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Fターム[5E041HB17]の内容

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Fターム[5E041HB17]に分類される特許

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【課題】熱分解法によって合成するFeナノ粒子の飽和磁化を向上させ、磁性材料の高周波透磁率特性を改善する。
【解決手段】
Fe源としてFe(CO)、界面活性剤としてオレイルアミンを使用し、溶媒として凍結乾燥法により溶解酸素及び水分を除去したオクチルエーテル,ケロシン及びそれらの混合物を用い、熱分解法によりFeナノ粒子を作製した。反応系中の酸素量の減少とともに、飽和磁化Msは増加しており、溶媒がオクチルエーテルのみの場合Msが115emu/g,ケロシンのみの場合で153emu/gとなった。この結果から、酸素/鉄モル比が10より大きい範囲では、溶媒の分子構造中の酸素によるMsの低下が見られるが、酸素/鉄モル比を10以下にすることにより、酸素の影響を低減できることが分かる。このため、磁性材料の飽和磁化を向上させ、高周波透磁率特性の改善を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】カーボニル鉄コアに比較して小型化及びコイルの巻数の低減化が可能で、しかもデジタルアンプ出力の歪率を低下することがないコア材とこれを用いたチョークコイルを提供する。
【解決手段】98%以上の鉄と微量の珪素Si及び硼素Bを含む平均粒径が6μm以上11μm以下の金属磁性粉末であって、その粒子形状が平均アスペクト比が1〜3の金属磁性粉末の表面に、有機金属カップリング剤が0.1〜1.0wt%、有機金属樹脂が0.2〜0.5wt%の絶縁被膜を形成したコア材を、加圧成型した後、焼成してコアを作製する。このコアに巻線を巻回することで、チョークコイルを作製する。 (もっと読む)


【課題】粒径が30nmから数100nmのフェライト微粒子を連続式で合成することのできる合成方法を開発する。
【解決手段】一方から2価鉄イオンを含有する反応液を送出して輸送し、他方からで酸化剤液を送出して輸送し、送出された前記反応液と前記酸化剤液とを合流させ、合流した前記反応液と前記酸化剤液とを、流れ反応器中に流しながら反応させて粒径が30nmから数100nmで結晶性の良好なフェライト微粒子を合成する。またフェライト微粒子の合成とフェライト微粒子の表面修飾とを一つにまとめた形で、表面修飾されたフェライト微粒子の製造することができるようになった。こうして粒径が30nmから数100nmの範囲の粒径を有し粒径の揃ったフェライト微粒子の表面を修飾して液に分散することにより、粒子サイズが大きく磁化が大きくしかも分散安定性に優れ、これまで実現することのできなかった分散液が製造できるようになった。 (もっと読む)


【課題】耐熱性を向上する絶縁被膜を形成することにより、ヒステリシス損失を低減する軟磁性材料の製造方法および圧粉磁心の製造方法を提供する。
【解決手段】軟磁性材料の製造方法は、鉄を含む鉄基粒子10を準備する工程と、鉄基粒子10の表面を取り囲む絶縁被膜20を形成する工程とを備えている。絶縁被膜を形成する工程では、チタン、アルミニウム、シリコン、カルシウム、マグネシウム、バナジウム、クロム、ストロンチウムおよびジルコニウムからなる群より選ばれた少なくとも一種の物質を有する有機酸を鉄基粒子10の表面に接触させる。 (もっと読む)


【課題】高温、高湿及び高真空等の過酷な環境下でも高い安定性を有する磁性流体とその製造方法並びに磁性流体を用いた磁性流体軸受装置及び磁気シール装置を提供する。
【解決手段】フッ化炭素基とアルコキシシリル基とを有する膜化合物の単分子膜で表面が被覆された磁性体微粒子が、フッ化炭素系の液体を含む分散媒中に分散している磁性流体であって、膜化合物の単分子膜は、アルコキシシリル基と磁性体微粒子表面の活性水素基との脱アルコール反応により、磁性体微粒子の表面に共有結合している。 (もっと読む)


【課題】 特に、粒径の頻度及び累積のパラメータを導入して、非晶質軟磁性合金粉末の充填率を増大させ、コア特性を向上させた圧粉コア及びその製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】 例えば、Feを主成分とし、少なくともP、C、B、Siのうちの2種以上を含む非晶質軟磁性合金粉末の基準粉末(D50=12.25μm)に4μm分級粉を、5質量%〜50質量%混合することで、10%〜90%の累積範囲での粒径の頻度を、8%以下に抑えることができ、その結果、圧粉コアに占める非晶質軟磁性合金粉末の充填率を基準粉末のみ含む圧粉コアに比べて増大させることができ、コア損失を低減でき、さらには透磁率を上昇させることが可能になる。 (もっと読む)


【課題】 小型低背化、低コスト化、製品の環境温度負荷による破損に対する耐久性の向上、磁気特性の向上を同時に満足できるような線輪部品を提供する。
【解決手段】 線輪部品として、フェライトのドラム型の磁芯1に巻線2を施し、上下鍔間に、樹脂と軟磁性粉末からなる軟磁性樹脂混和物を成型した軟磁性成型物3を配置する構成とし、軟磁性樹脂混和物を成型した軟磁性成型物3として、25℃〜−40℃の範囲で、平均引っ張りまたは圧縮の弾性率が30MPa以下であり、−40℃以上0℃以下における平均熱膨張率が10×10-5(1/℃)以下、かつ、25℃における塑性変形率が0.4%以上であるものを採用する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、圧粉磁心の強度を低下させることなく、圧粉磁心の保磁力を小さくすることによってヒステリシス損を低減できる圧粉磁心用の鉄基粉末を提供することにある。本発明の他の目的は、ヒステリシス損に加えて、渦電流損も低減することによって圧粉磁心の鉄損を低減できる圧粉磁心用の鉄基粉末を提供することにある。更に、本発明の他の目的は、鉄損の低い圧粉磁心を提供することにある。
【解決手段】表面に凹凸がなく、平滑な真球と仮定して算出した鉄基粉末の比表面積Bに対する該鉄基粉末の比表面積の実測値Aの比(A/B)を形状指数と定義したときに、該形状指数を2.2〜5とし、且つ、目開き425μmの篩aを通過するが、目開き45μmの篩bを通過しない鉄基粉末を圧粉磁心の原材料として用いればよい。 (もっと読む)


【課題】汎用性のあるアトマイズ装置であっても十分な非晶質度が得られる非晶質形成能が高い非晶質軟磁性金属粉末およびその非晶質軟磁性金属粉末を用いた圧粉磁芯を提供する。
【解決手段】非晶質軟磁性金属粉末は、Fe−aCr−bSi−cB−dC−eNb系の合金粉末から成り、各元素の組成比率を原子%表示で示すa、b、c、d、eの値は、0.5≦a≦5.0、23≦( b+c+d) ≦30、−4≦( b−c) ≦3、1≦d≦12、0≦e≦4である非晶質軟磁性金属粉末とする。これにより、冷却速度が比較的遅い汎用性のあるアトマイズ装置を用いても十分に非晶質化された粉末が得られるので、この粉末を用いた圧粉磁芯では低いコアロスが得られる。また、汎用性のあるアトマイズ装置を用いても非晶質化されるので、設備投資金額が軽減されるとともに稼働率が高められ、製造コストが低減される。 (もっと読む)


【課題】圧粉磁心への成型時及び成型後の熱処理時であっても、磁性粉末同士の絶縁性を容易に確保することができる圧粉磁心用粉末を提供する。
【解決手段】磁性粉末11の表面に少なくとも絶縁層12が被覆された圧粉磁心用粉末10であって、絶縁層12として、磁性粉末11の表面11aから絶縁層の層厚さ方向に沿って、少なくとも第一絶縁層12aと第二絶縁層12bとが順次形成されており、前記第二絶縁層12bの硬度は前記第一絶縁層12aの硬度よりも高い。 (もっと読む)


【課題】サブミクロンの粒径を有する磁性粒子、およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の磁性粒子の製造方法は、(1)金属元素を含む無機粒子と、無機塩と、を混合する無機塩混合工程と、(2)前記無機塩混合工程後に、前記無機塩の融点未満で加熱する加熱工程と、を有する。本発明の製造方法により、平均粒径5nm以上1μm以下の磁性粒子を得ることができる。また、本発明の磁性粒子は、5nm以上1μm以下の平均粒径を有するイットリウム・鉄・ガーネット(YFe12)である。 (もっと読む)


【課題】水アトマイズ法により製造された磁性粉を圧粉磁心材料として用いるに当り、その保磁力を高めることなく、比抵抗を上昇させて、従来より優れた磁気特性を備えた圧粉磁心用磁性粉の製造方法を提供する。
【解決手段】水アトマイズ法で製造された磁性粉に機械的衝撃を与えて解砕処理することにより該磁性粉を球状化する球状化工程と、前記球状化された磁性粉を還元焼鈍する還元焼鈍工程とを備えた、圧粉磁心用磁性粉の製造方法であって、前記還元焼鈍工程において、前記球状化された磁性粉を解砕しつつ還元焼鈍することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】粉末のごく表層部のみにSiを均一に濃化させることにより、粉末における圧縮性の劣化を招くことなしに成形密度を高め、その結果、高い飽和磁束密度を維持し、かつ絶縁材料と粒子間の結合を高めて電気絶縁性を向上させた圧粉磁心用金属粉末を提供する。
【解決手段】直径が10〜500μmで純度が99mass%以上の純鉄粉を、600℃以上 1400℃以下の温度域に加熱し、この温度域にて気相反応により該純鉄粉の表面から5μmまでの深さ範囲にSiを濃化させ、この深さ範囲における平均Si濃度を0.05mass%以上 2mass%以下とする。 (もっと読む)


【課題】 高飽和磁束密度化が図れることはもとより、さらなる低磁気損失化を図ることができるMnZn系フェライトの製造方法を提供する。
【解決手段】 MnZn系フェライトの主成分に対して副成分としてLiを添加してなるフェライトの製造方法方法であって、主成分を予め仮焼きする仮焼き工程と、仮焼き工程の後、仮焼き物にLi化合物を添加し、仮焼き物とLi化合物の混合物を粉砕する粉砕工程と、を有し、前記Liを添加するに際して用いられるLi化合物が、水に対して不溶性ないし難溶性の化合物から構成される。 (もっと読む)


【課題】 MnZn系のフェライトにLiを添加する場合であって、製品ロット間の特性バラツキを抑制することができ、製造歩留まりの向上および製品品質の信頼性の向上を図ることができるMnZn系フェライトの製造方法を提供する。
【解決手段】 MnZn系フェライトの主成分に対して副成分としてLiを添加してなるMnZn系フェライトの製造方法において、前記Liを添加するに際して用いられるLi化合物が、水に対して不溶性ないし難溶性の化合物とする。 (もっと読む)


【課題】大粒径のFePtナノ粒子の製造法を提供する。
【解決手段】溶媒中で凝集したFePtナノ粒子とケイ酸塩とを接触させてSiOを被覆し、磁気特性を発現させる熱処理を行うFePtナノ粒子の製造法。 (もっと読む)


【課題】高透磁率の圧粉磁心を製造可能な軟磁性粉末、この軟磁性粉末を用いて製造された高透磁率の圧粉磁心、およびこの圧粉磁心を備えた高性能の磁性素子を提供すること。
【解決手段】チョークコイル10は、トロイダル形状の圧粉磁心11と、この圧粉磁心11に巻き回された導線12とを有する。圧粉磁心11は、軟磁性粉末と結合材(バインダ)とを混合し、加圧・成形して得られたものである。圧粉磁心11に用いられた軟磁性粉末は、Fe、SiおよびMnを含み、(a)Feを主成分とするものである、(b)Siの含有率が1wt%以上8wt%以下である、(c)Mnの含有率が0.2wt%超1wt%以下である、という各条件を全て満たすものである。また、この軟磁性粉末が、AlおよびCrを含むことにより、圧粉磁心11の耐食性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】 部位による磁気特性のばらつきが非常に少ないFe−Co−V系合金材料の製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、Co:40〜60%、V:1.5〜3.5%、B:10〜40ppm、Si:0.01〜1.00%、Mn:0.01〜1.00%、C:0.1%以下、残部Feおよび不可避的不純物元素からなる合金をガスアトマイズもしくは水アトマイズ法により作製し、該合金を高密度成形法により固化成形し、該固化成形した合金の任意の部位20箇所(5mm×5mm)から採取した試料の保磁力が160KA/m以下、かつそのばらつきが平均値に対し、3%以下であることを特徴とするFe−Co−V系合金材料の製造方法。 (もっと読む)


【課題】回収効率に優れ、粒度の揃った良質な磁性酸化物ナノ粒子を容易に製造することができる磁性酸化物ナノ粒子の製造方法および磁性酸化物ナノ粒子の製造装置を提供する。
【解決手段】反応容器12に収納された、金属錯体または金属塩を含有する前駆体溶液11に、紫外レーザー光発生装置13により、波長400nm以下の紫外レーザー光を照射して、磁性酸化物ナノ粒子を析出させる。前駆体溶液11は、鉄錯体または鉄塩を含有することが好ましい。 (もっと読む)


本発明は、ナノサイズのバクテリアセルロース鋳型に基づく強磁性材料に関連している。より具体的には、本発明は凝集のない磁性ナノ粒子セルロース材料、及びそのような実施形態ナノ粒子セルロース材料を形成する方法を提供する。さらに、前記磁性ナノ粒子は前記セルロース材料に物理的に付着され、及び均一に分散している。
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