説明

喫煙場所通知システムおよび喫煙場所通知方法

【課題】利用者に所望のエリア近郊の喫煙場所を簡単に通知できる喫煙場所通知システムを提供する。
【解決手段】地図データベース3と、操作部12、表示部14およびブラウザ18を備えるユーザ端末10と、地図22上の所定位置にマーカ24を表示するための位置情報を含むウェブページ20を記憶するウェブサーバ30と、を備え、地図データベース3にアクセスし、地図22をユーザ端末10に動的に提供する地図情報提供システム50を用いた喫煙場所通知システム1であって、ウェブサーバ30は、地図22上の所定位置として、複数の喫煙場所にマーカ24を表示するための位置情報を含むウェブページ20を記憶し、ユーザ端末10において、表示部14にブラウザ18がウェブページ20を表示したとき、地図情報提供システム50から動的に提供される地図22および、該地図22上に複数の喫煙場所を示すマーカ24を含んで表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、喫煙場所通知システムおよび喫煙場所通知方法に関し、特に、地図情報提供システムを用いた喫煙場所通知システムおよび喫煙場所通知方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、行政を含めて繁華街における喫煙環境の制限は日増しにその厳しさを増している。禁煙エリアの拡大、歩行禁煙禁止条例の制定などが増加する中で、愛煙家のための喫煙エリアとして、街頭などに喫煙場所が設置されている。
【0003】
従来、喫煙の有無による喫煙可能または禁煙指定の飲食店などを検索し、ナビゲーションする車両用ナビゲーション装置などがある。従来の車両用ナビゲーション装置としては、たとえば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載されたナビゲーション装置は、車内状況を検知して、状況に応じてユーザが必要とする目的地情報を検索する。たとえば、ユーザの喫煙の有無を検出し、喫煙者がいないと判断した場合、禁煙の飲食店の検索を行うことができる。
【特許文献1】特開2005−10035号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、車利用ではなく、徒歩、鉄道や地下鉄などの交通機関を利用する場合、喫煙可能な場所がどこに存在しているかを愛煙者に効果的に通知するのは難しく、せっかく設けた喫煙場所も利用効率が低下してしまう可能性がある。また、愛煙家から行政に対する喫煙場所の問合せも日増しに増えており、その対応に人件費などがかかるなど対策が必要となってきている。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、利用者に所望のエリア近郊の喫煙場所を簡単に通知でき、喫煙場所の利用効率を向上させるとともに、問合せに対する応対の手間を削減することができる喫煙場所通知システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、地図データベースと、
ユーザが操作する操作部、表示部および前記表示部によりウェブページを閲覧するウェブブラウザを備えるユーザ端末と、
地図上の所定位置にマーカを表示するための位置情報を含むウェブページを記憶するウェブサーバと、を備え、
前記地図データベースにアクセスし、前記ウェブページに含まれる所定領域の地図を前記ユーザ端末にネットワークを介して動的に提供する地図情報提供システムを用いた喫煙場所通知システムであって、
前記ウェブサーバは、前記地図上の所定位置として、複数の喫煙場所に前記マーカを表示するための位置情報を含む前記ウェブページを記憶し、
前記ユーザ端末において、前記表示部に前記ウェブブラウザが前記ウェブページを表示したとき、前記地図情報提供システムから動的に提供される所定領域の前記地図、および該地図上に複数の前記喫煙場所を示す前記マーカを含んで表示することを特徴とする喫煙場所通知システムが提供される。
【0007】
ここで、マーカとは、地図上に喫煙場所を示すために表示される印であり、旗やピン、バルーンなど任意の形状、地図上の位置を指す指示部(旗の棒やピンの先など)とマーカを地図上で認識させるための形状(旗やピンの頭)を含む形状で示される。
【0008】
この発明によれば、動的に表示される地図上に喫煙場所を示すマーカを表示させるコンテンツを容易にウェブ上で公開することができ、利用者に所望のエリア近郊の喫煙場所を簡単に通知でき、喫煙場所の利用効率を向上させるとともに、問合せに対する応対の手間を削減することができる。
【0009】
上記喫煙場所通知システムにおいて、前記ウェブサーバは、前記喫煙場所を撮影したマルチメディアデータを含む詳細情報を記憶するマルチメディアデータ記憶部を含むことができ、前記ウェブページは、前記喫煙場所のマルチメディアデータを含む詳細情報を、対応する前記マーカに関連付けて表示するための記述を含むことができ、前記ユーザ端末において、前記表示部に前記ウェブブラウザが前記ウェブページを表示したとき、前記地図上に表示された前記マーカを前記ユーザが前記操作部を用いて操作すると、対応する前記喫煙場所のマルチメディアデータを含む詳細情報を表示することができる。
【0010】
この構成によれば、ウェブページの地図上に表示されたマーカを操作すると、喫煙場所のマルチメディアデータを含む詳細情報が表示されるので、目印となる建物などを含むように撮影されたマルチメディアデータを用いれば、未知の喫煙場所であってもユーザが喫煙場所にたどり着き易くなる。
【0011】
上記喫煙場所通知システムにおいて、前記ウェブページは、前記喫煙場所の情報を対応する前記マーカに関連付けて表示するための記述を含むことができ、前記ユーザ端末において、前記表示部に前記ウェブブラウザが前記ウェブページを表示したとき、前記地図上に示された前記マーカを前記ユーザが前記操作部を用いて操作すると、対応する前記喫煙場所の情報を表示することができる。
【0012】
この構成によれば、喫煙場所の情報、たとえば、名称、アクセス方法、最寄り駅情報、喫煙場所が飲食店内などである場合、喫煙可能時間、あるいは開店閉店時刻、飲食店のホームページのURLアドレスなどをウェブページに表示させることができる。
【0013】
上記喫煙場所通知システムにおいて、前記ウェブページは、所定のランドマークの指定を受け付けるための記述を含むことができ、前記地図情報提供システムは、前記ユーザ端末において前記ランドマークが指定されたとき、前記指定されたランドマークに該当する領域の地図を前記地図データベースから検索する検索部を含むことができ、前記地図情報提供システムは、前記検索された前記地図を含むウェブページを前記ユーザ端末に提供することができる。
【0014】
この構成によれば、目印となる最寄り駅や施設、店舗、地名、地形などをランドマークとして、喫煙場所を検索することができる。
【0015】
上記喫煙場所通知システムにおいて、前記ウェブページは、前記複数の喫煙場所を検索するためのキーワードの入力を受け付けるための記述を含むことができ、前記地図情報提供システムは、前記ユーザ端末において前記ユーザが前記操作部を用いて前記キーワードを入力したとき、前記入力されたキーワードに基づいて該当する領域の地図を前記地図データベースから検索する検索部を含むことができ、前記地図情報提供システムは、前記検索された前記地図を含むウェブページを前記ユーザ端末に提供することができる。
この構成によれば、任意のキーワードに基づいて、喫煙場所を検索することができる。
【0016】
上記喫煙場所通知システムにおいて、前記ユーザ端末の前記ウェブブラウザは、JavaScriptのようなプログラムコードを解析および実行可能な処理機構を有することができる。また、上記喫煙場所通知システムにおいて、前記地図情報提供システムは、前記地図を動的に操作可能に制御する複数の関数(API:Application Program Interface)を提供し、前記ウェブページは、前記複数の関数を利用して作成することができる。さらに、上記喫煙場所通知システムにおいて、前記喫煙場所は、街頭の喫煙スペース、および喫煙可能飲食店を含むことができる。
【0017】
本発明によれば、地図データベースと、
ユーザが操作する操作部、表示部および前記表示部によりウェブページを閲覧するウェブブラウザを備えるユーザ端末と、
地図上の所定位置にマーカを表示するための位置情報を含むウェブページを記憶するウェブサーバと、を備え、
前記地図データベースにアクセスし、所定領域の地図を含む前記ウェブページを前記ユーザ端末にネットワークを介して動的に提供する地図情報提供システムを用いた喫煙場所通知方法であって、
前記ウェブサーバが、前記地図上の所定位置として、複数の喫煙場所に前記マーカを表示するための位置情報を含む前記ウェブページを記憶し、
前記ユーザ端末から指定された所定領域の前記地図を含む前記ウェブページを前記ユーザ端末に提供し、
前記ユーザ端末において、前記表示部に前記ウェブブラウザが前記ウェブページを表示したとき、前記地図情報提供システムから動的に提供される所定領域の前記地図、および該地図上に複数の前記喫煙場所を示す前記マーカを含んで表示することを特徴とする喫煙場所通知方法が提供される。
【0018】
以上、本発明の構成について説明したが、これらの各構成の任意の組合せや、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、利用者に所望のエリア近郊の喫煙場所を簡単に通知でき、喫煙場所の利用効率を向上させるとともに、問合せに対する応対の手間を削減することができる喫煙場所通知システムが提供される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
【0021】
図1は、本発明の実施の形態に係る喫煙場所通知システム1の構成を示す概略ブロック図である。本実施形態の喫煙場所通知システム1は、地図データベース3と、ユーザが操作する操作部12、表示部14および表示部14によりウェブページ(喫煙場所案内ページ20)を閲覧するウェブブラウザ18を備えるユーザ端末10と、地図22上の所定位置にマーカ24を表示するための位置情報を含むウェブページ(喫煙場所案内ページ20)を記憶するウェブサーバ30と、を備え、地図データベース3にアクセスし、ウェブページ(喫煙場所案内ページ20)に含まれる所定領域の地図22をユーザ端末10にネットワーク5を介して動的に提供する地図情報提供システム50を用いた喫煙場所通知システム1であって、ウェブサーバ30は、地図22上の所定位置として、複数の喫煙場所にマーカ24を表示するための位置情報を含むウェブページ(喫煙場所案内ページ20)を記憶し、ユーザ端末10において、表示部14にウェブブラウザ18がウェブページ(喫煙場所案内ページ20)を表示したとき、地図情報提供システム50から動的に提供される所定領域の地図22、および該地図22上に複数の喫煙場所を示すマーカ24を含んで表示する。
【0022】
ユーザ端末10、ウェブサーバ30、地図情報提供システム50、およびウェブページ作成端末70は、コンピュータあり、インターネットなどのネットワーク5を介して互いに接続されている。各装置の通信は、有線および無線のいずれでも良い。なお、図1において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、たとえば、ユーザ端末10とウェブサーバ30が互いに通信するために必要なDNSサーバなどは図示されていない。
【0023】
また、喫煙場所通知システム1の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
【0024】
詳細には、ユーザ端末10は、操作部12と、表示部14と、インタフェース部(I/F)16と、ウェブブラウザ(図中、「ブラウザ」と示す)18と、を含む。操作部12は、キーボード、マウス、操作ボタン、トラックボール、タブレット、タッチパネル、あるいはマイクおよび音声認識装置などであり、ユーザの操作および指示を受け付ける。表示部14は、CRTモニタ、液晶ディスプレイモニタ、プラズマディスプレイモニタなどである。インタフェース部16は、インターネットなどのネットワーク5を介してウェブサーバ30と通信を行う。
【0025】
ウェブブラウザ18は、インターネットエクスプローラ(Internet Explorer)(登録商標)、モジラファイヤーフォックス(Mozilla FireFox)(商標)などであり、ウェブサーバ30からウェブページを読み込み、表示部14に表示し、操作部12の操作を受け付けるユーザインタフェース機能も有する。また、本実施形態において、ウェブブラウザ18は、特に、JavaScriptのようなプログラムコードを解析および実行可能な処理機構を有する。これにより、動的なコンテンツをユーザ端末10で閲覧することが可能となる。
【0026】
ウェブサーバ30は、インタフェース部32と、受信部34と、ウェブページ記憶部(図中、「ウェブページ」と示す)36と、マルチメディアデータ記憶部(図中、「マルチメディアデータ」と示す)38と、送信部40と、を含む。
【0027】
インタフェース部32は、ネットワーク5を介してユーザ端末10およびウェブページ作成端末70と通信する。受信部34は、ユーザ端末10からアップロードされた喫煙場所案内ページ20を受信し、ウェブページ記憶部36に格納する。ウェブページ記憶部36は、ウェブページ作成端末70からアップロードされたHTMLファイル100を記憶する。このとき、後述するように喫煙場所案内ページ20に含まれるアクセスキーを確認し、ウェブページの格納または地図の表示を地図情報提供システム50が認証する。認証されたウェブページのみ格納または地図の表示が可能となる。なお、本実施形態において、喫煙場所とは、街頭に設置された喫煙スペースである。他の実施形態において、喫煙可能飲食店をさらに含むことができる。
【0028】
マルチメディアデータ記憶部38は、ウェブページ作成端末70からアップロードされたウェブページにリンクされているマルチメディアデータを記憶する。マルチメディアデータとは、たとえば、静止画像、動画像、音声などを含むことができる。送信部40は、ユーザ端末10からの要求に応じて、所定の喫煙場所案内ページ20をインタフェース部32を介してユーザ端末10に送信する。
【0029】
地図情報提供システム50は、インタフェース部52と、キー発行部54と、認証部56と、API記憶部(図中、「API」と示す)58と、提供部60と、受付部62と、検索部64と、を含む。地図情報提供システム50は、例として、Google Maps APIを提供するグーグル社のGoogle Mapsとすることができる。
【0030】
インタフェース部52は、ネットワーク5を介してユーザ端末10、ウェブサーバ30およびウェブページ作成端末70と通信する。キー発行部54は、ウェブページ作成端末70からの要求に応じて、アクセスキーを発行し、ウェブページ作成端末70にインタフェース部32を介して送信する。キー発行部54は、ウェブページ作成端末70から申請に応じて、アクセスキーの発行を行い、ユーザ端末10にアクセスキーを送信する。
【0031】
認証部56は、アップロードされたウェブページに含まれるアクセスキーの認証を行い、承認されたウェブページのみウェブサーバ30のウェブページ記憶部36への格納を許可する。なお、本実施形態では、アップロード時に認証を行う構成としたが、これに限定されない。たとえば、ウェブページがユーザ端末10に提供される際に、送信部40が認証部56に認証の要求を行い、承認された場合のみ、ウェブページをユーザ端末10に提供可能とすることもできる。
【0032】
API記憶部58は、ユーザ端末10に地図を動的に提供する複数の関数群であるAPIを記憶する。提供部60は、ユーザ端末10がウェブページを閲覧する際、地図データベース3に記憶されている地図情報をユーザ端末10にインタフェース部32を介して動的に提供する。また、提供部60は、API記憶部58に記憶されているAPIをユーザ端末10に提供し、ユーザ端末10上での動的コンテンツを可能にする。
【0033】
受付部62は、ユーザ端末10からインタフェース部32を介してキーワードや操作指示を受け付ける。検索部64は、受付部62が受け付けたキーワードや操作指示に従って、地図データベース3にアクセスし、該当する地図情報を検索し、提供部60に受け渡す。本実施形態において、後述するように、予め登録されている駅などのランドマークを基準としたリストを喫煙場所案内ページ20が有する。検索部64は、ユーザ端末10にてリストから選択されたランドマークに対応する地図22を地図データベース3から検索し、該当する地図情報を提供部60に受け渡す。提供部60では、検索部64が検索した地図情報をユーザ端末10に送信する。
【0034】
ウェブページ作成端末70は、操作部72と、表示部74と、インタフェース部(I/F)80と、ウェブブラウザ82と、エディタ90と、ウェブページ記憶部(図中、「ウェブページ」と示す)92と、マルチメディアデータ記憶部(図中、「マルチメディアデータ」と示す)94と、転送部96と、を含む。
【0035】
操作部72は、キーボード、マウス、操作ボタン、トラックボール、タブレット、タッチパネル、あるいはマイクおよび音声認識装置などであり、ユーザの操作および指示を受け付ける。表示部74は、CRTモニタ、液晶ディスプレイモニタ、プラズマディスプレイモニタなどである。インタフェース部80は、インターネットなどのネットワーク5を介してウェブサーバ30と通信を行う。
【0036】
ウェブブラウザ82は、インターネットエクスプローラ(登録商標)、モジラファイヤーフォックス(商標)などであり、ウェブサーバ30からウェブページを読み込み、表示部74に表示し、操作部72の操作を受け付けるユーザインタフェース機能も有する。また、本実施形態において、ウェブブラウザ82は、特に、JavaScriptのようなプログラムコードを解析および実行可能な処理機構を有する。これにより、動的なコンテンツをウェブページ作成端末70で閲覧することが可能となる。本実施形態において、ウェブブラウザ82を用いて、ユーザはウェブサーバ30にアクセスキーを要求するとともに、ウェブサーバ30から発行されたアクセスキーを受信する。
【0037】
エディタ90は、ウェブページのHTMLファイルを編集するためのツールや、ウェブページに含まれるマルチメディアデータを作成するためのツールを含む。ウェブページ記憶部92は、エディタ90で編集されたHTMLファイルを記憶する。マルチメディアデータ記憶部94は、エディタ90で作成されたマルチメディアデータを記憶する。転送部96は、インタフェース部80を介してウェブサーバ30にHTMLファイルおよびマルチメディアデータをアップロードする。これにより、喫煙場所案内ページ20がネットワーク5に公開されることとなる。ウェブページのHTMLファイル編集時、またはマルチメディアデータ編集時、エディタ90は編集前のファイルおよびデータをインタフェース部80を介して、ウェブサーバ送信部40から受信し、ウェブページ記憶部92およびマルチメディアデータ記憶部94に記憶させることができる。
【0038】
このように構成された本実施形態の喫煙場所通知システム1の動作について、以下に説明する。
【0039】
図2は、本実施形態の喫煙場所通知システム1において、ウェブページ作成時の処理の一例を示すフローチャートである。はじめに、ウェブページ作成端末70において、地図情報提供システム50が提供するAPIを利用するためのアカウント申請を行う。具体的には、ウェブページ作成端末70にて、ウェブブラウザ82を用いて地図情報提供システム50の所定のウェブページにアクセスし、申請に必要な事項の入力を受け付け、ウェブページ作成端末70から地図情報提供システム50に対して申請要求を送信する(ステップS11)。
【0040】
そして、地図情報提供システム50において、ウェブページ作成端末70から申請に呼応して、キー発行部54がアクセスキーの発行を行い、ウェブページ作成端末70にアクセスキーを送信する。ウェブページ作成端末70にて、ウェブブラウザ82がアクセスキーを受信し、表示部74に表示する(ステップS13)。必要に応じて、ユーザは、アクセスキーをテキストファイル形式などで記憶部(不図示)に記憶し、HTMLファイル100を作成する際に利用する。
【0041】
そして、ウェブページ作成端末70において、ウェブページの作成を行う(ステップS15)。本実施形態において、ウェブページはHTMLファイル形式で作成する。図3にHTMLファイル100の構造の一例を示す。ここでは、発明の本質に関わる部分のみ示してある。図3に示すように、HTMLファイル100は、ヘッダ部102に地図データベース指定部104およびアクセスキー部106を有する。地図データベース指定部104には、HTMLファイル100によって記述されるウェブページに含まれる地図を提供する地図データベース3が指定される。アクセスキー部106には、ステップS13で取得したアクセスキーが挿入される(図2のステップS21)。
【0042】
HTMLファイル100は、デフォルト地図位置指定部108、マーカ位置指定部110、およびマーカ対応情報・マルチメディアデータ指定部112を含み、これらは、ウェブページ作成端末70から提供されるAPIを含むJavaScriptのようなプログラムコードで記述することができる。これにより、ユーザ端末10において、動的コンテンツの閲覧が可能となる。
【0043】
そして、ウェブページにてデフォルト表示する地図の位置情報および縮尺を設定し(ステップS23)、図3のデフォルト地図位置指定部108に記述する。さらに、ウェブページに表示させたい複数の喫煙場所のマーカ位置情報を挿入する(ステップS25)。図3のHTMLファイル100のマーカ位置指定部110にマーカ位置情報を記述する。喫煙場所の位置情報は、たとえば、緯度および経度で示される。なお、マーカの形状は、デフォルトの形状の他、予め準備した画像を用いることもできる。
【0044】
さらに、各喫煙場所の情報、たとえば、名称、アクセス方法、最寄り駅情報、喫煙場所が飲食店内などである場合、喫煙可能時間、あるいは開店閉店時刻、飲食店のホームページのURLアドレスなどと、各喫煙場所を撮影した画像を含むマルチメディアデータ、特に、ユーザにとって喫煙場所が未知の場合でも喫煙場所にたどり着くことができるように、目印となる建物などを含むように撮影された画像を含むマルチメディアデータのファイル名を挿入する(ステップS27)。図3のHTMLファイル100のマーカ対応情報・マルチメディアデータ指定部112に各マーカに関連付けられた情報およびマルチメディアデータのファイル名を記述する。
【0045】
このようにして、ウェブページが作成され、ウェブページ記憶部92に記憶される。また、別途作成されたマルチメディアデータファイルもマルチメディアデータ記憶部94に記憶される。そして、転送部96がウェブページ記憶部92およびマルチメディアデータ記憶部94にそれぞれ記憶されているHTMLファイルおよびマルチメディアデータファイルをウェブサーバ30にアップロードする(ステップS31)。
【0046】
ウェブサーバ30において、受信部34がHTMLファイルおよびマルチメディアデータファイルを受信する。このとき、地図情報提供システム50に対してHTMLファイル100に含まれるアクセスキーが送信され、認証部56がアクセスキーの認証を行う。アクセスキーが承認された場合(ステップS33のYES)、ウェブサーバ30において、受信部34が受信したファイルをウェブページ記憶部36およびマルチメディアデータ記憶部38にそれぞれ記憶し、本処理を終了する。承認されなかった場合(ステップS33のNO)、認証部56は、エラーメッセージをウェブページ作成端末70に送信し(ステップS37)、本処理を終了する。
【0047】
次に、このようにして作成されたウェブページをユーザ端末10にて閲覧する場合について、以下に説明する。図4は、ウェブページ閲覧時の処理の一例を示すフローチャートである。
【0048】
まず、ユーザ端末10において、喫煙場所通知システム1が提供するウェブページを指定するためのURLアドレスをユーザが入力し、ウェブブラウザ18にて受け付け、指定されたURLアドレスのウェブサーバ30に対してウェブページのダウンロード要求を送信する(ステップS51)。ウェブサーバ30から指定されたURLアドレスに格納されているHTMLファイルおよびマルチメディアデータファイルがユーザ端末10にダウンロードされる(ステップS53)。そして、ユーザ端末10において、ウェブブラウザ18上に、喫煙場所案内ページ20が表示される。同時に、喫煙場所案内ページ20に含まれる地図22を地図情報提供システム50に対して要求し、地図情報提供システム50において、検索部64が対応する地図データを取得し、提供部60がユーザ端末10に提供する(ステップS55)。
【0049】
具体的には、図5に示される広域地図画面200が表示部14に表示される。図5に示すように広域地図画面200は、例として首都圏に設置されている複数の喫煙場所を示すマーカ202が表示されている。さらに、広域地図画面200は、表示される地図の地域を移動する指示を受け付ける移動ボタン204と、表示されている地図を拡大する指示を受け付ける拡大ボタン206と、表示されている地図を拡大または縮小する指示を受け付ける拡大/縮小スライダ208と、表示されている地図を縮小する指示を受け付ける縮小ボタン210と、地図形式の表示に切り換える指示を受け付けるマップボタン212と、衛星写真形式の表示に切り換える指示を受け付ける衛星ボタン214と、表示地図の地域を選択する指示を受け付ける地域選択ボタン216と、を含む。
【0050】
上述の各種操作ボタンは、地図情報提供システム50のAPIとして提供されており、喫煙場所案内ページ20作成時に、これらのAPIをHTMLファイル100に記述することによって表示させ、操作に応じて動作させることができる。
【0051】
広域地図画面200では、表示されている地域が広範囲に亘り、喫煙場所を示すマーカ202も多数存在する。ユーザが目的の地域へ容易にかつ的確に地図を移動可能なように、地域選択ボタン216によって地域を選択し、地域毎の地図を表示させることができる。
【0052】
図6は、図5で「東京都」が選択され、さらに、東京都の「新宿区」および「新宿駅西口前」が選択されたときに、エリア別拡大画面300の一例を示す図である。エリア別拡大画面300は、ふきだし表示部302を含み、ふきだし表示部302には、喫煙場所を撮影した画像304と、喫煙場所の情報306と、ふきだしを閉じる指示を受け付ける閉じるボタン308と、が含まれる。図6では、目印となる最寄り駅や施設などのランドマーク毎に複数の喫煙場所の名称がエリア別拡大画面300の右側にリストアップされている。リスト中の各喫煙場所の名称は、対応するマーカ202とリンク310していて、名称を操作することで、マーカ202のふきだし表示部302が表示されるようになっている。なお、上記の広域地図画面200においても、マーカ202を操作することで、上述のふきだし表示部302を表示させることができる。
【0053】
以上説明したように、本実施形態の喫煙場所通知システム1によれば、動的に表示される地図上に喫煙場所を示すマーカを表示させるコンテンツを容易にウェブ上で公開することができ、利用者に所望のエリア近郊の喫煙場所を簡単に通知でき、喫煙場所の利用効率を向上させるとともに、問合せに対する応対の手間を削減することができる。
【0054】
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
【0055】
たとえば、喫煙場所通知システム1において、ウェブページ記憶部36に記憶されるウェブページ(喫煙場所案内ページ20)は、所定のランドマークの指定を受け付けるための記述を含むことができ、地図情報提供システム50は、ユーザ端末10においてランドマークが指定されたとき、指定されたランドマークに該当する領域の地図22を地図データベース3から検索する検索部64を含むことができ、地図情報提供システム50は、検索された地図22を含むウェブページ(喫煙場所案内ページ20)をユーザ端末10に提供することができる。この構成によれば、目印となる最寄り駅や施設、店舗、地名、地形などをランドマークとして、喫煙場所を検索することができる。
【0056】
あるいは、喫煙場所通知システム1において、ウェブページ記憶部36に記憶されるウェブページ(喫煙場所案内ページ20)は、複数の喫煙場所を検索するためのキーワードの入力を受け付けるための記述を含むことができ、地図情報提供システム50は、ユーザ端末10においてユーザが操作部12を用いてキーワードを入力したとき、入力されたキーワードに基づいて該当する領域の地図22を地図データベース3から検索する検索部64を含むことができ、地図情報提供システム50は、検索された地図22を含むウェブページ(喫煙場所案内ページ20)をユーザ端末10に提供することができる。この構成によれば、任意のキーワードに基づいて、喫煙場所を検索することができる。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】本発明の実施の形態に係る喫煙場所通知システムの構成を示す概略ブロック図である。
【図2】図1の喫煙場所通知システムにおいて、ウェブページ作成時の処理の一例を示すフローチャートである。
【図3】図1の喫煙場所通知システムにおいて、喫煙場所を通知する地図を表示するHTMLファイルの構造の一例を示す図である。
【図4】図1の喫煙場所通知システムにおいて、ウェブページ閲覧時の処理の一例を示すフローチャートである。
【図5】広域地図上に複数の喫煙場所を示す表示画面の例を示す図である。
【図6】各喫煙場所に対応する情報を示す表示画面の例を示す図である。
【符号の説明】
【0058】
1 喫煙場所通知システム
3 地図データベース
5 ネットワーク
10 ユーザ端末
12 操作部
14 表示部
16 インタフェース部
18 ウェブブラウザ
20 喫煙場所案内ページ
22 地図
24 マーカ
30 ウェブサーバ
32 インタフェース部
34 受信部
36 ウェブページ記憶部
38 マルチメディアデータ記憶部
40 送信部
50 地図情報提供システム
52 インタフェース部
54 キー発行部
56 認証部
58 API記憶部
60 提供部
62 受付部
64 検索部
70 ウェブページ作成端末
72 操作部
74 表示部
80 インタフェース部
82 ウェブブラウザ
90 エディタ
92 ウェブページ記憶部
94 マルチメディアデータ記憶部
96 転送部
100 HTMLファイル
102 ヘッダ部
104 地図データベース指定部
106 アクセスキー部
108 デフォルト地図位置指定部
110 マーカ位置指定部
112 マーカ対応情報・マルチメディアデータ指定部
200 広域地図画面
202 マーカ
204 移動ボタン
206 拡大ボタン
208 拡大/縮小スライダ
210 縮小ボタン
212 マップボタン
214 衛星ボタン
216 地域選択ボタン
300 エリア別拡大画面
302 ふきだし表示部
304 画像
306 情報
310 リンク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
地図データベースと、
ユーザが操作する操作部、表示部および前記表示部によりウェブページを閲覧するウェブブラウザを備えるユーザ端末と、
地図上の所定位置にマーカを表示するための位置情報を含むウェブページを記憶するウェブサーバと、を備え、
前記地図データベースにアクセスし、前記ウェブページに含まれる所定領域の地図を前記ユーザ端末にネットワークを介して動的に提供する地図情報提供システムを用いた喫煙場所通知システムであって、
前記ウェブサーバは、前記地図上の所定位置として、複数の喫煙場所に前記マーカを表示するための位置情報を含む前記ウェブページを記憶し、
前記ユーザ端末において、前記表示部に前記ウェブブラウザが前記ウェブページを表示したとき、前記地図情報提供システムから動的に提供される所定領域の前記地図、および該地図上に複数の前記喫煙場所を示す前記マーカを含んで表示することを特徴とする喫煙場所通知システム。
【請求項2】
請求項1に記載の喫煙場所通知システムにおいて、
前記ウェブサーバは、前記喫煙場所を撮影したマルチメディアデータを含む詳細情報を、記憶するマルチメディアデータ記憶部を含み、
前記ウェブページは、前記喫煙場所のマルチメディアデータを含む詳細情報を、対応する前記マーカに関連付けて表示するための記述を含み、
前記ユーザ端末において、前記表示部に前記ウェブブラウザが前記ウェブページを表示したとき、前記地図上に表示された前記マーカを前記ユーザが前記操作部を用いて操作すると、対応する前記喫煙場所のマルチメディアデータを含む詳細情報を表示することを特徴とする喫煙場所通知システム。
【請求項3】
請求項1または2に記載の喫煙場所通知システムにおいて、
前記ウェブページは、前記喫煙場所の情報を対応する前記マーカに関連付けて表示するための記述を含み、
前記ユーザ端末において、前記表示部に前記ウェブブラウザが前記ウェブページを表示したとき、前記地図上に示された前記マーカを前記ユーザが前記操作部を用いて操作すると、対応する前記喫煙場所の情報を表示することを特徴とする喫煙場所通知システム。
【請求項4】
請求項1乃至3いずれかに記載の喫煙場所通知システムにおいて、
前記ウェブページは、所定のランドマークの指定を受け付けるための記述を含み、
前記地図情報提供システムは、前記ユーザ端末において前記ランドマークが指定されたとき、前記指定されたランドマークに該当する領域の地図を前記地図データベースから検索する検索部を含み、
前記地図情報提供システムは、前記検索された前記地図を含むウェブページを前記ユーザ端末に提供することを特徴とする喫煙場所通知システム。
【請求項5】
請求項1乃至3いずれかに記載の喫煙場所通知システムにおいて、
前記ウェブページは、前記複数の喫煙場所を検索するためのキーワードの入力を受け付けるための記述を含み、
前記地図情報提供システムは、前記ユーザ端末において前記ユーザが前記操作部を用いて前記キーワードを入力したとき、前記入力されたキーワードに基づいて該当する領域の地図を前記地図データベースから検索する検索部を含み、
前記地図情報提供システムは、前記検索された前記地図を含むウェブページを前記ユーザ端末に提供することを特徴とする喫煙場所通知システム。
【請求項6】
請求項1乃至5いずれかに記載の喫煙場所通知システムにおいて、
前記ユーザ端末の前記ウェブブラウザは、JavaScriptのようなプログラムコードを解析および実行可能な処理機構を有することを特徴とする喫煙場所通知システム。
【請求項7】
請求項6に記載の喫煙場所通知システムにおいて、
前記地図情報提供システムは、前記地図を動的に操作可能に制御する複数の関数を提供し、
前記ウェブページは、前記複数の関数を利用して作成されることを特徴とする喫煙場所通知システム。
【請求項8】
請求項1乃至7いずれかに記載の喫煙場所通知システムにおいて、
前記喫煙場所は、街頭の喫煙スペース、および喫煙可能飲食店を含むことを特徴とする喫煙場所通知システム。
【請求項9】
地図データベースと、
ユーザが操作する操作部、表示部および前記表示部によりウェブページを閲覧するウェブブラウザを備えるユーザ端末と、
地図上の所定位置にマーカを表示するための位置情報を含むウェブページを記憶するウェブサーバと、を備え、
前記地図データベースにアクセスし、所定領域の地図を含む前記ウェブページを前記ユーザ端末にネットワークを介して動的に提供する地図情報提供システムを用いた喫煙場所通知方法であって、
前記ウェブサーバが、前記地図上の所定位置として、複数の喫煙場所に前記マーカを表示するための位置情報を含む前記ウェブページを記憶し、
前記ユーザ端末から指定された所定領域の前記地図を含む前記ウェブページを前記ユーザ端末に提供し、
前記ユーザ端末において、前記表示部に前記ウェブブラウザが前記ウェブページを表示したとき、前記地図情報提供システムから動的に提供される所定領域の前記地図、および該地図上に複数の前記喫煙場所を示す前記マーカを含んで表示することを特徴とする喫煙場所通知方法。
【請求項10】
請求項9に記載の喫煙場所通知方法において、
前記ウェブサーバは、前記喫煙場所を撮影したマルチメディアデータを含む詳細情報を、マルチメディアデータ記憶部に記憶し、
前記ウェブページに、前記喫煙場所のマルチメディアデータを含む詳細情報を、対応する前記マーカに関連付けて表示するための記述を挿入し、
前記ユーザ端末において、前記表示部に前記ウェブブラウザが前記ウェブページを表示したとき、前記地図上に表示された前記マーカを前記ユーザが前記操作部を用いて操作すると、対応する前記喫煙場所のマルチメディアデータを含む詳細情報を表示することを特徴とする喫煙場所通知方法。
【請求項11】
請求項9または10に記載の喫煙場所通知方法において、
前記ウェブページに、前記喫煙場所の情報を対応する前記マーカに関連付けて表示するための記述を挿入し、
前記ユーザ端末において、前記表示部に前記ウェブブラウザが前記ウェブページを表示したとき、前記地図上に示された前記マーカを前記ユーザが前記操作部を用いて操作すると、対応する前記喫煙場所の情報を表示することを特徴とする喫煙場所通知方法。
【請求項12】
請求項9乃至11いずれかに記載の喫煙場所通知方法において、
前記ウェブページに、所定のランドマークの指定を受け付けるための記述を挿入し、
前記ウェブサーバが、前記ユーザ端末において前記ランドマークが指定されたとき、前記指定されたランドマークに該当する領域の地図を前記地図データベースから検索し、
前記ウェブサーバが、前記検索された前記地図を含むウェブページを前記ユーザ端末に提供することを特徴とする喫煙場所通知方法。
【請求項13】
請求項9乃至11いずれかに記載の喫煙場所通知方法において、
前記ウェブページに、前記複数の喫煙場所を検索するためのキーワードの入力を受け付けるための記述を挿入し、
前記ウェブサーバが、前記ユーザ端末において前記ユーザが前記操作部を用いて前記キーワードを入力したとき、前記入力されたキーワードに基づいて該当する領域の地図を前記地図データベースから検索し、
前記ウェブサーバが、前記検索された前記地図を含むウェブページを前記ユーザ端末に提供することを特徴とする喫煙場所通知方法。
【請求項14】
請求項9乃至13いずれかに記載の喫煙場所通知方法において、
前記ユーザ端末の前記ウェブブラウザは、JavaScriptのようなプログラムコードを解析および実行可能な処理機構を有することを特徴とする喫煙場所通知方法。
【請求項15】
請求項14に記載の喫煙場所通知方法において、
前記地図情報提供システムは、前記地図を動的に操作可能に制御する複数の関数を提供し、
前記ウェブページは、前記複数の関数を利用して作成されることを特徴とする喫煙場所通知方法。
【請求項16】
請求項9乃至15いずれかに記載の喫煙場所通知方法において、
前記喫煙場所は、街頭の喫煙スペース、および喫煙可能飲食店を含むことを特徴とする喫煙場所通知方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−64932(P2008−64932A)
【公開日】平成20年3月21日(2008.3.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−241206(P2006−241206)
【出願日】平成18年9月6日(2006.9.6)
【出願人】(000004569)日本たばこ産業株式会社 (406)
【Fターム(参考)】