説明

ナビゲーション装置

【課題】通信機およびナビゲーション装置の移動を考慮した待ち合わせ地点を提供するナビゲーション装置を得る。
【解決手段】待ち合わせ場所算出部6は、通信機15に位置情報送信要求を周期的に送信し、当該位置情報送信要求に応じて位置情報検出部4で検出された通信機15の位置情報、通信機15の位置情報が検出された時点で自位置情報検出部5が検出した位置情報、および地図情報記憶部8から読み出した地図情報を用いて通信機15との待ち合わせ地点を逐次算出すると共に、算出した待ち合わせ地点について無線インタフェース部2を介して通信機15に許可要求を行い、許可された待ち合わせ地点を自身の走行ルートの経由地または目的地に設定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、他者との待ち合わせ地点を算出するナビゲーション装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、携帯電話などの通信機を有するユーザとある地点で待ち合わせを行い、合流してから別の目的地に向かう場合、当該通信機を経由して取得するユーザの位置情報と、道路状況や目的地への移動時間を考慮して最適な待ち合わせ地点を算出するナビゲーション装置が提案されている。例えば、特許文献1のナビゲーション装置は、通信機の携帯者との待ち合わせにおいて、通信機の現在位置がルート案内に不都合な地点であった場合にも、通信機の現在位置の周辺道路から待ち合わせに最適な複数のポイントを抽出し、通信機の携帯者に提示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−186182号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のナビゲーション装置では、通信機のユーザおよびナビゲーション装置のユーザが移動しているケースが考慮されておらず、双方の移動によっては、当初に設定した待ち合わせポイントが最適でなくなる可能性があるという課題があった。
【0005】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、通信機のユーザおよびナビゲーション装置のユーザが移動している場合に、移動の状況によって最初に設定した待ち合わせ地点が最適でなくなる場合を考慮し、周期的に待ち合わせ地点を算出して待ち合わせ地点を提供することができるナビゲーション装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係るナビゲーション装置は、測位機能を有する通信機と通信する無線インタフェース部と、地図情報を格納する地図情報記憶部と、無線インタフェース部で受信された通信機の位置情報を検出する位置情報検出部と、ナビゲーション装置の位置情報を検出する自位置情報検出部と、無線インタフェース部を介して通信機に位置情報送信要求を周期的に送信し、位置情報送信要求に応じて位置情報検出部で検出された通信機の位置情報、通信機の位置情報が検出された各時点で自位置情報検出部が検出した位置情報、および地図情報記憶部から読み出した地図情報を用いて、通信機との待ち合わせ地点を逐次算出すると共に、算出した待ち合わせ地点について無線インタフェース部を介して通信機に許可要求を行い、許可された待ち合わせ地点を自身の走行ルートの経由地または目的地に設定する算出部とを備えるように構成したものである。
【発明の効果】
【0007】
この発明のナビゲーション装置は、通信機に対して位置情報送信要求を周期的に発信し、当該位置情報送信要求に応じて位置情報検出部で検出された通信機の位置情報、通信機の位置情報が検出された各時点で自位置情報検出部が検出した位置情報、および地図情報を用いて通信機との待ち合わせ地点を逐次算出すると共に、算出した待ち合わせ地点について通信機に許可要求を行い、許可された待ち合わせ地点を自身の走行ルートの経由地または目的地に設定するように構成したので、ナビゲーション装置および通信機が移動している場合であっても、移動状況に合わせた待ち合わせ地点を逐次算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】この発明の実施の形態1によるナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態1によるナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】この発明の実施の形態1によるナビゲーション装置の具体的動作を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
このナビゲーション装置1は、無線インタフェース部2、位置情報検出部4、自位置情報検出部5、待ち合わせ場所算出部(算出部)6を有するCPU3、GPS受信部7、地図情報記憶部8、情報出力制御部9、ディスプレイ10、操作インタフェース部11、タッチパネル12およびボタン13で構成されている。また、このナビゲーション装置1は、ネットワーク14を介して通信機15と接続されている。
通信機15は、例えばナビゲーション装置や携帯電話などで構成される。GPSなどの測位機能を有し自位置を検出可能であり、他の通信機器と通信可能であればどのようなもので構成してもよい。
【0010】
無線インタフェース部2は、ネットワーク14を介して通信機15とデータの送受信を行う。位置情報検出部4は、無線インタフェース部2を介して受信したデータから通信機15の位置情報を検出し、待ち合わせ場所算出部6に出力する。自位置情報検出部5は、GPS受信部7の情報に基づき自位置情報を検出する。
【0011】
待ち合わせ場所算出部6は、通信機15に対して周期的に位置情報送信要求を送信する。位置情報送信要求の送信タイミングは、一定時間経過後、あるいはナビゲーション装置1が一定距離移動後など適宜設定可能である。
また、待ち合わせ場所算出部6は、位置情報検出部4から通信機15の位置情報が入力されると当該通信機15の位置情報、位置情報検出部4から通信機15の位置情報が入力された時点で自位置情報検出部5が検出したナビゲーション装置1の自位置情報および地図情報記憶部8に記憶された地図情報を用いて、逐次待ち合わせ地点を算出する。
【0012】
ここで、最適な待ち合わせ地点の算出には、ナビゲーション装置1および通信機15の移動速度、周辺の道路状況、待ち合わせ地点候補の施設の状況などを用いてもよい。
移動速度の利用としては、通信機15の位置情報およびナビゲーション装置1の自位置情報と、待ち合わせ場所算出部6の位置情報送信要求の送信タイミングとからナビゲーション装置1および通信機15の移動速度を算出し、当該移動速度を考慮して待ち合わせ地点を算出する方法が挙げられる。周辺の道路状況の利用としては、ナビゲーション装置1が受信するVICS(登録商標)情報などを参照し、ナビゲーション装置1および通信機15の周辺道路の混雑状況や工事発生の有無を考慮して待ち合わせ地点を算出する方法が挙げられる。また、待ち合わせ地点候補の施設状況の利用としては、地図情報記憶部8が有する地図情報から駐車場の有無を参照したり、お気に入りの場所としてユーザがあらかじめ登録しているか参照し、待ち合わせ地点を算出する方法が挙げられる。
【0013】
さらに、待ち合わせ場所算出部6は、新規に算出した待ち合わせ地点が前回算出した待ち合わせ地点から変更されているか否か判定する。変更されていると判定した場合には、新規に算出した待ち合わせ地点について無線インタフェース部2を介して通信機15に許可要求を出力する。当該許可要求に対する通信機15の応答が許可であった場合には、新規に算出した待ち合わせ地点を走行ルートの新たな経由地として設定し、メモリ部(図示せず)に記憶させる。
【0014】
GPS受信部7は、外部から入力されるGPS信号を受信する。地図情報記憶部8は、ルート算出や待ち合わせ地点算出に用いる地図情報を格納している。情報出力制御部9は、CPU3からの情報出力を制御する。ディスプレイ10は、ユーザに情報を表示する。操作インタフェース部11は、ナビゲーション装置1筐体上に設けられたタッチパネル12またはボタン13から入力される情報をCPU3に出力する。
【0015】
次に、この実施の形態1に係るナビゲーション装置の動作について説明を行う。図2は、実施の形態1に係るナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。ここでは、ナビゲーション装置1は自車両に搭載され、通信機15を待ち合わせ対象者が有しているものとして説明する。
【0016】
ナビゲーション装置1の待ち合わせ場所算出部6は、通信機15に対し、無線インタフェース部2を介して周期的に位置情報送信要求を発信する(ステップST1)。ステップST1の位置情報送信要求に応答して通信機15から入力されたデータを無線インタフェース部2が受信し、このデータから位置情報検出部4が通信機15の位置情報を検出し、待ち合わせ場所算出部6に出力する(ステップST2)。
【0017】
待ち合わせ場所算出部6は、ステップST2において入力された通信機15の位置情報、通信機15の位置情報が検出された時点で自位置情報検出部5から取得する自車両の位置情報、および地図情報を用いて、ナビゲーション装置1と通信機15の最適な待ち合わせ地点を算出し(ステップST3)、算出した待ち合わせ地点が現在設定されている経由地(前回算出の待ち合わせ地点)から変更されているか否か判定を行う(ステップST4)。
【0018】
ステップST4において、変更されていないと判定された場合にはステップST1の処理に戻る。
一方、ステップST4において、変更されていると判定された場合には、ステップST3で新規に算出した待ち合わせ地点について通信機15に許可要求を送信する(ステップST5)。なお、初回の待ち合わせ地点の算出では、ステップST4で変更されていると判定し、ステップST5に進むものとする。
【0019】
待ち合わせ場所算出部6は、ステップST5において送信した許可要求に対する通信機15の応答を無線インタフェース部2を介して受信し、許可されたか、あるいは拒否されたか判定する(ステップST6)。
通信機15の応答が拒否であった場合には、ステップST1の処理に戻る。
一方、通信機15の応答が許可であった場合には、新規に算出した待ち合わせ地点を走行ルートの新たな経由地として設定し、メモリ部(図示せず)に記憶させ(ステップST7)、処理を終了する。
【0020】
次に、図2のフローチャートに示した処理内容を、図3の具体例を用いて説明する。図3は、実施の形態1に係るナビゲーション装置を用いた待ち合わせ処理を具体的に示す説明図であり、図3(a)は待ち合わせ地点Pの算出、図3(b)は待ち合わせ地点Qの算出を示している。
ここでは、実施の形態1に係るナビゲーション装置1を搭載した自車両Aと通信機15の携帯者が運転する相手車両Bが、待ち合わせ地点で合流して一緒に目的地Oに向かう例を示す。
【0021】
まず、図3(a)を参照して説明を行う。自車両Aは位置X、相手方車両は位置Yを走行している。
ステップST1として、自車両Aの搭載するナビゲーション装置1の待ち合わせ場所算出部6が、相手車両Bの通信機15に対して周期的に位置情報送信要求を発信している。通信機15は、当該位置情報送信要求に応答して、位置情報(位置Y)をナビゲーション装置1側に送信する。ステップST2として、ナビゲーション装置1の位置情報検出部4が通信機15の位置情報(位置Y)を検出する。
【0022】
ステップST3〜ステップST5として、待ち合わせ場所算出部6は、相手車両Bの位置情報(位置Y)、位置Yが検出された時点での自車両Aの位置情報(位置X)および地図情報から最適な待ち合わせ地点Pを算出し、当該待ち合わせ地点Pが現在設定されている経由地(前回算出した待ち合わせ地点)から変更されているか否か判定を行う。この例では、待ち合わせ地点算出が初回であることから、変更されていると判定し、待ち合わせ地点Pについて通信機15に許可要求を送信する。通信機15のユーザは、待ち合わせ地点Pを許可するか、あるいは拒否するか決定し、ナビゲーション装置1に回答を出力する。ここでは、回答が「許可する」であったものとして説明する。
【0023】
ステップST6およびステップST7として、回答を受信したナビゲーション装置1の待ち合わせ場所算出部6は、待ち合わせ地点Pが許可されたと判定し、待ち合わせ地点Pを走行ルートの新たな経由地として設定し、メモリ部(図示せず)に記憶させる。以上で処理は終了し、自車両Aおよび相手車両Bが待ち合わせ地点Pに向けて走行を進める。
【0024】
次に、自車両Aおよび相手車両Bが走行を進めた結果、図3(b)の位置に移動した場合について説明する。
自車両Aと相手車両Bは、待ち合わせ地点Pに向けて走行していたが、相手車両Bが本来通るべきルートを間違えて位置Y´に移動している。自車両Aは位置X´に移動している。
図3(b)の状況では待ち合わせ地点Pのままであると、相手車両Bは分岐まで引き返す、またはそのまま走行を続け目的地Oまでの直線道路まで来た時に目的地Oと反対方向に移動することになる。これでは、相手車両Bは無駄な経路を通るばかりか自車両Aの移動状況によって目的地Oまでの到着時刻が遅れてしまう。
【0025】
この解消として、待ち合わせ場所算出部6は相手車両Bの通信機15に周期的に位置情報送信要求を発信している(ステップST1)。通信機15は、当該位置情報送信要求に応答して位置情報(位置Y´)をナビゲーション装置1側に送信する。ステップST2として、ナビゲーション装置1の位置情報検出部4が通信機15の位置情報(位置Y´)を検出する。
【0026】
ステップST3〜ステップST5として、待ち合わせ場所算出部6は、相手車両Bの位置情報(位置Y´)、位置Y´が検出された時点での自車両Aの位置情報(位置X´)および地図情報から最適な待ち合わせ地点Qを算出し、当該待ち合わせ地点Qが現在設定されている経由地(前回算出した待ち合わせ地点P)から変更されているか否か判定を行う。この例では、待ち合わせ地点Qは変更されていると判定し、待ち合わせ地点Qについて通信機15に許可要求を送信する。通信機15のユーザは、送信された待ち合わせ地点Qを許可するか、あるいは拒否するか決定し、ナビゲーション装置1に回答を出力する。ここでは、回答が「許可する」であったものとして説明する。
【0027】
ステップST6およびステップST7として、回答を受信したナビゲーション装置1の待ち合わせ場所算出部6は、待ち合わせ地点Qが許可されたと判定し、待ち合わせ地点Qを走行ルートの新たな経由地として設定し、メモリ部(図示せず)に記憶させる。以上で処理は終了し、自車両Aおよび相手車両Bは、待ち合わせ地点Qに向けて走行を進める。
【0028】
この実施の形態では、他者と待ち合わせ地点で合流した後、別の目的地に向かう場合について説明したが、本発明は、他者との待ち合わせ地点を目的地としてもよい。他者との待ち合わせ地点を目的地とする場合、待ち合わせ場所算出部6は許可された待ち合わせ地点を目的地として設定する。
【0029】
以上のように、実施の形態1のナビゲーション装置1によれば、待ち合わせ対象者の通信機15に対して周期的に位置情報送信要求を発信し、当該位置情報送信要求に応答して入力された通信機15の位置情報、通信機15の位置情報が検出された時点での自位置情報および地図情報に基づき最適な待ち合わせ地点を算出し、算出した待ち合わせ地点について通信機15に許可要求を行い、許可された待ち合わせ地点を走行ルートの経由地または目的地に設定するように構成したので、ナビゲーション装置1と通信機15双方が移動している場合であっても、双方の移動状況に合せて逐次待ち合わせ地点を更新することが可能となり、常に最適な待ち合わせ地点を提供することができる。これにより、移動状況に合っていない待ち合わせ地点に向けて移動する、無駄な経路を通る、または目的地までの到着時間が遅れるなどの不都合を解消することができる。
また、通信機15が予定の走行ルートを外れていないかなど周期的に確認することができ、迅速に経由地または目的地の変更を行うことができる。
【0030】
また、この実施の形態1のナビゲーション装置1によれば、新規に算出した待ち合わせ地点が前回算出の待ち合わせ地点から変更されていると判定された場合のみ、許可要求を送信するように構成したので、通信機15のユーザを煩わせることがない。
【0031】
さらに、この実施の形態1のナビゲーション装置1によれば、ナビゲーション装置1および通信機15の移動速度、周辺の道路状況および待ち合わせ地点候補の施設状況を考慮して最適な待ち合わせ地点を算出するように構成したので、ナビゲーション装置1と通信機15の移動手段が「車による走行」と「徒歩」のように異なる場合でも最適な待ち合わせ地点を提供することができる。また、ユーザにとって走行が容易なルートや駐車が容易な待ち合わせ地点を提供することができる。
【0032】
なお、この実施の形態1では、ナビゲーション装置1および通信機15は、自車両Aおよび相手車両Bに搭載されている構成を示したが、歩いているユーザや、自転車に乗っているユーザが携帯するように構成してもよい。
【0033】
また、通信機15をナビゲーション機能を有する機器で構成し、ナビゲーション装置1が算出した待ち合わせ地点を、通信機15の走行ルートの経由地または目的地として設定するように構成してもよい。
【符号の説明】
【0034】
1 ナビゲーション装置、2 無線インタフェース部、3 CPU、4 位置情報検出部、5 自位置情報検出部、6 待ち合わせ場所算出部、7 GPS受信部、8 地図情報記憶部、9 情報出力制御部、10 ディスプレイ、11 操作インタフェース部、12 タッチパネル、13 ボタン、14 ネットワーク、15 通信機、A 自車両、B 相手車両、O 目的地、P,Q 待ち合わせ地点。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
測位機能を有する通信機との待ち合わせ地点を算出するナビゲーション装置において、
前記通信機と通信する無線インタフェース部と、
地図情報を格納する地図情報記憶部と、
前記無線インタフェース部で受信された前記通信機の位置情報を検出する位置情報検出部と、
前記ナビゲーション装置の位置情報を検出する自位置情報検出部と、
前記無線インタフェース部を介して前記通信機に位置情報送信要求を周期的に送信し、前記位置情報送信要求に応じて前記位置情報検出部で検出された前記通信機の位置情報、前記通信機の位置情報が検出された各時点で前記自位置情報検出部が検出した位置情報、および前記地図情報記憶部から読み出した地図情報を用いて、前記通信機との待ち合わせ地点を逐次算出すると共に、算出した待ち合わせ地点について前記無線インタフェース部を介して前記通信機に許可要求を行い、許可された待ち合わせ地点を自身の走行ルートの経由地または目的地に設定する算出部とを備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項2】
前記算出部は、今回算出した待ち合わせ地点が、前回算出した待ち合わせ地点と同一である場合、前記通信機に対して許可要求を行わないことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
【請求項3】
前記算出部は、前記ナビゲーション装置の移動速度、前記通信機の移動速度、周辺の道路状況および待ち合わせ地点候補の施設の状況のうちの少なくとも1つを選択条件として待ち合わせ地点を算出することを特徴とする請求項1または請求項2記載のナビゲーション装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−209151(P2011−209151A)
【公開日】平成23年10月20日(2011.10.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−78068(P2010−78068)
【出願日】平成22年3月30日(2010.3.30)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】