説明

感光性組成物、パターン形成材料、感光性積層体、並びにパターン形成装置及びパターン形成方法

【課題】400〜410nmの波長の露光光に対する感度分布が略一定で、パターン再現性に優れ、パターン形状のバラツキが極めて抑制され、明室環境下の取り扱いが可能な感光性組成物、該感光性組成物を積層したパターン形成材料及び感光性積層体、パターン形成装置、パターン形成方法を提供すること。
【解決手段】支持体上に少なくとも感光層を有し、該感光層が、バインダー、重合性化合物、光重合開始剤及び増感剤を含み、該感光層が380〜420nmの波長域に分光感度の極大値を有するとともに、400nmにおけるパターン形成可能な最小露光量S400が200mJ/cm2以下であり、410nmにおけるパターン形成可能な最小露光量S410が200mJ/cm2以下であり、かつ、0.6<S400/S410<1.4を満たす感光性組成物、該感光性組成物を積層したパターン形成材料である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
バインダー、重合性化合物、光重合開始剤、熱架橋剤及び重合禁止剤を含み、
380〜420nmの波長域に分光感度の極大値を有するとともに、
400nmにおけるパターン形成可能な最小露光量S400が300mJ/cm2以下であり、
410nmにおけるパターン形成可能な最小露光量S410が300mJ/cm2以下であり、かつ、
該S400と、該S410とが、0.6<S400/S410<1.6を満たし、
該バインダーがエポキシアクリレート化合物からなり、
該重合禁止剤の含有量が該重合性化合物に対して0.001〜5質量%である
ことを特徴とする、ソルダーレジスト用の感光性組成物。
【請求項2】
光重合性開始剤が、ハロゲン化炭化水素誘導体、ヘキサアリールビイミダゾール、オキシム誘導体、有機過酸化物、チオ化合物、ケトン化合物、芳香族オニウム塩及びメタロセン類から選択される少なくとも1種を含む請求項1に記載の感光性組成物。
【請求項3】
熱架橋剤が、エポキシ樹脂化合物、オキセタン化合物、ポリイソシアネート化合物、ポリイソシアネート化合物にブロック剤を反応させて得られる化合物及びメラミン誘導体から選択される少なくとも1種である請求項1又は2に記載の感光性組成物。
【請求項4】
光重合開始剤及び光重合開始系のいずれかが、ハロゲン化炭化水素誘導体、ホスフィンオキサイド、ヘキサアリールビイミダゾール、オキシム誘導体、有機過酸化物、チオ化合物、ケトン化合物、アシルホスフィンオキシド化合物、芳香族オニウム塩及びケトオキシムエーテルから選択される少なくとも1種を含む請求項1から3のいずれかに記載の感光性組成物。
【請求項5】
支持体上に請求項1から4のいずれかに記載の感光性組成物からなる感光層を有することを特徴とするパターン形成材料。
【請求項6】
基板上に請求項1から4のいずれかに記載の感光性組成物からなる感光層を有することを特徴とする感光性積層体。
【請求項7】
請求項5に記載のパターン形成材料及び請求項6に記載の感光性積層体の少なくともいずれかを備えており、
光を照射可能な光照射手段と、該光照射手段からの光を変調し、前記パターン形成材料における感光層及び前記感光性積層体における感光層の少なくともいずれかの前記感光層に対して、露光を行う光変調手段とを少なくとも有することを特徴とするパターン形成装置。
【請求項8】
請求項5に記載のパターン形成材料における感光層及び請求項6に記載の感光性積層体における感光層の少なくともいずれかの前記感光層に対し、露光を行うことを少なくとも含むことを特徴とするパターン形成方法。
【請求項9】
露光が、形成するパターン情報に基づいて制御信号を生成し、該制御信号に応じて変調させた光を用いて行われる請求項8に記載のパターン形成方法。
【請求項10】
露光が、光変調手段により光を変調させた後、前記光変調手段における描素部の出射面の歪みによる収差を補正可能な非球面を有するマイクロレンズを配列したマイクロレンズアレイを通して行われる請求項8又は9に記載のパターン形成方法。
【請求項11】
非球面が、トーリック面である請求項10に記載のパターン形成方法。
【請求項12】
露光が、395〜415nmの波長のレーザ光を用いて行われる請求項8から11のいずれかに記載のパターン形成方法。
【請求項13】
露光が行われた後、感光層の現像を行う請求項8から12のいずれかに記載のパターン形成方法。
【請求項14】
現像が行われた後、エッチングパターンの形成を行う請求項8から13のいずれかに記載のパターン形成方法。
【請求項15】
請求項5に記載のパターン形成材料における感光層及び請求項6に記載の感光性積層体における感光層の少なくともいずれかの前記感光層に対し、請求項8から14のいずれかに記載の露光及び現像が行われた後、前記感光層に対して硬化処理を行うことを特徴とする永久パターン形成方法。
【請求項16】
保護膜、層間絶縁膜及びソルダーレジストパターンの少なくともいずれかを形成する請求項15に記載の永久パターン形成方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図13】
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【図21】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27a】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図4】
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【図12】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19a】
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【図19b】
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【図19c】
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【図19d】
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【図20a】
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【図20b】
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【図20c】
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【図20d】
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【図22】
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【図23】
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【図27b】
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【図28】
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【公開番号】特開2011−65171(P2011−65171A)
【公開日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−233953(P2010−233953)
【出願日】平成22年10月18日(2010.10.18)
【分割の表示】特願2005−206116(P2005−206116)の分割
【原出願日】平成17年7月14日(2005.7.14)
【出願人】(309002329)旭化成イーマテリアルズ株式会社 (771)
【Fターム(参考)】