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Fターム[4K001DB21]の内容

金属の製造又は精製 (22,607) | 湿式製錬 (3,083) | 溶液の処理 (1,653) | 金属析出 (312) | 電解還元 (149)

Fターム[4K001DB21]に分類される特許

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【課題】 含銅硫化物を硫酸を用いて浸出する湿式銅製錬プロセスにおけるプロセスで消費する硫酸および中和剤の使用量を低減できる銅の回収方法を提供する。
【解決手段】 銅と鉄を含有する硫化物から銅を分離、回収する銅の回収方法であって、以下の(1)から(3)の工程を有することを特徴とするものである。
(1)銅と鉄を含有する硫化物と、硫酸溶液とを混合したスラリーを102℃以上180℃以下の範囲の温度に維持しながら、酸素または空気を吹き込んで浸出スラリーを形成し、得られた浸出スラリーを浸出液と浸出残渣に固液分離する浸出工程。
(2)前記浸出液に、酸素または空気を吹き込みながら、浸出液の温度を230℃以上270℃以下に維持することにより脱鉄スラリーを形成し、次いで前記脱鉄スラリーを脱鉄液と鉄澱物に固液分離する脱鉄工程。
(3)前記脱鉄液を電解始液として銅の電解採取を行い、電解廃液と電着銅に分離する電解工程。 (もっと読む)


【課題】 含銅硫化物を硫酸を用いて浸出する湿式銅製錬プロセスにおいて、プロセスで使用する硫酸量、中和剤を削減し、併せて工程を簡略化する銅の回収方法を提供する。
【解決手段】 銅と鉄を含有する硫化物から銅を分離、回収する銅の回収方法であって、以下の(1)、(2)の工程を有することを特徴とするものである。
(1)銅と鉄を含有する硫化物と、一価の陽イオンを含有する硫酸溶液とを混合したスラリーを102℃以上180℃以下の温度範囲に維持しながら、前記スラリーに酸素または空気を吹き込み、次いで酸素または空気を吹き込まれたスラリーを、浸出液と浸出残渣に固液分離する浸出工程。
(2)前記浸出液を、電解始液として電解採取を行い、電解廃液と電着銅とに分離する電解工程。 (もっと読む)


【課題】亜鉛還元法によって四塩化珪素を還元して多結晶シリコンを製造する際に、連続して還元を行うと共に未反応の四塩化珪素と亜鉛の発生を抑えて多結晶シリコンの生成効率を高め、かつ未反応亜鉛と四塩化珪素、反応副生成物である塩化亜鉛を効率的に回収、再利用を行なう多結晶シリコンの連続精製方法の提供。
【解決手段】亜鉛還元法による多結晶シリコンの連続精製方法において、連続して精製四塩化珪素と亜鉛を接触させることにより、精製四塩化珪素を還元して高純度多結晶シリコンと塩化亜鉛を連続して生成する工程、生成した塩化亜鉛に水を添加して亜鉛濃度が規定内の塩化亜鉛水溶液を生成する湿式反応工程、前記塩化亜鉛水溶液を電気分解して亜鉛と塩素に分離する電解工程、前記工程の未反応精製四塩化珪素および亜鉛を回収する工程、前記工程により回収された亜鉛、塩素、四塩化珪素のリサイクルの工程を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超硬合金スクラップを経済性よく処理し、純度の高いコバルト等を回収することができる処理方法を提供する。
【課題手段】〔1〕超硬合金スクラップを塩化第二鉄の塩酸水溶液に浸漬して該スクラップ中のコバルトと鉄を溶出し、該浸出液から鉄を選択的に溶媒抽出してコバルトと分離し、該コバルトを含む抽出残液からコバルトを回収することを特徴とする超硬合金スクラップの処理方法、および〔2〕コバルトと鉄を含む浸出液に酸化剤を導入して鉄を第二鉄に酸化し、酸化処理した浸出液を鉄抽出溶媒に接触させて第二鉄を選択的に抽出し、次いで第二鉄を含む上記抽出溶媒に塩酸水を接触させて第二鉄を逆抽出し、該逆抽出液を浸出工程に戻して浸出液として用いることを特徴とする超硬合金スクラップの処理方法。 (もっと読む)


金属粉の生産方法および装置。本方法において、溶解した有用金属と少なくとも1つの媒介金属を含有する溶液とを混合して、溶解した有用金属を沈殿させて有用金属粉(14)とする。本方法では、酸含有出発溶液の第1部分を電解槽の陽極側(6)に陽極液(1)として供給して陽極と生産金属を含有する供給材料とに接触させ、また媒介金属も含有する酸含有出発溶液の第2部分を電解槽の陰極側(8)に供給して陰極液(3)として陰極(4)に接触させる。陽極(2)に電流を流すことにより、生産金属は酸化され、陽極液(1)に溶解する。出発溶液の第2部分に含有される生産金属は、陰極側(8)で還元される。陽極液溶液および陰極溶液を沈殿室(12)に供給して、溶解し酸化された生産金属と還元された媒介金属を含有する出発溶液の第2部分とを混合する。 (もっと読む)


【課題】 銅と鉄を含む含銅鉄硫化物から銅を分離回収する際に、浸出から電解採取までの全工程で消費する硫酸の量を低減すると共に、抽出及び逆抽出工程での中和剤の使用をなくし、大幅なコスト低減が可能な方法を提供する。
【解決手段】 含銅鉄硫化物を硫酸溶液で浸出し、浸出液を有機抽出剤と混合して銅を抽出した後、得られた抽出有機から銅を逆抽出し、逆抽出後液から銅を電解採取する各工程を含み、上記浸出工程での温度を102℃以上112℃以下の範囲に維持すると共に、上記抽出工程での有機抽出剤として5−アルキルサリチルアルドキシムを主成分とし且つアルコール類又はフェノール類の含有量が5重量%未満のアルドキシム型抽出剤を用いる。 (もっと読む)


本発明は、金属類を回収するための、特に地方自治体の廃棄物焼却プラント(4)などの焼却プラントからの炉底灰から金属類を回収するための、プロセスおよび装置に関する。本発明によると、灰を含有した原料が酸化ユニット(1)に送り込まれ、そこで前記金属類の少なくとも一部が1種以上の酸および少なくとも1つの酸素供与体の存在下で酸化され、これにより、金属イオン類を含む流れが生じる。この流れから特定の金属類が溶媒抽出ユニット(2)で選択および濃縮され、その後に電解採取ユニット(3)で金属形態に変換される。 (もっと読む)


【課題】白金族元素及び希土類元素を単一のイオン液体に溶解させ、これらを選択的に分離する白金族元素及び希土類元素の回収方法、並びに該回収方法に用いる回収装置の提供。
【解決手段】イオン液体34中に白金族元素及び希土類元素を含有する資源15を溶解させた後、該イオン液体から該白金族元素を電解析出により回収し、該白金族元素の回収処理を経たイオン液体から該希土類元素を電解析出により回収した後、該希土類元素の回収処理を経たイオン液体に残存する希土類元素を電気泳動により濃縮する白金族元素及び希土類元素の回収方法であり、前記イオン液体は、四級ホスホニウムのカチオン、又は四級アンモニウムのカチオンと、(SOF)、N(CN)、[CF(CFSO、CFSO、PF、及びBFからなる群から選択されるアニオンとから構成される。 (もっと読む)


【課題】本発明は一般的に、加圧浸出および直接電解採取を使用して金属含有鉱石、濃縮物またはその他の金属含有物質から銅および/またはその他の金属バリューを回収する方法を提供すること。
【解決手段】より具体的には、本発明は浸出、溶媒/溶液抽出および電解採取作業と組み合わせて加圧浸出および直接電解採取を使用して、黄銅鉱含有鉱石から銅を回収する、実質的に酸が自生するプロセスに関する。供給流は、黄銅鉱、輝銅鉱、斑銅鉱、銅藍、方輝銅鉱および硫砒銅鉱のうちの少なくとも一つ、またはこれらの混合物もしくは組み合わせを含み得る。 (もっと読む)


本発明は塩基性炭酸鉛の製造方法であり、この方法は(1)水酸化ナトリウム溶液を得るため中和スラグを浸漬し、(2)塩化ナトリウムと塩酸とを有する水溶液で塩化鉛スラグを溶脱し、硫化ナトリウムを加えて濾過し、(3)濾過物を水酸化ナトリウム溶液で中和し、沈殿物を濾過し洗浄し、(4)沈殿物を重炭酸アンモニウムで塩基性炭酸塩に変換し、結晶化し、洗浄する。上記中和スラグと塩化鉛スラグはビスマスの火力精錬で生じた“余分なスラグ”である。本発明方法は、ビスマスの火力精錬で生じた余分なスラグの良好な使用方法であり、資源を節約し、環境汚染を減少する。
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【課題】インジウムとスズを含む溶液から有機溶媒を用いてインジウムとスズを分離性良く抽出する分離方法ないし分離回収方法を提供する。
【解決手段】インジウムとスズを含有する水溶液の酸化還元電位をプラス(酸化状態)に保ち、pHゼロ以下の強酸性下、好ましくはORPを+0.15V、pHマイナス0.3以下の強酸性下でイオン交換型有機溶媒に接触させてスズイオンを有機溶媒に選択的に抽出させ、水相のインジウムイオンと分離することを特徴とするインジウムとスズの分離方法、およびインジウムとスズを分離した有機溶媒ないし水溶液からインジウムとスズをおのおの回収する方法。 (もっと読む)


【課題】高価で寿命の短い剥離液を使用せず、剥離後のエッチングもすることなく、連続して効率良く、ニッケルめっきが施された銅又は銅合金屑からニッケルを剥離して、ニッケルめっきが剥離された銅又は銅合金屑を銅又は銅合金の製造用原料として使用し、しかも剥離液の廃液処理の問題も解消し、その廃液からニッケルも回収する。
【解決手段】剥離液Eとして硫酸溶液が貯留された第一電解槽2中に、表面にニッケルめっきが施された銅又は銅合金屑Cを浸漬することにより、Ni+HSO→NiSO+Hなる化学反応によりニッケルめっきを剥離し、剥離されたニッケルを含有する使用済み剥離液を圧力透析装置3にて、濃縮された硫酸ニッケル溶液Mと濃縮された硫酸溶液Rとに分離し、濃縮された硫酸ニッケル溶液Mを第二電解槽4中にて電解することによりニッケルDを回収し、濃縮された硫酸溶液Rは第一電解槽2に戻す。 (もっと読む)


【課題】作業過程において溶液の転化を必要とせずとも銅・インジウム・ガリウム・セレンを逐一分離することができ、工程時間および製造コストを効果的に削減することができる銅・インジウム・ガリウム・セレンの回収方法を提供する。
【解決手段】銅・インジウム・ガリウム・セレンの回収方法であって、まずインジウム・ガリウム・セレンを含む金属粉末を塩酸および過酸化水素の混合溶液で溶解する。ヒドラジンでセレンを分離した後、インジウム金属で銅と置換する。最後に支持液膜(SLM)に分散逆抽出液を組み合わせてインジウムおよびガリウムを分離する。 (もっと読む)


【課題】環境に負荷をかけることなく金属を回収することができる金属回収装置及び金属回収方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る金属回収装置301は、特定金属イオンを吸着する酵母33が存在する槽11を有し、槽11に投入された特定金属イオンを含む材料31から酵母33に特定金属イオンを吸着させ、特定金属イオンを吸着した酵母33’を回収する金属吸着手段71と、金属吸着手段71が回収した酵母33’とキレート配位子35とを槽12で接触させ、酵母33’からキレート配位子35へ特定金属イオンを移動させてキレート環を形成するキレート手段72と、キレート手段72が形成したキレート環から特定金属イオンを抽出する金属抽出手段73と、を備える。 (もっと読む)


【課題】土壌からカドミウムおよび亜鉛を除去するための方法を提供すること
【解決手段】 本発明は、カドミウムおよび亜鉛をハイパーアキュムレートするThlaspi caerulescens由来の亜種、ならびに植物抽出技術を使用して、土壌からカドミウムおよび亜鉛を除去するための方法、および必要であればカドミウムおよび亜鉛を回収するための方法に関する。この方法は、地上組織にカドミウムおよび亜鉛を蓄積する少なくとも一種類のThlaspi caerulescens由来の亜種を、カドミウムおよび亜鉛を含む土壌で栽培する工程を包含する。 (もっと読む)


【課題】 従来通り取扱い可能な板状の電気銅を含銅鉄物から効率よく作製する。
【解決手段】 含銅鉄物11からの銅の回収方法であって、塩化物を含有する塩酸酸性の浸出始液10に含銅鉄物11と酸化剤12を添加して浸出液13と浸出残渣14とを得る浸出工程1と、浸出液13に還元剤20を添加して浸出液13中の鉄イオンを還元する還元工程2と、還元工程2で得た還元液23に酸化剤30を添加し、脱鉄液32と鉄澱物31を得る脱鉄工程3と、有機溶媒からなる抽出剤40に脱鉄液32を混合し、脱鉄液32中の銅イオンを抽出して抽出有機41と抽残液42とを得、次に硫酸酸性溶液44に抽出有機41を混合し、逆抽出して逆抽出液45と逆抽出後有機46を得る溶媒抽出工程4と、逆抽出液45を電解採取し、電気銅50と電解廃液51を得る電解採取工程5とからなる。 (もっと読む)


本明細書には、水溶液を、ホスフィン酸を含む有機相溶液と接触させることにより水溶液からモリブデンおよび/またはその他の有価金属を抽出し、有機相溶液を、無機化合物を含みそして<1.0M濃度の遊離アンモニアを含む水相ストリッピング液と接触させることにより有機相溶液からモリブデンおよび/またはその他の有価金属をストリッピングし、そして水相ストリッピング液からモリブデンおよび/またはその他の有価金属を分離することによりそれらを回収する工程による溶媒抽出法により、1リットル当たりppm〜数グラム:の広範な濃度からの、水溶液中に存在するモリブデンおよび/またはその他の有価金属(例えば、ウラン)を回収する方法が提供される。モリブデンおよび/またはその他の有価金属が低濃度でのみ存在する時は、その方法は、回収の前に金属を濃縮するために、有機相再循環工程および/または水相ストリッピング再循環工程を含むことができる。 (もっと読む)


【課題】一連のプロセスにおいてレアメタルを単離・回収することを可能とし、二次廃棄物の発生量を低減させるレアメタルの製造技術を提供する。
【解決手段】電解質溶液を電解して陰電極にRe酸化物を採取する工程(S15)と、前記Re酸化物を回収し溶融塩電解質において電解してRe金属を採取する工程(S17)と、Nd含有残渣液を回収する工程(S21)と、前記Nd含有残渣液を処理してNd酸化物を生成する工程(S22〜S26)と、前記Nd酸化物を溶融塩電解質において電解してNd金属を採取する工程(S27)と、Dy含有残渣液を回収する工程(S31)と、前記Dy含有残渣液を処理してDy酸化物を生成する工程(S32〜S34)と、前記Dy酸化物を溶融塩電解質において電解してDy金属を採取する工程(S35)と、を含む。 (もっと読む)


【課題】液晶基板等をエッチング又は酸洗した塩化鉄系廃液の処理を行うに際し、これまで着目されていなかった硝酸を含有する塩化鉄系廃液を処理対象とし、当該塩化鉄系廃液からインジウムを金属単体又は合金として効果的に回収することが可能な塩化鉄系廃液の処理方法を提供する。
【解決手段】少なくともインジウム及び塩化第二鉄を含有する塩化鉄系廃液の処理方法であって、塩化鉄系廃液は硝酸を含有するものであり、塩化鉄系廃液に塩酸及び鉄を添加することにより、硝酸を還元除去するとともに、塩化第二鉄を塩化第一鉄に還元する還元工程と、還元された塩化鉄系廃液からインジウムを金属単体又は合金として回収する回収工程と、を包含する。 (もっと読む)


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