説明

ペダル装置の支持構造

【課題】本発明は、第2デッキクロスメンバがもたらす高い剛性強度で、簡単に十分な支持剛性が得られるペダル装置の支持構造を提供する。
【解決手段】本発明のペダル装置は、ダッシュパネル5に固定されるとともに、ペダル装置13の近くに配置されているダッシュクロスメンバ10に支持させる構成とした。これにより、ダッシュクロスメンバ10がもたらす高い剛性強度で、簡単に、十分なるペダル装置13の支持剛性が確保される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ペダル装置を車体に支持させる支持構造に関する。
【背景技術】
【0002】
インストルメントの下側に配置されるペダル装置、特に吊下げ式のブレーキ用のペダル装置は、各部の位置決めのため、そのほとんどが車室内外を区画するダッシュパネルに固定される。
【0003】
ところが、ダッシュパネル自身は、通常、壁部材、多くは板金部材から構成されている。このため、ペダルの踏込み操作時、ダッシュパネルの剛性の影響から、ペダルフィーリングが悪くなりやすい傾向にある。
【0004】
そこで、ペダルフィーリングの良化のため、通常、ペダル装置とダッシュパネルを挟んだ車室側の上段側にあるデッキクロスメンバとの間にリンフォース部材を設けて、ペダル装置の支持剛性を高めることが行われている(特許文献1を参照)。
【特許文献1】特開2003−345450号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、この補強構造は、構造的に複雑になる。特にペダル装置からデッキクロスメンバの間は、ステアリング機構など多くの機器や部品が配置されるために、リンフォース部材が設置しにくく、これが補強構造を複雑にしていた。
【0006】
本発明の目的は、簡単な構成で十分なペダル装置の支持剛性が得られるようにしたことにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するために、ペダル装置は、ペダル装置の近くに配置された第2デッキクロスメンバで支持される構成とした。
【0008】
請求項2に記載の発明は、さらに、ペダル装置に付く部材を活用して、第2デッキクロスメンバに対する支持が行なえるよう、ダッシュパネルに固定させるサポート部材と、同サポート部材と第2デッキクロスメンバとの間を連結する連結部材とを用いて、ペダル装置の支持剛性を補強するようにした。
【0009】
請求項3に記載の発明は、さらに、操作部とブレーキブースタとをオフセットさせたブレーキ用ペダル装置において十分に支持剛性が確保されるよう、ブレーキ用ペダル装置を構成する、ブレーキペダル側、ブレーキブースタ側のシャフト部材の端部をダッシュパネルにそれぞれ固定するブラケット部材のうち、ブレーキブースタ側のブラケット部材から、近く配置されている第2デッキクロスメンバの地点へリンフォース部材を突き出させて、第2デッキクロスメンバと連結させる構成を採用した。
【0010】
請求項4に記載の発明は、第2デッキクロスメンバをサイドフレーム間に掛け渡すように配設し、ペダル装置の支持剛性を更に高めた。
【0011】
請求項5に記載の発明は、第2デッキクロスメンバの両端を第1デッキクロスメンバの両端に接続し、車室内へ向かう変位を第1デッキクロスメンバ側へ分散しペダル装置の車室内側への変位を抑制した。
【発明の効果】
【0012】
請求項1に記載の発明によれば、ペダル装置の近くにある第2デッキクロスメンバを活用して、簡単に、十分なるペダル装置の支持剛性が確保できる。
【0013】
それ故、ペダル装置は、簡単に、周辺の機器や部品に影響を与えずに、良好なペダルフィーリングが確保できる。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、既存のペダル装置に付く部材を活用して、ペダル装置は、その近くにある第2デッキクロスメンバに固定されるから、少ない部品点数、さらには小型の連結部材ですむ。
【0015】
請求項3に記載の発明によれば、ブレーキペダルとブレーキブースタとをオフセットさせたブレーキ用のペダル装置を、合理的に高い支持剛性で設置することができる。
【0016】
請求項4および請求項5に記載の発明によれば、ペダル装置は、第2デッキクロスメンバがもつ高い剛性により、車室内へ向う変位が抑えられるようになるので、安全性の点に優れた構造となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
[第1の実施形態]
以下、本発明を図1〜図3に示す第1の実施形態にもとづいて説明する。
【0018】
図1は、乗用車(車両)の車体1の前部側を示している。車体1は、例えばフロアパネル2(一部しか図示せず)、同フロアパネル2の車幅方向両側部に組付けられた一対のサイドストラクチュア3(車体側部を構成する構造体:車幅方向の車体部材)、フロアパネル2の車幅方向両側の下面を通過した一対の前後方向に延びるサイドフレーム4を有している。なお、サイドフレーム4の前部は、例えば車体1に組付く前輪や前輪廻りの機器(いずれも図示しない)を避けるために、一旦、上側へ傾斜させてから前方へ横向きに突き出ている。
【0019】
このうちフロアパネル2の前部端には、ダッシュパネル5が接合されている。ダッシュパネル5は、できだけ前側の地点から立ち上がるパネル材が用いられている。具体的には、図1に示されるようにダッシュパネル5は、例えばサイドフレーム4の傾斜面に沿わせたパネル部分5aと、上段の曲り部4aの付近となるパネル部分5aから上方に立ち上がるパネル部5bとを組合わせたパネル材が用いられている。
【0020】
これらフロアパネル2や左右のサイドストラクチュア3や前部のダッシュパネル5や天井側のルーフパネル(図示しない)など各種の車室内外を区画する部材の組合わせにより、車体1には、ダッシュパネル5外から前方へ突き出るフレーム部分4c(フロントサイドフレームに相当)の長さを抑え、その分、フロント側のスペースが拡大された車室6を構成している(デッキフォワード)。
【0021】
またダッシュパネル5を挟んだ車室6内の上段には、デッキクロスメンバ8(第1デッキクロスメンバに相当:各種機器の装着などを行なう部材)が車幅方向に沿って配設されている。デッキクロスメンバ8には、剛性強度の高い部材、例えば車幅方向に延びるパイプ材が用いられている。このデッキクロスメンバ8の各両端部が、各サイドストラクチュア3に形成されているロアフロントピラー部3aの内面に固定され、車体1の左右方向の剛性を確保している。また下段にはダッシュクロスメンバ10(第2デッキクロスメンバに相当)が車幅方向に沿って配設されている。ダッシュクロスメンバ10は、例えば剛性強度の高い部材、例えばパイプ材に曲げ加工を施して、両側に縦方向に延びる一対の縦部分11aを形成し、これら縦部分11aの下部間に横部分11bを形成した部材が用いてある。このうちの両側の縦部分11aは、デッキクロスメンバ8の両端側、詳しくはロアフロントピラー部3aと近い端部分にそれぞれ接合されている。また横部分11bは、ダッシュパネル5の上側の曲り付近で、車体1の左右方向に延びている。この横部分11bの両端側は、例えば各サイドフレーム4の曲り部4a付近および同付近のダッシュパネル5のパネル部分に接合してあるブラケット部12(片側しか図示しない)にそれぞれ取着され、横部分11bの全体を左右(車幅)方向に並ぶ一対のサイドフレーム4間に掛け渡している。このダッシュクロスメンバ10により、サイドフレーム4とデッキクロスメンバ8との間には高い剛性をもたらす枠形部(台形状部)を形成している。この枠形部により、衝突時、サイドフレーム4前部端から入力される衝撃力が、デッキクロスメンバ8を経て、サイドストラクチュア3のうち高剛性のロアフロントピラー部3aへ分散されるようにしている。つまり、車室6前部の変形量(進入量)が抑えられる構造にしている(デッキフォワード化による車室6の前部進入量の抑制)。
【0022】
こうした車体1のダッシュパネル5のパネル部分およびダッシュクロスメンバ10に、ペダル装置、例えばブレーキ用ペダル装置13(以下、単にペダル装置13という)が取付けてある。図2および図3には、このペダル装置13の取付け構造の詳細がそれぞれ示されている。
【0023】
ここで、ペダル装置13について説明すると、図2に示されるようにペダル装置13は、並列式が用いられている。並列式のペダル装置13は、運転者により踏込み操作されるブレーキペダル15を有する操作系14(操作部に相当)をダッシュパネル5に取付け、同操作系14から車室6内の中央側にオフセットしたパネル部分に、倍力系16(倍力部に相当)として、例えば油圧シリンダ(図示しない)とつながるブレーキブースタ17を取付け、両者を中継シャフト18(シャフト部材に相当)で中継させた構造である。
【0024】
詳しくは、図2に示されるように中継シャフト18は、車室6中央側の外周部にブースタ操作用のレバー19が突設され、反対の車室6外側の外周部にブレーキペダル15が吊り下がるように取着されている。この中継シャフト18の各端部は、例えば板金製のアーム21、22(ブラケット部材、サポート部材に相当)の一端部にて回転自在に支持されている。具体的には、アーム21、22の一端部には、それぞれ軸受部21x,22xが組込まれていて、これら軸受部21x、22xに中継シャフト18の各端部が回転自在に支持されている。この支持により、アーム22側に操作系14を形成している。なお、各アーム21、22の他端部には取付板21a,22aが取着してある。
【0025】
このうちアーム22の他端部は、固定具、例えばボルトナット23で、取付座22aをダッシュパネル5の内面に締結することによって、ダッシュパネル5に固定してある。このときのダッシュパネル5内面から突き出るアーム22にて、ブレーキペダル15を操作しやすい地点に位置決めている。なお、20は、アーム22に取着されたセンサ取付け板(ブレーキセンサなどが組付く部材)を示す。
【0026】
アーム21の他端部は、図3に示されるようにダッシュパネル5の内面に取付板21aを配置させ、その反対側の外面にブレーキブースタ17の前面の固定座17a(図3にだけ図示)を配置させ、該固定座17aから突き出ている複数本の取付ボルト24をダッシュパネル5および取付板21aから貫通させ、各ボルト24の貫通端にナット25を螺合させ締結するという、ブレーキブースタ17との共締め構造によって、ダッシュパネル5に固定してある。この共締め構造により、アーム22と向き合う姿勢に固定させると同時に、ダッシュパネル5外のブレーキブースタ17を、車体1の前方衝突時、前輪と干渉せずにすむ地点に位置決めている。但し、アーム21,22相互は連結継手26で連結させてある。
【0027】
またブレーキブースタ17の前面中央から突き出ているオペレーティングロッド17bは、ダッシュパネル5および取付板21aの中央を貫通して、レバー19端にピン19aで回動自在に連結され、アーム21側に倍力系16を形成している。すなわち、ブレーキペダル15から入力される踏込み変位が、中継シャフト18を通じて、ブレーキブースタ17へ伝わるようにしてある。これにより、ブレーキブースタ17で駆動される油圧シリンダ(図示しない)から、制動に必要な油圧が発生されるようにしている。
【0028】
また図2および図3に示されるように大きな負荷が作用するブースタ17側のアーム21には、その近くのダッシュクロスメンバ部分、すなわち直下の横部分11bへ向って突き出るリンフォース部材28(連結部材に相当)が組付けられている。リンフォース部材28は、例えばオペレーティングロッド17bの車幅方向両側に配置される一対の縦壁29aと、同縦壁29aのダッシュパネル5側の縁部間をつなぐ横壁29bとを組合わせた溝形の部材が用いられている。このうち車幅方向に向く横壁29bが取付板21aの内面(車室6内側の面)に重ねて取着され、前後方向に向く縦壁29aがアーム21の側面にならう姿勢に配置してある。またアーム21とそれに重なる一方の縦壁29aとの相互は取着してある。これにより、リンフォース部材18は、高い支持剛性で、アーム21に組付けてある。このリンフォース部材28の下部が、直下に有る横部分11bの地点まで延びている。この延出端部が、図3に示されるように例えばブラケット30を介して、横部分11bに、固定具、例えばボルトナット31で固定され、大きな負荷が作用するブレーキブースタ17をダッシュクロスメンバ10で支持させている。なお、ここではブラケット30には、横部分11bに取着された、リンフォース部材28の端部と嵌まり合う形状をもつ溝形の部材が用いてある。
【0029】
こうしたペダル装置13の支持剛性を高める構造は、車体1の車体部材のうち、ペダル装置13の近くを通過する高剛性のダッシュクロスメンバ10に、ペダル装置13を支持させるだけでよいから、簡単に、ペダル装置13の周辺の機器や部品に影響を与えずに、十分にペダル装置13の支持剛性が確保できる。つまり、ダッシュクロスメンバ10がもたらす高い剛性強度で、簡単に十分なペダル装置13の支持剛性が得られる。
【0030】
したがって、ダッシュパネル5のたわみ発生が抑えられ、良好なペダルフィーリングを得ることができる。特にデッキクロスメンバ10は高い剛性強度をもつので、たとえ車体前部から入力される衝撃力により、ダッシュパネル5が変形しても、図3中の矢印αの如く、ペダル装置13は車室6内への進入は抑えられるから、安全性の点にも優れる。
【0031】
しかも、ペダル装置13の補強は、既存のペダル装置13のアーム21を活用して、アーム21の近くのダッシュクロスメンバ10に連結するだけなので、補強に必要な部品は、少ない部品点数、さらには小型の部材ですむ。
【0032】
特に設置性に優れるブレーキペダル15とブレーキブースタ17とをオフセットさせたブレーキ用ペダル装置13の場合、同ペダル装置13は、ブレーキブースタ17側のアーム21(大きな負荷が作用する側)とダッシュクロスメンバ10とをリンフォース部材28で連結させるだけで、複雑な構造を必要とせずに、合理的に高い支持剛性で取付けることができる。
【0033】
[第2の実施形態]
図4は、本発明の第2の実施形態を示す。本実施形態は、ダッシュクロスメンバ10の横部分11bに、アーム21から突き出たリンフォース部材28を、直接、ボルト部材32を用いて固定したものである。このような構造でも、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
【0034】
但し、図4において、第1の実施形態で述べた各部と同じ部分には同一符号を付して、その説明を省略した。
【0035】
[第3の実施形態]
図5及び図6は、第3の実施形態を示す。本実施形態は、アクセルペダルに用いた場合の支持構造を示すものである。本実施形態では、アクセルペダル100が基材120に回動自在に支持され、基材120は取付ブラケット110にボルト115にて固定されている。また、取付ブラケット110は、ダッシュクロスメンバ10に取り付けられる。これにより、アクセルペダル100は、取付ブラケット110を介して、ダッシュクロスメンバ10に支持させてある。
【0036】
このようにアクセルペダル100をダッシュクロスメンバ10に支持させることで、第1の実施形態と同様に、簡単な構造でペダル装置の支持剛性を高めることができる。また車両衝突時のペダル装置の車室内側への変位が抑制されるため、ペダル装置の取付けに際し、特殊な構造を用いる必要がない。
【0037】
但し、第1の実施形態で述べた各部と同じ部分については同一の符号を付してその説明を省略した。
【0038】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施しても構わない。例えば上述の実施形態では、ブレーキ用及びアクセル用ペダル装置に発明を適用した例を挙げたが、これに限らず、クラッチ用のペダル装置に本発明を適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るペダル装置の支持構造が適用された車体前部を示す斜視図。
【図2】図1中のA矢視方向から見たペダル装置の支持構造の斜視図。
【図3】図2中のB−B線に沿うペダル装置の支持構造の断面図。
【図4】本発明の第2の実施形態の要部を示す斜視図。
【図5】本発明の第3の実施形態に係るペダル装置の支持構造の正面図。
【図6】図5中のC−C線に沿うペダル装置の支持構造の断面図。
【符号の説明】
【0040】
1…車体、3…サイドストラクチュア(車体部材)、4…サイドフレーム、5…ダッシュパネル、6…車室、8…デッキクロスメンバ(第1デッキクロスメンバ)、10…ダッシュクロスメンバ(第2デッキクロスメンバ)、13…ペダル装置、14…操作系(操作部)、15…ブレーキペダル、17…ブレーキブースタ、18…中継シャフト(シャフト部材)、21,22…アーム(サポート部材、ブラケット部材)、28…リンフォース部材(連結部材)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車室内外を区画するダッシュパネルと、
該ダッシュパネルを挟むように設けられた一対の車体部材と、
車室内側の上部に車体部材間を掛け渡すように配設された第1デッキクロスメンバと、
前記第1デッキクロスメンバの下方に位置し車幅方向に延びる第2デッキクロスメンバと、
運転者により踏込み操作されると共に前記第2デッキクロスメンバで支持されるペダル装置と
を具備したことを特徴とするペダル装置の支持構造。
【請求項2】
前記ペダル装置は、前記ダッシュパネルに当該ペダル装置を固定させるサポート部材と、同サポート部材と前記第2デッキクロスメンバとの間を連結する連結部材とを有して構成されることを特徴とする請求項1に記載のペダル装置の支持構造。
【請求項3】
前記ペダル装置は、回転可能なシャフト部材の一端側にブレーキペダルが組付いて構成される操作部と、前記シャフト部材の他端側と組付いて前記操作部から車内中央側へオフセットした地点に配置され、前記シャフト部材を伝わる前記ブレーキペダルの変位により駆動されるブレーキブースタとを有し、
前記サポート部材が、前記ダッシュパネルに取付き、前記ダッシュパネルの前記シャフト部材の一端側と他端側とをそれぞれ回転自在に支持するブラケット部材を有して構成され、
前記連結部材が、前記ブレーキブースタ側の前記ブラケット部材からその近くに配置されている前記第2デッキクロスメンバの地点へ突き出て、該第2デッキクロスメンバと連結されるリンフォース部材を有して構成される
ことを特徴とする請求項2に記載のペダル装置の支持構造。
【請求項4】
前記第2デッキクロスメンバは、車体前後方向に延び車幅方向に並んで設けられた一対のサイドフレーム間を掛け渡すように配設されたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一つに記載のペダル装置の支持構造。
【請求項5】
前記第2デッキクロスメンバの両端は、前記第1デッキクロスメンバの両端に固定されていることを特徴とする請求項4に記載のペダル装置の支持構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−117071(P2006−117071A)
【公開日】平成18年5月11日(2006.5.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−306156(P2004−306156)
【出願日】平成16年10月20日(2004.10.20)
【出願人】(000006286)三菱自動車工業株式会社 (2,892)
【出願人】(000176811)三菱自動車エンジニアリング株式会社 (402)
【Fターム(参考)】