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Fターム[4K031DA01]の内容

溶射又は鋳込みによる被覆 (8,522) | 溶射法 (1,211) | ガス式溶射法 (337)

Fターム[4K031DA01]に分類される特許

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【課題】過大なクラックの発生を防止しつつ、十分な効果が得られる緻密化層を形成し、それ共にコストアップを招かない溶射皮膜における緻密化層の形成方法、及び溶射皮膜被覆部材を提供する。
【解決手段】Al溶射皮膜5の表層6の皮膜組成物を再溶融、再凝固させる高エネルギービームを、Al溶射皮膜5の表面5aへ走査する際に、走査方向へ向けて先行して走査させる先行レーザービーム20と、この先行レーザービーム20と同一軌跡上で追従して走査させる追従レーザービーム21とで構成し、先行レーザービーム20をAl溶射皮膜5の表面5aへ走査させながら照射すると共に、追従レーザービーム21を当該先行レーザービーム20で走査した被照射領域22へ走査させながら重ねて照射し、当該被照射領域22の表層6を緻密化する。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性や靭性に優れる他、皮膜の長寿命化に優れる製鉄設備用ロールを提供する。
【解決手段】ロール表面に、4〜10質量%のCoと残部WCからなるWC−Coサーメット溶射材料を溶射して製鉄設備用ロールを製造する際に、η相の含有率が10質量%以下であるWC−Co溶射材料を、フレーム温度を3000℃以下としかつ、粒子速度を300m/s以上とする高速フレーム溶射法によってWC−Co溶射皮膜を被覆成形するロールの製造方法。 (もっと読む)


【課題】塩酸,クロム酸,リン酸等の酸薬液飛散下での溶射皮膜の寿命を延長できる耐食性ロールおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】第1の方法は耐食性ロールであり、ロール1の表面に形成された第1層として硬化肉盛の溶接被覆層2と、第2層としてNi系の超合金系による溶射被覆層3と、第3層としてWC―NiCr溶射被覆層4と、セラミック系流体を被覆表面に流し込んで焼成した封孔処理層とを備える。第2の方法は耐食性ロールの製造方法であり、ロール1の表面に第1層として硬化肉盛溶接加工を行い、次いで、機械加工、研磨加工をおこない、次いで、第2層としてNi系の超合金系による溶射加工を行い、次いで、第3層としてWC―NiCr溶射加工を行い、次いで、研磨加工をおこない、次いで、セラミック系流体を被覆表面に流し込んで焼成する封孔処理を行う。 (もっと読む)


【課題】タービン動翼本体の先端に設けられているシュラウドの表面のうち、隣接するシュラウド相互のコンタクト面の耐磨耗性及び耐酸化性を高める。
【解決手段】シュラウドの母材の表面にコーティング材を溶射して皮膜を形成し、皮膜に対して拡散熱処理を施し、拡散熱処理が施された皮膜の表面を研磨して、コンタクト面を形成する。コーティング材は、32.5wt%のMoと、15.5wt%のCrと、3.4wt%以下のSiとを含有し、1.5wt%以下のCoと、1.5wt%以下のFeと、0.08wt%以下のCとを含有することを許容し、残部がNi及び不可避的不純物である。 (もっと読む)


【課題】耐焼付性に優れた転動体、その製造方法及び耐焼付性に優れた転動体を備えた動力伝達装置を提供する。
【解決手段】転動体は、基材と、該基材の表面に形成される皮膜とを備える。この転動体における皮膜は、上記基材の硬度より高い硬度及び上記基材の融点より高い融点を有する少なくとも1種の硬質粒子と金属単体及び合金の少なくとも一方からなる金属材とを少なくとも表面構成要素として含む。
転動体の製造方法は、上記転動体を製造する方法であって、基材の表面への皮膜の形成を、溶射材を用いた溶射法によって行う方法である。この転動体の製造方法における溶射材は、上記基材の硬度より高い硬度及び上記基材の融点より高い融点を有する少なくとも1種の硬質粒子と金属単体及び合金の少なくとも一方からなる金属材とを含む。 (もっと読む)


【課題】耐環境保護性を損なわずに耐エロージョン性をもたらす酸化物分散強化皮膜を形成する方法を提供すること。
【解決手段】金属基材(304)上に酸化物分散強化皮膜を形成する方法(100)が開示される。本方法は一般に、MCrAlY合金粒子を粉砕して、酸素富化粉体にして該粉体に含まれるMCrAlY合金粒子の約25体積%以上が約5μm未満の粒径を有する酸素富化粉体を形成するステップを含む。さらに、本方法は、酸素富化粉体を金属基材(304)に施工して皮膜を形成するステップと、酸素富化粉体を加熱して皮膜内に酸化物分散質を析出させるステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】安価であり、厳しい高温条件下においても伸縮性が高くかつ耐磨耗性を両立する溶射材料の提供する。
【解決手段】NiCr合金と、Cr32とを含み、造粒焼結法により粒子状に形成され、前記NiCr合金におけるCr含有量が40〜50質量%である溶射材料。前記溶射材料は、Cr32を100質量%とする場合のNiCr合金の配合比が、25〜35質量%であるのが好ましい。また、基材の表面に、本発明の溶射材料を高速フレーム溶射することにより、前記基材上に溶射被膜を形成する方法も提供される。 (もっと読む)


【課題】高温用途用部材表面に被覆形成する耐熱性、耐摩耗性、潤滑性、剥離性に優れた溶射皮膜被覆高温用途用部材を提案する。
【解決手段】高温に曝される基材の表面に直接、Wの含有量が0.5〜10mass%であるNi−W系耐熱合金の溶射皮膜を被覆してなる高温用途用部材、およびその部材を製造する方法。 (もっと読む)


【課題】コールドスプレー法を用いてステンレス基材に金属皮膜を形成させた積層体を製造する場合に、ステンレス基材と金属皮膜との間の密着強度が高い積層体の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の積層体10の製造方法は、ステンレス基材1を、金属皮膜2の材料の融点に対する比率が.40以上0.65以下の温度であって、かつステンレス基材1の融点に対する比率が0.5以下の温度に加熱し、加熱したステンレス基材1の表面に、金属皮膜2の材料である材料粉体を該材料粉体の融点より低い温度に加熱されたガスとともに固相状態のままで吹き付けて堆積させることによって金属皮膜2を形成する。 (もっと読む)


【課題】耐剥離性の高い補修皮膜を形成する遮熱コーティングの部分補修方法を提供することを目的とする。
【解決手段】遮熱コーティングの部分補修方法は、耐熱合金基材1上に金属結合層2と、ジルコニアを主とするセラミックス層3とが順に形成された部材の前記セラミックス層3の損傷部に、ジルコニアを主とする溶射材を溶射して補修皮膜9を形成する補修皮膜形成工程と、補修皮膜9の周辺のレーザビームの通路となり得る前記セラミックス層3の表面を、レーザ反射能を有する反射材で被覆した後、補修皮膜9の表面にレーザビームを所定条件で照射し、補修皮膜9に縦割れ11を形成する縦割れ形成工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】オープンラック式気化器(ORV)等に用いられた際に、耐食性、特に腐食環境下で長期にわたって使用可能な耐食性に優れる耐食性アルミニウム合金部材およびORVの伝熱管またはヘッダー管を提供する。
【解決手段】耐食性アルミニウム合金部材20は、アルミニウム合金からなる基材21と、基材の表面の少なくとも一部に被覆されたアルミニウム合金からなる厚さ250μm以上の犠牲陽極皮膜22とを備え、犠牲陽極皮膜22は、その最表面から深さ150μmまでの領域(表面側領域22B)において、その厚さ方向の断面における気孔23の面積率が5%以上15%以下、かつ、孔径5μm以上の粗大気孔23aの割合が70%以上であり、さらに、最表面から深さ150μmを超えて基材21との界面24までの領域(界面側領域22A)において、その厚さ方向の断面における気孔23の面積率が5%未満、かつ、粗大気孔23aの割合が60%以下である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、溶融材料をスリットから外部に吐出させるためのガイド部材を提供する。
【解決手段】本発明のガイド部材は、外部に溶融材料が吐出する境界のエッジ部に溶射法を用いて金属基材の表面に形成した超硬合金層に摩擦攪拌プロセスを施し、該超硬合金層に含まれる結合相の結晶粒を微細化することで改質された超硬合金改質層で形成される。このガイド部材は、溶融材料の押し出し成形に使用するTダイに適しており、超硬合金改質層が形成されるエッジ部は、溶融材料を外部まで案内するTダイのスリットの開口端側の内壁である。 (もっと読む)


【課題】優れた遮熱性を確保しつつ、耐エロージョン性が高く、かつ、滑らかな表面を形成することのできるセラミックス層備えた遮熱コーティングの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】遮熱コーティングの製造方法は、耐熱基材11上に金属結合層12を形成する工程と、金属結合層12上にセラミックス層13を形成する工程と、を備え、セラミックス層13を形成する工程が、金属結合層12上に、溶射により気孔を含む高気孔層14を形成する段階と、高気孔層14上に、高気孔層14よりも緻密な組織を有する緻密層15を形成する段階と、緻密層15が所定厚さとなるよう緻密層15の上面を研磨する段階と、を含む。 (もっと読む)


【課題】異種金属を成分の偏りがない状態で鋳鉄管などの管の被溶射物に良好に溶射することができる異種金属の溶射方法および溶射機を提供する。
【解決手段】被溶射物Xである管を、その管軸心Oを中心に回転させながら、互いに種類の異なる異種金属を管の表面に溶射する異種金属の溶射方法であって、異種金属からなる2つの線材A、Bを、溶射機1に個別に設けられた各線材送出部3、4から被溶射物Xの被溶射面に向けて送り出す線材送出動作と、異種金属の溶融箇所に微粒子化用気体を供給する微粒子化用気体供給動作と、溶射形状が楕円となるように形状制御用気体供給部5から気体を供給する形状制御用気体供給動作とを並行して行い、前記線材送出動作において、前記線材A、Bを、これらの線材A、Bの接触箇所で、管軸心Oに対して略直交する方向に並んだ状態で接触させる。 (もっと読む)


【課題】セラミックス基材に対する電極の剥離を抑制可能で、小型化が可能な電極構造などを提供すること。
【解決手段】セラミックス基材12上に設けられる導電層30と、導電層30に固定される電極40とを有する電極構造20において、導電層30は、少なくとも一部が多孔質であって、電極40と接触する表面に微細な凹凸を有し、電極40は、導電層30の凹凸の凹部31に入り込んだアンカー部46を有する。 (もっと読む)


【課題】基材に溶射皮膜を設けた真空装置用部品において、膜剥がれ、微小パーティクルの発生を低減した真空装置用部品を溶射皮膜溶射皮膜提供する。
【解決手段】基材1と前記基材の上に設けられた溶射皮膜3とを有する真空装置用部品において、前記溶射皮膜は、高融点金属粒子またはセラミック粒子の少なくとも一種と、アルミニウム粒子を用いて形成し、前記溶射皮膜が、金属溶融膜膜片5と、粒子6と、空隙7とを有し、空隙率が12%以上40%以下である。 (もっと読む)


【課題】摩擦抵抗を確実に高めるために必要な、スプライスプレートの摩擦接合面に施す溶射層の構成要件を明確にし、高力ボルト摩擦接合の接合強度及び寿命を高いレベルで安定させることができるようにすること。
【解決手段】摩擦接合面に金属溶射による溶射層2を形成した高力ボルト摩擦接合用スプライスプレート1において、溶射層2の表面から溶射層2の内部に向かって150±25μmの位置までの部分(表面側溶射層2a)の気孔率を10%以上30%以下とし、かつ、溶射層2の表面から溶射層の内部に向かって150±25μmの位置からスプライスプレート母材3と溶射層2との界面までの部分(界面側溶射層2b)の気孔率を5%以上10%未満とした。 (もっと読む)


【課題】防錆用溶射皮膜が形成されたボルトを所定の締め付けトルクで締め付けた際に、要求される軸力を得ることを可能にする。
【解決手段】防錆用溶射皮膜101b,102b,103bが形成された被締結体100の締結に使用される締結具であって、頭部1aおよびねじ部1cを含む全面に防錆用溶射皮膜10が形成され、少なくともねじ部が1〜10質量%のワックスを含む封孔処理剤により封孔処理されたボルト1と、被締結体100を挟んでボルト1のねじ部1cに締め付けられるナットであり、ねじ部1cと被締結体100側の接触面(座面2b)とを除く全面に防錆用溶射皮膜20が形成されたナット2と、ボルト1の頭部1aまたはナット2と被締結体100との間に配置されるワッシャであり、被締結体100側の接触面3a,4aを除く全面に防錆用溶射皮膜30,40が形成されたワッシャ3,4とを含む締結具である。 (もっと読む)


【課題】HVOF溶射で得られる皮膜と同等又はより優れた皮膜特性を有する溶射皮膜を形成することが可能な、HVAF溶射用途で使用される溶射用粉末、及びその溶射用粉末を用いた溶射皮膜の形成方法を提供する。
【解決手段】本発明の溶射用粉末は、HVAF溶射により溶射皮膜を形成する用途で使用される溶射用粉末であって、コバルト及びクロムの少なくともいずれか一種を含む金属と炭化タングステンを含んだ造粒−焼結サーメット粒子からなり、造粒−焼結サーメット粒子の平均径は1〜30μm以下、造粒−焼結サーメット粒子のセラミックスの含有量は60〜95質量%、造粒−焼結サーメット粒子を構成する一次粒子の平均粒子径が0.2〜6.0μm、造粒−焼結サーメット粒子を構成する金属一次粒子の個数平均径を同じ金属一次粒子の体積平均径で除することにより得られる値として定義する分散性の値は0.40以下の溶射用粉末である。 (もっと読む)


【課題】溶射材料及び酸素の供給を確実に停止させる緊急停止機構を構成した溶射装置を提供する。
【解決手段】溶射材料を貯留するホッパ21をエジェクタ22の混合口223に、供給ホース24を前記エジェクタ22の出力口222に、そして酸素供給ライン23を前記エジェクタ22の入力口221にそれぞれ接続し、酸素供給ライン23を通じてエジェクタ22へ供給される酸素にホッパ21から溶射材料を混入させ、前記エジェクタ22から供給ホース24を通じて溶射材料及び酸素をランスに混合状態で供給する溶射装置2において、酸素供給ライン23に介在させた緊急閉鎖バルブ11と、前記酸素供給ライン23から分岐した酸素分岐ライン12と、前記酸素分岐ライン12を接続したホース検知バルブ13と、前記ホース検知バルブ13と緊急閉鎖バルブ11とを結ぶ加圧ライン14と、前記加圧ライン14に設けた酸素排気バルブ15とから緊急停止機構1を構成した溶射装置2である。 (もっと読む)


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