【課題】簡単な遊技手順で遊技者にとって有利な遊技状態を作り遊技の単調さを解消する。
【解決手段】（ａ）は、逆押しの推奨にも拘らず、遊技者が順押しをしたために、ＣＴゲームで小役ｙ（１０枚役）の８回目の入賞を失敗し取りこぼした状態を示している。一方、（ｂ）は、逆押しの推奨に従い、遊技者が逆押しをしたために、ＣＴゲームで小役ｙ（１０枚役）を８回入賞させた状態を示している。従って、回胴式遊技機は、ＣＴゲーム中の遊技に全リールを停止するにあたって、（ａ）に示したように順押しによって小役を取りこぼさないように、（ｂ）に示したように逆押しをすることで確実に小役ｙ入賞としほうが有利である。このために、回胴式遊技機は、ＣＴゲーム中に、（ａ）、（ｂ）に示すＢＢゲームウィンドウ５０２の部位に「ＣＴゲーム中、逆押し！」を画面表示し、ＣＴゲーム中である旨を報知すると共に、逆押しを遊技者へ推奨する。

【特許請求の範囲】
【請求項１】
複数種類の図柄が表面に配置された左リール、中リール、及び右リールを有し、各リールを回転及び停止させることで各リールの前面側に設けられた表示窓に図柄の組合せを表示可能な表示手段と、
前記各リールの回転を開始させるための回転開始手段と、
前記回転開始手段の回転開始に基づき、所定の当選役の抽選を行う抽選手段と、
前記回転開始手段に並んで設けられ、前記左リール、中リール、及び右リールの各リールの１つずつを対象として前記回転の停止の指示を与えるための停止指示手段と、
前記停止の指示が与えられたときに、前記抽選手段の抽選結果に基づき当選した所定の役の入賞に係る停止位置から該所定の役の入賞に係る図柄までの距離が所定の制御距離内である場合に該図柄が前記停止位置に停止するように前記各リールの回転の停止を制御する停止制御手段とを備え、
前記停止制御手段は、前記表示手段を
通常の遊技状態においては、前記左リールの制御距離、前記中リールの制御距離、及び前記右リールの制御距離を前記表示窓の縦方向に表示可能な図柄の数に相当する長さよりも大きい第１の制御距離以内で停止制御し、
前記通常の遊技状態と異なる特別遊技状態の遊技においては、前記抽選手段の抽選結果に関わらず入賞により予め定められた数量の遊技媒体の獲得が可能となる全ての小役を当選させ、前記左リールの制御距離及び前記中リールの制御距離を前記表示窓の縦方向に表示可能な図柄の数に相当する長さよりも大きい第１の制御距離以内で停止制御し、且つ、前記右リールの制御距離を前記表示窓の縦方向に表示可能な図柄の数に相当する長さよりも小さい第２の制御距離以内で停止制御し、
前記右リールには、入賞により予め定められた数量の遊技媒体の獲得が可能となる小役の入賞に係る図柄が、一部の領域を除き該図柄同士の間隔が前記表示窓の縦方向に表示可能な図柄の数に相当する長さ以内になるように配置されており、且つ、前記一部の領域は、前記小役の入賞に係る図柄同士の間隔が前記第２の制御距離よりも大きく前記表示窓の縦方向に表示可能な図柄の数以内に存在しない箇所が存在するように配置されており、
前記左リール及び前記中リールには、前記小役の入賞に係る図柄同士の間隔が前記第１の制御距離以内になるように配置されている
ことを特徴とする回胴式遊技機。
【請求項２】
前記右リールから停止させた方が良いことを報知する報知手段
をさらに備えたことを特徴とする請求項１に記載の回胴式遊技機。

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

【図６】

【図７】

【図８】

【図９】

【図１０】

【図１１】

【図１２】

【図１３】

【図１４】

【図１５】

【図１６】

【図１７】

【図１８】

【図１９】

【図２０】

【図２１】

【図２２】

【図２３】

【図２４】

【図２５】

【図２６】

【図２７】

【図２８】

【図２９】

【図３０】

【図３１】

【図３２】

【図３３】

【図３４】

【図３５】

【図３６】

【図３７】

【図３８】

【公開番号】特開２０１２−７５９２４（Ｐ２０１２−７５９２４Ａ）
【公開日】平成２４年４月１９日（２０１２．４．１９）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１１−２７１５４１（Ｐ２０１１−２７１５４１）
【出願日】平成２３年１２月１２日（２０１１．１２．１２）
【分割の表示】特願２００６−１１１３１０（Ｐ２００６−１１１３１０）の分割
【原出願日】平成１８年４月１３日（２００６．４．１３）
【出願人】（０００１５４６７９）株式会社平和 (1,976)
【Ｆターム（参考）】