説明

ロボットアーム

【課題】トランスファーチャンバ内の汚染を抑制することができるロボットアームを提供する。
【解決手段】ロボットアーム100は、半導体ウエハを搬送するロボットアームであり、ハンド2と前腕リンク10と上腕リンク14を備えている。ハンド2は、第1関節20を介して前腕リンク10に連結している。上腕リンク14は、第2関節11を介して前腕リンク10に連結している。ロボットアーム100では、前腕リンク10が、第1関節20と第2関節11の間で分割可能に構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はロボットアームに関する。特に、半導体ウエハを搬送するロボットアームに関する。
【背景技術】
【0002】
半導体ウエハを搬送するロボットアームが知られている。具体的には、ロボットアームは、半導体ウエハをプロセスチャンバに挿入したり、プロセスチャンバから取り出す。プロセスチャンバにはトランスファーチャンバが連結されている。そのトランスファーチャンバ内に、ロボットアームが配置される。半導体ウエハは、ロボットアームによって、トランスファーチャンバとプロセスチャンバの間で搬送される。トランスファーチャンバは小さなクリーンルームであり、半導体ウエハをゴミなどの不純物から保護する。トランスファーチャンバ内では、空気(あるいはガス)が清浄に保たれる。また、トランスファーチャンバ内は真空に保たれる場合もある。そのようなクリーンな環境で動作するロボットアームには、不純物を発生させない工夫が要求される。
【0003】
半導体ウエハを搬送するロボットアームは、通常、半導体ウエハをプロセスチャンバへ搬送するために、2以上の自由度を有する。そのようなロボットアームは、典型的には、2つのリンクとハンドで構成されている。本明細書では、2つのリンクを、上腕リンクと前腕リンクと称する。典型的には、上腕リンクの一端はモータの出力シャフトに連結されており、他端は前腕リンクの一端に連結されている。前腕リンクの他端はハンドに連結されている。上腕リンクと前腕リンクは関節を介して連結されており、前腕リンクとハンドも関節を介して連結されている。夫々の関節には、リンクが円滑に回転するように軸受が実装されている。そのようなロボットアームの一例が、特許文献1及び2に開示されている。半導体ウエハを搬送するロボットアームでは、トランスファーチャンバ内を汚染しないように、関節の軸受がシールドされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2000−150617号公報
【特許文献2】特開2000−195923号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
半導体ウエハは、プロセスチャンバ内で高温に曝される場合がある。そのため、ロボットアームは、高温の半導体ウエハを搬送する場合がある。高温の半導体ウエハがハンドに接すると、ハンドの温度が上昇するとともに、前腕リンクとハンドの間に配置されている関節の軸受の温度も上昇する。軸受の温度上昇は、その軸受内の潤滑剤の劣化を促進する。そのため、前腕リンクとハンドの間に配置されている関節の軸受は、上腕リンクと前腕リンクの間に配置されている関節の軸受よりも、メンテナンスの頻度が多い。
【0006】
上述したように、ロボットアームは、内部が清浄に保たれるトランスファーチャンバ内に配置される。関節の軸受をメンテナンスするには関節を分解しなければならない。すなわち、上腕リンクと前腕リンクの間に配置されている関節の軸受をトランスファーチャンバ内でメンテナンスすると、トランスファーチャンバ内が汚れる。本明細書に開示する技術は、軸受のメンテナンスに際して、トランスファーチャンバ内の汚染を抑制することができるロボットアームを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書が開示するロボットアームは、半導体ウエハを搬送するロボットアームであり、ハンドと前腕リンクと上腕リンクを備えている。半導体ウエハを把持するためのハンドは関節を介して前腕リンクに連結しており、上腕リンクは関節を介して前腕リンクに連結している。以下の説明では、ハンドと前腕リンクを連結する関節を第1関節と称し、前腕リンクと上腕リンクを連結する関節を第2関節と称する。本明細書が開示するロボットアームでは、前腕リンクが、第1関節と第2関節の間で分割可能に構成されている。
【0008】
上記のロボットアームでは、前腕リンクを分割することにより、ハンドと前腕リンクを、両者の連結を維持したままトランスファーチャンバ内から取り出すことができる。すなわち、第1関節を分解することなく、第1関節をトランスファーチャンバから取り出すことができる。その後に、トランスファーチャンバの外で第1関節内の軸受のメンテナンス作業を行うことができる。従って、本明細書が開示する技術によって、トランスファーチャンバ内の汚染を抑制することができる。なお、前腕リンクの先端部と第1関節とハンドとが組み立てられた交換部品を予め用意し、メンテナンス作業の際にトランスファーチャンバ内の先端部と交換してもよい。
【0009】
本明細書に開示するロボットアームでは、上腕リンクに連結している前腕リンク後端部とハンドに連結している前腕リンク先端部とが、前腕リンクの長手方向に直交する方向でオーバーラップしていてよい。この場合、前腕リンク後端部と前腕リンク先端部のオーバーラップ部分に、複数の位置決めピンが挿入されていることが好ましい。複数の位置決めピンによって、前腕リンク後端部と前腕リンク先端部を再び組立てる際に、両者を正確に位置合わせすることができる。
【発明の効果】
【0010】
本明細書が開示する技術は、トランスファーチャンバ内の汚染を抑制することができるロボットアームを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】ロボットアームの平面図を示す。
【図2】ロボットアームの側面図を示す。
【図3】図1のIII−III線に沿った断面図を示す。
【図4】前腕リンク先端部を前腕リンク後端部に取り付ける手順を説明するための断面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0012】
実施例を説明する前に、実施例の技術的特徴を以下に簡潔に記す。
(特徴1)ロボットアームは、第1軸受と第2軸受の軸線が鉛直方向に伸びており、ハンドが水平面内で移動する水平移動型ロボットである。
(特徴2)前腕リンク先端部と後端部がオーバーラップしている部分の厚みは、オーバーラップしている部分に隣接する非オーバーラップ部分の厚みに等しい。
(特徴3)前腕リンク先端部が、前腕リンク後端部の上側に位置している。
(特徴4)前腕リンク先端部と前腕リンク後端部とが複数のボルトによって固定されており、複数のボルトが、前腕リンクの長手方向において位置決めピンの両側に配置されている。
(特徴5)位置決めピンが、前腕リンク後端部に固定されている。従って、前腕リンク先端部と前腕リンク後端部を分割する際、位置決めピンは前腕リンク先端部から外れる。
【実施例】
【0013】
図1と図2を参照し、ロボットアーム100について説明する。ロボットアーム100は、上腕リンク14と前腕リンク10とハンド2を備えている。ロボットアーム100は、支持ボックス22に取り付けられている。上腕リンク14は、第1上腕リンク14aと第2上腕リンク14bで構成されている。第2上腕リンク14bを駆動するためのモータは、支持ボックス22内に配置されている。
【0014】
前腕リンク10は、第1前腕リンク10aと第2前腕リンク10bで構成されている。第1前腕リンク10aと第2前腕リンク10bは、常に平行に維持される。前腕リンク10(第1前腕リンク10aと第2前腕リンク10b)の一端は、第1関節20を介してハンド2に連結されている。前腕リンク10の他端は、第2関節11を介して上腕リンク14に連結されている。
【0015】
第1前腕リンク10aは、第1前腕リンク後端部8aと第1前腕リンク先端部6aで構成される。第2前腕リンク10bは、第2前腕リンク後端部8bと第2前腕リンク先端部6bで構成される。以下の説明では、第1前腕リンク後端部8aと第2前腕リンク後端部8bを、単に前腕リンク後端部8と称することがある。第1前腕リンク先端部6aと第2前腕リンク先端部6bを、単に前腕リンク先端部6と称することがある。
【0016】
第2関節11には、第2軸受(図示省略)が配置されている。第2軸受は、上腕リンク14に対する前腕リンク10の回転を円滑にする。第1関節20には、第1軸受が配置されている。第1軸受は、前腕リンク10に対するハンド2の回転を円滑にする。
【0017】
第1上腕リンク14aと第2上腕リンク14bは常に平行に維持される。第1上腕リンク14aの一端は支持ボックスに連結されており、第2上腕リンク14bの一端16はモータ(図示省略)に連結されている。図1の符号17は、第2上腕リンク14bの回転軸を示している。モータは第2上腕リンク14bを回転させる。第2上腕リンク14bは、モータによって駆動される駆動リンクと表現することができる。また、第1上腕リンク14aは、駆動リンク(第2上腕リンク14b)の動作に伴って動作する従動リンクと表現することができる。モータが第2上腕リンク14bを駆動することによって、上腕リンク14が水平面内で移動する。それにより、ハンド2を水平面内で図1のX方向に移動させることができる。ロボットアーム100は調整リンク12を備える。詳細な説明は省略するが、調整リンク12は、複数のリンク群で構成されており、上腕リンク14と前腕リンク10に接続している。調整リンク12が、モータの回転をハンド2の直進運動に変換する。ロボットアーム100は、ハンド2を水平面内で移動させることができるので、水平移動型ロボットアームと称される場合がある。
【0018】
ロボットアーム100は、トランスファーチャンバ(図示省略)内に配置され、半導体ウエハを搬送するために使用される。ハンド2には、高温の半導体ウエハが載置される場合がある。高温の半導体ウエハがハンド2に接すると、ハンド2の温度が上昇する。
【0019】
上記したように、前腕リンク10は、前腕リンク後端部8と前腕リンク先端部6で構成されている。前腕リンク後端部8と前腕リンク先端部6は、第1関節20と第2関節11の間で分割可能である。上記したように、前腕リンク10の他端(前腕リンク先端部6)は、第1関節20を介してハンド2に連結されている。そのため、前腕リンク先端部6とハンド2を第1関節20で連結したまま、それらをトランスファーチャンバ内から取り出すことができる。以下の説明では、前腕リンク先端部6と第1関節20とハンド2を併せて、アーム先端ユニット4と称することがある。ロボットアーム100は、前腕リンク後端部8と前腕リンク先端部6を分割することにより、トランスファーチャンバ内からアーム先端ユニット4を取り出すことができる。
【0020】
図3を参照し、前腕リンク後端部8とアーム先端ユニット4について説明する。上記したように、アーム先端ユニット4は、前腕リンク先端部6と第1関節20とハンド2で構成されている。第1関節20は、ベース23と、ベース23に固定されている円柱部24(24a、24b)を備えている。円柱部24と前腕リンク先端部6の間に、一対の第1軸受(円筒ころ軸受)34が配置されている。なお、第1前腕リンク先端部6aは、第1軸受34aを介して円柱部24aを回転可能に支持している。第2前腕リンク先端部6bは、第1軸受34bを介して円柱部24bを回転可能に支持している。円柱部24aと円柱部24bは、ハンド2が往復移動(直進運動)する方向Xに沿って配置されている。
【0021】
上述したように、高温の半導体ウエハがハンド2に接すると、ハンド2の温度が上昇する。ハンド2の温度上昇に伴って、第1関節20の温度が上昇する。また、半導体ウエハ、プロセスチャンバ等からの輻射熱によっても、ハンド2や第1関節20近傍の温度が上昇する。半導体ウエハの温度によっては、第1関節20近傍の温度が200℃以上に上昇することもある。第1軸受34の温度も上昇し、第1軸受34内の潤滑剤が劣化することがある。ロボットアーム100では、アーム先端ユニット4を、前腕リンク先端部6とハンド2を連結したまま前腕リンク後端部8から取り外すことができる。そのため、アーム先端ユニット4をトランスファーチャンバから取り出した後に、第1関節20を分解して第1軸受34をメンテナンスすることができる。すなわち、第1軸受34のメンテナンス作業を、トランスファーチャンバ内で行う必要がない。ロボットアーム100は、従来のロボットアームに比べ、トランスファーチャンバ内の汚染を抑制することができる。
【0022】
第1軸受34のメンテナンスを行う場合、アーム先端ユニット4をトランスファーチャンバ内から取り出し、トランスファーチャンバの外で第1軸受34のメンテナンスを行う。メンテナンスを行った後のアーム先端ユニット4を、前腕リンク後端部8に取り付ける。そのため、第1軸受34内の潤滑剤等が、トランスファーチャンバ内に飛散することがない。なお、前腕リンク後端部8から取り外したアーム先端ユニット4とは別のアーム先端ユニット4を予め準備しておき、アーム先端ユニット4を取り外す作業に続いて、メンテナンス済みの別のアーム先端ユニット4を前腕リンク後端部8に取り付けてもよい。アーム先端ユニット4の交換時間を短くすることができる。
【0023】
従来のロボットアームでも、ロボットアーム全体をトランスファーチャンバ外に取り出せば、トランスファーチャンバ内を汚染することなく、軸受のメンテナンスを行うことができる。上記したように、第1軸受34の潤滑材の劣化は、高温のウエハを把持するハンド2の温度上昇に伴って生じる。第2関節11内の第2軸受は、第1軸受34よりもハンド2からの距離が遠いので、第1軸受34よりもメンテナンスの頻度が少なくて済む。従来のロボットアームは、メンテナンスの必要がない部品(上腕リンク、第2軸受等)までもトランスファーチャンバ外に取り出さないと、トランスファーチャンバ外で第1軸受のメンテナンスをすることができない。しかしながら、ロボットアーム100は、トランスファーチャンバ内に第2軸受(第2関節11)を残したまま、第1軸受34(第1関節20)をトランスファーチャンバ外に取り出すことができる。そのため、従来のロボットアームよりも、メンテナンス作業を容易にすることができる。
【0024】
ロボットアーム100の他の特徴について説明する。前腕リンク後端部8の一部(前腕リンク後端部8のうちのハンド2に近い部分)と前腕リンク先端部6の一部(前腕リンク先端部6のうちのハンド2から遠い部分)が、範囲7でオーバーラップしている。以下の説明では、範囲7をオーバーラップ部分7と称することがある。オーバーラップ部分7では、前腕リンク先端部6と前腕リンク後端部8が、前腕リンク10の長手方向に直交する方向でオーバーラップしている。より正確にいうと、前腕リンク先端部6と前腕リンク後端部8が、ハンド2が移動する平面(水平面)に直交する方向でオーバーラップしている。なお、前腕リンク先端部6は、前腕リンク後端部8よりも上側に位置している。そのため、ロボットアーム100からアーム先端ユニット4を取り外すときに作業がしやすい。同様に、前腕リンク後端部8にアーム先端ユニット4を取り付けるときも作業がしやすい。
【0025】
オーバーラップ部分7では、2つの位置決めピン30が、前腕リンク後端部8と前腕リンク先端部6の双方に嵌め込まれている。位置決めピン30によって、前腕リンク後端部8と前腕リンク先端部6の位置ずれが抑制される。別言すると、前腕リンク後端部8と前腕リンク先端部6の相対的な角度が変化することを抑制することができる。
【0026】
オーバーラップ部分7における前腕リンク後端部8の厚みT78は、オーバーラップ部分7に隣接する位置(非オーバーラップ部分)における前腕リンク後端部8の厚みT8のおよそ半分である。また、オーバーラップ部分7における前腕リンク先端部6の厚みT76は、非オーバーラップ部分の前腕リンク先端部6の厚みT6のおよそ半分である。厚みT8と厚みT6は等しい。そのため、ハンド2が移動する平面に直交する方向において、厚みT8、厚みT6及びオーバーラップ部分7の厚みが等しい。すなわち、前腕リンク10の長手方向において、前腕リンク10の厚みが一定である。この特徴によって、ハンド2が往復移動するときに、前腕リンク10が、他のリンクと干渉することを防止することができる。なお、ハンド2が移動する平面に直交する方向は、鉛直方向に相当する。
【0027】
図4に示すように、位置決めピン30は、前腕リンク後端部8に固定されている。従って、前腕リンク後端部8と前腕リンク先端部6(アーム先端ユニット4)を分離すると、位置決めピン30は前腕リンク先端部6から離れる。そのため、前腕リンク後端部8に前腕リンク先端部6(アーム先端ユニット4)を取り付けるときに、位置決めピン30の位置を目視しながら前腕リンク先端部6(アーム先端ユニット4)を取り付けることができる。前腕リンク先端部6にはピン貫通孔42が設けられており、位置決めピン30をピン貫通孔42に嵌め込むことにより、前腕リンク後端部8に対する前腕リンク先端部6(アーム先端ユニット4)の位置が決まる。
【0028】
前腕リンクの長手方向において、2つのボルト溝44が、前腕リンク後端部8に位置決めピンの両側に形成されている。前腕リンク先端部6には、2つのボルト孔40が、ピン貫通孔42の両側に形成されている。アーム先端ユニット4を前腕リンク後端部8に取り付けるときは、位置決めピン30をピン貫通孔42に挿入した後、ボルト32をボルト溝44に固定する。アーム先端ユニット4を前腕リンク後端部8に取り付けると、図3に示すように、2つのボルト32が、前腕リンク10の長手方向において位置決めピン30の両側に位置する。そのため、ロボットアーム100の使用中にハンド2が撓んでも、位置決めピン30に力が加わることを抑制することができる。位置決めピン30が変形することが抑制されるので、第1軸受34のメンテナンスを繰り返しても、ハンド2の位置がずれることを抑制することができる。
【0029】
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
【符号の説明】
【0030】
2:ハンド
6:前腕リンク先端部
8:前腕リンク後端部
10:前腕リンク
11:第2関節
14:上腕リンク
20:第1関節
30:位置決めピン
34:第1軸受
100:ロボットハンド

【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体ウエハを搬送するロボットアームであり、
半導体ウエハを把持するためのハンドと、
第1関節を介してハンドに連結している前腕リンクと、
第2関節を介して前腕リンクに連結している上腕リンクと、を備えており、
前腕リンクが、第1関節と第2関節の間で分割可能に構成されていることを特徴とするロボットアーム。
【請求項2】
上腕リンクに連結している前腕リンク後端部とハンドに連結している前腕リンク先端部とが、前腕リンクの長手方向に直交する方向でオーバーラップしており、
前記後端部と前記先端部とのオーバーラップ部分に、複数の位置決めピンが挿入されていることを特徴とする請求項1に記載のロボットアーム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−258793(P2011−258793A)
【公開日】平成23年12月22日(2011.12.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−132695(P2010−132695)
【出願日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【出願人】(503405689)ナブテスコ株式会社 (737)
【Fターム(参考)】