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Fターム[4K029BC06]の内容

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【課題】ターゲット表面に生じるエロージョンを高度に均一化し、ターゲットの寿命を高める。
【解決手段】ターゲットの表面上に磁場を発生させる磁気回路11は、磁化方向が軸線と平行となる筒状の第1のマグネット40と、第1のマグネット40の内側に同心円状に配置されて、第1のマグネット40とは磁化方向が反平行となる筒状又は柱状の第2のマグネット41とを有し、且つ、これら第1及び第2のマグネット40,41の軸線とターゲットの軸線とが互いに平行となる状態で、ターゲットの表面と平行な面内で回転自在とされると共に、第1のマグネット40と第2のマグネット41との間で発生する磁場Mの、ターゲットの表面における磁束密度の垂直成分Bzが0[T]となる点を結ぶBz=0ラインが、ターゲットの表面と平行な面内において、複数の変曲点C1,C2を有する曲線L1を描くようにする。 (もっと読む)


【課題】ターゲット表面に生じるエロージョンを高度に均一化し、ターゲットの寿命を高める。
【解決手段】ターゲットの表面上に磁場Mを発生させる磁気回路11は、磁化方向が軸線と平行となる筒状の第1のマグネット40と、第1のマグネット40の内側に同心円状に配置されて、第1のマグネット40とは磁化方向が反平行となる筒状又は柱状の第2のマグネット41とを有し、且つ、これら第1及び第2のマグネット40,41の軸線とターゲットの軸線とが互いに平行となる状態で、ターゲットの表面と平行な面内で回転自在とされると共に、第1のマグネット40と第2のマグネット41との間で発生する磁場Mの、ターゲットの表面における磁束密度の垂直成分Bzが0[T]となる点を結ぶBz=0ラインが、ターゲットの表面と平行な面内において、ハート形の曲線Lを描くようにする。 (もっと読む)


【課題】 大きな漏洩磁束が得られ透磁率が低く、マグネトロンスパッタリングにおける使用効率が高いFe−Co−Ni系合金ターゲット材の製造方法を提供する。
【解決手段】 原子比における組成式が((Fe100−X−Ni100−Y−Co100−Z−M、25≦X≦35、10≦Y≦90、5≦Z≦20で表され、前記組成式のM元素が(Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、B、Al、Si)から選ばれる1種もしくは2種以上の元素であるFe−Co−Ni系合金スパッタリングターゲット材の製造方法であって、少なくとも平均粒径が35μmを超えるFe−25〜35原子%Ni合金を原料粉末に用いて前記組成式を満たすように他の粉末と混合した混合粉末を加圧焼結して焼結体を得るFe−Co−Ni系合金スパッタリングターゲット材の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】鉄、コバルト、ニッケル等の磁性体材料を成膜する場合に、基板の中心に対するその周囲の部分の膜厚比を大きくする。
【解決手段】ターゲットの表面付近のエロージョン領域に形成されるリング状の磁場以外にターゲットと基板とが対向したエリアの側方の特に基板に近い側に磁場を形成する。マグネトロンスパッタリング装置は、希薄ガス雰囲気に維持される真空空間内にターゲットと基板とを対向して配置すると共に、ターゲットの表面付近に磁場を形成するための磁場形成手段を配置し、さらにターゲットと基板とが対向したエリアの側方に補助的な磁場形成手段を配置し、ターゲットの表面付近のエロージョン領域に形成される磁場以外に基板の表面に近い部分に補助的な磁場を形成するものである。 (もっと読む)


【課題】一つの試料を作製するだけで、フェライトの組成変化に伴う磁気特性の変化を連続して測定することができるフェライトの特性評価方法を提供する。
【解決手段】透光性を有する単結晶基板上に、薄膜形成法を用いて、成分組成を水平方向に傾斜させて製膜した複数層の組成傾斜フェライト層からなる組成傾斜フェライト薄膜を形成し、該フェライト薄膜の組成傾斜方向に沿い連続して磁気光学効果を測定することにより、該フェライトの組成変化に伴う磁気特性の変化を連続して測定する。 (もっと読む)


【課題】 第1軟磁性層と第2軟磁性層の結晶性を略等しくし、軟磁性層の面内磁気異方性を大きくすることにより、OW特性およびSNRを向上させた垂直磁気記録媒体を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明にかかる垂直磁気記録媒体100の構成は、ディスク基体110上に少なくとも、軟磁性層114と、磁気記録層122を備える垂直磁気記録媒体100であって、軟磁性層114は、第1軟磁性層114bおよび第2軟磁性層114dと、第1軟磁性層114bの下に設けられた結晶調整層114aと、第1軟磁性層114bと前記第2軟磁性層114dの間に第1軟磁性層114bおよび第2軟磁性層114dが反強磁性交換結合相互作用を及ぼすように設けられたスペーサ層114cとを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 磁性記録部と非記録部とからなる磁性パターンの形成にイオン注入を用いた場合においても、非記録部に起因するノイズが低減され、高い品質を確保することが可能な磁気記録媒体を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明にかかる磁気記録媒体の構成は、基体上に少なくとも、面内方向に所定のパターンで形成された磁性記録部と非記録部134とを有する磁気記録層122を備えた磁気記録媒体100において、磁気記録層は、4×10erg/cc以上の垂直磁気異方性定数Kuを有する材料からなり、非記録部は、磁気記録層にイオンを注入することにより形成されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シールド板、成膜装置及び磁気記録媒体の製造方法において、交換後のシールド板に対する脱ガス処理に要する時間を短縮可能とすることを目的とする。
【解決手段】成膜装置内に交換可能に取り付けられると共に、成膜装置内で飛散する成膜材料が堆積される堆積面を有するシールド板を、一対の相対向する表面のうちの一方が堆積面を形成する板状部材と、板状部材に一体的に設けられたヒータと、ヒータと電気的に接続された端子を備えるようにする。 (もっと読む)


【課題】ターゲットが磁性体で厚かったり、ターゲットとして強磁性体を用いる場合であっても、ターゲットの表面に放電に必要な磁気トンネルを形成させるために十分な大きさの漏洩磁場を発生させることが可能なマグネトロンスパッタカソード、マグネトロンスパッタ装置及び磁性デバイスの製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明のマグネトロンスパッタカソードは、ターゲット10のスパッタ面10aに設けられた第2環状溝14と、ターゲット10の非スパッタ面10bに設けられた第3環状凸部23と、非スパッタ面10bの、第3環状凸部23の外側に設けられた第4環状溝24と、非スパッタ面10bの、第4環状溝24の外側に設けられた第4環状凸部25とを有するターゲットを備える。また、上記マグネトロンスパッタカソードは、非スパッタ面10b側に、第1磁石5、及び第1磁石5と極性の異なる第2磁石6を備える。 (もっと読む)


【課題】緩衝効果を更に向上させて、柔らかい基板を用いた場合でも基板の損傷や破損を防止することが可能な基板支持装置を提供する。
【解決手段】基板に設けられたセンター孔に基板保持部を挿入し、前記基板保持部で前記基板を鉛直姿勢で支持する基板支持装置は、前記基板保持部に連結された第1の連結板と、前記第1の連結板に対向して配置され、前記基板を基板ホルダーに搬送する搬送ロボットに連結された第2の連結板と、前記第1の連結板と第2の連結板とを接続する少なくとも3つの線状の支持部材と、前記第1の連結板と第2の連結板との間に配置された弾性を有する緩衝部材と備える。 (もっと読む)


【課題】腫瘍細胞を選択的に破壊する等、種々の用途に効果的に利用可能な新規な形状の磁性微粒子、その製造方法及びその製造装置を提供する。
【解決手段】コア部1とそのコア部2の周りにある多数のヒゲ状突起3とからなり、そのヒゲ状突起3を含む粒子径Dに対するヒゲ状突起3の長さLの割合が5%以上30%以下である磁性微粒子1により、上記課題を解決する。このとき、ヒゲ状突起3を含む粒子径Dの平均が100nm以上300nm以下の範囲内である磁性微粒子1は、ガスフロースパッタ法で形成された鉄微粒子として好ましく得ることができ、腫瘍細胞内に貪食又はエンドサイトーシスされて外部から加わる変換磁場により該腫瘍細胞を破壊する磁性微粒子として利用できる。 (もっと読む)


【課題】反応容器内を排気するのに要する時間を短縮することができ、なお且つ高減圧条件下で処理を行うことができる処理装置を提供する。
【解決手段】被処理基板Wが配置される反応容器2と、被処理基板Wを処理する処理ユニット1Aと、反応容器2内を減圧排気する真空ポンプ15とを備え、反応容器2の被処理基板Wと対向する少なくとも一方側又は両側の側壁6a,6bには、処理ユニット1Aが被処理基板Wと対向して配置されると共に、この処理ユニット1Aを挟んで真空ポンプ15が配置されている。これにより、反応容器2内の被処理基板Wの周囲に形成される反応空間Rの真空度を効率良く高めることが可能である。また、この反応容器2内を減圧排気するのに要する時間を短縮し、高真空度での処理を行うことが可能である。 (もっと読む)


【課題】低コストでかつ安定に成膜をすることができる成膜方法および成膜装置を提供すること。
【解決手段】薄膜の原料の固体を溶融して融液51aとし、融液51aを凝固させて棒状体を形成し、棒状体51bを引き出す。棒状体51bを溶融させずに保温又は加温しつつ搬送する。棒状体51bの一部を溶融させて、蒸発源51dに供給する。蒸発源51dを加熱して蒸発させた蒸発粒子を基板に堆積させることで基板上に薄膜を形成する。以上の工程を、真空槽内で行う。 (もっと読む)


【課題】キャリアに保持された基板に対して反応性プラズマ処理又はイオン照射処理を行う際に処理ムラが生じることを防止したインライン式成膜装置を提供する。
【解決手段】キャリアは、基板を内側に配置する孔部29が設けられたホルダ27と、ホルダ27の孔部29の周囲に弾性変形可能に取り付けられた複数の支持部材30とを備え、複数の支持部材30に基板の外周部を当接させながら、これら支持部材30の内側に嵌め込まれた基板を着脱自在に保持することが可能であり、キャリアに保持された基板に対して反応性プラズマ処理又はイオン照射処理を行うチャンバ内において、ホルダ27が接地されると共に、複数の支持部材30の内側には、外径が100mm以下である円盤状の基板が嵌め込まれ、なお且つ、この基板とホルダ27の孔部29との間に形成される隙間Sが、半径方向に少なくとも11mm以上ある。 (もっと読む)


【課題】高い精度で保持爪の位置を調整することができる保持爪位置の測定方法および測定具を提供する。
【解決手段】中心軸C2回りに測定具71が回転すると、第1保持爪31の先端や第2保持爪32の先端は第1縁81や第2縁83に近づいていく。第1保持爪31の先端が第1縁81に接触すると、接触位置で目盛り82が読まれる。目盛り82は、中心軸C2回りの角位置に中心軸C2から第1縁81までの距離を関連付けることから、第1保持爪31および第1縁81の接触位置の目盛り82で第1保持爪31の先端の位置が特定される。第2保持爪32の位置は第1保持爪31と同様に特定される。こうして第1および第2保持爪31、32の先端の位置は目盛り82、84に基づき測定されることから、作業者の相違によるばらつきは確実に回避される。第1および第2保持爪31、32の先端の位置は高い精度で調整される。 (もっと読む)


【課題】容器内の真空度を短時間で高められる真空成膜装置を提供することを目的とする。
【解決手段】基板を配置可能な空間部101dを備えた反応容器と、空間部101d内に設置された成膜手段と、空間部101dの内部を減圧状態とする排気手段と、反応容器の一面に設けられ、空間部101dに連通された開口部101cと、開口部101cを覆うように取り付けられ、開口部101cを開閉自在とする扉部107と、開口部101cまたは扉部107の外周に取り付けられた枠部803と、枠部803に開口部101cを囲むように形成された溝部803cと、溝部803cに嵌めこまれたOリング802と、枠部803に取り付けられ、枠部803を加熱する加熱部804と、を有する真空成膜装置を用いることにより、上記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】成膜装置及び磁気記録媒体の製造方法において、基板保持部材から脱落する堆積膜の悪影響を抑制することを目的とする。
【解決手段】チャンバ内で、基板を保持するための基板保持部材に付着した堆積膜を消磁位置で消磁すると共に、前記消磁により脱落し易くなった堆積膜を吸着位置で磁気的に吸着する塵埃除去装置を備えるようにする。 (もっと読む)


【課題】バラツキの少ない軟磁性膜を形成でき、スパッタリングの際の異常放電やパーティクルを低減したCo-Fe系合金ターゲット材を提供する。
【解決手段】原子比における組成式が((Co100-X-Fex)100-Y-NiY)100-Z-MZ、20≦X≦80、0≦Y≦25、5≦Z≦20で表され、組成式のM元素が(Zr、Hf、Ta、Nb、Y、B)から選ばれる1種もしくは2種以上の元素であるCo-Fe系合金スパッタリングターゲット材で、ターゲット材のX線回折(110)ピークと(211)ピークとの強度比I(110)/(211)の値について、半径方向面2、円周方向面3、スパッタ面4で測定したピーク強度比をそれぞれI(R)、I(C)、I(S)とした時に、I(R)/I(S)およびI(C)/I(S)の値が0.7〜1.3であり、かつ酸素含有量が100ppm以下であるCo-Fe系合金スパッタリングターゲット材。 (もっと読む)


【課題】一方向からの測定によって対象物の位置情報を精度よく取得することを課題とする。
【解決手段】成膜装置1000が有する位置測定装置1100は、基板400が有する測定対象平面400a上の3つの測定点400a1、400a2、400a3に対し、測定点までの水平方向の距離をそれぞれ測定する測距部を備える。測距部は、3つの変位センサ1110、1120、1130を有する。これらの変位センサ1110、1120、1130は、垂直仮想平面600に正対するように配置される。位置測定装置1100は、水平方向から基板400の測定対象平面400aの投影画像を撮像する撮像部を備えている。撮像部は、画像センサ1150と、この画像センサ1150が接続された画像取得部1160を備えている。 (もっと読む)


【課題】成膜空間に生成するプラズマに起因した薄膜へのダメージを抑制する成膜装置及び成膜方法を提供することである。
【解決手段】スパッタガスが供給された真空槽で基板Sを該基板Sの周方向に回転させながらターゲット20に高周波電力を供給することによりターゲット表面20Sをスパッタして基板Sの表面に薄膜を形成する成膜装置であって、ターゲット表面20Sにおけるエロージョン領域がターゲット表面20Sの法線に投影された領域である基板表面の投影領域SPを覆うかたちで基板Sとターゲット20との間に配置されて投影領域SPに対してプラズマの入射を抑制する遮蔽リング30を備えた。 (もっと読む)


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