説明

ナビゲーション装置及び施設表示方法

【目的】駐車した駐車場と提携している施設(店)を表示する機能を備えた「車載ナビゲーション装置及び施設表示方法」を提供することである。
【構成】 駐車場と提携している施設のリストを表示するナビゲーション装置である。ナビゲーション装置は、車両が所定の駐車場に到着したか監視し、駐車場に到着したとき該駐車場の詳細情報を施設データベースより読み取り、該詳細情報より駐車場と提携している施設を求め、該提携施設のリストをモニターに表示し、必要な提携施設の詳細情報を選択的に表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はナビゲーション装置及び施設表示方法に関わり、特に、駐車場と提携している施設(店)の詳細情報を表示するナビゲーション装置及び施設表示方法に関する。
【背景技術】
【0002】
車載のナビゲーション装置は車両周辺の地図を表示すると共に、誘導時、目的地までの経路(誘導経路)を地図上に表示し、車両を目的地に向けて誘導する。また、自動車が誘導経路上の案内交差点に所定距離まで接近すると交差点案内図を表示すると共に、「300m先右折です」などの音声案内を行なう。
かかる車載ナビゲーション装置には、施設と提携している駐車場を表示する機能を備えたものがある(特許文献1参照)。この機能によれば、施設と該施設が提携している駐車場との対応を記憶しておき、施設検索により指示された施設の周辺地図を描画する際、該施設の提携先駐車場を前記対応関係より求め、施設周辺地図の提携先駐車場位置に駐車場マークを表示する。かかる機能によれば、所定の施設に行く際、運転手は該施設の提携先駐車場を利用することが可能になる。
【0003】
しかし、逆に駐車場と提携している施設を表示する機能を備えた車載ナビゲーション装置は存在していない。車で出掛けると、行く先で有料駐車場に駐車することが多い。有料駐車場は、例えば1時間毎に500円等の運転料金を徴収するため運転手の負担になる。ところで、駐車場の利用効率を高めるため、および施設の集客力を高めるために、駐車場と近くの施設(お店)が提携している場合が多い。かかる場合、駐車場に駐車しても提携店で所定金額以上の買い物をしたり、食事をすると、駐車場代金が無料になったり、割り引かれる。しかし、見知らぬ地域において運転手は駐車場と提携している施設が判らず、このため提携施設を利用して駐車料金の割引サービスを受けることができない場合が多かった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平10−89989号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
以上から本発明の目的は、駐車した駐車場と提携している施設(店)を表示する機能を備えた車載ナビゲーション装置及び施設表示方法を提供することである。
本発明の別の目的は、駐車した駐車場と提携している施設(店)のリストや、店の位置、割引率などを表示する機能を備えた車載ナビゲーション装置及び施設表示方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、駐車場と提携している施設(店)の詳細情報を表示するナビゲーション装置及び施設表示方法である。
・施設表示方法
本発明の施設表示方法は、車両が所定の駐車場に到着したか監視するステップ、駐車場に到着したとき該駐車場の詳細情報を施設データベースより読み取るステップ、該詳細情報より前記駐車場と提携している施設を求め、該提携施設のリストをモニターに表示するステップを有している。
駐車場に到着したかの検出は、停車位置が駐車場であるか地図情報を参照して行なう。なお、駐車場を目的地として設定した場合、駐車場に到着したかの検出は、目的地に到着したか監視することにより行うことができる。
本発明の施設表示方法は、更に、前記詳細情報に基づいて駐車場名称、駐車料金を表示すると共に、提携店検索キーをモニターに表示するステップ、該提携店検索キーが操作されたとき、前記駐車場と提携している前記施設のリストをモニターに表示するステップを有している。この場合、前記施設リストと共に、前記駐車場と各施設の位置を示す周辺地図を表示し、該施設の位置に該施設のジャンルアイコンを表示する。
本発明の施設表示方法は、更に、各施設における駐車料金の割引内容が前記詳細情報に含まれている場合、要求により割引率が良い順に提携施設をソーティングして施設リストを表示するステップを有している。
本発明の施設表示方法は、更に、施設リストより所定の施設が選択されたとき、該施設の詳細情報を表示するステップを有している。
・ナビゲーション装置
本発明のナビゲーション装置は、車両が所定の駐車場に到着したことを検出する検出部、駐車場の詳細情報を保存する施設データベース、駐車場に到着したとき該駐車場の詳細情報を前記施設データベースより読み取り、該詳細情報より前記駐車場と提携している施設を識別し、該提携施設のリストをモニターに表示する制御部、を備えている。
検出部は、上記の施設表示方法において示した方法で車両が駐車場に到着したことを検出し、又、制御部は上記の施設表示方法において示したステップで施設リスト、施設の位置、施設詳細情報などを表示する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車両が所定の駐車場に到着したか監視し、駐車場に到着したとき該駐車場の詳細情報を施設データベースより読み取り、該詳細情報より前記駐車場と提携している施設を求め、該提携施設のリストをモニターに表示するようにしたから、運転手は駐車場と提携している施設を容易に把握することが可能になる。
又、本発明によれば、駐車場の詳細情報に基づいて駐車場名称、駐車料金を表示すると共に、提携店検索キーをモニターに表示し、該提携店検索キーが操作されたとき、前記駐車場と提携している前記施設のリストをモニターに表示するようにしたから、運転手は必要に応じて提携店検索キーを操作することにより駐車場と提携している施設のリストを取得することができる。この場合、前記施設リストと共に、前記駐車場と各施設の位置を示す周辺地図や、該施設のジャンルアイコンを表示すれば、施設への行き方を容易に把握することができる。
又、本発明によれば、各施設における駐車料金の割引内容が前記詳細情報に含まれている場合には、要求により割引率が良い順に提携施設をソーティングして施設リストを表示することができ、割引率の高い施設を容易に把握することができる。
又、本発明によれば、施設リストより所定の施設が選択されたとき、該施設の詳細情報を表示するようにしたから、該情報を参照して施設に行くべきかの正しい判定が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の車載ナビゲーション装置の構成図である。
【図2】地図データの説明図である。
【図3】施設データベースに記憶されている駐車場の詳細情報である。
【図4】図4は本発明の施設表示制御の処理フローである。
【図5】施設表示制御の表示例である。
【図6】施設表示制御の別の表示例である。
【図7】駐車場を目的地として設定する際の施設表示例である
【発明を実施するための形態】
【実施例1】
【0009】
(A)本発明の車載ナビゲーション装置
図1は本発明の車載ナビゲーション装置の構成図である。
ナビゲーション制御部10のバスBUSには、各種ナビゲーション制御を行うCPU(プロセッサ)11、地図データを記憶する地図データ記憶部12、施設データベース13、自車位置周辺の地図画像を発生する画像描画部14、交差点進行方向や道路渋滞を音声で案内する音声案内制御部15、自律航法センサーおよびGPSからの検出情報に基づいて自車位置を計算する位置計算部16、通信インターフェース制御を行う通信IF部17、各種設定、指示を入力する操作部20が接続されている。
CPU 11は、ROM 11aに記憶されているソフトウェアにしたがって後述する施設表示制御を行うと共に、経路探索ソフトによる経路探索処理、経路誘導ソフト等による経路誘導処理を行う。なお、CPU 11はRAM 11bに駐車場詳細情報や探索経路などの処理結果を一時的に記憶する。
【0010】
地図データ記憶部12は地図データを記憶する。地図データは、誘導経路作成やマップマッチング処理用の道路レイヤ情報、地図の背景画像発生用の背景レイヤ情報、背景文字を発生する文字レイヤ情報等を含んでいる。図2(A)に示すように、背景レイヤ情報BLINF、文字レイヤ情報CLINFは図葉毎に用意され、これらに加えて図葉内の各施設の施設名、該施設のジャンル、該施設のエリアを示す施設エリア情報POIINFが用意されている。図2(B)は背景レイヤ情報BLINF、文字レイヤ情報CLINFにより表示した地図画像であり、点線エリアは×××駐車場の駐車エリアである。
施設データベース13には、全施設の詳細情報が、ジャンル別、地域別に分類されて保存されている。図3は施設データベース13に記憶されている駐車場の詳細情報の説明図であり、施設名(駐車場名)、位置、電話番号、住所、利用時間帯、料金、提携施設リスト等が含まれている。また、提携施設毎に施設詳細情報(施設名、位置、電話番号、住所、駐車割引内容等)が紐つけられている。なお、提携施設の詳細情報は紐つけずに施設データベースから取得するように構成することができる。
【0011】
画像描画部14は、自車位置周辺の地図データを地図データ記憶部13から読み出して車両周辺の地図画像を発生すると共に、該地図画像とCPU12が経路誘導ソフトにより発生した誘導経路と車両位置マークなどを合成してモニター30に表示する。また、画像描画部14は、後述するようにCPU(プロセッサ)11からの指示により駐車場と提携している施設のリスト、施設詳細情報などを作成して表示する。モニター30はタッチパネルを備え、スクリーンに表示したソフトキーが押下されたとき該キーに応じたコマンドをCPU 11に入力したり、所定の項目を選択して入力するようになっている。
音声案内制御部15は、車両が交差点に接近したときの交差点案内や渋滞情報、事故発生情報を音声でユーザに知らせるための制御を行い、音声合成部40は音声案内制御部15からの指示により所定のメッセージのディジタル音声データを出力し、DAC41でアナログ信号に変換してスピーカ42より出力する。
【0012】
通信IF部17には自律航法センサーであるジャイロ51、車速パルス発生器52が接続され、ジャイロ51の検出信号や車速パルス発生器52が発生する車速パルスは通信IF部17を介して位置計算部16に入力される。GPS受信機18はGPSアンテナ19から入力された受信信号に所定の処理を施してGPS受信データを位置計算部16に入力する。位置計算部16は、車両の現在位置が不明になるとGPS位置を現在位置として採用し、以後、自立航法センサー(ジャイロ51、車速パルス発生器52)の出力信号を用いて現在位置を推定して出力すると共に、マップマッチング処理を行って該推定された現在位置を道路リンク上に修正する。
【0013】
(B)施設表示制御
図4は本発明の施設表示制御の処理フロー、図5、図6は表示例である。
ナビゲーション装置10のCPU 11は車両が駐車場に到着したか監視し(ステップ101)、到着すれば駐車場名称を識別する(ステップ102)。所定の駐車場に到着したかの検出は、停車位置が駐車場であるか図2の施設エリア情報と車両位置を参照して行なう。なお、駐車場を目的地として設定した場合、目的地に到着したか監視することにより駐車場に到着したかの検出を行なうことができる。
駐車場名称が得られれば、施設データベース13より駐車場情報を読み取ってRAM 11bに保存し(ステップ103)、ついで、地図に重ねて駐車場名、駐車料金および提携店検索キーSKを表示するよう画像描画部14に指示し、図5(a)に示す画像をモニター30に表示する(ステップ104)。
かかる状態でCPUは提携店検索キーSKが操作されたか監視する(ステップ105)。ユーザが駐車場と提携している施設に興味がなければ提携店検索キーSKはタッチされることなくナビゲーション電源が落ちて処理は終了する。
【0014】
一方、ユーザが駐車場と提携している施設に興味があって、施設名を知りたい場合、ユーザは提携店検索キーSKをタッチする。これにより、CPU 11は各提携施設と駐車場間の距離を計算し、図5(B)に示すように、距離順に提携施設(提携店)のリストLSTを表示すると共に、駐車場と各施設の位置を示す周辺地図PMPを表示し、該施設の位置に該施設のジャンルアイコンJICを表示する(ステップ106)。なお、リストLSTの各施設名に該施設までの距離やジャンルアイコンを併記する。また、リストLSTを距離順、あるいは駐車割引率の良い順に施設を表示するための選択キーLSK1(距離)、LSK2(割引)を表示する。
【0015】
ユーザがキーLSK2(割引)をタッチしたか監視し(ステップ107)、キーLSK2(割引)がタッチされれば、CPU 11は駐車料金の割引率の良い順に施設をソーティングしてリスト表示する(ステップ108)。実際には、キーLSK2(割引)がタッチされるとCPU 11はユーザが駐車したい時間を選択するための図6(A)に示す画面を、画像描画部14を介してモニター30に表示する。そして、ユーザが駐車時間として例えば30分を入力すれば、該駐車時間(30分)で割引率が良い順に施設をソーティングして図6(B)に示すように表示する。図6(B)は30分の駐車場料金が無料となる購入額であり、購入額が少ない施設(店)から順番に表示されている。
【0016】
図5(B)あるいは図6(B)に示す状態で、所定の施設(店)が選択されたか監視し(ステップ109)、施設が選択されると該提携施設(提携店)の詳細情報を参照して図6(C)に示すように選択された提携店の詳細情報を表示する(ステップ110)。なお、店の決定は、該店名をタッチし、図示しない決定キーをタッチすることにより行なう。
しかる後、ユーザが別の施設の詳細情報を必要とすれば(ステップ111で「YES」)、「前画面戻し」キー(図示せず)をタッチし(ステップ112)、図5(B)あるいは図6(B)に示す表示状態に戻して以降の処理を繰り返す。
【0017】
(C)変形例
以上では、駐車場に到着してから、該駐車場と提携している施設の表示制御を行った場合であるが、駐車場を目的地として設定する際に、図5(B)〜図6(C)の表示を行なって提携施設リストを表示するように構成することもできる。
図7は×××駐車場を目的として入力する場合である。×××駐車場が目的地として入力されると、CPU 11は、図7(A)に示すように目的地(駐車場)周辺の地図と共に、目的地としての駐車場の詳細情報PINF、及び各種メニュー項目MNを表示する。メニュー項目には、駐車場を目的地として設定するためのメニュー(目的地)、通過点として設定するメニュー(通過点)、地点登録するメニュー(登録地点)、画面戻しメニューと共に、提携店検索のメニュー(提携店)がある。ここで、提携店検索のメニューを選択すると、図7(B)に示すように提携店のリストを表示する。この図7(B)は図5(B)と同じ図であり、以後、実施例と同様の操作で、施設の詳細情報を表示することができる。
以上、実施例にしたがって本発明を詳細に説明したが、本発明は、実施例に限定されるものではない。
【符号の説明】
【0018】
11 CPU(プロセッサ)
12 地図データ記憶部
13 施設データベース
14 画像描画部
30 タッチパネル付きのモニター

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ナビゲーション装置における施設表示方法において、
車両が所定の駐車場に到着したか監視し、
駐車場に到着したとき該駐車場の詳細情報を施設データベースより読み取り、
該詳細情報より前記駐車場と提携している施設を求め、該提携施設のリストをモニターに表示する、
ことを特徴とする施設表示方法。
【請求項2】
前記詳細情報に基づいて駐車場名称、駐車料金を表示すると共に、提携店検索キーをモニターに表示し、
該提携店検索キーが操作されたとき、前記駐車場と提携している前記施設のリストをモニターに表示する、
ことを特徴とする請求項1記載の施設表示方法。
【請求項3】
前記施設リストと共に、前記駐車場と各施設の位置を示す周辺地図を表示し、該施設の位置に該施設のジャンルアイコンを表示する、
ことを特徴とする請求項2記載の施設表示方法。
【請求項4】
各施設における駐車料金の割引内容を前記詳細情報に含ませ、要求により割引率が良い順に提携施設をソーティングして施設リストを表示する、
ことを特徴とする請求項2記載の施設表示方法。
【請求項5】
施設リストより所定の施設が選択されたとき、該施設の詳細情報を表示する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の施設表示方法。
【請求項6】
前記駐車場に到着したか監視するステップは、
前記駐車場を目的地として設定した場合は、目的地に到着したか監視し、
目的地に到着すれば所定の駐車場に到着したと判定する、
ことを特徴とする請求項1記載の施設表示方法。
【請求項7】
前記駐車場に到着したか監視するステップは、
停車位置が駐車場であるか地図情報を参照して判定し、駐車場であれば所定の駐車場に到着したと判定する、
ことを特徴とする請求項1記載の施設表示方法。
【請求項8】
施設の詳細情報を表示するナビゲーション装置において、
車両が所定の駐車場に到着したことを検出する検出部、
駐車場の詳細情報を保存する施設データベース、
駐車場に到着したとき該駐車場の詳細情報を前記施設データベースより読み取り、該詳細情報より前記駐車場と提携している施設を識別し、該提携施設のリストをモニターに表示する制御部、
を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記詳細情報に基づいて駐車場名称、駐車料金をモニターに表示すると共に、提携店検索キーを表示し、該提携店検索キーが操作されたとき、前記駐車場と提携している前記施設のリストをモニターに表示する、
ことを特徴とする請求項8記載のナビゲーション装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記施設リストと共に、前記駐車場と各施設の位置を示す周辺地図をモニターに表示し、該施設の位置に該施設のジャンルアイコンを表示する、
ことを特徴とする請求項9記載のナビゲーション装置。
【請求項11】
前記制御部は、要求により駐車料金の割引率が良い順に提携施設をソーティングして施設リストを表示する、
ことを特徴とする請求項9記載のナビゲーション装置。
【請求項12】
前記制御部は、施設リストより所定の施設が選択されたとき、該施設の詳細情報を表示する、
ことを特徴とする請求項8乃至請求項11記載のナビゲーション装置。
【請求項13】
前記検出部は、前記駐車場が目的地として設定されている場合は、目的地に到着したか監視し、目的地に到着すれば所定の駐車場に到着したことを検出する、
ことを特徴とする請求項8記載のナビゲーション装置。
【請求項14】
前記検出部は、停車位置が駐車場であるか地図情報を参照して判定し、駐車場であれば所定の駐車場に到着したことを検出する、
ことを特徴とする請求項8記載のナビゲーション装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−190653(P2010−190653A)
【公開日】平成22年9月2日(2010.9.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−34005(P2009−34005)
【出願日】平成21年2月17日(2009.2.17)
【出願人】(000101732)アルパイン株式会社 (2,424)
【Fターム(参考)】