説明

グルタミン酸受容体モジュレーターとしての三環式化合物

ここで開示したものは、代謝調節型受容体-サブタイプ5の負のアロステリックモジュレーターである化合物、およびその使用方法である。

【発明の詳細な説明】
【発明の背景】
【0001】
アミノ酸グルタメートおよびアスパルテートは、グルタミン酸受容体として知られる大きな系列の受容体を活性化する興奮性神経伝達物質として機能することが知られている。グルタミン酸受容体は、分子レベルでの広範な不均一性を有する大きな一群のタンパク質を包含する。少なくとも3つのクラスのグルタミン酸受容体が同定されている。これらの1つである、NMDAクラスの受容体は、グルタメート類似体メチル−D−アスパルテートにより特異的に活性化される。刺激されると、NMDA受容体はイオンチャネルを開き、ニューロンへの陽イオンの流入を許す。非NMDA受容体は、ニューロンへの陽イオン流を媒介する他の群のイオンチャンネル型受容体を包含する。
【0002】
グルタミン酸受容体の第3のクラスは、代謝型グルタミン酸受容体(「mGluR」)として知られる。これまで、8つのサブタイプのmGluRがクローニングされ、配列類似性および薬理学的性質に基づき3つの群に分類されている。これらの受容体は、「代謝型」と呼ばれている。なぜなら、NMDAおよび非NMDAイオンチャネル型グルタミン酸受容体の場合のように、それらの刺激は、イオンチャネルの開口を直接もたらすものとは思われないからである。代わりに、代謝型受容体の刺激により引き起こされる細胞性の効果は、Gタンパク質により媒介される。
【0003】
代謝型グルタミン酸受容体サブタイプ5(mGluR5)は、神経系に影響を与えるものと思われる。例えば、最近の証拠は、mGluR5が侵害受容過程、従って、mGluR5−選択的化合物を用いたmGluR5の調節が、急性、持続性および慢性疼痛並びに神経因性疼痛を包含する種々の疼痛状態の治療に有用であることを示している。
【0004】
mGluR5のモジュレーターはまた、精神医学的および神経学的疾患の治療にも有用である。例えば、不安およびうつ病を包含する気分障害の動物モデルにおいて、mGluR5−選択的化合物は有効であるように思われる。ヒトからの遺伝子発現データは、mGluR5の調節は、統合失調症に有用であり得ることを示している。研究はまた、mGluR5の役割およびパーキンソン病のような運動障害の治療におけるmGluR5−修飾性化合物の潜在的有用性を示しており、他の研究は、認知障害、てんかんおよび神経保護におけるmGluR5調節の役割を支持している。mGluR5ノックアウトマウスおよびMPEPを用いた研究は、これらの受容体の調節はまた、薬物嗜癖、薬物乱用および薬物禁断の治療において有用かもしれないことを示唆している。
【0005】
従って、mGluR5の活性を調節する化合物および方法は、これらの疾病および状態の治療に向けられることが必要である。
【発明の概要】
【0006】
この開示は、代謝型受容体−サブタイプ5の負のアロステリックモジュレーターである化合物および、例えば医薬のようなその用途に係る。また、少なくとも1種の開示された化合物と薬剤的に許容される担体を含む医薬組成物も提供される。
【0007】
1つの具体例では、式VIIで表される化合物およびこのような化合物を含む組成物がここに提供される。また、治療有効量の式VIIの化合物およびその薬剤的に許容される塩またはN−オキシド:
【化1】

〔式中:
各Wは、独立してNまたはCRであり;
Vは、NまたはCRであり;
Xは、O、S、SO、N、NR、CR、CR、およびCOからなる群から選択され;
各Tは、独立してCO、CR、およびNRからなる群から選択され;
Uは、C、CR10、およびNからなる群から選択され;
Yは、NR11、O、およびCR12からなる群から選択され;
Zは、N、NR13、およびOからなる群から選択され;
Aは、−CONR16−、−NR16CO−、−CONR16−CR1415−、−O−、-NR16CONR16−、-CR1415−NR16CO−、−CR1415−O−、−CR1415−NR16−、−O−CR1415−、−NR16−CR1415−、−NR16−、
【化2】

および
【化3】

からなる群から選択され;
Bは、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルからなる群から選択され;ここで、Bは、各々独立して、Rで表される、1個、2個、または3個の置換基により置換されていてもよく;
nは0、1または2であり;
mは0、1または2であり;
、R、およびRは、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン,ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
、R、R11、R13、およびR16は、各々独立して、アルキル、アルキルスルホニル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
、R、R12、R14、およびR15は、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルカノイル、アミノ、アリール、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン,ハロアルキル、水素、およびヒドロキシルからなる群から選択され;
およびRは、各々独立して、アルコキシ、アルキル、ハロゲン,ハロアルキル、水素、およびヒドロキシルからなる群から選択され、あるいは、RおよびRは一緒になってオキソであり;
10は、メチル、オキシド,または水素からなる群から選択される〕
を、これを必要とする被験体に投与することを含む、アルツハイマー病、脆弱X染色体症候群、レボドパ誘発性ジスキネジア、うつ病、不安、片頭痛、疼痛、胃食道逆流性疾患のような疾患の治療、および/または禁煙支援の方法もここに提供される。
【0008】
パーキンソン病やパニック障害などの疾患の治療もまた本明細書に記載のように意図される。
【0009】
別の実施態様は以下の1つ以上の式:
【化4】

で表される化合物およびその薬剤的に許容される塩またはN−オキシドを提供し、いくつかの実施態様において、置換基は上記に定義される。式I、II、III、IV、V、VIの1つで表される化合物、および、例えば薬剤的に許容される賦形剤を含む組成物もまた本明細書に意図される。
【0010】
この開示はさらに、例えば、1またはそれ以上の代謝型受容体サブタイプ5の活性を調節する方法であって、該受容体を、開示された化合物に曝すことを含む方法を提供する。1つの具体例では、このモジュレーター化合物は、負のアロステリックモジュレーターである。
【0011】
また、患者における1またはそれ以上の代謝型受容体−サブタイプ5の発現または活性に付随する疾病の治療方法であって、治療有効量の開示された化合物を該患者に投与することを含む方法がここに提供される。例えば、I、II、III、VI、V、VI、および/またはVIIで表される化合物を投与することを含む、アルツハイマー病、脆弱X染色体症候群、レボドパ誘導ジスキネジアのようなジスキネジア、うつ病、不安、片頭痛、疼痛、胃食道逆流性疾患の治療方法、および/または禁煙支援の方法が提供される。また、式VIIで表される化合物の、負の代謝型受容体−サブタイプ5の治療における使用および/または負の代謝型受容体−サブタイプ5に付随する疾病の治療用医薬の製造のための使用が提供される。
【発明の具体的説明】
【0012】
本開示の特徴およびその他の詳細は、より具体的に説明されるだろう。本発明のさらなる説明の前に、明細書、実施例及び添付の特許請求の範囲で用いるいくつかの用語をここでまとめる。これらの定義は、開示の残部を踏まえて解釈されるべきであり、また当業者に理解されるべきである。別途定義しない限り、本明細書中で使用する技術用語および科学用語は全て、当業者により一般的に理解されるものと同義を有する。
【0013】
定義
「治療」には、任意の効果、例えば、病態、疾患、障害などの改善をもたらす減少、低下、調節、または除去が含まれる。
【0014】
本明細書での「アルデヒド」または「ホルミル」という用語は、−CHO基を意味する。
【0015】
本明細書での「アルカノイル」という用語は、−O−CO−アルキル基を意味する。
【0016】
本明細書での「アルケニル」という用語は、少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を有する不飽和の直鎖または分岐鎖炭化水素を意味し、例えば、2〜12、2〜10、または2〜6の炭素原子の直鎖または分岐鎖基は、本明細書ではそれぞれC−C12アルケニル、C−C10アルケニル、およびC−Cアルケニルという。典型的なアルケニル基には、限定されるものではないが、ビニル、アリル、ブテニル、ペンテニル、ヘキセニル、ブタジエニル、ペンタジエニル、ヘキサジエニル、2−エチルヘキセニル、2−プロピル−2−ブテニル、4−(2−メチル−3−ブテン)−ペンテニルなどが含まれる。
【0017】
本明細書での「アルコキシ」という用語は、酸素と結合したアルキル基(−O−アルキル)を意味する。典型的なアルコキシ基には、限定されるものではないが、1〜12、1〜8、または1〜6の炭素原子のアルキル、アルケニルまたはアルキニル基を有する基が含まれ、本明細書ではそれぞれC−C12アルコキシ、C−Cアルコキシ、およびC−Cアルコキシという。典型的なアルコキシ基には、限定されるものではないが、メトキシ、エトキシなども含まれる。同様に、典型的な「アルケノキシ」基には、限定されるものではないが、ビニルオキシ、アリルオキシ、ブテノキシなども含まれる。
【0018】
本明細書での「アルキル」という用語は、飽和直鎖または分岐鎖炭化水素を意味し、例えば、1〜12、1〜10、または1〜6個の炭素原子の直鎖または分岐鎖基は、本明細書ではそれぞれC−C12アルキル、C−C10アルキル、およびC−Cアルキルという。典型的なアルキル基には、限定されるものではないが、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−メチル−1−プロピル、2−メチル−2−プロピル、2−メチル−1−ブチル、3−メチル−1−ブチル、2−メチル−3−ブチル、2,2−ジメチル−1−プロピル、2−メチル−1−ペンチル、3−メチル−1−ペンチル、4−メチル−1−ペンチル、2−メチル−2−ペンチル、3−メチル−2−ペンチル、4−メチル−2−ペンチル、2,2−ジメチル−1−ブチル、3,3−ジメチル−1−ブチル、2−エチル−1−ブチル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチルなどが含まれる。
【0019】
アルキル、アルケニルおよびアルキニル基は、アルカノイル、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アミド、アミジノ、アミノ、アリール、アリールアルキル、アジド、カルバマート、カルボナート、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、エステル、エーテル,ホルミル、ハロゲン,ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、イミノ、ケトン、ニトロ、ホスフェート、ホスファナト、ホスフィナト、スルファート、スルフィド、スルホンアミド、スルホニルおよびチオカルボニルから選択される少なくとも1個の基で置換されていてもよく、またはこの基により分断されていてもよい。
【0020】
本明細書での「アルキニル」という用語は、少なくとも1つの炭素−炭素三重結合を有する不飽和の直鎖または分岐鎖炭化水素を意味し、例えば、2〜12、2〜8、または2〜6の炭素原子の直鎖または分岐鎖基は、本明細書ではそれぞれC-C12アルキニル、C2−アルキニル、およびC2−アルキニルという。典型的なアルキニル基には、限定されるものではないが、エチニル、プロピニル、ブチニル、ペンチニル、ヘキシニル、メチルプロピニル、4−メチル−1−ブチニル、4−プロピル−2−ペンチニル、および4−ブチル−2−ヘキシニルなどが含まれる。
【0021】
本明細書での「アミド(amide)」または「アミド(amido)」という用語は、-RC(O)N(R)-、-RC(O)N(R)R-、または-C(O)NRの形の基を意味し、Ra、およびRは、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アミド、アミノ、アリール、アリールアルキル、カルバマート、シクロアルキル、エステル、エーテル,ホルミル、ハロゲン,ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ケトン、およびニトロから選択される。アミドは炭素、窒素、R、R、またはRを別の基と介して結合し得る。アミドは環状であってもよく、例えばRとR、RとR、またはRとRが結合して3− 〜12−員環など、例えば3〜10員環または5−〜6−員環を形成してよい。「カルボキサミド」という用語は構造−C(O)NRを意味する。
【0022】
本明細書での「アミジノ」という用語は、-C(=NR)NR’R’’ の形の基を意味し、R、R’、およびR’’は、各々独立して、アルキル、アルケニル、アルキニル、アミド、アリール、アリールアルキル、シアノ、シクロアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、ケトンおよびニトロから選択され得る。
【0023】
本明細書での「アミン」または「アミノ」という用語は、-NR、-N(R)R-または-RN(R)R-の形の基を意味し、R、R、およびRは、独立に、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アミド、アミノ、アリール、アリールアルキル、カルバマート、シクロアルキル、エステル、エーテル,ホルミル、ハロゲン,ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ケトン、およびニトロから選択される。アミノは親分子基に窒素、R、RまたはRを介して結合し得る。アミノは環状であってもよく、例えばRd、ReまたはRfのいずれか2つが一緒にまたはNと結合して、3〜12員環など、モルホリノまたはピペリジニルを形成してよい。アミノという用語にはあらゆるアミノ基の対応する第4級アンモニウム塩、例えば、-[N(Rd)(Re)(Rf)]+も含まれる。典型的なアミノ基には、R、R、またはRの少なくとも1つがアルキル基であるアルキルアミノ基が含まれる。
【0024】
本明細書での「アリール」という用語は、単環、二環、または他の多−炭素環式、芳香族環系を意味する。芳香族環は、アルカノイル、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アミド、アミジノ、アミノ、アリール、アリールアルキル、アジド、カルバマート、カルボナート、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、エステル、エーテル,ホルミル、ハロゲン,ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、イミノ、ケトン、ニトロ、ホスフェート、ホスファナト、ホスフィナト、スルファート、スルフィド、スルホンアミド、スルホニルおよびチオカルボニルから選択される置換基により1つ以上の環位置で置換されうる。「アリール」という用語には、2つ以上の炭素が2つの隣接する環で共通である、2つ以上の環式を有する多環系(環は「縮合環」)も含まれ、ここで少なくとも1つの環は芳香環であり、例えば、他の環式は、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、および/またはアリールであってもよい。典型的なアリール基は、限定されるものではないが、フェニル、トリル、アントラセニル、フルオレニル、インデニル、アズレニル、およびナフチル、ならびに5,6,7,8−テトラヒドロナフチルのようなベンゾ縮合炭素環式部分が含まれる。
【0025】
本明細書での「アリールアルキル」という用語は、少なくとも1つのアルキル置換基などを有するアリール基、例えば、-アリール−アルキル-−を意味する。典型的なアリールアルキル基には、限定されるものではないが、6個の炭素原子を含む単環式芳香族環系を有するアリールアルキルが含まれる。例えば、「フェニルアルキル」にはフェニルCアルキル、ベンジル、1−フェニルエチル、2−フェニルエチルなどが含まれる。
【0026】
本明細書での「アジド」という用語は、−N基を意味する。
【0027】
本明細書での「カルバマート」という用語は、-RgOC(O)N(Rh)-、-RgOC(O)N(Rh)Ri-、または-OC(O)NRhRiの形の基を意味し、Rg、RhおよびRiは、各々独立して、アルコキシ、アリールオキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アミド、アミノ、アリール、アリールアルキル、カルバマート、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、エステル、エーテル、ホルミル、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、ケトン、ニトロ、スルフィド、スルホニル、およびスルホンアミドから選択される。典型的なカルバマートには、限定されるものではないが、アリールカルバマートまたはヘテロアリールカルバマートが含まれ、例えば、ここで、Rg、RhおよびRiの少なくとも1つは独立してアリールまたはヘテロアリール、例えば、フェニルおよびピリジニルから選択される。
【0028】
本明細書での「カルボニル」という用語は、−C(O)−基を意味する。
【0029】
本明細書での「カルボキサミド」という用語は、-C(O)NRR’基を意味し、RおよびR’は同じでも異なっていてもよい。RおよびR’は、例えば、アルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、ホルミル、ハロアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルから選択してよい。
【0030】
本明細書での「カルボキシ」という用語は、-COOH基またはそれに対応する塩、例えば、−COONaなどを意味する。
【0031】
本明細書での「シアノ」という用語は、−CN基を意味する。
【0032】
本明細書での「シクロアルコキシ」という用語は、酸素と結合したシクロアルキル基を意味する。
【0033】
本明細書での「シクロアルキル」という用語は、3〜12、3〜8、4〜8、または4〜6個の炭素の一価飽和または不飽和環式、二環式、または架橋二環式炭化水素基を意味し、本明細書では、例えば、シクロアルカンから誘導された「C4−8シクロアルキル」である。典型的なシクロアルキル基には、限定されるものではないが、シクロヘキサン、シクロヘキセン、シクロペンタン、シクロペンテン、シクロブタンおよびシクロプロパンが含まれる。シクロアルキル基は、アルカノイル、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アミド、アミジノ、アミノ、アリール、アリールアルキル、アジド、カルバマート、カルボナート、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、エステル、エーテル,ホルミル、ハロゲン,ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、イミノ、ケトン、ニトロ、ホスフェート、ホスファナト、ホスフィナト、スルファート、スルフィド、スルホンアミド、スルホニルおよびチオカルボニルで置換されうる。シクロアルキル基は、他のシクロアルキル、アリール、またはヘテロシクリル基と縮合することができる。
【0034】
「エーテル」という用語は、構造-RO−R-を有する基を意味し、RおよびRは、独立にアルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、またはエーテルでありうる。エーテルは親分子基にRまたはRを介して結合し得る。典型的なエーテルには、限定されるものではないが、アルコキシアルキルおよびアルコキシアリール基が含まれる。エーテルにはRおよびRの1つまたは両方がエーテルであるポリエーテルもまた含まれる。
【0035】
本明細書での「ハロ」または「ハロゲン」または「Hal」という用語は、F、Cl、Br、またはIを意味する。
【0036】
本明細書での「ハロアルキル」という用語は、1つ以上のハロゲン原子で置換されたアルキル基を意味する。
【0037】
本明細書での「ヘテロアリール」という用語は、1つ以上のヘテロ原子、例えば、窒素、酸素、硫黄などの1から4個のヘテロ原子を含む5〜15員単環、二環、または他の多環系、芳香族環系を意味する。ヘテロアリール非芳香環と縮合することもできる。ヘテロアリール環は以下に記載の置換基により1つ以上の位置で置換されうる:例えば、アルカノイル、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アミド、アミジノ、アミノ、アリール、アリールアルキル、アジド、カルバマート、カルボナート、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、エステル、エーテル,ホルミル、ハロゲン,ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、イミノ、ケトン、ニトロ、ホスフェート、ホスファナト、ホスフィナト、スルファート、スルフィド、スルホンアミド、スルホニルおよびチオカルボニル。ヘテロアリール基の具体例には、限定されるものではないが、アクリジニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾフリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、カルバゾリル、カルボリニル、シンノリニル、フラザニル、フリル、イミダゾリル、インダゾリル、インドリジニル、インドリル、イソベンゾフリル、イソインドリル、イソキノリニル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、ナフチリジニル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、フェナントリジニル、フェナントロリニル、フェナルサジニル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサジニル、フタラジニル、プテリジニル、プリニル、ピラジニル、ピラゾリル、ピラジル、ピリダジニル、ピリジニル、ピリミジリル、ピリミジル、ピロリル、キノリニル、キノリジニル、キノキサリニル、キノキサロイル、キナゾリニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアントレニル、チアゾリル、チエニル、チオフェニル、トリアジニル、(1,2,3,)−および(1,2,4)−トリアゾリルなどが含まれる。典型的なヘテロアリール基には、限定されるものではないが、2〜5個の炭素原子と1〜3個のヘテロ原子を含む単環式芳香族環が含まれる。
【0038】
「ヘテロシクリル」または「複素環基」という用語は、当該技術分野において承認されており、飽和または部分的に不飽和の3〜10員環構造、あるいは3〜7員環を意味し、その環構造は窒素、酸素、硫黄などの1から4個のヘテロ原子を含む。複素環も単環、二環、または他の多環系でありうる。複素環は1つ以上のアリール、部分的に不飽和、または飽和の環と縮合することもできる。ヘテロシクリルには、例えば、ビオチニル、クロメニル、ジヒドロフリル、ジヒドロインドリル、ジヒドロピラニル、ジヒドロチエニル、ジチアゾリル、ホモピペリジニル、イミダゾリジニル、イソキノリル、イソチアゾリジニル、イソオキサゾリジニル、モルホリニル、オキソラニル、オキサゾリジニル、フェノキサンテニル、ピペラジニル、ピペリジニル、ピラニル、ピラゾリジニル、ピラゾリニル、ピリジル、ピリミジニル、ピロリジニル、ピロリジン−2−オニル、ピロリニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロイソキノリル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロキノリル、チアゾリジニル、チオラニル、チオモルホリニル、チオピラニル、キサンテニル、ラクトン、アゼチジノンおよびピロリジノンなどのラクタム、スルタム、スルトンなどが含まれる。複素環は、以下のものを含む置換基により1つ以上の位置で置換されうる:アルカノイル、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アミド、アミジノ、アミノ、アリール、アリールアルキル、アジド、カルバマート、カルボナート、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、エステル、エーテル、ホルミル、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、イミノ、ケトン、ニトロ、ホスフェート、ホスホナト、ホスフィナト、スルファート、スルフィド、スルホンアミド、スルホニルおよびチオカルボニルなど。
【0039】
「ヘテロシクロアルキル」という用語は、当該技術分野において承認されており、上記で定義のとおり飽和ヘテロシクリル基を意味する。
【0040】
本明細書での「ヘテロシクリルアルコキシ」という用語は、アルコキシ基と結合したヘテロシクリルを意味する。
【0041】
「ヘテロシクリルオキシアルキル」という用語は、酸素と結合し、その酸素がアルキル基と結合したヘテロシクリル(-O−)を意味する。
【0042】
本明細書での「ヒドロキシ」および「ヒドロキシル」という用語は、−OH基を意味する。
【0043】
本明細書での「ヒドロキシアルキル」という用語は、アルキル基と結合したヒドロキシ基を意味する。
【0044】
本明細書での「イミノ」という用語は、−C(=N)−R’’基を意味し、R’’は、例えば、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、エーテル、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびケトンでありうる。
【0045】
本明細書での「ニトロ」という用語は、−NO基を意味する。
【0046】
本明細書での「フェニル」という用語は、6員の炭素環式芳香族環を意味する。フェニル基はシクロヘキサンまたはシクロペンタン環と縮合することもできる。フェニルは、アルカノイル、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アミド、アミジノ、アミノ、アリール、アリールアルキル、アジド、カルバマート、カルボナート、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、エステル、エーテル,ホルミル、ハロゲン,ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、イミノ、ケトン、ニトロ、ホスフェート、ホスファナト、ホスフィナト、スルファート、スルフィド、スルホンアミド、スルホニルおよびチオカルボニルを含む1つ以上の置換基で置換され得る。
【0047】
本明細書での「ホスフェート」という用語は、−OP(O)(ORaa基またはそのアニオンを意味する。「ホスファナト」という用語は、−P(O)(ORaa基またはそのアニオンを意味する。「ホスフィナト」という用語は、-PRaa(O)(ORaa)基またはそのアニオンを意味し、Raaはそれぞれ、例えば、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、水素、ハロアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルから選択され得る。
【0048】
本明細書での「スルファート」という用語は−OS(O)(ORaa基またはそのアニオンを意味し、Raaは上記で定義される。
【0049】
本明細書での「スルホンアミド」という用語は、構造−N(Rr)−S(O)2−Rs−または−S(O)2−N(Rr)Rsを有する基を意味し、Rr、およびRsは、例えば水素、アルキル、アリール、シクロアルキル、およびヘテロシクリルでありうる。典型的なスルホンアミドには、アルキルスルホンアミド(例えば、Rsがアルキルである)、アリールスルホンアミド(例えば、Rsがアリールである)、シクロアルキルスルホンアミド(例えば、Rsがシクロアルキルである)、およびヘテロシクリルスルホンアミド(例えば、Rsがヘテロシクリルである)などが含まれる。
【0050】
本明細書での「スルホニル」という用語は、構造−RSO−を有する基を意味し、Rは、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、シクロアルキル、およびヘテロシクリルなど、例えばアルキルスルホニルでありうる。本明細書での「アルキルスルホニル」という用語は、スルホニル基と結合したアルキル基を意味する。
【0051】
本明細書での「スルフィド」という用語は、構造−RS−を有する基を意味し、Rは、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アミド、アミノ、アリール、アリールアルキル、カルバマート、カルボキシ、シクロアルキル、エステル、エーテル,ホルミル,ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびケトンでありうる。本明細書での「アルキルスルフィド」という用語は、硫黄原子と結合したアルキル基を意味する。典型的なスルフィドには、「チオ」があり、本明細書での「チオ」は−SH基を意味する。
【0052】
本明細書での「チオカルボニル」または「チオカルボキシ」という用語は、硫黄原子との二重結合に結合した炭素を含有する化合物または部分を意味する。
【0053】
「薬剤的にまたは薬理学的に許容される」には、適宜、動物、またはヒトに投与された際に、副作用、アレルギー性作用、または他の有害作用を生じない分子物質および組成物が含まれる。ヒトへの投与では、製剤は、FDA Office of Biologicsの基準に要求される無菌性、発熱原性、一般的安全性および純度に関する基準を満たさなければならない。
【0054】
本明細書での「薬剤的に許容される担体」または「薬剤的に許容される賦形剤」という用語は、医薬的投与に適合性のあらゆるおよびすべての溶媒、分散媒質、コーティング、等張化剤、および吸収遅延剤などを意味する。医薬的活性物質のためのそのような媒質および物質の使用は当該分野でよく知られている。前記組成物は、補助的、付加的、または増強的治療作用をもたらす他の活性化合物も含みうる。
【0055】
本明細書での「医薬組成物」という用語は、1つ以上の薬剤的に許容される担体と共に製剤化された本明細書に開示した少なくとも1の化合物を含む組成物を意味する。
【0056】
「個体」、「患者」、または「被験体」は同義的に用いられ、哺乳動物を含む任意の動物、好ましくは、マウス、ラット、他の齧歯類、ウサギ、イヌ、ネコ、ブタ、ウシ、ヒツジ、ウマ、または霊長類、最も好ましくはヒトを含む。本発明の化合物は、ヒトなどの哺乳動物に投与できるが、獣医の処置を必要としている動物などの他の哺乳動物、例えば、家畜(例えば、イネ、ネコなど)、農場家畜(例えば、ウシ、ヒツジ、ブタ、ウマなど)および実験動物(例えば、ラット、マウス、モルモットなど)にも投与できる。本発明の方法によって処置される哺乳動物は、代謝調節型受容体−サブタイプ5の調節が望まれる哺乳動物であることが望ましい。「調節」には、アンタゴニズム(例えば阻害)、アゴニズム、部分的アンタゴニズムおよび/または部分的アゴニズムが含まれる。
【0057】
本明細書において、「治療有効量」という用語は、研究者、獣医、医者または他の臨床家によって求められている、組織、系、動物またはヒトの生物学的または医学的な応答を誘導する対象化合物の量を意味する。本発明の化合物は、疾患を治療するための治療有効量において投与される。あるいは、ある化合物の治療有効量は、代謝調節型受容体−サブタイプ5に関連した症状の予防または減少をもたらす量など、所望の治療的効果および/または予防的効果を達成するのに必要な量である。
【0058】
本明細書において、「薬剤的に許容される塩」という用語は、本発明組成物に用いる化合物中に存在しうる酸性基または塩基性基の塩を意味する。本来塩基性の本発明組成物に含まれる化合物は、種々の無機酸および有機酸と種々の塩を形成することができる。前記塩基性化合物の薬剤的に許容される酸付加塩を製造するのに用いうる酸は、無毒性の酸付加塩、すなわち、限定されるものではないが、以下のものを含む薬剤的に許容されるアニオンを含む塩を形成するものである:リンゴ酸塩、シュウ酸塩、クロリド、ブロミド、アイオダイド、硝酸塩、硫酸塩、重硫酸塩、リン酸塩、過リン酸塩、イソニコチン酸塩、酢酸塩、乳酸塩、サリチル酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、オレイン酸塩、タンニン酸塩、パントテン酸塩、酒石酸水素塩、アスコルビン酸塩、コハク酸塩、マレイン酸塩、ゲンチシン酸塩、フマル酸塩、グルコン酸塩、グルカロン酸塩、サッカリン酸塩、ギ酸塩、安息香酸塩、グルタミン酸塩、メタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、およびパモ酸(すなわち、1,1’−メチレン−ビス−(2−ヒドロキシ−3−ナフトエート)塩。アミノ部分を含む本発明組成物に含まれる化合物は、上記の酸に加えて、種々のアミノ酸と薬剤的に許容される塩を形成しうる。本来酸性である本発明組成物に含まれる化合物は種々の薬剤的に許容されるカチオンと塩基性塩を形成することができる。そのような塩の例には、アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、および特にカルシウム塩、マグネシウム塩、ナトリウム塩、リチウム塩、亜鉛塩、カリウム塩、および鉄塩が含まれる。
【0059】
開示した化合物は、1つ以上のキラル中心および/または二重結合を含むことがあり、したがって、立体異性体、例えば幾何学異性体、エナンチオマー、またはジアステレオマーとして存在しうる。本明細書での「立体異性体」という用語は、すべての幾何学異性体、エナンチオマー、またはジアステレオマーからなる。これら化合物は、立体炭素原子周囲の置換基の立体配置に応じて記号「R」または「S」で表すことができる。本発明には、これら化合物の種々の立体異性体およびそれらの混合物が含まれる。立体異性体には、エナンチオマーおよびジアステレオマーが含まれる。エナンチオマーまたはジアステレオマーの混合物は、用語「(±)」で表すことがあるが、当業者は、構造が暗黙のうちにキラル中心を表すことがあると認識するだろう。
【0060】
本発明化合物の個々の立体異性体は、不斉中心または立体中心を含む市販の出発材料から合成的に製造するか、あるいはラセミ混合物を製造し、次いで当業者によく知られた分割法により製造することができる。これらの分割法は、(1)エナンチオマー混合物のキラル補助剤との結合、次いで得られるジアステレオマー混合物の、光学的に純粋な精製物の助剤からの再結晶、クロマトグラフィー、および単体分離による分離、(2)光学活性分割剤を用いる塩形成、または(3)キラルクロマトグラフィーカラムを用いる光学エナンチオマー混合物の直接分離により例示される。立体異性体混合物は、よく知られた方法、例えばキラル相ガスクロマトグラフィー、キラル相高速液体クロマトグラフィー、前記化合物をキラル塩錯体として結晶化、または前記化合物をキラル溶媒中で結晶化によりその成分の立体異性体に分割することもできる。立体異性体は、よく知られた不斉合成法により立体的に純粋な中間体、試薬、および触媒から得ることもできる。
【0061】
幾何学異性体は本発明化合物中にも存在しうる。記号−−−は、本明細書に記載のように一重、二重、または三重結合である結合を示す。本発明は、炭素−炭素二重結合周辺の置換基の配置、または炭素環周辺の置換基配置から生じる種々の幾何学異性体およびその混合物を含む。炭素−炭素二重結合周辺の置換基は、「Z」または「E」配置であると示される(ここで、用語「Z」および「E」はIUPAC標準に従って用いる)。特記しない限り、二重結合を示す構造は、E異性体とZ異性体の両方を含む。
【0062】
あるいはまた、炭素−炭素二重結合周辺の置換基は、「シス」または「トランス」ということもできる(ここで、「シス」という用語は、二重結合の同じ側に置換基が存在し、「トランス」という用語は、二重結合の反対側に置換基が存在する。)。炭素環周辺の置換基の配置は、「シス」または「トランス」で示される。本明細書での「シス」という用語は、環の面の同じ側に置換基が存在し、用語「トランス」という用語は、環の面の反対側に置換基が存在する。置換基が環の面の同じ側と反対側の両方にある化合物の混合物は「シス/トランス」で示す。
【0063】
本明細書で開示された化合物は、水、エタノールなどの薬剤的に許容される溶媒と共に溶媒和形態、および非溶媒和形態で存在することができ、本発明は溶媒和形態と非溶媒和形態の双方を包含することが意図されている。一つの実施態様において、化合物は非晶質である。一つの実施態様において、化合物は多形である。別の実施態様において、化合物は結晶形態である.
【0064】
本発明はまた、1個以上の原子が、天然に通常見られる原子質量または原子質量数とは異なる原子質量または原子質量数を有する原子によって置換されていること以外は、本明細書に挙げられた化合物と同一である本発明の同位体標識化合物も包含する。本発明の化合物に組み込むことのできる同位体の例としては、それぞれ、H、H、13C、14C、15N、18O、17O、31P、32P、35S、18F、および36Clなど、水素、炭素、窒素、酸素、リン、フッ素および塩素の同位体が挙げられる。
【0065】
開示している化合物の一定の同位体標識化合物(例えば、Hおよび14Cによって標識したもの)は、化合物および/または基質の組織分布アッセイにおいて有用である。トリチウム標識(すなわちH)同位体および炭素14(すなわち14C)同位体は、調製の容易さおよび検出可能性に関して特に好ましい。さらに、重水素(すなわちH)などのより重い同位体との置換により、代謝安定性がより高いこと(例えば、インビボ半減期の増加または必要投与量の減少)に起因する一定の治療的利点が得られ、したがって、いくつかの状況下では好ましい。本発明の同位体標識化合物は一般に、本明細書の実施例において開示された操作に類似した操作に従い、同位体標識試薬を非同位体標識試薬に置き換えて調製することができる。
【0066】
「プロドラッグ」という用語は、in vivoで転換されて、開示される化合物又は薬剤的に許容されるその化合物の塩、水和物もしくは溶媒和物をもたらす化合物を意味する。転換は、血液中の加水分解によるなどの様々な機序によって起こり得る。例えば、本発明の化合物、またはこの化合物の薬剤的に許容される塩、水和物、もしくは溶媒和物がカルボン酸官能基を含んでいる場合には、プロドラッグは、酸性基の水素原子を以下のような基で置換することにより形成されたエステルを含むことができる:(C−C)アルキル、(C−C12)アルカノイルオキシメチル、4個から9個の炭素原子を有する1−(アルカノイルオキシ)エチル、5個から10個の炭素原子を有する1−メチル−1−(アルカノイルオキシ)−エチル、3個から6個の炭素原子を有するアルコキシカルボニルオキシメチル、4個から7個の炭素原子を有する1−(アルコキシカルボニルオキシ)エチル、5個から8個の炭素原子を有する1−メチル−1−(アルコキシカルボニルオキシ)エチル、3個から9個の炭素原子を有するN−(アルコキシカルボニル)アミノメチル、4個から10個の炭素原子を有する1−(N−(アルコキシカルボニル)アミノ)エチル、3−フタリジル、4−クロトノラクトニル、γ−ブチロラクトン−4−イル、ジ−N,N−(C−C)アルキルアミノ(C−C)アルキル(例えば、β−ジメチルアミノエチルなど)、カルバモイル−(C−C)アルキル、N,N−ジ(C−C)アルキルカルバモイル−(C−C)アルキル、およびピペリジノ−、ピロリジノ−、もしくはモルホリノ−(C−C)アルキルである。
【0067】
同様に、本発明の化合物がアルコール官能基を含んでいる場合には、プロドラッグは、アルコール基の水素原子を、以下のような基で置換することにより形成することができる:(C−C)アルカノイルオキシメチル、1−((C−C)アルカノイルオキシ)エチル、1−メチル−1−((C−C)アルカノイルオキシ)エチル、(C−C)アルコキシカルボニルオキシメチル、N−(C−C)アルコキシカルボニルアミノメチル、スクシノイル、(C−C)アルカノイル、α−アミノ(C−C)アルカニル、アリールアシル、およびα−アミノアシルまたはα−アミノアシル―α―アミノアシルであって、α−アミノアシル基は、それぞれ独立に、天然型のL−アミノ酸、P(O)(OH)、−P(O)(O(C−C)アルキル)またはグリコシル(ヘミアセタル型の炭水化物のヒドロキシル基を除去することよって生成する遊離基)から選択されるものである。
【0068】
本発明の化合物が、アミン官能基を取り込んでいる場合には、プロドラッグは、前記アミン基の水素原子を、以下のような基で置換することにより形成することができる:R−カルボニル、RO−カルボニル、NRR’−カルボニルであって、RおよびR’が、各々独立して、(C−C10)アルキル,(C−C)シクロアルキル、ベンジルであるか、あるいはR−カルボニルが、天然のα−アミノアシルまたは天然のα−アミノアシルであるもの、−C(OH)C(O)OYであって、YがH、(C−C)アルキル、またはベンジルであるもの、−C(OY)Yであって、Yが(C−C)アルキルであり、Yが(C−C)アルキル、カルボキシ(C−C)アルキル、アミノ(C−C)アルキル、またはモノ−N−(C−C)アルキルアミノアルキルもしくはジ−N,N−(C−C)アルキルアミノアルキルであるもの、−C(Y)Yであって、YがHまたはメチル、またYがモノ−N−(C−C)アルキルアミノモルホリノまたはジ−N,N−(C−C)アルキルアミノモルホリノであるもの、ピペリジン−1−イルまたはピロリジン−1−イルである。
【0069】
本明細書は、少なくとも部分的に、以下に示すようなVIIで表される化合物を提供する。本明細書中では、式VIIで表される化合物、および、例えば薬剤的に許容される担体を含有してなる組成物をも意図する。ある実施態様では、本明細書中で提供するのは、アルツハイマー病、脆弱X染色体症候群、レボドパ誘発性ジスキネジア、うつ病、不安、片頭痛、疼痛、胃食道逆流性疾患を治療し、および/または禁煙を援助する方法であって、それを必要とする被験体に、治療有効量の式VIIの化合物およびその薬剤的に許容される塩またはN−オキシド:
【化5】

〔式中:
各Wは、独立してNまたはCRであり;
Vは、NまたはCRであり;
Xは、O、S、SO、N、NR、CR、CR、およびCOからなる群から選択され;
各Tは、独立してCO、CR8、およびNRからなる群から選択され;
Uは、C、CR10、およびNからなる群から選択され;
Yは、N、NR11、O、およびCR12からなる群から選択され;
Zは、N、NR13、およびOからなる群から選択され;
Aは、−CONR16−、−NR16CO−、−O−、−CONR16−CR1415−、−O−、−NR16CONR16−、−CR1415−NR16CO−、−CR1415−O−、−CR1415−NR16−、−O−CR1415−、−NR16−CR1415−、−NR16−、
【化6】

および
【化7】

からなる群から選択され;
Bは、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルからなる群から選択され;ここでBは、各々独立してRで表される1個、2個、または3個の置換基により置換されていてもよく;
nは0、1または2であり;
mは0、1または2であり;
、R、およびRは、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
、R、R11、R13、およびR16は、各々独立して、アルキル、アルキルスルホニル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
、R、R12、R14、およびR15は、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルカノイル、アミノ、アリール、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、水素、およびヒドロキシルからなる群から選択され;
およびRは、各々独立して、アルコキシ、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、水素、およびヒドロキシルからなる群から選択され、あるいは、RおよびRは一緒になってオキソであり;あるいは、RおよびRは一緒になって炭素環もしくは複素環を形成し;
10は、メチル、オキシド、または水素からなる群から選択される〕
を投与することを含んでなる方法、である。
【0070】
一つの実施態様では、Bは、
【化8】

または
【化9】

から選択することができる。
【0071】
いくつかの実施態様では、1個または2個のWが、Nであるか、または各WおよびVが、Cである。いくつかの実施態様では、RおよびRは、各々独立して、アルキル、ハロゲン、および水素からなる群から選択してもよく、例えば、RおよびRは、各々独立して、クロロ、フルオロ、水素、およびメチルからなる群から選択してもよい。
【0072】
いくつかの実施態様では、R11は、ハロゲン、アミノ、ニトロ、ヒドロキシル、シアノ、またはアルコキシルからなる群から選択される1個、2個、3個またはそれ以上の置換基により置換されていてもよい。
【0073】
ある種の実施態様では、Xは、O、S、SO、N−アルカノイル、NH、NMe、CH、CF、CMe、CHOH、およびCOからなる群から選択してもよい。別の実施態様では、Tは、CO、CH、CMe、NH、およびNMeからなる群から選択してもよい。特定の実施態様では、整数nは、1または2であってよい。ある実施態様では、U、Y、およびZは、以下のグループの1つから選択してもよい:
A)UがCであり、YがN−アルキルまたはNHであり、かつZがNであり;
B)UがCであり、YがNであり、かつZがN−アルキルであり;
C)UがNであり、YがCHまたはC−アルキルであり、かつZがNであり;
D)UがCであり、YがOであり、かつZがNであり;ならびに
E)UがCであり、YがNであり、かつZがOである。
例えば、UはCであってもよく、YはNMeであり、かつZはNである。
【0074】
ある実施態様では、Aは、−CONH−、−CONMe−、−CH−NH−、-CH−NEt−、−CMe−NH−、−CMe−O−、−CHMe−O−、-CHMe−NH−、
【化10】

〔式中、mは0である〕、-NH−CHMe−、−O−CHMe−、−NH−、および−CONH−CH−からなる群から選択してもよく、例えば、Aは、−CONH−であってもよい。
【0075】
ある実施態様では、R、R、およびRは、各々独立して、ブロモ、カルボキサミド、クロロ、クロロフェニル、シアノ、シクロプロピル、ジエトキシフェニル、ジエチルアミノエトキシカルボニル、ジエチルアミノスルホニル、エトキシカルボニル、エトキシフェニル、エチル、エチルピペラジニルメチルフェニル、フルオロ、フルオロフェニル、水素、イソプロピル、メトキシ、メトキシカルボニル、メチル、メチルカルボニル、メチルピペラジニルメチルフェニル、メチルピペラジニル、メチルチオ、ニトロ、フェニル、ピペリジニルスルホニル、スルホンアミド、およびトリフルオロメチルからなる群から選択される。
【0076】
一つの実施態様では、式Iで表される化合物およびその薬剤的に許容される塩またはN−オキシド:
【化11】

〔式中、
、V、V、およびVは、各々の場合について独立して、NおよびCRからなる群から選択され;
XはNRまたはCRであり;
YおよびZは、各々独立に、NR11およびNからなる群から選択され;
TはCOまたはCRであり、ここで少なくとも1個のTがCRであり;
nは0、1または2であり;
Aは、−CONR16−、−NR16CO−、−O−、−CONR16−CR1415−、−NR16CONR16−CR1415−NR16CO−、−CR1415−O−、−CR1415−NR16−、−O−CR1415−、−NR16−CR1415−、−NR16−、
【化12】

および
【化13】

からなる群から選択され;
mは0、1または2であり;
は、各々の場合について独立して、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
Bは、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルからなる群から選択され、ここでBは、各々独立にRで表される1個、2個または3個の置換基により置換されていてもよく;
は、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
は、アルキル、アルキルスルホニル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
およびRは、各々独立して、アルコキシ、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、水素およびヒドロキシルからなる群から選択され、あるいは、RおよびRは一緒になってオキソであり;あるいは、RおよびRは一緒になって炭素環もしくは複素環を形成し;
11は、アルキル、シクロアルキル、またはハロアルキルからなる群から選択され;
16は、アルキル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
14およびR15は、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルカノイル、アミノ、アリール、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、水素、およびヒドロキシルからなる群から選択される〕
が提供される。
【0077】
一つの実施態様では、Bは、
【化14】

または
【化15】

から選択することができる。
【0078】
一つの実施態様では、V、V、V、およびVの各々がCRとなり得る。別の実施態様では、V、V、およびVの各々がCRとなり得、VがNとなり得る。別の典型的な実施態様では、V、V、およびVの各々がCRとなり得、VがNとなり得る。
【0079】
別の実施態様では、R11はC1−3アルキルであり、および/またはRは、アルキル、アルカノイル、および水素からなる群から選択される。いくつかの実施態様では、Tは、CHまたはCFであってもよい。いくつかの実施態様では、R11は、ハロゲン、アミノ、ニトロ、ヒドロキシル、シアノ、またはアルコキシからなる群から選択される1個、2個、3個またはそれ以上の置換基により置換されていてもよい。
【0080】
いくつかの実施態様では、Xは、NRであってもよく、またはCRであってもよい。いくつかの実施態様では、Xは、CH2、CHOH、およびCOからなる群から選択される。Tは、CHである。
【0081】
いくつかの実施態様では、整数nは、1または2であってもよい。
【0082】
いくつかの実施態様では、Aは、例えば−CONR16−または−CR1415−NR16−であってもよく、ここで、特定の実施態様では、R16は、水素またはメチルであってもよい。
【0083】
別の実施態様では、式IIで表される化合物およびその薬剤的に許容される塩またはN−オキシド:
【化16】

〔式中、
、V、V、およびVは、各々の場合について独立して、NおよびCRからなる群から選択され;
TはCOまたはCRであり、ここで少なくとも1個のTがCRであり;
nは0、1または2であり;
Aは、−CONR16−、−NR16CO−、−O−、−CONR16−CR1415−、−NR16CONR16−、−CR1415−NR16CO−、−CR1415−O−、−CR1415−NR16−、−O−CR1415−、−NR16−CR1415−、−NR16−、
【化17】

および
【化18】

からなる群から選択され;
mは0、1または2であり;
は、各々の場合について独立して、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
Bは、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルからなる群から選択され、ここでBは、各々独立してRで表される1個、2個または3個の置換基により置換されていてもよく;
は、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
は、アルキル、アルキルスルホニル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
11は、アルキル、シクロアルキル、アルカノイル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルからなる群から選択され;
16は、アルキル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
14およびR15は、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルカノイル、アミノ、アリール、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、水素、およびヒドロキシルからなる群から選択される〕
が提供される。
【0084】
一つの実施態様では、Bは、
【化19】

または
【化20】

から選択することができる。
【0085】
一つの実施態様では、V、V、V、およびVの各々がCRとなり得る。別の実施態様では、V、V、およびVの各々がCRとなり得、VがNとなり得る。別の典型的な実施態様では、V、V、およびVの各々がCRとなり得、VがNとなり得る。
【0086】
別の実施態様では、R11はC1−3アルキルであり、および/またはRは、アルキル、アルカノイル、および水素からなる群から選択される。いくつかの実施態様では、Tは、CHまたはCFであってもよい。いくつかの実施態様では、R11は、ハロゲン、アミノ、ニトロ、ヒドロキシル、シアノ、またはアルコキシからなる群から選択される1個、2個、3個またはそれ以上の置換基により置換されていてもよい。
【0087】
いくつかの実施態様では、整数nは、1または2であってもよい。
【0088】
いくつかの実施態様では、Aは、例えば−CONR16−または−CR1415−NR16−であってもよく、ここで、特定の実施態様では、R16は、水素またはメチルであってもよい。
【0089】
別の実施態様では、式IIIで表される化合物およびその薬剤的に許容される塩またはN−オキシド:
【化21】

〔式中、
、V、V、およびVは、各々の場合について独立して、NおよびCRからなる群から選択され;
TはCOまたはCRであり、ここで少なくとも1個のTがCRであり;
nは0、1または2であり;
Aは、−CONR16−、−NR16CO−、−O−、−CONR16−CR1415−、−NR16CONR16−、−CR1415−NR16CO−、−CR1415−O−、−CR1415−NR16−、−O−CR1415−、−NR16−CR1415−、−NR16−、
【化22】

および
【化23】

からなる群から選択され、
mは0、1または2であり;
は、各々の場合について独立して、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
Bはアリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルからなる群から選択され、ここでBは、各々独立してRで表される1個、2個または3個の置換基により置換されていてもよく;
は、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
およびRは、各々独立して、アルキル、ハロゲン、ハロアルキルおよび水素からなる群から選択され;あるいは、RおよびRは一緒になって炭素環もしくは複素環を形成し;
11は、アルキル、シクロアルキル、アルカノイル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルからなる群から選択され;
16は、アルキル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
14およびR15は、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルカノイル、アミノ、アリール、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、水素、およびヒドロキシルからなる群から選択される〕
が提供される。
【0090】
一つの実施態様では、Bは、
【化24】

または
【化25】

から選択することができる。
【0091】
一つの実施態様では、V、V、V、およびVの各々がCRとなり得る。別の実施態様では、V、V、およびVの各々がCRとなり得、VがNとなり得る。別の典型的な実施態様では、V、V、およびVの各々がCRとなり得、VがNとなり得る。いくつかの実施態様では、R11は、ハロゲン、アミノ、ニトロ、ヒドロキシル、シアノ、またはアルコキシからなる群から選択される1個、2個、3個またはそれ以上の置換基により置換されていてもよい。
【0092】
別の実施態様では、R11はC1−3アルキルであり、および/またはRは、アルキル、アルカノイル、および水素からなる群から選択される。いくつかの実施態様では、Tは、CHまたはCFであってもよい。
【0093】
いくつかの実施態様では、整数nは、1または2であってもよい。
【0094】
いくつかの実施態様では、Aは、例えば−CONR16−または−CR1415−NR16−であってもよく、ここで、特定の実施態様では、R16は、水素またはメチルであってもよい。
【0095】
別の実施態様では、式IVで表される化合物およびその薬剤的に許容される塩またはN−オキシド:
【化26】

〔式中、
、V、V、およびVは、各々の場合について独立して、NおよびCRからなる群から選択され;
Xは、O、SO、NRおよびCRからなる群から選択され;
TはCOまたはCRであり、ここで少なくとも1個のTがCRであり;
nは0、1または2であり;
Aは、−CONR16−、−NR16CO−、−O−、−CONR16−CR1415−、−NR16CONR16−、−CR1415−NR16CO−、−CR1415−O−、−CR1415−NR16−、−O−CR1415−、−NR16−CR1415−、−NR16−、
【化27】

および
【化28】

からなる群から選択され、
mは0、1または2であり;
は、各々の場合について独立して、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
Bは、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルからなる群から選択され、ここでBは、各々独立してRで表される1個、2個または3個の置換基により置換されていてもよく;
は、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
は、アルキル、アルキルスルホニル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
およびRは、各々独立して、アルコキシ、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、水素およびヒドロキシルからなる群から選択され、あるいは、RおよびRは一緒になってオキソであり;あるいは、RおよびRは一緒になって炭素環もしくは複素環を形成し;
11は、アルキル、シクロアルキル、またはハロアルキルからなる群から選択され;
16は、アルキル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
14およびR15は、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルカノイル、アミノ、アリール、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、水素、およびヒドロキシルからなる群から選択される〕
が提供される。
【0096】
一つの実施態様では、Bは、
【化29】

または
【化30】

から選択することができる。
【0097】
一つの実施態様では、V、V、V、およびVの各々がCRとなり得る。別の実施態様では、V、V、およびVの各々がCRとなり得、VがNとなり得る。別の典型的な実施態様では、V、V、およびVの各々がCRとなり得、VがNとなり得る。
【0098】
別の実施態様では、R11はC1−3アルキルであり、および/またはRは、アルキル、アルカノイル、および水素からなる群から選択される。いくつかの実施態様では、R11は、ハロゲン、アミノ、ニトロ、ヒドロキシル、シアノ、またはアルコキシからなる群から選択される1個、2個、3個またはそれ以上の置換基により置換されていてもよい。いくつかの実施態様では、Tは、CHまたはCFであってもよい。
【0099】
いくつかの実施態様では、Xは、NRであってもよく、またはCRであってもよい。いくつかの実施態様では、Xは、CH2、CHOH、およびCOからなる群から選択される。Tは、CHである。
【0100】
いくつかの実施態様では、整数nは、1または2であってもよい。
【0101】
いくつかの実施態様では、Aは、例えば−CONR16−または−CR1415−NR16−であってもよく、ここで、特定の実施態様では、R16は、水素またはメチルであってもよい。
【0102】
別の実施態様では、式Vで表される化合物およびその薬剤的に許容される塩またはN−オキシド:
【化31】

〔式中、
、V、V、およびVは、各々の場合について独立して、NおよびCRからなる群から選択され;
TはCOまたはCRであり、ここで少なくとも1個のTがCRであり;
nは0、1または2であり;
Aは、−CONR16−、−NR16CO−、−O−、−CONR16−CR1415−、−NR16CONR16−、−CR1415−NR16CO−、−CR1415−O−、−CR1415−NR16−、−O−CR1415−、−NR16−CR1415−、−NR16−、
【化32】

および
【化33】

からなる群から選択され;
mは0、1または2であり;
は、各々の場合について独立して、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
Bは、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルからなる群から選択され、各々独立してRで表される1個、2個または3個の置換基により置換されていてもよく;
は、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
は、アルキル、アルキルスルホニル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
およびRは、各々独立して、アルキル、ハロゲン、ハロアルキルおよび水素からなる群から選択され;あるいは、RおよびRは一緒になってオキソであり;あるいは、RおよびRは一緒になって炭素環もしくは複素環を形成し;
16は、アルキル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
14およびR15は、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルカノイル、アミノ、アリール、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、水素、およびヒドロキシルからなる群から選択される〕
が提供される。
【0103】
一つの実施態様では、Bは、
【化34】

または
【化35】

から選択することができる。
【0104】
一つの実施態様では、V、V、V、およびVの各々がCRとなり得る。別の実施態様では、V、V、およびVの各々がCRとなり得、VがNとなり得る。別の典型的な実施態様では、V、V、およびVの各々がCRとなり得、VがNとなり得る。
【0105】
別の実施態様では、Rは、アルキル、アルカノイル、および水素からなる群から選択される。いくつかの実施態様では、Tは、CHまたはCFであってもよい。
【0106】
いくつかの実施態様では、整数nは、1または2であってもよい。
【0107】
いくつかの実施態様では、Aは、例えば−CONR16−または−CR1415−NR16−であってもよく、ここで、特定の実施態様では、R16は、水素またはメチルであってもよい。
【0108】
別の実施態様では、式VIで表される化合物およびその薬剤的に許容される塩またはN−オキシド:
【化36】

〔式中、
、V、V、およびVは、各々の場合について独立して、NおよびCRからなる群から選択され;
Xは、NR、S、SO、およびCRからなる群から選択され;
TはCOまたはCRであり、ここで少なくとも1個のTがCRであり;
nは0、1または2であり;
Aは、−CONR16−、−NR16CO−、−O−、−CONR16−CR1415−、−NR16CONR16−、−CR1415−NR16CO−、−CR1415−O−、−CR1415−NR16−、−O−CR1415−、−NR16−CR1415−、−NR16−、
【化37】

および
【化38】

からなる群から選択され;
mは0、1または2であり;
は、各々の場合について独立して、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
Bは、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルからなる群から選択され、ここでBは、各々がRから選択される1個、2個または3個の置換基により置換されていてもよく;
は、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
は、アルキル、アルキルスルホニル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
およびRは、各々独立して、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され、あるいは、RおよびRは一緒になってオキソであり;あるいは、RおよびRは一緒になって炭素環もしくは複素環を形成し;
11は、アルキルであり;
16は、アルキル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
14およびR15は、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルカノイル、アミノ、アリール、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、水素、およびヒドロキシルからなる群から選択される〕
が提供される。
【0109】
一つの実施態様では、Bは、
【化39】

または
【化40】

から選択することができる。
【0110】
一つの実施態様では、V、V、V、およびVの各々がCRとなり得る。別の実施態様では、V、V、およびVの各々がCRとなり得、VがNとなり得る。別の典型的な実施態様では、V、V、およびVの各々がCRとなり得、VがNとなり得る。
【0111】
別の実施態様では、R11はC1−3アルキルであり、および/またはRは、アルキル、アルカノイル、および水素からなる群から選択される。いくつかの実施態様では、Tは、CHまたはCFであってもよい。
【0112】
いくつかの実施態様では、Xは、NRであってもよく、またはCRであってもよい。いくつかの実施態様では、Xは、CH2、CHOH、およびCOからなる群から選択される。いくつかの実施態様では、整数nは、1または2であってもよい。
【0113】
いくつかの実施態様では、Aは、例えば−CONR16−または−CR1415−NR16−であってもよく、ここで、特定の実施態様では、R16は、水素またはメチルであってもよい。
【0114】
意図する化合物、および少なくとも1つの化合物を含んでなる医薬組成物は、以下からなる群から選択してもよい:N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[g]インダゾール−3−カルボキサミド;8−クロロ−N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(3−クロロフェニル)−8−フルオロ−2−メチル−2,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(4−クロロピリジン−2−イル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(3−クロロフェニル)−8−フルオロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(3−クロロフェニル)−1,4,4−トリメチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;7−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;3−クロロ−N−((1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メチル)アニリン;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(4−シアノピリジン−2−イル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;(2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−4(3H)−イル)(1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メタノン;5−アセチル−N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;5−ブロモ−N−エチル−N−((1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メチル)フラン−2−カルボキサミド;1−イソプロピル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;1−エチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−7,8−(2−ピリジノ)シクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;1,8−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]イソキノリン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]キノリン−3−カルボキサミド;1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリド[2,3−e]アゼピン−3−カルボキサミド;1,6−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ[3,4−d]ピリド[3,2−b]アゼピン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−6−オキソ−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[e]ピラゾロ[4,3−c]アゼピン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[b]ピラゾロ[3,4−d]アゼピン−3−カルボキサミド;5,5−ジフルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;5,5−ジフルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[g]インダゾール−3−カルボキサミド;1,6−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[b]ピラゾロ[3,4−d]アゼピン−3−カルボキサミド;1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;8−フルオロ−1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[e]ピラゾロ[4,3−c]アゼピン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4H−ベンゾ[b]イミダゾ[1,5−d][1,4]オキサジン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4H−ベンゾ[b]イミダゾ[1,5−d][1,4]オキサジン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]イソキノリン−3−カルボキサミド;1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c][1,5]ナフチリジン−3−カルボキサミド;9−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−6−オキソ−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[e]ピラゾロ[4,3−c]アゼピン−3−カルボキサミド;1,5,5−トリメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]キノキサリン−3−カルボキサミド;9−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]キノリン−3−カルボキサミド;8−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]キノリン−3−カルボキサミド;7−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;6−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4H−ベンゾ[b]イミダゾ[1,5−d][1,4]オキサジン−3−カルボキサミド;N−(6−シクロプロピルピリジン−2−イル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(1−メチル−5−フェニル−1H−ピロール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;6−メチル−N−(2−(1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−イル)プロパン−2−イル)ピリジン−2−アミン;3−(2−(3−クロロフェノキシ)プロパン−2−イル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン;6−メチル−N−(1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−イル)ピコリンアミド;3−(1−(3−クロロフェノキシ)エチル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン;6−シクロプロピル−N−(1−(1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−イル)エチル)ピリジン−2−アミン;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−6,7−(2−ピリジノ)シクロペンタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(2−メチルピリミジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピラジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;9−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[b]ピラゾロ[3,4−d]アゼピン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5,7,8−テトラヒドロベンゾ−1H−オキセピノ[4,5−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[e]ピラゾロ[4,3−c]アゼピン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5,7,8−テトラヒドロベンゾ−1H−チエピノ[4,5−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−6−ジオキソ−4,5,7,8−テトラヒドロ−7,8−(2−ピリジノ)−1H−チエピノ[4,5−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;1−メチル−3−(1−(6−メチルピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−アミン;1−メチル−N−(1−(6−メチルピリジン−2−イル)エチル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−アミン;1−メチル−3−(1−(6−メチルピリジン−2−イル)エトキシ)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]イソキノリン−3−カルボキサミド;5−ヒドロキシ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[g]インダゾール−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−6−ヒドロキシベンゾシクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−6,6−ジフルオロベンゾシクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;5−ヒドロキシ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−6−ヒドロキシ−7,8−(2−ピリジノ)シクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−6,6−ジフルオロ−7,8−(2−ピリジノ)シクロヘプタ[
c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(3−クロロフェニル)−N−メチル−4H−クロメノ[3,4−d]イソオキサゾール−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(3−クロロフェニル)−N,1−ジメチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(4−クロロフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(4−クロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[g]インダゾール−3−カルボキサミド;N−(ピリジン−3−イル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(3−メトキシフェニル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(4−メトキシフェニル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(3−クロロフェニル)−1,8−ジメチル−1,4−ジヒドロチオクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(3−メトキシフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロチオクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(3−クロロベンジル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−チエノ[2,3−g]インダゾール−3−カルボキサミド;N−(3−クロロフェニル)−4H−チオクロメノ[3,4−d]イソオキサゾール−3−カルボキサミド;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−(6−メチル−2−ピリジニル)−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−2−ピリジニル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[3−(3−フルオロフェニル)−5−イソオキサゾリル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[3−(2−エトキシフェニル)−5−イソオキサゾリル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−(5−メチル−2−ピリジニル)−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[3−(4−エトキシフェニル)−5−イソオキサゾリル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[3−(3−クロロフェニル)−5−イソオキサゾリル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−3−ピリジニル−;1−メチル−N−(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(3,5−ジメチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;安息香酸、4−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、メチルエステル;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[3−(3,4−ジエトキシフェニル)−5−イソオキサゾリル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[4−[(4−エチル−1−ピペラジニル)メチル]フェニル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−[4−[(4−メチル−1−ピペリジニル)メチル]フェニル]−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−[4−(1−ピペリジニルスルホニル)フェニル]−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[4−[(ジエチルアミノ)スルホニル]フェニル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル-;1,3−ベンゾジオキソール−5−カルボン酸、6−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、メチルエステル;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−(4−メチル−2−オキソ−2H−1−ベンゾピラン−7−イル)−;2−チオフェンカルボン酸、3−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、メチルエステル;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2,5−ジフルオロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(3−アセチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;安息香酸、4−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、エチルエステル;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[4−(アミノスルホニル)フェニル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(4−クロロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−クロロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−シアノフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;N−(2−カルバモイルフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−N−(4−メトキシフェニル)−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−クロロ−3−ピリジニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(4−アセチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;1,3−ベンゼンジカルボン酸、5−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、1,3−ジメチルエステル;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−エチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−(2−メチルフェニル)−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−[2−(4−メチル−1−ピペラジニル)フェニル]−;安息香酸、4−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、2−(ジエチルアミノ)エチルエステル;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(5−クロロ−2−ピリジニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−[3−(メチルチオ)フェニル]−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(3−エチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(9−エチル−9H−カルバゾール−3−イル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−(2−メチル−3−ニトロフェニル)−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−クロロ−4−メチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(4−クロロ−2−メトキシ−5−メチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−[4−(1−メチルエチル)フェニル]−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(4−エチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−N−(2−メトキシ−5−メチルフェニル)−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−エトキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;安息香酸、2−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、エチルエステル;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−N−(2−メトキシ−5−ニトロフェニル)−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2,5−ジメトキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(4−エトキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;安息香酸、2−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、メチルエステル;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(4−ブロモ−2−メチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(5−クロロ−2,4−ジメトキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−N−(3−メトキシフェニル)−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−フルオロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3
−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2,4−ジメトキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−ブロモ−4−メチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(3−クロロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(4−フルオロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;および[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−N−(2−メトキシフェニル)−1−メチル−;およびその薬剤的に許容される塩もしくはN−オキシド、ならびに、いくつかの実施態様では、薬剤的に許容される担体。
【0115】
本明細書中では、以下からなる群から選択される化合物:N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[g]インダゾール−3−カルボキサミド;8−クロロ−N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(3−クロロフェニル)−8−フルオロ−2−メチル−2,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(4−クロロピリジン−2−イル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(3−クロロフェニル)−8−フルオロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(3−クロロフェニル)−1,4,4−トリメチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;7−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;3−クロロ−N−((1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メチル)アニリン;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(4−シアノピリジン−2−イル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;N−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;(2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−4(3H)−イル)(1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メタノン;5−アセチル−N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;5−ブロモ−N−エチル−N−((1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メチル)フラン−2−カルボキサミド;1−イソプロピル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;1−エチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−7,8−(2−ピリジノ)シクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;1,8−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]イソキノリン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]キノリン−3−カルボキサミド;1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリド[2,3−e]アゼピン−3−カルボキサミド;1,6−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ[3,4−d]ピリド[3,2−b]アゼピン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−6−オキソ−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[e]ピラゾロ[4,3−c]アゼピン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[b]ピラゾロ[3,4−d]アゼピン−3−カルボキサミド;5,5−ジフルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;5,5−ジフルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[g]インダゾール−3−カルボキサミド;1,6−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[b]ピラゾロ[3,4−d]アゼピン−3−カルボキサミド;1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;8−フルオロ−1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[e]ピラゾロ[4,3−c]アゼピン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4H−ベンゾ[b]イミダゾ[1,5−d][1,4]オキサジン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4H−ベンゾ[b]イミダゾ[1,5−d][1,4]オキサジン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]イソキノリン−3−カルボキサミド;1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c][1,5]ナフチリジン−3−カルボキサミド;9−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−6−オキソ−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[e]ピラゾロ[4,3−c]アゼピン−3−カルボキサミド;1,5,5−トリメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]キノキサリン−3−カルボキサミド;9−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]キノリン−3−カルボキサミド;8−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]キノリン−3−カルボキサミド;7−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;6−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4H−ベンゾ[b]イミダゾ[1,5−d][1,4]オキサジン−3−カルボキサミド;N−(6−シクロプロピルピリジン−2−イル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(1−メチル−5−フェニル−1H−ピロール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;6−メチル−N−(2−(1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−イル)プロパン−2−イル)ピリジン−2−アミン;3−(2−(3−クロロフェノキシ)プロパン−2−イル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン;6−メチル−N−(1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−イル)ピコリンアミド;3−(1−(3−クロロフェノキシ)エチル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン;6−シクロプロピル−N−(1−(1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−イル)エチル)ピリジン−2−アミン;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−6,7−(2−ピリジノ)シクロペンタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(2−メチルピリミジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピラジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;9−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[b]ピラゾロ[3,4−d]アゼピン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5,7,8−テトラヒドロベンゾ−1H−オキセピノ[4,5−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[e]ピラゾロ[4,3−c]アゼピン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5,7,8−テトラヒドロベンゾ−1H−チエピノ[4,5−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−6−ジオキソ−4,5,7,8−テトラヒドロ−7,8−(2−ピリジノ)−1H−チエピノ[4,5−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;1−メチル−3−(1−(6−メチルピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−アミン;1−メチル−N−(1−(6−メチルピリジン−2−イル)エチル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−アミン;1−メチル−3−(1−(6−メチルピリジン−2−イル)エトキシ)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]イソキノリン−3−カルボキサミド;5−ヒドロキシ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[g]インダゾール−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−6−ヒドロキシベンゾシクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−6,6−ジフルオロベンゾシクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;5−ヒドロキシ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−6−ヒドロキシ−7,8−(2−ピリジノ)シクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−6,6−ジフルオロ−7,8−(2−ピリジノ)シクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;およびその薬剤的
に許容される塩またはN−オキシド、をも意図する。
【0116】
本発明は、1つ以上の薬剤的に許容される担体と共に製剤化された本明細書に開示した化合物を含む医薬組成物も提供する。これら製剤には、経口、直腸、局所、口内、および非経口(例えば皮下、筋肉内、皮内、または静脈内)投与に適したものが含まれるが、あらゆる特定の場合において最も適した投与の形は、治療すべき病状の程度と重症度、ならびに用いる特定の化合物の性質に依存するだろう。
【0117】
本発明はさらに、前記受容体を本発明の化合物に曝露することを含んでなる、1つ以上の 代謝調節型受容体−サブタイプ5の活性を調節する方法を提供する。一つの実施態様において、モジュレーター化合物は負のアロステリックモジュレーターである。
【0118】
本発明はさらに、本発明の化合物の治療有効量を患者に投与することを含んでなる、患者における1つ以上の代謝調節型受容体−サブタイプ5の発現または活性に関連した疾患を治療する方法を提供する。
【0119】
本発明の一つの実施態様において、本発明の治療有効量の化合物を、これを必要とする被験体に投与することを含む、アルツハイマー病、脆弱X染色体症候群、レボドパ誘発性ジスキネジア、うつ病、不安、片頭痛、疼痛、胃食道逆流性疾患の治療、および/または禁煙支援の方法を提供する。本発明の化合物の治療有効量の投与により治療されることのある他の疾患および障害には、機能性腸障害、術後腸閉塞、尿路障害 (失禁、BPH、前立腺炎、OAB)、パーキンソン病、パニック障害、恐怖症、心的外傷後ストレス障害、一般化した不安障害、急性ストレス傷害、うつ病、双極性障害、注意欠陥/多動性障害、認知機能障害、アルツハイマー病、認知症、振戦せん妄、虚血、および神経障害性疼痛がある。
【0120】
本発明の化合物は、アルコール、ニコチン、コカイン、アンフェタミン、ベンゾジアゼピン、および鎮静剤への乱用か嗜癖の治療にも有効なことがある。本発明の化合物は、神経性過食症、拒食症、ギャンブル依存症、喫煙依存症、セックス依存症、薬物禁断、および強迫性障害に対する薬物耐性または薬物離脱依存を治療または予防するのに有用なことがある。
【0121】
本発明の化合物は、このような治療を必要としている患者(動物およびヒト)に、最適な薬剤的効果を提供する剤形で投与することができる。当然のことながら、何らかの特定の適用において使用に必要な用量は、選択された特定の化合物または組成物によるのみならず、投与経路、治療している病態の性質、患者の年齢および状態、次いで患者が従っている現在の薬物治療または特定の食事、および当業者によって認識される他の要因によって患者ごとに変わり、適切な投与量は最終的には主治医の裁量下にある。上記の臨床的病態および疾患の治療のために、本発明の化合物を、慣例的な非毒性の薬剤的に許容される担体、助剤および媒体を含有する用量単位製剤において、経口で、局所に、非経口で、吸入スプレーにより、または経直腸で投与することができる。本明細書に用いられる非経口という用語は、皮下、静脈内、筋内、胸骨内の注射または注入の技術が含まれる。
【0122】
本発明の典型的な医薬組成物は、医薬製剤の形態で、例えば、外部適用、腸溶適用または非経口適用に好適な有機または無機の担体または賦形剤と混合させて、活性成分として、本発明の1種以上の化合物を含有する固体、半固体または液体の形態で使用できる。活性成分は、例えば、錠剤、小丸剤、カプセル剤、座剤、液剤、乳剤、懸濁剤、および使用に好適な任意の他の形態のための通常の非毒性の薬剤的に許容される担体と共に配合することができる。使用できる担体は、固体、半固体、または液体の形態において、水、グルコース、ラクトース、アラビアゴム、ゼラチン、マンニトール、澱粉ペースト、三珪酸マグネシウム、タルク、トウモロコシ澱粉、ケラチン、コロイド状シリカ、ジャガイモ澱粉、尿素および製剤製造における使用に好適な他の担体であり、さらに助剤、安定化剤、増粘剤ならびに着色剤および香料が使用できる。活性対象化合物は、疾患の過程または状態に対して所望の効果を生じさせる上で十分な量で医薬組成物中に含まれる。
【0123】
錠剤などの固体組成物の調製には、主要活性成分を、医薬的担体、例えば、トウモロコシ澱粉、ラクトース、スクロース、ソルビトール、タルク、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、リン酸二カルシウムまたはゴム類、ならびに他の医薬的希釈剤、例えば水などの慣例的な錠剤化成分と混合させて、本発明の化合物、またはその非毒性で薬剤的に許容される塩の均一な混合物を含有する固体の予備製剤組成物を形成する。これらの予備製剤組成物が均一であると言う場合、この組成物が、錠剤、丸剤およびカプセル剤などの等しく有効な単位剤形に容易に細分できるように、活性成分が組成物中に一様に分散されていることを意味する。
【0124】
経口投与または注射による投与のために本発明の組成物を組み込むことのできる液体形態としては、水溶液剤、好適に風味付けしたシロップ剤、綿実油、ゴマ油、ココナツ油または落花生油などの許容できる油類を有する、または静脈内使用に好適な可溶化剤または乳化剤を有する水性または油性の懸濁剤および乳剤、ならびにエリキシル剤および同様な医薬媒体が挙げられる。水性懸濁剤用の好適な分散剤または懸濁化剤としては、トラガカントゴム、アラビアゴムなどの合成または天然のゴム類、アルギン酸塩、デキストラン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ポリビニルピロリドンまたはゼラチンが挙げられる。吸入用または吹送用の組成物としては、薬剤的に許容される水性溶媒または有機溶媒、またはそれらの混合物中の液剤および懸濁剤、および散剤が挙げられる。
【0125】
有利なことに、本発明はまた、代謝調節型受容体−サブタイプ5に関連した疾患または病態を有しているか、または有する危険性のある需要者によって使用されるキットを提供する。このようなキットは、炎症を解くか、減少させるか、または予防するために、上記の剤形などの好適な剤形、ならびにこのような剤形を使用する方法を説明する説明書を含む。この説明書は、当業者に知られた投与様式に従って剤形を投与することを、需要者または医療従事者に指示するであろう。このようなキットは、包装されるか、単一または複数のキット単位で販売されることが有利である。このようなキットの一例は、いわゆるブリスターパックである。ブリスターパックは、パッケージ業界でよく知られており、薬剤の単位剤形(錠剤、カプセル剤など)のパッケージに広範に用いられている。ブリスターパックは一般に、好ましくは透明なプラスチック材料のホイルで被覆された比較的硬い材料のシートからなる。パッケージ過程時に、プラスチックホイルには窪みが形成される。これらの窪みはパックされる錠剤またはカプセル剤のサイズと形状を有する。次に、錠剤またはカプセル剤を窪みの中に置き、比較的硬い材料のシートを、窪みが形成された方向と反対にあるプラスチックホイルの面でプラスチックホイルに対して密封する。その結果、錠剤またはカプセル剤は、プラスチックホイルとシートの間の窪みの中に密封される。シートの強度は、手で窪みに圧力をかけることにより窪みの箇所でシートに開口部が形成されて、錠剤またはカプセル剤をブリスターパックから取り出せるような強度であることが好ましい。次いで、錠剤またはカプセル剤を前記開口部から取り出すことができる。
【0126】
キット上に記憶補助物、例えば、錠剤またはカプセル剤に隣接して数字を提供し、そのことによって、それらの数字が、そのように明記された錠剤またはカプセル剤を服用すべき投薬日に対応するようにすることが望ましい。このような記憶補助物の他の例は、例えば、「第1週、月曜、火曜、…など…第2週、月曜、火曜、…などと、カードに印刷されたカレンダーである。記憶補助物の他の変型は容易に明らかであろう。「一日量」は、所与の日に服用すべき単一の錠剤もしくはカプセル剤、またはいくつかの丸剤またはカプセル剤であり得る。また、第一の化合物の一日量が、一錠または一カプセルからなり、第二の化合物の一日量が数錠または数カプセルからなってもよく、またその逆でもよい。記憶補助物はこれを示す必要がある。
【実施例】
【0127】
本発明の化合物は有機合成の当業者によく知られた数多くの方法で調整できる。より具体的には、本発明の化合物は本明細書に記載の反応および技術を用いて調製してもよい。本明細書に記載の合成方法の説明では、溶媒、反応、雰囲気、反応温度、実験期間および後処理手順の選択を含む提案されたすべての反応条件は、他に示されなければ、その反応のための標準になるように選ばれることが理解されるであろう。分子の様々な位置に存在する機能性が試薬および提案される反応と互換性があることは、有機合成の当業者によって理解される。反応条件と互換性のない置換基は当業者には明らかであろう。従って別の方法を示す。実施例の出発材料は、市販で入手可能であるかまたは公知の材料から標準製法によって容易に調製できる。
【0128】
スキーム1〜8は、以下に記載するように、本発明の典型的な化合物を合成する方法を示す。
【0129】
【化41】

【0130】
【化42】

【0131】
【化43】

【0132】
【化44】

【0133】
【化45】

【0134】
【化46】

【0135】
【化47】

【0136】
【化48】

【0137】
A: α,γ−ジケトエステル 1−2合成の一般的手順 (スキーム1の工程1)
適切なクロマン−4−オン(または3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オン、または2,3−ジヒドロキノリン−4(1H)−オン)出発材料(1.0 eq.)のエタノール中溶液にナトリウムエトキシド溶液(1.05 eq.)を加えた。混合物を10分間室温で撹拌し、次いでシュウ酸ジエチル (1.0 eq.)を加えた。混合物を一晩撹拌した後、1N HCl溶液を加えpHを4−5に調整した。生成物を酢酸エチルで抽出したおよび無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で除去しα,γ−ジケトエステル1−2を得て、さらに精製することなく工程2で使用した。
【0138】
B: 三環系エステル1−3aおよびb合成の一般的手順 (スキーム1の工程2)
α,γ−ジケトエステル 1−2 (1.0 eq.) の酢酸中溶液に適切なヒドラジン(1.1 eq.)を室温で加えた。混合物を一晩撹拌した。溶媒を減圧下で除去した。反応混合物をISCO システム (EtOAc/ヘキサン)上のシリカクロマトグラフィーにより精製して2つの位置異性体1−3aおよび1−3bを回収した。
【0139】
C: 三環系酸合成の一般的手順 (スキーム1の工程3)
α,γ−三環系エチルエステル 1−3aまたは1−3b (1.0 eq.)のメタノール中溶液にメタノール(6 eq.)中水酸化カリウム溶液および水を加えた。反応混合物を一晩還流下で加熱した。混合物を室温まで放冷し、次いで1N HClでpH 4−5に酸性化した。生成物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を除去し三環系酸 1−4aまたは1−4bを得た。
【0140】
D: 三環系カルボキサミド合成の一般的手順 (スキーム1の工程4)
三環系酸 1−4aまたは1−4b (1.0 eq.)およびピリジン (3 eq.)のジクロロメタン中溶液に塩化オキサリル (1.1 eq.)を室温で加えた。混合物を2時間撹拌し、次いで適切なアニリン (1.2 eq.)を加えた。混合物を一晩撹拌した。溶媒を減圧下で除去した後、反応混合物をISCO システム (EtOAc/ヘキサン)上のシリカクロマトグラフィーにより精製して三環系カルボキサミド;1−5aまたは1−5bを得た。
【0141】
実施例1
N−(3−クロロフェニル)−8−フルオロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド
2−(6−フルオロ−4−オキソクロマン−3−イル)−2−オキソ酢酸エチル
【化49】

【0142】
スキーム2に記載した一般的手順Aにより標題化合物を調製した。6−フルオロクロマン−4−オン(1.66g,10.0mmol)、ナトリウムエトキシド(エタノール中21wt%、7.46mL,20.0mmol),エタノール(100mL)中シュウ酸ジエチル(1.36ml,10.0mmol)を用いることにより、標題化合物を黄色固体として得た(1.76g,6.62mmol,収率66.2%)。
【0143】
8−フルオロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸エチル
【化50】

【0144】
スキーム2に記載した一般的手順Bにより標題化合物を調製した。2−(6−フルオロ−4−オキソクロマン−3−イル)−2−オキソ酢酸エチル(1.6g,6.0mmol)とメチルヒドラジン(0.36mL,6.9mmol)のエタノール(40mL)中混合物を6時間還流した。溶媒を減圧下で除去した。反応混合物をISCOシステム(EtOAc/ヘキサン)上のシリカクロマトグラフィーにより精製して2つの位置異性体を回収した。LC−MS分析(Kromasil 100−3.5 C4カラム,50×4.6mm,3.5μmにおいて保持時間4.6分に現れる標題化合物を白色固体として得た(421.5mg,1.53mmol,収率25.5%)。移動相Aは、水中0.05%TFA、移動相Bはアセトニトリル0.05%TFAであった。勾配は、2%のBから開始して7分間で75%のBに至る勾配であり、次いで0.5分以下の時間95%のBで洗浄し、8.6分から2%に戻して再平衡した。全分析時間は10分であった。流速は0.8mL/分であった。MS(ESI)m/z:C1413FNに対する計算値:276.1;実測値:277.0(M+H)
【0145】
8−フルオロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸
【化51】

【0146】
スキーム2に記載した一般的手順Cにより標題化合物を調製した。8−フルオロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸エチル(330mg,1.19mmol),メタノール中1N 水酸化カリウム(7.2mL,7.2mmol),メタノール(60ml)および水(1mL)を用いることにより標題化合物を白色固体として得た(238mg,.0.96mmol,収率81%)。MS(ESI)m/z:C12FNに対する計算値:248.1;実測値:249.0(M+H)
【0147】
N−(3−クロロフェニル)−8−フルオロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド
【化52】

【0148】
スキーム2に記載した一般的手順Dにより標題化合物を調製した。8−フルオロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸(238mg,0.96mmol),塩化オキサリル(0.53mL,1.05mmol),ピリジン(0.23ml,2.9mmol),3−クロロアニリン(147mg,1.15mmol)およびジクロロメタン(20mL)を用いることにより、95%超の純度で標題化合物を白色固体として得た(51.7mg,.0.145mmol,収率15%)。H NMR(282MHz,CDCl):δ 8.61(s,1H),7.81(t,1H),7.50(m,1H),7.27(t,1H),7.21(dd,1H),7.10(m,1H),6.98(m,2H),5.54(s,2H),4.18(s,3H);19F NMR(376MHz,CDCl):δ−120.8;MS(ESI)m/z:C1813ClFNに対する計算値:357.1;実測値:358.0(M+H)
【0149】
実施例2
N−(3−クロロフェニル)−8−フルオロ−2−メチル−2,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド
8−フルオロ−2−メチル−2,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸エチル
【化53】

【0150】
スキーム2に記載した一般的手順Bにより標題化合物を調製した。2−(6−フルオロ−4−オキソクロマン−3−イル)−2−オキソ酢酸エチル(1.6g,6.0mmol)とメチルヒドラジン(0.36mL,6.9mmol)のエタノール(40mL)中混合物を6時間還流した。溶媒を減圧下で除去した。反応混合物をISCOシステム(EtOAc/ヘキサン)上のシリカクロマトグラフィーにより精製して2つの位置異性体を回収した。LC−MS分析(Kromasil 100−3.5 C4カラム,50×4.6mm,3.5μmにおいて保持時間5.2分に現れる標題化合物を白色固体として得た(597.8mg,2.16mmol,収率36.0%)。移動相Aは、水中0.05%TFA、移動相Bはアセトニトリル0.05%TFAであった。勾配は、2%Bから開始して7分間で75%のBに至る勾配であり、次いで0.5分以下の時間95%のBで洗浄し、8.6分から2%に戻して再平衡した。全分析時間は10分であった。流速は0.8mL/分であった。MS(ESI)m/z:C1413FNに対する計算値:276.1;実測値:277.0(M+H)
【0151】
8−フルオロ−2−メチル−2,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸
【化54】

【0152】
スキーム2に記載した一般的手順Cにより標題化合物を調製した。8−フルオロ−2−メチル−2,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸エチル(440mg,1.59mmol),メタノール中1N 水酸化カリウム(9.6mL,9.6mmol),メタノール(80ml)および水(2mL)を用いることにより標題化合物を白色固体として得た(335mg,.1.35mmol,収率85%)。MS(ESI)m/z:C12FNに対する計算値:248.1;実測値:249.0(M+H)
【0153】
N−(3−クロロフェニル)−8−フルオロ−2−メチル−2,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド
【化55】

【0154】
スキーム2に記載した一般的手順Dにより標題化合物を調製した。8−フルオロ−2−メチル−2,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸(160mg,0.65mmol),塩化オキサリル(0.36mL,0.71mmol),ピリジン(0.16ml,1.9mmol),3−クロロアニリン(98mg,0.77mmol)およびジクロロメタン(20mL)を用いることにより、95%超の純度で標題化合物を白色固体として得た(38.6mg,.0.108mmol,収率17%)。H NMR(300MHz,CDCl):δ 7.69(t,1H),7.48−7.42(m,1H),7.41−7.36(m,1H),7.32(t,1H),7.22−7.15(m,2H),6.94−6.90(m,2H),5.39(s,2H),4.18(s,3H);19F NMR(376MHz,CDCl):δ−121.1;MS(ESI)m/z:C1813ClFNに対する計算値:357.1;実測値:358.0(M+H)
【0155】
実施例3
N−(4−クロロピリジン−2−イル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド
2−オキソ−2−(4−オキソクロマン−3−イル)酢酸エチル
【化56】

【0156】
スキーム1に記載した一般的手順Aにより標題化合物を調製した。4−クロマノン(5.0g,33.74mmol),ナトリウムエトキシド(エタノール中21wt%,15.1mL,40.5mmol),エタノール(40mL)中シュウ酸ジエチル(7.77ml,33.74mmol)を用いることにより、標題化合物を粗生成物として得た。MS(ESI)m/z:C1312に対する計算値:248.1;実測値:249.0(M+H)
【0157】
1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸エチル
【化57】

【0158】
スキーム1に記載した一般的手順Bにより標題化合物を調製した。2−オキソ−2−(4−オキソクロマン−3−イル)酢酸エチル(2.0g,8.06mmol),メチルヒドラジン(0.47ml,8.86mmol)および酢酸(13ml)を用いることにより標題化合物を淡黄色固体として得た(1.1g,.4.3mmol,収率53%)。LC−MS分析(Kromasil 100−3.5 C4カラム,50×4.6mm,3.5μmにおいて標題化合物は保持時間4.4分に現れた。移動相Aは、水中0.05%TFA、移動相Bはアセトニトリル0.05%TFAであった。勾配は、2%のから開始して7分間で75%のBに至る勾配であり、次いで0.5分以下の時間95%のBで洗浄し、8.6分から2%に戻して再平衡した。全分析時間は10分であった。流速は0.8mL/分であった。MS(ESI)m/z:C1414に対する計算値:258.1;実測値:259.0(M+H)
【0159】
1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸
【化58】

【0160】
スキーム1に記載した一般的手順Cにより標題化合物を調製した。1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸エチル(183mg,0.71mmol),メタノール中1N 水酸化カリウム(4.2mL,4.2mmol),メタノール(25ml)および水(1mL)を用いることにより標題化合物を白色固体として得た(161mg,0.70mmol,収率99%)。MS(ESI)m/z:C1210に対する計算値:230.1;実測値:231.0(M+H)
【0161】
N−(4−クロロピリジン−2−イル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド
【化59】

【0162】
スキーム1に記載した一般的手順Dにより標題化合物を調製した。1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸(119mg,0.52mmol),塩化オキサリル(0.28mL,0.57mmol),ピリジン(0.13ml,1.6mmol),4−クロロピリジン−2−アミン(79.8mg,0.62mmol)およびジクロロメタン(20mL)を用いることにより、95%超の純度で標題化合物を白色固体として得た(25.4mg,.0.07mmol,収率14%)。H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.32(s,1H),8.43(d,1H),8.23(t,1H),7.53(m,1H),7.25(m,1H),7.06(m,3H),5.59(d,2H),4.20(s,3H);MS(ESI)m/z:C1713ClNに対する計算値:340.1;実測値:341.0(M+H)
【0163】
実施例4
N−(3−クロロフェニル)−1,4,4−トリメチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド
2−(2,2−ジメチル−4−オキソクロマン−3−イル)−2−オキソ酢酸エチル
【化60】

【0164】
スキーム1に記載した一般的手順Aにより標題化合物を調製した。2,2−ジメチルクロマン−4−オン(910mg,5.16mmol),ナトリウムエトキシド(エタノール中21wt%,2.02mL,5.42mmol),エタノール(20mL)中シュウ酸ジエチル(1.2ml,5.16mmol)を用いることにより、標題化合物を粗生成物として得た。MS(ESI)m/z:C1516に対する計算値:276.1;実測値:277.0(M+H)
【0165】
1,4,4−トリメチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸エチル
【化61】

【0166】
スキーム1に記載した一般的手順Bにより標題化合物を調製した。2−(2,2−ジメチル−4−オキソクロマン−3−イル)−2−オキソ酢酸エチル(1.544g,5.0mmol),メチルヒドラジン(0.29ml,5.5mmol)および酢酸(10ml)を用いることにより標題化合物を橙色の固体として得た(473mg,1.65mmol,収率33%)。LC−MS分析(Kromasil 100−3.5 C4カラム,50×4.6mm,3.5μmにおいて標題化合物は保持時間5.0分に現れた。移動相Aは、水中0.05%TFA、移動相Bはアセトニトリル0.05%TFAであった。勾配は、2%のBから開始して7分間で75%のBに至る勾配であり、次いで0.5分以下の時間95%のBで洗浄し、8.6分から2%に戻して再平衡した。全分析時間は10分であった。流速は0.8mL/分であった。MS(ESI)m/z:C1618に対する計算値:286.1;実測値:287.2(M+H)
【0167】
1,4,4−トリメチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸
【化62】

【0168】
スキーム1に記載した一般的手順Cにより標題化合物を調製した。1,4,4−トリメチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸エチル(450mg,1.57mmol),メタノール中1N 水酸化カリウム(9.5mL,9.5mmol),メタノール(80ml)および水(2mL)を用いることにより標題化合物を白色固体として得た(368mg,1.42mmol,収率91%)。MS(ESI)m/z:C1414に対する計算値:258.1;実測値:259.1(M+H)
【0169】
N−(3−クロロフェニル)−1,4,4−トリメチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド
【化63】

【0170】
スキーム1に記載した一般的手順Dにより標題化合物を調製した。1,4,4−トリメチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸(214mg,0.83mmol),塩化オキサリル(0.46mL,0.91mmol),ピリジン(0.20ml,2.5mmol),3−クロロアニリン(127mg,0.99mmol)およびジクロロメタン(20mL)を用いることにより、95%超の純度で標題化合物を白色固体として得た(69.7mg,0.33mmol,収率39%)。H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.84(s,1H),7.81(m,1H),7.51(m,2H),7.25(m,2H),7.08(m,1H),7.0(m,2H),4.18(d,3H)1.83(d,6H);MS(ESI)m/z:C2018ClNに対する計算値:367.1;実測値:368.2(M+H)
【0171】
実施例5
N−(3−クロロフェニル)−8−クロロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド
8−クロロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸エチル
【化64】

【0172】
スキーム1に記載した一般的手順Bにより標題化合物を調製した。2−(6−クロロ−4−オキソクロマン−3−イル)−2−オキソ酢酸エチル(1131mg,4mmol),メチルヒドラジン(242uL,4.6mmol)およびエタノール(28ml)を用いることにより、標題化合物を白色固体として得た(367mg,.1.26mmol,収率32%)。MS(ESI)m/z:C1413ClNに対する計算値:292.1;実測値:293.0(M+H)
【0173】
8−クロロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸
【化65】

【0174】
スキーム1に記載した一般的手順Cにより標題化合物を調製した。8−クロロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸エチル(367mg,1.26mmol)、水酸化カリウム(141mg,2.51mmol),メタノール(15ml)を用いることにより、標題化合物を白色固体として得た(285mg,1.08mmol,収率86%)。MS(ESI)m/z:C12ClNに対する計算値:264.0;実測値:265.0(M+H)
【0175】
N−(3−クロロフェニル)−8−クロロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド
【化66】

【0176】
スキーム1に記載した一般的手順Dにより標題化合物を調製した。8−クロロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸(106mg,0.4mmol)の塩化メチレン(4mL)中懸濁液に、塩化オキサリル(1mL,5mmol)の2M(塩化メチレン)溶液を加え、次いでDMFを1滴のDMFを加えた。得られた混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し無色の固体を得た。固体を塩化メチレン(2mL)に溶解し、3−クロロアニリン(63uL,1.2mM)とトリエチルアミン(167uL,1.2mmol)の塩化メチレン(8mL)中溶液に滴下により加えた。得られた混合物を室温で18時間撹拌した。酢酸エチルで混合物を希釈し、そして1N HCl(aq)、水および塩水で洗浄した。有機画分を乾燥(硫酸マグネシウム)、ろ過および濃縮した。残渣を酢酸エチルから再結晶により精製した。標題化合物の収量48mg(収率32%):H NMR(300MHz,CDCl):8.60(s,1H),7.82(s,1H),7.48−6.96(m,5H),5.58(d,2H),4.20(d,3H).MS(ESI)m/z:C1813Clに対する計算値:373.0;実測値:398.0(M+Na
【0177】
実施例6
7−フルオロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,2−c]ピラゾール−3−カルボン酸6−メチルピリジン−2−イル
7−フルオロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸
【化67】

【0178】
スキーム1に記載した一般的手順A、BおよびCにより標題化合物を調製した。ナトリウムエトキシド(21wt%,4.1mL,10.92mmol)のエタノール溶液の0℃溶液に7−フルオロクロマン−4−オン(1.72g,10.4mmol)をエタノール中溶液として加えた。混合物を0℃で10分間撹拌し、それからシュウ酸ジエチル(1.14mL,10.4mL)を滴下により加えた。氷浴をはずし、溶液を40℃に2.5時間加熱した。冷却後、混合物を約10mLに濃縮し水(30mL)で希釈した。1N HClで溶液のpHを4.0に合わせ、酢酸エチルで混合物を抽出した。酢酸エチル画分を乾燥(硫酸マグネシウム)、ろ過および濃縮した。さらに精製することなく、生成物の2−(7−フルオロ−4−オキソクロマン−3−イル)−2−オキソ酢酸エチル(2.78g)をそのまま用いた。
【0179】
2−(7−フルオロ−4−オキソクロマン−3−イル)−2−オキソ酢酸(2.78g,10.4mmol)の酢酸(15mL)中混合物に、メチルヒドラジン(602uL,11.44mmol)を滴下して加えた。混合物を室温で12時間撹拌した。水(150mL)に混合物を注ぎ込んだ。酢酸エチル(50mL)で水性混合溶媒を3回抽出した。重炭酸ナトリウム水溶液、水および塩水で合わせた酢酸エチル画分を洗浄した。有機画分を乾燥(硫酸マグネシウム)、ろ過および濃縮した。生成物の7−フルオロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメン[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸エチルを、塩化メチレン中5%酢酸エチルで抽出するISCOシステムで精製した。.収量830mg,29%.
【0180】
7−フルオロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメン[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸エチル(830mg,3.0mmol)のメタノール中懸濁液に、新しい粉末状の水酸化カリウム(337mg,6.0mmol)を加えた。混合物を加熱し18時間還流した。冷却後、混合物を水(30mL)で希釈し、0℃に冷却した。1N HClでpHを酸性にした。固体の7−フルオロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメン[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸をろ過により回収し、水で洗浄して真空オーブンで50℃で乾燥した。収量706mg,95%MS(ESI)m/z:C12FNに対する計算値:248.1;実測値:249.0(M+1)
【0181】
7−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド
【化68】

【0182】
スキーム1に記載した一般的手順Dにより標題化合物を調製した。7−フルオロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメン[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸(156mg,0.63mmol)の塩化メチレン(5mL)中懸濁液に、塩化オキサリルの2M(塩化メチレン)溶液(1.6mL,3.15mmol)を加え、次いでDMFを1滴加えた。得られた混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し無色の固体を得た。固体を塩化メチレン(2mL)に溶解し、2−アミノ−6−ピコリン(102mg,9.45mmol)とトリエチルアミン(263uL,1.9mmol)の塩化メチレン(3mL)中溶液に滴下して加えた。得られた混合物を室温で4時間撹拌した。酢酸エチルで混合物を希釈し、そして水および塩水で洗浄した。有機画分を乾燥(硫酸マグネシウム)、ろ過および濃縮した。酢酸エチル中で固体をリパルプさせると、90%純度で所望の化合物を得た。酢酸エチルから固体を再結晶すると、95%超の純度で標題化合物を得た(94mg,収率45%)。H NMR(300MHz,CDCl):δ 9.19(s,1H),8.10(d,1H),7.61(t,1H),7.46(m,1H),6.90(d,1H),6.76(m,1H),5.60(s,2H)4.16(s,3H),2.49(s,3H);MS(ESI)m/z:C1815FNに対する計算値:338.1;実測値:339.2(M+1)
【0183】
実施例7
N−(6−Mエチルピリジン−2−イル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド
1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸エチル
【化69】

【0184】
スキーム1に記載した一般的手順Bにより標題化合物を調製した。2−オキソ−2−(4−オキソクロマン−3−イル)酢酸エチル(6.0g,24.17mmol)、ヒドラジン(0.83ml,26.59mmol)および酢酸(40ml)を用いることにより標題化合物をオフホワイトの固体として得た(2.4g,9.9mmol,収率41%)。MS(ESI)m/z:C1312に対する計算値:244.1;実測値:245.0(M+H)
【0185】
1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸
【化70】

【0186】
スキーム1に記載した一般的手順Cにより標題化合物を調製した。1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸エチル(427mg,1.75mmol)、メタノール中1N 水酸化カリウム(10.5mL,10.5mmol)、メタノール(60ml)および水(1mL)を用いることにより標題化合物を白色固体として得た(410mg,1.42mmol,収率81%)。MS(ESI)m/z:C11に対する計算値:216.1;実測値:217.0(M+H)
【0187】
N−(6−Mエチルピリジン−2−イル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド
【化71】

【0188】
スキーム1に記載した一般的手順Dにより標題化合物を調製した。1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸(190mg,0.88mmol)、塩化オキサリル(0.48mL,0.97mmol)、ピリジン(0.21ml,2.6mmol)、6−メチルピリジン−2−アミン(114mg,1.06mmol)およびジクロロメタン(20mL)を用いることにより、95%超の純度で標題化合物を白色固体として得た(1.6mg,0.005mmol,収率0.6%)。H NMR(300MHz,DMSO):δ 7.97(d,1H),7.74(t,1H),7.63(d,1H),7.26(t,1H),7.02(m,3H),5.57(s,2H),2.44(s,3H);MS(ESI)m/z:C1714に対する計算値:306.1;実測値:307.2(M+H)
【0189】
実施例8
N−(4−シアノピリジン−2−イル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド
【化72】

【0190】
スキーム1に記載した一般的手順Dにより標題化合物を精製した。1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸(200mg,0.87mmol)、塩化オキサリル(0.48mL,0.95mmol)、ピリジン(0.21ml,2.6mmol)、2−アミノ−4−シアノピリジン(124mg,1.04mmol)およびジクロロメタン(20mL)を用いることにより、95%超の純度で標題化合物を白色固体として得た(38.7mg,0.12mmol,収率13.5%)。H NMR(300MHz,DMSO):δ 10.02(br,1H),8.63(d,1H),8.43(s,1H),7.77(d,1H),7.63(d,1H),7.33(t,1H),7.09(m,2H),5.48(s,2H),4.25(s,3H);MS(ESI)m/z:C1813に対する計算値:331.1;実測値:332.2(M+H)
【0191】
実施例9
N−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド
【化73】

【0192】
スキーム1に記載した一般的手順Dにより標題化合物を調製した。1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸(150mg,0.65mmol)、塩化オキサリル(0.36mL,0.72mmol)、ピリジン(0.16ml,2.0mmol)、3,4−エチレンジオキシアニリン(118mg,0.78mmol)およびジクロロメタン(15mL)を用いることにより、95%超の純度で標題化合物を得た(37.2mg,0.10mmol,収率15.7%)。H NMR(300MHz,DMSO):δ 10.04(s,1H),7.75(dd,1H),7.42(s,1H),7.29(m,2H),7.05(m,2H),6.79(d,1H),5.45(s,2H),4.22(s,7H);MS(ESI)m/z:C2017も対する計算値:363.1;実測値:364.2(M+H)
【0193】
実施例10
(2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−4(3H)−イル)(1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メタノン
【化74】

【0194】
スキーム1に記載した一般的手順Dにより標題化合物を調製した。1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸(150mg,0.65mmol)、塩化オキサリル(0.36mL,0.72mmol)、ピリジン(0.16ml,2.0mmol)、3,4−ジヒドロ−3H−1,4−ベンゾオキサジン(105mg,0.78mmol)およびジクロロメタン(15mL)を用いることにより、95%超の純度で標題化合物をオフホワイトの固体として得た(42.7mg,0.12mmol,収率18.9%)。H NMR(400MHz,DMSO):δ 7.76(d,1H),7.61(br,1H),7.31(dt,1H),7.12−7.02(m,3H),6.91(d,1H),6.84(t,1H),5.26(s,2H),4.33(s,4H),4.18(s,3H);MS(ESI)m/z:C2017に対する計算値:347.1;実測値:348.2(M+H)
【0195】
実施例11
5−ブロモ−N−エチル−N−((1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メチル)フラン−2−カルボキサミド
スキーム3の手順により標題化合物を合成した。
【0196】
(1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メタノール
【化75】

【0197】
−78℃の1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボン酸エチル(300mg,1.16mmol)のジクロロメタン(20mL)中溶液に、DIBAL(3.48mL,ジクロロメタン中1M)溶液を滴下して加えた。混合物を−78℃で1時間撹拌し、室温まで昇温し、一晩撹拌した。LC−MS分析は、エステルがアルコールとアルデヒドの混合物に変換したことを示し、それは次工程の予定された生成物である。NHCl(0.5mL)および2N HCl(1.0mL)の飽和溶液で−78℃で反応混合物をクエンチングした。混合物を室温で30分間撹拌した。ジクロロメタンで混合物を抽出し、抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶液をろ過し、溶媒を減圧下で除去して粗生成物を得た(229mg,アルデヒドとの混合物)。LC−MS分析(Kromasil 100−3.5 C4カラム,50×4.6mm,3.5μmにおいて標題化合物は保持時間3.3分に現れた。移動相Aは水中0.05%TFA、移動相Bはアセトニトリル0.05%TFAであった。勾配は、2%のBから開始して7分間で75%のBに至る勾配であり、次いで0.5分以下の時間95%のBで洗浄し、8.6分から2%に戻して再平衡した。全分析時間は10分であった。流速は0.8mL/分であった。MS(ESI)m/z:C1212に対する計算値:216.1;実測値:217.0(M+H)。同じLC−MS分析においてアルデヒドは、保持時間3.9分に現れた。MS(ESI)m/z:C1210に対する計算値:214.1;実測値:215.0(M+H)
【0198】
1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルバルデヒド
【化76】

【0199】
(1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メタノールおよび標題アルデヒド(229mg,1.06mmol),NMO(149mg,1.27mmol)およびジクロロメタン(50mL)中の活性化された4Åの分子ふるい(500mg)の混合物に、室温でTPAP(37.2mg,0.11mmol)を加えた。一晩撹拌後、混合物をろ過し、ISCOシステム(ヘキサン/酢酸エチル)上のシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して白色固体(91mg,0.42mmol,収率40%)を得た。MS(ESI)m/z:C1210に対する計算値:214.1;実測値:215.0(M+H)
【0200】
N−((1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メチル)エタンアミン
【化77】

【0201】
1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルバルデヒド(91mg,0.42mmol),酢酸(40μL)およびDCM/MeOH(5mL/10mL)中エチルアミン(0.84mmol)の混合物を1時間超音波処理した。反応混合物を冷却した後、シアノホウ酸水素ナトリウム(26.7mg,0.425mmol)を加え、反応混合物を室温で一晩撹拌した。溶媒を減圧下で除去した後、粗生成物をオフホワイトの固体として得た。MS(ESI)m/z:C1417Oに対する計算値:243.1;実測値:244.2(M+H)
【0202】
5−ブロモ−N−エチル−N−((1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メチル)フラン−2−カルボキサミド
【化78】

【0203】
5−ブロモフラン−2−カルボン酸(96mg,0.50mmol),塩化オキサリル(0.27mL,0.55mmol),ピリジン(0.10ml,1.3mmol),N−((1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メチル)エタンアミン(102mg,0.42mmol)およびジクロロメタン(10mL)を用いることにより、95%超の純度で標題化合物をオフホワイトのゲルとして得た(9.0mg,0.02mmol,収率5.1%)。H NMR(400MHz,CDCl):δ 7.50(d,1H),7.22(t,1H),7.06−6.99(m,3H),6.42(d,1H),5.24(br,2H),4.64(br,2H),4.10(s,3H),3.65(br,2H),1.29(br,3H);MS(ESI)m/z:C1918BrNに対する計算値:415.1;実測値:416.0(M+H)
【0204】
実施例12
3−クロロ−N−((1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メチル)アニリン
【化79】

【0205】
スキーム4に記載した手順により標題化合物を合成した。N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド(261mg,0.77mM)の塩化メチレン(5mL)中溶液に塩化メチレン中DIBALの1M溶液(2.7mL,2.7mM)を加えた。混合物を室温で3時間撹拌した。追加の1.5mL(1.5mM)DIBALを加え、撹拌を3時間続けた。反応物を1N HCl(10mL)で急冷し、混合物を激しく30分間撹拌した。有機画分を分離、乾燥(硫酸ナトリウム)、ろ過および濃縮した。残渣をヘキサン中20%酢酸エチルで溶出するISCOシステムで精製した。それからさらに生成物をヘキサン中30%酢酸エチルで溶出するシリカゲル上の分取TLCにより精製した。収量20mg,8%.H NMR(300MHz,CDCl):δ 7.5(dd,1H),7.21(m,1H),7.05(m,3H),6.67(m,2H),6.53(m,1H),5.09(s,2H),4.27(s,2H),4.11(s,3H);MS(ESI)m/z:C1816ClNOに対する計算値:325.10;実測値326.3(M+1)
【0206】
実施例13
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド.
1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボン酸エチル
【化80】

【0207】
スキーム1に記載した一般的手順AおよびBにより標題化合物を調製した。0℃の6,7−ジヒドロキノリン−8(5H)−オン(1g,6.71mmol)のエタノール(3mL)中混合物に、エタノール中ナトリウムエトキシド(21wt%,2.75mL,7.38mmol)溶液を加えた。混合物を0℃で5分間撹拌し、それからシュウ酸ジエチル(909uL,6.781mmol)で処理した。混合物を室温で1時間撹拌し、それから0℃に再冷却した。反応物をエタノール中1N HCl(7.4mL)で急冷した。固体をろ過により除去し、ろ過物を減圧下で濃縮し黒色の油とした。油を酢酸(12mL)に溶解し、溶液をメチルヒドラジン(390uL,7.4mmol)で処理した。溶液を室温で48時間撹拌した。固体をろ過により除去した。ろ過物を酢酸エチルに溶解し、混合物を水(3×20mL)、炭酸水素ナトリウム溶液および塩水で洗浄した。有機画分を乾燥(MgSO)、ろ過、および濃縮した。残渣を塩化メチレン中5%酢酸エチルから塩化メチレン中30%酢酸エチルに対する直線勾配で溶出するISCOシステム上のシリカゲルクロマトグラフィーで精製した。大部分の極性の小さい位置異性体を所望の化合物として同定した。収量951mg,55%.H NMR(300MHz,CDCl):δ 8.45(dd,1H),7.55(dt,1H),7.13(dd,1H)4.45(m,5H),3.10(m,2H),2.99(m,2H),1.41(t,3H).微量の極性のより大きい位置異性体354mg,20%yield;H NMR(300MHz,CDCl):δ 8.51(dd,1H),7.51(dt,1H),7.12(dd,1H),4.39(q,2H),4.25(s,3H),3.05(m,4H),1.45(t,3H).
【0208】
1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボン酸
【化81】

【0209】
スキーム1に記載した一般的手順Cにより標題化合物を調製した。テトラヒドロフラン/メタノール/水(20mL,3:1:1)中1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボン酸エチル(930mg,3.64mmol)に水酸化リチウム(762mg,18.16mmol)を加えた。混合物を50℃に1時間加熱した。冷却後、1N HClでpHを4.0に合わせた。固体をろ過により回収し、高真空下で乾燥した。収量666mg,80%.MS(ESI)m/z:C1211に対する計算値:229.1;実測値230.00(M+1)
【0210】
メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド
【化82】

【0211】
スキーム1に記載した一般的手順Dにより標題化合物を調製した。1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボン酸(200mg,0.88mmol)の塩化メチル(6mL)中懸濁液に、塩化オキサリル(2.2mL,4.38mmol)の2M溶液(塩化メチレン)を加え、次いでDMFを1滴加えた。得られた混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、酸塩化物を得た。酸塩化物を塩化メチレン(2mL)に溶解し、2−アミノ−6−ピコリン(142mg,1.32mmol)およびトリエチルアミン(367uL,2.64mmol)の塩化メチレン中(4mL)溶液を滴下により加えた。得られた混合物を室温で5時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、水および塩水で洗浄した。有機画分を乾燥(硫酸マグネシウム)、ろ過および濃縮した。生成物を塩化メチレン中10%酢酸エチルで溶出するISCOシステム上のシリカゲルクロマトグラフィーで精製した。収量70mg,25%,H NMR(300MHz,CDCl):δ 11.8(broad s,1H),8.71(d,1H),8.45(dd,1H),8.06(m,1H),7.56(d,1H),7.14(m,2H),4.5(s,3H),3.14(m,2H),3.03(m,2H),2.83(s,3H);MS(ESI)m/z:C1817Oに対する計算値:319.1;実測値320.2(M+1)
【0212】
実施例14
N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[g]インダゾール−3−カルボキサミド
【化83】

【0213】
スキーム1に記載した一般的手順Dにより標題化合物を調製した。1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[g]インダゾール−3−カルボン酸(228mg,1mmol)の塩化メチレン中懸濁液に、塩化オキサリル(2mL,4mmol)の2M(塩化メチレン)溶液を加え、次いでDMFを1滴加えた。得られた混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮すると、無色の固体を得た。固体を塩化メチレン(2mL)に溶解し、3−クロロアニリン(153mg,1.2mmol)およびトリエチルアミン(418uL,3mmol)の塩化メチレン(8mL)中溶液に滴下して加えた。得られた混合物を室温で4時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、1N HCL(aq)、水および塩水で洗浄した。有機画分を乾燥(硫酸マグネシウム)、ろ過および濃縮した。残渣をヘキサン中10%酢酸エチルで溶出するISCOシステム上で精製した。収量220mg.H NMR(300MHz,CDCl):8.73(s,1H),7.81(s,1H),7.60(m,2H),7.31(m,3H),7.1(m,1H),4.20(s,3H),3.15(m,2H),2.95(m,2H).MS(ESI)m/z C1916ClNOに対する計算値:337.1;実測値:338.2(M+H)
【0214】
実施例15
1−イソプロピル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド
【化84】

【0215】
スキーム1に記載した一般的手順Dにより標題化合物を調製した。1−イソプロピル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボン酸(68.0mg,0.26mmol)、塩化オキサリル(7.5mL,92mol)、ピリジン(0.55ml,6.8mmol)、ジクロロメタン(15mL)中6−メチルピリジン−2−アミン(65.0mg,0.6mmol)を用いることにより、95%超の純度で標題化合物を白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.31(s,1H),8.44(dd,1H),8.19(d,1H),7.63(d,1H),7.56(t,1H),7.11(q,1H),6.90(d,1H),6.12(m,1H),3.20(dt,2H),2.99(t,2H),2.52(s,3H),1.56(d,6H);MS(ESI)m/z:C2021Oに対する計算値:347.2;実測値:348.2(M+H)
【0216】
実施例16
1−エチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド
【化85】

【0217】
スキーム1に記載した一般的手順Dにより標題化合物を調製した。1−エチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボン酸(62.0mg,0.25mmol)、塩化オキサリル(7.5mL,92mmol)、ピリジン(0.45ml,5.6mmol)、ジクロロメタン(10mL)中6−メチルピリジン−2−アミン(36.0mg,0.33mmol)を用いることにより、95%超の純度で標題化合物を白色固体として得た(76mg,0.23mmol,収率89%)。H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.34(s,1H),8.44(dd,1H),8.17(d,1H),7.62(d,1H),7.56(t,1H),7.12(dd,1H),6.90(1H),4.87(q,2H),3.20(dt,2H),3.01(t,2H),2.50(s,3H),1.52(t,3H);MS(ESI)m/z:C1919Oに対する計算値:333.2;実測値:334.2(M+H)
【0218】
実施例17
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]イソキノリン−3−カルボキサミド
【化86】

【0219】
スキーム1に記載した一般的手順Dにより標題化合物を調製した。1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]イソキノリン−3−カルボン酸(60.0mg,0.22mmol)、塩化オキサリル(85.0mg,0.68mmol)、トリエチルアミン(88.0ml,0.63mmol)、ジクロロメタン(6.0mL)中6−メチルピリジン−2−アミン(27.0mg,0.025mmol)を用いることにより、90%超の純度で標題化合物を白色固体として得た(10.3mg,0.032mmol,収率17%)。H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.28(s,1H),8.65(s,1H),8.48(d,1H),8.14(d,1H),7.62(t,1H),6.91(d,1H),4.24(s,3H),3.18(dt 2H),2.98(t,2H),2.50(s,3H);MS(ESI)m/z:C1817Oに対する計算値:319.1;実測値:320.2(M+H)
【0220】
実施例18
1,8−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド
【化87】

【0221】
スキーム5に記載した手順により標題化合物を調製した。90%超の純度で標題化合物を白色固体として得た。:H NMR(400MHz,CDCl):δ 3.32(s,1H),8.15(d,1H),7.60(t,1H),7.43(d,1H),6.98(d,1H),6.89(d,1H),4.41(s,3H),3.17(t,2H),2.96(t,2H),2.54(s,3H),2.49(s,3H);MS(ESI)m/z:C1919Oに対する計算値:333.2;実測値:334.1(M+H)
【0222】
実施例19
5−アセチル−N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド
【化88】

【0223】
スキーム6に記載した一般的手順A〜Dにより標題化合物を調製した(20mg,収率13.2%)。:H NMR(300MHz,CDOD):δ 8.57(s,1H),7.76(t,1H),7.57(d,2H),7.47(d,1H),7.36−7.26(m,3H),7.04(dd,1H),5.10(s,2H),4.18(s,3H),2.21(s,3H);MS(ESI)m/z:C2017ClNに対する計算値:380.8;実測値:381.0(M+H)..
【0224】
実施例20
N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド
【化89】

【0225】
スキーム6の工程6記載のように標題化合物を調製した。5−アセチル−N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド(60mg,0.16mmol)を、水(2mL)およびMeOH(5mL)の混合物中6N HCl(2mL,0.33mmol)と混合した。マイクロ波照射(Personal Chemistry EmrysTM Optimizermicrowave reactor)下で混合物を30分間120℃で加熱した。反応が完了してから、反応混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物を逆相分取HPLCにより精製すると、95%超の純度で標題化合物をトリフルオロ酢酸塩として得た(13mg,収率18%)。:H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.81(s,1H),9.59(s,1H),8.61(d,1H),8.22(d,1H),8.11(s,1H),7.86(m,2H),7.80(t,1H),7.39(t,1H),7.19(d,1H),4.62(s,3H);MS(ESI)m/z:C1813ClNOに対する計算値:336.1;実測値:337.2(M+H)
【0226】
実施例21
N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド
【化90】

【0227】
スキーム6の工程7に記載したように標題化合物を調製した。N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド(21mg,0.063mmol)をTHF(3mL)およびエタノール(0.8mL)の混合物中NaBH(24mg,0.63mmol)で処理した。混合物を室温で一晩撹拌した。溶媒を減圧下除去した。粗生成物を逆相分取HPLCにより精製すると、95%超の純度で標題化合物をトリフルオロ酢酸塩として得た(2.2mg,収率10%)。:H NMR(400MHz,CDOD):δ 7.88(dd,1H),7.56(d,1H),7.54(d,1H),7.32(t,1H),7.11(d,1H),7.06(t,1H),6.71(m,2H),4.71(s,2H),4.19(s,3H);MS(ESI)m/z:C1815ClNOに対する計算値:338.1;実測値:339.0(M+H)
【0228】
実施例22
3−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−3,4,14−トリアザトリシクロ[8.4.0.0^{2,6}]テトラデカ−1(14),2(6),4,10,12−ペンタエン−5−カルボキサミド
スキーム7により標題化合物を合成した。
【0229】
6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−1−オキシド
【化91】

【0230】
6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン(10g)のDCM(100mL)中溶液に60%mCPBA(20.2g)を氷冷しつつ加えた。室温で2時間撹拌後、反応物を飽和NaHCOおよび塩水で洗浄した。有機層をNaSOで乾燥し、濃縮し、それからシリカクロマトグラフィー(5〜10%MeOH/DCM)により精製すると収率66%で標題化合物7.3gを得た。
【0231】
6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−オール
【化92】

【0232】
6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−1−オキシド2(7.3g)のDCM(40mL)中溶液に、20mlのTFAAを氷冷しつつ加えた。反応物を室温で4時間撹拌した。これに、飽和KCOを塩基性になるまで加えた。室温で3時間撹拌後、反応混合物をDCM(x2)で抽出し、塩水で洗浄した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させ、濃縮し、それからシリカクロマトグラフィー(ヘキサン中30%EtOAc)で精製すると、38%の純度で標題化合物3.0gを得た。
【0233】
5,6,7,8−テトラヒドロシクロヘプタ[b]ピリジン−9−オン
【化93】

【0234】
6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−オル(3.0g)および1.9mL DMSOのDCM(50mL)中溶液に、2.4mLの塩化オキサリルを−78℃で滴下して加えた。1時間後、8.6mLのトリエチルアミンをゆっくり加え、それからさらに30分間撹拌した。反応物を室温で2時間撹拌し、それからDCMで抽出し、塩水で洗浄した。有機層をNaSOで乾燥し、濃縮し、それからシリカクロマトグラフィーにより精製すると2.6gの標題化合物を89%の収率で得た。
【0235】
2−(6,7,8,9−テトラヒドロ−9−オキソ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−8−イル)−2−オキソ酢酸
【化94】

【0236】
新しく調製したNaOEt溶液(40mL無水EtOH中0.8gのNa)に、水浴中で2.7mLのシュウ酸ジエチル、次いで水浴中で5,6,7,8−テトラヒドロシクロヘプタ[b]ピリジン−9−オン(6mL 無水EtOH中2.6g)溶液を加えた。反応物を室温で1時間撹拌し、それから飽和クエン酸溶液を添加することにより酸性(pH=3〜4)になるまで急冷した。混合物をEtOAc(x2)で抽出し、塩水で洗浄し、NaSOで乾燥してから、濃縮すると2.0gの標題化合物を得た(53%)。
【0237】
3−メチル−3,4,14−トリアザトリシクロ[8.4.0.0^{2,6}]テトラデカ−1(14),2(6),4,10,12−ペンタエン−5−カルボン酸
【化95】

【0238】
2−(6,7,8,9−テトラヒドロ−9−オキソ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−8−イル)−2−オキソ酢酸(1.1g,4.9mmol)の25mLグラシアール酢酸中混合物に,0.36mLのメチルヒドラジンを室温で加えた。揮発物を真空中で除去した。得られた懸濁液に30mLのEtOAcを加え、それから室温で1時間撹拌した。得られた固体をろ過により回収し、EtOAcで洗浄してから、乾燥すると1.1gの標題化合物を黄色固体として得た(92%)。;H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.60(dd,1H),7.62(m,1H),7.24(m,1H),4.23(s,3H),3.04(m,2H),2.68(m,2H),2.13(m,2H);MS(ESI)m/z:C1313に対する計算値:243.1;実測値:244.1(M+H)
【0239】
3−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−3,4,14−トリアザトリシクロ[8.4.0.0^{2,6}]テトラデカ−1(14),2(6),4,10,12−ペンタエン−5−カルボキサミド
【化96】

【0240】
3−メチル−3,4,14−トリアザトリシクロ[8.4.0.0^{2,6}]テトラデカ−1(14),2(6),4,10,12−ペンタエン−5−カルボン酸(130mg,0.53mmol)および10μLのDMFの無水DCM(5mL)中懸濁液を、130uLの塩化オキサリルを室温で加えた。1時間撹拌した後、1mLのトリエチルアミンを反応混合物に加えた。これに150mgの2−アミノ−6−メチルピリジンの無水DCM(3mL)中溶液を加えた。1時間撹拌後、混合物をEtOAc(x2)で抽出した後、1N NaOHで洗浄し、次いで塩水で洗浄し、NaSOで洗浄してからPTLC(40%EtOAc/ヘキサン)で精製すると25mg(14%)の標題化合物を茶色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl):δ 10.22(s,1H),8.62(dd,1H),8.09(d,1H),7.98(t,1H),7.83(dd,1H),7.39(dd,1H),7.20(d,1H),4.20(s,3H),2.98(dd,2H),2.65(m,2H),2.52(s,3H),2.06(m,2H);MS(ESI)m/z:C1919Oに対する計算値:333.2;実測値:334.2(M+H)
【0241】
実施例23
4−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−3,4,14−トリアザトリシクロ[8.4.0.0^{2,6}]テトラデカ−1(14),2,5,10,12−ペンタエン−5−カルボキサミド
スキーム7により標題化合物を合成した。
【0242】
4−メチル−3,4,14−トリアザトリシクロ[8.4.0.0^{2,6}]テトラデカ−1(14),2,5,10,12−ペンタエン−5−カルボン酸
【化97】

【0243】
2−オキソ−2−(9−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−8−イル)酢酸(400mg,1.72mmol),メチルヒドラジン(87mg,1.89mmol)および酢酸(4ml)を用いることにより標題化合物を白色固体として得た(11mg,収率3%)。精製条件は以下の通りである(水/アセトニトリル(0.05%TFA);5−50%アセトニトリルで45分。LC−MS分析(Kromasil 100−3.5 C4カラム,50×4.6mm,3.5μmにおいて標題化合物は保持時間2.84分に現れた。移動相Aは、水中0.05%TFA、移動相Bはアセトニトリル0.05%TFAであった。勾配は、2%のBから開始して7分間で75%のBに至る勾配であり、次いで0.5分以下の時間95%のBで洗浄し、8.6分から2%に戻して再平衡した。全分析時間は10分であった。流速は0.8mL/分であった。H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.87(m,1H),8.12(m,1H),7.65(m,1H),4.19(s,3H),3.20(m,2H),3.07(m,2H),2.13(m,2H);C1313に対する計算値:243.1;実測値:244.3(M+H)
【0244】
4−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−3,4,14−トリアザトリシクロ[8.4.0.0^{2,6}]テトラデカ−1(14),2,5,10,12−ペンタエン−5−カルボキサミド
【化98】

【0245】
4−メチル−3,4,14−トリアザトリシクロ[8.4.0.0^{2,6}]テトラデカ−1(14),2(6),4,10,12−ペンタエン−5−カルボン酸(10mg,0.04mmol),6−メチルピリジン−2−アミン(8.9mg,0.08mmol),ジイソプロピルエチルアミン(0.044ml,0.24mmol),N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド(EDC,22.9mg,0.12mmol),ジクロロメタン(2mL)中HOBt(16.2mg,0.12mmol)を用いることにより、95%超の純度で標題化合物を白色固体として得た(4.2mg,収率31%)。MS(ESI)m/z:C1919Oに対する計算値:333.2;実測値:334.4(M+H)
【0246】
実施例24
(4−フルオロフェニル)(3−(2−メチル−4,5−ジヒドロ−2H−ベンゾ[g]インダゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)メタノン
スキーム8により標題化合物を合成した。
【0247】
1−(4−フルオロベンゾイル)ピペリジン−3−カルボン酸エチル
【化99】

【0248】
ニペコチン酸エチル(10g,63.6mmol)およびDIPEA(22.2mL,127.2mmol)のジクロロメタン(300mL)中溶液に、塩化4−フルオロベンゾイル(8.01mL,66.8mmol)を室温でゆっくり加えた。混合物を4時間撹拌し、それから混合物を1N NaOHおよび1N HClで洗浄した。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で除去すると淡黄色の油(17.1g,61.2mmol,97%)を得た。MS(ESI)m/z:C1518FNOに対する計算値:279.1;実測値:280.2(M+H)
【0249】
1−(4−フルオロベンゾイル)ピペリジン−3−カルボン酸
【化100】

【0250】
スキーム8に記載した一般的手順により標題化合物を調製した。1−(4−フルオロベンゾイル)ピペリジン−3−カルボン酸エチル(36.7mmol),メタノール中1N 水酸化カリウム(200mL,200mmol),メタノール(200ml)および水(5mL)を用いることにより標題化合物をオフホワイトの固体として得た。MS(ESI)m/z:C1314FNOに対する計算値:251.1;実測値:252.0(M+H)
【0251】
2−(1−(4−フルオロベンゾイル)ピペリジン−3−カルボニル)−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オン
【化101】

【0252】
スキーム8に記載した工程3および4により標題化合物を調製した。リチウムヘキサメチルジシラジドのTHF中1M溶液(12.5mL,12.5mmol)に、THF(12mL)中α−テトラロン(1.66g,1.52mL,11.38mmol)を−78℃でアルゴン雰囲気下で加え、得られた混合物を同じ温度で30分間撹拌した(溶液A)。1,1’−カルボニルジ−1H−イミダゾール(CDI,1.88g,11.38mmol)および1−(4−フルオロベンゾイル)ピペリジン−3−カルボン酸(2.86g,11.38mmol)のTHF中(35mL)溶液を、室温で45分間撹拌した(溶液B)。得られた溶液Bを30minかけて−78℃で溶液Aに滴下して加えた。冷浴を外した後、反応混合物を室温まで昇温し12時間撹拌した。この得られた混合物に10%クエン酸水溶液(35mL)を加え、得られた溶液を酢酸エチルに吸収させ、塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、乾燥物に濃縮した。残渣をISCOシステム上のシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して淡黄色の粘着性の油を得た(420mg,1.11mmol,収率9.7%yield)。MS(ESI)m/z:C2322FNOに対する計算値:379.2;実測値:380.1(M+H)
【0253】
実施例25
(4−フルオロフェニル)(3−(2−メチル−4,5−ジヒドロ−2H−ベンゾ[g]インダゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)メタノン
【化102】

【0254】
スキーム8の工程5に記載した一般的手順Bにより標題化合物を調製した。2−(1−(4−フルオロベンゾイル)ピペリジン−3−カルボニル)−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オン(100mg,0.26mmol),メチルヒドラジン(15.3μL,0.29mmol),酢酸(0.5ml)およびジクロロメタン(5mL)を用いることにより2つの位置異性体の混合物を得た。標題化合物を分取HPLC(1%TFA/アセトニトリル/水)により分離し、TFA塩を白色固体として得た(11.0mg,0.028mmol,収率10.9%)。LC−MS分析(Phenomenex Luna C18カラム,100×2.0mm,5μmにおいて標題化合物は保持時間16.2分に現れた。移動相Aは、水中0.05%TFA、移動相Bはアセトニトリル0.05%TFAであった。勾配は、1分間の5%のBから開始して23分で75%のBに至る勾配であり、次いで1分以下の時間95%のBで洗浄し、27分から2%に戻して再平衡した。全分析時間は30分であった。流速は0.8mL/分であった。H NMR(400MHz,CDOD):δ 7.64(br,1H),7.48(br,2H),7.38−7.1(m & br,5H),4.70(br,1H),4.52(br,1H),4.07(d,3H),3.75(d,1H),3.20−2.68(m & br,4H),2.51(br,1H),2.30(br,1H),2.10(d,1H),1.94(br,1H),1.80−1.60(br,2H);19F NMR(376MHz,CDCl):δ−112.49;MS(ESI)m/z:C2424FNOに対する計算値:389.2;実測値:390.2(M+H)
【0255】
実施例25
(4−フルオロフェニル)(3−(1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[g]インダゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)メタノン
【化103】

【0256】
スキーム8の工程5に記載の一般的手順Bにより標題化合物を調製した。2−(1−(4−フルオロベンゾイル)ピペリジン−3−カルボニル)−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オン(100mg,0.26mmol),メチルヒドラジン(15.3μL,0.29mmol),酢酸(0.5ml)およびジクロロメタン(5mL)を用いることにより2つの位置異性体の混合物を得た。標題化合物を分取HPLC(1%TFA/アセトニトリル/水)により分離し、TFA塩を白色固体として得た(8.1mg,0.028mmol,収率8.0%)。LC−MS分析(Phenomenex Luna C18カラム,100×2.0mm,5μmにおいて標題化合物は保持時間15.2分に現れた。移動相Aは、水中0.05%TFA、移動相Bはアセトニトリル0.05%TFAであった。勾配は、1分間の5%のBから開始して23分で75%のBに至る勾配であり、次いで1分以下の時間95%のBで洗浄し、27分から2%に戻して再平衡した。全分析時間は30分であった。流速は0.8mL/分であった。H NMR(400MHz,CDOD):δ 7.68(br,1H),7.52(m,2H),7.22(t,5H),4.69(br,1H),3.94(br,1H),3.85−3.6(br,2H),3.40−3.20(br,1H),3.10(br,2H),2.90(br,5H),2.08(br,2H),1.80−1.6(br,2H);19F NMR(376MHz,CDCl):δ−112.49;MS(ESI)m/z:C2424FNOに対する計算値:389.2;実測値:390.2(M+H)
【0257】
実施例26
誘導性mGluR5 CHO細胞におけるmGluR5カルシウム流動
アゴニトまたはアンタゴニストに応じたmGluR5カルシウム流動を機能的に測定するために、ヒトmGlu5組換えレセプターを発現する誘導性CHO細胞系を利用した。この細胞系はまた、細胞培養液に外部から加えたセレンテラジンhと自然に結合する発光たんぱく質であるエクオリン(Euroscreen FAST)を安定して発現する。エクオリン−セレンテラジンh複合体は、カルシウムイオンと結合すると立体配座の変化を起こし、青色光(波長469nm)を発光するので、それをHamamatsu Functional Drug Screening System 6000を用いて測定した。
【0258】
mGluR5の発現は、細胞を抗生物質なしの培養液中18時間で指数増殖期中期に成長し、そしてドキシサイクリン(600ng/mL)を補うことによるドキシサイクリン応答性プロモーターにより誘導される。PBS−EDTA(5mM EDTA)を用いて穏やかに洗うことで細胞をプレートから分離し、遠心分離して回収し、「アッセイバッファー」(HBSS,2.1mM CaCl2,2 ug/mLグルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ,4mM MEM ピルビン酸ナトリウムおよび0.1%プロテアーゼフリー BSA)に再懸濁した。試験前に細胞を室温で4時間セレンテラジンh(分子プローブ)とともにインキュベートした。
【0259】
mGluR5アンタゴニスト活性を測定するために、試験化合物を含む細胞懸濁液をEC80 グルタミン酸と混合し、発光する光を記録した。対照および試験化合物を様々な濃度で繰り返し試験し、Prism GraphPad software(GraphPad Software Inc.)を用いて用量応答曲線を得た。IC50値を式:
Y=下限+(上限−下限)/(1+10^((LogEC50−X)*傾き))
を用いて用量応答曲線から計算した。
【0260】
結果は、表2および3に得られた。
【表1】



a.IC50>10uMの場合:「+」と表す;10uM>IC50>1uMの場合;「++」と表す;の場合IC50<1uM,「+++」と表す。
【0261】
【表2】



a.IC50>10uMの場合:「+」と表す;10uM>IC50>1uMの場合;「++」と表す;IC50<1uMの場合,「+++」と表す。
【0262】
参照
以下に掲げた項目を含むここで言及した全ての刊行物および特許文献を、その全てをあたかもそれぞれ個々の刊行物または特許文献を特にまたは個々に参照により取り込むかのように参照により組み込む。ここでのいかなる定義を含め、矛盾する場合には本明細書が優先する。
【0263】
均等
主発明の特定の実施態様が議論されてきたが、上記詳述は例示であり制限されるものではない。本明細書を検討することで本発明の多くの変法が当業者にとって明らかとなる。本発明の全権利範囲は、特許請求の範囲と共にそれら全権利範囲と同等なもの、および明細書と共にその変法を参照することにより決定されなければならない。
【0264】
他に指示がない限り、成分量、反応条件、同様に明細書および特許請求の範囲中で用いられている全ての数字は、全ての例において用語「約」により修正されながら理解されなければならない。したがって、たとえ逆の指示があったとしても、本明細書および添付の特許請求の範囲において説明されている数値上のパラメーターは、本発明により得られようとする所望の特性に依存して変化し得る近似値である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iで表される化合物およびその薬剤的に許容される塩またはN−オキシド:
【化1】

〔式中、
、V、V、およびVは、各々の場合について独立して、NおよびCRからなる群から選択され;
XはNRまたはCRであり;
YおよびZは、各々独立に、NR11およびNからなる群から選択され;
TはCOまたはCRであり、ここで少なくとも1個のTがCRであり;
nは0、1または2であり;
Aは、−CONR16−、−NR16CO−、−O−、−NR16CONR16−CR1415−NR16CO−、−CR1415−O−、−CR1415−NR16−、−O−CR1415−、−NR16−CR1415−、−NR16−、
【化2】

および
【化3】

からなる群から選択され;
mは0、1または2であり;
は、各々の場合について独立して、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
Bは、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルからなる群から選択され、ここでBは、各々独立にRで表される1個、2個または3個の置換基により置換されていてもよく;
は、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
は、アルキル、アルキルスルホニル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
およびRは、各々独立して、アルコキシ、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、水素およびヒドロキシルからなる群から選択され、あるいは、RおよびRは一緒になってオキソであり;あるいは、RおよびRは一緒になって炭素環もしくは複素環を形成し;
11は、アルキル、シクロアルキル、またはハロアルキルからなる群から選択され、ここで、R11は、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、ニトロまたはアルコキシで置換されていてもよく;
16は、アルキル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
14およびR15は、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルカノイル、アミノ、アリール、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、水素、およびヒドロキシルからなる群から選択される〕。
【請求項2】
Bが、
【化4】

または
【化5】

から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
、V、V、およびVの各々がCRである、請求項1または2に記載の化合物。
【請求項4】
、V、およびVの各々がCRであり、VがNである、請求項1または2に記載の化合物。
【請求項5】
、V、およびVの各々がCRであり、VがNである、請求項1または2に記載の化合物。
【請求項6】
11がC1−3アルキルである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項7】
XがNRである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項8】
が、アルキル、アルカノイル、および水素からなる群から選択される、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
XがCRである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項10】
Xが、CH2、CHOH、およびCOからなる群から選択される、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
TがCHである、請求項1〜10のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項12】
nが1である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項13】
nが2である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項14】
Aが、−CONR16−または−CR1415−NR16−である、請求項1〜13のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項15】
16が、水素またはメチルである、請求項1〜14のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項16】
式IIで表される化合物およびその薬剤的に許容される塩またはN−オキシド:
【化6】

〔式中、
、V、V、およびVは、各々の場合について独立して、NおよびCRからなる群から選択され;
TはCOまたはCRであり、ここで少なくとも1個のTがCRであり;
nは0、1または2であり;
Aは、−CONR16−、−NR16CO−、−O−、−NR16CONR16−、−CR1415−NR16CO−、−CR1415−O−、−CR1415−NR16−、−O−CR1415−、−NR16−CR1415−、−NR16−、
【化7】

および
【化8】

からなる群から選択され;
mは0、1または2であり;
は、各々の場合について独立して、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
Bは、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルからなる群から選択され、ここでBは、各々独立してRで表される1個、2個または3個の置換基により置換されていてもよく;
は、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
は、アルキル、アルキルスルホニル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
11は、アルキル、シクロアルキル、アルカノイル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルからなる群から選択され;
16は、アルキル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
14およびR15は、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルカノイル、アミノ、アリール、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、水素、およびヒドロキシルからなる群から選択される〕。
【請求項17】
Bが、
【化9】

または
【化10】

から選択される、請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
、V、V、およびVの各々がCRである、請求項16または17に記載の化合物。
【請求項19】
、V、およびVの各々がCRであり、VがNである、請求項16または17に記載の化合物。
【請求項20】
、V、およびVの各々がCRであり、VがNである、請求項16または17に記載の化合物。
【請求項21】
11がC1−3アルキルである、請求項16〜20のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項22】
TがCHである、請求項16〜21のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項23】
nが1である、請求項16〜22のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項24】
nが2である、請求項16〜22のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項25】
Aが、−CONR16−または−CR1415−NR16−である、請求項16〜24のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項26】
16が、水素またはメチルである、請求項16〜25のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項27】
式IIIで表される化合物およびその薬剤的に許容される塩またはN−オキシド:
【化11】

〔式中、
、V、V、およびVは、各々の場合について独立して、NおよびCRからなる群から選択され;
TはCOまたはCRであり、ここで少なくとも1個のTがCRであり;
nは0、1または2であり;
Aは、−CONR16−、−NR16CO−、−NR16CONR16−、−O−、−CR1415−NR16CO−、−CR1415−O−、−CR1415−NR16−、−O−CR1415−、−NR16−CR1415−、−NR16−、
【化12】

および
【化13】

からなる群から選択され、
mは0、1または2であり;
は、各々の場合について独立して、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
Bはアリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルからなる群から選択され、ここでBは、各々独立してRで表される1個、2個または3個の置換基により置換されていてもよく;
は、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
およびRは、各々独立して、アルキル、ハロゲン、ハロアルキルおよび水素からなる群から選択され;あるいは、RおよびRは一緒になって炭素環もしくは複素環を形成し;
11は、アルキル、シクロアルキル、アルカノイル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルからなる群から選択され;
16は、アルキル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
14およびR15は、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルカノイル、アミノ、アリール、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、水素、およびヒドロキシルからなる群から選択される〕。
【請求項28】
Bが、
【化14】

または
【化15】

から選択される、請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
、V、V、およびVの各々がCRである、請求項27または28に記載の化合物。
【請求項30】
、V、およびVの各々がCRであり、VがNである、請求項27または28に記載の化合物。
【請求項31】
、V、およびVの各々がCRであり、VがNである、請求項27または28に記載の化合物。
【請求項32】
11がC1−3アルキルである、請求項27〜31のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項33】
TがCHである、請求項27〜32のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項34】
nが1である、請求項27〜33のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項35】
nが2である、請求項27〜33のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項36】
Aが、−CONR16−または−CR1415−NR16−である、請求項27〜35のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項37】
16が、水素またはメチルである、請求項27〜36のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項38】
式IVで表される化合物およびその薬剤的に許容される塩またはN−オキシド:
【化16】

〔式中、
、V、V、およびVは、各々の場合について独立して、NおよびCRからなる群から選択され;
Xは、O、SO、NRおよびCRからなる群から選択され;
TはCOまたはCRであり、ここで少なくとも1個のTがCRであり;
nは0、1または2であり;
Aは、−CONR16−、−NR16CO−、−O−、−NR16CONR16−、−CR1415−NR16CO−、−CR1415−O−、−CR1415−NR16−、−O−CR1415−、−NR16−CR1415−、−NR16−、
【化17】

および
【化18】

からなる群から選択され、
mは0、1または2であり;
は、各々の場合について独立して、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
Bは、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルからなる群から選択され、ここでBは、各々独立してRで表される1個、2個または3個の置換基により置換されていてもよく;
は、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
は、アルキル、アルキルスルホニル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
およびRは、各々独立して、アルコキシ、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、水素およびヒドロキシルからなる群から選択され、あるいは、RおよびRは一緒になってオキソであり;あるいは、RおよびRは一緒になって炭素環もしくは複素環を形成し;
11は、アルキル、シクロアルキル、またはハロアルキルからなる群から選択され;
16は、アルキル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
14およびR15は、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルカノイル、アミノ、アリール、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、水素、およびヒドロキシルからなる群から選択される〕。
【請求項38】
Bが、
【化19】

または
【化20】

から選択される、請求項37に記載の化合物。
【請求項39】
、V、V、およびVの各々がCRである、請求項37または38に記載の化合物。
【請求項40】
、V、およびVの各々がCRであり、VがNである、請求項37または38に記載の化合物。
【請求項41】
、V、およびVの各々がCRであり、VがNである、請求項37または38に記載の化合物。
【請求項42】
11がC1−3アルキルである、請求項37〜41のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項43】
XがNRである、請求項37〜42のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項44】
が、アルキル、アルカノイル、および水素からなる群から選択される、請求項43に記載の化合物。
【請求項45】
XがCRである、請求項37〜42のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項46】
Xが、CH2、CHOH、およびCOからなる群から選択される、請求項45に記載の化合物。
【請求項47】
XがOである、請求項37〜42のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項48】
TがCHである、請求項37〜47のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項49】
nが1である、請求項37〜48のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項50】
nが2である、請求項37〜48のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項51】
Aが、−CONR16−または−CR1415−NR16−である、請求項37〜50のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項52】
16が、水素またはメチルである、請求項37〜51のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項53】
式Vで表される化合物およびその薬剤的に許容される塩またはN−オキシド:
【化21】

〔式中、
、V、V、およびVは、各々の場合について独立して、NおよびCRからなる群から選択され;
TはCOまたはCRであり、ここで少なくとも1個のTがCRであり;
nは0、1または2であり;
Aは、−CONR16−、−NR16CO−、−O−、−NR16CONR16−、−CR1415−NR16CO−、−CR1415−O−、−CR1415−NR16−、−O−CR1415−、−NR16−CR1415−、−NR16−、
【化22】

および
【化23】

からなる群から選択され;
mは0、1または2であり;
は、各々の場合について独立して、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
Bは、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルからなる群から選択され、各々独立してRで表される1個、2個または3個の置換基により置換されていてもよく;
は、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
は、アルキル、アルキルスルホニル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
およびRは、各々独立して、アルキル、ハロゲン、ハロアルキルおよび水素からなる群から選択され;あるいは、RおよびRは一緒になってオキソであり;あるいは、RおよびRは一緒になって炭素環もしくは複素環を形成し;
16は、アルキル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
14およびR15は、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルカノイル、アミノ、アリール、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、水素、およびヒドロキシルからなる群から選択される〕。
【請求項54】
Bが、
【化24】

または
【化25】

から選択される、請求項53に記載の化合物。
【請求項55】
、V、V、およびVの各々がCRである、請求項53または54に記載の化合物。
【請求項56】
、V、およびVの各々がCRであり、VがNである、請求項53または54に記載の化合物。
【請求項57】
、V、およびVの各々がCRであり、VがNである、請求項53または54に記載の化合物。
【請求項58】
が、水素またはメチルである、請求項53〜57のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項59】
TがCHである、請求項53〜58のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項60】
nが1である、請求項53〜59のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項61】
nが2である、請求項53〜59のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項62】
Aが、−CONR16−または−CR1415−NR16−である、請求項53〜61のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項63】
16が、Hまたはメチルである、請求項53〜62のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項64】
式VIで表される化合物およびその薬剤的に許容される塩またはN−オキシド:
【化26】

〔式中、
、V、V、およびVは、各々の場合について独立して、NおよびCRからなる群から選択され;
Xは、NR、S、SO、およびCRからなる群から選択され;
TはCOまたはCRであり、ここで少なくとも1個のTがCRであり;
nは0、1または2であり;
Aは、−CONR16−、−NR16CO−、−O−、−NR16CONR16−、−CR1415−NR16CO−、−CR1415−O−、−CR1415−NR16−、−O−CR1415−、−NR16−CR1415−、−NR16−、
【化27】

および
【化28】

からなる群から選択され;
mは0、1または2であり;
は、各々の場合について独立して、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
Bは、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルからなる群から選択され、ここでBは、各々がRから選択される1個、2個または3個の置換基により置換されていてもよく;
は、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
は、アルキル、アルキルスルホニル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
およびRは、各々独立して、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され、あるいは、RおよびRは一緒になってオキソであり;あるいは、RおよびRは一緒になって炭素環もしくは複素環を形成し;
11は、アルキルであり;
16は、アルキル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
14およびR15は、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルカノイル、アミノ、アリール、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、水素、およびヒドロキシルからなる群から選択される〕。
【請求項65】
Bが、
【化29】

または
【化30】

から選択される、請求項64に記載の化合物。
【請求項66】
、V、V、およびVの各々がCRである、請求項64または65に記載の化合物。
【請求項67】
、V、およびVの各々がCRであり、VがNである、請求項64または65に記載の化合物。
【請求項68】
、V、およびVの各々がCRであり、VがNである、請求項64または65に記載の化合物。
【請求項69】
XがNRである、請求項64〜68のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項70】
が、アルキル、アルカノイル、および水素からなる群から選択される、請求項69に記載の化合物。
【請求項71】
XがCRである、請求項64〜68のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項72】
Xが、CH2、CHOH、およびCOからなる群から選択される、請求項71に記載の化合物。
【請求項73】
TがCHである、請求項64〜72のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項74】
Aが、−CONR16−または−CR1415−NR16−である、請求項64〜73のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項75】
16が、水素またはメチルである、請求項64〜74のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項76】
請求項1〜75のいずれか一項に記載の少なくとも1つの化合物、および薬剤的に許容される担体を含んでなる、医薬組成物。
【請求項77】
アルツハイマー病、脆弱X染色体症候群、レボドパ誘発性ジスキネジア、うつ病、不安、片頭痛、疼痛、胃食道逆流性疾患を治療し、および/または禁煙を援助する方法であって、それを必要とする被験体に、治療有効量の、式VII:
【化31】

〔式中:
各Wは、独立してNまたはCRであり;
Vは、NまたはCRであり;
Xは、O、S、SO、N、NR、CR、CR、およびCOからなる群から選択され;
各Tは、独立してCO、CR8、およびNRからなる群から選択され;
Uは、C、CR10、およびNからなる群から選択され;
Yは、N、NR11、O、およびCR12からなる群から選択され;
Zは、N、NR13、およびOからなる群から選択され;
Aは、−CONR16−、−NR16CO−、−O−、−CONR16−CR1415−、−NR16CONR16−、−CR1415−NR16CO−、−CR1415−O−、−CR1415−NR16−、−O−CR1415−、−NR16−CR1415−、−NR16−、
【化32】

および
【化33】

からなる群から選択され;
Bは、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルからなる群から選択され;ここでBは、各々独立してRで表される1個、2個、または3個の置換基により置換されていてもよく;
nは0、1または2であり;
mは0、1または2であり;
、R、およびRは、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、アミノ、アリール、カルボキサミド、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、スルホニル、およびチオからなる群から選択され;
、R、R11、R13、およびR16は、各々独立して、アルキル、アルキルスルホニル、アルカノイル、シクロアルキル、ハロアルキル、および水素からなる群から選択され;
、R、R12、R14、およびR15は、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルカノイル、アミノ、アリール、シクロアルキル、シアノ、ハロゲン、ハロアルキル、水素、およびヒドロキシルからなる群から選択され;
およびRは、各々独立して、アルコキシ、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、水素、およびヒドロキシルからなる群から選択され、あるいは、RおよびRは一緒になってオキソであり;あるいは、RおよびRは一緒になって炭素環もしくは複素環を形成し;
10は、メチル、オキシド、または水素からなる群から選択される〕
の化合物およびその薬剤的に許容される塩またはN−オキシドを投与することを含んでなる、方法。
【請求項78】
1個または2個のWが、Nである、請求項77に記載の方法。
【請求項79】
各WおよびVが、Cである、請求項77に記載の方法。
【請求項80】
およびRが、各々独立して、アルキル、ハロゲン、および水素からなる群から選択される、請求項77〜79のいずれか一項に記載の方法。
【請求項81】
およびRが、各々独立して、クロロ、フルオロ、水素、およびメチルからなる群から選択される、請求項80に記載の方法。
【請求項82】
Xが、O、S、SO、N−アルカノイル、NH、NMe、CH、CF、CMe、CHOH、およびCOからなる群から選択される、請求項77〜81のいずれか一項に記載の方法。
【請求項83】
Tが、CO、CH、CMe、NH、およびNMeからなる群から選択される、請求項77〜82のいずれか一項に記載の方法。
【請求項84】
nが、1または2である、請求項83に記載の方法。
【請求項85】
U、Y、およびZが、以下のグループの1つから選択される、請求項77〜84のいずれか一項に記載の方法:
A)UがCであり、YがN−アルキルまたはNHであり、かつZがNであり;
B)UがCであり、YがNであり、かつZがN−アルキルであり;
C)UがNであり、YがCHまたはC−アルキルであり、かつZがNであり;
D)UがCであり、YがOであり、かつZがNであり;ならびに
E)UがCであり、YがNであり、かつZがOである。
【請求項86】
UがCであり、YがNMeであり、かつZがNである、請求項85に記載の方法。
【請求項87】
Aが、−CONH−、−CONMe−、−CH−NH−、-CH−NEt−、−CMe−NH−、−CMe−O−、−CHMe−O−、-CHMe−NH−、
【化34】

〔ここで、mは0である〕、-NH−CHMe−、−O−CHMe−、−NH−、および−CONH−CH−からなる群から選択される、請求項77〜86のいずれか一項に記載の方法。
【請求項88】
Aが、−CONH−である、請求項87に記載の方法。
【請求項89】
Bが、
【化35】

または
【化36】

からなる群から選択される、請求項77〜88のいずれか一項に記載の方法。
【請求項90】
、R、およびRが、各々独立して、ブロモ、カルボキサミド、クロロ、クロロフェニル、シアノ、シクロプロピル、ジエトキシフェニル、ジエチルアミノエトキシカルボニル、ジエチルアミノスルホニル、エトキシカルボニル、エトキシフェニル、エチル、エチルピペラジニルメチルフェニル、フルオロ、フルオロフェニル、水素、イソプロピル、メトキシ、メトキシカルボニル、メチル、メチルカルボニル、メチルピペラジニルメチルフェニル、メチルピペラジニル、メチルチオ、ニトロ、フェニル、ピペリジニルスルホニル、スルホンアミド、およびトリフルオロメチルからなる群から選択される、請求項77〜89のいずれか一項に記載の方法。
【請求項91】
式VIIの化合物が、
N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[g]インダゾール−3−カルボキサミド;
8−クロロ−N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−8−フルオロ−2−メチル−2,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(4−クロロピリジン−2−イル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−8−フルオロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−1,4,4−トリメチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
7−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
3−クロロ−N−((1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メチル)アニリン;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(4−シアノピリジン−2−イル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
(2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−4(3H)−イル)(1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メタノン;
5−アセチル−N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;
5−ブロモ−N−エチル−N−((1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メチル)フラン−2−カルボキサミド;
1−イソプロピル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−エチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−7,8−(2−ピリジノ)シクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
1,8−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]イソキノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]キノリン−3−カルボキサミド;
1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリド[2,3−e]アゼピン−3−カルボキサミド;
1,6−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ[3,4−d]ピリド[3,2−b]アゼピン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−6−オキソ−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[e]ピラゾロ[4,3−c]アゼピン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[b]ピラゾロ[3,4−d]アゼピン−3−カルボキサミド;
5,5−ジフルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
5,5−ジフルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[g]インダゾール−3−カルボキサミド;
1,6−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[b]ピラゾロ[3,4−d]アゼピン−3−カルボキサミド;
1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;
8−フルオロ−1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;
1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[e]ピラゾロ[4,3−c]アゼピン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4H−ベンゾ[b]イミダゾ[1,5−d][1,4]オキサジン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4H−ベンゾ[b]イミダゾ[1,5−d][1,4]オキサジン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]イソキノリン−3−カルボキサミド;
1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c][1,5]ナフチリジン−3−カルボキサミド;
9−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−6−オキソ−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[e]ピラゾロ[4,3−c]アゼピン−3−カルボキサミド;
1,5,5−トリメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]キノキサリン−3−カルボキサミド;
9−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]キノリン−3−カルボキサミド;
8−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]キノリン−3−カルボキサミド;
7−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
6−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4H−ベンゾ[b]イミダゾ[1,5−d][1,4]オキサジン−3−カルボキサミド;
N−(6−シクロプロピルピリジン−2−イル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(1−メチル−5−フェニル−1H−ピロール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
6−メチル−N−(2−(1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−イル)プロパン−2−イル)ピリジン−2−アミン;
3−(2−(3−クロロフェノキシ)プロパン−2−イル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン;
6−メチル−N−(1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−イル)ピコリンアミド;
3−(1−(3−クロロフェノキシ)エチル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン;
6−シクロプロピル−N−(1−(1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−イル)エチル)ピリジン−2−アミン;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−6,7−(2−ピリジノ)シクロペンタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(2−メチルピリミジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピラジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
9−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[b]ピラゾロ[3,4−d]アゼピン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5,7,8−テトラヒドロベンゾ−1H−オキセピノ[4,5−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[e]ピラゾロ[4,3−c]アゼピン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5,7,8−テトラヒドロベンゾ−1H−チエピノ[4,5−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−6−ジオキソ−4,5,7,8−テトラヒドロ−7,8−(2−ピリジノ)−1H−チエピノ[4,5−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−3−(1−(6−メチルピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−アミン;
1−メチル−N−(1−(6−メチルピリジン−2−イル)エチル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−アミン;
1−メチル−3−(1−(6−メチルピリジン−2−イル)エトキシ)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]イソキノリン−3−カルボキサミド;
5−ヒドロキシ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[g]インダゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−6−ヒドロキシベンゾシクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−6,6−ジフルオロベンゾシクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
5−ヒドロキシ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−6−ヒドロキシ−7,8−(2−ピリジノ)シクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−6,6−ジフルオロ−7,8−(2−ピリジノ)シクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−N−メチル−4H−クロメノ[3,4−d]イソオキサゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−N,1−ジメチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(4−クロロフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(4−クロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[g]インダゾール−3−カルボキサミド;
N−(ピリジン−3−イル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−メトキシフェニル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(4−メトキシフェニル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−1,8−ジメチル−1,4−ジヒドロチオクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−メトキシフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロチオクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロベンジル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−チエノ[2,3−g]インダゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−4H−チオクロメノ[3,4−d]イソオキサゾール−3−カルボキサミド;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−(6−メチル−2−ピリジニル)−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−2−ピリジニル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[3−(3−フルオロフェニル)−5−イソオキサゾリル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[3−(2−エトキシフェニル)−5−イソオキサゾリル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−(5−メチル−2−ピリジニル)−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[3−(4−エトキシフェニル)−5−イソオキサゾリル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[3−(3−クロロフェニル)−5−イソオキサゾリル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−3−ピリジニル−;
1−メチル−N−(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(3,5−ジメチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
安息香酸、4−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、メチルエステル;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[3−(3,4−ジエトキシフェニル)−5−イソオキサゾリル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[4−[(4−エチル−1−ピペラジニル)メチル]フェニル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−[4−[(4−メチル−1−ピペリジニル)メチル]フェニル]−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−[4−(1−ピペリジニルスルホニル)フェニル]−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[4−[(ジエチルアミノ)スルホニル]フェニル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル-;
1,3−ベンゾジオキソール−5−カルボン酸、6−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、メチルエステル;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−(4−メチル−2−オキソ−2H−1−ベンゾピラン−7−イル)−;
2−チオフェンカルボン酸、3−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、メチルエステル;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2,5−ジフルオロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(3−アセチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
安息香酸、4−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、エチルエステル;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[4−(アミノスルホニル)フェニル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(4−クロロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−クロロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−シアノフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
N−(2−カルバモイルフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−N−(4−メトキシフェニル)−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−クロロ−3−ピリジニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(4−アセチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
1,3−ベンゼンジカルボン酸、5−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、1,3−ジメチルエステル;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−エチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−(2−メチルフェニル)−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−[2−(4−メチル−1−ピペラジニル)フェニル]−;
安息香酸、4−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、2−(ジエチルアミノ)エチルエステル;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(5−クロロ−2−ピリジニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−[3−(メチルチオ)フェニル]−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(3−エチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(9−エチル−9H−カルバゾール−3−イル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−(2−メチル−3−ニトロフェニル)−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−クロロ−4−メチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(4−クロロ−2−メトキシ−5−メチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−[4−(1−メチルエチル)フェニル]−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(4−エチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−N−(2−メトキシ−5−メチルフェニル)−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−エトキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
安息香酸、2−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、エチルエステル;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−N−(2−メトキシ−5−ニトロフェニル)−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2,5−ジメトキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(4−エトキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
安息香酸、2−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、メチルエステル;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(4−ブロモ−2−メチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(5−クロロ−2,4−ジメトキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−N−(3−メトキシフェニル)−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−フルオロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2,4−ジメトキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−ブロモ−4−メチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(3−クロロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(4−フルオロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;および
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−N−(2−メトキシフェニル)−1−メチル−;または
その薬剤的に許容される塩もしくはN−オキシド、
からなる群から選択される、請求項77〜90のいずれか一項に記載の方法。
【請求項92】
N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[g]インダゾール−3−カルボキサミド;
8−クロロ−N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−8−フルオロ−2−メチル−2,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(4−クロロピリジン−2−イル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−8−フルオロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−1,4,4−トリメチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
7−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
3−クロロ−N−((1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メチル)アニリン;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(4−シアノピリジン−2−イル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
(2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−4(3H)−イル)(1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メタノン;
5−アセチル−N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;
5−ブロモ−N−エチル−N−((1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メチル)フラン−2−カルボキサミド;
1−イソプロピル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−エチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−7,8−(2−ピリジノ)シクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
1,8−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]イソキノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]キノリン−3−カルボキサミド;
1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリド[2,3−e]アゼピン−3−カルボキサミド;
1,6−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ[3,4−d]ピリド[3,2−b]アゼピン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−6−オキソ−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[e]ピラゾロ[4,3−c]アゼピン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[b]ピラゾロ[3,4−d]アゼピン−3−カルボキサミド;
5,5−ジフルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
5,5−ジフルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[g]インダゾール−3−カルボキサミド;
1,6−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[b]ピラゾロ[3,4−d]アゼピン−3−カルボキサミド;
1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;
8−フルオロ−1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;
1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[e]ピラゾロ[4,3−c]アゼピン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4H−ベンゾ[b]イミダゾ[1,5−d][1,4]オキサジン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4H−ベンゾ[b]イミダゾ[1,5−d][1,4]オキサジン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]イソキノリン−3−カルボキサミド;
1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c][1,5]ナフチリジン−3−カルボキサミド;
9−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−6−オキソ−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[e]ピラゾロ[4,3−c]アゼピン−3−カルボキサミド;
1,5,5−トリメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]キノキサリン−3−カルボキサミド;
9−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]キノリン−3−カルボキサミド;
8−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]キノリン−3−カルボキサミド;
7−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
6−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4H−ベンゾ[b]イミダゾ[1,5−d][1,4]オキサジン−3−カルボキサミド;
N−(6−シクロプロピルピリジン−2−イル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(1−メチル−5−フェニル−1H−ピロール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
6−メチル−N−(2−(1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−イル)プロパン−2−イル)ピリジン−2−アミン;
3−(2−(3−クロロフェノキシ)プロパン−2−イル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン;
6−メチル−N−(1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−イル)ピコリンアミド;
3−(1−(3−クロロフェノキシ)エチル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン;
6−シクロプロピル−N−(1−(1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−イル)エチル)ピリジン−2−アミン;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−6,7−(2−ピリジノ)シクロペンタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(2−メチルピリミジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピラジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
9−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[b]ピラゾロ[3,4−d]アゼピン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5,7,8−テトラヒドロベンゾ−1H−オキセピノ[4,5−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[e]ピラゾロ[4,3−c]アゼピン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5,7,8−テトラヒドロベンゾ−1H−チエピノ[4,5−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−6−ジオキソ−4,5,7,8−テトラヒドロ−7,8−(2−ピリジノ)−1H−チエピノ[4,5−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−3−(1−(6−メチルピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−アミン;
1−メチル−N−(1−(6−メチルピリジン−2−イル)エチル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−アミン;
1−メチル−3−(1−(6−メチルピリジン−2−イル)エトキシ)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]イソキノリン−3−カルボキサミド;
5−ヒドロキシ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[g]インダゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−6−ヒドロキシベンゾシクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−6,6−ジフルオロベンゾシクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
5−ヒドロキシ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−6−ヒドロキシ−7,8−(2−ピリジノ)シクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−6,6−ジフルオロ−7,8−(2−ピリジノ)シクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−N−メチル−4H−クロメノ[3,4−d]イソオキサゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−N,1−ジメチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(4−クロロフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(4−クロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[g]インダゾール−3−カルボキサミド;
N−(ピリジン−3−イル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−メトキシフェニル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(4−メトキシフェニル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−1,8−ジメチル−1,4−ジヒドロチオクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−メトキシフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロチオクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロベンジル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−チエノ[2,3−g]インダゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−4H−チオクロメノ[3,4−d]イソオキサゾール−3−カルボキサミド;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド,1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−(6−メチル−2−ピリジニル)−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−2−ピリジニル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[3−(3−フルオロフェニル)−5−イソオキサゾリル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[3−(2−エトキシフェニル)−5−イソオキサゾリル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−(5−メチル−2−ピリジニル)−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[3−(4−エトキシフェニル)−5−イソオキサゾリル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[3−(3−クロロフェニル)−5−イソオキサゾリル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−3−ピリジニル−;
1−メチル−N−(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(3,5−ジメチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
安息香酸、4−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、メチルエステル;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[3−(3,4−ジエトキシフェニル)−5−イソオキサゾリル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[4−[(4−エチル−1−ピペラジニル)メチル]フェニル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−[4−[(4−メチル−1−ピペリジニル)メチル]フェニル]−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−[4−(1−ピペリジニルスルホニル)フェニル]−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[4−[(ジエチルアミノ)スルホニル]フェニル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル-;
1,3−ベンゾジオキソール−5−カルボン酸、6−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、メチルエステル;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−(4−メチル−2−オキソ−2H−1−ベンゾピラン−7−イル)−;
2−チオフェンカルボン酸、3−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、メチルエステル;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2,5−ジフルオロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(3−アセチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
安息香酸、4−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、エチルエステル;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−[4−(アミノスルホニル)フェニル]−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(4−クロロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−クロロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−シアノフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
N−(2−カルバモイルフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−N−(4−メトキシフェニル)−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−クロロ−3−ピリジニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(4−アセチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
1,3−ベンゼンジカルボン酸、5−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、1,3−ジメチルエステル;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−エチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−(2−メチルフェニル)−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−[2−(4−メチル−1−ピペラジニル)フェニル]−;
安息香酸、4−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、2−(ジエチルアミノ)エチルエステル;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(5−クロロ−2−ピリジニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−[3−(メチルチオ)フェニル]−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(3−エチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(9−エチル−9H−カルバゾール−3−イル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−(2−メチル−3−ニトロフェニル)−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−クロロ−4−メチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(4−クロロ−2−メトキシ−5−メチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−[4−(1−メチルエチル)フェニル]−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(4−エチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−N−(2−メトキシ−5−メチルフェニル)−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−エトキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
安息香酸、2−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、エチルエステル;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−N−(2−メトキシ−5−ニトロフェニル)−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2,5−ジメトキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(4−エトキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
安息香酸、2−[[(1,4−ジヒドロ−1−メチル[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)カルボニル]アミノ]−、メチルエステル;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(4−ブロモ−2−メチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(5−クロロ−2,4−ジメトキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−N−(3−メトキシフェニル)−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−フルオロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2,4−ジメトキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(2−ブロモ−4−メチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−1−メチル−N−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(3−クロロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、N−(4−フルオロフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−メチル−;
[1]ベンゾピラノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド、1,4−ジヒドロ−N−(2−メトキシフェニル)−1−メチル−;および
その薬剤的に許容される塩またはN−オキシド、
からなる群から選択される少なくとも1つの化合物、
ならびに薬剤的に許容される担体、
を含んでなる医薬組成物。
【請求項93】
N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[g]インダゾール−3−カルボキサミド;
8−クロロ−N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−8−フルオロ−2−メチル−2,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(4−クロロピリジン−2−イル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−8−フルオロ−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−1,4,4−トリメチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
7−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
3−クロロ−N−((1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メチル)アニリン;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(4−シアノピリジン−2−イル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
(2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−4(3H)−イル)(1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メタノン;
5−アセチル−N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;
5−ブロモ−N−エチル−N−((1−メチル−1,4−ジヒドロクロメノ[4,3−c]ピラゾール−3−イル)メチル)フラン−2−カルボキサミド;
1−イソプロピル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−エチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−7,8−(2−ピリジノ)シクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
1,8−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]イソキノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]キノリン−3−カルボキサミド;
1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリド[2,3−e]アゼピン−3−カルボキサミド;
1,6−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ[3,4−d]ピリド[3,2−b]アゼピン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−6−オキソ−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[e]ピラゾロ[4,3−c]アゼピン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[b]ピラゾロ[3,4−d]アゼピン−3−カルボキサミド;
5,5−ジフルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
5,5−ジフルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[g]インダゾール−3−カルボキサミド;
1,6−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[b]ピラゾロ[3,4−d]アゼピン−3−カルボキサミド;
1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;
8−フルオロ−1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]キノリン−3−カルボキサミド;
1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[e]ピラゾロ[4,3−c]アゼピン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4H−ベンゾ[b]イミダゾ[1,5−d][1,4]オキサジン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4H−ベンゾ[b]イミダゾ[1,5−d][1,4]オキサジン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]イソキノリン−3−カルボキサミド;
1,5−ジメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c][1,5]ナフチリジン−3−カルボキサミド;
9−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−6−オキソ−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[e]ピラゾロ[4,3−c]アゼピン−3−カルボキサミド;
1,5,5−トリメチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]キノキサリン−3−カルボキサミド;
9−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]キノリン−3−カルボキサミド;
8−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]キノリン−3−カルボキサミド;
7−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
6−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4H−ベンゾ[b]イミダゾ[1,5−d][1,4]オキサジン−3−カルボキサミド;
N−(6−シクロプロピルピリジン−2−イル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(1−メチル−5−フェニル−1H−ピロール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
6−メチル−N−(2−(1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−イル)プロパン−2−イル)ピリジン−2−アミン;
3−(2−(3−クロロフェノキシ)プロパン−2−イル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン;
6−メチル−N−(1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−イル)ピコリンアミド;
3−(1−(3−クロロフェノキシ)エチル)−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン;
6−シクロプロピル−N−(1−(1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−イル)エチル)ピリジン−2−アミン;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−6,7−(2−ピリジノ)シクロペンタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(2−メチルピリミジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピラジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
9−フルオロ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−5−オキソ−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[b]ピラゾロ[3,4−d]アゼピン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5,7,8−テトラヒドロベンゾ−1H−オキセピノ[4,5−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロベンゾ[e]ピラゾロ[4,3−c]アゼピン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5,7,8−テトラヒドロベンゾ−1H−チエピノ[4,5−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−6−ジオキソ−4,5,7,8−テトラヒドロ−7,8−(2−ピリジノ)−1H−チエピノ[4,5−c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−3−(1−(6−メチルピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−アミン;
1−メチル−N−(1−(6−メチルピリジン−2−イル)エチル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−アミン;
1−メチル−3−(1−(6−メチルピリジン−2−イル)エトキシ)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−f]イソキノリン−3−カルボキサミド;
5−ヒドロキシ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[g]インダゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−6−ヒドロキシベンゾシクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−6,6−ジフルオロベンゾシクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
5−ヒドロキシ−1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−h]キノリン−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−6−ヒドロキシ−7,8−(2−ピリジノ)シクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;
1−メチル−N−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−6,6−ジフルオロ−7,8−(2−ピリジノ)シクロヘプタ[c]ピラゾール−3−カルボキサミド;および
その薬剤的に許容される塩またはN−オキシド、
からなる群から選択される化合物。

【公表番号】特表2012−506848(P2012−506848A)
【公表日】平成24年3月22日(2012.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−532652(P2011−532652)
【出願日】平成21年10月23日(2009.10.23)
【国際出願番号】PCT/EP2009/064015
【国際公開番号】WO2010/049366
【国際公開日】平成22年5月6日(2010.5.6)
【出願人】(397009934)グラクソ グループ リミテッド (832)
【氏名又は名称原語表記】GLAXO GROUP LIMITED
【住所又は居所原語表記】Glaxo Wellcome House,Berkeley Avenue Greenford,Middlesex UB6 0NN,Great Britain
【Fターム(参考)】