コンテンツ情報提供システム
【課題】ユーザに対する個別広告を可能としつつ、第三者の利益取得を防止するコンテンツ情報提供システムの提供
【解決手段】コンテンツ情報提供可否判断手段m703は、第2のコンテンツ要求情報が有するテレビ受像装置特定情報及び通信端末特定情報に基づいて、コンテンツ情報の提供の可否を判断する。コンテンツ情報獲得手段m705は、第2のコンテンツ要求情報が有するコンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報を獲得する。コンテンツ情報提供手段m707は、コンテンツ情報の提供が可能である場合に、対応するコンテンツ情報を前記テレビ受像装置へ提供する。これにより、通信端末のユーザが所定のテレビ受像装置を用いた場合に、コンテンツ情報を提供をすることができる。また、コンテンツ情報はテレビ受像装置に表示するので、高画質・高詳細なコンテンツ情報を提供することができる。
【解決手段】コンテンツ情報提供可否判断手段m703は、第2のコンテンツ要求情報が有するテレビ受像装置特定情報及び通信端末特定情報に基づいて、コンテンツ情報の提供の可否を判断する。コンテンツ情報獲得手段m705は、第2のコンテンツ要求情報が有するコンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報を獲得する。コンテンツ情報提供手段m707は、コンテンツ情報の提供が可能である場合に、対応するコンテンツ情報を前記テレビ受像装置へ提供する。これにより、通信端末のユーザが所定のテレビ受像装置を用いた場合に、コンテンツ情報を提供をすることができる。また、コンテンツ情報はテレビ受像装置に表示するので、高画質・高詳細なコンテンツ情報を提供することができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供システムであって、特に、ユーザに対する個別広告を可能としつつ、第三者の利益取得を防止するものに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のコンテンツ情報提供システムについて図16を用いて説明する。コンテンツ情報提供システム100は、携帯電話101、サーバ102、データベース103(DB103)、デジタルテレビ受信機111、及び店舗端末112を有している。デジタルテレビ受信機111は、携帯電話101のユーザが所有するデジタルテレビ受信機である。デジタルテレビ受信機111は、電話回線あるいは家庭内LANを介してインターネットと接続する機能を備えている。また、デジタルテレビ受信機111は、赤外線通信機能を有しており、赤外線通信機能を有する携帯電話101と通信を行うことが可能である。
【0003】
デジタルテレビ受信機111において、例えば、「携帯電話機からデジタルテレビにID情報を送信すれば、この商品(例えば、コンテンツ情報)の割り引きクーポンがもらえます。」というようなコメントが表示されたCMがBMLによって表示されているとする。クーポンを獲得しようとするユーザは、携帯電話101に予めダウンロードされているアプリを起動する。携帯電話101は、CM中のユーザ操作に基づいてアプリからUID情報(ユーザ識別情報)を、赤外線通信機能によってデジタルテレビに送信する。デジタルテレビ111は、UIDを受信すると、BMLによる制御によって携帯電話101から受信したUIDを当該CMの識別情報であるCMIDと共にBMLによって指定されているサーバ102に送信する。
【0004】
サーバ102は、CMIDおよびUIDを受信すると、CMIDおよびUIDを含む、暗号化された固有の識別情報であるシリアルIDを生成する。サーバ102は、このシリアルIDをメールで該当する携帯電話101に送信する。サーバ102は、シリアルIDをDB103に登録する。携帯電話101は、メールを受信すると、アプリによってメール中のシリアルIDを保存する。
【0005】
携帯電話101のユーザは、商品を購入する際に、クーポン使用可能な店舗にシリアルIDを保存した携帯電話101を携帯して行く。携帯電話101は、ユーザによってアプリが起動されたと判断すると、赤外線通信機能を使用して店舗端末112にシリアルIDを送信する。店舗端末112は、シリアルIDを受信すると、店舗端末112からサーバ102にシリアルIDを送信する。サーバ102は、シリアルIDを受信すると、受信したシリアルIDがDB103にあるか否かを判定する。サーバ102は、判定結果が肯定の場合にはクーポン使用可能であると判断し、否定の場合にはクーポン使用不可であると判断する。
【0006】
サーバ102は、クーポン使用可能か否かという認証結果を店舗端末112に送信する。店舗端末112は、認証結果を表示する。店員はこの結果を見て、クーポン使用の可否を決定する。これにより、携帯電話101のユーザは、クーポンを用いて商品を獲得することが可能となる。
【0007】
【特許文献1】特開2005−333399
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
前述のコンテンツ情報提供システム100には、次のような問題点がある。携帯電話101のユーザが、クーポンを獲得するにあたって元となった広告は、デジタルテレビ111に表示されたCMである。ここで、デジタルテレビ111に表示されるCMは、一般的なデジタル放送波を介して提供されるものである。つまり、万人、すなわちマスに対して平等に提供される広告である。よって、広告を提供する広告提供者からみれば、広告の対象者に個別に広告することができず、広告の訴求力が高くない、という問題点がある。
【0009】
また、クーポンとして用いるシリアルIDは、クーポンを獲得したクーポン獲得者若しくは当該クーポン獲得者が使用する携帯電話101に固有のものではないため、あるクーポン獲得者が獲得したシリアルIDを第三者に携帯電話101等の機能を介して提供すると、本来のクーポン獲得者でない第三者がクーポンを獲得することができる、という問題点がある。このような第三者によるクーポン獲得は、マスを対象とした広告においては問題となるケースは少ない。しかし、個別広告においては、広告提供者は所定の者に対してのみ利益を供与することが可能であり、第三者による利益の取得が可能となれば、個別広告を行うメリットがなくなる、という問題点がある。
【0010】
さらに、デジタルテレビ111は、単にデジタル放送におけるCMを獲得する装置として使用されているにすぎない、という問題点がある。
【0011】
そこで、本発明は、ユーザに対する個別広告を可能としつつ、第三者の利益取得を防止するコンテンツ情報提供システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明に関する課題を解決するための手段及び発明の効果を以下に示す。
【0013】
(1)本発明に係るコンテンツ情報提供システムでは、前記通信端末は、自らを一意に特定する通信端末特定情報を記憶する通信端末特定情報記憶手段、前記コンテンツ情報提供装置に接続するための接続情報及びコンテンツ情報を特定するコンテンツ特定情報を有するコンテンツ提供情報を獲得するコンテンツ提供情報獲得手段、前記接続情報、前記コンテンツ特定情報、及び前記通信端末特定情報を第1のコンテンツ要求情報として、赤外線通信機能を介して前記テレビ受像装置へ提供する第1のコンテンツ要求情報提供手段、を有し、前記テレビ受像装置は、自らを一意に特定するテレビ受像装置特定情報を記憶するテレビ受像装置特定情報記憶手段、前記第1のコンテンツ要求情報を赤外線通信機能を介して獲得する第1のコンテンツ要求情報獲得手段、前記テレビ受像装置特定情報と、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報及び前記通信端末特定情報と、を第2のコンテンツ要求情報として、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記接続情報に基づいて、前記コンテンツ情報提供装置へ提供する第2のコンテンツ要求情報提供手段、前記コンテンツ情報を獲得するコンテンツ情報獲得手段、獲得した前記コンテンツ情報を表示するコンテンツ情報表示手段、
を有し、前記コンテンツ情報提供装置は、前記第2のコンテンツ要求情報を獲得する第2のコンテンツ情報要求情報獲得手段、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断するコンテンツ情報提供可否判断手段、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報を獲得するコンテンツ情報獲得手段、前記コンテンツ情報の提供が可能である場合に、対応する前記コンテンツ情報を前記テレビ受像装置へ提供するコンテンツ情報提供手段を有している。
【0014】
これにより、コンテンツ提供情報を獲得した通信端末のユーザは、所定のテレビ受像装置を用いた場合に、コンテンツ情報を提供を受けることができる。つまり、コンテンツ情報の提供者にとっては、所望の通信端末のユーザにコンテンツ情報を提供することができるので、ユーザに対して個別の利益供与を行うことが可能となる。また、コンテンツ情報はテレビ受像装置に表示するので、高画質・高詳細なコンテンツ情報を提供することができる。
【0015】
(2)(8)(13)本発明に係るコンテンツ情報提供装置、コンテンツ情報提供プログラム、若しくはコンテンツ情報提供方法では、前記テレビ受像装置を一意に特定し、コンテンツ情報の提供を要求する通信端末を一意に特定する通信端末特定情報、前記コンテンツ情報を一意に特定するコンテンツ特定情報を第2のコンテンツ要求情報として獲得し、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断し、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報を獲得し、前記コンテンツ情報の提供が可能である場合に、対応する前記コンテンツ情報を前記テレビ受像装置へ提供する。
【0016】
これにより、通信端末のユーザが所定のテレビ受像装置を用いた場合に、コンテンツ情報を提供をすることができる。つまり、コンテンツ情報の提供者にとっては、所望の通信端末のユーザにコンテンツ情報を提供することができるので、ユーザに対して個別の利益供与を行うことが可能となる。また、コンテンツ情報はテレビ受像装置に表示するので、高画質・高詳細なコンテンツ情報を提供することができる。
【0017】
(3)(9)(14)本発明に係るコンテンツ情報提供装置、コンテンツ情報提供プログラム、若しくはコンテンツ情報提供方法では、前記テレビ受像装置を一意に特定するテレビ受像装置特定情報、コンテンツ情報の提供を要求する通信端末を一意に特定する通信端末特定情報、前記コンテンツ情報を一意に特定するコンテンツ特定情報を第2のコンテンツ要求情報として獲得し、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断し、前記コンテンツ情報の提供が可能である場合に、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報の表示を許可する許可情報を前記テレビ受像装置へ提供する。
【0018】
これにより、通信端末のユーザが所定のテレビ受像装置を用いた場合に、コンテンツ情報を表示するための許可情報を提供をすることができる。つまり、コンテンツ情報の提供者にとっては、コンテンツ情報を通信以外の媒体によって提供し、一方で所望の通信端末のユーザに許可情報を提供することができるので、コンテンツ情報の大量提供とユーザに対する個別の利益供与とを同時に行うことが可能となる。また、コンテンツ情報はテレビ受像装置に表示するので、高画質・高詳細なコンテンツ情報を提供することができる。
【0019】
(4)(10)本発明に係るコンテンツ情報提供装置、コンテンツ情報提供プログラム、若しくはコンテンツ情報提供方法では、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報が、前記コンテンツ情報の提供が可能な前記テレビ受像装置と前記通信端末とが関連付けられている認証端末テーブルに登録されているか否かを判断することによって、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断する。
【0020】
これにより、予め認証端末テーブルを用意しておくだけで、第三者によるコンテンツ情報の獲得か否かを容易に判断することが可能となる。
【0021】
(5)(11)(15)本発明に係るテレビ受像装置、コンテンツ情報表示プログラム、若しくはコンテンツ情報表示方法では、自らを一意に特定するテレビ受像装置特定情報を記憶し、コンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供装置に接続するための接続情報、前記コンテンツ情報を特定するコンテンツ特定情報、及び前記通信端末を一意に特定する通信端末特定情報を第1のコンテンツ要求情報として獲得し、前記テレビ受像装置特定情報と、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報及び前記通信端末特定情報と、を第2のコンテンツ要求情報として、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記接続情報に基づいて、前記コンテンツ情報提供装置へ提供し、前記コンテンツ情報を獲得し、獲得した前記コンテンツ情報を表示する。
【0022】
これにより、第1のコンテンツ要求情報を獲得するだけ、テレビ受像装置は、コンテンツ情報提供装置へ接続することができる。よって、テレビ受像装置にいて接続情報の入力等の煩雑な作業を省略することが可能となる。また、コンテンツ情報はテレビ受像装置に表示するので、高画質・高詳細なコンテンツ情報を表示することができる。
【0023】
(6)(12)(16)本発明に係るテレビ受像装置、コンテンツ情報表示プログラム、若しくはコンテンツ情報表示方法では、自らを一意に特定するテレビ受像装置特定情報を記憶し、コンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供装置に接続するための接続情報、前記コンテンツ情報を特定するコンテンツ特定情報、及び前記通信端末を一意に特定する通信端末特定情報を第1のコンテンツ要求情報として獲得し、前記テレビ受像装置特定情報と、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報及び前記通信端末特定情報と、を第2のコンテンツ要求情報として、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記接続情報に基づいて、前記コンテンツ情報提供装置へ提供し、前記コンテンツ情報を獲得し、前記コンテンツ情報の表示を許可する許可情報を獲得し、前記許可情報に基づいて、前記コンテンツ情報を表示する。
【0024】
これにより、第1のコンテンツ要求情報を獲得するだけ、テレビ受像装置は、コンテンツ情報提供装置へ接続することができる。よって、テレビ受像装置にいて接続情報の入力等の煩雑な作業を省略することが可能となる。また、コンテンツ情報を通信以外の媒体によって獲得し、一方で通信によって許可情報を獲得することができるので、コンテンツ情報の大量提供とユーザに対する個別の利益供与とを同時に行うことが可能となる。さらに、コンテンツ情報はテレビ受像装置に表示するので、高画質・高詳細なコンテンツ情報を表示することができる。
【0025】
(7)本発明に係るテレビ受像装置、コンテンツ情報表示プログラム、若しくはコンテンツ情報表示方法では、赤外線通信機能を介して、前記第1のコンテンツ要求情報を獲得する。
【0026】
これにより、赤外線通信機能を有する既存の通信端末及びテレビ受像装置を用いることが可能となる。
【0027】
ここで、請求項に記載されている要素と実施例における要素との対応関係を示す。通信端末は携帯電話11に、テレビ受像装置はテレビ受像装置13に、コンテンツ情報提供装置はコンテンツ情報配信サーバ17に、それぞれ該当する。
【0028】
通信端末特定情報記憶手段はメモリ112に、コンテンツ提供情報獲得手段はCPU111及び携帯電話用通信制御回路117に、第1のコンテンツ要求情報提供手段はCPU111及び赤外線通信制御回路118に、それぞれ対応する。
【0029】
また、テレビ受像装置特手情報記憶手段はROM133に、第1のコンテンツ要求情報獲得手段は赤外線回路130及びCPU111に、第2のコンテンツ要求情報提供手段はCPU131、メモリ132及びデータ通信回路134に、コンテンツ情報獲得手段はCPU131及びデータ通信回路134に、コンテンツ情報表示手段はCPU131、メモリ132、画像処理回路137及びディスプレイ139に、それぞれ該当する。
【0030】
さらに、第2のコンテンツ要求情報獲得手段はCPU171及び通信回路178に、コンテンツ情報提供可否判断手段はCPU171及びメモリ172に、コンテンツ情報獲得手段はCPU171及びハードディスク173に、コンテンツ情報提供手段は、CPU171、メモリ172及び通信回路178に、それぞれ該当する。
【0031】
コンテンツ提供情報獲得手段はステップS911の処理を、第1のコンテンツ要求情報提供手段はステップS913〜S917、S1001〜S1017の処理を、それぞれ実行する。
【0032】
また、第1のコンテンツ要求情報獲得手段はステップS1401の処理を、第2のコンテンツ要求情報提供手段はステップS1403〜S1409の処理を、コンテンツ情報獲得手段はステップS933の処理を、コンテンツ情報表示手段はステップS935の処理を、それぞれ実行する。
【0033】
さらに、第2のコンテンツ要求情報獲得手段はステップS1501の処理を、コンテンツ情報提供可否判断手段はステップS1503〜S1507の処理を、コンテンツ情報獲得手段はステップS1509、S1511の処理を、コンテンツ情報提供手段はステップS1513の処理を、それぞれ実行する。
【0034】
コンテンツ提供情報はコンテンツ提供可能通知メールに、接続情報はURL情報に、コンテンツ特定情報はシリアル番号に、それぞれ対応する。
【0035】
第1のコンテンツ要求情報は第1の組み合わせ情報に、通信端末特定情報は携帯電話端末IDに、それぞれ対応する。
【0036】
第2のコンテンツ要求情報は第2の組み合わせ情報に、テレビ受像装置特定情報はテレビ受像装置IDに、それぞれ該当する。
【0037】
認証端末テーブルは、認証端末DBに対応する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0038】
本発明におけるコンテンツ情報提供システムの実施例を以下において説明する。
【実施例1】
【0039】
1. コンテンツ情報提供システムの機能
本発明に係るコンテンツ情報提供システムM1の機能を図1に示す機能ブロック図に基づき説明する。コンテンツ情報提供システムM1は、通信端末M3、テレビ受像装置M5及びコンテンツ情報提供装置M7を有している。
【0040】
通信端末M3は、通信端末特定情報記憶手段m301、コンテンツ提供情報獲得手段m303、及び第1のコンテンツ要求情報提供手段m305を有している。
【0041】
通信端末特定情報記憶手段m301は、自らを一意に特定する通信端末特定情報を記憶する。コンテンツ提供情報獲得手段m303は、前記コンテンツ情報提供装置に接続するための接続情報及びコンテンツ情報を特定するコンテンツ特定情報を有するコンテンツ提供情報を獲得する。第1のコンテンツ要求情報提供手段m305は、前記接続情報、前記コンテンツ特定情報、及び前記通信端末特定情報を第1のコンテンツ要求情報として、赤外線通信機能を介して前記テレビ受像装置へ提供する。
【0042】
テレビ受像装置M5は、テレビ受像装置特定情報記憶手段m501、第1のコンテンツ要求情報獲得手段m503、第2のコンテンツ要求情報提供手段m505、コンテンツ情報獲得手段m507、及びコンテンツ情報表示手段m509を有している。
【0043】
テレビ受像装置特定情報記憶手段m501は、自らを一意に特定するテレビ受像装置特定情報を記憶する。第1のコンテンツ要求情報獲得手段m503は、前記第1のコンテンツ要求情報を赤外線通信機能を介して獲得する。第2のコンテンツ要求情報提供手段m505は、前記テレビ受像装置特定情報と、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報及び前記通信端末特定情報と、を第2のコンテンツ要求情報として、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記接続情報に基づいて、前記コンテンツ情報提供装置へ提供する。コンテンツ情報獲得手段m507は、前記コンテンツ情報を獲得する。コンテンツ情報表示手段m509は、獲得した前記コンテンツ情報を表示する。
【0044】
コンテンツ情報提供装置M7は、第2のコンテンツ情報要求情報獲得手段m701、コンテンツ情報提供可否判断手段m703、コンテンツ情報獲得手段m705、及びコンテンツ情報提供手段m707を有している。第2のコンテンツ情報要求情報獲得手段m701は、前記第2のコンテンツ要求情報を獲得する。コンテンツ情報提供可否判断手段m703は、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断する。コンテンツ情報獲得手段m705は、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報を獲得する。コンテンツ情報提供手段m707は、前記コンテンツ情報の提供が可能である場合に、対応する前記コンテンツ情報を前記テレビ受像装置へ提供する。
【0045】
これにより、通信端末のユーザが所定のテレビ受像装置を用いた場合に、コンテンツ情報を提供をすることができる。つまり、コンテンツ情報の提供者にとっては、所望の通信端末のユーザにコンテンツ情報を提供することができるので、ユーザに対して個別の利益供与を行うことが可能となる。また、コンテンツ情報はテレビ受像装置に表示するので、高画質・高詳細なコンテンツ情報を提供することができる。
【0046】
2. ハードウェア構成
2.1. コンテンツ情報提供システム1のハードウェア構成
コンテンツ情報提供システム1のハードウェア構成を図2を用いて説明する。コンテンツ情報提供システム1は、携帯電話11、テレビ受像装置13及びコンテンツ情報提供サーバ17を有している。
【0047】
携帯電話11及びテレビ受像装置13は、赤外線通信機能を有しており、当該機能を介して互いにデータの送受信が可能である。テレビ受像装置13とコンテンツ情報提供サーバ17は、無線若しくは優先LANによって接続されており、互いにデータの送受信が可能である。
【0048】
以下において、携帯電話11、テレビ受像装置13、及びコンテンツ情報提供サーバ17のハードウェア構成を説明する。
【0049】
2.2. 携帯電話11のハードウェア構成
携帯電話11のハードウェア構成を図3に基づいて説明する。携帯電話11は、CPU111、メモリ112、キーボード114、スピーカ115、ディスプレイ116、携帯電話通信制御回路117及び赤外線通信制御回路118を備えている。
【0050】
CPU111は、メモリ112に記録されているオペレーティング・システム(OS)、赤外線送受信アプリケーション、携帯電話アプリケーション等その他のアプリケーションに基づいた処理を行う。なお、携帯電話アプリケーションとしては、音声通話アプリケーション、webブラウザ等がある。赤外線送受信アプリケーションについては後述する。
【0051】
メモリ112は、CPU211に対して作業領域を提供する。また、メモリ112は、OS、赤外線送受信アプリケーション、携帯電話アプリケーション等のアプリケーション・プログラム、及び携帯電話を一意に特定する携帯電話IDを記録保持している。
【0052】
キーボード114は、外部からの命令を受け付ける。スピーカー115は、音声データを外部に出力する。ディスプレイ116は、テレビ放送やデータ放送、及びユーザーインターフェイス等の画像を表示する。
【0053】
携帯電話通信制御回路117は、携帯電話通信回線を利用した電話及びデータの送受信を実現する。赤外線通信制御回路118は、他の通信機器と赤外線を用いたデータの送受信を実現する。
【0054】
2.3. テレビ受像装置13のハードウェア構成
テレビ受像装置13のハードウェア構成を図4に基づいて説明する。テレビ受像装置13は、CPU131、メモリ132、ROM133、データ通信回路134、チューナ135、画像処理回路137、スピーカ138、及びディスプレイ139を有している。
【0055】
CPU131は、ROM133に記録されているオペレーティング・システム(OS)、テレビ受像装置プログラム等その他のアプリケーションに基づき、各構成要素を制御し、所定の処理を行う。メモリ132は、書き換え可能に構成されており、CPU131に作業領域を提供するとともに、一時的に情報を記録する。ROM133は、OS、及びコンテンツ情報の要求処理や表示処理等を行うためのテレビ受像装置プログラム等のアプリケーション・プログラムを記録・保持している。
【0056】
データ通信回路134は、双方向ネットワークを介して、携帯電話IDやコンテンツ情報等のデータの送受信を行う。チューナ135は、トランスポートストリームを選択的に受信する。画像処理回路137は、チューナ135を介して受信したトランスポートストリームやデータ通信回路134を介して受信したコンテンツ情報等のデータに基づいて、音声データ及びテレビ画面情報を生成する。
【0057】
スピーカ138は、画像処理回路137が生成した音声データに基づき音声を発生する。ディスプレイ139は、画像処理回路137が生成したテレビ画面情報に基づいた映像を表示する。
【0058】
2.4. コンテンツ情報提供サーバ17のハードウェア構成
コンテンツ情報提供サーバ17のハードウェア構成を図5に基づいて説明する。コンテンツ情報提供サーバ17は、CPU171、メモリ172、ハードディスク173及び通信回路178を備えている。また、コンテンツ情報提供サーバ17には、キーボード174、マウス175、ディスプレイ176、CD−ROMドライブ177が接続されている。
【0059】
CPU171は、ハードディスク173に記録されているオペレーティング・システム(OS)、コンテンツ情報提供サーバプログラム等その他のアプリケーションに基づいた処理を行う。メモリ172は、CPU171に対して作業領域を提供する。ハードディスク173は、オペレーティング・システム(OS)、コンテンツ情報提供サーバプログラム等その他のアプリケーション及び許諾情報等の各種データを記録保持する。なお、ハードディスク173に記録されているコンテンツ情報データベース(以下、コンテンツ情報DBとする。)及び認証端末データベース(以下、認証端末DBとする。)については後述する。通信回路178は、ネットワークに接続する通信回路を有しており、テレビ受像装置13等の外部の通信機器とデータの送受信を行う。
【0060】
キーボード174、マウス175は、外部からの命令を受け付ける。ディスプレイ176は、ユーザーインターフェイス等の画像を表示する。CD−ROMドライブ177は、コンテンツ情報配信サーバプログラムが記録されているCD−ROM179からコンテンツ情報提供サーバプログラム及び他のCD−ROMからその他のアプリケーションのプログラムを読み取る等、CD−ROMからのデータの読み取りを行う。
【0061】
3. データ
コンテンツ情報提供サーバ17が有するコンテンツ情報DB及び登録情報DBを以下において説明する。
【0062】
3.1. コンテンツ情報DB
コンテンツ情報DBとは、コンテンツ情報を一意に特定するコンテンツ情報IDとコンテンツ情報の提供を受ける携帯電話11のユーザに対応して付与するシリアル番号とが関連付けられて登録されている。
【0063】
シリアル番号とは、コンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供者が、コンテンツ情報の提供を受ける被提供者に対して、コンテンツ情報を提供することを事前に知らせるコンテンツ情報獲得可能通知メールに含まれる番号であって、被提供者を特定する番号、被提供者が属する属性(性別、年代、趣味等)を特定する番号等をいう。
【0064】
コンテンツ情報提供者は、被提供者に対応するシリアル番号を含むコンテンツ情報獲得可能通知メールを被提供者に提供することによって、被提供者毎に最適なコンテンツ情報を容易に提供することが可能となる。
【0065】
コンテンツ情報DBの一例を図6に示す。コンテンツ情報DBは、[コンテンツ情報ID]列C601、[シリアル番号]列C603を有している。[コンテンツ情報ID]列C601には、コンテンツ情報IDが記述される。[シリアル番号]列C603には、コンテンツ情報ID毎に、当該コンテンツ情報IDに対応付けられた一又は複数のシリアル番号が記述される。
【0066】
例えば、図6においては、コンテンツ情報ID「00100」のコンテンツ情報は、シリアル番号「111111」〜「111199」を含むコンテンツ情報獲得可能通知メールを受け取ったユーザに対して提供されるものである場合、[コンテンツ情報ID]列C601に値「00100」が、対応する[シリアル番号]列C603には値「111111」〜「111199」が、それぞれ記述される。
【0067】
3.2. 認証端末DB
認証端末DBとは、コンテンツ情報提供サーバ17からコンテンツ情報を受信することが可能なテレビ受像装置13と、当該テレビ受像装置13を使用するユーザの携帯電話とが、関連付けて登録されたデータベースである。
【0068】
認証端末DBの一例を図7に示す。認証端末DBは、[携帯電話端末ID]列C701及び[テレビ受像装置ID]列C703を有している。[携帯電話端末ID]列C701には、携帯電話11を一意に特定する携帯電話端末IDが記述される。[テレビ受像装置ID]列C703には、テレビ受像装置13を一意に特定するテレビ受像装置IDが記述される。
【0069】
このように、携帯電話11とテレビ受像装置13とを関連づけて登録することによって、高画質・高詳細のコンテンツ情報を。所望の携帯電話11のユーザに対して、提供することができる。また、第三者によるコンテンツ情報の取得を防止することができる。
【0070】
4. コンテンツ情報提供システム1の動作
コンテンツ情報提供システム1の動作の概要を図8を用いて説明する。携帯電話11のCPU111は、メールサーバ等からコンテンツ情報獲得可能通知メールを獲得したか否かを判断する(S911)。コンテンツ情報獲得可能通知メールは、コンテンツ情報を獲得することができるという利益を得たことを、携帯電話11にユーザに通知するための電子メールである。例えば、ある商品を購入したユーザに対して、プレミアムとしてコンテンツ情報を提供する場合が考えられる。この場合、商品の提供者(メーカー等)は、携帯電話11のメールアドレスを事前にデータベースに登録してもらうことによって、コンテンツ情報獲得可能通知メールを所望のユーザに送信することが可能となる。
【0071】
携帯電話11のディスプレイ116(図3参照)に表示されたコンテンツ情報獲得可能通知メールの一例を図9に示す。コンテンツ情報獲得可能通知メールとは、コンテンツ情報の提供者が、当該ユーザはコンテンツ情報を獲得することが可能であることを、携帯電話11のユーザに対して個別に知らせる電子メールである。コンテンツ情報獲得可能通知メールには、アクセス情報を有している。アクセス情報I1は、コンテンツ情報を獲得する際にアクセスする必要があるネットワーク上の位置を特定するURL情報I3及びコンテンツ情報を特定するシリアル番号I5を有している。このように、コンテンツ情報獲得可能通知メールにシリアル番号を含めることによって、ユーザ毎に異なるコンテンツ情報を提供することが可能となる。また、提供するコンテンツ情報を容易に判別することが可能となる。
【0072】
図8に戻って、携帯電話11のCPU111は、メールサーバ等からコンテンツ情報獲得可能通知メールを獲得したと判断すると(S911)、電子メールアプリケーションを実行する(S913)。そして、CPU111は、赤外線送受信アプリケーションを起動する(S915)。CPU111は、赤外線送受信アプリケーションに基づいて、第1のコンテンツ情報要求処理を実行する(S917)。CPU111は、第1のコンテンツ情報要求処理によって生成した第1の組み合わせ情報(後述)及びURL情報をテレビ受像装置13へ送信する。
【0073】
テレビ受像装置13のCPU131は、第1の組み合わせ情報及びURL情報を受信したと判断すると、第2のコンテンツ情報要求処理を実行する(S931)。CPU131は、第2のコンテンツ情報要求処理によって、第2の組み合わせ情報を生成し、URL情報とともにコンテンツ情報提供サーバ17へ送信する。
【0074】
コンテンツ情報提供サーバ17のCPU171は、第2の組み合わせ情報を生成を獲得したと判断すると、コンテンツ情報提供処理を実行し(S971)、対応するコンテンツ情報をテレビ受像装置13へ送信する。
【0075】
テレビ受像装置13のCPU131は、コンテンツ情報を獲得したと判断すると(S933)、対応するアプリケーションを実行し、コンテンツ情報をディスプレイ139に表示する(図4参照)。
【0076】
以下において、携帯電話11の第1のコンテンツ情報要求処理、テレビ受像装置13の第2のコンテンツ情報要求処理、及びコンテンツ情報提供サーバ17のコンテンツ情報提供信処理について説明する。
【0077】
4.1. 第1のコンテンツ情報要求処理
携帯電話11のCPU111が行う第1のコンテンツ情報要求処理について図10に示すフローチャートを用いて説明する。CPU111は、コンテンツ情報獲得可能通知メールからアクセス情報I1を抽出する(S1001)。具体的には、CPU111は、コンテンツ情報獲得可能通知メールから、「http://」で始まる文字列を抽出する。
【0078】
CPU111は、抽出したアクセス情報I1をディスプレイ139上でハイライト表示する(S1003)。アクセス情報I1がハイライト表示された状態を図11に示す。
【0079】
図10に戻って、CPU111は、ユーザによるキーボード114(図4参照)等の操作により、ハイライト表示が選択されたと判断すると(S1005)、ポップアップウィンドウP1を表示する(S1007)。ポップアップウィンドウP1が表示された状態を図12に示す。ポップアップウィンドウP1は、ハイライト表示されたアクセス情報をテレビ受像装置13へ赤外線通信回路を介して送信することを選択する項目「赤外線で送信」、及び、携帯電話11のブラウザアプリケーションを用いてハイライト表示されたアクセス情報にアクセスする項目「ブラウザで表示」を有している。携帯電話11のユーザは、キーボード114等の操作により「赤外線で送信」項目若しくは「ブラウザで表示」項目のいずれかを選択することができる。「赤外線で送信」項目が選択された状態を図13に示す。
【0080】
図10に戻って、CPU111は、「赤外線で送信」項目が選択されたと判断すると(S1009)、アクセス情報I1からURL情報I3及びシリアル番号I5を抽出する(S1011)。さらに、CPU111は、メモリ112から携帯電話端末IDを取得する(S1013)。CPU111は、ステップS1011で抽出したシリアル番号及びステップS1011で取得した携帯電話端末IDを用い、第1の組み合わせ情報を生成する(S1015)。なお、第1の組み合わせ情報を生成する際に、シリアル番号及び携帯電話端末IDを用いたパリティビットを生成し、第1の組み合わせ情報に付加しておく。そして、CPU111は、生成した第1の組み合わせ情報及びURL情報I3を、赤外線通信制御回路118を介して、テレビ受像装置13へ送信する(S1017)。
【0081】
CPU111は、ステップS1009において「ブラウザで表示」項目が選択されたと判断すると、ブラウザアプリケーションを起動する(S1021)。そして、CPU111は、赤外線送受信アプリケーションからブラウザアプリケーションへアクセス情報を提供する(S1023)。
【0082】
4.2. 第2のコンテンツ情報要求処理
テレビ受像装置13における第2のコンテンツ情報要求処理について図14に示すフローチャートを用いて説明する。テレビ受像装置13のCPU131は、第1の組み合わせ情報及びURL情報I3を取得したと判断すると(1401)、第1の組み合わせ情報が正しいか否かを判断する(S1403)。具体的には、第1の組み合わせ情報に付加されたパリティビットを正誤を判断する。
【0083】
CPU131は、第1の組み合わせ情報が正しいと判断すると、メモリ132(図4参照)からテレビ受像装置IDを取得する(S1405)。そして、CPU131は、ステップS1401で取得した第1の組み合わせ情報及びステップS1405で取得したテレビ受像装置IDを用いて、第2の組み合わせ情報を生成する(S1407)。第2の組み合わせ情報を生成する際に、第1の組み合わせ情報及びテレビ装置IDを用いたパリティビットを生成し、第2の組み合わせ情報に付加しておく。CPU131は、ステップS1401で取得したURL情報I3に基づいて、第2の組み合わせ情報をコンテンツ情報提供サーバ17へ送信する(S1409)。
【0084】
CPU131は、ステップS1403において、第1の組み合わせ情報が正しくないと判断すると、その旨をディスプレイ136へ表示し(S1411)、携帯電話11のユーザに対して注意を喚起する。
【0085】
4.3. コンテンツ情報提供処理
次に、コンテンツ情報配信サーバ17のCPU171が行うコンテンツ情報提供処理について図15に示すフローチャートを用いて説明する。コンテンツ情報提供サーバ17のCPU171は、第2の組み合わせ情報を受信したと判断すると(S1501)、第2の組み合わせ情報が正しいか否かを、第2の組み合わせ情報に付加されているパリティビットによって判断する(S1503)。
【0086】
CPU171は、第2の組み合わせ情報が正しいと判断すると、第2の組み合わせ情報から携帯電話端末ID、テレビ受像装置ID及びシリアル番号を抽出する(S1505)。CPU171は、携帯電話端末ID及びテレビ受像装置IDの組み合わせが認証端末DBに登録されているか否かを判断する(S1507)。具体的には、CPU171は、取得した携帯電話端末IDの値を認証端末DBの[携帯電話端末ID]列C701に有するレコードを抽出し、抽出したレコードの[テレビ受像装置ID]列C703の値に抽出したテレビ受像装置IDの値を存在するか否かを判断する。
【0087】
CPU171は、携帯電話端末ID及びテレビ受像装置IDの組み合わせが認証端末DBに登録されていると判断すると、コンテンツ情報DBから取得したシリアル番号に対応するコンテンツ情報IDを取得する(S1509)。CPU171は、取得したコンテンツ情報IDに対応するコンテンツ情報をハードディスク173から取得し(S1511)、取得したコンテンツ情報をテレビ受像装置13へ送信する(S1513)。なお、コンテンツ情報を送信する先であるテレビ受像装置13のネットワーク上の位置を特定する情報であるIPアドレスについては、第2の組み合わせ情報を取得する際に取得可能である。
【0088】
CPU171は、ステップS1503において第1の組み合わせ情報が正しくないと判断した場合、及び、携帯電話端末ID及びテレビ受像装置IDの組み合わせが認証端末DBに登録されていないと判断した場合は、その旨をコンテンツ情報の要求者である携帯電話11のユーザに対して注意を喚起する情報をテレビ受像装置13へ送信する。テレビ受像装置13のCPU171は、当該情報をディスプレイ136へ表示し、ユーザに対して注意を喚起する。
【0089】
5. 具体例
5.1. 登録された携帯電話11及びテレビ受像装置13を用いる場合
最初に認証端末DBに登録した携帯電話11及びテレビ受像装置13を用いて、コンテンツ情報の再提供を受けようとする場合を考える。このような場合は、携帯電話11のユーザが一度提供を受けたコンテンツ情報について、後日、再度、登録した際のテレビ受像装置13によってコンテンツ情報の提供を受けようとする場合がある。
【0090】
上述の場合、コンテンツ情報提供サーバ17が獲得する第2のコンテンツ情報要求状が有する携帯電話端末ID及びテレビ装置IDは、認証端末DBに最初に登録したものと同一である。よって、コンテンツ情報提供サーバ17のCPU171は、図14におけるステップS1507において、携帯電話端末ID及びテレビ受像装置IDの組が認証端末DBに登録されていると判断し、コンテンツ情報の提供を行う。
【0091】
5.2. いずれか一方が登録されていない携帯電話11若しくはテレビ受像装置13を用いる場合
次に、携帯電話11若しくはテレビ受像装置13のうち、いずれか一方が登録されていないものを用いて、コンテンツ情報の提供を受けようとする場合を考える。このような場合は、認証端末DBに登録された携帯電話11から登録されていない携帯電話11’に、コンテンツ情報獲得可能通知メールを提供し、携帯電話11’のユーザがコンテンツ情報の提供を受けようとする場合、認証端末DBに登録された携帯電話11のユーザが登録されたテレビ受像装置13とは異なる第三者のテレビ受像装置13’でコンテンツ情報の提供を受けようとする場合等、第三者によるコンテンツ情報の獲得の場面が考えられる。
【0092】
上述の場合、コンテンツ情報提供サーバ17が獲得する第2のコンテンツ情報要求状が有する携帯電話端末ID若しくはテレビ装置IDのいずれかは、認証端末DBに最初に登録した際のものとは異なる。よって、コンテンツ情報提供サーバ17のCPU171は、図14におけるステップS1507において、携帯電話端末ID及びテレビ受像装置IDの組が認証端末DBに登録されていないと判断し、コンテンツ情報の提供を行わない。
【0093】
このように、第三者によるコンテンツ情報の獲得を防止することができるので、携帯電話11のユーザだけに、個別にコンテンツ情報を提供することが可能となる。
【0094】
[その他の実施例]
(1)URL情報及びシリアル番号の獲得
前述の実施例1においては、携帯電話11のユーザに対してコンテンツ提供可能通知メールを送信することによって、コンテンツ情報提供サーバ17のURL情報及びコンテンツ情報を識別するシリアル番号を当該ユーザに知らせた。しかし、URL情報提供サーバに接続するための接続情報及びコンテンツ情報を識別することができるコンテンツ特定情報を、ユーザに提供できるものであれば例示のものに限定されない。例えば、接続情報及びコンテンツ特定情報を含んだ2次元バーコードを商品のパッケージ等に付すことによって、ユーザに当該情報を提供するようにしてもよい。この場合、携帯電話11のユーザは、携帯電話11に付随するカメラ機能を用いた2次元バーコード読み取り機能を用いて、商品に貼付された2次元バーコードを読み取り、接続情報及びコンテンツ特定情報を獲得すればよい。なお、2次元バーコードにURL情報以外にシリアル番号を含ませるようにすることによって、当該商品の購買証明としての機能を実現することが可能となる。
【0095】
また、2次元バーコードについては、商品に貼付されたもの以外に、テレビ放送の広告画面上に表示する場合、駅のポスター等に表示する場合等であってもよい。
【0096】
さらに、携帯電話11のブラウザ機能を用いてウェブサイトの接続情報であるURL情報を獲得するようにしてもよい。この場合、ウェブサイトとして当該携帯電話11のユーザ専用のサイト(いわゆるMyページ)を用いるようにすれば、当該MyページのURLにコンテンツ特定情報であるシリアル番号を含ませることによって、携帯電話11はMyページにアクセスするだけで、URL情報及びシリアル番号を獲得することができる。
【0097】
また、ウェブサイトのソースに含まれるシリアル番号を獲得するようにしてもよい。この場合、ウェブサイトのソースにXML等の記述言語を用いてシリアル番号やURL情報を特定する所定のタグを設定しておき、ブラウザ機能によって当該URL情報やシリアル番号を獲得するようにすればよい。なお、所定のタグを認識する機能は、例えばプラグイン等を用いてブラウザ機能に持たせるようにすればよい。
【0098】
さらに、携帯電話11にいわゆるワンセグ放送受信機能を持たせることによって、ワンセグ放送のデータに含まれるURL情報を獲得することも可能となる。例えば、ワンセグ放送の広告に対応するURL情報をデータとして含ませておくことによって、当該広告に対応するURL情報を獲得することが可能となる。
【0099】
さらに、接続情報であるURL情報及び/若しくはコンテンツ特定情報であるシリアル番号を獲得する方法としては、携帯電話11にメモリカードリーダ機能を持たせ、対応するメモリカードからURL情報やシリアル番号を獲得するようにしてもよい。
【0100】
さらに、携帯電話11にICタグリーダ機能を持たせて、商品等付されたICタグからURL情報やシリアル番号を獲得するようにしてもよい。
【0101】
(2)第1の組み合わせ情報、第2の組み合わせ情報
前述の実施例1においては、シリアル番号及び携帯電話端末IDに基づき第1の組み合わせ情報を生成し、テレビ受像装置13に送信した。しかし、シリアル番号及び携帯電話端末IDをテレビ受像装置13に送信できるのであれば、例示のものに限定されない。例えば、両者を別々に送信するようにしてもよい。
【0102】
第2の組み合わせ情報についても同様である。
【0103】
(3)認証端末DBの生成
前述の実施例1における認証端末DBは、事前に携帯電話11からテレビ受像装置13を介した登録手続を、携帯電話11のユーザに行ってもらうことによって、生成することができる。なお、登録手続については、一般的な携帯電話等を用いたデータベースに対する登録手続を用いればよい。
【0104】
また、前述の実施例1においては、認証端末DBを用いてテレビ受像装置13と、当該テレビ受像装置13を使用するユーザの携帯電話との認証を行った。さらに、携帯電話11と、当該携帯電話11に対して送信したコンテンツ情報獲得可能通知メールに含まれるシリアル番号とを関連付けて登録したシリアル番号データベース用いて、携帯電話11とコンテンツ情報獲得可能通知メールとの認証を行うようにしてもよい。これにより、コンテンツ情報獲得可能通知メールを第3者に転送した場合に、当該コンテンツ情報獲得可能通知メールを最初に送信した携帯電話11の通信端末特定情報として、例えば、携帯電話11のメールアドレスを使用する。携帯電話11、テレビ受像装置13及びコンテンツ情報提供サーバ17は、前述の実施例1において携帯電話端末IDに代えてメールアドレスを用いて、第1のコンテンツ情報要求処理、第2のコンテンツ情報要求処理、及びコンテンツ情報提供処理を行う。このように、携帯電話11とコンテンツ情報獲得可能通知メールとの認証を行うことによって、当該コンテンツ情報獲得可能通知メールを送信した携帯電話11からのアクセスであるか否かを判断することができる。つまり、他人からコンテンツ情報獲得可能通知メールを受け取った第3者による不正なコンテンツ情報の取得を防止することができる。
【0105】
(4)コンテンツ情報DB
前述の実施例1においては、コンテンツ情報提供サーバ17のハードディスク173にコンテンツ情報DBを設けたが、コンテンツ情報を獲得することができるのであれば、例示のものに限定されない。例えば、コンテンツ情報DBをデータベースサーバとして、オンラインでコンテンツ情報提供サーバ17と接続するようにしてもよい。
【0106】
また、前述の実施例1においては、テレビ受像装置13は、コンテンツ情報をコンテンツ情報提供サーバ17から獲得するようにした。しかし、テレビ受像装置13がコンテンツ情報を獲得できるものであれば、例示のものに限定されない。例えば、DVDやハードディスク等の媒体を用いて、コンテンツ情報を獲得するようにしてもよい。この場合、当該媒体に含まれるコンテンツ情報に対して暗号化等の視聴制限処理を施しておき、テレビ受像装置13は、許可情報として当該視聴制限を解除するための解除情報を、コンテンツ情報提供サーバ17から獲得するようにすればよい。
【0107】
(5)携帯電話11
前述の実施例1においては、携帯電話11を用いてコンテンツ情報を獲得するものとしたが、通信端末特定情報を有し、接続情報及びコンテンツ特定情報を獲得でき、テレビ受像装置に対するデータの送信ができるものであれば、例示のものに限定されない。例えば、テレビ受像装置13のリモコンであってもよい。
【0108】
通信端末としてテレビ受像装置13のリモコン(以下、テレビリモコンとする。)を用いる場合、自らを一意に特定する通信端末特定情報を、テレビリモコンに予め付与しておけばよい。また、テレビリモコンが接続情報及びコンテンツ特定情報を獲得する方法としては、テレビリモコンにバーコードリーダ機能やメモリカードリーダ機能を持たせるようにすればよい。
【0109】
テレビリモコンにバーコードリーダ機能を持たせる場合、テレビ受像装置13のディスプレイ136に表示されたバーコードをバーコードリーダ機能の一部であるカメラ機能を介して獲得することによって、当該バーコードに含まれている接続情報及びコンテンツ特定情報を獲得すればよい。なお、バーコードを獲得する対象としては、雑誌の広告等であってもよい。
【0110】
また、テレビリモコンにメモリカードリーダ機能を持たせる場合、接続情報及びコンテンツ特定情報を獲得できる他の装置(例えば、パソコン)を介してメモリカードに接続情報及びコンテンツ特定情報を記憶し、当該メモリカードをテレビリモコンの接続情報及びコンテンツ特定情報をメモリカードリーダ機能を介して獲得するようにすればよい。なお、接続情報及びコンテンツ特定情報を獲得できる他の装置としては、パソコンに限らず、携帯電話、携帯情報端末(PDA)等であってもよい。
【0111】
このように、通信端末としてテレビリモコンを利用する場合、当該テレビリモコンのユーザによる登録操作によって認証端末DBを生成する以外に、テレビ受像装置13の製造・出荷段階で、予めテレビ受像装置13と対応するテレビリモコンとを関連付けたデータベースを生成しておき、当該データベースを用いて認証端末DBに登録するようにしてもよい。また、テレビ受像装置13と対応するテレビリモコンとを関連付けたデータベースを用いて認証を行うようにしてもよい。この場合、認証端末DBを用いなくてもよいという利点がある。
【0112】
なお、前述のテレビリモコンを用いる場合は、その他の通信端末を用いる場合にも適用可能である。
【0113】
(6)赤外線通信
前述の実施例1においては、携帯電話11とテレビ受像装置13との間のデータの送受信を赤外線通信を介して行うものとしたが、データの送受信を行うことができるのであれば、例示のものに限定されない。例えば、近距離、遠距離を問わず無線通信を利用するようにしてもよい。
【0114】
(7)コンテンツ提供可能通知メール
前述の実施例1においては、コンテンツ情報獲得可能通知メールとして図9に示すものを例示したが、URL情報及びシリアル番号を提供できるものであれば、例示のものに限定されない。例えば、コンテンツ情報獲得可能通知メールのヘッダにシリアル番号を含めるようにしてもよい。この場合、シリアル番号を識別するタグを予め設定しておき、携帯電話11の携帯電話プログラムにおいて当該タグを識別するようにすればよい。また、URL情報をヘッダに含め、URL情報を特定するタグを設定しておくようにしてもよい。
【0115】
(8)フローチャートにおける処理の順番
前述の実施例1においては、図に示した各フローチャートに基づいて、各処理を実現するようにした。しかし、各処理を実現できるものであれば、各フローチャート内における処理の順番は例示のものに限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0116】
【図1】本発明における実施例1に係るコンテンツ情報提供システムの機能ブロック図を示した図である。
【図2】コンテンツ情報提供システム1のハードウェア構成を示した図である。
【図3】図2における携帯電話11のハードウェア構成を示した図である。
【図4】図2におけるテレビ受像装置13のハードウェア構成を示した図である。
【図5】図2におけるコンテンツ情報提供サーバ17のハードウェア構成を示した図である。
【図6】コンテンツ情報DBの一例を示した図である。
【図7】認証端末DBの一例を示した図である。
【図8】コンテンツ情報提供システム1の動作の概要を示したフローチャートである。
【図9】コンテンツ情報獲得可能通知メールを示した図である。
【図10】第1のコンテンツ情報要求処理を示したフローチャートである。
【図11】コンテンツ情報獲得可能通知メールを示した図である。
【図12】コンテンツ情報獲得可能通知メールを示した図である。
【図13】コンテンツ情報獲得可能通知メールを示した図である。
【図14】第2のコンテンツ情報要求処理を示したフローチャートである。
【図15】コンテンツ情報提供処理を示したフローチャートである。
【図16】従来のコンテンツ情報提供システム100を示した図である。
【符号の説明】
【0117】
1・・・・・コンテンツ情報提供システム
11・・・・・携帯電話
13・・・・・テレビ受像装置
17・・・・・コンテンツ情報提供サーバ
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供システムであって、特に、ユーザに対する個別広告を可能としつつ、第三者の利益取得を防止するものに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のコンテンツ情報提供システムについて図16を用いて説明する。コンテンツ情報提供システム100は、携帯電話101、サーバ102、データベース103(DB103)、デジタルテレビ受信機111、及び店舗端末112を有している。デジタルテレビ受信機111は、携帯電話101のユーザが所有するデジタルテレビ受信機である。デジタルテレビ受信機111は、電話回線あるいは家庭内LANを介してインターネットと接続する機能を備えている。また、デジタルテレビ受信機111は、赤外線通信機能を有しており、赤外線通信機能を有する携帯電話101と通信を行うことが可能である。
【0003】
デジタルテレビ受信機111において、例えば、「携帯電話機からデジタルテレビにID情報を送信すれば、この商品(例えば、コンテンツ情報)の割り引きクーポンがもらえます。」というようなコメントが表示されたCMがBMLによって表示されているとする。クーポンを獲得しようとするユーザは、携帯電話101に予めダウンロードされているアプリを起動する。携帯電話101は、CM中のユーザ操作に基づいてアプリからUID情報(ユーザ識別情報)を、赤外線通信機能によってデジタルテレビに送信する。デジタルテレビ111は、UIDを受信すると、BMLによる制御によって携帯電話101から受信したUIDを当該CMの識別情報であるCMIDと共にBMLによって指定されているサーバ102に送信する。
【0004】
サーバ102は、CMIDおよびUIDを受信すると、CMIDおよびUIDを含む、暗号化された固有の識別情報であるシリアルIDを生成する。サーバ102は、このシリアルIDをメールで該当する携帯電話101に送信する。サーバ102は、シリアルIDをDB103に登録する。携帯電話101は、メールを受信すると、アプリによってメール中のシリアルIDを保存する。
【0005】
携帯電話101のユーザは、商品を購入する際に、クーポン使用可能な店舗にシリアルIDを保存した携帯電話101を携帯して行く。携帯電話101は、ユーザによってアプリが起動されたと判断すると、赤外線通信機能を使用して店舗端末112にシリアルIDを送信する。店舗端末112は、シリアルIDを受信すると、店舗端末112からサーバ102にシリアルIDを送信する。サーバ102は、シリアルIDを受信すると、受信したシリアルIDがDB103にあるか否かを判定する。サーバ102は、判定結果が肯定の場合にはクーポン使用可能であると判断し、否定の場合にはクーポン使用不可であると判断する。
【0006】
サーバ102は、クーポン使用可能か否かという認証結果を店舗端末112に送信する。店舗端末112は、認証結果を表示する。店員はこの結果を見て、クーポン使用の可否を決定する。これにより、携帯電話101のユーザは、クーポンを用いて商品を獲得することが可能となる。
【0007】
【特許文献1】特開2005−333399
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
前述のコンテンツ情報提供システム100には、次のような問題点がある。携帯電話101のユーザが、クーポンを獲得するにあたって元となった広告は、デジタルテレビ111に表示されたCMである。ここで、デジタルテレビ111に表示されるCMは、一般的なデジタル放送波を介して提供されるものである。つまり、万人、すなわちマスに対して平等に提供される広告である。よって、広告を提供する広告提供者からみれば、広告の対象者に個別に広告することができず、広告の訴求力が高くない、という問題点がある。
【0009】
また、クーポンとして用いるシリアルIDは、クーポンを獲得したクーポン獲得者若しくは当該クーポン獲得者が使用する携帯電話101に固有のものではないため、あるクーポン獲得者が獲得したシリアルIDを第三者に携帯電話101等の機能を介して提供すると、本来のクーポン獲得者でない第三者がクーポンを獲得することができる、という問題点がある。このような第三者によるクーポン獲得は、マスを対象とした広告においては問題となるケースは少ない。しかし、個別広告においては、広告提供者は所定の者に対してのみ利益を供与することが可能であり、第三者による利益の取得が可能となれば、個別広告を行うメリットがなくなる、という問題点がある。
【0010】
さらに、デジタルテレビ111は、単にデジタル放送におけるCMを獲得する装置として使用されているにすぎない、という問題点がある。
【0011】
そこで、本発明は、ユーザに対する個別広告を可能としつつ、第三者の利益取得を防止するコンテンツ情報提供システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明に関する課題を解決するための手段及び発明の効果を以下に示す。
【0013】
(1)本発明に係るコンテンツ情報提供システムでは、前記通信端末は、自らを一意に特定する通信端末特定情報を記憶する通信端末特定情報記憶手段、前記コンテンツ情報提供装置に接続するための接続情報及びコンテンツ情報を特定するコンテンツ特定情報を有するコンテンツ提供情報を獲得するコンテンツ提供情報獲得手段、前記接続情報、前記コンテンツ特定情報、及び前記通信端末特定情報を第1のコンテンツ要求情報として、赤外線通信機能を介して前記テレビ受像装置へ提供する第1のコンテンツ要求情報提供手段、を有し、前記テレビ受像装置は、自らを一意に特定するテレビ受像装置特定情報を記憶するテレビ受像装置特定情報記憶手段、前記第1のコンテンツ要求情報を赤外線通信機能を介して獲得する第1のコンテンツ要求情報獲得手段、前記テレビ受像装置特定情報と、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報及び前記通信端末特定情報と、を第2のコンテンツ要求情報として、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記接続情報に基づいて、前記コンテンツ情報提供装置へ提供する第2のコンテンツ要求情報提供手段、前記コンテンツ情報を獲得するコンテンツ情報獲得手段、獲得した前記コンテンツ情報を表示するコンテンツ情報表示手段、
を有し、前記コンテンツ情報提供装置は、前記第2のコンテンツ要求情報を獲得する第2のコンテンツ情報要求情報獲得手段、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断するコンテンツ情報提供可否判断手段、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報を獲得するコンテンツ情報獲得手段、前記コンテンツ情報の提供が可能である場合に、対応する前記コンテンツ情報を前記テレビ受像装置へ提供するコンテンツ情報提供手段を有している。
【0014】
これにより、コンテンツ提供情報を獲得した通信端末のユーザは、所定のテレビ受像装置を用いた場合に、コンテンツ情報を提供を受けることができる。つまり、コンテンツ情報の提供者にとっては、所望の通信端末のユーザにコンテンツ情報を提供することができるので、ユーザに対して個別の利益供与を行うことが可能となる。また、コンテンツ情報はテレビ受像装置に表示するので、高画質・高詳細なコンテンツ情報を提供することができる。
【0015】
(2)(8)(13)本発明に係るコンテンツ情報提供装置、コンテンツ情報提供プログラム、若しくはコンテンツ情報提供方法では、前記テレビ受像装置を一意に特定し、コンテンツ情報の提供を要求する通信端末を一意に特定する通信端末特定情報、前記コンテンツ情報を一意に特定するコンテンツ特定情報を第2のコンテンツ要求情報として獲得し、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断し、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報を獲得し、前記コンテンツ情報の提供が可能である場合に、対応する前記コンテンツ情報を前記テレビ受像装置へ提供する。
【0016】
これにより、通信端末のユーザが所定のテレビ受像装置を用いた場合に、コンテンツ情報を提供をすることができる。つまり、コンテンツ情報の提供者にとっては、所望の通信端末のユーザにコンテンツ情報を提供することができるので、ユーザに対して個別の利益供与を行うことが可能となる。また、コンテンツ情報はテレビ受像装置に表示するので、高画質・高詳細なコンテンツ情報を提供することができる。
【0017】
(3)(9)(14)本発明に係るコンテンツ情報提供装置、コンテンツ情報提供プログラム、若しくはコンテンツ情報提供方法では、前記テレビ受像装置を一意に特定するテレビ受像装置特定情報、コンテンツ情報の提供を要求する通信端末を一意に特定する通信端末特定情報、前記コンテンツ情報を一意に特定するコンテンツ特定情報を第2のコンテンツ要求情報として獲得し、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断し、前記コンテンツ情報の提供が可能である場合に、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報の表示を許可する許可情報を前記テレビ受像装置へ提供する。
【0018】
これにより、通信端末のユーザが所定のテレビ受像装置を用いた場合に、コンテンツ情報を表示するための許可情報を提供をすることができる。つまり、コンテンツ情報の提供者にとっては、コンテンツ情報を通信以外の媒体によって提供し、一方で所望の通信端末のユーザに許可情報を提供することができるので、コンテンツ情報の大量提供とユーザに対する個別の利益供与とを同時に行うことが可能となる。また、コンテンツ情報はテレビ受像装置に表示するので、高画質・高詳細なコンテンツ情報を提供することができる。
【0019】
(4)(10)本発明に係るコンテンツ情報提供装置、コンテンツ情報提供プログラム、若しくはコンテンツ情報提供方法では、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報が、前記コンテンツ情報の提供が可能な前記テレビ受像装置と前記通信端末とが関連付けられている認証端末テーブルに登録されているか否かを判断することによって、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断する。
【0020】
これにより、予め認証端末テーブルを用意しておくだけで、第三者によるコンテンツ情報の獲得か否かを容易に判断することが可能となる。
【0021】
(5)(11)(15)本発明に係るテレビ受像装置、コンテンツ情報表示プログラム、若しくはコンテンツ情報表示方法では、自らを一意に特定するテレビ受像装置特定情報を記憶し、コンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供装置に接続するための接続情報、前記コンテンツ情報を特定するコンテンツ特定情報、及び前記通信端末を一意に特定する通信端末特定情報を第1のコンテンツ要求情報として獲得し、前記テレビ受像装置特定情報と、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報及び前記通信端末特定情報と、を第2のコンテンツ要求情報として、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記接続情報に基づいて、前記コンテンツ情報提供装置へ提供し、前記コンテンツ情報を獲得し、獲得した前記コンテンツ情報を表示する。
【0022】
これにより、第1のコンテンツ要求情報を獲得するだけ、テレビ受像装置は、コンテンツ情報提供装置へ接続することができる。よって、テレビ受像装置にいて接続情報の入力等の煩雑な作業を省略することが可能となる。また、コンテンツ情報はテレビ受像装置に表示するので、高画質・高詳細なコンテンツ情報を表示することができる。
【0023】
(6)(12)(16)本発明に係るテレビ受像装置、コンテンツ情報表示プログラム、若しくはコンテンツ情報表示方法では、自らを一意に特定するテレビ受像装置特定情報を記憶し、コンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供装置に接続するための接続情報、前記コンテンツ情報を特定するコンテンツ特定情報、及び前記通信端末を一意に特定する通信端末特定情報を第1のコンテンツ要求情報として獲得し、前記テレビ受像装置特定情報と、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報及び前記通信端末特定情報と、を第2のコンテンツ要求情報として、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記接続情報に基づいて、前記コンテンツ情報提供装置へ提供し、前記コンテンツ情報を獲得し、前記コンテンツ情報の表示を許可する許可情報を獲得し、前記許可情報に基づいて、前記コンテンツ情報を表示する。
【0024】
これにより、第1のコンテンツ要求情報を獲得するだけ、テレビ受像装置は、コンテンツ情報提供装置へ接続することができる。よって、テレビ受像装置にいて接続情報の入力等の煩雑な作業を省略することが可能となる。また、コンテンツ情報を通信以外の媒体によって獲得し、一方で通信によって許可情報を獲得することができるので、コンテンツ情報の大量提供とユーザに対する個別の利益供与とを同時に行うことが可能となる。さらに、コンテンツ情報はテレビ受像装置に表示するので、高画質・高詳細なコンテンツ情報を表示することができる。
【0025】
(7)本発明に係るテレビ受像装置、コンテンツ情報表示プログラム、若しくはコンテンツ情報表示方法では、赤外線通信機能を介して、前記第1のコンテンツ要求情報を獲得する。
【0026】
これにより、赤外線通信機能を有する既存の通信端末及びテレビ受像装置を用いることが可能となる。
【0027】
ここで、請求項に記載されている要素と実施例における要素との対応関係を示す。通信端末は携帯電話11に、テレビ受像装置はテレビ受像装置13に、コンテンツ情報提供装置はコンテンツ情報配信サーバ17に、それぞれ該当する。
【0028】
通信端末特定情報記憶手段はメモリ112に、コンテンツ提供情報獲得手段はCPU111及び携帯電話用通信制御回路117に、第1のコンテンツ要求情報提供手段はCPU111及び赤外線通信制御回路118に、それぞれ対応する。
【0029】
また、テレビ受像装置特手情報記憶手段はROM133に、第1のコンテンツ要求情報獲得手段は赤外線回路130及びCPU111に、第2のコンテンツ要求情報提供手段はCPU131、メモリ132及びデータ通信回路134に、コンテンツ情報獲得手段はCPU131及びデータ通信回路134に、コンテンツ情報表示手段はCPU131、メモリ132、画像処理回路137及びディスプレイ139に、それぞれ該当する。
【0030】
さらに、第2のコンテンツ要求情報獲得手段はCPU171及び通信回路178に、コンテンツ情報提供可否判断手段はCPU171及びメモリ172に、コンテンツ情報獲得手段はCPU171及びハードディスク173に、コンテンツ情報提供手段は、CPU171、メモリ172及び通信回路178に、それぞれ該当する。
【0031】
コンテンツ提供情報獲得手段はステップS911の処理を、第1のコンテンツ要求情報提供手段はステップS913〜S917、S1001〜S1017の処理を、それぞれ実行する。
【0032】
また、第1のコンテンツ要求情報獲得手段はステップS1401の処理を、第2のコンテンツ要求情報提供手段はステップS1403〜S1409の処理を、コンテンツ情報獲得手段はステップS933の処理を、コンテンツ情報表示手段はステップS935の処理を、それぞれ実行する。
【0033】
さらに、第2のコンテンツ要求情報獲得手段はステップS1501の処理を、コンテンツ情報提供可否判断手段はステップS1503〜S1507の処理を、コンテンツ情報獲得手段はステップS1509、S1511の処理を、コンテンツ情報提供手段はステップS1513の処理を、それぞれ実行する。
【0034】
コンテンツ提供情報はコンテンツ提供可能通知メールに、接続情報はURL情報に、コンテンツ特定情報はシリアル番号に、それぞれ対応する。
【0035】
第1のコンテンツ要求情報は第1の組み合わせ情報に、通信端末特定情報は携帯電話端末IDに、それぞれ対応する。
【0036】
第2のコンテンツ要求情報は第2の組み合わせ情報に、テレビ受像装置特定情報はテレビ受像装置IDに、それぞれ該当する。
【0037】
認証端末テーブルは、認証端末DBに対応する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0038】
本発明におけるコンテンツ情報提供システムの実施例を以下において説明する。
【実施例1】
【0039】
1. コンテンツ情報提供システムの機能
本発明に係るコンテンツ情報提供システムM1の機能を図1に示す機能ブロック図に基づき説明する。コンテンツ情報提供システムM1は、通信端末M3、テレビ受像装置M5及びコンテンツ情報提供装置M7を有している。
【0040】
通信端末M3は、通信端末特定情報記憶手段m301、コンテンツ提供情報獲得手段m303、及び第1のコンテンツ要求情報提供手段m305を有している。
【0041】
通信端末特定情報記憶手段m301は、自らを一意に特定する通信端末特定情報を記憶する。コンテンツ提供情報獲得手段m303は、前記コンテンツ情報提供装置に接続するための接続情報及びコンテンツ情報を特定するコンテンツ特定情報を有するコンテンツ提供情報を獲得する。第1のコンテンツ要求情報提供手段m305は、前記接続情報、前記コンテンツ特定情報、及び前記通信端末特定情報を第1のコンテンツ要求情報として、赤外線通信機能を介して前記テレビ受像装置へ提供する。
【0042】
テレビ受像装置M5は、テレビ受像装置特定情報記憶手段m501、第1のコンテンツ要求情報獲得手段m503、第2のコンテンツ要求情報提供手段m505、コンテンツ情報獲得手段m507、及びコンテンツ情報表示手段m509を有している。
【0043】
テレビ受像装置特定情報記憶手段m501は、自らを一意に特定するテレビ受像装置特定情報を記憶する。第1のコンテンツ要求情報獲得手段m503は、前記第1のコンテンツ要求情報を赤外線通信機能を介して獲得する。第2のコンテンツ要求情報提供手段m505は、前記テレビ受像装置特定情報と、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報及び前記通信端末特定情報と、を第2のコンテンツ要求情報として、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記接続情報に基づいて、前記コンテンツ情報提供装置へ提供する。コンテンツ情報獲得手段m507は、前記コンテンツ情報を獲得する。コンテンツ情報表示手段m509は、獲得した前記コンテンツ情報を表示する。
【0044】
コンテンツ情報提供装置M7は、第2のコンテンツ情報要求情報獲得手段m701、コンテンツ情報提供可否判断手段m703、コンテンツ情報獲得手段m705、及びコンテンツ情報提供手段m707を有している。第2のコンテンツ情報要求情報獲得手段m701は、前記第2のコンテンツ要求情報を獲得する。コンテンツ情報提供可否判断手段m703は、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断する。コンテンツ情報獲得手段m705は、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報を獲得する。コンテンツ情報提供手段m707は、前記コンテンツ情報の提供が可能である場合に、対応する前記コンテンツ情報を前記テレビ受像装置へ提供する。
【0045】
これにより、通信端末のユーザが所定のテレビ受像装置を用いた場合に、コンテンツ情報を提供をすることができる。つまり、コンテンツ情報の提供者にとっては、所望の通信端末のユーザにコンテンツ情報を提供することができるので、ユーザに対して個別の利益供与を行うことが可能となる。また、コンテンツ情報はテレビ受像装置に表示するので、高画質・高詳細なコンテンツ情報を提供することができる。
【0046】
2. ハードウェア構成
2.1. コンテンツ情報提供システム1のハードウェア構成
コンテンツ情報提供システム1のハードウェア構成を図2を用いて説明する。コンテンツ情報提供システム1は、携帯電話11、テレビ受像装置13及びコンテンツ情報提供サーバ17を有している。
【0047】
携帯電話11及びテレビ受像装置13は、赤外線通信機能を有しており、当該機能を介して互いにデータの送受信が可能である。テレビ受像装置13とコンテンツ情報提供サーバ17は、無線若しくは優先LANによって接続されており、互いにデータの送受信が可能である。
【0048】
以下において、携帯電話11、テレビ受像装置13、及びコンテンツ情報提供サーバ17のハードウェア構成を説明する。
【0049】
2.2. 携帯電話11のハードウェア構成
携帯電話11のハードウェア構成を図3に基づいて説明する。携帯電話11は、CPU111、メモリ112、キーボード114、スピーカ115、ディスプレイ116、携帯電話通信制御回路117及び赤外線通信制御回路118を備えている。
【0050】
CPU111は、メモリ112に記録されているオペレーティング・システム(OS)、赤外線送受信アプリケーション、携帯電話アプリケーション等その他のアプリケーションに基づいた処理を行う。なお、携帯電話アプリケーションとしては、音声通話アプリケーション、webブラウザ等がある。赤外線送受信アプリケーションについては後述する。
【0051】
メモリ112は、CPU211に対して作業領域を提供する。また、メモリ112は、OS、赤外線送受信アプリケーション、携帯電話アプリケーション等のアプリケーション・プログラム、及び携帯電話を一意に特定する携帯電話IDを記録保持している。
【0052】
キーボード114は、外部からの命令を受け付ける。スピーカー115は、音声データを外部に出力する。ディスプレイ116は、テレビ放送やデータ放送、及びユーザーインターフェイス等の画像を表示する。
【0053】
携帯電話通信制御回路117は、携帯電話通信回線を利用した電話及びデータの送受信を実現する。赤外線通信制御回路118は、他の通信機器と赤外線を用いたデータの送受信を実現する。
【0054】
2.3. テレビ受像装置13のハードウェア構成
テレビ受像装置13のハードウェア構成を図4に基づいて説明する。テレビ受像装置13は、CPU131、メモリ132、ROM133、データ通信回路134、チューナ135、画像処理回路137、スピーカ138、及びディスプレイ139を有している。
【0055】
CPU131は、ROM133に記録されているオペレーティング・システム(OS)、テレビ受像装置プログラム等その他のアプリケーションに基づき、各構成要素を制御し、所定の処理を行う。メモリ132は、書き換え可能に構成されており、CPU131に作業領域を提供するとともに、一時的に情報を記録する。ROM133は、OS、及びコンテンツ情報の要求処理や表示処理等を行うためのテレビ受像装置プログラム等のアプリケーション・プログラムを記録・保持している。
【0056】
データ通信回路134は、双方向ネットワークを介して、携帯電話IDやコンテンツ情報等のデータの送受信を行う。チューナ135は、トランスポートストリームを選択的に受信する。画像処理回路137は、チューナ135を介して受信したトランスポートストリームやデータ通信回路134を介して受信したコンテンツ情報等のデータに基づいて、音声データ及びテレビ画面情報を生成する。
【0057】
スピーカ138は、画像処理回路137が生成した音声データに基づき音声を発生する。ディスプレイ139は、画像処理回路137が生成したテレビ画面情報に基づいた映像を表示する。
【0058】
2.4. コンテンツ情報提供サーバ17のハードウェア構成
コンテンツ情報提供サーバ17のハードウェア構成を図5に基づいて説明する。コンテンツ情報提供サーバ17は、CPU171、メモリ172、ハードディスク173及び通信回路178を備えている。また、コンテンツ情報提供サーバ17には、キーボード174、マウス175、ディスプレイ176、CD−ROMドライブ177が接続されている。
【0059】
CPU171は、ハードディスク173に記録されているオペレーティング・システム(OS)、コンテンツ情報提供サーバプログラム等その他のアプリケーションに基づいた処理を行う。メモリ172は、CPU171に対して作業領域を提供する。ハードディスク173は、オペレーティング・システム(OS)、コンテンツ情報提供サーバプログラム等その他のアプリケーション及び許諾情報等の各種データを記録保持する。なお、ハードディスク173に記録されているコンテンツ情報データベース(以下、コンテンツ情報DBとする。)及び認証端末データベース(以下、認証端末DBとする。)については後述する。通信回路178は、ネットワークに接続する通信回路を有しており、テレビ受像装置13等の外部の通信機器とデータの送受信を行う。
【0060】
キーボード174、マウス175は、外部からの命令を受け付ける。ディスプレイ176は、ユーザーインターフェイス等の画像を表示する。CD−ROMドライブ177は、コンテンツ情報配信サーバプログラムが記録されているCD−ROM179からコンテンツ情報提供サーバプログラム及び他のCD−ROMからその他のアプリケーションのプログラムを読み取る等、CD−ROMからのデータの読み取りを行う。
【0061】
3. データ
コンテンツ情報提供サーバ17が有するコンテンツ情報DB及び登録情報DBを以下において説明する。
【0062】
3.1. コンテンツ情報DB
コンテンツ情報DBとは、コンテンツ情報を一意に特定するコンテンツ情報IDとコンテンツ情報の提供を受ける携帯電話11のユーザに対応して付与するシリアル番号とが関連付けられて登録されている。
【0063】
シリアル番号とは、コンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供者が、コンテンツ情報の提供を受ける被提供者に対して、コンテンツ情報を提供することを事前に知らせるコンテンツ情報獲得可能通知メールに含まれる番号であって、被提供者を特定する番号、被提供者が属する属性(性別、年代、趣味等)を特定する番号等をいう。
【0064】
コンテンツ情報提供者は、被提供者に対応するシリアル番号を含むコンテンツ情報獲得可能通知メールを被提供者に提供することによって、被提供者毎に最適なコンテンツ情報を容易に提供することが可能となる。
【0065】
コンテンツ情報DBの一例を図6に示す。コンテンツ情報DBは、[コンテンツ情報ID]列C601、[シリアル番号]列C603を有している。[コンテンツ情報ID]列C601には、コンテンツ情報IDが記述される。[シリアル番号]列C603には、コンテンツ情報ID毎に、当該コンテンツ情報IDに対応付けられた一又は複数のシリアル番号が記述される。
【0066】
例えば、図6においては、コンテンツ情報ID「00100」のコンテンツ情報は、シリアル番号「111111」〜「111199」を含むコンテンツ情報獲得可能通知メールを受け取ったユーザに対して提供されるものである場合、[コンテンツ情報ID]列C601に値「00100」が、対応する[シリアル番号]列C603には値「111111」〜「111199」が、それぞれ記述される。
【0067】
3.2. 認証端末DB
認証端末DBとは、コンテンツ情報提供サーバ17からコンテンツ情報を受信することが可能なテレビ受像装置13と、当該テレビ受像装置13を使用するユーザの携帯電話とが、関連付けて登録されたデータベースである。
【0068】
認証端末DBの一例を図7に示す。認証端末DBは、[携帯電話端末ID]列C701及び[テレビ受像装置ID]列C703を有している。[携帯電話端末ID]列C701には、携帯電話11を一意に特定する携帯電話端末IDが記述される。[テレビ受像装置ID]列C703には、テレビ受像装置13を一意に特定するテレビ受像装置IDが記述される。
【0069】
このように、携帯電話11とテレビ受像装置13とを関連づけて登録することによって、高画質・高詳細のコンテンツ情報を。所望の携帯電話11のユーザに対して、提供することができる。また、第三者によるコンテンツ情報の取得を防止することができる。
【0070】
4. コンテンツ情報提供システム1の動作
コンテンツ情報提供システム1の動作の概要を図8を用いて説明する。携帯電話11のCPU111は、メールサーバ等からコンテンツ情報獲得可能通知メールを獲得したか否かを判断する(S911)。コンテンツ情報獲得可能通知メールは、コンテンツ情報を獲得することができるという利益を得たことを、携帯電話11にユーザに通知するための電子メールである。例えば、ある商品を購入したユーザに対して、プレミアムとしてコンテンツ情報を提供する場合が考えられる。この場合、商品の提供者(メーカー等)は、携帯電話11のメールアドレスを事前にデータベースに登録してもらうことによって、コンテンツ情報獲得可能通知メールを所望のユーザに送信することが可能となる。
【0071】
携帯電話11のディスプレイ116(図3参照)に表示されたコンテンツ情報獲得可能通知メールの一例を図9に示す。コンテンツ情報獲得可能通知メールとは、コンテンツ情報の提供者が、当該ユーザはコンテンツ情報を獲得することが可能であることを、携帯電話11のユーザに対して個別に知らせる電子メールである。コンテンツ情報獲得可能通知メールには、アクセス情報を有している。アクセス情報I1は、コンテンツ情報を獲得する際にアクセスする必要があるネットワーク上の位置を特定するURL情報I3及びコンテンツ情報を特定するシリアル番号I5を有している。このように、コンテンツ情報獲得可能通知メールにシリアル番号を含めることによって、ユーザ毎に異なるコンテンツ情報を提供することが可能となる。また、提供するコンテンツ情報を容易に判別することが可能となる。
【0072】
図8に戻って、携帯電話11のCPU111は、メールサーバ等からコンテンツ情報獲得可能通知メールを獲得したと判断すると(S911)、電子メールアプリケーションを実行する(S913)。そして、CPU111は、赤外線送受信アプリケーションを起動する(S915)。CPU111は、赤外線送受信アプリケーションに基づいて、第1のコンテンツ情報要求処理を実行する(S917)。CPU111は、第1のコンテンツ情報要求処理によって生成した第1の組み合わせ情報(後述)及びURL情報をテレビ受像装置13へ送信する。
【0073】
テレビ受像装置13のCPU131は、第1の組み合わせ情報及びURL情報を受信したと判断すると、第2のコンテンツ情報要求処理を実行する(S931)。CPU131は、第2のコンテンツ情報要求処理によって、第2の組み合わせ情報を生成し、URL情報とともにコンテンツ情報提供サーバ17へ送信する。
【0074】
コンテンツ情報提供サーバ17のCPU171は、第2の組み合わせ情報を生成を獲得したと判断すると、コンテンツ情報提供処理を実行し(S971)、対応するコンテンツ情報をテレビ受像装置13へ送信する。
【0075】
テレビ受像装置13のCPU131は、コンテンツ情報を獲得したと判断すると(S933)、対応するアプリケーションを実行し、コンテンツ情報をディスプレイ139に表示する(図4参照)。
【0076】
以下において、携帯電話11の第1のコンテンツ情報要求処理、テレビ受像装置13の第2のコンテンツ情報要求処理、及びコンテンツ情報提供サーバ17のコンテンツ情報提供信処理について説明する。
【0077】
4.1. 第1のコンテンツ情報要求処理
携帯電話11のCPU111が行う第1のコンテンツ情報要求処理について図10に示すフローチャートを用いて説明する。CPU111は、コンテンツ情報獲得可能通知メールからアクセス情報I1を抽出する(S1001)。具体的には、CPU111は、コンテンツ情報獲得可能通知メールから、「http://」で始まる文字列を抽出する。
【0078】
CPU111は、抽出したアクセス情報I1をディスプレイ139上でハイライト表示する(S1003)。アクセス情報I1がハイライト表示された状態を図11に示す。
【0079】
図10に戻って、CPU111は、ユーザによるキーボード114(図4参照)等の操作により、ハイライト表示が選択されたと判断すると(S1005)、ポップアップウィンドウP1を表示する(S1007)。ポップアップウィンドウP1が表示された状態を図12に示す。ポップアップウィンドウP1は、ハイライト表示されたアクセス情報をテレビ受像装置13へ赤外線通信回路を介して送信することを選択する項目「赤外線で送信」、及び、携帯電話11のブラウザアプリケーションを用いてハイライト表示されたアクセス情報にアクセスする項目「ブラウザで表示」を有している。携帯電話11のユーザは、キーボード114等の操作により「赤外線で送信」項目若しくは「ブラウザで表示」項目のいずれかを選択することができる。「赤外線で送信」項目が選択された状態を図13に示す。
【0080】
図10に戻って、CPU111は、「赤外線で送信」項目が選択されたと判断すると(S1009)、アクセス情報I1からURL情報I3及びシリアル番号I5を抽出する(S1011)。さらに、CPU111は、メモリ112から携帯電話端末IDを取得する(S1013)。CPU111は、ステップS1011で抽出したシリアル番号及びステップS1011で取得した携帯電話端末IDを用い、第1の組み合わせ情報を生成する(S1015)。なお、第1の組み合わせ情報を生成する際に、シリアル番号及び携帯電話端末IDを用いたパリティビットを生成し、第1の組み合わせ情報に付加しておく。そして、CPU111は、生成した第1の組み合わせ情報及びURL情報I3を、赤外線通信制御回路118を介して、テレビ受像装置13へ送信する(S1017)。
【0081】
CPU111は、ステップS1009において「ブラウザで表示」項目が選択されたと判断すると、ブラウザアプリケーションを起動する(S1021)。そして、CPU111は、赤外線送受信アプリケーションからブラウザアプリケーションへアクセス情報を提供する(S1023)。
【0082】
4.2. 第2のコンテンツ情報要求処理
テレビ受像装置13における第2のコンテンツ情報要求処理について図14に示すフローチャートを用いて説明する。テレビ受像装置13のCPU131は、第1の組み合わせ情報及びURL情報I3を取得したと判断すると(1401)、第1の組み合わせ情報が正しいか否かを判断する(S1403)。具体的には、第1の組み合わせ情報に付加されたパリティビットを正誤を判断する。
【0083】
CPU131は、第1の組み合わせ情報が正しいと判断すると、メモリ132(図4参照)からテレビ受像装置IDを取得する(S1405)。そして、CPU131は、ステップS1401で取得した第1の組み合わせ情報及びステップS1405で取得したテレビ受像装置IDを用いて、第2の組み合わせ情報を生成する(S1407)。第2の組み合わせ情報を生成する際に、第1の組み合わせ情報及びテレビ装置IDを用いたパリティビットを生成し、第2の組み合わせ情報に付加しておく。CPU131は、ステップS1401で取得したURL情報I3に基づいて、第2の組み合わせ情報をコンテンツ情報提供サーバ17へ送信する(S1409)。
【0084】
CPU131は、ステップS1403において、第1の組み合わせ情報が正しくないと判断すると、その旨をディスプレイ136へ表示し(S1411)、携帯電話11のユーザに対して注意を喚起する。
【0085】
4.3. コンテンツ情報提供処理
次に、コンテンツ情報配信サーバ17のCPU171が行うコンテンツ情報提供処理について図15に示すフローチャートを用いて説明する。コンテンツ情報提供サーバ17のCPU171は、第2の組み合わせ情報を受信したと判断すると(S1501)、第2の組み合わせ情報が正しいか否かを、第2の組み合わせ情報に付加されているパリティビットによって判断する(S1503)。
【0086】
CPU171は、第2の組み合わせ情報が正しいと判断すると、第2の組み合わせ情報から携帯電話端末ID、テレビ受像装置ID及びシリアル番号を抽出する(S1505)。CPU171は、携帯電話端末ID及びテレビ受像装置IDの組み合わせが認証端末DBに登録されているか否かを判断する(S1507)。具体的には、CPU171は、取得した携帯電話端末IDの値を認証端末DBの[携帯電話端末ID]列C701に有するレコードを抽出し、抽出したレコードの[テレビ受像装置ID]列C703の値に抽出したテレビ受像装置IDの値を存在するか否かを判断する。
【0087】
CPU171は、携帯電話端末ID及びテレビ受像装置IDの組み合わせが認証端末DBに登録されていると判断すると、コンテンツ情報DBから取得したシリアル番号に対応するコンテンツ情報IDを取得する(S1509)。CPU171は、取得したコンテンツ情報IDに対応するコンテンツ情報をハードディスク173から取得し(S1511)、取得したコンテンツ情報をテレビ受像装置13へ送信する(S1513)。なお、コンテンツ情報を送信する先であるテレビ受像装置13のネットワーク上の位置を特定する情報であるIPアドレスについては、第2の組み合わせ情報を取得する際に取得可能である。
【0088】
CPU171は、ステップS1503において第1の組み合わせ情報が正しくないと判断した場合、及び、携帯電話端末ID及びテレビ受像装置IDの組み合わせが認証端末DBに登録されていないと判断した場合は、その旨をコンテンツ情報の要求者である携帯電話11のユーザに対して注意を喚起する情報をテレビ受像装置13へ送信する。テレビ受像装置13のCPU171は、当該情報をディスプレイ136へ表示し、ユーザに対して注意を喚起する。
【0089】
5. 具体例
5.1. 登録された携帯電話11及びテレビ受像装置13を用いる場合
最初に認証端末DBに登録した携帯電話11及びテレビ受像装置13を用いて、コンテンツ情報の再提供を受けようとする場合を考える。このような場合は、携帯電話11のユーザが一度提供を受けたコンテンツ情報について、後日、再度、登録した際のテレビ受像装置13によってコンテンツ情報の提供を受けようとする場合がある。
【0090】
上述の場合、コンテンツ情報提供サーバ17が獲得する第2のコンテンツ情報要求状が有する携帯電話端末ID及びテレビ装置IDは、認証端末DBに最初に登録したものと同一である。よって、コンテンツ情報提供サーバ17のCPU171は、図14におけるステップS1507において、携帯電話端末ID及びテレビ受像装置IDの組が認証端末DBに登録されていると判断し、コンテンツ情報の提供を行う。
【0091】
5.2. いずれか一方が登録されていない携帯電話11若しくはテレビ受像装置13を用いる場合
次に、携帯電話11若しくはテレビ受像装置13のうち、いずれか一方が登録されていないものを用いて、コンテンツ情報の提供を受けようとする場合を考える。このような場合は、認証端末DBに登録された携帯電話11から登録されていない携帯電話11’に、コンテンツ情報獲得可能通知メールを提供し、携帯電話11’のユーザがコンテンツ情報の提供を受けようとする場合、認証端末DBに登録された携帯電話11のユーザが登録されたテレビ受像装置13とは異なる第三者のテレビ受像装置13’でコンテンツ情報の提供を受けようとする場合等、第三者によるコンテンツ情報の獲得の場面が考えられる。
【0092】
上述の場合、コンテンツ情報提供サーバ17が獲得する第2のコンテンツ情報要求状が有する携帯電話端末ID若しくはテレビ装置IDのいずれかは、認証端末DBに最初に登録した際のものとは異なる。よって、コンテンツ情報提供サーバ17のCPU171は、図14におけるステップS1507において、携帯電話端末ID及びテレビ受像装置IDの組が認証端末DBに登録されていないと判断し、コンテンツ情報の提供を行わない。
【0093】
このように、第三者によるコンテンツ情報の獲得を防止することができるので、携帯電話11のユーザだけに、個別にコンテンツ情報を提供することが可能となる。
【0094】
[その他の実施例]
(1)URL情報及びシリアル番号の獲得
前述の実施例1においては、携帯電話11のユーザに対してコンテンツ提供可能通知メールを送信することによって、コンテンツ情報提供サーバ17のURL情報及びコンテンツ情報を識別するシリアル番号を当該ユーザに知らせた。しかし、URL情報提供サーバに接続するための接続情報及びコンテンツ情報を識別することができるコンテンツ特定情報を、ユーザに提供できるものであれば例示のものに限定されない。例えば、接続情報及びコンテンツ特定情報を含んだ2次元バーコードを商品のパッケージ等に付すことによって、ユーザに当該情報を提供するようにしてもよい。この場合、携帯電話11のユーザは、携帯電話11に付随するカメラ機能を用いた2次元バーコード読み取り機能を用いて、商品に貼付された2次元バーコードを読み取り、接続情報及びコンテンツ特定情報を獲得すればよい。なお、2次元バーコードにURL情報以外にシリアル番号を含ませるようにすることによって、当該商品の購買証明としての機能を実現することが可能となる。
【0095】
また、2次元バーコードについては、商品に貼付されたもの以外に、テレビ放送の広告画面上に表示する場合、駅のポスター等に表示する場合等であってもよい。
【0096】
さらに、携帯電話11のブラウザ機能を用いてウェブサイトの接続情報であるURL情報を獲得するようにしてもよい。この場合、ウェブサイトとして当該携帯電話11のユーザ専用のサイト(いわゆるMyページ)を用いるようにすれば、当該MyページのURLにコンテンツ特定情報であるシリアル番号を含ませることによって、携帯電話11はMyページにアクセスするだけで、URL情報及びシリアル番号を獲得することができる。
【0097】
また、ウェブサイトのソースに含まれるシリアル番号を獲得するようにしてもよい。この場合、ウェブサイトのソースにXML等の記述言語を用いてシリアル番号やURL情報を特定する所定のタグを設定しておき、ブラウザ機能によって当該URL情報やシリアル番号を獲得するようにすればよい。なお、所定のタグを認識する機能は、例えばプラグイン等を用いてブラウザ機能に持たせるようにすればよい。
【0098】
さらに、携帯電話11にいわゆるワンセグ放送受信機能を持たせることによって、ワンセグ放送のデータに含まれるURL情報を獲得することも可能となる。例えば、ワンセグ放送の広告に対応するURL情報をデータとして含ませておくことによって、当該広告に対応するURL情報を獲得することが可能となる。
【0099】
さらに、接続情報であるURL情報及び/若しくはコンテンツ特定情報であるシリアル番号を獲得する方法としては、携帯電話11にメモリカードリーダ機能を持たせ、対応するメモリカードからURL情報やシリアル番号を獲得するようにしてもよい。
【0100】
さらに、携帯電話11にICタグリーダ機能を持たせて、商品等付されたICタグからURL情報やシリアル番号を獲得するようにしてもよい。
【0101】
(2)第1の組み合わせ情報、第2の組み合わせ情報
前述の実施例1においては、シリアル番号及び携帯電話端末IDに基づき第1の組み合わせ情報を生成し、テレビ受像装置13に送信した。しかし、シリアル番号及び携帯電話端末IDをテレビ受像装置13に送信できるのであれば、例示のものに限定されない。例えば、両者を別々に送信するようにしてもよい。
【0102】
第2の組み合わせ情報についても同様である。
【0103】
(3)認証端末DBの生成
前述の実施例1における認証端末DBは、事前に携帯電話11からテレビ受像装置13を介した登録手続を、携帯電話11のユーザに行ってもらうことによって、生成することができる。なお、登録手続については、一般的な携帯電話等を用いたデータベースに対する登録手続を用いればよい。
【0104】
また、前述の実施例1においては、認証端末DBを用いてテレビ受像装置13と、当該テレビ受像装置13を使用するユーザの携帯電話との認証を行った。さらに、携帯電話11と、当該携帯電話11に対して送信したコンテンツ情報獲得可能通知メールに含まれるシリアル番号とを関連付けて登録したシリアル番号データベース用いて、携帯電話11とコンテンツ情報獲得可能通知メールとの認証を行うようにしてもよい。これにより、コンテンツ情報獲得可能通知メールを第3者に転送した場合に、当該コンテンツ情報獲得可能通知メールを最初に送信した携帯電話11の通信端末特定情報として、例えば、携帯電話11のメールアドレスを使用する。携帯電話11、テレビ受像装置13及びコンテンツ情報提供サーバ17は、前述の実施例1において携帯電話端末IDに代えてメールアドレスを用いて、第1のコンテンツ情報要求処理、第2のコンテンツ情報要求処理、及びコンテンツ情報提供処理を行う。このように、携帯電話11とコンテンツ情報獲得可能通知メールとの認証を行うことによって、当該コンテンツ情報獲得可能通知メールを送信した携帯電話11からのアクセスであるか否かを判断することができる。つまり、他人からコンテンツ情報獲得可能通知メールを受け取った第3者による不正なコンテンツ情報の取得を防止することができる。
【0105】
(4)コンテンツ情報DB
前述の実施例1においては、コンテンツ情報提供サーバ17のハードディスク173にコンテンツ情報DBを設けたが、コンテンツ情報を獲得することができるのであれば、例示のものに限定されない。例えば、コンテンツ情報DBをデータベースサーバとして、オンラインでコンテンツ情報提供サーバ17と接続するようにしてもよい。
【0106】
また、前述の実施例1においては、テレビ受像装置13は、コンテンツ情報をコンテンツ情報提供サーバ17から獲得するようにした。しかし、テレビ受像装置13がコンテンツ情報を獲得できるものであれば、例示のものに限定されない。例えば、DVDやハードディスク等の媒体を用いて、コンテンツ情報を獲得するようにしてもよい。この場合、当該媒体に含まれるコンテンツ情報に対して暗号化等の視聴制限処理を施しておき、テレビ受像装置13は、許可情報として当該視聴制限を解除するための解除情報を、コンテンツ情報提供サーバ17から獲得するようにすればよい。
【0107】
(5)携帯電話11
前述の実施例1においては、携帯電話11を用いてコンテンツ情報を獲得するものとしたが、通信端末特定情報を有し、接続情報及びコンテンツ特定情報を獲得でき、テレビ受像装置に対するデータの送信ができるものであれば、例示のものに限定されない。例えば、テレビ受像装置13のリモコンであってもよい。
【0108】
通信端末としてテレビ受像装置13のリモコン(以下、テレビリモコンとする。)を用いる場合、自らを一意に特定する通信端末特定情報を、テレビリモコンに予め付与しておけばよい。また、テレビリモコンが接続情報及びコンテンツ特定情報を獲得する方法としては、テレビリモコンにバーコードリーダ機能やメモリカードリーダ機能を持たせるようにすればよい。
【0109】
テレビリモコンにバーコードリーダ機能を持たせる場合、テレビ受像装置13のディスプレイ136に表示されたバーコードをバーコードリーダ機能の一部であるカメラ機能を介して獲得することによって、当該バーコードに含まれている接続情報及びコンテンツ特定情報を獲得すればよい。なお、バーコードを獲得する対象としては、雑誌の広告等であってもよい。
【0110】
また、テレビリモコンにメモリカードリーダ機能を持たせる場合、接続情報及びコンテンツ特定情報を獲得できる他の装置(例えば、パソコン)を介してメモリカードに接続情報及びコンテンツ特定情報を記憶し、当該メモリカードをテレビリモコンの接続情報及びコンテンツ特定情報をメモリカードリーダ機能を介して獲得するようにすればよい。なお、接続情報及びコンテンツ特定情報を獲得できる他の装置としては、パソコンに限らず、携帯電話、携帯情報端末(PDA)等であってもよい。
【0111】
このように、通信端末としてテレビリモコンを利用する場合、当該テレビリモコンのユーザによる登録操作によって認証端末DBを生成する以外に、テレビ受像装置13の製造・出荷段階で、予めテレビ受像装置13と対応するテレビリモコンとを関連付けたデータベースを生成しておき、当該データベースを用いて認証端末DBに登録するようにしてもよい。また、テレビ受像装置13と対応するテレビリモコンとを関連付けたデータベースを用いて認証を行うようにしてもよい。この場合、認証端末DBを用いなくてもよいという利点がある。
【0112】
なお、前述のテレビリモコンを用いる場合は、その他の通信端末を用いる場合にも適用可能である。
【0113】
(6)赤外線通信
前述の実施例1においては、携帯電話11とテレビ受像装置13との間のデータの送受信を赤外線通信を介して行うものとしたが、データの送受信を行うことができるのであれば、例示のものに限定されない。例えば、近距離、遠距離を問わず無線通信を利用するようにしてもよい。
【0114】
(7)コンテンツ提供可能通知メール
前述の実施例1においては、コンテンツ情報獲得可能通知メールとして図9に示すものを例示したが、URL情報及びシリアル番号を提供できるものであれば、例示のものに限定されない。例えば、コンテンツ情報獲得可能通知メールのヘッダにシリアル番号を含めるようにしてもよい。この場合、シリアル番号を識別するタグを予め設定しておき、携帯電話11の携帯電話プログラムにおいて当該タグを識別するようにすればよい。また、URL情報をヘッダに含め、URL情報を特定するタグを設定しておくようにしてもよい。
【0115】
(8)フローチャートにおける処理の順番
前述の実施例1においては、図に示した各フローチャートに基づいて、各処理を実現するようにした。しかし、各処理を実現できるものであれば、各フローチャート内における処理の順番は例示のものに限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0116】
【図1】本発明における実施例1に係るコンテンツ情報提供システムの機能ブロック図を示した図である。
【図2】コンテンツ情報提供システム1のハードウェア構成を示した図である。
【図3】図2における携帯電話11のハードウェア構成を示した図である。
【図4】図2におけるテレビ受像装置13のハードウェア構成を示した図である。
【図5】図2におけるコンテンツ情報提供サーバ17のハードウェア構成を示した図である。
【図6】コンテンツ情報DBの一例を示した図である。
【図7】認証端末DBの一例を示した図である。
【図8】コンテンツ情報提供システム1の動作の概要を示したフローチャートである。
【図9】コンテンツ情報獲得可能通知メールを示した図である。
【図10】第1のコンテンツ情報要求処理を示したフローチャートである。
【図11】コンテンツ情報獲得可能通知メールを示した図である。
【図12】コンテンツ情報獲得可能通知メールを示した図である。
【図13】コンテンツ情報獲得可能通知メールを示した図である。
【図14】第2のコンテンツ情報要求処理を示したフローチャートである。
【図15】コンテンツ情報提供処理を示したフローチャートである。
【図16】従来のコンテンツ情報提供システム100を示した図である。
【符号の説明】
【0117】
1・・・・・コンテンツ情報提供システム
11・・・・・携帯電話
13・・・・・テレビ受像装置
17・・・・・コンテンツ情報提供サーバ
【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信端末、前記通信端末とデータの送受信が可能なテレビ受像装置、及び、前記テレビ受像装置とデータの送受信が可能なコンテンツ情報提供装置、を有するコンテンツ情報提供システムにおいて、
前記通信端末は、
自らを一意に特定する通信端末特定情報を記憶する通信端末特定情報記憶手段、
前記コンテンツ情報提供装置に接続するための接続情報及びコンテンツ情報を特定するコンテンツ特定情報を有するコンテンツ提供情報を獲得するコンテンツ提供情報獲得手段、
前記接続情報、前記コンテンツ特定情報、及び前記通信端末特定情報を第1のコンテンツ要求情報として、赤外線通信機能を介して前記テレビ受像装置へ提供する第1のコンテンツ要求情報提供手段、
を有し、
前記テレビ受像装置は、
自らを一意に特定するテレビ受像装置特定情報を記憶するテレビ受像装置特定情報記憶手段、
前記第1のコンテンツ要求情報を赤外線通信機能を介して獲得する第1のコンテンツ要求情報獲得手段、
前記テレビ受像装置特定情報と、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報及び前記通信端末特定情報と、を第2のコンテンツ要求情報として、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記接続情報に基づいて、前記コンテンツ情報提供装置へ提供する第2のコンテンツ要求情報提供手段、
前記コンテンツ情報を獲得するコンテンツ情報獲得手段、
獲得した前記コンテンツ情報を表示するコンテンツ情報表示手段、
を有し、
前記コンテンツ情報提供装置は、
前記第2のコンテンツ要求情報を獲得する第2のコンテンツ情報要求情報獲得手段、
前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断するコンテンツ情報提供可否判断手段、
前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報を獲得するコンテンツ情報獲得手段、
前記コンテンツ情報の提供が可能である場合に、対応する前記コンテンツ情報を前記テレビ受像装置へ提供するコンテンツ情報提供手段、
を有すること、
を特徴とするコンテンツ情報提供システム。
【請求項2】
テレビ受像装置とデータの送受信が可能なコンテンツ情報提供装置であって、
前記コンテンツ情報提供装置は、
前記テレビ受像装置を一意に特定するテレビ受像装置特定情報、コンテンツ情報の提供を要求する通信端末を一意に特定する通信端末特定情報、前記コンテンツ情報を一意に特定するコンテンツ特定情報を第2のコンテンツ要求情報として獲得する第2のコンテンツ情報要求情報獲得手段、
前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断するコンテンツ情報提供可否判断手段、
前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報を獲得するコンテンツ情報獲得手段、
前記コンテンツ情報の提供が可能である場合に、対応する前記コンテンツ情報を前記テレビ受像装置へ提供するコンテンツ情報提供手段、
を有すること、
を特徴とするコンテンツ情報提供装置。
【請求項3】
テレビ受像装置とデータの送受信が可能なコンテンツ情報提供装置であって、
前記コンテンツ情報提供装置は、
前記テレビ受像装置を一意に特定するテレビ受像装置特定情報、コンテンツ情報の提供を要求する通信端末を一意に特定する通信端末特定情報、前記コンテンツ情報を一意に特定するコンテンツ特定情報を第2のコンテンツ要求情報として獲得する第2のコンテンツ情報要求情報獲得手段、
前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断するコンテンツ情報提供可否判断手段、
前記コンテンツ情報の提供が可能である場合に、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報の表示を許可する許可情報を前記テレビ受像装置へ提供するコンテンツ情報提供手段、
を有すること、
を特徴とするコンテンツ情報提供装置。
【請求項4】
請求項2又は請求項3に係るコンテンツ情報提供装置のいずれかにおいて、
前記コンテンツ情報提供可否判断手段は、
前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報が、前記コンテンツ情報の提供が可能な前記テレビ受像装置と前記通信端末とが関連付けられている認証端末テーブルに登録されているか否かを判断することによって、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断すること、
を特徴とするコンテンツ情報提供装置。
【請求項5】
通信端末とデータの送受信が可能なテレビ受像装置であって、
前記テレビ受像装置は、
自らを一意に特定するテレビ受像装置特定情報を記憶するテレビ受像装置特定情報記憶手段、
コンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供装置に接続するための接続情報、前記コンテンツ情報を特定するコンテンツ特定情報、及び前記通信端末を一意に特定する通信端末特定情報を第1のコンテンツ要求情報として獲得する第1のコンテンツ要求情報獲得手段、
前記テレビ受像装置特定情報と、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報及び前記通信端末特定情報と、を第2のコンテンツ要求情報として、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記接続情報に基づいて、前記コンテンツ情報提供装置へ提供する第2のコンテンツ要求情報提供手段、
前記コンテンツ情報を獲得するコンテンツ情報獲得手段、
獲得した前記コンテンツ情報を表示するコンテンツ情報表示手段、
を有すること、
を特徴とするテレビ受像装置。
【請求項6】
通信端末とデータの送受信が可能なテレビ受像装置であって、
前記テレビ受像装置は、
自らを一意に特定するテレビ受像装置特定情報を記憶するテレビ受像装置特定情報記憶手段、
コンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供装置に接続するための接続情報、前記コンテンツ情報を特定するコンテンツ特定情報、及び前記通信端末を一意に特定する通信端末特定情報を第1のコンテンツ要求情報として獲得する第1のコンテンツ要求情報獲得手段、
前記テレビ受像装置特定情報と、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報及び前記通信端末特定情報と、を第2のコンテンツ要求情報として、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記接続情報に基づいて、前記コンテンツ情報提供装置へ提供する第2のコンテンツ要求情報提供手段、
前記コンテンツ情報を獲得するコンテンツ情報獲得手段、
前記コンテンツ情報の表示を許可する許可情報を獲得する許可情報獲得手段、
前記許可情報に基づいて、前記コンテンツ情報を表示するコンテンツ情報表示手段、
を有すること、
【請求項7】
請求項5又は請求項6に係るテレビ受像装置のいずれかにおいて、
前記第1のコンテンツ要求情報獲得手段は、赤外線通信機能を介して、前記第1のコンテンツ要求情報を獲得すること、
を特徴とするテレビ受像装置。
【請求項8】
コンピュータを、テレビ受像装置とデータの送受信が可能なコンテンツ情報提供装置として機能させるためのコンテンツ情報提供プログラムであって、
前記コンテンツ情報提供プログラムは、前記コンピュータを、
前記テレビ受像装置を一意に特定するテレビ受像装置特定情報、コンテンツ情報の提供を要求する通信端末を一意に特定する通信端末特定情報、前記コンテンツ情報を一意に特定するコンテンツ特定情報を第2のコンテンツ要求情報として獲得する第2のコンテンツ情報要求情報獲得手段、
前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断するコンテンツ情報提供可否判断手段、
前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報を獲得するコンテンツ情報獲得手段、
前記コンテンツ情報の提供が可能である場合に、対応する前記コンテンツ情報を前記テレビ受像装置へ提供するコンテンツ情報提供手段、
として機能させること、
を特徴とするコンテンツ情報提供プログラム。
【請求項9】
コンピュータを、テレビ受像装置とデータの送受信が可能なコンテンツ情報提供装置として機能させるためのコンテンツ情報提供プログラムであって、
前記コンテンツ情報提供プログラムは、前記コンピュータを、
前記テレビ受像装置を一意に特定するテレビ受像装置特定情報、コンテンツ情報の提供を要求する通信端末を一意に特定する通信端末特定情報、前記コンテンツ情報を一意に特定するコンテンツ特定情報を第2のコンテンツ要求情報として獲得する第2のコンテンツ情報要求情報獲得手段、
前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断するコンテンツ情報提供可否判断手段、
前記コンテンツ情報の提供が可能である場合に、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報の表示を許可する許可情報を前記テレビ受像装置へ提供するコンテンツ情報提供手段、
として機能させること、
を特徴とするコンテンツ情報提供プログラム。
【請求項10】
請求項8又は請求項9に係るコンテンツ情報提供プログラムのいずれかにおいて、
前記コンテンツ情報提供プログラムは、前記コンピュータを、
前記コンテンツ情報提供可否判断手段が、
前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報が、前記コンテンツ情報の提供が可能な前記テレビ受像装置と前記通信端末とが関連付けられている認証端末テーブルに登録されているか否かを判断することによって、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断するもの、
として機能させること、
を特徴とするコンテンツ情報提供プログラム。
【請求項11】
テレビ受像装置を、通信端末から要求されたコンテンツ情報を獲得し、表示するためのテレビ受像装置として機能させるコンテンツ情報表示プログラムであって、
前記コンテンツ情報表示プログラムは、前記テレビ受像装置を、
自らを一意に特定するテレビ受像装置特定情報を記憶するテレビ受像装置特定情報記憶手段、
コンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供装置に接続するための接続情報、前記コンテンツ情報を特定するコンテンツ特定情報、及び前記通信端末を一意に特定する通信端末特定情報を第1のコンテンツ要求情報として獲得する第1のコンテンツ要求情報獲得手段、
前記テレビ受像装置特定情報と、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報及び前記通信端末特定情報と、を第2のコンテンツ要求情報として、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記接続情報に基づいて、前記コンテンツ情報提供装置へ提供する第2のコンテンツ要求情報提供手段、
前記コンテンツ情報を獲得するコンテンツ情報獲得手段、
獲得した前記コンテンツ情報を表示するコンテンツ情報表示手段、
として機能させること、
を特徴とするコンテンツ情報表示プログラム。
【請求項12】
テレビ受像装置を、通信端末から要求されたコンテンツ情報を獲得し、表示するためのテレビ受像装置として機能させるコンテンツ情報表示プログラムであって、
前記コンテンツ情報表示プログラムは、前記テレビ受像装置を、
自らを一意に特定するテレビ受像装置特定情報を記憶するテレビ受像装置特定情報記憶手段、
コンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供装置に接続するための接続情報、前記コンテンツ情報を特定するコンテンツ特定情報、及び前記通信端末を一意に特定する通信端末特定情報を第1のコンテンツ要求情報として獲得する第1のコンテンツ要求情報獲得手段、
前記テレビ受像装置特定情報と、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報及び前記通信端末特定情報と、を第2のコンテンツ要求情報として、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記接続情報に基づいて、前記コンテンツ情報提供装置へ提供する第2のコンテンツ要求情報提供手段、
前記コンテンツ情報を獲得するコンテンツ情報獲得手段、
前記コンテンツ情報の表示を許可する許可情報を獲得する許可情報獲得手段、
前記許可情報に基づいて、前記コンテンツ情報を表示するコンテンツ情報表示手段、
として機能させること、
を特徴とするコンテンツ情報表示プログラム。
【請求項13】
コンピュータを用いて、テレビ受像装置に対してコンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供方法であって、
前記コンピュータが、前記テレビ受像装置を一意に特定するテレビ受像装置特定情報、コンテンツ情報の提供を要求する通信端末を一意に特定する通信端末特定情報、前記コンテンツ情報を一意に特定するコンテンツ特定情報を第2のコンテンツ要求情報として獲得し、
前記コンピュータが、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断し、
前記コンピュータが、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報を獲得し、
前記コンピュータが、前記コンテンツ情報の提供が可能である場合に、対応する前記コンテンツ情報を前記テレビ受像装置へ提供すること、
を特徴とするコンテンツ情報提供方法。
【請求項14】
コンピュータを用いて、テレビ受像装置に対してコンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供方法であって、
前記コンピュータが、前記テレビ受像装置を一意に特定するテレビ受像装置特定情報、コンテンツ情報の提供を要求する通信端末を一意に特定する通信端末特定情報、前記コンテンツ情報を一意に特定するコンテンツ特定情報を第2のコンテンツ要求情報として獲得し、
前記コンピュータが、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断し、
前記コンピュータが、前記コンテンツ情報の提供が可能である場合に、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報の表示を許可する許可情報を前記テレビ受像装置へ提供すること、
を特徴とするコンテンツ情報提供方法。
【請求項15】
テレビ受像装置を用いて、通信端末から要求されたコンテンツ情報を獲得し、表示するコンテンツ情報表示方法であって、
前記テレビ受像装置は、自らを一意に特定するテレビ受像装置特定情報を記憶し、
前記テレビ受像装置は、コンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供装置に接続するための接続情報、前記コンテンツ情報を特定するコンテンツ特定情報、及び前記通信端末を一意に特定する通信端末特定情報を第1のコンテンツ要求情報として獲得し、
前記テレビ受像装置は、前記テレビ受像装置特定情報と、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報及び前記通信端末特定情報と、を第2のコンテンツ要求情報として、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記接続情報に基づいて、前記コンテンツ情報提供装置へ提供し、
前記テレビ受像装置は、前記コンテンツ情報を獲得し、
前記テレビ受像装置は、獲得した前記コンテンツ情報を表示すること、
を特徴とするコンテンツ情報表示方法。
【請求項16】
テレビ受像装置を用いて、通信端末から要求されたコンテンツ情報を獲得し、表示するコンテンツ情報表示方法であって、
前記テレビ受像装置は、自らを一意に特定するテレビ受像装置特定情報を記憶し、
前記テレビ受像装置は、コンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供装置に接続するための接続情報、前記コンテンツ情報を特定するコンテンツ特定情報、及び前記通信端末を一意に特定する通信端末特定情報を第1のコンテンツ要求情報として獲得し、
前記テレビ受像装置は、前記テレビ受像装置特定情報と、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報及び前記通信端末特定情報と、を第2のコンテンツ要求情報として、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記接続情報に基づいて、前記コンテンツ情報提供装置へ提供し、
前記テレビ受像装置は、前記コンテンツ情報を獲得し、
前記テレビ受像装置は、前記コンテンツ情報の表示を許可する許可情報を獲得し、
前記テレビ受像装置は、前記許可情報に基づいて、前記コンテンツ情報を表示すること、
を特徴とするコンテンツ情報表示方法。
【請求項1】
通信端末、前記通信端末とデータの送受信が可能なテレビ受像装置、及び、前記テレビ受像装置とデータの送受信が可能なコンテンツ情報提供装置、を有するコンテンツ情報提供システムにおいて、
前記通信端末は、
自らを一意に特定する通信端末特定情報を記憶する通信端末特定情報記憶手段、
前記コンテンツ情報提供装置に接続するための接続情報及びコンテンツ情報を特定するコンテンツ特定情報を有するコンテンツ提供情報を獲得するコンテンツ提供情報獲得手段、
前記接続情報、前記コンテンツ特定情報、及び前記通信端末特定情報を第1のコンテンツ要求情報として、赤外線通信機能を介して前記テレビ受像装置へ提供する第1のコンテンツ要求情報提供手段、
を有し、
前記テレビ受像装置は、
自らを一意に特定するテレビ受像装置特定情報を記憶するテレビ受像装置特定情報記憶手段、
前記第1のコンテンツ要求情報を赤外線通信機能を介して獲得する第1のコンテンツ要求情報獲得手段、
前記テレビ受像装置特定情報と、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報及び前記通信端末特定情報と、を第2のコンテンツ要求情報として、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記接続情報に基づいて、前記コンテンツ情報提供装置へ提供する第2のコンテンツ要求情報提供手段、
前記コンテンツ情報を獲得するコンテンツ情報獲得手段、
獲得した前記コンテンツ情報を表示するコンテンツ情報表示手段、
を有し、
前記コンテンツ情報提供装置は、
前記第2のコンテンツ要求情報を獲得する第2のコンテンツ情報要求情報獲得手段、
前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断するコンテンツ情報提供可否判断手段、
前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報を獲得するコンテンツ情報獲得手段、
前記コンテンツ情報の提供が可能である場合に、対応する前記コンテンツ情報を前記テレビ受像装置へ提供するコンテンツ情報提供手段、
を有すること、
を特徴とするコンテンツ情報提供システム。
【請求項2】
テレビ受像装置とデータの送受信が可能なコンテンツ情報提供装置であって、
前記コンテンツ情報提供装置は、
前記テレビ受像装置を一意に特定するテレビ受像装置特定情報、コンテンツ情報の提供を要求する通信端末を一意に特定する通信端末特定情報、前記コンテンツ情報を一意に特定するコンテンツ特定情報を第2のコンテンツ要求情報として獲得する第2のコンテンツ情報要求情報獲得手段、
前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断するコンテンツ情報提供可否判断手段、
前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報を獲得するコンテンツ情報獲得手段、
前記コンテンツ情報の提供が可能である場合に、対応する前記コンテンツ情報を前記テレビ受像装置へ提供するコンテンツ情報提供手段、
を有すること、
を特徴とするコンテンツ情報提供装置。
【請求項3】
テレビ受像装置とデータの送受信が可能なコンテンツ情報提供装置であって、
前記コンテンツ情報提供装置は、
前記テレビ受像装置を一意に特定するテレビ受像装置特定情報、コンテンツ情報の提供を要求する通信端末を一意に特定する通信端末特定情報、前記コンテンツ情報を一意に特定するコンテンツ特定情報を第2のコンテンツ要求情報として獲得する第2のコンテンツ情報要求情報獲得手段、
前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断するコンテンツ情報提供可否判断手段、
前記コンテンツ情報の提供が可能である場合に、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報の表示を許可する許可情報を前記テレビ受像装置へ提供するコンテンツ情報提供手段、
を有すること、
を特徴とするコンテンツ情報提供装置。
【請求項4】
請求項2又は請求項3に係るコンテンツ情報提供装置のいずれかにおいて、
前記コンテンツ情報提供可否判断手段は、
前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報が、前記コンテンツ情報の提供が可能な前記テレビ受像装置と前記通信端末とが関連付けられている認証端末テーブルに登録されているか否かを判断することによって、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断すること、
を特徴とするコンテンツ情報提供装置。
【請求項5】
通信端末とデータの送受信が可能なテレビ受像装置であって、
前記テレビ受像装置は、
自らを一意に特定するテレビ受像装置特定情報を記憶するテレビ受像装置特定情報記憶手段、
コンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供装置に接続するための接続情報、前記コンテンツ情報を特定するコンテンツ特定情報、及び前記通信端末を一意に特定する通信端末特定情報を第1のコンテンツ要求情報として獲得する第1のコンテンツ要求情報獲得手段、
前記テレビ受像装置特定情報と、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報及び前記通信端末特定情報と、を第2のコンテンツ要求情報として、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記接続情報に基づいて、前記コンテンツ情報提供装置へ提供する第2のコンテンツ要求情報提供手段、
前記コンテンツ情報を獲得するコンテンツ情報獲得手段、
獲得した前記コンテンツ情報を表示するコンテンツ情報表示手段、
を有すること、
を特徴とするテレビ受像装置。
【請求項6】
通信端末とデータの送受信が可能なテレビ受像装置であって、
前記テレビ受像装置は、
自らを一意に特定するテレビ受像装置特定情報を記憶するテレビ受像装置特定情報記憶手段、
コンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供装置に接続するための接続情報、前記コンテンツ情報を特定するコンテンツ特定情報、及び前記通信端末を一意に特定する通信端末特定情報を第1のコンテンツ要求情報として獲得する第1のコンテンツ要求情報獲得手段、
前記テレビ受像装置特定情報と、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報及び前記通信端末特定情報と、を第2のコンテンツ要求情報として、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記接続情報に基づいて、前記コンテンツ情報提供装置へ提供する第2のコンテンツ要求情報提供手段、
前記コンテンツ情報を獲得するコンテンツ情報獲得手段、
前記コンテンツ情報の表示を許可する許可情報を獲得する許可情報獲得手段、
前記許可情報に基づいて、前記コンテンツ情報を表示するコンテンツ情報表示手段、
を有すること、
【請求項7】
請求項5又は請求項6に係るテレビ受像装置のいずれかにおいて、
前記第1のコンテンツ要求情報獲得手段は、赤外線通信機能を介して、前記第1のコンテンツ要求情報を獲得すること、
を特徴とするテレビ受像装置。
【請求項8】
コンピュータを、テレビ受像装置とデータの送受信が可能なコンテンツ情報提供装置として機能させるためのコンテンツ情報提供プログラムであって、
前記コンテンツ情報提供プログラムは、前記コンピュータを、
前記テレビ受像装置を一意に特定するテレビ受像装置特定情報、コンテンツ情報の提供を要求する通信端末を一意に特定する通信端末特定情報、前記コンテンツ情報を一意に特定するコンテンツ特定情報を第2のコンテンツ要求情報として獲得する第2のコンテンツ情報要求情報獲得手段、
前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断するコンテンツ情報提供可否判断手段、
前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報を獲得するコンテンツ情報獲得手段、
前記コンテンツ情報の提供が可能である場合に、対応する前記コンテンツ情報を前記テレビ受像装置へ提供するコンテンツ情報提供手段、
として機能させること、
を特徴とするコンテンツ情報提供プログラム。
【請求項9】
コンピュータを、テレビ受像装置とデータの送受信が可能なコンテンツ情報提供装置として機能させるためのコンテンツ情報提供プログラムであって、
前記コンテンツ情報提供プログラムは、前記コンピュータを、
前記テレビ受像装置を一意に特定するテレビ受像装置特定情報、コンテンツ情報の提供を要求する通信端末を一意に特定する通信端末特定情報、前記コンテンツ情報を一意に特定するコンテンツ特定情報を第2のコンテンツ要求情報として獲得する第2のコンテンツ情報要求情報獲得手段、
前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断するコンテンツ情報提供可否判断手段、
前記コンテンツ情報の提供が可能である場合に、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報の表示を許可する許可情報を前記テレビ受像装置へ提供するコンテンツ情報提供手段、
として機能させること、
を特徴とするコンテンツ情報提供プログラム。
【請求項10】
請求項8又は請求項9に係るコンテンツ情報提供プログラムのいずれかにおいて、
前記コンテンツ情報提供プログラムは、前記コンピュータを、
前記コンテンツ情報提供可否判断手段が、
前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報が、前記コンテンツ情報の提供が可能な前記テレビ受像装置と前記通信端末とが関連付けられている認証端末テーブルに登録されているか否かを判断することによって、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断するもの、
として機能させること、
を特徴とするコンテンツ情報提供プログラム。
【請求項11】
テレビ受像装置を、通信端末から要求されたコンテンツ情報を獲得し、表示するためのテレビ受像装置として機能させるコンテンツ情報表示プログラムであって、
前記コンテンツ情報表示プログラムは、前記テレビ受像装置を、
自らを一意に特定するテレビ受像装置特定情報を記憶するテレビ受像装置特定情報記憶手段、
コンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供装置に接続するための接続情報、前記コンテンツ情報を特定するコンテンツ特定情報、及び前記通信端末を一意に特定する通信端末特定情報を第1のコンテンツ要求情報として獲得する第1のコンテンツ要求情報獲得手段、
前記テレビ受像装置特定情報と、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報及び前記通信端末特定情報と、を第2のコンテンツ要求情報として、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記接続情報に基づいて、前記コンテンツ情報提供装置へ提供する第2のコンテンツ要求情報提供手段、
前記コンテンツ情報を獲得するコンテンツ情報獲得手段、
獲得した前記コンテンツ情報を表示するコンテンツ情報表示手段、
として機能させること、
を特徴とするコンテンツ情報表示プログラム。
【請求項12】
テレビ受像装置を、通信端末から要求されたコンテンツ情報を獲得し、表示するためのテレビ受像装置として機能させるコンテンツ情報表示プログラムであって、
前記コンテンツ情報表示プログラムは、前記テレビ受像装置を、
自らを一意に特定するテレビ受像装置特定情報を記憶するテレビ受像装置特定情報記憶手段、
コンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供装置に接続するための接続情報、前記コンテンツ情報を特定するコンテンツ特定情報、及び前記通信端末を一意に特定する通信端末特定情報を第1のコンテンツ要求情報として獲得する第1のコンテンツ要求情報獲得手段、
前記テレビ受像装置特定情報と、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報及び前記通信端末特定情報と、を第2のコンテンツ要求情報として、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記接続情報に基づいて、前記コンテンツ情報提供装置へ提供する第2のコンテンツ要求情報提供手段、
前記コンテンツ情報を獲得するコンテンツ情報獲得手段、
前記コンテンツ情報の表示を許可する許可情報を獲得する許可情報獲得手段、
前記許可情報に基づいて、前記コンテンツ情報を表示するコンテンツ情報表示手段、
として機能させること、
を特徴とするコンテンツ情報表示プログラム。
【請求項13】
コンピュータを用いて、テレビ受像装置に対してコンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供方法であって、
前記コンピュータが、前記テレビ受像装置を一意に特定するテレビ受像装置特定情報、コンテンツ情報の提供を要求する通信端末を一意に特定する通信端末特定情報、前記コンテンツ情報を一意に特定するコンテンツ特定情報を第2のコンテンツ要求情報として獲得し、
前記コンピュータが、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断し、
前記コンピュータが、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報を獲得し、
前記コンピュータが、前記コンテンツ情報の提供が可能である場合に、対応する前記コンテンツ情報を前記テレビ受像装置へ提供すること、
を特徴とするコンテンツ情報提供方法。
【請求項14】
コンピュータを用いて、テレビ受像装置に対してコンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供方法であって、
前記コンピュータが、前記テレビ受像装置を一意に特定するテレビ受像装置特定情報、コンテンツ情報の提供を要求する通信端末を一意に特定する通信端末特定情報、前記コンテンツ情報を一意に特定するコンテンツ特定情報を第2のコンテンツ要求情報として獲得し、
前記コンピュータが、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記テレビ受像装置特定情報及び前記通信端末特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報の提供の可否を判断し、
前記コンピュータが、前記コンテンツ情報の提供が可能である場合に、前記第2のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報に基づいて、対応する前記コンテンツ情報の表示を許可する許可情報を前記テレビ受像装置へ提供すること、
を特徴とするコンテンツ情報提供方法。
【請求項15】
テレビ受像装置を用いて、通信端末から要求されたコンテンツ情報を獲得し、表示するコンテンツ情報表示方法であって、
前記テレビ受像装置は、自らを一意に特定するテレビ受像装置特定情報を記憶し、
前記テレビ受像装置は、コンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供装置に接続するための接続情報、前記コンテンツ情報を特定するコンテンツ特定情報、及び前記通信端末を一意に特定する通信端末特定情報を第1のコンテンツ要求情報として獲得し、
前記テレビ受像装置は、前記テレビ受像装置特定情報と、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報及び前記通信端末特定情報と、を第2のコンテンツ要求情報として、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記接続情報に基づいて、前記コンテンツ情報提供装置へ提供し、
前記テレビ受像装置は、前記コンテンツ情報を獲得し、
前記テレビ受像装置は、獲得した前記コンテンツ情報を表示すること、
を特徴とするコンテンツ情報表示方法。
【請求項16】
テレビ受像装置を用いて、通信端末から要求されたコンテンツ情報を獲得し、表示するコンテンツ情報表示方法であって、
前記テレビ受像装置は、自らを一意に特定するテレビ受像装置特定情報を記憶し、
前記テレビ受像装置は、コンテンツ情報を提供するコンテンツ情報提供装置に接続するための接続情報、前記コンテンツ情報を特定するコンテンツ特定情報、及び前記通信端末を一意に特定する通信端末特定情報を第1のコンテンツ要求情報として獲得し、
前記テレビ受像装置は、前記テレビ受像装置特定情報と、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記コンテンツ特定情報及び前記通信端末特定情報と、を第2のコンテンツ要求情報として、前記第1のコンテンツ要求情報が有する前記接続情報に基づいて、前記コンテンツ情報提供装置へ提供し、
前記テレビ受像装置は、前記コンテンツ情報を獲得し、
前記テレビ受像装置は、前記コンテンツ情報の表示を許可する許可情報を獲得し、
前記テレビ受像装置は、前記許可情報に基づいて、前記コンテンツ情報を表示すること、
を特徴とするコンテンツ情報表示方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【公開番号】特開2008−28925(P2008−28925A)
【公開日】平成20年2月7日(2008.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−202185(P2006−202185)
【出願日】平成18年7月25日(2006.7.25)
【出願人】(000151092)株式会社電通 (57)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成20年2月7日(2008.2.7)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年7月25日(2006.7.25)
【出願人】(000151092)株式会社電通 (57)
【Fターム(参考)】
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