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Fターム[4G077CF10]の内容

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【課題】ルツボの構成材料に含まれるアルカリ金属によってルツボ内のシリコン融液が汚染されるのを防止することができ、しかも、シリコン融液の保持のための十分な強度を備えており、シリコン単結晶引上げの歩留向上を図ることができるシリコン単結晶引上げ用石英ガラスルツボを提供する。
【解決手段】ルツボ内層が合成石英ガラスからなり、ルツボ外層が2〜10ppmの添加Alが固溶した天然石英ガラスからなる石英ガラスルツボを構成する。 (もっと読む)


【課題】シリコン単結晶インゴットの育成効率を低下させることなく、熱処理装置の大型化、煩雑化を防止し、かつ、熱処理時におけるスリップ転位の発生や不純物汚染を抑制することができ、ウェーハの表層部及びバルク部においてもCOPやBMD等の欠陥を低減させることができるシリコンウェーハの製造方法を提供する。
【解決手段】CZ法によりV−リッチ領域からなる酸素濃度が0.8×1018atoms/cm(old−ASTM)以下であるシリコン単結晶インゴットを育成する工程と、インゴットを切断してV−リッチ領域からなるスライスウェーハを得る工程と、スライスウェーハの表裏面を平坦化処理し、更にエッチング処理する工程と、エッチング後のウェーハを、熱処理用部材を用いて枚葉で単数又は複数保持して酸化性ガス雰囲気中、1150℃以上1200℃以下の最高到達温度で5分以上10時間以下熱処理する工程と、酸化膜を除去する工程と、少なくとも半導体デバイス形成面となる表面を鏡面研磨する工程と、を備える (もっと読む)


【課題】ルツボ内の溶融液面において、育成中結晶の外周近傍から外側に向けて流れる離心流(外向流)を形成し、結晶の有転位化を抑制する。
【解決手段】単結晶Cを引き上げる際、前記単結晶とルツボ3とを互いに逆方向に回転させ、前記単結晶の回転速度を、該単結晶と溶融液との固液界面における結晶外周の周方向線速度が150mm/s以上となるように制御し、前記ルツボの回転速度を、0〜5rpmの間で制御することによって、前記溶融液の液面にルツボ中央側から外側に向けて流れる離心流を形成する。 (もっと読む)


【課題】種晶の入れ替えにかかる時間を顕著に短縮し、生産性を向上し、更に繰り返し的な冷却及び再加熱による変形及び寿命減少を防止すること。
【解決手段】本発明のサファイア単結晶成長装置は、アルミナを収納しアルミナが溶融される第1チャンバーであって上面に挿入口が形成されている第1チャンバーと、第1チャンバーの挿入口と連通するように第1チャンバーの上部に設けられた第2チャンバーと、第2チャンバーを通過して第1チャンバー内に下降するか、または第1チャンバーから上昇する種晶ロッドであって終端に種晶が設けられた種晶ロッドと、第2チャンバーの下端に設けられ挿入口を開閉するチャンバー遮断部とを含み、種晶の入れ替えのために種晶ロッドの終端が上昇し第2チャンバーの内部に収納されれば、チャンバー遮断部は、挿入口を閉鎖することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】成長する単結晶に熱を供給するためのリング形状の抵抗ヒータを提供する。
【解決手段】抵抗ヒータは、上部リング1と下部リング2とを含み、上部リング1と下部リング2とは、これらのリングを通って導電される電流の流れ方向がこれらのリングにおいて反対であるように、下部リング2のリングギャップに隣接するループ部により電気的に導電的に接続される。上記抵抗ヒータはさらに、上部リング1と下部リング2とをある距離にて一緒に保持する接続要素18と、上部リング1および下部リング2を通って電流を導電するための電流リード11,12とを含む。 (もっと読む)


【課題】目的とする混晶単結晶と異なる格子定数の種結晶を出発原料として、混晶単結晶の育成のための種結晶を、より短い育成時間とより少ない加工工数により得る。
【解決手段】チョクラルスキー法による混晶単結晶育成用の種結晶を得る際に、目的とする混晶単結晶と異なる格子定数の種結晶を基部(12a)として、該基部(12a)の格子定数に対して格子定数の比が歪による育成不良を生じない範囲となるように融液を調整して、該基部の先端側に混晶層(12b)を育成し、必要に応じて、この混晶層(12b)の格子定数に対して格子定数の比が歪による育成不良が生じない範囲となるように融液を調整して、該混晶層(12b)の先端側にさらなる混晶層(12c)を育成することにより、多層の混晶層を備える混晶単結晶(13)育成用の種結晶(12)を得る。 (もっと読む)


【課題】シリカガラスルツボを製作するための黒鉛製モールドのおいて、製作が容易で安価であり、冷却に長時間を要せず、気体の除去が容易である、黒鉛製モールドを提供する。
【解決手段】溶融シリカルツボを製造するためのモールド66が内部穴80を有する円筒状缶78を含む。黒鉛インサート70は前記穴内に受容されかつ前記ルツボの下面を形成するように設けられた上面を有し、前記缶の内部穴が前記ルツボの側壁を形成する。シリカ粒子124は前記モールドが回転する間に該モールド内に投入される。前記インサートの上方の前記缶の内部及び前記インサートの内部に形成された穴は溶融中に前記シリカを介して空気を吸引する。 (もっと読む)


【課題】引き上げる単結晶の大きさに拘わらず、1.3×1018atoms/cm以上の高酸素濃度を有する単結晶を有転位化させることなく育成することができる単結晶引上方法を提供する。
【解決手段】単結晶Cを引き上げる際、炉内圧力を40〜80torr、ルツボ回転数を3〜8rpmの間で制御すると共に、上下一対の電磁コイル13,14により印加される上部磁場と下部磁場の磁場強度比(上部磁場/下部磁場)を0.7〜0.95の間で制御し、かつ、シリコン溶融液Mの液面M1を0(mm)位置とし、前記液面M1に対して垂直である鉛直方向における前記液面M1から上方向を正の方向、前記液面M1から下方向を負の方向としたとき、前記単結晶Cの中心軸上の前記鉛直方向における磁場強度が0(ガウス)となる0磁場水平位置を−10〜+100mmの間に制御する。 (もっと読む)


【課題】熱ロスを防止し、省電力効果を得ることができ、かつ、安全性も確保することができるCZ法単結晶育成装置を提供する。
【解決手段】原料融液5を収容するルツボ3と前記原料融液5を加熱するヒーター6とを格納するメインチャンバー2を具備するチョクラルスキー法によって単結晶インゴットを製造する単結晶育成装置1であって、前記ルツボ3の下側であって前記メインチャンバー2の底部に接触しない中空に、前記ルツボ3から漏れてきた融液17を収容することのできる、炭素材からなる第1断熱板4’を有し、前記第1断熱板4’は、受皿形状を有し、炭素繊維からなる断熱材で充填されたものであり、前記第1断熱板4’の湯漏れ融液の受容量は、前記ルツボ3に収容された原料融液5の最大容量以上であることを特徴とする単結晶育成装置1。 (もっと読む)


【課題】熱ロスを防止し、省エネ効果を得ることができ、かつ、安全性を確保することができる単結晶育成装置を提供する。
【解決手段】原料融液5を収容するルツボ3とそれを加熱するヒーター6とを格納するメインチャンバー2と、メインチャンバー2の底部に設置されルツボ3から漏れてきた融液17を収容する湯漏れ受皿8とを具備する単結晶育成装置1であって、ルツボ3と湯漏れ受皿8との間に設置され、ルツボ3から漏れてきた湯漏れ融液17を誘導して湯漏れ受皿8へ落下させるための誘導構造を有する下部誘導部材4を有し、湯漏れ受皿8は、湯漏れ受皿8内の空間に充填された受皿充填断熱材16を有し、受皿充填断熱材16の容積は、ルツボ3に収容された原料融液5の最大容量以上であり、受皿充填断熱材16は、下部誘導部材4で誘導された湯漏れ融液17が落下する位置に、落下した湯漏れ融液17を湯漏れ受皿8の下部に導くための誘導路16aを有する。 (もっと読む)


【課題】熱ロスを防止し、省エネ効果を得ることができ、かつ、安全性も確保できるCZ法単結晶育成装置を提供する。
【解決手段】原料融液5を収容するルツボ3と前記原料融液5を加熱するヒーター6とを格納するメインチャンバー2と、該メインチャンバー2の底部に設置され前記ルツボ3から漏れてきた融液17を収容する炭素材からなる湯漏れ受皿8を具備するチョクラルスキー法によって単結晶インゴットを製造する単結晶育成装置1であって、前記湯漏れ受皿8は、該湯漏れ受皿内に充填された複数個の受皿充填断熱材16を有し該受皿充填断熱材16の占める充填容積は、前記ルツボ3に収容された原料融液5の最大容量以上であり、前記受皿充填断熱材16のうち少なくとも湯漏れ融液17が落下する近傍の受皿充填断熱材16は、直径1cm以上10cm以下である球形状又は多面体形状であることを特徴とする単結晶育成装置1。 (もっと読む)


【課題】
CZ工程において用いられる時、るつぼ壁にはほとんど体積変化が観察されず、そして溶融レベルにおいてはほとんど影響せず、減少した結晶欠陥でゆっくり引き上げられるシリコンインゴットに特に好適なるつぼを提供する。
【解決手段】
本発明のシリカガラスるつぼは、安定している無気泡内層及び不透明な外層を有し、この両方の層は、チョクラルスキー工程の操業中、減少した気泡成長を示す。本発明の溶融工程は、成形された粒子が緻密な溶融シリカに溶融される溶融前線において動力学的なガスバランスを制御している。 (もっと読む)


【課題】チョクラルスキー法によるシリコン単結晶の製造において、グローイン欠陥の発生を抑制すると共に、結晶の有転位化を抑制することができる単結晶引上装置を提供する。
【解決手段】ルツボ3の上方に設けられ、上部と下部とが開口形成されて、引き上げられる単結晶Cの周囲を包囲すると共に、前記単結晶を冷却する冷却筒7を備え、前記冷却筒7の内周面側には、複数の環状凹部7aが周方向に沿って並列状に形成されている。このような構成により、単結晶Cからの輻射熱は前記冷却筒7によって単結晶に向けて反射されることが無く、複数の環状凹部7aにおいて効果的に吸収されるので、単結晶Cを効率よく冷却することができる。 (もっと読む)


【課題】酸素濃度を低減させたシリコン基板を製造するシリコン基板の製造方法を提供する。
【解決手段】チョクラルスキー法により製造されたシリコン単結晶体から切り出されたシリコン基板のデバイス形成予定領域部分を厚さ50〜200μmに加工し、温度T(℃)、時間t(秒)、初期酸素濃度Oi(原子個/cm)としたとき、t=f(Oi)(Tsi/200)/{[0.52exp[−2.94×10/(273+T)]} (ただし式中、f(Oi)=1.43×10−69Oi−3.35×10−51Oi+2.51×10−33Oi−3.99×10−16Oi−83.43である)で与えられる温度T(℃)以上の温度で、時間t(秒)以上の時間アニールする。 (もっと読む)


【課題】黒鉛ルツボに関する酸化消耗による肉厚低減と珪化(SiC化)による問題を回避することが可能なルツボ装置、該ルツボ装置用加熱装置及び、それら装置で構成される単結晶引上げ装置を提供する。
【解決手段】単結晶引上げ装置1は、ルツボ装置3と、加熱装置10とを備える。ルツボ装置3は、石英ルツボ5と、石英ルツボ5を下部で保持する黒鉛製受け皿6とから構成される。石英ルツボ5は、直胴部5cと底部5aと該底部5aから該直胴部5cに連なる曲面状部分5bとからなる。加熱装置10は、ルツボ装置3の外周を囲むようにして配置されるヒータ10と、ルツボ装置3とヒータ11との間に介在され、ルツボ装置3の外周を囲むようにして配置される円筒状の炭素質材から成る介在部材12とを備える。介在部材12は、石英ルツボ5と微小隙間Mをあけて配置されている。 (もっと読む)


【課題】結晶性に優れ、異なる直径の単結晶を容易に育成することができる単結晶製造装置等を提供する。
【解決手段】単結晶引き上げ装置1は、底部21の周囲から立ち上がる筒状の壁部22と、壁部22上に設けられ、中央部に開口23aを有する円板状の蓋部23とから構成され、アルミナ融液300を保持するるつぼ20と、るつぼ20を壁部22から加熱する上部ヒータ30と、るつぼ20の下方に設けられ、るつぼ20を底部21から加熱する下部ヒータ35と、アルミナ融液300からサファイアインゴット200を引き上げる引き上げ棒40と、上部ヒータ30に電力を供給する上部ヒータ電源90と、下部ヒータ35に電力を供給する下部ヒータ電源95とを備えている。 (もっと読む)


【課題】結晶育成時におけるタンタル酸リチウム単結晶の曲がりを抑制してその生産性が改善されたタンタル酸リチウム単結晶の育成方法を提供すること。
【解決手段】この育成方法は、坩堝3に収容された原料の溶融液10に種結晶8を接触させ上記種結晶を回転させつつ上方に引き上げることでタンタル酸リチウム単結晶11を育成する方法であって、タンタル酸リチウム単結晶の直胴部を育成するとき該単結晶の回転方向を5〜800分の一定間隔で反転させることを特徴とする。この育成方法によれば、結晶育成中におけるタンタル酸リチウム単結晶がX軸方向へ曲がる現象を抑制できるため、育成されたタンタル酸リチウム単結晶インゴットからウエハーを得る場合、直径不良のウエハーが発生し難くなる。従って、ウエハーの取得可能枚数を増大できるためウエハーの生産性が大幅に向上してコスト削減に寄与できる効果を有する。 (もっと読む)


【課題】引上げ中に生じた予想し得ない外乱がヒータ温度に与える影響を抑制することが可能な半導体単結晶の引上げ方法及び引上げ装置を提供する。
【解決手段】予め設定された温度プロファイルに基づいてヒータ18を制御しながら半導体単結晶11を引上げる。ヒータ18の温度プロファイルの設定に寄与する過去の単結晶の引上げデータをデータベースに蓄積し、この過去の単結晶の引上げデータから次に引上げる単結晶のヒータの温度プロファイルを第1評価機能に基づいて評価する。第1評価機能に基づいて次に引上げる単結晶のヒータ18の温度プロファイルを引上げ前に修正し、この修正された温度プロファイルに基づいてヒータ18を制御しながら単結晶11を引上げる。単結晶11の引上げ中に所定の引上げ長毎に上記修正された温度プロファイルを更に自動修正しこの自動修正された温度プロファイルに基づいてヒータ18を制御しながら単結晶11を引上げる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、LPDが極限まで低減され、検査工程及び出荷段階で不良品発生率が低いシリコンウェーハを、歩留まり良く製造できる方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明では、CZ法により育成された無欠陥シリコン単結晶からシリコンウェーハを製造する方法であって、
前記無欠陥シリコン単結晶からスライスされ、鏡面研磨されたシリコンウェーハを準備した後に、
前記鏡面研磨されたシリコンウェーハを、500℃以上600℃以下の温度で、4時間以上6時間以下の時間で熱処理する熱処理工程と、
前記熱処理工程後のシリコンウェーハを、研磨量が1.5μm以上となるように再研磨する再研磨工程とを行うことを特徴とするシリコンウェーハの製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】冷却時における石英ガラスルツボの食い込みを抑制でき、石英ガラスルツボを破壊することなく、容易に取り外すことができ、更には珪化を抑制できる、特定の物性を有する炭素繊維強化炭素複合材からなる炭素繊維強化炭素複合円筒部材及び炭素繊維強化炭素複合円筒部材の製造方法、並びに炭素繊維強化炭素複合材ルツボ及びこのルツボの製造方法を提供する。
【解決手段】溶融材料を収容する石英ガラスルツボを支持、保持するために用いられ、底部22と、前記底部の上方に設けられた直胴部(円筒部材)21とを有する炭素繊維強化炭素複合材ルツボ20であって、少なくとも前記直胴部(円筒部材)が、引張弾性率が400GPa以上900GPa以下のピッチ系炭素繊維を用いた炭素繊維織布を含む炭素繊維強化炭素複合材から形成され、かつ常温から800℃の温度域における直胴部の周方向の平均線熱膨張係数が、石英ガラスの平均線熱膨張係数以下である。 (もっと読む)


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