説明

受波装置及び測距装置

【課題】広い範囲で波を受けることができる受波装置の提供
【解決手段】受波装置は、受光素子3と、受光素子3に向けて反射光12、13を集約させるレンズ2とを備えており、レンズ2は焦点距離が異なった部分を少なくとも3つ以上備えている。レンズ2は焦点距離が異なった部分を少なくとも3つ以上備えており、広い範囲で受光素子3に安定した光量を入射させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光、電磁波、音波などの波を受ける受波装置、及び、斯かる受波装置を用いた測距装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
測距装置は、光、電磁波、音波などの波を測距対象物に向けて発し、測距対象物に反射した波を受け、発した波と受けた波との位相差に基づいて距離を測定している。
【0003】
レーザ測距装置に用いられる光電子検出装置として、例えば、米国特許6759649号には、図6に示すように、受光素子101と、光を受光素子101に集光するレンズ102と、レンズ102の中央部近傍に配設したレーザダイオード103と、レンズ102の中央部に装着されレーザダイオード103から出射した光を平行光にするレンズ104と、レンズ104の前方に配設した傾斜ミラー105とを備えた装置が開示されている。
【0004】
レーザダイオード103から出射された光は、レンズ102を透過する際に平行光106になり、傾斜ミラー105を経由して図示されていない測距対象物に照射される。測距対象物で反射した光107は、傾斜ミラー105を経由し、レンズ102で集光されて受光素子101に入射する。距離計測ではレーザダイオード103に入力されて駆動する投光信号108と、受光素子101で変換された受光信号109の位相差に基づいて、光を出射してから受光するまでの時間を求め、この時間に光の速度を乗じて測距対象物までの距離を算出するとよい。
【特許文献1】米国特許6759649号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
斯かる測距装置において、レンズ102から測距対象物までの距離が、充分に遠い場合は、図6に示すように、測距対象物で反射した光107は、略平行な光となってレンズ102に入射し、レンズ102の所定の焦点距離により集光されて受光素子101に入射する。しかし、レンズ102から測距対象物までの距離が近くなると、図7に示すように、測距対象物で反射した光107は広がりながらレンズ102に入射する。測距対象物で反射した光が広がりながらレンズ102に入射すると、図7に示すように、レンズ102を通る光の焦点は受光素子101よりも遠い位置にずれる。
【0006】
また、斯かる測距装置の用途では、レトロリフレクタ(回帰反射板)を測距対象物のレーザ光に反射板に用いられることがある。レトロリフレクタ(回帰反射板)は、図8に示すように、一般的に、反射光は観測角が0に近いほど反射率が高く、観測角が大きくなると反射率は低くなる。斯かるレトロリフレクタ(回帰反射板)が用いられている場合において、レンズ102から測距対象物までの距離が近くなり、測距対象物で反射した光が広がりながらレンズ102に入射すると、図7に示すように、レンズ102の外径側部分に、反射率が低い光が入射するとともに、焦点が受光素子101からずれるため、ほとんど受光素子101に入射しない状況になる。またレンズ102の中央部分近傍を通る光はレンズ102の中央部近傍に配設したレンズ104に阻害されて受光素子101に入射することができない。この結果、図9に示すように、測距対象物の距離がある一定の距離よりも近くなると、受光素子101に充分な光量が入射しない状況が生じる。
【0007】
このように、受光素子101に光を集光させるレンズ102の中央部及び中央部近傍にレンズ104やレーザダイオード103を配設する構成では、測距対象物までの距離が所定の距離よりも近くなると、測距できない状況が生じる場合がある。なお、レーザ光などの光を用いた場合だけでなく、電磁波や音波などの種々の波を用いた場合も同様の事象が生じ得ると考えられる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は斯かる問題点を鑑み、波を集約させるレンズの中央部又は中央部近傍に波の進行を阻害する障害物が存在する場合に、広い範囲で受波手段に波が入射する受波装置を提供するものである。
【0009】
本発明に係る受波装置は、波を受ける受波手段と、受波手段に向けて波を集約させるレンズとを備え、レンズは焦点距離が異なった部分を少なくとも3つ以上備えていることを特徴としている。
【0010】
また、本発明に係る測距装置は、波を受ける受波手段と、受波手段に向けて波を集約させるレンズと、測距対象物に向けて波を発する波発射手段と、波発射手段から発した波と、波発射手段から波が発射され、発射された波が測距対象物で反射し前記レンズを介して受波手段で受けられるまでの経過時間に基づいて、測距対象物までの距離を導出する距離導出手段とを備え、レンズは焦点距離が異なった部分を少なくとも3つ以上備えていることを特徴としている。距離導出手段は、例えば、測距対象物で反射しレンズを介して受波手段に入射した波との位相差に基づいて、測距対象物までの距離を導出するものでもよい。
【0011】
また、レンズはレンズに入射した平行波を前記受波手段に集約させる部分と、当該部分よりも焦点距離が短く、それぞれ焦点距離が異なった部分を少なくとも2つ以上備えているとよい。
【0012】
また、レンズは、レンズに入射した平行波を受波手段に集約させる部分をレンズの外径側部分に備え、レンズの内径側部分に、レンズの外径側部分よりも焦点距離が短く、それぞれ焦点距離が異なった部分を少なくとも2つ以上備えた構成としてもよい。
【発明の効果】
【0013】
この受波装置によれば、レンズは焦点距離が異なった部分を少なくとも3つ以上備えているので、波源との距離に対し、広い範囲で受波手段に波を入射させることができる。例えば、レンズに入射した平行波を受波手段に集約させる部分をレンズの外径側部分に備え、レンズの内径側部分に、レンズの外径側部分よりも焦点距離が短く、それぞれ焦点距離が異なった部分を少なくとも2つ以上備えた構成にしたものでは、波源が充分に遠く、レンズに平行光が入射する場合には、レンズの外径側部分を通った波を受波手段に集約させることができる。また、波源が近づき、レンズの外径側部分に入射した波の焦点が受波手段から遠ざかるようにずれた場合には、レンズの外径側部分よりも焦点距離を短くしたレンズの内径側部分を通った波を受波手段に集約させることができる。また、レンズの内径側部分は、焦点距離が異なった部分が少なくとも2つ以上あるので、受波手段に波を集約させることができる範囲が広い。また、この受波装置は、波を受波手段に集約させるレンズの中央部及び中央部近傍に、波の進行を阻害する障害物が存在する場合でも、安定して波を受波手段に集約させることができる。
【0014】
また、本発明に係る測距装置は、上記受波装置の構成を備えており、より広い範囲で測距対象物との距離を測定することができる。例えば、レンズに入射した平行波を受波手段に集約させる部分をレンズの外径側部分に備え、レンズの内径側部分に、レンズの外径側部分よりも焦点距離が短く、それぞれ焦点距離が異なった部分を少なくとも2つ以上備えた構成にしたものでは、測距対象物との距離が近くなり、反射波が広がりながらレンズに入射する場合、レンズの内径側部分に入射する波は、レンズの外径側部分に入射する波よりも反射率が高くなる。この測距装置は、測距対象物との距離が近くなり、反射波が広がりながらレンズに入射した場合には、レンズの内径側部分を通る波が受波手段に入射するようになっている。これにより、測距対象物との距離が近くなっても受波手段に入射した波から距離計測に必要な情報を得ることができ、より広い範囲で測距対象物との距離を測定することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明に係る受波装置および測距装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
この測距装置10は、レーザ光を用いて測距対象物との距離を測定するものであり、図1に示すように、波発射手段としての投光器1と、レンズ2と、受波手段としての受光素子3と、距離導出手段4とを備えている。図1中、5は測距対象物としての反射板である。この実施形態では、レンズ2と受光素子3が受波装置を構成している。受光素子3はレンズ2の中心軸線上でレンズ2から所定の距離離れた位置に配設している。投光器1はレンズ2と受光素子3の間で、レンズ2の中央部近傍に配設されている。
【0017】
投光器1は、レーザダイオード6とレンズ7を備えている。この実施形態では、レーザダイオード6は、発振すべきレーザ光に応じた所定の入力信号が入力され、入力された入力信号に応じた振幅に調整されたレーザ光を発振する。レーザダイオード6で発光した光は、レンズ7を通って平行光11となり、レンズ2を透過して、測距対象物たる反射板5に出射される。なお、この実施形態では、図示は省略するが、レーザダイオード6に光ファイバを介して備え付けた受光素子により、レーザダイオード6で出射された光を受光して光電変換することにより、レーザダイオード6で出射された光11の投光信号11aを得ている。
【0018】
レンズ2は反射板5で反射した光12、13を受光素子3に向けて集約させるものであり、焦点距離が異なった部分を少なくとも3つ以上備えている。この実施形態では、図2に示すように、レンズ2は中央部に投光器1から出射される光を透過させる透過部16を備えている。レンズ2の外径側部分17は、図3に示すように、入射した平行光14を受光素子3に集約させる所定の焦点距離で形成している。レンズ2の内径側部分18は、レンズ2の外径側部分17よりも焦点距離を短く形成した部分を、同心円状に複数形成しており、外側から内側に向けて少しずつ焦点距離を小さくしている。
【0019】
レンズ2の内径側部分18は、外側から内側に向けて焦点距離が少しずつ小さくなっているので、図1に示すように、反射板5の距離が近くなり、反射光が広がりながらレンズ2に入射すると、レンズ2の外径側部分17を通った光12は受光素子3に入射しなくなるが、レンズ2の内径側部分18を通った光13が受光素子3に入射するようになる。また、反射板5にレトロリフレクタ(回帰反射板)が用いられていると、レンズ2の内径側部分18に入射する光13の方が、レンズ2の外径側部分17に入射する光12に比べて反射率が高くなる(図13参照)。このレンズ2を用いれば、図4に示すように、反射板5との距離が近くなっても、レンズ2の内径側部分18に入射する光13を受光素子3に入射させることができるので、反射板5にレトロリフレクタ(回帰反射板)を用いた場合でも、受光素子3に入射する光の反射率が低下せず、受光素子3に安定した光量を入射させることができる。
【0020】
受光素子3は、光を受光すると、受光した光を光電変換して受光信号を出力する素子である。
【0021】
距離導出手段4は、波発射手段1から波が発射され、発射された波が測距対象物5で反射し、レンズ2を介して受波手段3で受けられるまでの経過時間に基づいて、測距対象物5までの距離を導出するものである。斯かる経過時間は、波発射手段1から発射された波と、測距対象物5で反射しレンズ2を介して受波手段3に入射した波との位相差に基づいて算出することができる。この実施形態では、距離導出手段4は、測距対象物5で反射しレンズ2を介して受波手段3に入射した波との位相差に基づいて、測距対象物5までの距離を導出している。具体的には、距離導出手段4は、レーザダイオード6で出射された光11の投光信号1aと、受光素子3で出力された受光信号3aに基づいて、レーザダイオード6を出射した光11と、反射板5で反射して受光素子3に入射した光12(13)の位相差を求め、レーザダイオード6で照射した光11が受光素子3に入射するまでの時間を算出する。そして、これに光の速度を乗じることにより、反射板5までの距離を求めている。
【0022】
この測距装置10は、反射板5までの距離が充分に遠い場合は、図3に示すように、レンズ2に略平行な反射光14が入射し、レンズ2の外径側部分17を通った光が受光素子3に入射する。また、受光素子3に光を集約させるレンズ2の内径側部分18が、外側から内側に向けて焦点距離が少しずつ小さくなっているので、反射板5の距離が近くなり、反射光が広がりながらレンズ2に入射した場合には、図1に示すように、徐々にレンズ2の内径側部分18を通った光13が受光素子3に入射するようになる。これにより反射板5との距離が近くなっても受光素子3に入射した光から距離計測に必要な情報を得ることができる。このように、広い範囲で受光素子3に安定した光量を入射させることができ、距離を測定できる範囲が広い測距装置を提供することができる。また、斯かる受波装置を用いていることにより、投光器1をレンズ2の中央部近傍に配設できるので、測距装置のコンパクト化を図ることができる。
【0023】
以上、本発明に係る受波装置および測距装置の一実施形態を図面に基づいて説明したが、本発明に係る受波装置および測距装置はこれに限定されるものではない。
【0024】
例えば、上記実施形態では、レンズの内径側部分は、レンズの外径側部分よりも焦点距離を短く形成した部分を同心円状に複数配設し、外側から内側に向けて焦点距離を少しずつ小さくしたものを例示したが、レンズは、レンズは焦点距離が異なった部分を少なくとも3つ以上備えていればよく、これに限定されるものではない。例えば、レンズの内径側部分を扇状に複数に分割し、それぞれ焦点距離を異ならせて、焦点距離が少しずつ小さくしてもよい。
【0025】
また、図5に示すように、レンズ31は、レンズ31の内径側部分32に焦点距離が異なる部分を設け、レンズ31の内径側部分32の焦点距離が異なる部分の境界領域では、内径側に向かうにつれて焦点距離を少しずつ小さくし、焦点距離を滑らかに連続させている。なお、このレンズ31は、焦点距離が異なる部分に略境界がなくなるので、受光素子に入射する光の光量を安定させることができる。また、投光器をレンズの中央部近傍に配設したものを例示したが、これに限定されるものではない。
【0026】
また、測距装置として、レーザ光を用いたレーザ測距装置を例示したが、本発明に係る受波装置および測距装置は、レーザ光などの光を用いた場合だけでなく、電磁波や音波などの種々の波を用いる場合に応用可能である。
【0027】
例えば、マイクロ波と称される非常に周波数の高い電波を用いる場合は、上記実施形態における光学的レンズに代えて、電波の進行方向を光におけるレンズと同様に制御できる誘電体レンズを用いるとよい。誘電体レンズは、誘電率の違いにより、誘電体レンズ中の電波を屈折させるものである。この周知の現象により、部分的に焦点距離が異なる誘電体レンズを用いることにより、電磁波を対象として本発明を適用することができる。また、波発射手段としての投光器に代えてマイクロ波発信器を用いることができ、受波手段としての受光素子に代えてマイクロ波受信器を用いることができる。
【0028】
また、本発明は空気振動による音波を用いる場合にも適用可能である。この場合、上記実施形態における光学的レンズに代えて、音波の進行方向を光におけるレンズと同様に制御できる音響レンズを用いるとよい。例えば、音波の場合には、空気密度の違いにより、上記と同様に音波の進行速度が変化する。即ち、空気密度の高い空間領域があれば、音波に対し、レンズと同様の影響が得られることは、音響レンズとして周知である。この周知の現象により、部分的に焦点距離が異なる音響レンズを用いることにより、音波を対象として本発明を適用することができる。また、波発射手段としての投光器に代えて音波発信器を用いることができ、受波手段としての受光素子に代えて音波受信器を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の一実施形態に係る測距装置を示す図。
【図2】本発明の一実施形態に係る受波装置および測距装置に用いられるレンズを示す平面図。
【図3】本発明の一実施形態に係る測距装置を示す図。
【図4】本発明の一実施形態に係る測距装置における反射板との距離と受光素子に入射する光量との関係を示す図。
【図5】本発明に係る受波装置および測距装置に用いられるレンズの他の実施形態を示す断面図。
【図6】光電子検出装置の公知例を示す図。
【図7】光電子検出装置の公知例を示す図。
【図8】観測角と反射率の関係を示す図。
【図9】従来のレーザ測距装置における反射板との距離と受光素子に入射する光量との関係を示す図。
【符号の説明】
【0030】
1 投光器
1a 投光信号
2 レンズ
3 受光素子
3a 受光信号
4 距離導出手段
5 反射板
6 レーザダイオード
7 レンズ
10 測距装置
11 レーザダイオードで出射された光
11 平行光
11a 投光信号
12、13 反射光
14 平行光
16 透過部
17 外径側部分
18 内径側部分

【特許請求の範囲】
【請求項1】
波を受ける受波手段と、前記受波手段に向けて波を集約させるレンズとを備え、
前記レンズは焦点距離が異なった部分を少なくとも3つ以上備えていることを特徴とする受波装置。
【請求項2】
前記レンズはレンズに入射した平行波を前記受波手段に集約させる部分と、当該部分よりも焦点距離が短く、それぞれ焦点距離が異なった部分を少なくとも2つ以上備えていることを特徴とする請求項1に記載の受波装置。
【請求項3】
前記レンズは、レンズに入射した平行波を受波手段に集約させる部分をレンズの外径側部分に備え、レンズの内径側部分に、レンズの外径側部分よりも焦点距離が短く、それぞれ焦点距離が異なった部分を少なくとも2つ以上備えていることを特徴とする請求項2に記載の受波装置。
【請求項4】
前記レンズの内径側の焦点距離が異なる部分の境界領域は焦点距離が滑らかに連続していることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の受波装置。
【請求項5】
波を受ける受波手段と、
前記受波手段に向けて波を集約させるレンズと、
測距対象物に向けて波を発する波発射手段と、
前記波発射手段から波が発射され、発射された波が測距対象物で反射し前記レンズを介して受波手段で受けられるまでの経過時間に基づいて、測距対象物までの距離を導出する距離導出手段とを備え、
前記レンズは焦点距離が異なった部分を少なくとも3つ以上備えていることを特徴とする測距装置。
【請求項6】
波を受ける受波手段と、
前記受波手段に向けて波を集約させるレンズと、
測距対象物に向けて波を発する波発射手段と、
前記波発射手段から発した波と、測距対象物で反射し前記レンズを介して受波手段に入社した波との位相差に基づいて、測距対象物までの距離を導出する距離導出手段とを備え、
前記レンズは焦点距離が異なった部分を少なくとも3つ以上備えていることを特徴とする測距装置。
【請求項7】
前記レンズはレンズに入射した平行波を前記受波手段に集約させる部分と、当該部分よりも焦点距離が短く、それぞれ焦点距離が異なった部分を少なくとも2つ以上備えていることを特徴とする請求項5又は6に記載の測距装置。
【請求項8】
前記レンズは、レンズに入射した平行波を受波手段に集約させる部分をレンズの外径側部分に備え、レンズの内径側部分に、レンズの外径側部分よりも焦点距離が短く、それぞれ焦点距離が異なった部分を少なくとも2つ以上備えていることを特徴とする請求項5又は6に記載の測距装置。
【請求項9】
前記レンズは、焦点距離が異なる部分の焦点距離が滑らかに連続していることを特徴とする請求項5〜8の何れかに記載の測距装置。
【請求項10】
前記波発射手段はレンズの中央部近傍に配設されていることを特徴とする請求項5〜8の何れかに記載の測距装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−258802(P2006−258802A)
【公開日】平成18年9月28日(2006.9.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−38039(P2006−38039)
【出願日】平成18年2月15日(2006.2.15)
【出願人】(000242600)北陽電機株式会社 (37)
【Fターム(参考)】