説明

ヒンジ装置

【課題】車体製造ライン等では開閉部材を大きく開放でき、その後の通常使用時には開閉部材の開度を小さく規制することができる構造簡素なヒンジ装置を提供する。
【解決手段】車体側のヒンジブラケット1の先端部と、開閉部材側のヒンジアーム2の先端部とを重合して、両者がヒンジ軸3により相対回動可能に連結され、ヒンジアーム2の先端末に形成された係止突起22が、ヒンジブラケット1の先端縁の端縁係止部12に当接することにより開度の上限が規制されるヒンジ装置において、ヒンジアーム2には係止突起22の直前位置に切欠き23を設ける一方、ヒンジブラケット1には、基端40がヒンジブラケット1の側面に回動可能に止着され、先端43がヒンジアーム2の切欠き23を通して端縁係止部12に係合し、これと係止突起22との間に介在して、ヒンジアーム2開放時に係止突起22を先端43に当接せしめて規制するストッパ部材4を設置した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は車両のフードやリッド等の開閉部材を開閉可能に支持するヒンジ装置、特に開閉部材の開度を2段階に設定したヒンジ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、図9に示すように、キャブオーバー型車には、その車体前面に上下方向に回動可能な前面フードFを設け、該前面フードFにより開閉可能な収納部内にラジエーターやブレーキブースタ等の装置類が設置されたものがある。前面フードFはその上縁の左右両端がヒンジ装置Hを介して車体に連結してある。
【0003】
ところで前面フードFは、車両の製造ラインにおいて、上記収納部内にラジエーターやブレーキブースタ等の装置類を組付ける工程ではこれらの組付け作業性を考慮して最大開放位置Sまでできるだけ大きく開くようにしたいという要望がある。その後、前面フードFは収納部内に組付けられたラジエーターやブレーキブースタ等の装置類をメンテンナスするために開く場合にはそれほど大きく開く必要がなく、またフロントガラスやカウルルーバーを取付けた後では、これらと干渉しないように前面フードFの開度を最大開放位置Sよりも小さい開度の通常開放位置Rに規制する必要がある。
【0004】
フード等の開閉部材の開度を変更可能な従来のヒンジ装置として、下記特許文献1に記載されたものがある。該特許文献1のヒンジ装置は、車体側に固定されるヒンジブラケットに、開閉部材側に固定されるヒンジアームをヒンジ軸により回動可能に支持せしめるとともに、上記ヒンジブラケットに、先端が上記ヒンジアーム側へ進退移動可能な移動式のストッパ部材を設けて、ストッパ部材の先端を上記ヒンジアームに形成された第1の係合部および第2の係合部に進退係合させることによりヒンジブラケットに対するヒンジアームの開度を2段階に設定可能としている。上記ストッパは作業者の操作により進退可能とされ、作業者が任意に開度を選択できるようにしている。
【特許文献1】特開平11−22278号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来のヒンジ装置では、ヒンジアームに第1および第2の係合部を形成しなくてはならないうえ、ヒンジブラケットに設けたストッパ部材を作業者の操作により選択的に進退移動させるようにしているので、部品点数が多く構造が複雑でコストがかかる。従って、車体製造ラインでは大きく開放させる必要があるが、通常では大きく開放させる必要のない一定の小さな開度で開閉させるキャブオーバー型車の前面フード等の開閉部材には不向きである。そこで本発明は、構造が簡素で低コストですみ、車体製造ラインでは開閉部材を大きく開放させることが可能で、その後の通常の使用時には開閉部材の開度を小さめの位置に規制することができるヒンジ装置を提供することを課題としてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、車体側に固定されたヒンジブラケットの先端部と、フードやリッド等の開閉部材側に固定されたヒンジアームの先端部とを重ね合わせて、両先端部がヒンジ軸により相対回動可能に連結され、上記ヒンジアームの先端末に形成された係止突起が、上記ヒンジブラケットの先端部の端縁係止部に当接することにより上記開閉部材の開度の上限が規制されるヒンジ装置において、上記ヒンジアームには、上記係止突起の直前位置に切欠きを設け、一方、上記ヒンジブラケットには、基端が該ヒンジブラケットの側面に回動可能に止着され、先端が上記ヒンジアームの上記切欠きを通して上記端縁係止部に係合し、該端縁係止部と上記係止突起との間に介在して上記開閉部材の開度をより小さい開度に規制するストッパ部材を設置する(請求項1)。ストッパ部材がない場合には、ヒンジブラケットの端縁係止部にヒンジアームの係止突起が直接当たって開閉部材の開きが規制されるが、ストッパ部材を取付けることにより、ヒンジアームの係止突起とヒンジブラケットの端縁係止部との間にストッパ部材の先端が介在するので、ストッパ部材の先端の厚さ分、開閉部材の開度を小さい開度に規制することができる。ストッパ部材の先端の設置はヒンジアームの係止突起の直前に設けた切欠きを利用することで容易になされ得る。
【0007】
上記ストッパ部材は、上記先端が上記ヒンジブラケットの端縁係止部側へ屈曲する断面L字形に形成され、上記ヒンジアームに形成された上記係止突起が上記ヒンジブラケットの端縁係止部に当接した最大開放状態で、ヒンジブラケットの側面に沿うストッパ部材の中間部を外方へ撓ませつつ、上記先端を上記ヒンジアームの切欠きから上記ヒンジブラケットの先端部の側面に圧接させ、上記ヒンジアームを閉方向へ戻したときに、上記ストッパ部材の先端が上記切欠きの移動に追従して上記端縁係止部側へ移動し、端縁係止部を越えると、上記中間部の復元力により上記先端が上記端縁係止部と係合するようになす(請求項2)。ストッパ部材はこれを取付けるとき、ヒンジアーム最大開放状態で、ストッパ部材の中間部を撓ませて先端がヒンジアームの切欠きからヒンジブラケットの先端部の側面に圧接するように仮止めしておけば、次にヒンジアームを閉方向へ戻すことにより、自然にストッパ部材の先端をヒンジブラケットの端縁係止部と係合させることができ、作業手間がかからない。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ヒンジ装置にストッパ部材を取付ける前と後とで開閉部材の開度を2段階に変えることができ、車体製造ラインでは大きく開放させる必要があるが、通常では大きく開放させる必要のない一定の小さな開度で開閉させるキャブオーバー型車の前面フード等の開閉部材に好適に用いることができる。また構造簡素かつ低コストにでき、ストッパ部材の取付け作業時の作業手間がかからない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
キャブオーバー型車の車体前面の前面フードF(図9)を上下方向に開閉可能に支持するヒンジ装置に本発明を適用した実施形態を説明する。図1に示すように、ヒンジ装置は、車体側に固定されたヒンジブラケット1の先端と、前面フード側に固定されたヒンジアーム2の先端とをヒンジ軸3により連結して、ヒンジブラケット1に対してヒンジアーム2を、前面フードを閉じたときの閉鎖位置Cから前面フードを全開したときの最大開放位置Sまで上下方向に回動可能としてある。そしてヒンジブラケット1に後付けのストッパ部材4を取付けて、ヒンジアーム2の開き回動位置を最大開放位置Sよりも小さい通常開放位置Rに規制するようにしてある。
【0010】
図1、図2に示すように、ヒンジブラケット1は、縦板状の本体部10とその下縁から横方向に本体部10の背面側へほぼ直角に屈曲して車体へ締結する固定フランジ11とを備えた断面ほぼL字形をなす。本体部10は斜め上後方へ向けて起立する略三角形状に形成してあり、先端が後方へ突出する半円形状で、該先端にはヒンジ軸3を貫通せしめる軸穴31が形成してある。本体部10は、上記先端を含む上半部が段差を介して下半部よりも固定フランジ11とは反対の表面側へ張り出す浅い断面ほぼZ字形をなす。
【0011】
本体部10の後縁上部には上記先端の直下位置に、後述のヒンジアーム2の係止突起23が当接する端縁係止部12が設けてある。また本体部10には下半部のほぼ中央にストッパ部材4を取付ける取付穴13が形成してある。
【0012】
図1、図3に示すように、ヒンジアーム2は、上記前面フードと締結する結合部21から緩やかに斜め下後方へ向かって延びる板状のアーム本体部20を備え、アーム本体部20の先端は半円弧状に上方へ向けて湾曲している。アーム本体部20の先端にはヒンジ軸3を貫通せしめる軸穴32が形成してある。
【0013】
また、アーム本体部20の先端には、下縁側に、先端下縁を背面側へほぼ直角に屈曲して係止突起22が形成してある。更にアーム本体部20の先端下縁には、係止突起22の直前位置に下方へ向けて開口する逆U字形の切欠き23が形成してある。アーム本体部20の中間には、上記前面フード開放時に、これを開放状態に支えるように車体に設置された支持棒(図9のP)の先端を挿入する挿入穴24a,24bが形成してある。
【0014】
ヒンジブラケット1とヒンジアーム2は、ヒンジブラケット1の先端表面にヒンジアームの先端を重ね合わせ、両者の軸穴31,32にヒンジ軸3を挿通せしめて上下方向に相対回動可能に連結してある。
【0015】
後付けのストッパ部材4は、図1、図4に示すように、基端40から斜め上後方へ緩やかな湾曲状に延びるアーム状の中間部41と、中間部41の先端と直交してヒンジブラケット1の後縁に沿って縦方向に延びる先端部42とで横向きの略T字形状をなす。ストッパ部材4は、比較的硬めの合成ゴム材からなる射出成形品で中間部41に弾性を持たせている。基端40には背面側に係止ピン44が突設してあり、係止ピン44は先細テーパー状の円柱形で先端がスリットにより二股に分割してある。係止ピン44の先端外周面には係止爪が設けてある。
【0016】
ストッパ部材4の先端部42にはその縦方向全長にわたって金属片がインサート成形してある。先端部42はその厚みが中間部41よりも厚くしてしてあり、かつ先端部42は中間部41の背面側へ張り出すように設けてある。これによりストッパ部材4は全体の断面形状がほぼL字形をなす(図4(B)参照)。先端部42の上半部ではインサートした金属片の上端部を露出してあり、金属片の上端部によりストッパ当接部43が形成してある。また合成ゴム材で被覆された先端部42の下端には、先端部42の背面側の端縁から上記基端40側へ突出する係合爪45が突設してある。
【0017】
ヒンジ装置は、ストッパ部材4を取付ける前に、ヒンジブラケット1の固定フランジ11を車体側に固着するとともに、ヒンジアーム2の結合部21に前面フードを固定して前面フードを開閉可能に組付ける。この時に前面フードを開くと、ヒンジブラケット1に対してヒンジアーム2が上方へ回動し、図5に示すように、ヒンジアーム2の係止突起22の前端がその開き方向の移動軌跡上に位置するヒンジブラケット1の後縁の端縁係止部12に当接して開度が最大開放位置Sで規制される。
【0018】
次に、ストッパ部材4を取付けるには上記最大開放位置Sでストッパ部材4を仮止めする。図6および図7(A)に示すように、ストッパ部材4は、基端40の係止ピン44をヒンジブラケット1の取付穴13に圧入係止して基端40をヒンジブラケット1の下半部の表面に重ね合わせるとともに、中間部41をヒンジブラケット1の表面から浮かせる方向へ撓ませつつ、先端部42の上端のストッパ当接部43をヒンジアーム2の切欠き23よりヒンジブラケット1の端縁係止部12直前の表面に圧接せしめて仮止めしておく。このとき先端部42の下端部はヒンジブラケット1の後縁下部の後方側に位置し、係合爪45がヒンジブラケット1の背面側に係合する。
【0019】
この状態で、図7(B)に示すように、ヒンジアーム2を閉じ方向(矢印Y方向)へ回動すると、ヒンジアーム2の切欠き23前縁がストッパ部材4のストッパ当接部43に当接し、切欠き23前縁によりストッパ当接部43が後方へ押される。これによりストッパ部材4が係止ピン44を中心に全体的に若干下方へ回動しつつ、ストッパ当接部43がヒンジブラケット1の表面に沿って後方へ移動する。そしてストッパ当接部43がヒンジブラケット1の端縁係止部12を越えてその後方へ移動すると、撓み変形している中間部41の復元力によりストッパ当接部43が切欠き23を通過してヒンジブラケット1の端縁係止部12の直後位置へ移動する(矢印Z方向)。
【0020】
これにより、図8に示すように、ストッパ部材4は、ストッパ当接部43がヒンジブラケット1の端縁係止部12とその直後位置に重なった本来の取付位置に移動する。このとき、中間部41がヒンジブラケット1の表面に沿って重なり、かつ先端部42の下端の係合爪45がヒンジブラケット1の背面側に係合する。尚、ストッパ部材4は、ヒンジブラケット1の下半部側に取付けたので、上半部側に組付けたヒンジアーム2を閉じてもこれと干渉しない。
【0021】
その後、ヒンジアーム2を開き方向上方へ回動しても、ヒンジアーム2の係止突起22が、ヒンジブラケット1の端縁係止部12の直後に重ねたストッパ部材4のストッパ当接部43に当接することとなり、ヒンジアーム2の開き回動は上記最大開放位置Sよりもストッパ当接部43の厚み分、開度の小さい通常開放位置R(図1)に規制される。尚、通常開放位置Rはストッパ当接部43の厚さを変えることで調整できる。
【0022】
本実施形態のヒンジ装置によれば、ストッパ部材4を取付ける前では最大開放位置Sまで開放可能で、ストッパ部材4を取付けた後では最大開放位置Sよりも開度の小さい通常開放位置Rに規制することができる。従って、車体製造ラインでは大きく開放させる必要があるが、車体製造ライン以降(通常)では大きく開放させる必要がなく、車体製造ラインの開度よりも小さい一定の開度に規制して開放させるキャブオーバー型車の前面フードに好適に用いることができる。
【0023】
ヒンジ装置は、ヒンジアーム2の係止突起22を、最大開放位置S時、通常開放位置R時のいずれのときにも開度規制用の係止部として共用でき、ヒンジアーム2の構造の簡素化がはかれる。
【0024】
またストッパ部材4は、一旦、取付けた後に外す必要がなく、先端部42を端縁係止部12の端面に重ねた状態で、41基端40の係止ピン44をヒンジブラケット1の取付穴13に嵌合し、先端部42の下端の係止爪45をヒンジブラケット1の後縁下端に係合せしめる簡素な構造でよい。また取付ける際には、ヒンジアーム2の最大開放位置S時に、ストッパ当接部43を切欠き23を介してヒンジブラケット1の端縁係止部12直前位置に圧接せしめた状態に仮止めしておけば、ヒンジアーム2を閉じ方向へ戻すことにより、自然に本来の取付位置へ移動するので、取付け作業の手間もかからない。
【0025】
本実施形態ではストッパ部材4を合成ゴムの型成形品で構成したが、これに限らず、基端から先端までの中間部を金属の板バネで構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明を適用したヒンジ装置の側面図である。
【図2】上記ヒンジ装置に用いるヒンジブラケットを示すもので、図2(A)は側面図、図2(B)は図2(A)のIIB−IIB線に沿う断面図である。
【図3】上記ヒンジ装置のヒンジアームを示すもので、図3(A)は側面図、図3(B)は図3(A)のIIIB−IIIB線に沿う断面図である。
【図4】上記ヒンジ装置の後付けのストッパ部材を示すもので、図4(A)は側面図、図4(B)は図4(A)のIVB−IVB線に沿う断面図である。
【図5】上記ヒンジ装置の作動を表すもので、ヒンジアームを最大開放した状態の要部側面図である。
【図6】上記ヒンジ装置の作動を表すもので、ヒンジアームを最大開放してヒンジブラケットにストッパ部材を仮止めした状態の要部側面図である。
【図7】上記ストッパ部材の上記仮止め状態からの移動過程を示すもので、図7(A)は図6のVII −VII 線に沿う断面図、図7(B)は図7(A)に対応してストッパ部材の移動状態を示す断面図である。
【図8】上記ヒンジ装置の作動を表すもので、図8(A)はストッパ部材によりヒンジアームの開度が通常開放位置に規制された状態の要部側面図、図8(B)は図8(A)のVIIIB−VIIIB線に沿う断面図ある。
【図9】前面フードを備えたキャブオーバー型車の前部側面図である。
【符号の説明】
【0027】
F 前面フード
1 ヒンジブラケット
12 端縁係止部
2 ヒンジアーム
22 係止突起
23 切欠き
3 ヒンジ軸
4 ストッパ部材
40 基端
41 中間部
43 ストッパ当接部(ストッパ部材の先端)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車体側に固定されたヒンジブラケットの先端部と、フードやリッド等の開閉部材側に固定されたヒンジアームの先端部とを重ね合わせて、両先端部がヒンジ軸により相対回動可能に連結され、上記ヒンジアームの先端末に形成された係止突起が、上記ヒンジブラケットの先端縁の端縁係止部に当接することにより上記開閉部材の開度の上限が規制されるヒンジ装置において、
上記ヒンジアームには、上記係止突起の直前位置に切欠きを設け、
一方、上記ヒンジブラケットには、基端が該ヒンジブラケットの側面に回動可能に止着され、先端が上記ヒンジアームの上記切欠きを通して上記端縁係止部に係合し、該端縁係止部と上記係止突起との間に介在して上記開閉部材の開度をより小さい開度に規制するストッパ部材を設置したことを特徴とするヒンジ装置。
【請求項2】
上記ストッパ部材は、上記先端が上記ヒンジブラケットの端縁係止部側へ屈曲する断面L字形に形成され、
上記ヒンジアームに形成された上記係止突起が上記ヒンジブラケットの端縁係止部に当接した最大開放状態で、ヒンジブラケットの側面に沿うストッパ部材の中間部を外方へ撓ませつつ、上記先端を上記ヒンジアームの切欠きから上記ヒンジブラケットの先端部の側面に圧接させ、上記ヒンジアームを閉方向へ戻したときに、上記ストッパ部材の先端が上記切欠きの移動に追従して上記端縁係止部側へ移動し、端縁係止部を越えると、上記中間部の復元力により上記先端が上記端縁係止部と係合するようになした請求項1に記載のヒンジ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−57334(P2006−57334A)
【公開日】平成18年3月2日(2006.3.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−240621(P2004−240621)
【出願日】平成16年8月20日(2004.8.20)
【出願人】(000110321)トヨタ車体株式会社 (1,272)
【Fターム(参考)】