化体を得ることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】セメント含有スラリーの脱水成型を確実に、且、円滑に行うことができ、成型効率を向上し、様々な形状のセメントコンクリート製品を製造することができる成型用型、これを用いた成型装置、及び、成型方法を提供する。
【解決手段】成型用型1を構成する基体部10は、内部空間100と、内部空間100を画定する内側壁面11とを有している。通水部材13は、薄板状であって、その一面と、内側壁面11との間に隙間g1が生じる関係で、内側壁面11と面対向している。成型空間14は、通水部材13の他面によって画定されている。排水路15は、通水部材13と内側壁面11との間の隙間g1であって、面対向部分の全長に渡って伸びている。本発明に係る成型装置は、成型用型1と、押し型3との組み合わせによって構成され、押し型3は、成型空間14に出し入れ可能に組み合わされる。 (もっと読む)


【課題】材料のロスを抑えながら、薄くても構造不良の生じにくい磁石を製造できる磁石の製造方法、これにより得られる磁石、磁石用成形体の製造装置を提供すること。
【解決手段】磁性粉末及び分散媒を含むスラリーSを成形装置12のキャビティC内に供給する工程、スラリーSに磁場を印加しながらスラリーSを圧縮成形し成形体を得る工程、成形体を焼結して磁石を得る工程を含み、成形装置12が、スラリーSが供給される貫通穴121aを有し、スラリー供給孔121dが内壁面121bに形成される金型121と、貫通穴121aに挿入される金型122と、金型123、122とともにキャビティCを形成する金型123を備え、スラリーSは、金型122が貫通穴121aに挿入されてスラリー供給孔121dを塞いだ時点のキャビティCの容積以下の量となるように供給され、成形体を得る工程で、金型122がスラリー供給孔121dを塞いだ後にスラリーSが圧縮成形される磁石の製造方法。 (もっと読む)


【課題】軽量であって滑らかな表面を有する無機質成形体を提供する。
【解決手段】主成分が以下の(a)〜(d)
(a)粒径が1〜500μmの非晶質シリカとカルシウム塩との混合物、
(b)粒径が1〜500μmの非晶質シリカ、
(c)粒径が1〜500μmの非晶質シリカに、粒径が50〜2000Åの粒状の非晶質シリカが多数不規則に付着した非晶質シリカ複合物とカルシウム塩との混合物、
(d)粒径が1〜500μmの非晶質シリカに、粒径が50〜2000Åの粒状の非晶質シリカが多数不規則に付着した非晶質シリカ複合物、
からなる群から選択される少なくとも1種である無機質成形体であって、当該成形体の少なくとも一面に於いて、当該最表面の光沢度が4%以上であることを特徴とする無機質成形体。 (もっと読む)


【課題】軽量であって滑らかな表面を有する無機質成形体を提供する。
【解決手段】珪酸カルシウムを主成分とする無機質成形体であって、当該成形体の少なくとも一面に於いて、最表面を走査型電子顕微鏡を用いて倍率10000倍で見た時、珪酸カルシウムの結晶が、当該最表面に沿うように配向した状態で観察され、且つ当該最表面の光沢度が4%以上で、且つ当該最表面を形成する前記結晶の配向指数が1.5以上であることを特徴とする無機質成形体。 (もっと読む)


【課題】水硬性セメントの湿潤シート等の成形体に対してプレス加工を施すにあたり、離型シートを介在させて離型する際に成形体の浮き上がりを確実に防止し、成形体における変形や破損等の不良の発生を防止することができるプレス装置を提供する。
【解決手段】成形体1の表面に凹凸加工を施すプレス装置に関する。下面に凹凸形状を有する成形面3が設けられた上盤2を具備する。プレス成形時に前記上盤2と成形体1との間に介在して、離型時に成形体1を支える離型シート4を具備する。前記離型シート4の上方に配置され、離型時に前記離型シート4を成形体1に向けて押圧する押圧部材5を具備する。 (もっと読む)


【課題】泥状物によってセラミックのタイルに所望のパターンを形成する装置及び方法を提供する。
【解決手段】泥状物を準備する手段と、少なくとも1つの種類の泥状物を保持する少なくとも1つの泥状物保持槽と、少なくとも1つのパターン形成トレイ300と、少なくとも1つの槽を、少なくとも1つのパターン形成トレイ300に接続する少なくとも1つの手段と、加圧脱水ユニット500と、を備えている。パターン形成ユニット200は、所望のパターンを形成するために、予め決められた種類、量、色の泥状物をパターン形成トレイ300に予め決められた順序で供給し、所望のパターンを有する泥状物は、セラミックのタイルまたは平板の厚さ全体にまで及ぶ所望のパターンを有する該セラミックのタイルまたは平板を形成するために、加圧脱水ユニット500で加圧される。 (もっと読む)


【課題】モルタル脱水成形プレス機に用いる金型に於いて、意匠型の成形面を焼入れによって硬化させることで磨耗を軽減させる。
【解決手段】モルタル脱水成形プレス機に用いる金型Aであって、上型1(意匠型)の成形面6を焼入れによって硬化させる。上型1(意匠型)の幅寸法と長さ寸法との比率が大きい場合、前記比率が1:1.3以下となるように分割して分割型1a〜1cを形成し、この分割型1a〜1cを焼入れした後、組み立てる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、比重をそれほど高くしなくても、軽量で強度および剛性に優れた軽量無機質板状体及びその製造方法を提供せんとするものである。
【解決手段】ケイ酸カルシウム水和物と、木質補強材と、水硬性無機質材料と、無機質軽量体とからなり、ケイ酸カルシウム水和物100質量部に対し、前記水硬性無機質材料が20乃至185質量部、前記ケイ酸カルシウム水和物100質量部に対し、前記無機質軽量体が3.5乃至25質量部であることを特徴とする軽量無機質板状体。 (もっと読む)


【課題】製造工程における歩留まりを向上させ、品質を安定させることのできる磁場成形装置、フェライト磁石の製造方法等を提供することを目的とする。
【解決手段】磁場成形するに際し、複数のキャビティ13を有した臼型19を、コントローラの制御により、臼型19の下方のヒータブロックに設けたヒータ部材20で臼型19の各部の温度に応じて加熱することで、各キャビティ13におけるスラリー温度を均一にする。このようにして、キャビティ13内における成形用スラリーの温度を均一に向上させることができるので、脱水性が良好かつ安定したものとなり、製品の歩留まりを向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】焼成時における成形体の割れ発生を低減することのできるフェライト磁石の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】焼成炉20で焼成を行うに先立ち、乾燥炉10において成形体100を乾燥させ、成形体100に含まれる水分量を、7wt%以下、より好ましくは4wt%以下、特に好ましくは1wt%以下となるように調整し、焼成時の温度上昇に際し、成形体100に含まれる水分の蒸発量を抑える。また、焼成炉20において、成形体100を焼成するに際し、分散剤が熱分解する温度を含む150℃から300℃までの昇温を、30分以上、より好ましくは45分以上かけて行うことにより、分散剤の熱分解が急激に進むのを抑制し、これによるガス発生を緩やかなものとする。 (もっと読む)


【課題】 防音性(遮音・吸音)、防火・耐火性、軽量性、優れた圧縮および引張り強度(優れた可塑変形性)、通湿性等を有し得、構造耐力面材としても使用しうる複合材を提供する。
【解決手段】 無機系の板もしくはシート材を得るための原料組成物(I)に、木質系繊維もしくは合成高分子系繊維を配合して得られる、木質系繊維もしくは合成高分子系繊維に富む原料組成物(II)を板もしくはシート状に形成したグリーンボディ(II)を得、該原料組成物(I)を板もしくはシート状に形成したグリーンボディ(I)と該グリーンボディ(II)とを積層し、ついで水熱もしくは硬化養生処理して、3点曲げ試験においてクロスヘッド速度が5mm/分から50mm/分に増加しても、ひずみ可塑変形量が増加する特性を有する複合材を得ることを特徴する複合材の製造法。 (もっと読む)


【課題】擬石を短時間で大量に製造できる擬石の製造方法の提供を課題とする。
【解決手段】本発明の擬石の製造方法は、少なくとも、セメント、細骨材、粗骨材、水を練り混ぜて流動性を調整することにより、所定の形状を自己保持できると共に、内部に空隙が発生するのを抑制可能なコンクリート材料19を形成し、このコンクリート材料19を加圧して脱水する。コンクリート材料19が所定の形状を自己保持できるので、プレス成型が容易になる。コンクリート材料19の水分が少ないので、プレス成型後に型枠17を直ぐに脱型できると共に、養生期間を短くできる。これにより、一個の型枠17で短時間に大量の擬石を製造できる。また、コンクリート材料19内に空隙が発生するのを抑制できるので、緻密な組成を有する高品質な擬石を製造できる。 (もっと読む)


【課題】 引き抜き強度を高めることができる残存型枠を提供することを課題とする。
【解決手段】 コンクリート打ち込みのための型枠を、コンクリートが凝固した後も撤去しないで残存させるコンクリート製残存型枠10であり、この残存型枠10は、裏面13に、勾配が1/100〜1/10である基本凹部16を複数個設けたことを特徴とする。
【効果】 基本凹部16は勾配が極く小さいため、この基本凹部に流れ込んだコンクリートにより、引き抜き強度を高めることができる。仮に引っ張り金具を設けるにしても、引っ張り金具の径を小さくすることができ、引っ張り金具の軽量化を図ることができる。 (もっと読む)


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