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Fターム[5C038GH13]の内容

計測用電子管 (3,290) | イオン源の構造 (564) | イオン化室 (486) | イオン出射部 (35)

Fターム[5C038GH13]に分類される特許

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【課題】本発明は、有機化合物、特に大気中の微量揮発性有機化合物を多成分同時に高感度、リアルタイムに測定する有機化合物の測定装置及び有機化合物の測定方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、上記課題を解決するために、 放電式のイオン源とドリフトチューブと輸送チャンバーとビーム成形輸送部材と飛行時間型質量分析計からなる陽子移動反応飛行時間型質量分析計において、前記イオン源が、押出し電極と、第一スペーサーと、引出し電極と、第二スペーサーと、中心に穿孔が穿設された接続電極からなり、前記押出し電極と前記第一スペーサーと前記引出し電極で形成されたイオン発生空間の前記押出し電極と前記引出し電極で放電し、水蒸気をHにすることを特徴とする有機化合物の測定装置の構成及び、前記装置を用いた有機化合物の測定方法とした。 (もっと読む)


【課題】大気圧雰囲気下で粒子線を試料に照射してイオン化を行う場合、粒子線の照射範囲を絞ることができないため空間分解能を高めることが困難であった。
【解決手段】大気圧雰囲気にあるイオン化室1内でノズル8から噴射される粒子線の経路に小孔6を穿設した粒子線遮蔽板5を配設し、該小孔6を通過した一部の粒子線を試料3に照射する。そして、試料3上の粒子線の照射部位4から発生したイオンをイオン輸送管7で収集して質量分析部に送る。さらに、この遮蔽板5の位置を固定し試料3を保持する試料ステージ2を二次元面内で移動させることにより、試料3上での粒子線の照射部位4を移動させる走査を行い、それにより試料3上の所定範囲の定性情報や定量情報の二次元分布を取得可能とする。 (もっと読む)


【課題】
四極子形質量分析計の感度を向上させるためにイオンの生成効率を向上させた四極子形質量分析計用イオン源を提供する。
【解決手段】
イオン源と、質量分離部と、イオン検出器とを備え、イオン源で生成されたイオンを質量分離部に入射し、その質量と電荷の比によって分離され、イオン検出器で目的のイオンを検出するように構成した四極子形質量分析計用イオン源において、イオン源に含まれるイオン化室とイオン引出し電極の間に、イオン化室内の電位分布を最適化するイオン化室補助電極が設けられる。 (もっと読む)


1つ以上のイオン源を1つ以上の下流側デバイスへインターフェースするために質量分析において使用される多重デバイスインターフェース。該多重デバイスインターフェースは、多重極ロッドセットに印加される電位に依存して、入力ロッドセットまたは出力ロッドセットのどちらかとして構成される3つ以上の多重極ロッドセットを含む。入力ロッドセットとして構成される多重極ロッドセットは、1つ以上のイオン源に連結されることにより、該イオン源から生成されたイオンを受け入れて該イオンを出力多重極ロッドセットとして構成された少なくとも1つの多重極ロッドセットへ伝達する。該出力多重極ロッドセットは、下流側デバイスに連結され、生成されたイオンを該デバイスへ伝達できる。
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【課題】ナノスプレーキャピラリニードル、1組の電極、および質量分析器へのキャピラリ入力部を位置合わせする方法を提供すること。
【解決手段】この電極システムは、微細加工技術を利用して、2つの別々のチップからなるアセンブリとして形成される。各チップは、絶縁プラスチック基板上に形成される。第1のチップは、キャピラリエレクトロスプレーニードルおよびAPI質量分析器入力部用の機械的位置合わせフィーチャを、1組の部分電極と共に担持する。第2のチップは、1組の部分電極を担持する。完全な電極システムは、これらのチップがスタック構成で組み立てられるときに形成され、テイラーコーンのきっかけをつくることができ、かつ集束させることによって電気的中性物からイオンを分離し得るアインツェルレンズを含む。 (もっと読む)


検体のイオン化を行う非放射性大気圧装置は、大気圧チャンバを備え、この大気圧チャンバは、キャリアガスの吸気口と、前記チャンバの一端に設けられた第1電極と、他端に設けられキャリアガス中で放電を発生させることにより中性の準安定励起化学種を生成させる対電極とを有する。前記励起化学種と接触させて電子を発生させるために、グリッドが任意で設けられる。前記励起化学種またはこれから発生した電子を含むキャリアガスは、大気圧、略接地電位で検体に誘導され、検体イオンを生成する。
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【課題】水中の重水の含有率を測定する。
【解決手段】重水含有の水に染ませた紙を、小穴のある平面コンデンサ−の負極板と絶縁膜の間に置き、コンデンサ−に端子電圧をかけ、分極によるH,Dイオンを引き出し磁場型質量分析器に導く。このとき、コンデンサ−と質量分析器は真空容器の中に置き、回転ポンプで排気し、5Pa〜10Paの圧力にする。 (もっと読む)


【課題】改良された質量分析器が説明されている。
【解決手段】1つの実施形態によれば、該質量分析器は、フリンジング効果を無視すれば主に単一の座標面(即ち、y−z面)内で振動する、回転せず振動する電界をイオンに印加することによって、イオンをその質量電荷比(m/Q)に基づいて検出するためにイオンを選択するイオン選択室を備えている、独自の質量フィルター設計を使用している。該イオンは、m/Q分解能を所望のレベルに上げるために、該イオン選択室内へ、該選択室の入口に対して相当な角度で且つ単一の座標面内で注入することができる。該質量分析器の更なる実施形態によれば、イオン検出面は、所定の流出角度範囲内に収まるイオンが検出され、別の流出角度を有するイオンが概ね排除されるように、該イオン選択室の出口に配置されている。
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質量分析器においては、質量解析器による質量解析に先行して、イオン源からのイオンは、送出のために入口開口を通過して真空チャンバに入る。入口開口の構成は、音速開口部または音速ノズルを形成し、既定の真空チャンバ圧を用いて、超音速自由ジェット膨張は、バレルショックおよびマッハディスクの範囲内にイオンを閉じ込める真空チャンバにおいて生成される。一旦形成されると、超音速自由ジェット膨張を実質的に半径方向に閉じ込めるための既定の断面を有するイオンガイドは、真空チャンバを介して送出のためにイオンを集中し得る。これは、イオン源と質量解析器との間のイオン送出を効果的に改善する。
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直交加速式飛行時間質量分析器(13)に連結されたMALDIイオン源を備えた質量分析計を開示する。前記質量分析計は、特定の親イオンが質量フィルターにより選択され、第1の軸方向エネルギーをもつように加速される、第1機器設定で操作される。そして、フラグメントイオンは、第1遅延時間の後直交方向に加速され、第1質量スペクトルデータが得られる。続いて、前記質量分析計は、親イオンの軸方向エネルギーを増加させ、その結果得られるフラグメントイオンが、短縮された遅延時間の後、直交方向に加速される、第2機器設定で操作される。そして、第2質量スペクトルデータが得られる。その後、第1および第2質量スペクトルデータを組み合わせ、最終的な複合質量スペクトルを提供する。 (もっと読む)


【課題】イオン/イオン反応による電荷減少の進行度合いの制御や、高効率で高ダイナミックレンジのイオン/イオン反応を容易に行うことの出来る質量分析装置を提供する。
【解決手段】測定対象試料をイオン化し試料イオンを生成する第1のイオン源と、試料イオンと反対の極性の反応イオンを生成する第2のイオン源と、質量分析計を備え、前記第2のイオン源は、前記第1のイオン源と前記質量分析計間であり、且つ前記第1のイオン源から放出される試料イオン流の軸から離れて配置され、更に、前記第2のイオン源は、前記第1のイオン源から放出される試料イオン流に対して、反応イオンを放出することを特徴とする質量分析装置。
【効果】簡単な構成により、生体高分子の多価イオンに由来するマスピークを単純化でき、マススペクトル解析を容易にすることが出来る。 (もっと読む)


【課題】GCで分離された試料を高感度分析できる質量分析装置を提供する。
【解決手段】(a1)針電極、1次イオン生成用ガスの排出開口を具備し、針電極の放電により1次イオン生成用ガスから1次イオンを生成する第1イオン化部と、(a2)1次イオンが通過する1次イオン導入細孔と、(a3)1次イオン生成用ガスの導入開口とを具備し、1次イオンと、GCのカラムの終端から導入された試料ガスとの反応により、試料イオンを生成し、カラムの終端が内部に配置される第2イオン化部とを、具備する大気圧化学イオン源と、(b)試料イオン移動細孔と、(c)試料イオンの質量分析を行う質量分析部とを有し、1次イオン生成用ガスが1次イオン導入細孔を通り、針電極の先端から排出開口に流され、1次イオン導入細孔の半径をR、1次イオン導入細孔と試料ガス移動細孔とを結ぶ軸と、カラムの終端との距離をrとする時、r≦2Rを満たす位置にカラムの終端が配置される。
【効果】汚染、試料ガスの希釈の影響が少ない。 (もっと読む)


イオンを収束させるための方法及び装置であり、イオンは、入口開口12と出口開口16とを有する空気力学的イオン収束アセンブリ14へ供給される。高速ガス導入ポート30により、供給されたイオンは収束アセンブリから出るときに収束される。
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【課題】 キャリヤガスに含まれる極微量の物質を効率よく同定・定量できる超音速ジェット多光子共鳴イオン化による分析装置を提供する。
【解決手段】 レーザーイオン化質量分析装置は、サンプル分子を含んだキャリヤガスを真空室17内へパルス的に噴射する12と、噴射されたキャリヤガス中のサンプル分子を選択的に光反応させるためのレーザー光照射システムと、光反応によって生成されたサンプル分子イオンを引き出す電場を形成するリペラー電極18及び引き出し電極19と、引き出されたサンプル分子イオンを質量分析する質量分析装置26とを有する。レーザー光照射システムは、パルスガス噴射装置12から噴射されて真空室17を並進するパルスガスが、フラット部を有するフラットトップ台形型圧力分布からフラット部を有しない三角型圧力分布に遷移する位置付近において、レーザー光をサンプル分子へ照射するように設定される。
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質量分析計に使用されるイオン源で、電子ビームを放出する電子エミッタアセンブリ、イオン化室、電子レンズおよび少なくとも1つの電極を具備する。前記電子エミッタアセンブリは、基板に固定されており前記電子ビームを放出するカーボンナノチューブ束と、前記電子ビームの放出を制御する第1制御格子と、前記電子ビームのエネルギーを制御する第2制御格子を含む。前記イオン化室は、前記電子ビームを導入させる電子ビーム入口と、試料を導入する試料入口と、イオン化試料分子を出すイオンビーム出口を含む。前記電子レンズは、前記電子エミッタアセンブリと前記イオン化室の間に配置され、前記電子ビームを集束する。前記少なくとも1つの電極は、前記イオンビーム出口の近傍に配置され、前記イオン化室から出る前記イオン化試料分子を集束する。

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