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Fターム[4H039CL45]の内容

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Fターム[4H039CL45]に分類される特許

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一般式(I)(式中、Ar1及びAr2は炭素数4〜30のアリール基であり;R1〜R6はH又は炭素数1〜40のアルキル若しくはアリール炭化水素基であり;Xは連結基又は簡単な化学結合である)の構造を有する新規フルオロホスファイト化合物を開発し、それがエチレン性不飽和基材のヒドロホルミル化方法に非常に活性であることを見出した。これらの化合物とRh金属から調製された触媒溶液は、単純なアルケンに対して並外れた「配位子促進効果」を示し(即ち、配位子濃度の増加につれてヒドロホルミル化活性が増加する)、典型的なヒドロホルミル化条件下で直鎖又は分岐鎖アルデヒドを製造できる。
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【課題】他のプロセスのための供給原料として適しているエチレン及び一酸化炭素の混合物を製造するための代替触媒プロセスを提供する。
【解決手段】エタン及び酸素源と、無機材料上に担持された酸化鉄を含有する触媒とを接触させて、エチレン及び一酸化炭素を製造することによる、エチレン及び一酸化炭素の混合物の製造方法。(a)エタン及び酸素源を少なくとも600℃の温度で接触させて、エチレンを製造する工程、(b)アルコール、エチレン及び一酸化炭素と、エチレンカルボニル化触媒とを接触させて、プロピオン酸アルキルを製造する工程並びに(c)前記プロピオン酸アルキルを、副生成物及び出発材料から分離する工程による、プロピオン酸アルキルの製造方法。前記方法は、前記プロピオン酸アルキルとホルムアルデヒドを縮合して、メタクリル酸アルキルを製造することを更に含む。 (もっと読む)


本発明は、式(I)の化合物またはそれらの塩のヒドロホルミル化のための方法に関する。式(I)において、Xは、C、P(Rx)、P(O−Rx)S、またはS(=O)であり、ここで、Rxは、H、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、またはヘタリールであり;Aは、1〜4個の架橋原子を含む二価の架橋基であり;並びにR1は、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、またはヘタリールである。前記方法により、式(I)の化合物は、触媒の存在下において一酸化炭素および水素と反応し、当該触媒は、第VIII族の金属と式(II)の化合物との錯体を含み、ここで、Pnは、ピニコゲン原子であり;Wは、1〜8個の架橋原子を含む二価の架橋基であり;R2は、基−X(=O)OHと分子間非共有結合を形成することができる官能基であり;R3、R4は、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、またはヘタリールであり;a、b、cは、0または1であり;並びにY1、Y2、およびY3は、O、S、NRa、またはSiRbcである。本発明による方法は、式(II.a)の化合物のヒドロホルミル化のための方法でもあり、ここで、W’は、隣接する結合との間に1〜5個の架橋原子を含む二価の架橋基であり、Zは、O、S、S(=O)、S(=O)2、N(RIX)、またはC(RIX)(RX)であり;RI〜RXは、独立して、H、ハロゲン、ニトロ、シアノ、アミノ、アルキルなどであるか;あるいは2つの基RI、RII、RIV、RVI、RVIII、およびRIXが、共有結合の結合部分を形成する。
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本発明は、ロジウムをベースとする触媒の存在下かつ錯形成有機リン化合物の非存在下での反応域におけるアルデヒドの製造方法であって、上記反応域に予め少なくとも1種の有機酸もしくはそれらの混合物が混合されたロジウム含有有機溶液が供給される、上記製造方法に関する。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】本発明は、トリフェニルホスフィン配位子;一座配位ホスフィン配位子;一座配位ホスフィンオキシド化合物と遷移金属触媒を含む触媒組成物およびそれを用いたヒドロホルミル化方法に関する。本発明に係る触媒組成物を用いたヒドロホルミル化方法によれば、高い触媒活性が得られるだけでなく、n−またはiso−アルデヒドに対する選択性(N/I選択性)を任意に調節することができる。 (もっと読む)


【課題】
二酸化炭素、一酸化炭素および二酸化炭素、またはこれらを主成分とする混合ガスを水素と反応させ、高い収率でメタンを得ることができるメタン化反応用触媒と、その製造方法を提供する。
【解決手段】
ジルコニアのヒドロゾル、希土類元素の塩および鉄族元素の塩を混合し、混合物を濃縮乾固させて焼成し、ついで還元処理する。このとき、元素状態の金属を基準とした総和を100%とするとき、Sm,Ce,LaおよびYから選んだ希土類元素Mの1種または2種以上が2.4〜18.75原子%、Zrが22.5〜69原子%を占め、ただし、Zr:M(原子比)=3〜11.5の割合であって、さらに、触媒活性を担う鉄族元素が25〜70原子%、ただし、鉄族元素のうちNiが原子比で6割以上である化学組成とする。それにより、希土類元素とともに鉄族元素の一部をも結晶構造に取り込んで安定化された正方晶系ジルコニア構造の複酸化物に、金属状態の鉄族元素を担持させた触媒を得る。正方晶系ジルコニア構造の複酸化物に含まれる鉄族元素は、一酸化炭素との反応により一部失われることがあるが、その場合でも、担体の構造の安定性は損なわれない。 (もっと読む)


【課題】触媒の存在下、オレフィン性化合物を水素及び一酸化炭素と反応させて一段階の反応工程で高い直鎖選択性を有するアルコールを製造する。
【解決手段】周期表第8族〜第10族の遷移金属を一種以上含む金属錯体、及びプロトン性溶媒の存在下で、オレフィン性化合物を水素及び一酸化炭素と反応させてアルコールを製造するにあたり、金属錯体として、下記一般式(I)で表される有機リン配位子を有するものを用いる。


(式(I)中、Aは2個のリン原子間を少なくとも3つの原子を介して連結する二価の有機基を表し、R〜Rは、水素原子、炭素数30以下のアルキル基、アリール基、アルコキシ基、又はアリーロキシ基を表す。) (もっと読む)


【課題】
【解決手段】本発明は、オレフィンを水素および一酸化炭素を含む合成ガスと反応させてアルデヒドを製造するための方法および装置に関し、より詳しくは、ノズルを介して、オキソ反応器の内部に、オレフィン、一酸化炭素および水素を含む合成ガス、および触媒組成物を噴射及び供給して反応させることを特徴とするアルデヒドの製造方法および装置に関する。本発明は、ヒドロホルミル化反応の効率を向上できるために目的とするアルデヒドを高収率で得ることができる効果がある。 (もっと読む)


1つ以上の供給流、反応環境および排出流を含む反応器システムにおいて、少なくとも1つのオレフィン性炭素対炭素結合を有する化合物を含む供給原料組成物と水素および一酸化炭素とを有機ホスフィン変性コバルトヒドロホルミル化触媒の存在下で反応させることを含む、第一反応ゾーン、第二反応ゾーンおよび場合により1つ以上のさらに後の反応ゾーンを含む少なくとも2つの反応ゾーンを含み、この第一反応ゾーンに入る水素の一酸化炭素に対するモル比が0.5から1.65の範囲内である反応環境にて行われ、および反応器システムに水が添加される、アルコール製造のためのヒドロホルミル化プロセス。 (もっと読む)


1つ以上の供給流、反応環境および排出流を含む反応器システムにおいて、少なくとも1つのオレフィン性炭素対炭素結合を有する化合物を含む供給原料組成物と水素および一酸化炭素とを有機ホスフィン変性コバルトヒドロホルミル化触媒の存在下で反応させることを含む、少なくとも2つの反応ゾーンを含む反応環境で行われる(この場合、少なくとも2つの反応ゾーンは、より前の反応ゾーンおよびより後の反応ゾーンを含み、より後の反応ゾーンの温度は、より前の反応ゾーンの温度より少なくとも2℃高い温度であり、より後の反応ゾーンの温度は、140℃から220℃の範囲内であり、およびより前の反応ゾーンの温度は、少なくとも130℃であり、ならびにより前の反応ゾーンに入る水素の一酸化炭素に対するモル比は、0.5から1.65の範囲内である。)、および前記反応器システムに水が添加される、アルコール製造のためのヒドロホルミル化プロセス。
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遷移金属−配位子錯体触媒及び錯体触媒前駆体中に配位子として使用するためのカリックスアレーンビスホスファイト組成物。この配位子は特にα、β及びイソ−オレフィン異性体の混合物を含むラフィネート流を、一酸化炭素、水素及び遷移金属−配位子錯体触媒の存在下でヒドロホルミル化して直鎖及び分岐アルデヒド生成物の混合物を形成するヒドロホルミル化方法用の触媒及び触媒前駆体において有用である。錯体触媒はα及びβ−オレフィン反応体を、選択的に、イソ−オレフィン反応体よりも速く転化して、ノルマル(直鎖)対分岐鎖アルデヒド生成物の改善されたモル比をもたらす。未転化イソ−オレフィン異性体はその後に、アルデヒド生成物混合物から容易に分離される。
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【課題】
【解決手段】本発明は、ビス−ホスファイト配位子と;ポリ−ホスファイト配位子またはモノ−ホスファイト配位子;および遷移金属触媒を含む触媒組成物およびこれを用いたヒドロホルミル化反応に関し、前記触媒組成物は、触媒活性に優れ、それを用いたヒドロホルミル化反応により生成されるアルデヒドのノルマル/イソ(N/I)選択性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】低エネルギー、低コストで、二酸化炭素からエタノールを製造する方法を提供する。
【解決手段】二酸化炭素と水素を含む混合ガスを、マイクロ波照射装置内に配置した触媒層(触媒としては、Cu、Zn、Cr、Al、Au、Zr、Fe、Ni、Kのいずれかの元素を1種類以上含む触媒が好ましい)に流通させて触媒に接触させ、該触媒層にマイクロ波を照射し、マイクロ波加熱により触媒上で反応させてエタノールを製造する。得られたエタノールは蒸留、膜分離等の方法で分離回収し、発電用燃料、燃料電池用燃料、各種化合物の製造原料等として利用する。 (もっと読む)


【課題】木材ピッチなど発酵しにくい原料や、石炭、天然ガス、石油残渣、重質油、バイオマス等を原料としてエタノールを合成することができ、これによりエタノール製造の原料範囲を拡大できるエタノール合成方法及び装置を提供する。
【解決手段】ジメチルエーテル(CHOCH)のカルボニル化反応により酢酸メチル(CHCOOCH)を含有する酢酸メチル含有ガスを合成する酢酸メチル合成ステップと、酢酸メチルの水素化反応によりエタノール(COH)を含有するエタノール含有ガスを合成するエタノール含有ガス合成ステップと、前記エタノール含有ガスからエタノールを分離するエタノール分離ステップとを有する。 (もっと読む)


【課題】医農薬の合成中間体や各種化学品の原料などとして有用なアルデヒドを効率良く且つ高選択的に製造する方法を提供する。
【解決手段】
ロジウム化合物、第三級有機リン化合物および酸性水溶液の存在下に、一般式(I)




で示されるアリルエーテル化合物を反応させることを特徴とする、一般式(II)




で示されるアルデヒドの製造方法(式中、Rは置換基を有していてもよい炭素数2〜9のアルキル基、置換基を有していてもよい炭素数3〜9のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数3〜8のシクロアルキル基を表し、Rは炭素数1〜4のアルキル基、炭素数3〜8のシクロアルキル基、ベンジル基、置換基を有していてもよい炭素数6〜10のアリール基を表す)。 (もっと読む)


生成物アルデヒドの直鎖/分岐(N/I)異性体比の融通性と安定性が改善されたアルデヒドの混合物を製造する連続的なヒドロホルミル化方法。その方法は、有機ポリホスフィット配位子および有機モノホスフィット配位子の存在下で、1種以上のオレフィン系不飽和化合物を一酸化炭素および水素と反応させることを含み、該配位子の少なくとも一方は遷移金属に結合して遷移金属−配位子錯体ヒドロホルミル化触媒を形成しており、該方法は、遷移金属に対する有機ポリホスフィット配位子のモル比が化学量論量未満で、遷移金属に対する有機モノホスフィット配位子のモル比が化学量論量を超える(>2/1)状態で、ヒドロホルミル化速度曲線の逆の関係の領域内の一酸化炭素分圧で、そして遷移金属に対する有機ポリホスフィット配位子の濃度を変えることによってN/I異性体比を制御し変えながら、行なわれる。 (もっと読む)


【課題】バイオマス(木材,竹,草本類等)や有機物を含む廃棄物(木質系廃棄物,プラスチック系廃棄物,畜産系廃棄物,汚泥等)等を熱分解・ガス化して発生した水素と一酸化炭素を含有するガスを原料ガスとして,メタノールを合成する装置を提供する。
【解決手段】従来の大規模な工業用メタノール合成プラントでは,約200〜250℃,5〜10MPaで運転されている。この状態でも,原料ガスのメタノールへの平衡転換率は約40〜50%程度であり,多量の未反応原料ガスを循環使用しているが,原料ガスの分圧低下により反応率が更に悪くなる。そこで,大型の実用プラントでは高圧用反応器を使用して加圧運転を行う。 メタノール合成反応触媒層を複数段に分割して使用し,分割した触媒層の各段毎に,合成されたメタノールを分離・回収する。合成反応塔は,低圧で運転する。 (もっと読む)


1種又はそれ以上のホスホナイト配位子、ロジウム及びヒドロホルミル化溶媒を含んでなる、種々のノルマル−アルデヒド対イソ−アルデヒド比を有するアルデヒドを製造するための触媒溶液を開示する。また、オレフィン、水素及び一酸化炭素を、1種又はそれ以上のホスホナイト配位子、ロジウム及びヒドロホルミル化溶媒と接触させることを含んでなる、種々のノルマル−アルデヒド対イソ−アルデヒド比を有するアルデヒドの製造方法も開示する。ホスホナイトを基材とする触媒溶液は、一酸化炭素分圧、温度及び配位子(グラムモル)対ロジウム(グラム原子)を含む1つ又はそれ以上のプロセス変数を変動させることによって、ノルマル−アルデヒド対イソ−アルデヒド比を操作することができる。 (もっと読む)


1つ以上の供給流、反応環境および出力流を含むリアクターシステムにおいて、少なくとも1つのオレフィン炭素−炭素結合を有する化合物を含む原料組成物と、水素および一酸化炭素とを、有機ホスフィン改質コバルトヒドロホルミル化触媒の存在下で反応させることを含むヒドロホルミル化方法であり、少なくとも2つの反応域は、前段反応域および後段反応域を含み、後段反応域の温度は、前段反応域における温度より少なくとも2℃高い温度であり、後段反応域の温度は、140℃から220℃の範囲であり、前段反応域の温度は、少なくとも130℃であり、水がリアクターシステム内に添加されるヒドロホルミル化方法。
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【課題】プロピレンを水素及び一酸化炭素と反応させるノルマルブタノールとイソブチルアルデヒドの併産方法を提供する。
【解決手段】反応器2において周期表の第8族〜第10族に属する金属元素の化合物を含む触媒の存在下、プロピレンを水素及び一酸化炭素と反応させて(A工程)得られた反応生成物流から分離機(第1の蒸留塔)5によりノルマルブチルアルデヒド等を含む塔頂留出液とイソブタノール等を含有する側流液とを抜き出し(B工程)、塔頂留出液を分離機(第2の蒸留塔)10によりノルマルブチルアルデヒドとイソブチルアルデヒドとに分留し、側流液を分離機(第3の蒸留塔)14によりイソブタノールとノルマルブタノールとに分留して抜き出す(C工程)。 (もっと読む)


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