説明

スロットマシン及び遊技機

【課題】読み出し速度の遅い記憶手段を画像情報の記憶手段として用いても、表示させたい時間に画像を問題なく表示させることができる遊技機を提供すること。
【解決手段】少なくとも一部の画像データを、電源投入直後の初期化処理の中で常駐用ビデオRAM189に転送し、常駐させる。これにより、初期化処理の終了後は、常駐用ビデオRAM189に常駐された画像データを使用しながら、画像コントローラ188にて画像の描画処理を行うことができる。よって、画像描画時に読み出し速度の遅いNAND型フラッシュメモリ187aで構成されたキャラクタROM187から対応する画像データを読み出す必要がないため、その読み出しにかかる時間を省略でき、画像の描画を即座に行って補助表示部65に描画した画像を表示することができる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技の主な制御を行う主制御手段と、その主制御手段から送信されるコマンドに基づいて動作する副制御手段と、その副制御手段による制御に基づいて画像を表示する画像表示手段とを備えたスロットマシンにおいて、
前記副制御手段は、
前記画像表示手段に画像を表示させるための画像情報が記憶された第1記憶手段と、
その第1記憶手段よりも高速に読み出し動作が可能であり、その第1記憶手段に記憶された画像情報を記憶する第1記憶領域を有する第2記憶手段と、
少なくともその第2記憶手段に記憶された画像情報に基づいて、前記画像表示手段に表示させる画像の制御を行う画像制御手段と、
電源投入による立ち上げ時に、前記第1記憶手段に記憶された画像情報を前記第2記憶手段の前記第1記憶領域へ転送する第1転送処理を実行する第1転送処理実行手段とを備え、
前記第2記憶手段の前記第1記憶領域は、少なくとも所定の契機がおとずれるまでの間、前記第1転送処理実行手段により転送された画像情報が保持されることを特徴とするスロットマシン。
【請求項2】
遊技の主な制御を行う主制御手段と、その主制御手段から送信されるコマンドに基づいて動作する副制御手段と、その副制御手段による制御に基づいて画像を表示する画像表示手段とを備えた遊技機において、
前記副制御手段は、
前記画像表示手段に画像を表示させるための画像情報が記憶された第1記憶手段と、
その第1記憶手段よりも高速に読み出し動作が可能であり、その第1記憶手段に記憶された画像情報を記憶する第1記憶領域を有する第2記憶手段と、
少なくともその第2記憶手段に記憶された画像情報に基づいて、前記画像表示手段に表示させる画像の制御を行う画像制御手段と、
電源投入による立ち上げ時に、前記第1記憶手段に記憶された画像情報を前記第2記憶手段の前記第1記憶領域へ転送する第1転送処理を実行する第1転送処理実行手段とを備え、
前記第2記憶手段の前記第1記憶領域は、少なくとも所定の契機がおとずれるまでの間、前記第1転送処理実行手段により転送された画像情報が保持されることを特徴とする遊技機。
【請求項3】
前記副制御手段は、
前記第1記憶手段よりも高速に読み出し動作が可能であり、その第1記憶手段に記憶された画像情報を記憶する第2記憶領域を有する第3記憶手段を備え、
前記画像制御手段は、少なくとも第2記憶手段および第3記憶手段に記憶された画像情報に基づいて、前記画像表示手段に表示させる画像の制御を行い、
前記第1転送処理は、第1記憶手段に記憶された画像情報のうち一部の画像情報を、電源投入による立ち上げ時に、前記第2記憶手段の前記第1記憶領域へ転送するものであり、
前記副制御手段は、
前記第2記憶手段の前記第1記憶領域に未転送の画像情報を前記画像制御手段による画像の制御で用いる場合は、その画像情報が用いられる前に、前記第1記憶手段から前記第3記憶手段の前記第2記憶領域へその画像情報を転送する第2転送処理を実行する第2転送処理実行手段を備えていることを特徴とする請求項2記載の遊技機。
【請求項4】
前記副制御手段は、
前記第2記憶手段に記憶された画像情報の前記画像制御手段による読み出し動作が行われているか否かを判定する第1判定手段を備え、
前記第1転送処理は、その第1判定手段によって前記第2記憶手段に記憶された画像情報の前記画像制御手段による読み出し動作が行われていないと判定された場合に、前記第1記憶手段に記憶された画像情報を前記第2記憶手段の前記第1記憶領域へ転送することを特徴とする請求項2又は3に記載の遊技機。
【請求項5】
前記副制御手段は、
前記第3記憶手段に記憶された画像情報の前記画像制御手段による読み出し動作が行われているか否かを判定する第2判定手段を備え、
前記第2転送処理は、その第2判定手段によって前記第3記憶手段に記憶された画像情報の前記画像制御手段による読み出し動作が行われていないと判定された場合に、前記第1記憶手段に記憶された画像情報を前記第3記憶手段の前記第2記憶領域へ転送することを特徴とする請求項3記載の遊技機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【公開番号】特開2010−155114(P2010−155114A)
【公開日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−68710(P2010−68710)
【出願日】平成22年3月24日(2010.3.24)
【分割の表示】特願2008−335236(P2008−335236)の分割
【原出願日】平成20年12月26日(2008.12.26)
【出願人】(000144522)株式会社三洋物産 (4,662)
【Fターム(参考)】