説明

ケーブルクランプ

【課題】 径寸法や本数の異なるケーブルを安定に保持し、かつ一方では保持の際の操作を容易に行うことを可能にしたケーブルクランプを提供する。
【解決手段】 保持するケーブルを内挿可能な開口を有する保持枠31と、保持枠31に連結されて開口を開閉する蓋片32とを含む保持部を備えるケーブルクランプであって、保持枠31の内方に向けて蓋片32の内面に突出形成されてケーブルを保持枠31との間に弾接する押圧片35と、保持枠31内に設けられて蓋片32が閉じられたときに押圧片35の先端部35aを掛止するストッパ36とを備える。ストッパ36は押圧片35がケーブルに当接して所定量以上変形されたときに押圧片35の先端部35aがストッパ36に掛止されない位置に配設する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電子機器の筐体やシャーシ等(以下、シャーシと称する)に配設する各種のケーブルを保持するためのケーブルクランプに関し、特に異なる径寸法のケーブルや異なる本数のケーブルを好適に保持することが可能なケーブルクランプに関するものである。
【背景技術】
【0002】
電子機器のシャーシに配設するケーブルを保持するためにケーブルクランプが用いられているが、このケーブルクランプとして、ケーブルクランプ自身をシャーシに固定するための固定部と、ケーブルを結束状態に保持する保持部とを一体に構成したものが提供されている。例えば、特許文献1では矢じり型スナップと弾性片で取付手段を構成してクランプ自身を筐体や基板に固定させるための固定部を構成している。また、矩形枠状をした本体の一辺部位を開閉可能に構成し、この一辺部位を開いてケーブルを本体に内装するとともに、当該一辺部位を閉じることでケーブルを本体内に保持する保持部を構成している。
【0003】
このようなケーブルクランプでは、保持部の寸法に対してケーブルの径寸法が小さい場合、あるいはケーブルの本数が少ない場合には保持したケーブルと保持部との間に隙間が生じ、保持部内でケーブルが拘束されることなくいわゆる遊びが生じてしまいケーブルを安定した状態で保持することが難しい。一方、これとは反対に保持部の寸法に対してケーブルの径寸法が大きい場合、あるいはケーブルの本数が多い場合には保持部でケーブルを保持することができず、あるいは保持する際にクランプが変形されることになるため、クランプ操作が困難なものになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−14147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような問題に対し、特許文献1では、保持するケーブルの径寸法や本数に対して本体を大きめに形成しておくとともに、本体にはコイルバネで付勢された押板部材を設け、本体に内装したケーブルをコイルバネの弾性力を利用して押板部材と本体との間に挟持させることでケーブルを本体内に安定に保持する技術が提案されている。しかし、特許文献1ではケーブルの本数が多いとき、あるいは径寸法が大きいときにはコイルバネの弾接反発力が大きくなるため、一辺部位を閉じる際の力は大きくなり、閉じる際の操作が困難になるという問題が生じる。すなわち、径寸法が小さいケーブルや本数の少ないケーブルを安定に保持しようとしたときにはコイルバネの変形ストロークを大きく設計する必要があるため、径寸法が大きいケーブルや本数の多いケーブルを保持する際にはコイルバネの弾接反発力が大きくなり過ぎてしまい、これがそのまま一辺部位を閉じる際に必要とされる力となるため、当該閉じる操作が極めて困難なものになる。また、特許文献1のクランプは本体とは別部品のコイルバネと押板部材が必要であり、部品点数が増加するとともに、これらを組み立てるための工数が必要でありケーブルクランプのコスト高を招く原因になる。
【0006】
本発明の目的は、部品点数を増加することなく径寸法や本数の異なるケーブルを安定に保持し、かつ一方では保持の際の操作を容易に行うことを可能にしたケーブルクランプを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、保持するケーブルを内挿可能な開口を有する保持枠と、保持枠の一端部に連結されて当該開口を開閉する蓋片とを含む保持部を備えるケーブルクランプであって、保持枠の内方に向けて蓋片の内面に突出形成されて保持枠との間にケーブルを弾接保持する押圧片と、保持枠内に設けられて蓋片が閉じられたときに押圧片の先端部を掛止するストッパとを備え、ストッパは押圧片が保持枠内に内挿されたケーブルに当接して所定量以上変形されたときに当該押圧片の先端部が当該ストッパに掛止されない位置に配設したことを特徴とする。
【0008】
ここで、保持枠はコ字状に形成され、蓋片は基端部が保持枠の一端部に連結され先端部が保持枠の他端部に係脱可能とされ、押圧片は蓋片の先端部寄りの位置から基端部に向けて略L字状に突出され、ストッパは押圧片が変形されないときに当該押圧片の先端を蓋片方向に移動しないように掛止する位置に配設している構成とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、保持枠内に保持するケーブルの本数が少ない場合には蓋片を閉じる動作に伴って押圧片は先端部がストッパにより掛止されるので、押圧片は保持枠内の下方寄りの位置においてケーブルに弾接する。そのため、少ない本数のケーブルでも押圧片により安定に保持することができる。また、ケーブルの本数が多い場合には蓋片を閉じる動作に伴って押圧片の先端部はストッパに掛止されない状態となり、押圧片は保持枠内の上方寄りの位置に移動されてケーブルに弾接するので、押圧片による弾接力は小さくても本数の多いケーブルを保持枠内において安定に保持することができ、かつ蓋片を閉じる際の操作力を軽減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】実施形態のケーブルクランプを正面斜め上から見た図。
【図2】ケーブルクランプをシャーシに固定した状態の正面図。
【図3】本数の少ないケーブルを保持した状態の正面図。
【図4】本数の多いケーブルを保持した状態の正面図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
次に本発明の実施形態を説明する。図1は本発明のケーブルクランプ1を正面斜め上からみた図である。電子機器の筐体やシャーシ、ここではシャーシ100に設けられた円形の固定穴101に嵌合してケーブルクランプ自身をシャーシ100に固定するための固定部2と、この固定部2と一体に形成されてシャーシ100の表面に沿って配設する図には表れないケーブルを保持するための保持部3とを備えている。前記ケーブルクランプ1は樹脂の一体成形で形成しており、そのため前記した固定部2と保持部3は一体に形成され、ケーブルクランプ1を構成する部品点数は1つであり低コストに形成できる。
【0012】
前記固定部2は厚み寸法が大きくされている上端部20から下方に向けて所要長さの板状のポスト21が突出形成され、このポスト21の下端部には板厚方向の両側に向けて一対の嵌合片22が逆ハの字状に形成されている。これらの嵌合片22の先端には前記固定穴101の内縁に係合するための段部22aが形成されている。また、各嵌合片22の先端にはそれぞれシャーシ100の表面に弾接する一対の弾接片23と、各嵌合片22をそれぞれ前記ポスト21に近接する方向に変形させるための一対の解除片24が連設されている。これら一対の解除片24は上端部24aがそれぞれ内側に向けて曲げられており、前記ポスト21の上端部20の両側面に対向配置されている。
【0013】
前記保持部3は前記ポスト21の上端部20の上側に形成されており、上方に向けて開口31aした略上向きコ字状をした保持枠31と、この保持枠31の一端部に連結されて前記開口31aを開閉することが可能な蓋片32を備えている。前記開口31aを通して保持枠31内に保持しようとするケーブルを内挿し、かつ開口31aを蓋片32で閉じることで保持枠31と蓋片32とで無端状の枠を構成し、この枠ないにケーブルを保持することが可能とされている。蓋片32の開閉を可能にするため、前記蓋片32は保持枠31の一端部に連結されている基端部32aが局部的に薄肉に形成されて保持枠31に対する可撓性が付与されている。また、蓋片32の先端部には係止段部33aを有する楔型の係止片33が形成されており、この係止片33は保持枠31の他端部に設けた係止穴34に圧入され、圧入されたときに係止段部33aが係止穴34の内縁の一部に係止して蓋片32を保持枠31に係止することが可能とされている。なお、係止片33の自由端部を操作することで係止段部33aにおける係止穴34との係止を解除し、蓋片32の先端部を自由状態にして開動作を可能とし、保持枠31の開口3aを開いてケーブルを保持枠31から引き出すことが可能になる。
【0014】
また、前記保持部3では、前記蓋片32の先端部寄りの内面に下方に折り返えされるように所要長さで延びる略L字型をした一端支持構造の押圧片35が突出形成されている。この押圧片35は所要の長さ、ここでは前記保持枠31の高さ寸法の略1/2程度の長さまで下方に向けられ、そこから蓋片32の内面に略平行な方向に向けて緩やかに曲げられ、さらに先端部35aが保持枠31の一端部に近接する位置にまで延長されている。
【0015】
一方、前記保持枠31の一端部の内面には三角形をしたストッパ36が内方に向けて突出形成されている。このストッパ36は保持枠31の一端部の上端から所要寸法だけ下がった箇所に配設されており、ストッパ36の上面は略水平に形成され、蓋片32を閉じて係止状態としたときに蓋片32の内面との間に当該所要寸法の隙間が確保される。また、ストッパ36の下面は斜面として形成され前記押圧片35の先端部35aが当接されたときに、当該先端部35aを斜面に沿って下方に案内するように構成される。
【0016】
さらに、この実施形態では保持枠31の一端部と他端部の各片方の側面にそれぞれ薄肉状の拘束壁37が設けられている。この拘束壁37は保持枠31内においてケーブルが両拘束壁37で挟まれた領域にのみ内挿されるようにするためのものであり、この拘束壁37によって保持枠31の一端部側と他端部側のそれぞれに拘束壁37の寸法分のスペースが確保されることになり、このスペースにおいて後述するように押圧片35の移動及び変形が可能とされる。
【0017】
この実施形態のケーブルクランプ1によれば、図2の一部を破断した正面図に示すように、固定部2の嵌合片22をシャーシ100の表面側から固定穴101に挿入すると、嵌合片22は縮径して固定穴101の裏面側にまで嵌入し、その後自身の弾性復帰力で拡径してそれぞれの段部22aが固定穴101の裏面側の内縁に係合する。また、これと同時に一対の弾接片23がシャーシ100の表面に弾接し、固定穴101内において嵌合片22を表面側に引き上げようとする力が生じる。そのため、段部22aにおける係合力が保持され、嵌合片22が固定穴101から脱落することが防止される。すなわち、ケーブルクランプ1をシャーシ100に固定することができる。また、このとき解除片24の上端部24aはポスト21の上端部20に両側面に当接するので、ポスト21の傾倒を抑止して安定な固定状態とすることができる。一方、この固定状態において作業者が一対の解除片24を両側から挟み込んでポスト21に近接させる方向に移動すべく操作すると、各解除片24の移動に伴って嵌合片22が縮径し、それぞれの段部22aにおける係合状態が解除されるため、嵌合片22を固定穴101から引き抜くことが可能になり、ケーブルクランプ1をシャーシ100から取り外すことが可能になる。
【0018】
一方、保持部3においては、図3(a)に示すように、蓋片32を開いて保持枠31の開口31aを開放し、この開口31aから保持枠31内にケーブルCを内挿する。その後、蓋片32を閉じて係止片33を係止穴34に係止させることによって保持枠31の開口31aを塞ぎ、保持枠31内にケーブルCを保持することができる。このとき、保持するケーブルCの本数が少ないときには、蓋片32を閉じて行くと押圧片35の先端部35aはケーブルCの上面に接することなく、あるいは軽く接しながら保持枠31の一端部の方向に移動されて行く。そして、蓋片32を閉じる時点では図3(b)のように、先端部35aはストッパ36の下面に当接される。ストッパ36は下面が斜面であることから押圧片35の先端部35aは下面に衝接し、上方への移動が拘束されて掛止される状態となる。このとき、保持枠31の一端部側に設けた拘束壁37によってストッパ36の下側にまでケーブルCが入り込むことがないので、押圧片35の先端部35aはケーブルCによって邪魔されることなくストッパ36の下面に確実に当接する。蓋片32を閉じたときには、押圧片35は先端部35aの移動がストッパ36により掛止されているので押圧片35は下方に向けて凸状に撓むように変形されるため、押圧片35はケーブルCの上面に弾接し、この弾接力によって保持枠31の底面との間にケーブルCを挟持する。押圧片35の先端部35aは保持枠31の底面に近い位置でストッパ36により拘束されて変形されるので、ケーブルCの本数が少なくてケーブルCの上面位置が保持枠31内の低い位置にあっても押圧片35の前記した弾接力を大きなものにでき、ケーブルCを安定に保持することになる。押圧片35は独立した状態で変形されるので、押圧片35の弾接力が大きくても蓋片32を閉じる際の操作力が大きくなることはない。
【0019】
一方、図4(a)のように、保持するケーブルCの本数が多いときには、蓋片32を閉じて行くと押圧片35の先端は直ぐにケーブルCの上面に当接される状態になり、上方に変形されながら移動されることになる。そして、図4(b)のように、蓋片32を閉じる時点では押圧片35の先端部35aは蓋片32とストッパ36の上面との間の領域に移動される。最終的には蓋片32の内面に接する状態になるまで移動され、或いは保持枠31の内面に接触された状態となる。これにより、押圧片35はケーブルCと蓋片32との間の狭い隙間に収容される状態に変形され、この変形により発生する弾性力によってケーブルCの上面に弾接され、この弾接力によって保持枠31の底面との間にケーブルCを挟持した状態で安定に保持することになる。このとき押圧片35は先端部35aがストッパ36によって掛止されることなく自由な状態であるのでケーブルCに対する弾接力は小さくなり、その反力としての蓋片32を閉じる際の力は少なくて済み、容易に蓋片32を閉じることができる。なお、保持枠31の他端部側に設けた拘束壁37によって保持枠31とケーブルCとの間にスペースが確保されており、押圧片35はこのスペースにおいて変形されることになるので、保持枠31とケーブルCとの間の隙間が狭くてもこの隙間に押圧片35は収容されることが可能である。
【0020】
このように、保持枠31内に保持するケーブルCの本数が少ない場合には蓋片32を閉じる動作に伴って押圧片35の先端部35aがストッパ36により掛止された状態で下方に向けて変形されるので、押圧片35は保持枠31内の下方寄りの位置においてケーブルCに弾接する。そのため、少ない本数のケーブルCを保持枠31内において安定に保持することができる。このとき、蓋片32を閉じる際の操作力が大きくなることはない。また、ケーブルCの本数が多い場合には蓋片32を閉じる動作に伴って押圧片35の先端部35aがストッパ36に掛止されない状態となり、押圧片35は保持枠31内の上方寄りの位置に移動されてケーブルCに弾接する。このため、押圧片35による弾接力は小さくても本数の多いケーブルCを保持枠31内において安定に保持することができ、同時に蓋片32を閉じる際の操作力が大きくなることはない。すなわち、ケーブルCの本数の多寡にかかわらずケーブルCを安定に保持し、かつ蓋片32を閉じる際の操作力を軽減することが可能になる。
【0021】
以上の実施形態での説明は保持するケーブルの本数が異なる場合であるが、ケーブルの径寸法が異なる場合、すなわち小径のケーブルを保持する場合と大径のケーブルを保持する場合についても押圧片は前述と同様に機能し、いずれのケーブルについても安定な保持が実現でき、また蓋片を閉じる際の操作力を軽減して操作を容易に行うことができることは言うまでもない。
【0022】
本発明のケーブルクランプは実施形態の形状、構造に限られるものではない。例えば、保持部においては、押圧片はケーブルの本数が少ないときや径寸法が小さいときには先端部が掛止されて弾接力を高め、ケーブルの本数が多いときや径寸法が大きいときには先端部が掛止されることなく弾接力を低減する構成であれば本発明を適用することが可能である。また、保持するケーブルについても、異なる暑さ寸法のフラットケーブルを保持するケーブルクランプや、異なる数のフラットケーブルを重ねて保持するケーブルクランプについても適用することが可能である。同様に、固定部は実施形態の構成のものに限られるものではなく、電子機器の筐体やシャーシにケーブルクランプを固定する構造であれば、ネジによる固定構造や粘着テープによる固定構造の適用も可能である。
【産業上の利用可能性】
【0023】
本発明は異なる本数や径寸法のケーブルを保持することが要求されるケーブルクランプへの適用が可能である。
【符号の説明】
【0024】
1 ケーブルクランプ
2 固定部
3 保持部
21 ポスト
22 嵌合片
23 弾接片
24 解除片
31 保持枠
32 蓋片
33 係止片
34 係止穴
35 押圧片
36 ストッパ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
保持するケーブルを内挿可能な開口を有する保持枠と、前記保持枠の一端部に連結されて前記開口を開閉する蓋片とを含む保持部を備えるケーブルクランプであって、前記保持枠の内方に向けて前記蓋片の内面に突出形成され保持枠との間にケーブルを弾接保持する押圧片と、前記保持枠内に設けられて前記蓋片が閉じられたときに前記押圧片の先端部を掛止するストッパとを備え、前記ストッパは前記押圧片が前記保持枠内に内挿されたケーブルに当接して所定量以上変形されたときに当該押圧片の先端部が当該ストッパに掛止されない位置に配設したことを特徴とするケーブルクランプ。
【請求項2】
前記保持枠はコ字状に形成され、前記蓋片は基端部が保持枠の一端部に連結され先端部が保持枠の他端部に係脱可能とされ、前記押圧片は前記蓋片の先端部寄りの位置から基端部に向けて略L字状に突出され、前記ストッパは前記押圧片が変形されないときに当該押圧片の先端部を蓋片方向に移動しないように掛止する位置に配設していることを特徴とする請求項1に記載のケーブルクランプ。
【請求項3】
前記保持部を電子機器の筐体やシャーシ等に固定するための固定部を備え、前記固定部は、前記シャーシ等に開口した固定穴に挿入されるポストの両側に配設されて当該固定穴に嵌合する一対の嵌合片と、前記シャーシ等の表面に弾接して前記嵌合片の嵌合状態を保持する一対の弾接片と、操作されたときに前記嵌合片を移動して固定穴との嵌合を解除する一対の解除片とを備え、当該固定部が固定状態にあるときに前記解除片の上端部は前記ポスト又は前記保持部の側面に両側から当接されることを特徴とする請求項1又は2に記載のケーブルクランプ。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−10442(P2012−10442A)
【公開日】平成24年1月12日(2012.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−142143(P2010−142143)
【出願日】平成22年6月23日(2010.6.23)
【出願人】(592077121)竹内工業株式会社 (11)
【Fターム(参考)】