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Fターム[4H006BA23]の内容

Fターム[4H006BA23]に分類される特許

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本発明は、メタンなどの炭化水素をより反応性の官能性を含むアルコールなどの物質または他の物質に選択的に変換する方法およびプロセスを開示する。本発明は、炭化水素のC−H結合からC−O、C=C、CCおよびC−X(式中、Xはヘテロ原子である)などの官能基化結合への変換を助長する新しい触媒の設計を開示する。具体的には、本発明は、塩基性溶媒、例えば共役塩基アミドを含むアミンの溶液、共役塩基アルコキシドを含むアルコールの溶液、含水水酸化物、NaOH/KOHまたはNaNH/KNHなどの塩基の混合融解塩の、炭化水素からより役に立つ生成物への直接的、選択的な簡易変換のために用いることができる金属イオン(または他の触媒)およびオキシダントが溶解する、反応溶液としての使用に関係する。
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ルテニウム塩、錫塩およびそれらの混合物からなる群より選択される少なくとも1種の金属塩触媒安定剤を含むロジウム基体の触媒系を使用し、反応混合物中メタノールおよびその反応性誘導体のカルボニレーションによる酢酸を製造するための方法が提供される。金属塩安定剤は、酢酸生成物の回収の間、特に、酢酸回収スキームのフラッシャーユニットにてロジウム金属の沈殿を最小化する。ロジウム金属の安定性は、反応混合物の約3wt%より高いヨウ化物イオン濃度を発生する濃度のヨウ化物塩助促進剤の存在で低水含量反応混合物中で酢酸が生成される時でさえ達成される。安定化する金属塩は、酢酸製造のための反応混合物中に金属とロジウムとのモル濃度約0.1:1〜約20:1で存在するのがよい。安定化する金属塩は、その他の触媒安定剤および触媒促進剤との組み合わせであってもよい。 (もっと読む)


【課題】医・農薬の中間体として有用である光学活性β−ヒドロキシ−α−アミノカルボン酸誘導体のアンチ体の効率的な製造方法を提供する。
【解決手段】式(1)
【化45】


[式中、Rは、置換若しくは無置換のC1−20アルキル基又は置換若しくは無置換のC4−12芳香族基を意味し、Rは、置換若しくは無置換のC1−20アルキル基又は置換若しくは無置換のC4−12芳香族基を意味する。]で表されるα−アミノアシル酢酸エステル化合物を、酸の存在下において、触媒的不斉水素化反応により水素化することを特徴とする、式(2)又は式(3)
【化46】


[式中、R及びRは、前記と同じ意味を示す。]で表される光学活性β−ヒドロキシ−α−アミノカルボン酸誘導体の製造方法。
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【課題】 Au触媒を用いると、例えばアルコールの酸素酸化等の反応が効率よく進行するが、実操業レベルにスケールアップすると、反応効率、すなわち原料転化率や、目的物への選択率が、比較的短期間で低下してしまう。この触媒の性能劣化の原因を突き止めると共に、このような性能劣化を抑制する方法を見出すことを課題とした。
【解決手段】 Au触媒を用いて液相反応を行うにあたり、FeによるAu触媒の被毒を抑制するため、反応系に、7A族、Feを除く8族、Auを除く1B族、2B族、3B族および4B族よりなる群から選択される1種以上の金属元素を存在させることを特徴とするAu触媒の劣化抑制方法である。 (もっと読む)


本発明は、高純度テレフタル酸(PTA)を調製する方法であって、反応器内の水性媒質中に粗テレフタル酸(CTA)を溶解させ;水素化触媒を用いて、約260〜320℃の温度およびゲージ圧で約1100〜1300psi(約7.6〜9.0MPa)の圧力でCTAを水素化し;蒸発冷却せずに、溶液の温度を約160℃まで低下させることによって、反応器中のテレフタル酸を結晶化させ;反応器の内容物を濾過ユニットに移送し;約140〜160℃の温度およびゲージ圧で約40〜100psi(約280〜690kPa)、好ましくは80〜100psi(約550〜690kPa)の圧力で、内容物を濾過して、濾過ケーキを得て;得られた濾過ケーキを、濾過ユニット内において約140〜160℃の温度の水で洗浄し;濾過ケーキを乾燥させる各工程を有してなる方法に関する。 (もっと読む)


反応塔中で反応を実施することを特徴とする、1,3−プロピレンジアミン(1,3−PDA)を不均一系触媒の存在で連続的に反応させることによりビス(3−アミノプロピル)アミン(ジプロピレントリアミン、DPTA)を製造する方法。
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【課題】 光学活性anti−β−ヒドロキシアミノ酸誘導体を高品質で効率よく得ることができる製造方法を提供すること。
【解決手段】 下記一般式(1)で示されるβ−ケトアミノ酸誘導体の有機または無機酸塩を、特定のルテニウム−光学活性ホスフィン錯体を用いて不斉還元する下記一般式(2)で示される光学活性anti−β−ヒドロキシアミノ酸誘導体の製造方法。




(*が付された2個の炭素原子に結合した水酸基とアミノ基は互いにantiの立体配置を有する。) (もっと読む)


【課題】 本発明は、ルテニウム触媒を両親媒性の架橋性高分子中に固定することにより調整された、高分子固定化ルテニウム触媒を用いる有機合成反応方法を提供する。
【解決手段】 ルテニウムを架橋高分子に担持させてなる高分子固定化ルテニウム触媒であって、該架橋高分子が芳香族側鎖及び親水性側鎖を有する架橋性高分子を架橋させてなることを特徴とする高分子固定化ルテニウム触媒である。この高分子担持ルテニウム触媒は、例えば極性溶媒を含む溶液中で該架橋性高分子に該ルテニウムの超微粒子を担持したミセルを形成した後、該架橋性高分子を架橋反応に付すことによって形成されることが好ましい。この触媒は、アルコールやスルフィドの酸化反応に用いることができる。
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本発明は、1つ以上の共通の反応剤供給ライン、2つ以上の単独ユニット操作式反応器部、及び1つ以上の共通の生成物排出ラインを有する、化学反応を行うのに好適な反応器システムに関する。この反応器システムは、触媒上で合成ガスから炭化水素を合成するのに特に好適である。 (もっと読む)


【課題】 光学活性β−ヒドロキシアミノ酸誘導体を高品質で効率よく得ることができる製造方法を提供すること。
【解決手段】 下記一般式(1)で示されるβ−ケトアミノ酸誘導体を、特定のルテニウム−光学活性ホスフィン錯体を用いて不斉還元することを特徴とする下記一般式(2)で示される光学活性β−ヒドロキシアミノ酸誘導体の製造方法。


(式中、R1は置換基を有していても良いアルキル基、等を示し、R2は水素原子、アルキル基、等を示し、R3は水素原子、アルキル基、等を示す。)


(式中、R1、R2およびR3は上記の定義と同義であり、*は不斉炭素を表す。) (もっと読む)


【課題】 本発明は、石油化学製品として安価に得られるキシレン等から環境にやさしく高収率でピロメリット酸を工業的に製造することができる方法を提供する。
【解決手段】 1,2,4,5−置換アルキルベンゼン誘導体を、酸化触媒を用いて酸素酸化するピロメリット酸の製造方法において、置換基の1〜3個がアセトキシメチル基あるいはヒドロキシメチル基であるアルキルベンゼン誘導体を用いる。 (もっと読む)


セラミックマイクロリアクタが記述され、大きな反応熱を有する反応を実行し、少なくとも3つの内部スペースを有し、少なくとも1つの内部スペースは内部バッファを有し、内部バッファの形状、個数および位置付けが均一な流れを保証する。マイクロリアクタは、不活性なセラミック材料、好ましくはアルミニウム酸化物の少なくとも7つのプレート状の層でモノリスとして構成され、層は、上部の加熱/冷却スペースと、中央の反応スペースと、下部の加熱/冷却スペースとを形成する。1つの内部スペースは、貴金属を含む触媒のコーティングを有する。内部バッファの形状、個数および位置付けは、流れのシミュレーション計算の手段によって決定され、内部バッファは、好ましくはひし形の形状を有する。マイクロリアクタは、大きな反応熱を有する反応、特に不均一な気相の反応に非常に良い選択性を示し、特に燃料電池技術で水素の生成および/または浄化に用いられる。
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【課題】 触媒の選択性を制御するための新規な触媒選択性制御方法および該制御方法を実現する触媒組成物を提供すること。
【解決手段】 担体上に金属酸化物等の無機触媒成分を担持させる工程、および有機シラン化合物等の有機化合物を該担体上に共有結合させる工程を包含する方法を使用して、担体上に無機触媒成分および有機化合物が担持された触媒組成物を製造する。 (もっと読む)


【課題】達成すべき変換率に対して可能な限り少量の触媒で実施可能な水素化方法を提供する。
【解決手段】水素化を少なくとも2個の直列に連結された水素化ユニット中で実施し、その際、2個の水素化ユニットの少なくとも1個をループ式に運転し、水素化のためにa)実施すべき水素化キネティクスを測定し、b)予め設定された反応器入口濃度および出口濃度によって、使用される反応器の型に必要な触媒体積を算出し、c)算出された触媒体積を組合せることによって、必要とされる全触媒体積を算出し、d)c)で算出された全触媒体積を変換率に対してプロットすることにより曲線を作成し、e)d)で作成された曲線の最小値を定め、かつ、f)個々の水素化ユニットの、最小値に割り当てられた触媒体積を算出することによって得られる触媒体積と、最大20%異なる触媒体積を使用する連続的接触水素化法により達成される。 (もっと読む)


分岐アルキル芳香族炭化水素の製造システムおよび方法が記載される。システムはオレフィン脱水素−異性化ユニット、アルキル化ユニットおよび分離ユニットを含む。分岐アルキル芳香族炭化水素の製造方法は、パラフィンおよびオレフィンを含むプロセス流を脱水素−異性化ユニットで処理することを含む。生成したオレフィンは、芳香族炭化水素をアルキル化して分岐アルキル芳香族炭化水素を製造するために使用される。芳香族炭化水素のアルキル化の後、アルキル化プロセスからの未反応成分はアルキル芳香族炭化水素から分離される。アルキル化プロセスからの未反応成分は主プロセス流にリサイクルされるか、あるいは他のプロセスユニットに送られる。
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フィッシャー・トロプシュ合成のためのコンパクトな触媒反応器(50)であって、該触媒反応器は、反応器モジュール(70)を有し、該モジュールは、ガス混合物および冷却流体をそれぞれ運ぶための、交互に配置された多数の第1および第2のフローチャネルを構成する。例えば金属箔などの基板を有する取り出し可能なガス透過性触媒構造物(82)が、その中で合成反応が起こるようになっている各フローチャネルに備えられる。反応器モジュール(70)は、圧力容器(90)内に封じ込まれ、圧力容器内の圧力は、ほぼ高圧反応ガス混合物の圧力であるように準備される。その結果、モジュール内の全てのフローチャネルは、それらの周囲の圧力であるか、圧縮下であるかのいずれかであり、どの部分も張力下にない。これにより、モジュールの設計が簡単になり、且つ触媒によって占められる反応器体積の割合が増大する。 (もっと読む)


本発明は、連続的なオレフィン閉環メタセシス(RCM)を行う方法に関し、液体又は固体の反応物の溶媒として圧縮二酸化炭素(気体、液体又は超臨界)を用いることによって、生成物を製造する。第二相として1又は2以上のイオン性液体をさらに導入し、その中で均一なオレフィンメタセシス触媒を固定化する。 (もっと読む)


【課題】脂環式カルボン酸またはその誘導体の製法。
【解決手段】芳香族カルボン酸またはその誘導体を、少なくとも3つの直列接続する水素化装置中で選択的に水素化することにより相応する脂環式カルボン酸またはその誘導体を製造する方法に関し、その際、少なくとも最初の2つをループ式で運転する、脂環式カルボン酸またはその誘導体の連続的製法。
【効果】空時収率および/または選択性に優れ、そのままで、または僅かな精製費用で使用することのできる芳香族カルボン酸またはその誘導体の水素化法が達せられた。 (もっと読む)


再生可能な資源に由来する原料を第VIII族金属/金属からなる担持触媒に接触させることによりディーゼル燃料の蒸留範囲にある炭化水素に変換し、それによって水素消費は低減される。 (もっと読む)


【解決課題】
本発明は2−オキソ−4−メチルチオブタン酸(I)、その塩及び誘導体の調整方法に関する。
【化1】


(式中、RはCOOH、COOR’、CONH、CONHR’、CONR’R’’から選択される基を表し、またR’及びR’’は、1個から12個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状アルキルラジカル及び3個から12個の炭素原子を有するシクロアルキルラジカルのグループから相互に独立に選択される。)
【解決手段】
本発明に係る方法によれば、ブタ−3−エン−1、2−ジオール(II)が触媒の作用により選択的に酸化されて2−オキソブタ−3−エン酸(III)を生じ、メチルメルカプタンが選択的に2−オキソブター3−エン酸(III)と縮合される。2−オキソ−4−メチルチオブタン酸(I)とその塩又は誘導体は、食品又は食餌サプリメントとして、特に動物飼養において使用される。
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