説明

Fターム[4H039CL45]の内容

触媒を使用する低分子有機合成反応 (28,076) | その他の反応 (1,616) | オキソ反応 (120)

Fターム[4H039CL45]に分類される特許

21 - 40 / 120


本発明は、少なくとも一段階の膜分離および吸着を組合せることによって、遷移金属および/またはその触媒作用を有する錯化合物を、反応混合物から分離し、かつ部分的に返送するための方法に関し、その際、遷移金属を含む触媒含有流は、少なくとも一段階の膜分離工程を介して、反応混合物が再度供給される遷移金属に富む保持流と、遷移金属の少ない透過流とに分配され、かつ、さらに別の遷移金属の少ない透過流を吸着工程に供給する。本発明のさらなる対象は、トリデカナールの製造方法である。
(もっと読む)


本発明の対象は、均一系触媒を、この均一系触媒を成分として含有するプロセス流から富化する方法であって、前記プロセス流を少なくとも1つの膜に導き、かつ前記膜は完全に又は部分的に剛直なリンカーを介して互いに結合されている平面ポリマー単位を有するポリマーからなり、その際に前記リンカーはねじれているので、少なくとも1個の平面ポリマー単位が、前記リンカーを介して共面ではない配置で少なくとも1個の第二の平面ポリマー単位と結合されている。本発明のさらなる対象はトリデカナールの製造方法である。
(もっと読む)


【課題】ヒドロホルミル化触媒として非変性ロジウムを利用する、工程からロジウムを循環または回収する従来公知の方法は技術的にも経済的にも改良する方法を提供することである。
【解決手段】この課題は、触媒として元素周期表の第8族〜第10族の少なくとも1種の金属を有する非変性触媒を使用する、3〜24個の炭素原子を有するオレフィン不飽和化合物を接触的にヒドロホルミル化する方法において、ヒドロホルミル化を、一般式Iの環状カルボン酸エステルの存在で実施し、その際カルボン酸エステルの割合が反応混合物の少なくとも1質量%であり、反応温度が150〜190℃であることを特徴とするオレフィン不飽和化合物を接触的にヒドロホルミル化する方法により解決される。 (もっと読む)


遷移金属錯体を形成するために遷移金属含有化合物と結合する多座配位子で官能化されたポリマーと、該多座配位子と錯形成する遷移金属とを含み、該官能化されたポリマーが約5,000〜30,000g/モルの数平均分子量と、約1.0〜2.0の多分散性指数を有する、触媒組成物。この触媒はヒドロホルミル化反応(液相が圧縮ガスを用いて体積を増やされているヒドロホルミル化反応が好ましい)で利用され、ナノ濾過を利用して容易に回収できる。
(もっと読む)


本発明は、モノヒドロキシ官能化ジアルキルホスフィン酸、そのエステルおよび塩の製造方法に関し、この方法は、a)ホスフィン酸源(I)を、触媒Aの存在下でオレフィン(IV)と反応させて、アルキルホスホン酸、その塩またはエステル(II)とし、b)そのようにして生じたアルキルホスホン酸、その塩またはエステル(II)を、触媒Bの存在下で式(V)のアセチレン化合物と反応させて、モノ官能化ジアルキルホスフィン酸誘導体(VI)とし、c)そのようにして生じたモノ官能化ジアルキルホスフィン酸誘導体(VI)を、触媒Cの存在下で一酸化炭素および水素と反応させて、モノ官能化ジアルキルホスフィン酸誘導体(VII)とし、d)そのようにして生じたモノ官能化ジアルキルホスフィン酸誘導体(VII)を触媒Dの存在下で反応させて、モノヒドロキシ官能化ジアルキルホスフィン酸誘導体(III)とすることを特徴とする。上式で、R、R、R、R、R、Rは、同一かまたは異なり、互いに独立に、好ましくはH、C〜C18アルキル、C〜C18アリール、C〜C18アラルキル、C〜C18アルキルアリールであり、Xは、H、C〜C18アルキル、C〜C18アリール、C〜C18アラルキル、C〜C18アルキルアリール、Mg、Ca、Al、Sb、Sn、Ge、Ti、Fe、Zr、Zn、Ce、Bi、Sr、Mn、Cu、Ni、Li、Na、Kおよび/またはプロトン化窒素塩基を表し、触媒A、B、CおよびDは、遷移金属および/または遷移金属化合物および/または触媒系であり、この触媒系は、遷移金属および/または遷移金属化合物と、少なくとも一つの配位子とから構成される。
(もっと読む)


洗剤アルコール混合物の調製方法は、1つの非分枝状末端オレフィン及び1つ以上の追加的な分枝状オレフィンを分子内に含まなければならない、1種以上のポリ分枝状ポリオレフィンを提供する工程と、このポリ分枝状ポリオレフィンを、ヒドロホルミル化して、1種以上のオレフィンを有するポリ分枝状オレフィン含有アルデヒド生成物又はその混合物を生成させる工程と、工程(b)のアルデヒド生成物を、水素及び水素化触媒の存在下で還元し、ポリ分枝状洗剤アルコール混合物を生成させる工程と、このポリ分枝状アルコール混合物を触媒から取り出す工程とを含み、この方法の生成物から、分枝状アルデヒド、アルコール及び界面活性剤を生成させる。 (もっと読む)


【課題】 非イオン帯電配位子に基づく、触媒がほぼ完全に回収されるヒドロホルミル化方法の提供。
【解決手段】 本発明は、
(a)溶媒および8、9または10族金属に基づく均一触媒ならびに非イオン帯電リン配位子の存在下に、反応ゾーンで、一酸化炭素・水素ガスと1以上のエチレン性不飽和化合物を接触させて、粗ヒドロホルミル化生成物を形成させる段階;
(b)大部分の触媒が溶解している溶媒の大部分を分離させ、相分離ゾーンで粗ヒドロホルミル化生成物から回収する段階;ならびに
(c)抽出ゾーンで、非水系抽出剤を用いて、実質的に全ての溶解残留触媒を、段階(b)から得られた分離ヒドロホルミル化生成物から除去する段階
を有することを特徴とするヒドロホルミル化方法に関する。 (もっと読む)


オレフィン供給物流中の高レベルのアルキン不純物に耐えることができるヒドロホルミル化触媒である。触媒は、フルオロホスファイトリガンドとの組合せであるロジウムまたは所定の二座リガンドとの組合せであるロジウムで構成されている。プロピオンアルデヒドは、アセチレンの存在に起因する活性の何らの損失も伴わずに、100万分の1000部以下のアセチレンを含有するエチレン流のヒドロホルミル化によって製造されている。10,000ppmでアセチレンで汚染されたエチレンもまたプロピオンアルデヒドに転化できるが活性の幾らかかの損失が生じる。

(もっと読む)


本発明の対象は、一般式(I)で示され、その式中、R1は、水素又はメチル基であり、Xは、酸素又は式NR′の基であり、その際、R′は、水素又は1〜6個の炭素原子を有する基であり、R2は、3〜31個の炭素原子と少なくとも1個のアルデヒド基とを有する基である(メタ)アクリレートモノマーに関する。更に、本発明は、上述のモノマーの製造方法、該モノマー混合物から得られるポリマー並びに上述のポリマーを含有する被覆剤に関する。
(もっと読む)


α−オレフィンをヒドロホルミル化して、1種以上のイソアルデヒドに対するノルマルアルデヒドの目的のモル比を選択可能な範囲3/1〜60/1で有する、ノルマルアルデヒドおよび1種以上のイソアルデヒドを含む2種以上のアルデヒドを製造する方法である。該方法は、対称カリックスアレーンビスホスファイトリガンドを含む遷移金属−リガンド錯体触媒を用いる。目的のN/I比は、一酸化炭素分圧を制御することによって選択する。 (もっと読む)


【課題】 バイオマス等を原料とする原料ガスからメタノールを作製するプロセスにおいて、ワンパスで平衡転化率を超える高い転化率を確保し、原料ガスを循環せずとも高いメタノール収率を得ることができるメタノール合成反応器およびメタノール合成方法を提供すること。
【解決手段】 反応器胴部1bに原料ガス導入部2、触媒充填層4および排出ガス供出部7を有し、反応器1下部に反応生成物の凝縮液溜部8および凝縮液抜出部9を有するメタノール合成反応器1において、触媒充填層4内に同心状に複数の冷却管5aが配列された冷却層5を複数有し、冷却管5aが、その周囲を円筒多孔板5bで仕切られ、反応器1本体と一点で接続された二重管式の構成を有するとともに、原料ガスを反応器1軸方向Mに対して垂直方向に流通させることを特徴とする。 (もっと読む)


酸化剤及び1種以上の第一触媒の存在下に第一炭化水素の一部分を部分的に燃焼させるのに充分な条件で、該第一炭化水素を部分的に酸化して、二酸化炭素、非燃焼第一炭化水素、及び熱を提供することが出来る。該部分的酸化工程で発生した熱及び該1種以上の第一触媒の存在下に、該非燃焼炭化水素をリフォーミングして、第一合成ガスを提供することが出来る。該第一合成ガスから第二炭化水素に熱を間接に交換して、水蒸気及び1種以上の第二触媒の存在下に該第二炭化水素の少なくとも一部分をリフォーミングして第二合成ガスを提供することが出来る。該第一合成ガス、該第二合成ガス、又はそれらの混合物を含む合成ガスを変換して、1種以上のフィッシャー−トロプシュ生成物、メタノール、それらの誘導体、又はそれらの組合せを提供することが出来る。
(もっと読む)


特に、ヒドロホルミル化工程への循環のための、続く触媒の分離を伴う、オレフィンを合成ガスによって、ヒドロホルミル化触媒の存在下で転化してアルデヒド生成物流を生成する連続ヒドロホルミル化プロセスに於いて使用するための、循環触媒流中の重質物の制御プロセス。重質物は、凝縮器からのオーバーヘッド流の一部として取られた循環気体流を、蒸発器(そこで、アルデヒド生成物流が分離される)に戻し供給する手段によって、制御され、好ましくは減少される。
(もっと読む)


例えば合成ガスのような、水素と一酸化炭素とを含む混合気体からアルコールを生産するための担持された触媒は、モリブデンとコバルトとの分子比を約2:1乃至約1:1、好ましくは約1.5:1として、コバルトとアルカリ金属分子との比を約1:0.08乃至約1:0.30、好ましくは約1:0.26乃至0.28として、モリブデン、コバルト、及び、プロモータアルカリ又はアルカリ土類金属の酸化物又は塩を含浸させた粒状不活性多孔質触媒基材の前駆物質から作られる。触媒は、還元環境において約600℃乃至約900℃、好ましくは約800℃で触媒前駆体材料を還元することによって「活性化」される。アルコールは、少なくともCOとHとを3:1乃至1:1の比率で含むガス混合物に、約240℃乃至約270℃で、1000乃至1200psiの圧力下において、触媒を含む反応器を通過させることによって得られる。 (もっと読む)


本発明は、異性化条件下で、末端ヒドロホルミル化によって直鎖ブテンを含有する炭化水素混合物からC−アルデヒド混合物を製造する方法に関し、その際、ロジウム、式Iのビスホスフィット−リガンド及び式IIのアミンを含有する触媒系を使用する。
(もっと読む)


本発明の対象は、1−ブテンを、イソブテン及び1−ブテンを含有するC4−含有炭化水素混合物からヒドロホルミル化により分離する方法であり、ここで、使用される触媒系が、8〜10族の1つの遷移金属、好ましくはロジウムと、式(I)[式中、Xは、1つ又はそれ以上のヘテロ原子を有する二価の置換又は非置換のビスアルキレン基又はビスアリーレン基であり、Yは、1つ又はそれ以上のヘテロ原子を有する二価の置換又は非置換のビスアリーレン基又はビスアルキレン基であり、Zは、酸素又はNR9であり、かつR1、R2、R3、R4は、同じか又は異なり、置換又は非置換の、結合された、結合されていない又は縮合されたアリール基又はヘテロアリール基であり、かつR9は、水素であるか又は1つ又はそれ以上のヘテロ原子を有する置換又は非置換のアルキル基又はアリール基である]のビスホスフィット配位子とからなり、ここで、式(I)のビスホスフィット配位子が、遷移金属に対して100:1〜1:1のモル比の過剰量で使用され、かつ95%を超える1−ブテン転化率で、存在しているイソブテンの5%未満が変換される。
(もっと読む)


【課題】触媒活性が高く、安価かつ安全な取り扱いが容易で、不均一系のヒドロホルミル化反応でリサイクルして用いることができるオレフィン系不飽和化合物の変換反応に用いられる不均一系触媒を提供すること。製造コストを抑え、環境負荷を低減できるオレフィン系不飽和化合物の誘導体の製造方法、並びに、アルデヒド及びアミンの製造方法を提供すること。
【解決手段】第5族〜第10族の遷移金属から選ばれる一種以上の金属の酸化物からなる担体(例えば、Co)に第11族の遷移金属(例えば、Au)を担持させた不均一系触媒により、オレフィン系不飽和化合物の変換反応を行う。この変換反応は、H及びCOを含む合成ガスを導入して、圧力2Mpa以上及び温度70℃以上200℃以下の条件下で行う。 (もっと読む)


本発明は、元素周期表の第VIII副族の金属と式(I)の少なくとも1つの化合物との少なくとも1つの錯体を有し、その際、Pnはプニコゲンを表し;Wは両側の結合の間の1〜8つの架橋原子を有する二価の架橋基を表し;R1は式(I)の化合物の基−X(=O)OHと少なくとも1つの分子間の非共有結合を形成することができる官能基を表し;R2、R3はそれぞれ場合により置換されたアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘタリールを表すか、又はプニコゲン原子と一緒に、存在する場合には基Y2及びY3と一緒に縮合されていない又は縮合されている及び非置換の又は置換された5〜8員の複素環を表し;a、b及びcは0又は1を表し;及びY1、Y2、Y3は相互に無関係にO、S、NRa又はSiRbcを表し、その際、Ra、Rb、RcはH又はそれぞれ非置換であるか又は置換されたアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘタリールを表す触媒の存在でα,β−不飽和カルボン酸又はその塩を一酸化炭素及び水と反応させることによるアルデヒドの製造方法;並びにα,β−不飽和カルボン酸の脱カルボキシルヒドロホルミル化のための前記触媒の使用に関する。
(もっと読む)


一般式R1CH2−NR23[式中、変数R1は、イソブテンと20質量%までのn−ブテンに由来する、600〜770の数平均分子量Mnを有するポリイソブチル基を表わし、R2およびR3は、互いに独立に水素、C1〜C18−アルキル基、C2〜C18−アルケニル基、C4〜C18−シクロアルキル基、C1〜C18−アルキルアリール基、ヒドロキシ−C1〜C18−アルキル基、ポリ(オキシアルキル)基、ポリアルキレンポリアミン基またはポリアルキレンイミン基を表わすか、または前記基が結合している窒素原子と一緒になってヘテロ環式環を表わす〕で示されるポリイソブテンアミンは、洗剤としてオットー機関用燃料中に適しており、バルブとの粘着を減少させ、洗剤とキャリヤー油との相容性ならびに鉱物質燃料分およびC1〜C4アルカノールを含有する燃料組成物中での相容性を改善する。 (もっと読む)


一般式(I)(式中、Ar1及びAr2は炭素数4〜30のアリール基であり;R1〜R6はH又は炭素数1〜40のアルキル若しくはアリール炭化水素基であり;Xは連結基又は簡単な化学結合である)の構造を有する新規フルオロホスファイト化合物を開発し、それがエチレン性不飽和基材のヒドロホルミル化方法に非常に活性であることを見出した。これらの化合物とRh金属から調製された触媒溶液は、単純なアルケンに対して並外れた「配位子促進効果」を示し(即ち、配位子濃度の増加につれてヒドロホルミル化活性が増加する)、典型的なヒドロホルミル化条件下で直鎖又は分岐鎖アルデヒドを製造できる。
(もっと読む)


21 - 40 / 120