説明

ハーネス取出構造

【課題】シーラ等を塗布することなく、外部からの水等が母機内に侵入することが防止されるハーネス取出構造を提供する。
【解決手段】コルゲートチューブ50の先端部をマウント35に連結するハーネス取出構造であって、コルゲートチューブ50の先端部をマウント35に連結する一対のコネクタハウジング60と、このコネクタハウジング60の間に介装されハーネス(リード線15)を挿通させる防水パッキン80と、を備え、コネクタハウジング60は防水パッキン80を収容する収容凹部75と、マウント35のハーネスを挿通させる取出穴36に嵌合するインロー部71と、を有し、防水パッキン80がコネクタハウジング60とハーネスの間を密封する構成とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハーネスを挿通させて保護するコルゲートチューブを備えるハーネス取出構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば電動モータのブラシ部等から取出されるハーネスは、コルゲートチューブを挿通し、コルゲートチューブに覆われることによって保護される。
【0003】
特許文献1、2に、コルゲートチューブの先端部が母機に取り付けられる構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平9−327111号公報
【特許文献2】特開2006−191704号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば防水タイプの電動モータにあっては、ハーネス取出し部の隙間にシーラ等を塗布して水が侵入しないように封止する必要がある。
【0006】
コルゲートチューブを備える従来のハーネス取出構造にあっては、コルゲートチューブとハーネスの間に間隙があるため、母機に対するハーネスの取出し部を封止することが難しいという問題点があった。
【0007】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、シーラ等を塗布することなく、外部からの水等が母機内に侵入することが防止されるハーネス取出構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、母機のマウントから取出されるハーネスと、このハーネスを挿通させるコルゲートチューブとを備え、このコルゲートチューブの先端部をマウントに連結するハーネス取出構造であって、コルゲートチューブの先端部をマウントに連結する一対のコネクタハウジングと、このコネクタハウジングの間に介装されハーネスを挿通させる防水パッキンと、を備え、コネクタハウジングは防水パッキンを収容する収容凹部と、マウントのハーネスを挿通させる取出穴に嵌合するインロー部と、を有し、防水パッキンがコネクタハウジングとハーネスの間を密封することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によると、コネクタハウジングのインロー部がマウントの取出穴に嵌合し、防水パッキンがコネクタハウジングとハーネスの間を密封することにより、シーラ等を塗布することなく、外部からの水等がマウントの取出穴を通って母機内に侵入することが防止される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施の形態を示す電動モータの縦断面図。
【図2】同じく電動モータの正面図及び側面図。
【図3】同じくハーネス取出構造の縦断面図。
【図4】同じくコネクタハウジングの斜視図。
【図5】同じくコネクタハウジングの四面図。
【図6】同じく防水パッキンの斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明を電動モータに設けられるハーネス取出構造に適用した実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0012】
図1示す電動モータ1は、図示しない電動液圧アクチュエータ(ミニモーションパッケージ)を構成するものである。
【0013】
電動液圧アクチュエータは、正逆回転可能な図1に示す電動モータ1と、電動モータ1の回転により作動液(オイルまたは水溶性代替液等の作動流体)を正逆双方向に圧送する液圧ポンプと、この液圧ポンプから吐出される作動液によって伸縮作動する液圧シリンダと、作動液を貯留するタンクと、作動液の流れを制御するバルブ等を備える。
【0014】
これにより、電動液圧アクチュエータは、液圧配管等の設備を設ける必要がなく、液圧シリンダを伸縮作動させることができる。
【0015】
この種の電動液圧アクチュエータは、例えば特開2006−200598号公報、特開2001−182716号公報等に開示されている。
【0016】
図1は、電動モータ1の縦断面図である。以下、電動モータ1の構成を説明する。
【0017】
電動モータ1は、有底筒状のケース2と、このケース2の内側に配置される永久磁石4と、ケース2の開口部に取付けられるブラケット3と、ケース2の底部に固定されるボールベアリング7とブラケット3の内周に固定されるボールベアリング8とによって回転可能に支持されるシャフト9と、このシャフト9に設けられるロータ10とを備える。
【0018】
電動モータ1は、図示しない電源から供給される電気がリード線15、リードプレート20、ブラシ16、整流子17を介してロータ10の巻線14に流れることにより、ロータ10に発生する磁力が永久磁石4の磁力に対して回転方向に働いてシャフト9を回転駆動する。
【0019】
電動モータ1は、そのケーシング(筐体)として、金属製のケース2と樹脂製のブラケット3とを備える。円筒状のケース2の開口端にブラケット3が嵌合され、ケース2とブラケット3の内側にモータ室11が画成される。このモータ室11にロータ10、整流子17、ブラシ16等が収容される。
【0020】
電動モータ1は、ブラケット3の内側に嵌合するキャップ18を備える。このキャップ18とシャフト9の間にシール19が介装され、このシール19によってシャフト9の摺動部が密封される。
【0021】
図2の(a)は、電動モータ1の正面図である。ブラケット3は環状に拡がるフランジ部32を有し、このフランジ部32に複数のボルト穴33が開口される。フランジ部32はボルト穴33を挿通する図示しないボルトを介して電動液圧アクチュエータのボディ100(図1参照)に締結される。
【0022】
図2の(b)は、電動モータ1の側面図である。ブラケット3はその外周部から外径方向に突出する筒状のマウント35を有する。電動モータ1から取出されるハーネスとして、このマウント35の内側を通して2本のリード線15が取出される。
【0023】
図3は、図1のリード線15のまわりを拡大して示すハーネス取出構造の断面図である。
【0024】
リード線15は、導電材からなる線材15aと、絶縁材からなる樹脂製の被覆15bとを有する。モータ室11に引き込まれたリード線15の一端は、その被覆15bから突出する線材15aがリードプレート20にスポット溶接により固着される。
【0025】
図2の(a)に示すように、マウント35には2つの取出穴36が形成され、この取出穴36にリード線15が挿通される。
【0026】
2本のリード線15には、円筒状のグロメット40が取り付けられる。グロメット40は、ゴム等の可撓性樹脂材料により形成され、リード線15の被覆15bの外表面に嵌合して取り付けられる。
【0027】
図3に示すように、取出穴36は小径穴37と大径穴38とを有する。一方、グロメット40は、小径穴37と大径穴38に渡って嵌合する段付き形状をしている。グロメット40は、取出穴36とリード線15の間に圧縮して介装されることにより、両者間を密封する。
【0028】
電動モータ1の外側に取出されたリード線15を覆うコルゲートチューブ50が設けられる。コルゲートチューブ50は、環状谷部51と環状山部52が交互に並び、その断面が凹凸状に形成される。コルゲートチューブ50の内表面と2本のリード線15の間には間隙が設けられている。このコルゲートチューブ50は、可撓性樹脂材料により形成され、適度な剛性と屈曲性を備え、リード線15を保護する。
【0029】
電動モータ1のハーネス取出構造は、コルゲートチューブ50の先端部を保持する一対のコネクタハウジング60を備え、このコネクタハウジング60を介してコルゲートチューブ50の先端部がブラケット3に連結される。
【0030】
図2の(b)に示すように、一対のコネクタハウジング60は、電動モータ1の回転軸方向に直交する面Sに沿って当接して互いに合体し、コルゲートチューブ50の先端部を保持する。
【0031】
以下、コネクタハウジング60の形状について説明する。一対のコネクタハウジング60は、互いに同一形状とし、樹脂を成型して一体形成される。
【0032】
図4は、コネクタハウジング60の斜視図である。図5において、(a)はコネクタハウジング60を上方から見た平面図、(b)はコネクタハウジング60の正面図、(c)はコネクタハウジング60を下方から見た平面図、(d)はコネクタハウジング60の側面図である。
【0033】
各コネクタハウジング60は、互いに当接する合体当接面61と、両者を合体する合体フック62とを有する。
【0034】
合体フック62は、合体当接面61の一端から突出し、その先端部に爪部62aを有する。合体フック62は、電動モータ1の回転軸方向に直交する面Sに沿った合体当接面61から電動モータ1の回転軸方向に突出するように形成される。
【0035】
合体当接面61にはフック係合穴63が開口される。このフック係合穴63に相手側コネクタハウジング60の合体フック62が差し込まれ、この合体フック62の爪部62aがフック係合穴63の開口縁部に係合する。これにより、一対のコネクタハウジング60は、各合体当接面61どうしが離れないように合体する。
【0036】
コネクタハウジング60は、コルゲートチューブ50の先端部に係合する固縛部68を有する。この固縛部68は、コルゲートチューブ50の先端部に沿って半環状に延び、コルゲートチューブ50の環状谷部51と環状山部52に沿った断面形状を有する。各コネクタハウジング60が合体することにより、半環状の固縛部68が環状に環状谷部51と環状山部52の略全周に渡って係合し、コルゲートチューブ50の先端部をブラケット3に対してズレないように保持する。
【0037】
コネクタハウジング60は、マウント35の各取出穴36に嵌合する2つのインロー部71を有する。各インロー部71は、半円筒状に突出し、各合体フック62が合体することにより、各取出穴36に嵌合する2つの円筒形状部を構成する。各インロー部71の外周面71aが取出穴36の大径穴38に嵌合することにより、コネクタハウジング60はマウント35の取出穴36に対して位置決めされる。
【0038】
図5の(c)に示すように、各インロー部71の対峙面71cは、合体当接面61に対してオフセットして形成される。各インロー部71の対峙面71cは、各合体フック62が合体することにより、互いに間隙を持って対峙する。各インロー部71が取出穴36に嵌合する際、各インロー部71はそれぞれの対峙面71cに挟まれるスリット状の間隙が収縮することにより、各インロー部71の外周面71aが取出穴36の大径穴38に円滑に嵌合する。
【0039】
図3に示すように、各インロー部71が取出穴36に嵌合されると、インロー部71の先端面71bは、グロメット40の端面40aに当接する。円筒状のグロメット40は、インロー部71の先端面71bと取出穴36の環状段部39との間で保持されることにより、振動によるリード線15と取出穴36の間の密封性の低下を防止する。
【0040】
コネクタハウジング60は、図3に示すように、各インロー部71の基端部のまわりに連結凹部72を有する。この連結凹部72は、マウント35の先端部35aに嵌合する。これにより、コネクタハウジング60はマウント35に対して位置決めされる。
【0041】
コネクタハウジング60は、マウント35に係合してコネクタハウジング60の抜け止めをする2つの連結フック65を有する。
【0042】
連結フック65はコネクタハウジング60の両端から突出し、その先端部に爪部65aを有する。連結フック65は電動モータ1の回転軸に対して直交する方向に突出する。
【0043】
図2の(a)、(b)に示すように、マウント35には一対のフック係合枠部34が一体形成される。フック係合枠部34はマウント35の側部から四角形の枠状に突出される。
【0044】
各コネクタハウジング60が互いに合体した状態にて、各インロー部71がマウント35の各取出穴36に挿入されるのに伴って、4つの連結フック65が各フック係合枠部34に嵌合される。これにより、各連結フック65はそれぞれの爪部65aがフック係合枠部34の下面に係合し、各コネクタハウジング60がマウント35に対して離れないように連結される。
【0045】
図3に示すように、各コネクタハウジング60の内側には防水パッキン80が介装される。この防水パッキン80は、ゴム等の可撓性樹脂材料により形成され、リード線15と各コネクタハウジング60の間を密封する。
【0046】
図6に示すように、防水パッキン80は、直方体のブロック状に形成され、各リード線15を挿通させる挿通孔81を有する。
【0047】
コネクタハウジング60は、防水パッキン80を収容する収容凹部75を有する。この収容凹部75は、インロー部71と固縛部68の間に形成される。
【0048】
収容凹部75は、自由状態にある防水パッキン80の外径より若干小さい寸法の直方体の空間を画成する。
【0049】
各コネクタハウジング60の組み付け時に、各収容凹部75の間に防水パッキン80を介装した後、フック係合穴63に合体フック62が係合してコネクタハウジング60が互い合体する。防水パッキン80は、各収容凹部75の間で圧縮されることにより、その外表面が各収容凹部75に密着するとともに、挿通孔81の内面がリード線15の外表面に密着し、リード線15と各コネクタハウジング60の間を密封する。
【0050】
インロー部71がマウント35の取出穴36に嵌合し、防水パッキン80がコネクタハウジング60とハーネス(リード線15)の間を密封するとともに、インロー部71の先端面71bがグロメット40の端面40aに当接し、グロメット40はマウント35の取出穴36とコネクタハウジング60のインロー部71の間を密封することにより、外部からの水等がマウント35の取出穴36を通って母機(電動モータ1)内に侵入することが防止される。
【0051】
以下、電動モータ1にリード線15を組み付ける手順について説明する。
【0052】
・2本のリード線15をコルゲートチューブ50に挿通させる。
【0053】
・各リード線15を防水パッキン80の挿通孔81に挿通させる。
【0054】
・各合体フック62を各フック係合穴63に係合して2つのコネクタハウジング60を合体することにより、防水パッキン80を各収容凹部75の間に介装し、かつ固縛部68をコルゲートチューブ50の先端部に係合させる。
【0055】
・各リード線15を各グロメット40に挿通させる。
これにより、コルゲートチューブ50、コネクタハウジング60、防水パッキン80、グロメット40等が組み付けられたハーネスアッシーが設けられる。
【0056】
・各リード線15をグロメット40を介してマウント35の各取出穴36に嵌合し、かつ互いに合体した各コネクタハウジング60のインロー部71をマウント35の各取出穴36に差し込むとともに、各連結フック65をフック係合枠部34に係合させて、各コネクタハウジング60をマウント35に対して離れないように連結する。
【0057】
合体フック62を介して各コネクタハウジング60を互いに離れないように合体させることにより、コルゲートチューブ50の先端部にコネクタハウジング60等が組み付けられたハーネスアッシーを設けることが可能となり、電動モータ1に組み付けられるアッシーの数を減らして生産性を高められる。
【0058】
コネクタハウジング60は、連結フック65を介してマウント35に離れないように連結されることにより、従来装置のようにマウントに形成された鍔部を取り囲む部位を持たないため、コネクタハウジング60の小型化がはかれる。これにより、マウント35に対してコネクタハウジング60が連結された状態で、コネクタハウジング60が隣接する電動液圧アクチュエータのボディ100に干渉することを回避し、母機(電動モータ1)の小型化がはかれる。
【0059】
コネクタハウジング60は、インロー部71を介してマウント35のリード線15を挿通させる取出穴36に嵌合することにより、マウント35に対するコネクタハウジング60の位置決めが行われるため、マウント35に対するコネクタハウジング60の突出長さを短くし、コルゲートチューブ50の折り曲げ自由度が確保され、狭小部での配索性の向上がはかられる。
【0060】
以上のように本実施の形態では、母機(電動モータ1)のマウント35から取出されるハーネス(リード線15)と、このハーネスを挿通させるコルゲートチューブ50とを備え、このコルゲートチューブ50の先端部をマウント35に連結するハーネス取出構造であって、コルゲートチューブ50の先端部をマウント35に連結する一対のコネクタハウジング60と、このコネクタハウジング60の間に介装されハーネスを挿通させる防水パッキン80と、を備え、コネクタハウジング60は防水パッキン80を収容する収容凹部75と、マウント35のハーネスを挿通させる取出穴36に嵌合するインロー部71と、を有し、防水パッキン80がコネクタハウジング60とハーネスの間を密封する構成とした。
【0061】
上記構成に基づき、インロー部71がマウント35の取出穴36に嵌合し、防水パッキン80がコネクタハウジング60とハーネスの間を密封することにより、シーラ等を塗布する必要がなく、外部からの水等がマウント35の取出穴36を通って母機(電動モータ1)内に侵入することが防止される。
【0062】
本実施の形態では、ハーネスを挿通させるグロメット40を備え、このグロメット40をマウント35の取出穴36に介装し、インロー部71の先端面71bがグロメット40の端面40aに当接する構成とした。
【0063】
上記構成に基づき、グロメット40はマウント35の取出穴36とコネクタハウジング60のインロー部71の間を密封することにより、外部からの水等がマウント35の取出穴36を通って母機(電動モータ1)内に侵入することが防止される。
【0064】
本実施の形態では、互いに合体される対のコネクタハウジング60は同一形状とする構成とした。
【0065】
上記構成に基づき、対のコネクタハウジング60を互いに共通部品とし、部品の種類を減らし、製品のコストダウンがはかれる。
【0066】
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
【符号の説明】
【0067】
1 電動モータ(母機)
15 リード線 (ハーネス)
35 マウント
36 取出穴
40 グロメット
40a グロメット端面
50 コルゲートチューブ
60 コネクタハウジング
71 インロー部
72 連結凹部
75 収容凹部
80 防水パッキン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
母機のマウントから取出されるハーネスと、
このハーネスを挿通させるコルゲートチューブとを備え、
このコルゲートチューブの先端部を前記マウントに連結するハーネス取出構造であって、
前記コルゲートチューブの先端部を前記マウントに連結する一対のコネクタハウジングと、
このコネクタハウジングの間に介装され前記ハーネスを挿通させる防水パッキンと、を備え、
前記コネクタハウジングは、
前記防水パッキンを収容する収容凹部と、
前記マウントの前記ハーネスを挿通させる取出穴に嵌合するインロー部と、を有し、
前記防水パッキンが前記コネクタハウジングと前記ハーネスの間を密封することを特徴とするハーネス取出構造。
【請求項2】
前記ハーネスを挿通させるグロメットを備え、
このグロメットを前記マウントの取出穴に介装し、
前記インロー部の先端面が前記グロメットの端面に当接することを特徴とする請求項1に記載のハーネス取出構造。
【請求項3】
互いに合体される対の前記コネクタハウジングは同一形状とすることを特徴とする請求項1または2に記載のハーネス取出構造。

【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図1】
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【公開番号】特開2010−287454(P2010−287454A)
【公開日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−140817(P2009−140817)
【出願日】平成21年6月12日(2009.6.12)
【出願人】(000000929)カヤバ工業株式会社 (2,151)
【Fターム(参考)】