説明

レジスト組成物、レジストパターン形成方法

【課題】レジスト組成物、および該レジスト組成物を用いるレジストパターン形成方法の提供。
【解決手段】酸の作用によりアルカリ現像液に対する溶解性が変化する基材成分(A)と、露光により酸を発生する酸発生剤成分(B)と、含窒素有機化合物成分(D)とを含有するレジスト組成物であって、前記含窒素有機化合物成分(D)は、一般式(d1)で表される化合物を含有することを特徴とするレジスト組成物。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
酸の作用によりアルカリ現像液に対する溶解性が変化する基材成分(A)と、露光により酸を発生する酸発生剤成分(B)と、含窒素有機化合物成分(D)とを含有するレジスト組成物であって、
前記含窒素有機化合物成分(D)は、下記一般式(d1)で表される化合物を含有することを特徴とするレジスト組成物。
【化1】

[式中、R20はメチレン基、エチレン基、酸素原子又はC(CHであり;R21は水素原子又は有機基であり;R22はアルコキシ基、アルコカルボニルオキシ基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、C(=O)−O−R23、C(=O)−NH−R23又はカルボキシ基である。ただし、R23は炭素数1〜15の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、不飽和炭化水素基、脂肪族環式基又は芳香族炭化水素基である。aは0〜2の整数である。]
【請求項2】
前記含窒素有機化合物成分(D)が、下記一般式(d1−1)で表される化合物である請求項1記載のレジスト組成物。
【化2】

[式中、R20、R22及びaはそれぞれ前記と同じである。R24は置換基を有していてもよい炭素数1〜5のアルキレン基であり、bは0又は1である。R25はC=O、SO、SO、又はC(=O)−Oであり、cは0又は1である。R26は水素原子、置換基を有していてもよい炭素数1〜15の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、置換基を有していてもよい脂肪族環式基、置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基、ビニル基又はアリル基であってエーテル結合を含んでいてもよい。]
【請求項3】
前記基材成分(A)が、酸の作用によりアルカリ現像液に対する溶解性が増大する基材成分である請求項1又は2記載のレジスト組成物。
【請求項4】
前記基材成分(A)が、酸解離性溶解抑制基を含むアクリル酸エステルから誘導される構成単位(a1)を有する樹脂成分(A1)を含有する請求項3記載のレジスト組成物。
【請求項5】
前記樹脂成分(A1)が、さらに、ラクトン含有環式基を含むアクリル酸エステルから誘導される構成単位(a2)を有する請求項4記載のレジスト組成物。
【請求項6】
前記樹脂成分(A1)が、さらに、極性基含有脂肪族炭化水素基を含むアクリル酸エステルから誘導される構成単位(a3)を有する請求項4又は5記載のレジスト組成物。
【請求項7】
支持体上に、請求項1〜6のいずれか一項に記載のレジスト組成物を用いてレジスト膜を形成する工程、前記レジスト膜を露光する工程及び前記レジスト膜をアルカリ現像してレジストパターンを形成する工程を含むレジストパターン形成方法。

【公開番号】特開2011−53568(P2011−53568A)
【公開日】平成23年3月17日(2011.3.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−204132(P2009−204132)
【出願日】平成21年9月3日(2009.9.3)
【出願人】(000220239)東京応化工業株式会社 (1,407)
【Fターム(参考)】