デヒドロフェニラヒスチン及びそれらの類似体、並びにデヒドロフェニラヒスチン及びそれらの類似体の合成
構造(I)で表される化合物、並びにこのような化合物を製造する方法を開示する。ここで、上記方法は、ジアシルジケトピペラジンを第1のアルデヒドと反応させて、中間体化合物を生じさせること、上記中間体化合物を第2のアルデヒドと反応させて、上記一般構造を有する化合物種を生じさせることとを含み、上記第1のアルデヒド及び上記第2のアルデヒドは、オキサゾールカルボキサルデヒド、イミダゾールカルボキサルデヒド、ベンズアルデヒド、イミダゾールカルボキサルデヒド誘導体、及びベンズアルデヒド誘導体から成る群から選択され、それにより上記化合物(式中、R1、R1’、R1”、R2、R3、R4、R5及びR6、X1及びX2、Y、Z、Z1、Z2、Z3及びZ4は、それぞれ別個に、添付の説明と一致した様式で定義され得る)を製造する。血管増殖を治療するための組成物及び方法もまた開示される。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式(I)の構造を有し、血管虚脱を誘導する化合物:
【化1】
式中、
R1、R4及びR6は、それぞれ別個に、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル、ヒドロキシ、カルボキシ、−CO−O−R7、シアノ、アルキルチオ、ポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキル、ハロゲン化カルボニル及びカルボニル−CCO−R7(ここで、R7は、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル基から選択される)から成る群から選択され、
R1’及びR1”は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル、ヒドロキシ、カルボキシ、−CO−O−R7、シアノ、アルキルチオ、ポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキル、ハロゲン化カルボニル及びカルボニル−CCO−R7(ここで、R7は、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル基から選択される)から成る群から選択され、
R、R1’及びR1”は、互いに共有結合されるか、又は互いに共有結合されず、
R2、R3及びR5は、それぞれ別個に、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C12アルキル、不飽和C1〜C12アルケニル、アシル、シクロアルキル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、及び置換ニトロ基、スルホニル基及び置換スルホニル基から成る群から選択され、
X1及びX2は、別個に、酸素原子、窒素原子、及び硫黄原子から成る群から選択され、それぞれ非置換であるか、又は上述に定義するようなR5基で置換され、
Yは、窒素原子、R5で置換された窒素原子、酸素原子、硫黄原子、酸化硫黄原子、メチレン基及び置換メチレン基から成る群から選択され、
nは、0、1又は2の整数であり、
n個のそれぞれのZ(0でない場合)、並びにZ1、Z2、Z3及びZ4は、それぞれ別個に、炭素原子、硫黄原子、窒素原子又は酸素原子から選択され、
破線の結合は、単結合又は二重結合のいずれかであり得る)。
【請求項2】
前記第1のアルデヒドは、イミダゾールカルボキサルデヒドである、請求項1に記載の
化合物。
【請求項3】
前記第2のアルデヒドは、ベンズアルデヒドである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
R2、R3、R5及びR6はそれぞれ、水素原子である、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
X1及びX2はそれぞれ、酸素原子である、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
R4は、飽和C1〜C12アルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
前記飽和C1〜C12アルキルは、第三ブチル基である、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
R1は、置換フェニルを含む、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
前記置換フェニル基は、メトキシベンゼンである、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
前記第1のアルデヒドは、ベンズアルデヒドである、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
前記第2のアルデヒドは、イミダゾールカルボキサルデヒドである、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
nは、0又は1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
nは、1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
nは、1であり、Z、Z1、Z2、Z3及びZ4はそれぞれ、炭素原子である、請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
血管増殖を低減させるのに有効な量、又は血管密度を低減させるのに有効な量で、請求項1に記載の化合物を動物へ投与することを含む、動物における状態を治療する方法。
【請求項16】
前記状態は、免疫及び非免疫炎症、関節リウマチ、慢性関節リウマチ、乾癬、糖尿病性網膜症、血管新生緑内障、未熟児の網膜症、黄斑変性、角膜移植片拒絶、水晶体後線維増殖症、ルベオーシス、動脈硬化斑における毛細血管増殖、並びに骨粗しょう症から成る群から選択される、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記状態は腫瘍性状態である、請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記腫瘍性状態は癌である、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記状態は癌ではない、請求項15に記載の方法。
【請求項20】
前記状態は網膜症である、請求項15又は16に記載の方法。
【請求項21】
前記網膜症は糖尿病性網膜症である、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記網膜症は加齢性黄斑変性である、請求項20に記載の方法。
【請求項23】
前記動物はヒトである、請求項15に記載の方法。
【請求項24】
前記化合物はKPU−02である、請求項15に記載の方法。
【請求項25】
前記状態は、過剰血管新生に関連する状態である、請求項15に記載の方法。
【請求項26】
動物における血管虚脱を誘導する方法であって、治療上有効な量の式(I)を有する化合物で前記動物を治療することを含み、前記治療上有効な量の前記化合物は、前記血管系においてチューブリン脱重合を引き起こし、前記化合物は、下記構造を有する方法:
【化2】
式中、
R1、R4及びR6は、それぞれ別個に、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル及び置換フェニル、ヒドロキシ、カルボキシ、−CO−O−R7、シアノ、アルキルチオ、ポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキル、ハロゲン化カルボニル及びカルボニル−CCO−R7(ここで、R7は、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル基から選択される)から成る群から選択され、
R1’及びR1”は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル、ヒドロキシ、カルボキシ、−CO−O−R7、シアノ、アルキルチオ、ポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキル、ハロゲン化カルボニル及びカルボニル−CCO−R7(ここで、R7は、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル基から選択される)から成る群から選択され、
R、R1’及びR1”は、互いに共有結合されるか、又は互いに共有結合されず、
R2、R3及びR5は、それぞれ別個に、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C12アルキル、不飽和C1〜C12アルケニル、アシル、シクロアルキル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、及び置換ニトロ基、スルホニル基及び置換スルホニル基から成る群から選択され、
X1及びX2は、別個に、酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から成る群から選択され、それぞれ非置換であるか、又は上述に定義するようなR5で置換され、
Yは、窒素原子、R5で置換された窒素原子、酸素原子、硫黄原子、酸化硫黄原子、メチレン基及び置換メチレン基から成る群から選択され、
nは、0、1又は2の整数であり、
n個のぞれぞれのZ(0でない場合)、並びにZ1、Z2、Z3及びZ4は、それぞれ別個
に、炭素原子、硫黄原子、窒素原子又は酸素原子から選択され、
破線の結合は、単結合又は二重結合のいずれかであり得る。
【請求項27】
前記動物はヒトである、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記ヒトは、腫瘍、糖尿病性網膜症及び加齢性黄斑変性から成る群から選択される疾患を有する、請求項26に記載の方法。
【請求項29】
前記疾患は癌ではない、請求項26に記載の方法。
【請求項30】
前記化合物はKPU−02である、請求項26に記載の方法。
【請求項31】
血管増殖を治療又は予防するための薬学的組成物であって、薬学的に有効な量の請求項1に記載の化合物を、該化合物にとって薬学的に許容可能な担体と一緒に含む薬学的組成物。
【請求項32】
前記血管増殖は、癌、加齢性黄斑変性及び糖尿病性網膜症から成る群から選択される疾患の症状である、請求項31に記載の薬学的組成物。
【請求項33】
非腫瘍組織血管系よりも腫瘍血管系を優先的に標的とする方法であって、
式(I)の構造を有する化合物を動物へ投与することを含む方法:
式中、
R1、R4及びR6は、それぞれ別個に、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル、ヒドロキシ、カルボキシ、−CO−O−R7、シアノ、アルキルチオ、ポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキル、ハロゲン化カルボニル及びカルボニル−CCO−R7(ここで、R7は、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル基から選択される)から成る群から選択され、
R1’及びR1”は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル、ヒドロキシ、カルボキシ、−CO−O−R7、シアノ、アルキルチオ、ポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキル、ハロゲン化カルボニル及びカルボニル−CCO−R7(ここで、R7は、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル基から選択される)から成る群から選択され、
R、R1’及びR1”は、互いに共有結合されるか、又は互いに共有結合されず、
R2、R3及びR5は、それぞれ別個に、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C12アルキル、不飽和C1〜C12アルケニル、アシル、シクロアルキル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、及び置換ニトロ基、スルホニル基及び置換スルホニル基から成る群から選択され、
X1及びX2は、別個に、酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から成る群から選択され、それぞれ非置換であるか、又は上述に定義するようなR5で置換され、
Yは、窒素原子、R5で置換された窒素原子、酸素原子、硫黄原子、酸化硫黄原子、メチレン基及び置換メチレン基から成る群から選択され、
nは、0、1又は2の整数であり、
n個のそれぞれのZ(0でない場合)、並びにZ1、Z2、Z3及びZ4は、それぞれ別個に、炭素原子、硫黄原子、窒素原子又は酸素原子から選択され、
破線の結合は、単結合又は二重結合のいずれかであり得る。
【請求項34】
前記非腫瘍組織は、皮膚、筋肉、脳、腎臓、心臓、脾臓及び腸から成る群から選択される、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記腫瘍血管系は、非腫瘍組織血管系よりも、約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%及び90%優先的に標的とされる、請求項33に記載の方法。
【請求項36】
前記動物はヒトである、請求項33に記載の方法。
【請求項37】
非腫瘍組織血管系よりも腫瘍血管系を優先的に標的とする作用物質を動物へ投与することを含む、非腫瘍組織血管系よりも腫瘍血管系を優先的に標的とする方法。
【請求項38】
増大された血管系に関連するか、又は血管系に依存する状態の治療のための薬剤の調製における式(I)の構造を有する化合物の使用:
式中、
R1、R4及びR6は、それぞれ別個に、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル、ヒドロキシ、カルボキシ、−CO−O−R7、シアノ、アルキルチオ、ポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキル、ハロゲン化カルボニル及びカルボニル−CCO−R7(ここで、R7は、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル基から選択される)から成る群から選択され、
R1’及びR1”は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル、ヒドロキシ、カルボキシ、−CO−O−R7、シアノ、アルキルチオ、ポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキル、ハロゲン化カルボニル及びカルボニル−CCO−R7(ここで、R7は、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル基から選択される)から成る群から選択され、
R、R1’及びR1”は、互いに共有結合されるか、又は互いに共有結合されず、
R2、R3及びR5は、それぞれ別個に、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C12アルキル、不飽和C1〜C12アルケニル、アシル、シクロアルキル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、
置換アミノ、ニトロ、及び置換ニトロ基、スルホニル及び置換スルホニル基から成る群から選択され、
X1及びX2は、別個に、酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から成る群から選択され、それぞれ、非置換であるか、又は上述に定義するようなR5で置換され、
Yは、窒素原子、R5で置換された窒素原子、酸素原子、硫黄原子、酸化硫黄原子、メチレン基及び置換メチレン基から成る群から選択され、
nは、0、1又は2の整数であり、
n個のそれぞれのZ(0でない場合)、並びにZ1、Z2、Z3及びZ4は、それぞれ独立して、炭素原子、硫黄原子、窒素原子又は酸素原子から選択され、
破線の結合は、単結合又は二重結合のいずれかであり得る。
【請求項39】
前記状態は癌である、請求項38に記載の使用。
【請求項40】
前記状態は癌ではない、請求項38に記載の使用。
【請求項41】
前記状態は、免疫及び非免疫炎症、関節リウマチ、慢性関節リウマチ、乾癬、糖尿病性網膜症、血管新生緑内障、未熟児の網膜症、黄斑変性、角膜移植片拒絶、水晶体後線維増殖症、ルベオーシス、動脈硬化斑における毛細血管増殖、並びに骨粗しょう症から成る群から選択される、請求項38に記載の使用。
【請求項1】
下記式(I)の構造を有し、血管虚脱を誘導する化合物:
【化1】
式中、
R1、R4及びR6は、それぞれ別個に、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル、ヒドロキシ、カルボキシ、−CO−O−R7、シアノ、アルキルチオ、ポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキル、ハロゲン化カルボニル及びカルボニル−CCO−R7(ここで、R7は、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル基から選択される)から成る群から選択され、
R1’及びR1”は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル、ヒドロキシ、カルボキシ、−CO−O−R7、シアノ、アルキルチオ、ポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキル、ハロゲン化カルボニル及びカルボニル−CCO−R7(ここで、R7は、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル基から選択される)から成る群から選択され、
R、R1’及びR1”は、互いに共有結合されるか、又は互いに共有結合されず、
R2、R3及びR5は、それぞれ別個に、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C12アルキル、不飽和C1〜C12アルケニル、アシル、シクロアルキル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、及び置換ニトロ基、スルホニル基及び置換スルホニル基から成る群から選択され、
X1及びX2は、別個に、酸素原子、窒素原子、及び硫黄原子から成る群から選択され、それぞれ非置換であるか、又は上述に定義するようなR5基で置換され、
Yは、窒素原子、R5で置換された窒素原子、酸素原子、硫黄原子、酸化硫黄原子、メチレン基及び置換メチレン基から成る群から選択され、
nは、0、1又は2の整数であり、
n個のそれぞれのZ(0でない場合)、並びにZ1、Z2、Z3及びZ4は、それぞれ別個に、炭素原子、硫黄原子、窒素原子又は酸素原子から選択され、
破線の結合は、単結合又は二重結合のいずれかであり得る)。
【請求項2】
前記第1のアルデヒドは、イミダゾールカルボキサルデヒドである、請求項1に記載の
化合物。
【請求項3】
前記第2のアルデヒドは、ベンズアルデヒドである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
R2、R3、R5及びR6はそれぞれ、水素原子である、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
X1及びX2はそれぞれ、酸素原子である、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
R4は、飽和C1〜C12アルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
前記飽和C1〜C12アルキルは、第三ブチル基である、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
R1は、置換フェニルを含む、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
前記置換フェニル基は、メトキシベンゼンである、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
前記第1のアルデヒドは、ベンズアルデヒドである、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
前記第2のアルデヒドは、イミダゾールカルボキサルデヒドである、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
nは、0又は1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
nは、1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
nは、1であり、Z、Z1、Z2、Z3及びZ4はそれぞれ、炭素原子である、請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
血管増殖を低減させるのに有効な量、又は血管密度を低減させるのに有効な量で、請求項1に記載の化合物を動物へ投与することを含む、動物における状態を治療する方法。
【請求項16】
前記状態は、免疫及び非免疫炎症、関節リウマチ、慢性関節リウマチ、乾癬、糖尿病性網膜症、血管新生緑内障、未熟児の網膜症、黄斑変性、角膜移植片拒絶、水晶体後線維増殖症、ルベオーシス、動脈硬化斑における毛細血管増殖、並びに骨粗しょう症から成る群から選択される、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記状態は腫瘍性状態である、請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記腫瘍性状態は癌である、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記状態は癌ではない、請求項15に記載の方法。
【請求項20】
前記状態は網膜症である、請求項15又は16に記載の方法。
【請求項21】
前記網膜症は糖尿病性網膜症である、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記網膜症は加齢性黄斑変性である、請求項20に記載の方法。
【請求項23】
前記動物はヒトである、請求項15に記載の方法。
【請求項24】
前記化合物はKPU−02である、請求項15に記載の方法。
【請求項25】
前記状態は、過剰血管新生に関連する状態である、請求項15に記載の方法。
【請求項26】
動物における血管虚脱を誘導する方法であって、治療上有効な量の式(I)を有する化合物で前記動物を治療することを含み、前記治療上有効な量の前記化合物は、前記血管系においてチューブリン脱重合を引き起こし、前記化合物は、下記構造を有する方法:
【化2】
式中、
R1、R4及びR6は、それぞれ別個に、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル及び置換フェニル、ヒドロキシ、カルボキシ、−CO−O−R7、シアノ、アルキルチオ、ポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキル、ハロゲン化カルボニル及びカルボニル−CCO−R7(ここで、R7は、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル基から選択される)から成る群から選択され、
R1’及びR1”は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル、ヒドロキシ、カルボキシ、−CO−O−R7、シアノ、アルキルチオ、ポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキル、ハロゲン化カルボニル及びカルボニル−CCO−R7(ここで、R7は、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル基から選択される)から成る群から選択され、
R、R1’及びR1”は、互いに共有結合されるか、又は互いに共有結合されず、
R2、R3及びR5は、それぞれ別個に、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C12アルキル、不飽和C1〜C12アルケニル、アシル、シクロアルキル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、及び置換ニトロ基、スルホニル基及び置換スルホニル基から成る群から選択され、
X1及びX2は、別個に、酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から成る群から選択され、それぞれ非置換であるか、又は上述に定義するようなR5で置換され、
Yは、窒素原子、R5で置換された窒素原子、酸素原子、硫黄原子、酸化硫黄原子、メチレン基及び置換メチレン基から成る群から選択され、
nは、0、1又は2の整数であり、
n個のぞれぞれのZ(0でない場合)、並びにZ1、Z2、Z3及びZ4は、それぞれ別個
に、炭素原子、硫黄原子、窒素原子又は酸素原子から選択され、
破線の結合は、単結合又は二重結合のいずれかであり得る。
【請求項27】
前記動物はヒトである、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記ヒトは、腫瘍、糖尿病性網膜症及び加齢性黄斑変性から成る群から選択される疾患を有する、請求項26に記載の方法。
【請求項29】
前記疾患は癌ではない、請求項26に記載の方法。
【請求項30】
前記化合物はKPU−02である、請求項26に記載の方法。
【請求項31】
血管増殖を治療又は予防するための薬学的組成物であって、薬学的に有効な量の請求項1に記載の化合物を、該化合物にとって薬学的に許容可能な担体と一緒に含む薬学的組成物。
【請求項32】
前記血管増殖は、癌、加齢性黄斑変性及び糖尿病性網膜症から成る群から選択される疾患の症状である、請求項31に記載の薬学的組成物。
【請求項33】
非腫瘍組織血管系よりも腫瘍血管系を優先的に標的とする方法であって、
式(I)の構造を有する化合物を動物へ投与することを含む方法:
式中、
R1、R4及びR6は、それぞれ別個に、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル、ヒドロキシ、カルボキシ、−CO−O−R7、シアノ、アルキルチオ、ポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキル、ハロゲン化カルボニル及びカルボニル−CCO−R7(ここで、R7は、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル基から選択される)から成る群から選択され、
R1’及びR1”は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル、ヒドロキシ、カルボキシ、−CO−O−R7、シアノ、アルキルチオ、ポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキル、ハロゲン化カルボニル及びカルボニル−CCO−R7(ここで、R7は、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル基から選択される)から成る群から選択され、
R、R1’及びR1”は、互いに共有結合されるか、又は互いに共有結合されず、
R2、R3及びR5は、それぞれ別個に、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C12アルキル、不飽和C1〜C12アルケニル、アシル、シクロアルキル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、及び置換ニトロ基、スルホニル基及び置換スルホニル基から成る群から選択され、
X1及びX2は、別個に、酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から成る群から選択され、それぞれ非置換であるか、又は上述に定義するようなR5で置換され、
Yは、窒素原子、R5で置換された窒素原子、酸素原子、硫黄原子、酸化硫黄原子、メチレン基及び置換メチレン基から成る群から選択され、
nは、0、1又は2の整数であり、
n個のそれぞれのZ(0でない場合)、並びにZ1、Z2、Z3及びZ4は、それぞれ別個に、炭素原子、硫黄原子、窒素原子又は酸素原子から選択され、
破線の結合は、単結合又は二重結合のいずれかであり得る。
【請求項34】
前記非腫瘍組織は、皮膚、筋肉、脳、腎臓、心臓、脾臓及び腸から成る群から選択される、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記腫瘍血管系は、非腫瘍組織血管系よりも、約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%及び90%優先的に標的とされる、請求項33に記載の方法。
【請求項36】
前記動物はヒトである、請求項33に記載の方法。
【請求項37】
非腫瘍組織血管系よりも腫瘍血管系を優先的に標的とする作用物質を動物へ投与することを含む、非腫瘍組織血管系よりも腫瘍血管系を優先的に標的とする方法。
【請求項38】
増大された血管系に関連するか、又は血管系に依存する状態の治療のための薬剤の調製における式(I)の構造を有する化合物の使用:
式中、
R1、R4及びR6は、それぞれ別個に、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル、ヒドロキシ、カルボキシ、−CO−O−R7、シアノ、アルキルチオ、ポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキル、ハロゲン化カルボニル及びカルボニル−CCO−R7(ここで、R7は、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル基から選択される)から成る群から選択され、
R1’及びR1”は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル、ヒドロキシ、カルボキシ、−CO−O−R7、シアノ、アルキルチオ、ポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキル、ハロゲン化カルボニル及びカルボニル−CCO−R7(ここで、R7は、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C24アルキル、不飽和C1〜C24アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、置換アミノ、ニトロ、アジド、置換ニトロ、フェニル、及び置換フェニル基から選択される)から成る群から選択され、
R、R1’及びR1”は、互いに共有結合されるか、又は互いに共有結合されず、
R2、R3及びR5は、それぞれ別個に、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和C1〜C12アルキル、不飽和C1〜C12アルケニル、アシル、シクロアルキル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、
置換アミノ、ニトロ、及び置換ニトロ基、スルホニル及び置換スルホニル基から成る群から選択され、
X1及びX2は、別個に、酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から成る群から選択され、それぞれ、非置換であるか、又は上述に定義するようなR5で置換され、
Yは、窒素原子、R5で置換された窒素原子、酸素原子、硫黄原子、酸化硫黄原子、メチレン基及び置換メチレン基から成る群から選択され、
nは、0、1又は2の整数であり、
n個のそれぞれのZ(0でない場合)、並びにZ1、Z2、Z3及びZ4は、それぞれ独立して、炭素原子、硫黄原子、窒素原子又は酸素原子から選択され、
破線の結合は、単結合又は二重結合のいずれかであり得る。
【請求項39】
前記状態は癌である、請求項38に記載の使用。
【請求項40】
前記状態は癌ではない、請求項38に記載の使用。
【請求項41】
前記状態は、免疫及び非免疫炎症、関節リウマチ、慢性関節リウマチ、乾癬、糖尿病性網膜症、血管新生緑内障、未熟児の網膜症、黄斑変性、角膜移植片拒絶、水晶体後線維増殖症、ルベオーシス、動脈硬化斑における毛細血管増殖、並びに骨粗しょう症から成る群から選択される、請求項38に記載の使用。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17A】
【図17B】
【図17C】
【図18A】
【図18B】
【図18C】
【図19A】
【図19B】
【図19C】
【図20A】
【図20B】
【図20C】
【図21】
【図22A】
【図22B】
【図22C】
【図23】
【図24】
【図25A】
【図25B】
【図25C】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29A】
【図29B】
【図29C】
【図30】
【図31】
【図32A】
【図32B】
【図33】
【図34】
【図35A】
【図35B】
【図36】
【図37】
【図38】
【図38−1】
【図38−2】
【図38−3】
【図38−4】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44A】
【図44B】
【図44C】
【図45】
【図46A】
【図46B】
【図46C】
【図47A】
【図47B】
【図47C】
【図48】
【図49A】
【図49B】
【図49C】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53A】
【図53B】
【図53C】
【図54A】
【図54B】
【図54C】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17A】
【図17B】
【図17C】
【図18A】
【図18B】
【図18C】
【図19A】
【図19B】
【図19C】
【図20A】
【図20B】
【図20C】
【図21】
【図22A】
【図22B】
【図22C】
【図23】
【図24】
【図25A】
【図25B】
【図25C】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29A】
【図29B】
【図29C】
【図30】
【図31】
【図32A】
【図32B】
【図33】
【図34】
【図35A】
【図35B】
【図36】
【図37】
【図38】
【図38−1】
【図38−2】
【図38−3】
【図38−4】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44A】
【図44B】
【図44C】
【図45】
【図46A】
【図46B】
【図46C】
【図47A】
【図47B】
【図47C】
【図48】
【図49A】
【図49B】
【図49C】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53A】
【図53B】
【図53C】
【図54A】
【図54B】
【図54C】
【公表番号】特表2007−520565(P2007−520565A)
【公表日】平成19年7月26日(2007.7.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−552282(P2006−552282)
【出願日】平成17年2月4日(2005.2.4)
【国際出願番号】PCT/US2005/003636
【国際公開番号】WO2005/077940
【国際公開日】平成17年8月25日(2005.8.25)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.PYREX
【出願人】(505041656)ネレアス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド (11)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年7月26日(2007.7.26)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年2月4日(2005.2.4)
【国際出願番号】PCT/US2005/003636
【国際公開番号】WO2005/077940
【国際公開日】平成17年8月25日(2005.8.25)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.PYREX
【出願人】(505041656)ネレアス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド (11)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]