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ナビゲーション装置及びナビゲーション方法
説明

ナビゲーション装置及びナビゲーション方法

【課題】ユーザに適切なナビゲーション情報を提供する。
【解決手段】ナビゲーション装置が、目的地までのナビゲーション情報を取得し、ナビゲーション情報を示す第1のナビゲーション画像を表示するか、該第1のナビゲーション画像とは表示態様の異なる、ナビゲーション情報を示す第2のナビゲーション画像を表示するかを判定し、判定の結果に基づいて、第1のナビゲーション画像または第2のナビゲーション画像をディスプレイに表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ナビゲーション装置及びナビゲーション方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯電話等の携帯端末においても、GPS(Global Positioning System)を利用したナビゲーション機能の利用が可能となってきている(例えば、特許文献1)。ユーザは、このような携帯端末のナビゲーション機能を、自動車を運転する際に用いることが可能である。
【0003】
ところで、携帯端末を手に持った状態で、携帯端末の画面に表示されたナビゲーション情報を見ながら運転することは非常に危険であり、道路交通法においても禁止されている。そのため、例えば、携帯端末を搭載するためのクレードルをダッシュボード上に設け、このクレードルに携帯端末を載置することにより、携帯端末をナビゲーション装置として利用することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−292299号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、クレードルが設置される場所によっては、ユーザの視線移動が大きくなり、運転に対する注意が散漫になってしまうことが考えられる。例えば、クレードルがダッシュボードの中央付近に設置された場合、クレードル上の携帯端末の画面を見る際の視線は、運転のための前方の視線から大きく外れてしまうこととなる。そのため、ユーザの視線移動を少なくするために、携帯端末の画面に表示されているナビゲーション情報をフロントガラスに投影することも考えられる。しかしながら、ナビゲーション情報の画像はユーザが携帯端末の画面を直接見ることを前提に描画されているため、フロントガラスに投影すると、ユーザにとって適切な画像が表示されず、実用的ではない。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、ユーザに適切なナビゲーション情報を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面に係るナビゲーション装置は、目的地までのナビゲーション情報を取得するナビゲーション情報取得部と、ナビゲーション情報を示す第1のナビゲーション画像を表示するか、該第1のナビゲーション画像とは表示態様の異なる、ナビゲーション情報を示す第2のナビゲーション画像を表示するかを判定する状態判定部と、状態判定部の判定結果に基づいて、第1のナビゲーション画像または第2のナビゲーション画像をディスプレイに表示する画像表示部と、を備える。
【0008】
なお、本発明において、「部」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」や装置が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されても、2つ以上の「部」や装置の機能が1つの物理的手段や装置により実現されても良い。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ユーザに適切なナビゲーション情報を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施形態である携帯端末の構成を示す図である。
【図2】ナビゲーション画像の一例を示す図である。
【図3】ディスプレイがフロントガラスに向けられた状態の一例を示す図である。
【図4】ユーザが携帯端末を手に持ってディスプレイを直接見ている状態の一例を示す図である。
【図5】携帯端末がフロントガラスに向けられている状態の一例を示す図である。
【図6】携帯端末の画像がフロントガラスに投影された状態の一例を示す図である。
【図7】画像を上下に反転させる場合の一例を示すずである。
【図8】画像を左右に反転させる場合の一例を示すずである。
【図9】詳細なナビゲーション画像をフロントガラスに投影した場合の一例を示す図である。
【図10】簡易的なナビゲーション画像をフロントガラスに投影した場合の一例を示す図である。
【図11】携帯端末におけるナビゲーション処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態である携帯端末の構成を示す図である。携帯端末10は、通信部20、ディスプレイ22、操作部24、位置情報取得部26、ナビゲーション受付部28、ナビゲーション情報取得部30、ナビゲーション情報記憶部32、状態判定部34、画像表示部36、及び音声案内出力部38を含んで構成される。なお、携帯端末10の各部は、例えば、メモリや記憶装置等の記憶領域を用いたり、記憶領域に格納されているプログラムをプロセッサが実行したりすることにより実現することができる。
【0012】
通信部20は、例えば携帯電話のパケット通信網やインターネットなどのネットワークを介して、インターネット上のサーバなどの他の情報処理装置と通信を行うためのものであり、携帯端末10において各種データ通信が行われる際に用いられる。
【0013】
ディスプレイ22は、携帯端末10において各種情報を表示するためのデバイスである。本実施形態においては、図2に示すように、ディスプレイ22上に、ナビゲーション情報を示す画像を表示することができる。
【0014】
操作部24は、携帯端末10に対する各種ユーザ操作を入力するためのデバイスであり、例えば、入力キーやタッチパッド、ディスプレイ22上に設けられたタッチパネルなどにより構成される。また、携帯端末10が、音声や加速度、端末の傾きなどを検出するための各種センサを備える場合、操作部24は、これらセンサの出力を操作情報として利用することも可能である。
【0015】
位置情報取得部26は、携帯端末10の現在位置を示す位置情報を取得するように構成されている。例えば、位置情報取得部26は、GPS(Global Positining System)衛星からの信号を受信することにより現在位置を判定することが可能なGPS受信機を含むことができる。ここで、位置情報には、例えば、緯度・経度などの情報に加えて、位置の精度を示す情報が含まれていることとしてもよい。なお、位置情報取得部26は、所定の間隔で繰り返し位置情報を取得することができる。
【0016】
ナビゲーション受付部(入力受付部)28は、ユーザ端末10においてナビゲーション情報を表示するためのユーザ操作を受け付ける。例えば、ナビゲーション受付部28は、操作部24の操作を介して、目的地を示す情報を含むルート探索要求を受け付けることができる。また、例えば、ナビゲーション受付部28は、現在位置付近の施設に関する情報を取得するための施設検索要求を受け付けることができる。また、例えば、ナビゲーション受付部28は、単に現在位置付近の地図を表示するための地図表示要求を受け付けることができる。
【0017】
ナビゲーション情報取得部30は、ナビゲーション受付部28で受け付けられた各種要求に応じて、必要なナビゲーション情報をナビゲーション用のサーバから取得し、ナビゲーション情報記憶部32に格納する。例えば、ナビゲーション受付部28でルート探索要求が受け付けられた場合、ナビゲーション情報取得部30は、現在位置及び目的地を含むルート探索要求をサーバに送信し、現在位置から目的地までのルートを案内するためのナビゲーション情報を取得する。このナビゲーション情報には、例えば、ルート情報や地図情報、音声案内用の情報などが含まれる。なお、ナビゲーション情報取得部30は、ルート案内に必要なナビゲーション情報を一度に全て取得する必要はなく、現在位置付近のナビゲーション情報など、携帯端末10での表示に必要な情報を随時取得することが可能である。
【0018】
状態判定部34は、ディスプレイ22に第1のナビゲーション画像又は第2のナビゲーション画像のどちらを表示するか判定する(第1及び第2のナビゲーション画像については後述する。)。つまり、状態判定部34は、ユーザが携帯端末10を手に持って、あるいはクレードル等に設置して直接ディスプレイ22を見る状態のように、ディスプレイ22がユーザ側に向けられている状態であるのか、もしくは、ディスプレイ22に表示されている画像をフロントガラスに投影する状態のように、ディスプレイ22がユーザ側に向けられていない状態であるかに基づいて、第1のナビゲーション画像又は第2のナビゲーション画像のどちらを表示するか判定する。図3には、ディスプレイ22に第2のナビゲーション画像を表示する場合の一例が示されている。図3(a)では、携帯端末10が、ディスプレイ22が上になるようにダッシュボード50の上に置かれている。これにより、ディスプレイ22に表示されている画像はフロントガラス52によって反射され、ユーザに視認される。また、図3(b)では、携帯端末10が、ダッシュボード50上に設けられたクレードル54に載せられている。状態判定部34では、このように、例えば、携帯端末10がユーザの手から離れてディスプレイ22がフロントガラス52に向けられている状態であるかどうかを判定することにより、ディスプレイ22に第1のナビゲーション画像又は第2のナビゲーション画像を表示するかを判定することとなる。
【0019】
状態判定部34による判定には様々な手法を用いることが可能であるが、その一例について説明する。例えば、状態判定部34は、携帯端末10の傾きを検出することにより、ディスプレイ22に第1のナビゲーション画像又は第2のナビゲーション画像のどちらを表示するか判定する。すなわち、ユーザ側を向いているかどうか(ディスプレイ22がフロントガラス52を向いているかどうか)に応じて、ディスプレイ22に表示する画像を判定することとしてもよい。具体的には、図3(a)に示すように、状態判定部34は、携帯端末10の傾きが略水平(所定範囲内)であることを検出することにより、ディスプレイ22に第2のナビゲーション画像を表示すると判定することが可能である。このように判定する場合、状態判定部34は、携帯端末10の傾きを検出可能なセンサを有することとすればよい。
【0020】
また、例えば、状態判定部34は、携帯端末10の振動を検出することにより、ディスプレイ22に第1のナビゲーション画像又は第2のナビゲーション画像のどちらを表示するかを判定することとしてもよい。具体的には、ユーザが携帯端末10を手で持っている場合と比較して、携帯端末10がダッシュボード50等の上に置かれている場合、エンジンの振動が携帯端末10に伝わりやすい。そのため、状態判定部34は、携帯端末10の振動が所定レベル以上である場合に、ディスプレイ22に第2のナビゲーション画像を表示すると判定することが可能である。このように判定する場合、状態判定部34は、携帯端末10の振動を検出可能なセンサを有することとすればよい。
【0021】
また、例えば、状態判定部34は、自動車の進行方向とディスプレイ22との角度を検出することにより、ディスプレイ22に第1のナビゲーション画像又は第2のナビゲーション画像のどちらを表示するかを判定することとしてもよい。図4は、ユーザが携帯端末10を手に持ってディスプレイ22を直接見ている状態の一例を示している。また、図5は、携帯端末10がユーザ側に向けられていない状態の一例を示している。図4及び図5に示すように、ディスプレイ22に第1のナビゲーション画像を表示する場合(例えば、ユーザがディスプレイ22を見ている場合)と、ディスプレイ22に第2のナビゲーション画像を表示する場合(例えば、ディスプレイ22がフロントガラス52に向けられている場合)とでは、進行方向とディスプレイ22との角度が異なる。具体的には、進行方向とディスプレイ22との角度は、図4では60〜70°程度であるのに対して、図5では120〜130°程度となっている。そこで、状態判定部34は、進行方向とディスプレイ22との角度が所定範囲内であるかどうかにより、ディスプレイ22に第1のナビゲーション画像又は第2のナビゲーション画像のどちらを表示するかを判定することができる。この場合、状態判定部34は、進行方向を検出可能なセンサを有することとすればよい。
【0022】
図1に戻り、画像表示部36は、ナビゲーション情報記憶部32に格納されているナビゲーション情報に基づいて、ナビゲーション情報を示すナビゲーション画像を生成してディスプレイ22に表示する。このとき、画像表示部36は、状態判定部34の判定結果に基づいて、ディスプレイ22に第1のナビゲーション画像又は第2のナビゲーション画像のどちらを表示するかによって、画像の向きや情報を制御する。すなわち、画像表示部36は、ディスプレイ22がユーザ側に向いていると判定された場合は、図2に示したような通常の向きのナビゲーション画像を生成し、ディスプレイ22に表示する。一方、画像表示部36は、ディスプレイ22に第2のナビゲーション画像を表示すると判定された場合は、ナビゲーション情報を示す画像(第1のナビゲーション画像)と表示態様の異なる第2のナビゲーション画像(例えば、第1のナビゲーション画像を上下または左右に反転したナビゲーション画像)を生成し、ディスプレイ22に表示する。これにより、図6に示すように、正しい向きの画像がフロントガラス52に投影されることとなる。
【0023】
なお、図6に示すように、フロントガラス52には、ディスプレイ22の画像が投影される位置に、ミラーシート60が設けられることとしてもよい。このようにミラーシート60が設けられることにより、フロントガラス52に直接画像を投影する場合に比べて、画像の視認性を高めることができる。このようなミラーシート60は、例えば、蒸着あるいは粘着によってフロントガラス52に取り付けることができる。また、ミラーシート60を半透明とすることにより、画像の視認性と外界情報の視認性とを両立させることが可能である。
【0024】
画像表示部36における画像反転処理について説明する。例えば、図7(a)に示すように携帯端末10がダッシュボード50上に置かれている場合を想定する。この場合、ユーザがディスプレイ22に第1のナビゲーション画像を表示する場合と同様の画像を表示したままでは、フロントガラス52に投影される画像の向きは正しくない。そのため、画像表示部36は、図7(b)に示すように、第2のナビゲーション画像(例えば、画像の上下を反転させた画像)をディスプレイ22に表示する。これにより、フロントガラス52に投影される画像は、ユーザにとって正しい向きの画像となる。同様に、図8(a)に示すように携帯端末10がダッシュボード50上に置かれている場合、画像表示部36は、図8(b)に示すように、第2のナビゲーション画像(例えば、画像の左右を反転させた画像)をディスプレイ22に表示する。ここで、画像表示部36は、状態判定部34において検出される、携帯端末10と進行方向との角度によって、画像を上下に反転させるか左右に反転させるかを判断することができる。例えば、図7(a)に示す状態では、携帯端末10と進行方向との角度が0°と判定され、図8(a)に示す状態では、携帯端末10と進行方向との角度が180°と判定される。
【0025】
なお、携帯端末10がダッシュボード50上に置かれていると判定された場合には、画像表示部36は、携帯端末10の向きによらず、上下もしくは左右のうち、あらかじめ定められた一方の方向に反転した画像を生成することとしてもよい。例えば、画像の反転方向を上下方向に固定した場合、図8(a)に示す状態で携帯端末10がダッシュボード50に置かれると、フロントガラス52に表示される画像は、上下が正しくないものとなってしまう。この場合、ユーザが携帯端末10を180°回転させることにより、フロントガラス52に表示される画像を正しい向きとすることができる。
【0026】
また、画像表示部36は、第1のナビゲーション画像(例えば、ユーザに直接見せる場合)と第2のナビゲーション画像(例えば、ユーザに直接見せない場合、すなわち、フロントガラス52に投影して見せる場合)とで、画像の情報量を変更することも可能である。例えば、図9に示すように、画像表示部36は、ナビゲーション画像をフロントガラス52に投影する場合においても、ユーザがディスプレイ22を直接見る場合と同じ詳細な第1のナビゲーション画像を表示することが可能である。一方、第2のナビゲーション画像が表示される場合(例えば、ユーザに直接見せる場合、すなわち、フロントガラス52に投影される場合)においては、図10に示すように、画像表示部36は、進行方向や交差点までの距離などの簡易的な画像をディスプレイ22に表示することも可能である。なお、第2のナビゲーション画像を詳細な画像とするか簡易的な画像とするかについては、あらかじめ定められた一方のみであることとしてもよいし、ユーザ操作によって選択可能であることとしてもよい。
【0027】
また、画像表示部36は、第1のナビゲーション画像と第2のナビゲーション画像とで、画像の輝度を変更することができる。具体的には、画像表示部36は、第2のナビゲーション画像を表示する場合には、通常よりも画像の輝度を高くすることが可能である。これにより、フロントガラス52に投影された画像の視認性を高めることができる。さらに、画像表示部36は、携帯端末10の周辺の明るさに応じて、第2のナビゲーション画像の輝度を変更することができる。具体的には、周辺が明るい場合には画像の輝度を高くし、周辺が暗い場合には画像の輝度を低くすることができる。これにより、フロントガラス52に投影された画像の視認性を高めることができる。この場合、画像表示部36は、携帯端末10の周辺の明るさを検出可能なセンサを有することとすればよい。
【0028】
図1に戻り、音声案内出力部38は、ナビゲーション情報記憶部32に格納されているナビゲーション情報や、位置情報取得部26によって取得された位置情報に基づいて、ルート案内における各種音声案内を行う。
【0029】
図11は、携帯端末10におけるナビゲーション処理の一例を示すフローチャートである。まず、ナビゲーション受付部28が目的地等の情報をユーザから受け付けることにより、ナビゲーション情報取得部30がルート探索を実行し、ルート探索結果に応じたナビゲーション情報をナビゲーション情報記憶部32に格納する(S1101)。このルート探索は、例えば、ナビゲーション用のサーバと通信を行うことにより実行することができる。なお、携帯端末10がルート情報や地図情報を保持しており、サーバと通信を行うことなく携帯端末10内でルート探索が実行されることとしてもよい。
【0030】
ルート探索が完了すると、画像表示部36は、ルート案内の初期画面を表示する(S1102)。この初期画面において、案内開始の指示が入力されると(S1103:Y)、位置情報取得部26は、GPS情報を取得することにより(S1104)、携帯端末10の現在位置を特定する(S1105)。そして、状態判定部34は、携帯端末10の傾きや進行方向、振動などを検出するための各種センサの情報を取得し(S1106)、ディスプレイ22に第1のナビゲーション画像又は第2のナビゲーション画像のどちらを表示するかを判定する(S1107)。
【0031】
なお、状態判定部34は、ディスプレイ22に第2のナビゲーション画像を表示すると判定される状態が所定時間以上継続している場合に、ディスプレイ22に第2のナビゲーション画像を表示するとの判定を確定させることとしてもよい。
【0032】
状態判定部34によって、ディスプレイ22に第1のナビゲーション画像を表示すると判定されると(S1107:第1)、画像表示部36は、ナビゲーション情報記憶部32に格納されているナビゲーション情報に基づいて、第1のナビゲーション画像をディスプレイ22に表示する(S1108)。一方、状態判定部34によって、ディスプレイ22に第2のナビゲーション画像を表示すると判定されると(S1107:第2)、画像表示部36は、ナビゲーション情報記憶部32に格納されているナビゲーション情報に基づいて、第1のナビゲーション画像とは異なる表示態様の第2のナビゲーション画像(例えば、画像の上下または左右を反転した画像)をディスプレイ22に表示する(S1109)。なお、画像表示部36は、第2のナビゲーション画像をディスプレイ22に表示する際には、通常の表示画像よりも簡易的な画像を表示することとしてもよい。
【0033】
なお、ナビゲーション受付部28によって目的地等の情報がユーザから受け付けられている間は、画像表示部36は、第2のナビゲーション画像への切り替えを行わないこととしてもよい。
【0034】
また、画像表示部36によって第2のナビゲーション画像がディスプレイ22に表示されている間、ナビゲーション受付部28は、通常表示時に受け付け可能な操作のうちの一部の操作を受け付け不可能とすることができる。つまり、第2のナビゲーション画像がディスプレイ22に表示されているのは運転中であると考えられるため、ユーザが携帯端末10を操作することにより注意が散漫となることを防止するためである。
【0035】
音声案内出力部38は、ナビゲーション情報記憶部32に格納されているナビゲーション情報や、位置情報取得部26によって取得された位置情報に基づいて、ルート案内における各種音声案内を行う(S1110)。
【0036】
そして、ナビゲーション情報取得部30は、目的地に到達したか、もしくは、ナビゲーションを終了させるためのユーザ操作が行われたかどうかを判定する(S1111)。なお、目的地に到達したかどうかは、例えば、ナビゲーション情報記憶部32に格納されているナビゲーション情報と、位置情報取得部26によって取得された位置情報とに基づいて判定することができる。そして、目的地に到達しておらず、ナビゲーションを終了させるためのユーザ操作が行われていない間は(S1111:Y)、現在位置に応じたナビゲーション処理(S1104〜S1110)が繰り返し実行される。
【0037】
なお、画像表示部36は、第2のナビゲーション画像の描画を開始した後は、状態判定部34がディスプレイ22に第1のナビゲーション画像を表示すると判定した場合であっても、第2のナビゲーション画像の描画を継続することとしてもよい。例えば、状態判定部34が、進行方向と携帯端末10との角度によってディスプレイ22に第1のナビゲーション画像又は第2のナビゲーション画像のどちらを表示するかを判定する場合、自動車が後退している状況では逆の状態に判定される可能性があるためである。なお、後退時にはナビゲーション画像が不要であることが多いため、このような考慮がなされないこととしてもよい。
【0038】
以上、本実施形態について説明した。本実施形態の携帯端末10によれば、ディスプレイ22に第1のナビゲーション画像を表示すると判定した場合(例えば、ユーザが携帯端末10のディスプレイ22を直接見ている場合)においては、第1のナビゲーション画像がディスプレイ22に表示される。一方、ディスプレイ22に第2のナビゲーション画像を表示すると判定した場合においては、第1のナビゲーション画像とは異なる表示態様の第2のナビゲーション画像がディスプレイ22に表示される。したがって、ユーザに適切なナビゲーション情報を提供することが可能となる。
【0039】
なお、本実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更/改良され得るととともに、本発明にはその等価物も含まれる。
【0040】
例えば、本実施形態では、ディスプレイ22に第1のナビゲーション画像又は第2のナビゲーション画像のどちらを表示するかを判定することによって、表示される画像が切り替えられることとしたが、ユーザの手動操作によって画像が切り替えられることとしてもよい。
【符号の説明】
【0041】
10 携帯端末
20 通信部
22 ディスプレイ
24 操作部
26 位置情報取得部
28 ナビゲーション受付部
30 ナビゲーション情報取得部
32 ナビゲーション情報記憶部
34 状態判定部
36 画像表示部
38 音声案内出力部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
目的地までのナビゲーション情報を取得するナビゲーション情報取得部と、
前記ナビゲーション情報を示す第1のナビゲーション画像を表示するか、該第1のナビゲーション画像とは表示態様の異なる、前記ナビゲーション情報を示す第2のナビゲーション画像を表示するかを判定する状態判定部と、
前記状態判定部の判定結果に基づいて、前記第1のナビゲーション画像または前記第2のナビゲーション画像をディスプレイに表示する画像表示部と、
を備えるナビゲーション装置。
【請求項2】
請求項1に記載のナビゲーション装置であって、
ナビゲーションに関連する所定の操作を受け付ける入力受付部をさらに備え、
前記画像表示部は、前記入力受付部が前記所定の操作を受け付けている間は、前記状態判定部によって前記第2のナビゲーション画像を表示すると判定されたとしても、前記第1のナビゲーション画像を前記ディスプレイに表示する、
ナビゲーション装置。
【請求項3】
請求項2に記載のナビゲーション装置であって、
前記入力受付部は、前記第1のナビゲーション画像が前記ディスプレイに表示されている間は、前記所定の操作を受け付け可能とし、前記第2のナビゲーション画像が前記ディスプレイに表示されている間は前記所定の操作を受け付け不可能とする、
ナビゲーション装置。
【請求項4】
請求項1〜3の何れか一項に記載のナビゲーション装置であって、
前記画像表示部は、前記第2のナビゲーション画像によってナビゲーションが行われている間は、前記状態判定部によって前記第1のナビゲーション画像を表示すべきと判定されたとしても、前記第2のナビゲーション画像の前記ディスプレイへの表示を継続する、
ナビゲーション装置。
【請求項5】
請求項1〜4の何れか一項に記載のナビゲーション装置であって、
前記第2のナビゲーション画像は、前記第1のナビゲーション画像より情報量が少ない画像である、
ナビゲーション装置。
【請求項6】
請求項1〜5の何れか一項に記載のナビゲーション装置であって、
該ナビゲーション装置の傾きを検出可能な傾きセンサをさらに備え、
前記状態判定部は、前記傾きセンサの検出結果に基づいて、前記傾きが所定範囲内である場合に、前記第2のナビゲーション画像を表示すると判定する、
ナビゲーション装置。
【請求項7】
請求項1〜6の何れか一項に記載のナビゲーション装置であって、
該ナビゲーション装置の振動を検出可能な振動センサをさらに備え、
前記状態判定部は、前記振動センサの検出結果に基づいて、前記振動が所定レベル以上である場合に、前記第2のナビゲーション画像を表示すると判定する、
ナビゲーション装置。
【請求項8】
請求項1〜7の何れか一項に記載のナビゲーション装置であって、
該ナビゲーション装置の進行方向を検出可能な方向センサを備え、
前記状態判定部は、前記方向センサの検出結果に基づいて、前記ディスプレイと前記進行方向との角度が所定範囲内である場合に、前記第2のナビゲーション画像を表示すると判定する、
ナビゲーション装置。
【請求項9】
ナビゲーション装置が、
目的地までのナビゲーション情報を取得し、
前記ナビゲーション情報を示す第1のナビゲーション画像を表示するか、該第1のナビゲーション画像とは表示態様の異なる、前記ナビゲーション情報を示す第2のナビゲーション画像を表示するかを判定し、
前記判定の結果に基づいて、前記第1のナビゲーション画像または前記第2のナビゲーション画像をディスプレイに表示する、
ナビゲーション方法。
【請求項10】
コンピュータに、
目的地までのナビゲーション情報を取得する機能と、
前記ナビゲーション情報を示す第1のナビゲーション画像を表示するか、該第1のナビゲーション画像とは表示態様の異なる、前記ナビゲーション情報を示す第2のナビゲーション画像を表示するかを判定する機能と、
前記判定の結果に基づいて、前記第1のナビゲーション画像または前記第2のナビゲーション画像をディスプレイに表示する機能と、
を実現させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2013−40846(P2013−40846A)
【公開日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−177705(P2011−177705)
【出願日】平成23年8月15日(2011.8.15)
【出願人】(500578216)株式会社ゼンリンデータコム (231)
【Fターム(参考)】