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Fターム[5E049AA01]の内容

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Fターム[5E049AA01]に分類される特許

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【課題】TMRセンサの面積抵抗RAが1.0Ωμm2以下の領域で、MR比の劣化の少ないTMRヘッドを得る。
【解決手段】第2の強磁性層中のCo-Fe-Bを成膜する工程から絶縁障壁層MgOを成膜する工程にかけて、基板の温度を氷点下100℃に保つことにより、B濃度10at%以下でもアモルファス状態のCo-Fe-B合金膜を得ることができる。アモルファスCo-Fe-B合金層上に結晶性の良いMgOを形成することができる。また、MgO上の第3の強磁性層中のCo-Fe-Bを成膜する際にも基板を氷点下100℃に保持しながら形成することにより、B濃度6at%のアモルファス状のCo-Fe-Bを得ることができる。得られたTMRセンサ膜は低濃度のBを含むアモルファス状のCo-Fe-B合金膜を含むために、比較的低温(200℃)の熱処理でも大きなMR比が得られる。 (もっと読む)


【課題】配向度の高い希土類磁性薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の希土類高配向磁性薄膜の製造方法は、基材の被覆面上に第1組成の第1被覆層を形成する第1被覆工程と、その第1被覆層上に第1組成とは異なる第2組成の第2被覆層を形成する第2被覆工程とを少なくとも備えてなり、希土類磁性薄膜全体としての合金組成が所望する希土類磁石合金の組成に調整される。これにより、磁化容易軸方向に結晶配向した高配向の希土類磁性薄膜が得られる。 (もっと読む)


【課題】低温プロセスで短時間に作製可能であり、高[100]垂直配向、高L1規則度、低キュリー温度、及び高結晶磁気異方性を有する、L1FePt薄膜を備えた磁気記録媒体を製造できる方法、並びに、該方法によって得られるL1FePt薄膜を備えた磁気記録媒体を提供することを課題とする。
【解決手段】FePt合金とCu酸化物とを含む薄膜を形成する薄膜形成工程、及び該薄膜を加熱する加熱工程を経て、L1規則構造を有したFePt合金とCu酸化物とを含有した磁気記録層を形成する磁気記録媒体の作製方法、および該製造方法で得られる磁気記録媒体とする。 (もっと読む)


【課題】 高速スピン移動トルク書き込み手順を備えた磁気素子を提供する。
【解決手段】 固定磁化方向を有する基準層と、書き込み電流を磁気トンネル接合部に通過させることによって、基準層の磁化方向に対して調整可能な磁化方向を有する第1の記憶層と、前記基準層および第1の記憶層間に配置された絶縁層と、を含む磁気トンネル接合部であって、磁気トンネル接合部が、書き込み電流のスピンを、基準層の磁化方向に垂直に配向されるように偏極する偏極装置をさらに備えることを特徴とし、前記第1の記憶層が、磁化の切り替え時間が1ns〜100ns間に含まれる範囲になるような減衰定数を有する磁気トンネル接合部。改善された書き込み速度および従来のメモリ装置より低い電力消費を有する、開示の磁気トンネル接合部から形成された複数の磁気素子を備える磁気メモリ素子。 (もっと読む)


【課題】 スパッタ法やレーザアブレーション法では基板の加熱処理なしでは得られない固有保磁力の高い膜磁石を、基板を加熱処理することなく得られる製造方法を提供するものである。
【解決手段】 磁石材料を含む電極と導電性の基板との間に所定の間隔を設け、電極と基板との間に電圧を印加してアーク放電を発生させることにより磁石材料を基板の表面に付着させて、内部に平均粒径が20nm以上で500nm以下の強磁性結晶相が分散した膜磁石を製造する製造方法を提供する。 (もっと読む)


本発明は、強磁性体からなる上層(2)の磁化の方向を変更させる方法を提供するものであり、a)上層(2)は、上層(2)と磁気結合していない下層(3)の上に配置され、下層(3)は、下層(3)の物質の温度がしきい値より高いか低いかにより、上層(2)の磁化方向の変更に適した放射磁界を発生させるか、または発生させないことに適している物質から成り、下層(3)の物質による放射磁界は、上層(2)の強磁性物質の保磁場より強力であり、本方法は、b)下層(3)の温度を、上層(2)と下層(3)の磁化方向が安定した相互配置であり下層(3)の物質が放射磁界を生じさせない一番目の値から、下層(3)の物質が、不可逆な方法において、上層(2)の磁化方向を変化させるのに適した放射磁界を生じさせる二番目の値へ進むステップ、及びc)下層(3)の温度を、二番目の値から、下層(3)の物質が放射磁界を生じさせない三番目の値へ進むステップ、からなり、温度の変更ステップであるb)とc)は外部からの磁場を加えることなしに実施されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 スピントルク・ベースの磁気抵抗ランダム・アクセス・メモリ(MRAM)を含む、スピントルク磁気抵抗構造体及びデバイスを提供する。
【解決手段】 磁気抵抗構造体、デバイス、メモリ、及びそれらを形成する方法が提示される。例えば、磁気抵抗構造体は、強磁性層と、強磁性層に結合されたフェリ磁性層と、固定層と、非磁性スペーサ層とを含む。磁気抵抗構造体のフリー側は、強磁性層及びフェリ磁性層を含む。非磁性スペーサ層は、少なくとも部分的にフリー側と固定層の間にある。強磁性層の飽和磁化は、フェリ磁性層の飽和磁化と対向する。非磁性スペーサ層は、酸化マグネシウム(MgO)からなるもののようなトンネル障壁層又は非磁性金属層を含むことができる。 (もっと読む)


【課題】 垂直磁気記録媒体における軟磁性膜層用CoFeNi系合金およびスパッタリングターゲット材を提供する。
【解決手段】 at%で、(Co+Fe+Ni):70〜92%(ただし、Niは0を含む)、Ta:1〜8%、B:7%超〜20%を含有し、かつ、Co/(Co+Fe+Ni):0.1〜0.9、Fe/(Co+Fe+Ni):0.1〜0.65、Ni/(Co+Fe+Ni):0〜0.35、およびB/Ta:1〜8を満たすことを特徴とする垂直磁気記録媒体における軟磁性膜層用CoFeNi系合金。 (もっと読む)


【課題】 垂直磁気記録媒体の軟磁性層として用いられる、アモルファス薄膜を作製するための、高PTF値を示すスパッタリングターゲット材とこれに使用する低飽和磁束密度原料粉末を提供する。
【解決手段】 Fe,Ni,Zrを含む軟磁性薄膜を製造するための、粉末を固化成形したスパッタリングターゲット材おいて、原料粉末としてat%で、Co:≦6%、Zr:1〜20%に、Hf:≦20%、Nb:≦20%、Ta:≦20%を含有し、残部がFe,Niおよび不可避的不純物からなり、かつ、下記式を満たす原料粉末およびこれを形成したことを特徴とするスパッタリングターゲット材。(ただし、Co、Hf,Nb,Taは0%を含む)
0.25≦[Ni%/(Fe%+Ni%)]−0.011×(Zr%+Hf%+Nb%+Ta%)≦0.35 … (1)
Zr+Hf+Nb+Ta≦20% … (2) (もっと読む)


【課題】高密度記録を実現する垂直磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】基板100上に第一中間層106、第二中間層107、磁気記録層108,109を備える。第一中間層はRu又はRu合金とする。第二中間層は、CoとFeから選ばれる少なくとも一元素を含みCuを主成分とし、CoとFeの合計割合が10〜30at.%となる合金で構成し、膜厚を5nm以上100nm以下とする。 (もっと読む)


【課題】磁気記録層の結晶配向、磁気クラスターサイズを保持しながら、書き込み性能を向上し、記録再生特性に優れた垂直磁気記録媒体を実現する。
【解決手段】基板11上に密着層12、軟磁性下地層13、平坦化層14、シード層15、中間層16、磁気記録層17、保護層18が順次形成されてなる垂直磁気記録媒体において、シード層15は第一シード層151と第二シード層152の積層構造とし、第一シード層151はNiW合金を主成分とするfcc構造を有する非磁性合金により構成し、第二シード層152はNiFe合金若しくはCoFe合金を主成分とするfcc構造を有する軟磁性合金によって構成する。 (もっと読む)


【課題】 記録再生特性に優れた磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】非磁性基板1上に、軟磁性下地膜2と、配向制御膜3と、垂直磁性膜4と、保護膜5とが設けられ、軟磁性下地膜2が、以下の組成で表される材料を含む。
aFe−bCo−cM−eX2−fN(M=Ti、Zr、Nb、Hf、Ta、V、Moのうち1種または2種以上、X2=P、C、B、Oのうち1種または2種以上。ただし、a、b、c、e、fは百分率で表された原子比であり、60≦a+b≦90、30≦a≦90、5≦c≦20、0.1≦e≦10、3≦f≦30である。) (もっと読む)


【課題】 基材上に物理蒸着法にて磁性膜を成膜する構造に係り、特に、従来に比べて、通信感度を効果的に向上させることができるRFID用磁性部材及びRFIDデバイスを提供することを目的としている。
【解決手段】 従来では基材上に磁性膜を単層で成膜したが、本実施形態では、磁性膜7,8を複数層に絶縁膜6bを介して分断して物理蒸着法にて積層した。各磁性膜7,8の膜厚は、0.5μm以上で3μm以下であることが好ましい。また、前記磁性膜の積層数は、2〜8の範囲内にでき、特に、積層数は、2であることが好適である。磁性膜7,8は例えば、Fe−M−O膜、Fe−M−N膜、絶縁膜6a,6b,6cは例えばSiO2膜で形成できる。本実施形態のRFID用磁性部材4を用いることで、従来に比べて、RFIDデバイスの通信感度を効果的に向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】熱処理後の電気比抵抗の増加率が相対的に小さく、かつ、電気比抵抗の増加率が均一な金属−絶縁体系ナノグラニュラー材料、及び、これを用いた薄膜磁気センサを提供すること。
【解決手段】(1)式で表される組成を有する強磁性粒子と、前記強磁性粒子の周囲に充填されたMg−F系化合物からなる絶縁マトリックスとを備えた金属−絶縁体系ナノグラニュラー材料、及び、これを用いた薄膜磁気センサ。
(Fe1-xCox)100-z(B1-ySiy)z ・・・(1)
但し、0≦x≦1、0≦y≦1、0<z≦20。 (もっと読む)


【課題】S/N比を大幅に向上させることができ、また熱揺らぎ特性、記録特性を向上させることによって、更なる高記録密度化を可能とした磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】少なくとも非磁性基板の上に、軟磁性下地層と、直上の層の配向性を制御する配向制御層と、磁化容易軸が非磁性基板に対して主に垂直に配向した垂直磁性層4とを積層してなる磁気記録媒体において、垂直磁性層4を2層以上の磁性層4a,4bから構成し、当該磁性層4a,4bの間にFeと非磁性材料とを含む合金層7を配置する。 (もっと読む)


【課題】絶縁破壊電圧と漏れ電流特性の改善された薄膜コンデンサを提供する。
【解決手段】薄膜コンデンサの第一電極2と、その反対側の第二電極3と、第一電極と第二電極の間に配置され、ドープされた誘電体層41を有する誘電体層構造4を含む。ドープされた誘電体層は、ドープ剤をその中に含み、0原子/cm3より大きく、1010原子/cm3より大きくないドーピング濃度を有する。誘電体層構造には、ドープされていない誘電体層を有してもよい。誘電体層はSiO2などの酸化物、ドープ剤はAlやCoなどを含む。電極はFeCoNiを含む強磁性合金からなる。 (もっと読む)


【課題】軟磁性下地層の密度を高め、また表面粗度を低下させることによって、更なる高記録密度化に対応することを可能とした磁気記録媒体の製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも非磁性基板1の上に、複数の軟磁性層2aを反強磁性結合させた軟磁性下地層2と、磁化容易軸が非磁性基板1に対して主に垂直に配向した垂直磁性層4とを積層してなる磁気記録媒体の製造方法であって、軟磁性層2aをスパッタリング法で形成し、スパッタリングガスとしてKr又はXeを用い、このスパッタリングガスの圧力を0.3Pa以下とする。これにより、高エネルギーのスパッタリング粒子を生成することが可能となり、また、膜中に混入するガス粒子も減少し、密度が高く緻密且つ平坦性の高い軟磁性下地層2が形成可能となる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、摺動耐性や腐食耐性等の耐久性を向上させつつ、薄膜化を図ることのできる保護層を備える磁気記録媒体および磁気記録媒体の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 基体上110に少なくとも、磁気記録層122と、保護層126とを、この順に備える垂直磁気記録媒体100において、保護層126は表層側に希ガスの原子を含有し、かつ、保護層のラマン分光法におけるGピークの高さをGhとし、Dピークの高さをDhとし、Gピークの蛍光を含んだバックグラウンド強度をBとし、Gピークの蛍光を除いたピーク強度をAとした場合、保護層126のラマン分光法による測定結果は、Dh/Ghが0.78〜0.96であり、B/Aが1.31〜1.34であることにより、保護層を薄膜化可能であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 第1軟磁性層と第2軟磁性層の結晶性を略等しくし、軟磁性層の面内磁気異方性を大きくすることにより、OW特性およびSNRを向上させた垂直磁気記録媒体を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明にかかる垂直磁気記録媒体100の構成は、ディスク基体110上に少なくとも、軟磁性層114と、磁気記録層122を備える垂直磁気記録媒体100であって、軟磁性層114は、第1軟磁性層114bおよび第2軟磁性層114dと、第1軟磁性層114bの下に設けられた結晶調整層114aと、第1軟磁性層114bと前記第2軟磁性層114dの間に第1軟磁性層114bおよび第2軟磁性層114dが反強磁性交換結合相互作用を及ぼすように設けられたスペーサ層114cとを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】垂直磁気異方性を有し、かつより大きな磁気抵抗効果を発現する。
【解決手段】磁気抵抗素子10は、安定化層11と、非磁性層13と、安定化層11と非磁性層13との間に設けられ膜面に垂直な方向の磁気異方性を有するスピン分極層12と、非磁性層13に対してスピン分極層12とは反対側に設けられた磁性層14とを含む。安定化層11は、スピン分極層12より膜面内方向の格子定数が小さい。スピン分極層12は、コバルト(Co)及び鉄(Fe)からなるグループから選ばれる1つ以上の元素を含み、かつBCT(body-centered tetragonal)構造を有し、かつ膜面に垂直な方向をc軸、膜面内方向をa軸とした場合の格子定数の比c/aが1.10以上1.35以下である。 (もっと読む)


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