説明

フッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法

フッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法を提供する。シームレス縁部シーリング方法は以下のステップを有する。(I)金型内にフッ素樹脂の原料を配置して円筒状物1を得るステップであって、圧力を維持し、金型から取り出し、最後に金型で形成されたキャスティングを焼結すること(第1手段)によって、あるいは機械的射出(第2手段)によって、あるいは機械的加硫(第3手段)によって行われるステップ。(II)円筒状物1をリング形状物3にカットし、それぞれのリング形状物(3)をカットしてそれぞれのリング形状物の内壁に環状溝31を形成するステップ。(III)リング形状物3に適合した形状に1枚のフッ素樹脂コーティングのベース布地(2)をカットし、その後、リング形状物の溝31にカットされたフッ素樹脂コーティングの布地の縁部を嵌め込むステップ。(IV)ホットプレスの後に、フッ素樹脂コーティングの1枚の布地4を得るステップ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一種のシームレス縁部シーリング方法に関し、特にフッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法に関する。
【背景技術】
【0002】
アメリカおよびヨーロッパにおける料理産業において用いられているクッキングツールは、ほとんど、金属製の底が平らな鍋あるいはこびりつかないコーティング(フッ素樹脂(テフロン(登録商標))被膜)を有するこびりつかない鍋である。食品の調理加熱に天然ガスあるいはガスが用いられる場合、鍋底が過熱されやすく、その結果フッ素樹脂(テフロン(登録商標))コーティングが焼け焦げて有毒ガスが発生し、食品中毒で人々の健康に影響を及ぼす恐れがある。その上、焼け焦げた鍋はもはや使用できなくなり、資源の浪費と、環境に影響を与えることになる。他方で、家電製品(例えば電子レンジ、トースター、電気オーブンなど)の急速な発展により、人々が食品を料理するのにさらに便利になっている。より健康的で、より時間節約で、清掃が簡単で、より美しく、耐久性のある調理機器を作るために、フッ素樹脂コーティングの布地が用いられている。このようなフッ素樹脂コーティングの布地は、ベーキングマットあるいは耐熱食器として用いることができ、多くの優れた性能を備え、それによって、ヨーロッパおよびアメリカの食品安全法の衛生の基準(たとえばアメリカのFDA認可やEUのLFGB認可)を満たすことができる。
【0003】
フッ素樹脂コーティングの布地がある形状に形成される場合、フッ素樹脂コーティングの布地をまずカットする必要がある。しかしながら、フッ素樹脂コーティングのカットされた布地の縁部は粗くなり、縁部をシーリング(封着)した後にカットされた布地を用いる必要がある。典型的な縁部シーリングプロセスは、以下の工程からなる。
【0004】
第一に、フッ素樹脂の原料を長い帯状のフッ素樹脂フィルムへと加工し、そして、フッ素樹脂コーティングの布地を必要な形状にカットする。
【0005】
第二に、それぞれの長い帯状のフッ素樹脂フィルムをある形状を有するフッ素樹脂コーティングの布地の周りに巻き付け、そして、粗い縁部がシールされ長い帯状のフッ素樹脂フィルムの端部と端部が連結されるよう縁部シーリングを行う。
【0006】
最後に、ホットプレスを行い、縁部がシールされたフッ素樹脂コーティングの布地を得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記のプロセスには次の欠点がある。第一に、長い帯状のフッ素樹脂フィルムの端部と端部との連結により継ぎ目ができ、そして、縁部シーリングの力のアンバランスによって長い帯が外れることになり、そのため、製造の必要条件は非常に高く、また、美観に影響を及ぼすことになる。第二に、縁部シーリングの際にフッ素樹脂コーティングの布地の縁部に皺が生じ、円形の布地のフッ素樹脂コーティングの場合にはより多くの皺が生じることになり、これらの皺はフッ素樹脂の原料の浪費を招くだけでなく、製品の外観を損なう。
【0008】
本発明の目的は、縁部シーリングの力のバランスが均一な状態でフッ素樹脂コーティングのシームレスの縁部シーリングを行う方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述の目的を達成するために、第1のフッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法は、
(I)金型内にフッ素樹脂の原料を配置して円筒状物を得るステップであって、該ステップが
圧力を維持し、金型から取り出し、最後に金型で形成されたキャスティングを焼結すること(第1手段)によって、あるいは
機械的射出(mechanical injecting)(第2手段)によって、あるいは
機械的加硫(mechanical vulcanizing)(第3手段)によって行われるステップと、
(II)円筒状物をリング形状物にカットし、それぞれのリング形状物をカットしてそれぞれのリング形状物の内壁に環状溝を形成するステップと、
(III)リング形状物に適合した形状に1枚のフッ素樹脂コーティングのベース布地をカットし、その後、リング形状物の溝にカットされたフッ素樹脂コーティングの布地の縁部を嵌め込むステップと、
(IV)ホットプレスの後に、シームレス縁部シーリングによりフッ素樹脂コーティングの1枚の布地を得るステップと、
を備える。
【0010】
上述の目的を達成するために、第2のフッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法は、
(I)金型内にフッ素樹脂の原料を配置して円筒状物を得るステップであって、該ステップが
圧力を維持し、金型から取り出し、最後に金型で形成されたキャスティングを焼結すること(第1手段)によって、あるいは
機械的射出(第2手段)によって、あるいは
機械的加硫(第3手段)によって行われるステップと、
(II)リング形状物に円筒状物をカットするステップと、
(III)リング形状物に適合した形状に1枚のフッ素樹脂コーティングのベース布地をカットし、その後、2つの積み重ねられたリング形状物の間にカットされたフッ素樹脂コーティングの布地を配置するステップと、
(IV)ホットプレスの後に、シームレス縁部シーリングによりフッ素樹脂コーティングの1枚の布地を得るステップと、
を備える。
【0011】
好ましくは、フッ素樹脂の原料は、分子量が12,000,000以上であり粒径が15〜50μmである、PTFE、PFA、FEPおよびETFEの少なくとも1つである。
【0012】
縁部シーリング形状物の色をフッ素樹脂コーティングのベース布地のそれと一致させておくために、好ましくは、フッ素樹脂の原料には、重量パーセントが1〜5%である耐高温性ピグメントが含まれている。
【0013】
好ましくは、ステップIVのホットプレスの前に、フッ素樹脂接着剤フィルムが、フッ素樹脂コーティングのカットされた布地とリング形状物との間に詰められ、ホットプレスの温度が200〜330℃にある。好ましくは、フッ素樹脂接着剤フィルムがPFAあるいはFEPである。
【0014】
リング形状物のフッ素樹脂の原料を溶融させて接着剤を形成するために、好ましくは、ステップIVにおいて、ホットプレスの温度が330〜400℃にある。したがって、カットされたフッ素樹脂コーティングの布地とリング形状物との間にフッ素樹脂接着フィルムを詰める必要がない。
【0015】
好ましくは、それぞれのリング形状物の軸方向の厚さは0.1〜0.3mmにある。
【0016】
好ましくは、円筒状物がステップIにおける第1手段によって得られる場合、圧力を維持する定格圧力は200〜300kg/cm2にある。
【0017】
従来技術と比較して、本発明においては、フッ素樹脂の原料は、必要とされるリング形状物として予め製造されるので、フッ素樹脂コーティングの布地の製品はリング形状物を縁部シーリングした後にはシームがなく、縁部シーリングするときの力のバランスによって縁部がフッ素樹脂コーティングのベース布地から外れることが起こりにくく、また、プロセスの要求は非常に低い。一方、製造品は、皺、シームや継ぎ目がなく、したがって、製品の外観を非常にすっきりさせ美しくできる。皺がないので、材料量を低減でき、製造コストを低くできる。その上、プロセス全体は単純であり、生産効率が高く、また、製品品質を安定にできる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の第1実施形態にかかるフッ素樹脂の原料から形成された円筒状物の斜視図である。
【図2】第1実施形態にかかる製品の斜視図である。
【図3】第1実施形態にかかる製品の展開斜視図である。
【図4】第1実施形態にかかる製品の中心断面図である。
【図5】図4における部分Aの拡大図である。
【図6】本発明の第2実施形態にかかる製品の展開斜視図である。
【図7】第2実施形態にかかる製品の中心断面図である。
【図8】図7における部分Bの拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明の革新的・技術的内容をより理解できるよう、本発明の詳細な説明および添付図面を参照する。
【0020】
図1〜5は、本発明の第1実施形態を示している。
【0021】
本実施形態において、フッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法は以下のステップを備える。
(I)図1に示すように、金型内にフッ素樹脂の原料を入れて円筒状物1を得るステップであって、フッ素樹脂の原料には、重量パーセントが1〜5%である耐高温性ピグメントが含まれており、そのピグメントの色はフッ素樹脂コーティングのベース布地と同じである。このステップは以下の手段のいずれか1つによって行われる。
【0022】
第1手段:圧力を維持し、金型から取り出し、最後に金型で形成されたキャスティングを焼結する。この手段では、圧力を維持する定格圧力は200〜300kg/cm2にある。
【0023】
第2手段:機械的射出。
【0024】
第3手段:機械的加硫。
(II)リング形状物3に円筒状物1をカットするステップ。それぞれのリング形状物3の軸方向の厚さは0.1〜0.3mmにあり、図3に示すように、それぞれのリング形状物3をカットしてそれぞれのリング形状物3の内壁に環状溝31を形成する。
(III)図3に示すように、リング形状物3に適合した形状にフッ素樹脂コーティングのベース布地2をカットし、その後、リング形状物3の溝31にカットされたフッ素樹脂コーティングの布地の縁部を嵌め込むステップ。
(IV)ホットプレスするステップ。ホットプレスの温度が330〜400℃にあり、これにより、リング形状物3のフッ素樹脂の原料を溶融させて接着剤を形成する。最後に、図2、4および5に示すように、シームレス縁部シーリングによりフッ素樹脂コーティングの1枚の布地4を得る。
【0025】
フッ素樹脂の原料は、分子量が12,000,000以上であり粒径が15〜50μmである、PTFE、PFA、FEPおよびETFEの少なくとも1つである。
【0026】
その上、ステップIVのホットプレスの前に、フッ素樹脂接着剤フィルムを、フッ素樹脂コーティングの布地2とリング形状物3との間に詰めることができ、ホットプレスの温度は200〜330℃にあり、フッ素樹脂接着剤フィルムがPFAあるいはFEPである。
【0027】
図6、図7および図8は、本発明の第2実施形態を示している。
【0028】
本実施形態では、フッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法は以下のステップを備える。
(I)金型内にフッ素樹脂の原料を配置して円筒状物1を得るステップであって、フッ素樹脂の原料には、重量パーセントが1〜5%である耐高温性ピグメントが含まれており、そのピグメントの色はフッ素樹脂コーティング2のベース布地と同じである。このステップは以下の手段の1つによって行われる。
【0029】
第1手段:圧力を維持し、金型から取り出し、最後に金型で形成されたキャスティングを焼結する。この手段では、圧力を維持する定格圧力は200〜300kg/cm2にある。
【0030】
第2手段:機械的射出。
【0031】
第3手段:機械的加硫。
(II)図6に示すように、リング形状物3に円筒状物1をカットするステップ。それぞれのリング形状物の軸方向の厚さは0.1〜0.3mmにある。
(III)図7および図8に示すように、リング形状物3に適合した形状にフッ素樹脂コーティングのベース布地2をカットし、その後、2つの積み重ねられたリング形状物3の間にカットされたフッ素樹脂コーティングの布地2を配置するステップ。
(IV)ホットプレスするステップ。ホットプレスの温度が330〜400℃にあり、これにより、2つのリング形状物3の間でフッ素樹脂の原料を溶融させて接着剤を形成する。最後に、シームレス縁部シーリングによりフッ素樹脂コーティングの1枚の布地4を得る。
【0032】
図8に示すように、ステップIVのホットプレスの前に、フッ素樹脂接着剤フィルム4を、フッ素樹脂コーティングのカットされた布地2とリング形状物3との間に詰めることができ、ホットプレスの温度が200〜330℃にあり、フッ素樹脂接着剤フィルム4がPFAあるいはFEPである。
【0033】
フッ素樹脂の原料を以下の原料とできる。
【0034】
米国デュポン(DUPONT):PTFEシリーズとしての7A、701N、NXT−75およびNXT−85;FEPシリーズとしてのG3、G7、100、140および160;PFAシリーズとしての350および44HP、940HP(フッ素ゴムシリーズおよびETFEシリーズを含む)。
【0035】
日本ダイキン(Daikin):PTFE例えばMシリーズ、MGシリーズ;PFA例えばAPシリーズ、ACシリーズ、AFシリーズ;FEP例えばNPシリーズ、NDシリーズ、NCシリーズ、NFシリーズ(フッ素ゴムシリーズおよびETFEシリーズを含む)。
【0036】
ドイツ スリーエム(3M)ダイニオン(Dyneon):PTFE例えばTFシリーズ、TFMシリーズ、THVシリーズ;PFAシリーズ例えば6900N;FEPシリーズ例えば6910(フッ素樹脂シリーズおよびETFEシリーズを含む)。
【0037】
イタリアLDPE:PTFE:Fシリーズ、Sシリーズ、Lシリーズ、GLシリーズ、CARシリーズ、GRシリーズ、BZシリーズ、INOXシリーズ、CERシリーズおよびMOSシリーズ(PFAシリーズ、FEPシリーズおよびフッ素ゴムシリーズを含む)。
【0038】
中国国内のPTFE原料:
四川Sunplas:CGM−01、CGM−01−B、CGM −021−BJX−1、CGM−021−BJX −ORS、CGM −−16F、CGM−011およびCGM−011AP;フッ素ゴムシリーズ:1#、2#、3#および4#。
【0039】
山東Dongyue:DF−101、DF−102、DF−16A、DF−17AおよびDF−16A−1;FEPシリーズ:D−602、D−600;フッ素ゴムシリーズ:DS−2601、DS−2602、DS−2603およびDS−2604。
【0040】
中国国内のPTEE原料には、次のものを有している:上海3F、江蘇Meilan Chemical社、および浙江Quzhou Chemical社によって製造された製品が含まれる。
【0041】
耐高温性ピグメントを、ドイツBASF、DegussaあるいはMerck、あるいはスイスCiba、あるいは米国Ebonexなどによって製造された350〜400℃の高温に耐性のある輸入ピグメントとできる。中国国内製品品は、南京Pigment Tech社によって製造されたモデルPY−162およびYE−802のピグメントイエロー、モデルPBR−24、BR−602などのピグメントブラウン、あるいは江蘇呉江Futai Chemical Science社によって製造されたF−280、あるいは温州Best Fine Pigments社によって製造されたモデル122、185および254のレッドピグメントを示すことができる。
【符号の説明】
【0042】
1 円筒状物
2 フッ素樹脂コーティング
3 リング形状物
31 溝
4 フッ素樹脂コーティングの布地

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法であって、
(I)金型内にフッ素樹脂の原料を配置して円筒状物を得るステップであって、該ステップが
圧力を維持し、金型から取り出し、最後に金型で形成されたキャスティングを焼結すること(第1手段)によって、あるいは
機械的射出(第2手段)によって、あるいは
機械的加硫(第3手段)によって行われるステップと、
(II)円筒状物をリング形状物にカットし、且つそれぞれのリング形状物の内壁に環状溝を形成するステップと、
(III)フッ素樹脂コーティングのベース布地をリング形状物に適合した形状にカットし、その後、カットされたフッ素樹脂コーティングの布地の縁部をリング形状物の溝に嵌め込むステップと、
(IV)ホットプレスすることにより、シームレス縁部シーリングのフッ素樹脂コーティングの布地を得るステップと、
を備える、フッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法。
【請求項2】
フッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法であって、
(I)金型内にフッ素樹脂の原料を配置して円筒状物を得るステップであって、該ステップが
圧力を維持し、金型から取り出し、最後に金型で形成されたキャスティングを焼結すること(第1手段)によって、あるいは
機械的射出(第2手段)によって、あるいは
機械的加硫(第3手段)によって行われるステップと、
(II)円筒状物をリング形状物にカットするステップと、
(III)フッ素樹脂コーティングのベース布地をリング形状物に適合した形状にカットし、その後、2つの積み重ねられたリング形状物の間にカットされたフッ素樹脂コーティングの布地を配置するステップと、
(IV)ホットプレスすることにより、シームレス縁部シーリングのフッ素樹脂コーティングの布地を得るステップと、
を備えるフッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法。
【請求項3】
請求項1あるいは請求項2のフッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法であって、フッ素樹脂の原料は、分子量が12,000,000以上であり粒径が15〜50μmである、PTFE、PFA、FEPおよびETFEの少なくとも1つであるフッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法。
【請求項4】
請求項1あるいは請求項2のフッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法であって、フッ素樹脂の原料には、重量パーセントが1〜5%である耐高温性ピグメントが含まれているフッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法。
【請求項5】
請求項1あるいは請求項2のフッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法であって、ステップIVのホットプレスの前に、フッ素樹脂接着剤フィルムがフッ素樹脂コーティングのカットされた布地とリング形状物との間に詰められ、ホットプレスの温度が200〜330℃にあるフッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法。
【請求項6】
請求項5のフッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法であって、フッ素樹脂接着剤フィルムがPFAあるいはFEPであるフッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法。
【請求項7】
請求項1あるいは請求項2のフッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法であって、ステップIVにおいて、ホットプレスの温度が330〜400℃にあり、これにより、リング形状物のフッ素樹脂の原料を溶融させて接着剤を形成するフッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法。
【請求項8】
請求項1あるいは請求項2のフッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法であって、それぞれのリング形状物の軸方向の厚さは0.1〜0.3mmであるフッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法。
【請求項9】
請求項1あるいは請求項2のフッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法であって、円筒状物がステップIにおける第1手段によって得られる場合、圧力を維持する定格圧力は200〜300kg/cm2にあるフッ素樹脂コーティングのシームレス縁部シーリング方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2012−514549(P2012−514549A)
【公表日】平成24年6月28日(2012.6.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−544763(P2011−544763)
【出願日】平成21年1月9日(2009.1.9)
【国際出願番号】PCT/CN2009/000029
【国際公開番号】WO2010/078695
【国際公開日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【出願人】(511166884)ニンボ スーパーブライト テクノロジー カンパニー リミテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】NINGBO SUPERBRIGHT TECHNOLOGY CO.,LTD.
【Fターム(参考)】