説明

フレキシブル包装

付属品(40)の中心軸線に実質的に平行にクロスシールが形成される形成されるフレキシブルパッケージの形成及び充填方法及び装置が提供される。クロスシール付属品(40)は角度を成す側部を形成するように付属品に向って角度を成す少なくとも部分(66、84、86)を備えることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装(packaging)、より詳細にはフレキシブル(flexible、柔軟な)包装に関する。フレキシブル包装は、その多くの利点により多くの用途で選択される。フレキシブル包装の2つの顕著な分野は、例えばワイン用又は飲料シロップ用の、飲料分野及び薬剤の分野である。勿論、多くの他の用途も存在する。
【背景技術】
【0002】
一般に、製品は、フレキシブルパッケージに充填され、そして顧客により特定の用途に使用されるように供給される。製品は、予め製作したバッグに付属品を介して充填されるか又はバッグが形成、充填及びシール機にあるときにバッグに充填される。フレキシブル包装はしばしば箱に入れられる。このような方式は普通バッグインボックス(“BIB”)方式と呼ばれる。この明細書で用いた用語“バッグ”は、限定することなしに、バッグ、小袋及び立つようになっているパッケージを含むすべてのフレキシブルパッケージを含むことを意味する。
【0003】
図1A及び図1Bには、先行技術のバッグ及びそれらのバッグに伴う幾つかの問題点を示す。図1Aはバッグ10を側面図で示し、バッグ10は対向側壁12,14及びクロスシーム(cross seam、交差継ぎ目)16、18を備える。付属品(fitment)20はバッグを排気するのに用いられ、バッグ壁12上又はバッグ壁12を通して形成される。図1Bに示すように、付属品20はバッグの種々の部位に配置できるが、クロスシール18を形成するスペースが必要なためにバッグの底部に配置することはできない。
【0004】
図1A及び図1Bに見られるように、付属品20はバッグ壁14に近接して(バッグ内に)開口し、従ってバッグ壁14が付属品20の内側に対してシールすることにより付属品20を通る流れを閉じ得るので、十分に排気できない可能性が高くなる。この問題を解決するために、浸漬片(dipstripe)22のように排気装置又は隔離子(standoffs)を備えた付属品を用いてそのようなシール不良を避けてきた。
【0005】
図1の使用状態で示すように、使用に際し、排気補助装置でも、付属品20は水平に開き、従って排気中にバッグはつぶれるので、望ましくない量の空気が排気されないままとなり得る。更に、バッグを図1に示すように垂直方向に向けたまま口を下向きに向けると、一般的には排気の問題を助けるよりむしろ悪化させる。更に、付属品20が下向きに排気するようにバッグ全体を下向きにすることは、バッグの内容物の多くが口から水平に移動し極めて排気し難いので、排気の問題を解決しない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従って、先行技術の方式に伴う問題を解決又は実質的に軽減する方法及び装置が必要である。本発明の教示によれば、先行技術の方式に伴う問題を実質的に解決又は軽減する、フレキシブルパッケージの形成及び充填方法及び装置が提供される。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の特定の実施形態において、フレキシブル材料のシートに付属品を取り付ける工程、シートの側部の2つを重ね合わせる工程、重ね合わせた材料の少なくとも一部を垂直にシールする工程、付属品の中心軸線にほぼ平行なシールを形成する工程、パッケージに充填する工程、及びパッケージをシールする工程を含むフレキシブルパッケージの形成及び充填方法が提供される。特定の実施形態においては、付属品は重ね合わせ工程前又は後に取り付けられる。また、別の特定の実施形態においては、付属品の近くに排気装置が取付けられる。
【0008】
また、フレキシブル材料のシートに付属品を取り付ける工程、パッケージを部分的に形成する工程、付属品の中心軸線を含む垂直平面にほぼ平行に、角度を成す側部を形成するため付属品に向って角度を成す少なくとも部分を持つシールを形成する工程、パッケージに充填する工程、及びパッケージをシールする工程を含むフレキシブルパッケージの形成及び充填方法が提供される。
【0009】
特定の実施形態においては、付属品は、パッケージを部分的に形成する前又は後に取り付けられる。また、特定の実施形態においては、付属品の近くに排気装置が取付けられる。また、別の特定の実施形態では、頂部シールは、別の角度を成す側部を形成するため付属品に向って角度を成す少なくとも部分を含む。
【0010】
また、フレキシブル材料のシートからほぼ中空の構造体を形成する工程、フレキシブル材料のシートに第1付属品を取り付ける工程、シートに取り付けた第1付属品から水平方向及び垂直方向に離間してフレキシブル材料のシートに第2付属品を取り付け、第1付属品及び第2付属品がほぼ平行な中心軸線を持つ工程、第1付属品及び第2付属品の中心軸線を含む垂直平面にほぼ平行に、角度を成す第1側部を形成するため水平に対して角度を成す部分を持つ第1シールを形成する工程、第1シール上に充填する工程、及び第1付属品及び第2付属品の中心軸線を含む垂直平面にほぼ平行に、角度を成す第2側部を形成するため水平に対して角度を成す部分を持つ第2シールを形成する工程を含むフレキシブルパッケージの形成及び充填方法が提供される。特定の実施形態においては、ほぼ中空の構造体を形成する前又は後に付属品の一方又は両方が取り付けられる。
【0011】
また、クロスシール部材を回転する工程を含む既存の機械を後から取り付ける方法が提供される。また、本発明によれば、即部方向から付属品を取り付け、使用中パッケージを回転して有効に排気するため付属品を下向きにするパッケージの使用方法が提供される。また、本発明の方法を実施し、パッケージを製作する装置が提供される。更に、パッケージをまずシールし、続いて付属品を介して充填し、そして付属品にキャップを取り付ける又はシールする、予め作られたパッケージ用の装置及び方法が提供される。本発明の重要な技術的利点は、排気を改良したフレキシブルパッケージが作られることにある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図面を参照すると、相応した要素は同じ参照符号で示す。図2は、本発明の教示によるバッグの製造機の特定の実施形態を示す。図2の垂直形成、充填、及びシール機に関連して本発明を説明するが、本発明は水平機械、並びに付属品を介して充填及び排気する予め作ったバッグを用いるシステム及び機械にも適用できることが理解されるべきである。このような予め作ったバッグを用いるシステムでは、パッケージが作られ、付属品を介して充填され、そして付属品はキャップ又はシールされる。
【0013】
図2に示すように、フレキシブル材料34のロール32が設けられる。フレキシブル材料34のシートは側部36、38を備える。シート34は管状構造体を形成するようにカラー上に巻かれる。本明細書において、管又は管状は頂部及び底部の開いた形状を表すことを意味し、断面形状が丸かったり楕円である必要はない。実際には、任意の断面形状を使用できる。
【0014】
付属品40は、ガイドレール即ちトラック42に沿って供給され、そしてシーラー44でフレキシブル材料34に取り付けられる。この付属品の取り付けは、任意の公知の仕方で行うことができ、付属品は内部付属品又は貫通付属品から成り得る。貫通付属品の場合、付属品を挿入する前に穴があけられ得る。又は穴は付属品の取付け段階中に開けられ得る。
【0015】
熱シールバー46は、管状構造体を垂直にシールするために端部即ち側部36、38を重ね合わせた後にこれらの側部の近くで又はこれらの側部でバッグ材料34をシールするのに用いられ、こうして頂部及び底部の開いたバッグが部分的に形成される。ここで述べた重ね合わせシールは、内容物がシールを通って漏れるのを防ぐため(2つの端部がシールするために面対面で接合される場合に形成される比較的弱いシールと違って)比較的大きなバッグでは重要である。例えば、限定することなしに1ガロン以上の内容物を収納するバッグを作ることのできるもののような比較的大きなシステムでは、この重ね合わせシールは重要となる。比較的小さなバッグを作るシステムでは、シールが押圧する裏部材が管内に嵌合し得ないので、重ね合わせシールを行うのがしばしば難しい。しかし、ここで記載するような比較的大きなシステムでは、この垂直シールを行う余裕がある。それにもかかわらず、重ね合わせシールは比較的小さなシステムで用いられ得、本発明は、重ね合わせシールを含むシステムに限定されない。
【0016】
バッグの内容物は充填機48により充填され、この充填機48は、バッグに充填するため管内にのびる充填パイプを備える。これは、熱シーラー50によって底部シールを形成した後に行われる。熱シーラーは、付属品40の中心軸線に平行なクロスシールを形成する。図1に示すもののようなバッグを製作する既存の装置では、クロスシールは付属品の中心軸線に垂直である。従って、本発明の重要な技術的利点は、クロスシールの方向である。本発明の1つの特徴において、既存の機械は、クロスシール形成部材をほぼ90度回転することにより後から取り付けられる。本発明では、機械の重大な変更を行う必要がない。
【0017】
一対のローラーガイド52は、充填中及び頂部シール形成中バッグを支持しかつ形成し、シール形成前にバッグから殆どの空気を追い出すことができる。シールバー50はまた各バッグの頂部シールを形成する。カッター54は、限定することなしにBIB方式の部分のような供給するためにバッグを自由に切断するのに用いられる。
【0018】
図示したように、上述のようにシール形成部材を回転することにより、付属品40はバッグの側部に配置される。図3にはこの回転を概略的に示す。図示したように、シール形成は、付属品40の中心軸線60に平行なシールを形成するシール形成部材50で行われる。対向するシール形成部材50が各々内方に動くように示されているが、一方が固定バッキングであり、他方が固定バッキングに対してシールするように動いてもよく、あるいはその逆の構成でもよいことは理解されるべきである。幾つかの先行技術の方式では、付属品40の中心軸線60に垂直である図3に示すシール形成部材62のようなシール形成部材が用いられる。付属品の中心軸線に実質的に平行にシールを形成することによって、付属品(しばしば注ぎ口と呼ばれる)がクロスシールに実質的に平行にバッグ内に開いており、そして図1Aに示すような従来技術で起きるように対向するバッグ壁に対してないので、排気が非常に補助される。
【0019】
次に図4を参照すると、本発明の教示に従って製作したバッグは、製造中には付属品40は側部に位置するが、使用中には底部に位置する。従って、バッグは製造中の方向から使用時には90度回転される。図4には、垂直シーラー46で形成したシール64を示す。
【0020】
図5乃至図8は、本発明の特定の実施形態を示し、排気し易くするため角度成す即ち傾斜したシールが形成される。図5乃至図8に示す特定の実施形態は垂直形成、充填及びシール機械に関連して説明するが、概念は予め作られたバックを製作する機械を含む他の機械にも適応する。
【0021】
図5に示すように、形成される傾斜した即ち角度を成すシール66は真直ぐなクロスシール68から分岐する。特に、垂直形成、充填及びシール機械の実施形態では、バッグ70はまずその底部がシール66a、68a(1つ以上のシーラーで形成され得る)でシールされる。次に製品がバッグ70内に充填され、そしてバッグ70は進められ、好ましくは同一シール形成機構を用いて頂部(シール68b)でシールされる。バッグ70の頂部シールが形成される際に、バッグ72の底部シール66b、68bが形成される。その後、バック72は充填され、前進されてシール68cで示すように頂部がシールされる。図5に関して述べたシールを形成するシール機構の1つの実施形態を図5に符号74で示す。このシール形成機構74は図2に示すシール形成部材50に相当するが、当然、傾斜シール形成部分66が設けられる点で異なる。
【0022】
上述のように、好ましくは、各バッグの底部シール及び頂部シールを形成するのに1つのシール形成機構を使用する。しかし、適切なシールを形成するのに1つ以上のシール形成部材を用いてもよいことは理解されるべきである。
【0023】
使用において図5の分離したバッグは図4に示すように回転される。従って、付属品は下方に向き、傾斜した即ち角度を成すシール66は、効率的な排気のために付属品に向って製品を直接保持する。一般に、図5の方向決めを参照すると、本発明の1つの特徴では、製造後使用のためにバッグを回転した時に排気を助けるため注ぎ口に向ってシールが角度をなす場合に、付属品の中心軸線を含む垂直平面に対して実質的に平行にこれらのシールが作られる。
【0024】
図6には、図5に実施形態に代わる実施形態を示し、図2のシール形成部材50に相当するシール形成部材80が示される。図6の実施形態では、シール形成部材80は水平シール形成部分82及び2つの角度を成すシール形成部分84、86を備える。またバッグ70、72が示され、バッグ70は、まずシール部分82a、84aから成る底部シールを形成することにより形成される。シール部分84aは注ぎ口に向って傾斜される。バッグ70は充填され、そしてその頂部シールがシール形成部材80で形成され、頂部シールはシール形成部分82b、86bで示される。その後、バッグ72が前進され、充填され、バッグ72の底部シール82b、84bは、バッグ70の頂部シール82b、86bと同時に形成される。充填後、上述のように、バッグ72の頂部シールが形成され、シール部分82c、86cとなる。供給するためバッグを分離した後、これらのバッグは図6に示す向きから90度の向きで用いられ、付属品(又は注ぎ口)は下方に向く。排気は、シール84、86の傾斜効果によって大いに助けられ、効率的に排気するために製品を注ぎ口に向って動き易くする。
【0025】
図7及び図8には、図5及び図6に示す実施形態に代わる実施形態を示し、図7に示すように、バッグ材料90の管は部材92、94、96でシールされ、切断される。しかし、図7に示す実施形態では、付属品98は別の形態でバッグ材料90に取り付けられ、各付属品は、隣接付属品から(管上で)垂直及び水平方向にずらされ、好ましくは管上で他の付属品に対して180度変位される。従って、図2では付属品を取り付ける2つのステーションが設けられ、第1のステーションでは1つの位置でバッグ材料90に付属品を取り付け、第2のステーションでは1つの位置と対向した180度の位置でバッグ材料90に付属品を取り付ける。
【0026】
動作において、シール形成及び切断部材92は底部シールを形成してバッグ100を部分的に形成する(そして先行するバッグ101を切断する)。バッグ100は充填され、そしてその頂部はシール形成部材94によりシールされる。シール形成部材94はバッグ100の頂部シールBを形成し、符号Bはまたバッグ102の底部シールを表す。次に、バッグ102は充填され、前進されて、バッグ102のシールBは切断部材96に整列される。その後、シール形成部材92はバッグ102の頂部シールAを形成される(そしてAに沿って切断もされる)。切断部材96はシールBに沿って切断し、こうしてバッグ100、102は供給するために切断される。好ましい実施形態では、カッター96による切断、及び部材92によるシール形成及び切断は同時に行われるが、しかし別個の装置で別々に行ってもよいことが理解されるべきである。更に、バッグ102に関して上記した充填及び前進操作の順序は交換できることが理解されるべきである。
【0027】
図7及び図8に示す実施形態は、バッグ材料90の実質的に全部を使用できる利点を持つ。バッグの形状で見られ得るように、付属品が下向きとなるように使用のために回転した際に各バッグは付属品に向って製品を動かすのに役立つ2つの傾斜シールA、Bを備えるバッグが形成される。
【0028】
2002年4月19日に出願し、名称Flexible Packingであり、普通に譲渡した米国特許出願第10/126,702号は参照文献として本明細書に結合される。特に、排気装置の取付けに関して上記米国出願の教示は本発明に適用し、排気装置を備えるフレキシブルパッケージを形成するために本発明に結合され得る。
【0029】
本明細書を通して、適切な場合には、本発明の意図する範囲から逸脱せずに、操作の順序を変更できることが理解されるべきである。また、各実施形態において、限定することなしに、内部型付属品又は貫通型付属品を含む任意の付属品形式を使用できることが理解されるべきである。
【0030】
上記の特定の説明は例示であり、各例の特徴及び利点は他の実施形態及び例の特徴及び利点と交換でき又は他の実施形態及び例の特徴及び利点に加えられ得る。また、本発明を詳細に説明したが、特許請求の範囲に定義したように本発明の範囲から逸脱することなしに、種々の変化、変形、交換、付加及び変更を行うことができると理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】図1A及び図1Bは、先行技術のバッグの側面図である。
【図2】本発明の教示による特定の形成、充填及びシール機の特定の実施形態を示す。
【図3】本発明の教示によるシール及び付属品の仕方を概略的に示す。
【図4】本発明の教示によるバッグの製造及び使用の仕方を示す。
【図5】本発明の教示によるシール外形及びシール部材の特定の実施形態を示す。
【図6】本発明の教示によるシール外形及びシール部材の別の特定の実施形態を示す。
【図7】本発明の教示によるバッグの製作システムの別の実施形態を示す。
【図8】図7の装置に対応するフロー線図を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレキシブルパッケージを形成及び充填する方法であって、
中心軸線を持つ付属品を、少なくとも2つの側部を持つフレキシブル材料のシートに取り付ける工程、
前記シートの側部の2つを重ね合わせる工程、
重ね合わせた材料の少なくとも一部を垂直方向にシールする工程、
付属品の中心軸線にほぼ平行にシールを形成する工程、
パッケージに充填する工程、及び
パッケージをシールする工程、を含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記フレキシブルパッケージがプラスチックバックである請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記重ね合わせる工程の前に付属品を取り付ける請求項1記載の方法。
【請求項4】
前記重ね合わせ工程の後に付属品を取り付ける請求項1記載の方法。
【請求項5】
前記パッケージをシールする工程が頂部シールを形成する工程を含む請求項1記載の方法。
【請求項6】
前記シールを形成する工程が底部シールを形成する工程を含む請求項1記載の方法。
【請求項7】
更に、付属品の近くに排気装置を取付ける工程を含む請求項1記載の方法。
【請求項8】
フレキシブルパッケージを形成及び充填する方法であって、
フレキシブル材料のシートに中心軸線を持つ付属品を取り付ける工程、
パッケージを部分的に形成する工程、
角度を成す側部を形成するため付属品に向って角度を成す少なくとも部分を持つシールを、付属品の中心軸線を含む垂直平面にほぼ平行に形成する工程、
パッケージに充填する工程、及び
パッケージをシールする工程、を含むことを特徴とする方法。
【請求項9】
前記パッケージを部分的に形成する工程が、シートの2つの側部を重ね合わせる工程及び重ね合わせた材料の少なくとも一部をシールする工程を含む請求項8記載の方法。
【請求項10】
前記フレキシブルパッケージがプラスチックバックである請求項8記載の方法。
【請求項11】
前記パッケージを部分的に形成する前に付属品を取り付ける請求項8記載の方法。
【請求項12】
前記パッケージを部分的に形成した後に付属品を取り付ける請求項8記載の方法。
【請求項13】
前記パッケージをシールする工程が頂部シールを形成する工程を含む請求項8記載の方法。
【請求項14】
前記頂部シールが、別の角度を成す側部を形成するため付属品に向って角度を成す少なくとも部分を含む請求項8記載の方法。
【請求項15】
フレキシブルパッケージを形成及び充填する方法であって、
フレキシブル材料のシートによりほぼ中空の構造体を形成する工程、
フレキシブル材料のシートに第1付属品を取り付ける工程、
シートに取り付けた第1付属品から水平方向及び垂直方向に離間して第2付属品をフレキシブル材料のシートに取り付け、第1付属品及び第2付属品がほぼ平行な中心軸線を持つようにする工程、
角度を成す第1側部を形成するため水平方向に対して角度を成す部分を含む第1シールを、前記中心軸線を含む垂直平面にほぼ平行に形成する工程、
第1シールの上方に充填する工程、及び
角度を成す第2側部を形成するため水平方向に対して角度を成す部分を含む第2シールを、前記中心軸線を含む垂直平面にほぼ平行に形成する工程、を含むことを特徴とする方法。
【請求項16】
前記フレキシブル材料のシートからほぼ中空の構造体を形成する工程が、シートの2つの側部を重ね合わせる工程及び重ね合わせた材料の少なくとも一部をシールする工程を含む請求項15記載の方法。
【請求項17】
前記フレキシブルパッケージがプラスチックバックである請求項15記載の方法。
【請求項18】
前記ほぼ中空の構造体を形成する前に付属品の一方又は両方を取り付ける請求項15記載の方法。
【請求項19】
前記ほぼ中空の構造体を形成した後に付属品の一方又は両方を取り付ける請求項15記載の方法。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレキシブルパッケージを形成及び充填する方法であって、
第1の側部、第2の側部、内面、及び外面を有するフレキシブル材料のシートに、中心軸線を持つ付属品を取り付ける工程、
前記内面の部分が前記外面の部分に接触するように前記第1の側部と第2の側部を重ね合わせる工程、
重ね合わせたシートの部分の少なくとも一部を垂直方向にシールする工程、
付属品の中心軸線にほぼ平行にシールを形成する工程、
パッケージを充填する工程、及び
パッケージをシールする工程、を含む方法。
【請求項2】
前記フレキシブルパッケージがプラスチックバックである請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記重ね合わせる工程の前に付属品を取り付ける請求項1記載の方法。
【請求項4】
前記重ね合わせる工程の後に付属品を取り付ける請求項1記載の方法。
【請求項5】
前記パッケージをシールする工程が頂部シールを形成する工程を含む請求項1記載の方法。
【請求項6】
前記シールを形成する工程が底部シールを形成する工程を含む請求項1記載の方法。
【請求項7】
請求項1の方法であって、前記パッケージを充填する工程がパッケージを液体製品で充填する工程を含み、前記方法は、更に、付属品の近くに排気装置を取付ける工程を含み、排気装置は、第1端、末端及び通路を含み、前記通路は前記第1端と末端の間において液体製品に少なくとも部分的に開口され、排気装置は、前記付属品から離間するように伸長し、パッケージを排気する間にフレキシブル材料のシートが付属品への流れを閉じることを効果的に防止することにより付属品への液体製品の流れを促進する方法。
【請求項8】
フレキシブルパッケージを形成及び充填する方法であって、
第1の側部、第2の側部、内面、及び外面を有するフレキシブル材料のシートに、中心軸線を持つ付属品を取り付ける工程、
前記内面の部分が前記外面の部分に接触するように前記第1の側部と第2の側部を重ね合わせる工程、
重ね合わせたシートの部分の少なくとも一部をシールする工程、
角度を成す側部を形成するため付属品に向って角度を成す少なくとも部分を持つシールを、付属品の中心軸線を含む垂直平面にほぼ平行に形成する工程、
パッケージに充填する工程、及び
パッケージをシールする工程、を含む方法。
【請求項9】
前記フレキシブルパッケージがプラスチックバックである請求項8記載の方法。
【請求項10】
前記パッケージを部分的に形成する前に付属品を取り付ける請求項8記載の方法。
【請求項11】
前記パッケージを部分的に形成した後に付属品を取り付ける請求項8記載の方法。
【請求項12】
前記パッケージをシールする工程が頂部シールを形成する工程を含む請求項8記載の方法。
【請求項13】
前記頂部シールが、別の角度を成す側部を形成するため付属品に向って角度を成す少なくとも部分を含む請求項8記載の方法。
【請求項14】
フレキシブルパッケージを形成及び充填する方法であって、
フレキシブル材料のシートによりほぼ中空の構造体を形成する工程、
フレキシブル材料のシートに第1付属品を取り付ける工程、
シートに取り付けた第1付属品から水平方向及び垂直方向に離間して第2付属品をフレキシブル材料のシートに取り付け、第1付属品及び第2付属品が前記中空の構造体が形成された後ほぼ平行な中心軸線を持つようにする工程、
角度を成す第1側部を形成するため水平方向に対して角度を成す部分を含む第1シールを、前記中心軸線を含む垂直平面にほぼ平行に形成する工程、
第1シールの上方に充填する工程、及び
角度を成す第2側部を形成するため水平方向に対して角度を成す部分を含む第2シールを、前記中心軸線を含む垂直平面にほぼ平行に且つ前記第1付属品の上方に形成する工程、を含み、
第1付属品が第2のフレキシブルパッケージから分離した第1のフレキシブルパッケージの部分であり、第2付属品が第2のフレキシブルパッケージの部分である方法。
【請求項15】
前記フレキシブル材料のシートからほぼ中空の構造体を形成する工程が、シートの2つの側部を重ね合わせる工程及び重ね合わせた材料の少なくとも一部をシールする工程を含む請求項14記載の方法。
【請求項16】
前記フレキシブルパッケージがプラスチックバックである請求項14記載の方法。
【請求項17】
前記ほぼ中空の構造体を形成する前に付属品の一方又は両方を取り付ける請求項14記載の方法。
【請求項18】
前記ほぼ中空の構造体を形成した後に付属品の一方又は両方を取り付ける請求項14記載の方法。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレキシブルパッケージを形成及び充填する方法であって、
第1の側部、第2の側部、内面、及び外面を有するフレキシブル材料のシートに、中心軸線を有する管状通路を持つ付属品を取り付ける工程、
前記内面の部分が前記外面の部分に接触するように前記第1の側部と第2の側部を重ね合わせる工程、
重ね合わせたシートの部分の少なくとも一部を垂直方向にシールする工程、
付属品の管状通路の中心軸線にほぼ平行にシールを形成する工程、
パッケージを充填する工程、及び
パッケージをシールする工程、を含む方法。
【請求項2】
前記フレキシブルパッケージがプラスチックバックである請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記重ね合わせる工程の前に付属品を取り付ける請求項1記載の方法。
【請求項4】
前記重ね合わせる工程の後に付属品を取り付ける請求項1記載の方法。
【請求項5】
前記パッケージをシールする工程が頂部シールを形成する工程を含む請求項1記載の方法。
【請求項6】
前記シールを形成する工程が底部シールを形成する工程を含む請求項1記載の方法。
【請求項7】
請求項1の方法であって、前記パッケージを充填する工程がパッケージを液体製品で充填する工程を含み、前記方法は、更に、付属品の近くに排気装置を取付ける工程を含み、排気装置は、第1端、末端及び通路を含み、前記通路は前記第1端と末端の間において液体製品に少なくとも部分的に開口され、排気装置は、前記付属品から離間するように伸長し、パッケージを排気する間にフレキシブル材料のシートが付属品への流れを閉じることを効果的に防止することにより付属品への液体製品の流れを促進する方法。
【請求項8】
フレキシブルパッケージを形成及び充填する方法であって、
第1の側部、第2の側部、内面、及び外面を有するフレキシブル材料のシートに、中心軸線を有する管状通路を持つ付属品を取り付ける工程、
前記内面の部分が前記外面の部分に接触するように前記第1の側部と第2の側部を重ね合わせる工程、
重ね合わせたシートの部分の少なくとも一部をシールする工程、
角度を成す側部を形成するため付属品に向って角度を成す少なくとも部分を持つシールを、付属品の管状通路の中心軸線を含む垂直平面にほぼ平行に形成する工程、
パッケージに充填する工程、及び
パッケージをシールする工程、を含む方法。
【請求項9】
前記フレキシブルパッケージがプラスチックバックである請求項8記載の方法。
【請求項10】
前記パッケージを部分的に形成する前に付属品を取り付ける請求項8記載の方法。
【請求項11】
前記パッケージを部分的に形成した後に付属品を取り付ける請求項8記載の方法。
【請求項12】
前記パッケージをシールする工程が頂部シールを形成する工程を含む請求項8記載の方法。
【請求項13】
前記頂部シールが、別の角度を成す側部を形成するため付属品に向って角度を成す少なくとも部分を含む請求項8記載の方法。
【請求項14】
フレキシブルパッケージを形成及び充填する方法であって、
フレキシブル材料のシートによりほぼ中空の構造体を形成する工程、
フレキシブル材料のシートに第1付属品を取り付ける工程、
シートに取り付けた第1付属品から水平方向及び垂直方向に離間して第2付属品をフレキシブル材料のシートに取り付け、第1付属品及び第2付属品が前記中空の構造体が形成された後ほぼ平行な中心軸線を持つようにする工程、
角度を成す第1側部を形成するため水平方向に対して角度を成す部分を含む第1シールを、前記中心軸線を含む垂直平面にほぼ平行に形成する工程、
第1シールの上方に充填する工程、及び
角度を成す第2側部を形成するため水平方向に対して角度を成す部分を含む第2シールを、前記中心軸線を含む垂直平面にほぼ平行に且つ前記第1付属品の上方に形成する工程、を含み、
第1付属品が第2のフレキシブルパッケージから分離した第1のフレキシブルパッケージの部分であり、第2付属品が第2のフレキシブルパッケージの部分である方法。
【請求項15】
前記フレキシブル材料のシートからほぼ中空の構造体を形成する工程が、シートの2つの側部を重ね合わせる工程及び重ね合わせた材料の少なくとも一部をシールする工程を含む請求項14記載の方法。
【請求項16】
前記フレキシブルパッケージがプラスチックバックである請求項14記載の方法。
【請求項17】
前記ほぼ中空の構造体を形成する前に付属品の一方又は両方を取り付ける請求項14記載の方法。
【請求項18】
前記ほぼ中空の構造体を形成した後に付属品の一方又は両方を取り付ける請求項14記載の方法。
【請求項19】
請求項7の方法であって、付属品の近くに取付けられる排気装置は第1端と末端の間に長さを有し、前記通路は第1端と末端の間のほぼ全長で液体製品に少なくとも部分的に開放され、付属品は液体製品を排出するためのポンプに結合可能にされる方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2006−505468(P2006−505468A)
【公表日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−551762(P2004−551762)
【出願日】平成15年11月5日(2003.11.5)
【国際出願番号】PCT/US2003/035288
【国際公開番号】WO2004/043131
【国際公開日】平成16年5月27日(2004.5.27)
【出願人】(501011048)ランサー・パートナーシップ・リミテッド (25)
【Fターム(参考)】