説明

ブレードケース収容器

【課題】 定数に満たない数のブレードケースが収容されても、該ブレードケースを十分安定して保持することを可能にすること。
【解決手段】 ブレードケース収容器2は、定数のブレードケース4を収容する箱体6と、箱体6内に収容された、定数に満たない数のブレードケース4を箱体内に保持するため箱体6内に挿入されるスペーサ8とを備えている。スペーサ8は折曲可能なプレート部材26からなり、プレート部材26には、複数の破断可能ライン36が、ブレードケース4の厚さに相当する間隔をもって形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のブレードケースを収容するために適用されるブレードケース収容器に関する。
【背景技術】
【0002】
表面にIC、LSIなどの回路が複数個形成された半導体ウエーハは、ダイシング装置によって、個々の半導体チップに分割される。分割された半導体チップは、携帯電話、パソコンなどの電子機器に広く利用される。
【0003】
上記ダイシング装置は、被加工物である半導体ウエーハを保持するチャックテーブル、チャックテーブルに保持された半導体ウエーハを切削するためのブレードを備えた切削手段、などを備えており、半導体ウエーハを、高い精度で個々の半導体チップにダイシングすることができる。このようなダイシング装置に使用される、プレーンワッシャ形のブレードには、ダイヤモンド砥粒などをめっきにより固めて形成された、厚さ15μm〜30μmほどの電鋳ブレード、又はダイヤモンド砥粒などをレジンボンドにより固めて形成された、厚さ50μm〜200μmほどのレジノイドブレードなどがあり、半導体ウエーハの特性に合わせて適宜のものが選択されて使用される。
【0004】
上記ブレードは、衝撃を受けると破損しやすいので、衝撃に絶えられるようにブレードケースに収容されて流通させられる。このブレードケースは、例えば特許文献1に示されているように、所定の厚さを有すると共に外周に直線部を備えているので、該直線部を底にして、ブレードケース収容器内に複数個重ね合わせて収容することができる。
【0005】
一般的にユーザは、1個単位でブレードを購入する場合よりも、複数単位で購入する場合が多いので、所定の複数の(すなわち定数の)ブレードケースを相互に重ね合わせて収容できるブレードケース収容器が用意される。しかしながら、例えば、収容可能総数である定数10個のブレードケースを収容するブレードケース収容器を用意したとしても、7個あるいは6個など、定数10個に満たない数のブレードケースが購入された場合には、定数10個に満たない数のブレードケースが定数10個のブレードケース収容器に収容されることになる。この場合、定数10個のブレードケース収容器内には、定数に対し不足する数、例えば3個あるいは4個のブレードケースを重ね合せた総厚に相当する空間が形成されるので、流通の過程でブレードケースがブレードケース収容器内で踊り、ブレードケース内に収容されたブレードが破損するおそれがある。
【特許文献1】特開2002−086370
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、定数に満たない数のブレードケースが収容されても、該ブレードケースを十分安定して保持することを可能にする、新規なブレードケース収容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、所定の厚さを有する複数個のブレードケースを収容するブレードケース収容器において、
定数の該ブレードケースを収容する箱体と、該箱体内に収容された、定数に満たない数の該ブレードケースを該箱体内に保持するため該箱体内に挿入されるスペーサとを備え、
該スペーサは折曲可能なプレート部材からなり、該プレート部材には、複数の破断可能ラインが、該ブレードケースの厚さに相当する間隔をもって形成され、
該破断可能ラインのいずれかを破断して該プレート部材の一部を除去することにより、該プレート部材を、ほぼ、定数に対し不足した該ブレードケースの数に厚さを乗じた長さに形成して、定数に満たない数の該ブレードケースを該箱体内に保持する、
ことを特徴とするブレードケース収容器、が提供される。
該プレート部材は、該ブレードケースの厚さに該定数を乗じた長さとほぼ同じ長さを有する一対の側縁と、一対の端縁とからなる矩形に形成され、該破断可能ラインは、該端縁の一方を基準として、該ブレードケースの厚さに相当する該間隔をおいて、該端縁に平行に延在する、ことが好ましい。
該プレート部材の、該側縁間の中央には、折曲可能ラインが該側縁に平行に延在するよう形成され、該側縁の各々の近傍位置には、それぞれ、折曲及び破断可能ラインが、該側縁に平行に延在するよう形成されている、ことが好ましい。
該定数が偶数の場合、該破断可能ラインは、該定数×1/2個形成され、該定数が奇数の場合、該破断可能ラインは、(該定数−1)×1/2個形成される、ことが好ましい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明に従って構成されたブレードケース収容器の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0009】
図1〜図4を参照して、ブレードケース収容器2(図7参照)は、図3に示すブレードケース4を複数個収容する箱体6と、箱体6内に挿入されるスペーサ8とからなる。図示の実施形態において、箱体6内に収容されるブレードケース4の定数(すなわち収容可能な総数)は10個である。スペーサ8は、箱体6内に挿入されて、箱体6内に収容された、定数10個に満たない数のブレードケース4を箱体6内に安定して保持するためのものである。
【0010】
適宜の合成樹脂、例えばポリスチレンから一体に形成されるブレードケース4は、図3に示すように、一定の厚さtを有すると共に、半円部10aと、半円部10aの両端から相互に平行に同じ長さだけ延びる直線平行部10b及び10cと、直線平行部10b及び10cの各々の先端間を延在する直線部10dとからなる外周面10を備えている。ブレードケース4内には、プレーンワッシャ形のブレード12が収容されている。ブレードケース4の幅は、外周直線平行部10bと10cとにより規定される。なお、ブレードケース4は、ブレード12を収容する収容部材と、収容部材に対し開閉可能な蓋部材とから構成されているが、構成それ自体は、本発明に直接関係しないので、ここでは、収容部材にブレード12が収容されかつ蓋部材により閉じられて、箱体6に収容可能な状態とされた全体形状の説明に止める。
【0011】
適宜の合成樹脂、例えばポリプロピレンから一体に形成することができる箱体6は、図1に示すように、平面矩形の底壁14と、底壁14の、相互に対向する一対の側縁から直立する一対の側壁16及び18と、相互に対向する一対の端縁から直立する一対の端壁20及び22と、蓋24とから構成されている。側壁16及び18は相互に同形の矩形であり、端壁20及び22は相互に同形の矩形である。底壁14と、側壁16及び18と、端壁20及び22とにより、上端が開放された直方体の、ブレードケース収容空間が形成される。矩形である蓋24の一端縁は、端壁20の上端に折曲可能に連結され、他端縁には折曲部24aが形成されている。箱体6の幅は、側壁16と18とにより規定され、側壁16及び18間の間隔は、ブレードケース4の幅よりもわずかに大きく形成されている。箱体6の端壁20及び22間の間隔は、ブレードケース4の厚さtに、上記定数10個を乗じた長さ(10t)よりもわずかに大きく形成されている。
【0012】
スペーサ8は、折曲可能なプレート部材26からなる。プレート部材26は、相互に対向する一対の側縁28及び30と、相互に対向する一対の端縁32及び34とからなる矩形に形成されている。側縁28及び30は、ブレードケース4の厚さtに上記定数10個を乗じた長さ(10t)とほぼ同じ長さを有している。端縁32及び34は、ブレードケース4の上記幅のほぼ2倍の長さを有している。プレート部材26には、複数の(実施形態においては5本の)破断可能ライン36が、ブレードケース4の厚さtに相当する間隔sをおいて形成されている。破断可能ライン36は、一方の端縁34を基準として、それぞれ、ブレードケース4の厚さtに相当する間隔sをおいて、それぞれ端縁34及び端縁32に平行に延在する。端縁34と、端縁34に隣接する破断可能ライン36との間隔も、相互に隣接する破断可能ライン36間の間隔sと同じ間隔sである。
【0013】
プレート部材26の、側縁28及び30間の中央には、折曲可能ライン38が、端縁32と端縁34との間にわたって、側縁28及び30に平行に延在するよう形成されている。また、プレート部材26の、側縁28及び30の各々の近傍位置には、折曲及び破断可能ライン40及び42が、それぞれ、側縁28及び30に平行に延在するよう形成されている。側縁28と折曲及び破断可能ライン40との間、及び側縁30と折曲及び破断可能ライン42との間には、それぞれ、一定の幅をもって、ブレードケース4の厚さtに上記定数10個を乗じた長さ(10t)とほぼ同じ長さ延在する帯状領域28A及び30Aが形成される。折曲及び破断可能ライン40と側縁28との間隔、及び、折曲及び破断可能ライン42と側縁30との間隔は、それぞれ等しい。破断可能ライン36の各々は、折曲及び破断可能ライン40と折曲及び破断可能ライン42との間にわたって形成されている。破断可能ライン36の各々の位置を設定するための基準とされる端縁34から端縁32に向って5本目の破断可能ライン36は、端縁32と端縁34との間の中央に存在する。したがって、端縁34と、該5本目の破断可能ライン36との間の間隔、及び端縁32と、該5本目の破断可能ライン36との間の間隔は、それぞれ、ブレードケース4を5個重ね合わせた厚さに相当する長さ、すなわちブレードケース4の厚さt×5の長さに相当する。
【0014】
破断可能ライン36、折曲可能ライン38、及び、折曲及び破断可能ライン40及び42は、それぞれミシン目から形成されているが、これに限定されるものではない。例えば、適宜の深さを有するスリットから形成する他の実施形態もある。このように構成されたプレート部材26は、適宜の合成樹脂、例えばポリプロピレンから一体に形成することができる。プレート部材26の厚さは、例えば0.4mmであり、したがって、プレート部材26はシート状のものをも含む。プレート部材26はまた、合成樹脂以外の折曲可能なシート状の部材、例えば、合成紙から形成してもよい。
【0015】
図4に示されているように、上記ブレードケース4は、直線部10dを下にして、箱体6の底壁14に載置され、端壁20及び22間に相互に重ね合わされて、定数である10個、収容される。箱体6に10個のブレードケース4が収容された後、箱体6の上端開口は、蓋24により閉塞される。蓋24の折曲部24aは、端壁22上端内側に差し込まれる。この場合には、上記スペーサ8を使用する必要がない。
【0016】
他方、定数10個に満たない数のブレードケース4が上記箱体6内に収容されて流通させられる場合には、定数10に満たない数のブレードケース4を箱体6内に保持するため、箱体6内に上記スペーサ8が挿入される。すなわち、スペーサ8のプレート部材26における破断可能ライン36のいずれかを破断して一部を除去することにより、プレート部材26を、ほぼ、定数10に対し不足したブレードケース4の数に厚さtを乗じた長さに形成して、定数10に満たない数のブレードケース4を箱体6内に保持する。更に具体的に説明する。
【0017】
図2及び図5〜図7を参照して、例えば、箱体6内に、定数10個に満たない3個のブレードケース4が収容されて流通させられる場合について説明する。この場合、図2に示すスペーサ8のプレート部材26において、折曲及び破断可能ライン40及び42を、それぞれ、端縁34から該3本目の破断可能ライン36にわたって破断すると共に、端縁34から端縁32に向って3本目の破断可能ライン36を、全長にわたって破断する。その結果、プレート部材26において、端縁34の、折曲及び破断可能ライン40及び42間における領域と、折曲及び破断可能ライン40及び42の、端縁34から該3本目の破断可能ライン36までの領域と、該3本目の破断可能ライン36とに囲まれた矩形状の領域を除去することができる(図5参照)。プレート部材26の、端縁32と、切断された該3本目の破断可能ライン36により新たに形成された切断端縁(図5において、符号(36)で示されている)までの長さは、定数10に対し不足したブレードケース4の数7個に厚さtを乗じた長さに形成される。
【0018】
次に、このプレート部材26を、折曲可能ライン38に沿って折り曲げると共に、帯状領域28A及び30Aを、それぞれ、折曲及び破断可能ライン40及び42に沿って折り曲げる(図6参照)。図6に示されているように、帯状領域28A及び30Aの折り曲げ方向は、プレート部材26を折曲可能ライン38に沿って折り曲げることにより形成される内角方向である。
【0019】
上記のように折り曲げ形成したプレート部材26を、帯状領域28A及び30Aが、それぞれ、箱体6の側壁18及び16の内側に沿って延在するよう、箱体6内に挿入して箱体6の底壁14上に載置する。プレート部材26の、折り曲げられた、折曲及び破断可能ライン40及び42を、それぞれ、側壁18及び16の内側下端に沿って、端壁20の内側と端壁22の内側間を延在するよう位置付ける。ある角度に折り曲げられた、プレート部材26の、新たに形成された切断端縁(36)と、側壁20との間には、3個のブレードケース4を重ね合わせることにより形成される長さ3tに相当する長さを有する間隙(空間)が形成されるので、この間隙に3個のブレードケース4を挿入する。ブレードケース4を挿入したのち、蓋24を閉じることにより、3個のブレードケース4が箱体6内に収容される(図7参照)。図7に示すように、ブレードケース4の各々の直線部10dは、プレート部材26の、新たに形成された切断端縁(36)から延び出す帯状領域28A及び30A上に跨って載置されるので、プレート部材26を箱体6内に安定して位置付けるのに寄与する。3個のブレードケース4と端壁22との間にはプレート部材26が存在するので、流通の過程で3個のブレードケース4が箱体6内で踊ることは確実に防止され、3個のブレードケース4は、十分安定して保持される。
【0020】
上記ブレードケース収容器6によれば、上記スペーサ8を利用することにより、定数10個に満たない数のブレードケース4の全てのケースにおいて、すなわち、定数10個に満たない1個〜9個のブレードケース4の各々を、それぞれ、箱体6内に安定して保持することができる。
【0021】
上記ブレードケース収容器6において、スペーサ8のプレート部材26は、ブレードケース4の厚さに定数10を乗じた長さとほぼ同じ長さを有する一対の側縁28及び30と、一対の端縁32及び34とからなる矩形に形成され、破断可能ライン36は、端縁の一方34を基準として、ブレードケース4の厚さtに相当する間隔sをおいて、端縁32及び34に平行に延在する。この構成は、破断可能ライン36のいずれかを破断してプレート部材26の一部を除去することにより、プレート部材26を、ほぼ、定数10に対し不足したブレードケース4の数に厚さtを乗じた長さに形成して、定数10に満たない数のブレードケース4を該箱体6内に安定して保持することを、実用上容易かつ確実に可能にする。
【0022】
上記ブレードケース収容器6において、プレート部材26の、側縁28及び30間の中央には、折曲可能ライン38が側縁28及び30に平行に延在するよう形成され、側縁28及び30の各々の近傍位置には、それぞれ、折曲及び破断可能ライン40及び42が、側縁28及び30に平行に延在するよう形成されている。この構成は、先に述べたように、箱体6内に挿入されたブレードケース4によって、プレート部材26を箱体6内に安定して位置付けるのに寄与する。
【0023】
箱体6に収容されるブレードケース4の該定数が偶数の場合、破断可能ライン36は、該定数×1/2個形成される。また、該定数が奇数の場合、破断可能ライン36は、(該定数−1)×1/2個形成される。この構成により、箱体6に収容されるブレードケース4の該定数の如何にかかわらず、上記スペーサ8を利用して、本発明の目的を達成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明によるブレードケース収容器の一つの構成部材である箱体の実施形態を示す斜視透視図であって、蓋を開いた状態を示す斜視透視図である。
【図2】本発明によるブレードケース収容器の他の構成部材であるスペーサの実施形態を示す平面図である。
【図3】図1に示す箱体に収容されるブレードケースの実施形態を示す斜視図である。
【図4】図1に示す箱体に、図3に示すブレードケースを定数である10個、収容した状態を示す斜視図であって、一部を透視して示す斜視図である。
【図5】図2に示すスペーサの一部を破断して形成した一つの使用形態を示す平面図である。
【図6】図5に示すスペーサを、図1に示す箱体に挿入する形状に折曲形成した斜視図であって、一部を透視して示す斜視図である。
【図7】図6に示すスペーサを図1に示す箱体に挿入して3個のブレードケースを保持した、ブレードケース収容器の実施形態を示す斜視図であって、一部を透視して示す斜視図である。
【符号の説明】
【0025】
2:ブレードケース収容器
4:ブレードケース
6:箱体
8:スペーサ
26:プレート部材
28、30:側縁
32、34:端縁
36:破断可能ライン
(36):切断端縁
38:折曲可能ライン
40、42:折曲及び破断可能ライン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の厚さを有する複数個のブレードケースを収容するブレードケース収容器において、
定数の該ブレードケースを収容する箱体と、該箱体内に収容された、定数に満たない数の該ブレードケースを該箱体内に保持するため該箱体内に挿入されるスペーサとを備え、
該スペーサは折曲可能なプレート部材からなり、該プレート部材には、複数の破断可能ラインが、該ブレードケースの厚さに相当する間隔をもって形成され、
該破断可能ラインのいずれかを破断して該プレート部材の一部を除去することにより、該プレート部材を、ほぼ、定数に対し不足した該ブレードケースの数に厚さを乗じた長さに形成して、定数に満たない数の該ブレードケースを該箱体内に保持する、
ことを特徴とするブレードケース収容器。
【請求項2】
該プレート部材は、該ブレードケースの厚さに該定数を乗じた長さとほぼ同じ長さを有する一対の側縁と、一対の端縁とからなる矩形に形成され、該破断可能ラインは、該端縁の一方を基準として、該ブレードケースの厚さに相当する該間隔をおいて、該端縁に平行に延在する、請求項1記載のブレードケース収容器。
【請求項3】
該プレート部材の、該側縁間の中央には、折曲可能ラインが該側縁に平行に延在するよう形成され、該側縁の各々の近傍位置には、それぞれ、折曲及び破断可能ラインが、該側縁に平行に延在するよう形成されている、請求項2記載のブレードケース収容器。
【請求項4】
該定数が偶数の場合、該破断可能ラインは、該定数×1/2個形成され、該定数が奇数の場合、該破断可能ラインは、(該定数−1)×1/2個形成される、請求項2又は請求項3記載のブレードケース収容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−76618(P2006−76618A)
【公開日】平成18年3月23日(2006.3.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−263237(P2004−263237)
【出願日】平成16年9月10日(2004.9.10)
【出願人】(000134051)株式会社ディスコ (2,397)
【Fターム(参考)】