説明

抗腫瘍剤としての化合物及びそれらの使用

本発明は、新規な化合物及びその医薬組成物、並びに腫瘍を治療するための化合物及び組成物を使用する方法を提供する。化合物が治療するために使用されてもよい特定の腫瘍型の例は、限定されないが、肉腫、メラノーマ、神経芽細胞腫、癌腫(限定されないが、肺、腎細胞、卵巣、肝臓、膀胱、及び膵臓の癌腫を含む)、及び中皮腫を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
相互参照
本出願は、2004年10月20日に出願された米国仮特許出願シリアル第60/620,615号に対する優先権を主張するものであり、参照により、本明細書中に全体として援用される。
【背景技術】
【0002】
米国におけるあらゆる原因に基づく死因のおよそ20パーセントが、癌と関連している。化学療法は、癌治療の主要な手段であるが、効果的な新規薬物が癌の化学療法において使用可能となる速度は増していない(Horowitzら、Journal of Clinical Oncology,Vol.6,No.2,pp.308−314(1988))。長年の前途有望な治療法であるにもかかわらずに、癌は、いまだに罹患率及び致死率の主要な原因である(Bailarら、N.Engl.J.Med.336:1569−1574、1997)。したがって、腫瘍の成長を阻害するのに効果的な新規薬物に対する大きな必要性がある。
【発明の開示】
【0003】
発明の概要
本発明は、新規化合物及びその医薬組成物、並びに腫瘍を治療するために該化合物及び医薬組成物を用いる方法を提供する。この化合物が治療するために使用されてもよい特定の腫瘍型の例には、限定されないが、肉腫、メラノーマ、神経芽細胞腫、癌腫(限定されないが、肺、腎細胞、卵巣、肝臓、膀胱、及び膵臓の癌腫を含む)、及び中皮腫が含まれる。
【0004】
一態様において、本発明は、一般式I:
【化1】

{式中、
Wは、炭素原子又は窒素原子であり;
Yは、−NR12であり、及びXは、−NR5'6、−C(O)NR56若しくは−C(O)OR8であり、又は
Yは、−C(O)NR15であり、及びXは、−NR5'6であり、又は
Yは、NO2であり、及びXは、CH=CH−C(O)OR'であり;
1及びR'は、独立して、水素又は低級アルキルから選択され;
2は、水素、−C(O)R10、−C(O)CH2OC(O)CH3、−SO210から選択され;
6は、水素、低級アルキル、−SO210'であり、又は
2及びR6、若しくはR2及びR8は、両者ともYが−NR12である場合、それらが結合するそれぞれの窒素原子と一緒になって連結し、二重結合及び/又は縮合した二環式環を含むことができ、場合によっては、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1又は2個の基で置換することができる、6〜10員の環C:
【化2】

{式中、Zは、−N(R5)−又は−O−である}
を形成し;
【0005】
5、R5'及びR5''は、独立して、水素であり、又は
5、R5'及びR5''は、独立して、ハロ、ヒドロキシ、低級アルコキシ、低級アルケニル及び低級アルキニルから選択される1〜5個の基で場合により置換される低級アルキルであり、
5、R5'及びR5''は、独立して、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリールアルキルから選択され、各々の環部分は、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立に選択される1〜4個の基で置換され、又は
5及びR6は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で場合により置換される5〜7員の複素環式環を形成し;
【0006】
7及びR7'は、独立して、水素、低級アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、−C(O)R'又は−C(O)OR'から選択され;
8及びR'は、独立して、水素、低級アルキル及び低級アルケニルから選択され;
10及びR10'は、独立して、−NHR15、−C(O)OR'から選択され、又は
10及びR10'は、独立して、ハロ、ヒドロキシル、低級アルケニル、低級アルキニル、低級アルコキシ、−NR8R'から選択される1〜8個の基で場合により置換される低級アルキルであり、又は
【0007】
10及びR10'は、独立して、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリールアルキルから選択され、各々の環部分は、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立に選択される1〜4個の基で置換され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で置換され;
【0008】
15は、低級アルキル、アリール又はヘテロアリールであり;そして、
A環は、5〜14員のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はへテロシクロアルキル環を表し、各々は、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜3個の基で置換され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で置換される}
で表される新規化合物を提供する。
【0009】
別の側面において、本発明は、本発明にかかる1又はそれより多くの化合物を含む医薬組成物、及び医薬として許容される担体を提供する。
別の側面において、本発明は、腫瘍を患っている患者を治療する方法を提供し、該方法は、有効量の式II:
【化3】

{式中、
Yは、−NR12であり、及びXは、−NR5'6、−C(O)NR56若しくは−C(O)OR6であり、又は
Yは、−C(O)NR15であり、及びXは、−NR5'6であり、又は
Yは、NO2であり、及びXは、CH=CH−C(O)OR'であり;
【0010】
1及びR'は、独立して、水素又は低級アルキルから選択され;
2は、水素、−C(O)R10、−C(O)CH2OC(O)CH3、−SO210から選択され;
6は、水素、低級アルキル、−SO210'であり、又は
2及びR6、若しくはR2及びR8は、両者ともYが−NR12である場合、それらが結合するそれぞれの窒素原子と一緒になって連結し、二重結合及び/又は縮合した二環式環を含むことができ、場合によっては、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1又は2個の基で置換することができる、6〜10員の環C:
【化4】

{式中、Zは、−N(R5)−又は−O−である}
を形成し;
【0011】
3及びR4は、独立して、水素、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、低級アルコキシ、ハロ、−C(O)OR'、−C(O)NHR5''から選択され、又は
3は、低級アルキル、低級アルコキシ若しくはハロで場合により置換されるアリールであり、又は
3及びR4は、それらが結合する炭素原子と一緒になって、5〜14員のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル若しくはヘテロシクロアルキル環を形成し、各々は、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜3個の基で置換され、あるいは、前記アリール若しくはヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で置換され;
【0012】
5、R5'及びR5''は、独立して、水素であり、又は
5、R5'及びR5''は、独立して、ハロ、ヒドロキシ、低級アルコキシ、低級アルケニル及び低級アルキニルから選択される1〜5個の基で場合により置換される低級アルキルであり、又は
5、R5'及びR5''は、独立して、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリールアルキルから選択され、各々の環部分は、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立に選択される1〜4個の基で置換され、又は
5及びR6は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で場合により置換される5〜7員の複素環式環を形成し;
【0013】
7及びR7'は、独立して、水素、低級アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、−C(O)R'又は−C(O)OR'から選択され;
8及びR'は、独立して、水素、低級アルキル及び低級アルケニルから選択され;
10及びR10'は、独立して、−NHR15、−C(O)OR'から選択され、又は
10及びR10'は、独立して、ハロ、ヒドロキシル、低級アルケニル、低級アルキニル、低級アルコキシ、−NR8R'から選択される1〜8個の基で場合により置換される低級アルキルであり、又は
10及びR10'は、独立して、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール若しくはヘテロアリールアルキルから選択され、各々の環部分は、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立に選択される1〜4個の基で置換され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で置換され;
15は、低級アルキル、アリール又はヘテロアリールである}
で表される化合物を患者に投与することを含む。
【0014】
発明の詳細な説明
本明細書中に引用された全ての参考文献は、参照により全体として援用される。
一側面において、本発明は、一般式I:
【化5】

{式中、
Wは、炭素原子又は窒素原子であり;
Yは、−NR12であり、及びXは、−NR5'6、−C(O)NR56若しくは−C(O)OR6であり、又は
Yは、−C(O)NR15であり、及びXは、−NR5'6であり、又は
Yは、NO2であり、及びXは、CH=CH−C(O)OR'であり;
1及びR'は、独立して、水素又は低級アルキルから選択され;
2は、水素、−C(O)R10、−C(O)CH2OC(O)CH3、−SO210から選択され;
6は、水素、低級アルキル、−SO210'であり、又は
2及びR6、若しくはR2及びR8は、両者ともYが−NR12である場合、それらが結合するそれぞれの窒素原子と一緒になって連結し、二重結合及び/又は縮合した二環式環を含むことができ、場合によっては、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1又は2個の基で置換することができる、6〜10員の環C:
【化6】

{式中、Zは、−N(R5)−又は−O−である}
を形成し;
【0015】
5、R5'及びR5''は、独立して、水素であり、又は
5、R5'及びR5''は、独立して、ハロ、ヒドロキシ、低級アルコキシ、低級アルケニル及び低級アルキニルから選択される1〜5個の基で場合により置換される低級アルキルであり、
5、R5'及びR5''は、独立して、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリールアルキルから選択され、各々の環部分は、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立に選択される1〜4個の基で置換され、又は
5及びR6は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で場合により置換される5〜7員の複素環式環を形成し;
【0016】
7及びR7'は、独立して、水素、低級アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、−C(O)R'又は−C(O)OR'から選択され;
8及びR'は、独立して、水素、低級アルキル及び低級アルケニルから選択され;
10及びR10'は、独立して、−NHR15、−C(O)OR'から選択され、又は
10及びR10'は、独立して、ハロ、ヒドロキシル、低級アルケニル、低級アルキニル、低級アルコキシ、−NR8R'から選択される1〜8個の基で場合により置換される低級アルキルであり、又は
【0017】
10及びR10'は、独立して、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリールアルキルから選択され、各々の環部分は、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立に選択される1〜4個の基で置換され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で置換され;
【0018】
15は、低級アルキル、アリール又はヘテロアリールであり;そして、
A環は、5〜14員のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はへテロシクロアルキル環を表し、各々は、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜3個の基で置換され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で置換される}
にかかる新規化合物、及び医薬として許容されるその誘導体を提供する。
【0019】
一態様において、本発明は、A環が、6〜10員のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はへテロシクロアルキル環であり、各々は、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜3個の基で置換され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で置換される、式1に記載の化合物に関する。
【0020】
本発明はまた、式Ia:
【化7】

(式中、
A環及びXは、式Iについて上記で定義した通りであり、Zは、水素、ハロ、又は2〜6個のハロで置換された低級アルキルである)
で表される化合物に関する。
【0021】
一態様において、本発明は、Zが水素、クロロ、フルオロ又は−CF2−CF2−CF3である式Iaで表される化合物に関する。
さらに別の態様において、本発明は、Xが−C(O)NR56である式Iaで表される化合物に関する。
【0022】
さらに別の態様において、本発明は、R6が水素であり、そして、R5が低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜4個の基で場合により置換されるアリール又はヘテロアリールである式Iaで表される化合物に関する。好ましい態様において、R5は、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜2個の基で場合により置換されるフェニル又はピリジン−2−イルである。
【0023】
別の態様において、本発明は、A環が、6〜10員のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はへテロシクロアルキル環であり、各々は、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜3個の基で置換され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で置換される式Iaで表される化合物に関する。
【0024】
本発明はまた、式Ib:
【化8】

{式中、
A環及びR5は、式Iについて上記で定義した通りであり、そして、R20は、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される}
で表される化合物に関する。
【0025】
別の態様において、本発明は、R20が、トリフルオロメチル又はクロロジフルオロメチルである式Ibで表される化合物に関する。
さらに、別の態様において、本発明は、R5が、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜4個の基で場合により置換されるアリール又はヘテロアリールである式Ibで表される化合物に関する。好ましい態様において、R5は、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜2個の基で場合により置換されるフェニル又はピリジン−2−イルである。
【0026】
別の態様において、本発明は、A環が、6〜10員のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はへテロシクロアルキル環であり、各々は、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜3個の基で置換され;あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜3個の基で置換される式Ibで表される化合物に関する。
【0027】
本発明はまた、式Ic:
【化9】

{式中、
A環及びXは、式Iについて上記で定義した通りであり、そして、R22、R23及びR24は、独立して、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から置換され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で置換される}
で表される化合物に関する。
【0028】
一態様において、本発明は、Xが、−C(O)NR56である式Icで表される化合物に関する。
さらに別の態様において、本発明は、R6が、水素であり;そして、R5が、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜4個の基で場合により置換されるアリール又はヘテロアリールである式Icで表される化合物に関する。好ましい態様において、R5は、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜2個の基で場合により置換されるフェニル又はピリジン−2−イルである。
【0029】
さらに別の態様において、本発明は、A環が、6〜10員のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はへテロシクロアルキル環であり、各々は、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で置換される式Icで表される化合物に関する。
【0030】
別の態様において、本発明は、R22が、水素、低級アルキル又は低級アルコキシであり、そして、R23が、水素、ハロ、−SR'、低級アルコキシ及び低級アルキルから選択される式Icで表される化合物に関する。
【0031】
本発明はまた、式Id:
【化10】

{式中、
X及びYは、式Iについて上記で定義した通りであり、−−−は、任意結合であり、そして、R25は、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から置換され;あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で置換される}
で表される化合物に関する。
【0032】
別の態様において、本発明は、Xが、−C(O)NR56である式Idで表される化合物に関する。
さらに別の態様において、本発明は、R6が、水素であり、そして、R5が、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜4個の基で場合により置換されるアリール又はヘテロアリールである式Idで表される化合物に関する。好ましい態様において、R5は、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜2個の基で場合により置換されるフェニル又はピリジン−2−イルである。
【0033】
さらに別の態様において、本発明は、Yが、−NC(O)−R10であり、ここで、R10は、ハロ、ヒドロキシル、低級アルケニル、低級アルキニル、低級アルコキシ、−NR8R'から選択される1〜8個の基で場合により置換される低級アルキルから選択され;又はR10は、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール若しくはヘテロアリールアルキルから選択され、各々の環部分は、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜4個の基で置換され;あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で場合により置換される式Idで表される化合物に関する。好ましい態様において、R10は、ハロから独立に選択される1〜3個の基で置換される低級アルキルであり、又は、R10は、低級アルキル又はハロで場合により置換されるアリール又はヘテロアリールである。
【0034】
さらに別の態様において、本発明は、X及びYが、式Iについて上記で定義されるようにc環を形成する式Idで表される化合物に関する。好ましい態様において、c環は、式Ibで示されるものである。
【0035】
別の態様において、本発明は、R25が水素である式Idで表される化合物に関する。
本発明はまた、式Ie:
【化11】

{式中、
X及びYは、式Iについて上記で定義される通りであり、並びに、Wは、−O−、−S−、−C(R26)(R28)−、及び−NR30−から選択され、ここで、R21は、水素又は低級アルキルであり、そして、R26、R28及びR30は、独立して、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立に選択される1〜3個の基で場合により置換されるものから独立に選択され;又は、前記アリール若しくはヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で場合により置換され;あるいは、R26及びR28は、一緒になって、4〜6員の間のシクロアルキル又はヘテロシクロアルキルを形成することができる}
で表される化合物に関する。
【0036】
一態様において、本発明は、Xが−C(O)NR56である式Ieで表される化合物に関する。
さらに別の態様において、本発明は、R6が、水素であり、そして、R5が、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜4個の基で場合により置換されるアリール又はヘテロアリールである式Ieで表される化合物に関する。好ましい態様において、R5は、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜2個の基で場合により置換されるフェニル又はピリジン−2−イルである。
【0037】
さらに別の態様において、本発明は、Yが、−NC(O)−R10であり、ここで、R10は、ハロ、ヒドロキシル、低級アルケニル、低級アルキニル、低級アルコキシ、−NR8R'から選択される1〜8個の基で場合により置換される低級アルキルから選択され;又はR10は、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール若しくはヘテロアリールアルキルから選択され、各々の環部分は、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜4個の基で置換され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で場合により置換される式Ieで表される化合物に関する。好ましい態様において、R10は、ハロから独立に選択される1〜3個の基で置換される低級アルキルであり、又は、R10は、低級アルキル若しくはハロで場合により置換されるアリール又はヘテロアリールである。
【0038】
さらに別の態様において、本発明は、X及びYが、式Iについて上記で定義したc環を形成する式Ieで表される化合物に関する。好ましい態様において、c環は式Ibにおいて示したものである。
【0039】
さらに別の態様において、本発明は、R26及びR28が、水素及び1,3−ジオキソラン−2−イルから選択される式Ieで表される化合物に関する。
さらに別の態様において、本発明は、R30が水素又は−C(O)OR'であり、ここで、R'が式Iについて上記で定義した通りである式Ieで表される化合物に関する。
【0040】
本発明はまた、式If:
【化12】

{式中、
A環及びXは、式Iについて上記で定義した通りであり、そして、R22及びR23は、独立して、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択され;又は、前記アリール若しくはヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で場合により置換される}
で表される化合物に関する。
【0041】
一態様において、本発明は、Xが−C(O)NR56である式Ifで表される化合物に関する。
さらに別の態様において、本発明は、R6が、水素であり、そして、R5が、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜4個の基で場合により置換されるアリール又はヘテロアリールである式Ifで表される化合物に関する。好ましい態様において、R5は、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜2個の基で場合により置換されるフェニル又はピリジン−2−イルである。
【0042】
さらに別の態様において、本発明は、A環が、6〜10員のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はへテロシクロアルキル環であり、各々は、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択され;あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で置換される式Ifで表される化合物に関する。
【0043】
別の態様において、本発明は、R22が、水素であり、そして、R23が、水素、ハロ、及び低級アルキルから選択される式Ifで表される化合物に関する。
本発明はまた、式Ig:
【化13】

{式中、
X及びYは、式Iについて上記で定義した通りであり、そして、R32及びR34は、独立して、低級アルキル、ハロ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から置換され;あるいは、前記アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はヘテロシクロアルキルは、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で置換される}
で表される化合物に関する。
【0044】
一態様において、本発明は、Xが−NR5'6である式Igで表される化合物に関する。好ましい態様において、R5'及びR6が、両方とも水素である。
さらに別の態様において、本発明は、Yが、−NC(O)−R10であり、ここで、R10は、ハロ、ヒドロキシル、低級アルケニル、低級アルキニル、低級アルコキシ、−NR8R'から選択される1〜8個の基で場合により置換される低級アルキルから選択され;又はR10は、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール若しくはヘテロアリールアルキルから選択され、各々の環部分は、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜4個の基で置換され;あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で場合により置換される。好ましい態様において、R10は、ハロから独立して選択される1〜3個の基で置換される低級アルキルであり、又はR10は、低級アルキル若しくはハロで独立して置換されるアリール若しくはヘテロアリールである。
【0045】
さらに別の態様において、本発明は、R32が水素であり、そして、R34が、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で場合により置換されるアリール又はヘテロアリールから選択される式Igで表される化合物に関する。
【0046】
本発明はまた、式Ih:
【化14】

{式中、
A環及びXは、式Iについて上記で定義される通りであり、そして、R38は、アリール若しくはヘテロアリールから選択され、各々は、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜4個の基で置換され;あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で場合により置換される}
で表される化合物に関する。
【0047】
一態様において、本発明は、Xが−C(O)NR56である式Ifで表される化合物に関する。
さらに別の態様において、本発明は、R38が、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で場合により置換されるアリール又はヘテロアリールであり;あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で場合により置換される式Ifで表される化合物に関する。
【0048】
本発明はまた、式Ii:
【化15】

(式中、A環及びXは、式Iについて上記で定義した通りであり、そして、mは、1又は2である)
で表される化合物に関する。
【0049】
一態様において、本発明は、Xが−NR5'6である式Iiで表される化合物に関する。好ましい態様において、R5'及びR6は、両方とも水素である。
別の態様において、本発明は、A環が、低級アルキル、ハロ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で場合により置換される6員のアリール又はヘテロアリール基であり;あるいは、前記アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はヘテロシクロアルキルは、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で場合により置換される式Iiで表される化合物に関する。
【0050】
本発明また、式Ij:
【化16】

(式中、A環及びXは、式Iについて上記で定義した通りであり、そして、E、G及びJのうちの1つは、Nであり、及び他の2つは、C−R22'であり、ここで、 R22'は水素であり、あるいは、式IfにおいてR22について上記で定義した通りである)
で表される化合物に関する。
【0051】
一態様において、本発明は、Xが−C(O)NR56である式Ifで表される化合物に関する。
さらに別の態様において、E又はGの1つはNであり、そして、E、G又はJのその他の2つはC−R22'である。
【0052】
本発明の化合物は、その医薬として許容される塩、エステル、アミド、及びプロドラッグを含み、限定されないが、本発明の化合物のカルボン酸塩、アミノ酸付加塩、エステル、アミド、及びプロドラッグを含み、それらは、健全な医学的判断の範囲内で、過度の毒性、刺激、アレルギー反応等なしに患者の組織との接触における使用に適しており、合理的な利益/リスク比で釣り合いがとれ、そして、それらの意図される使用に効果的であり、並びに、可能であれば、本発明の化合物の両性イオン形態を含む。用語「塩」は、本発明の化合物の相対的に無毒であり、無機及び有機酸付加塩を意味する。これらの塩は、化合物の最終単離及び精製中にそのままで調製することができ、あるいは、別個に、適切な有機酸若しくは無機酸を用いてその遊離塩基の形態で精製した化合物と反応させ、このように形成した塩を単離することによって調製することができる。代表的な塩は、臭化水素酸塩、塩酸塩、硫酸塩、硫酸水素塩、硝酸塩、酢酸塩、シュウ酸塩、吉草酸塩、オレイン酸塩、パルミチン酸塩、ステアリン酸塩、ラルリル酸塩、ホウ酸塩、安息香酸塩、乳酸塩、リン酸塩、トシレート、クエン酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、ナフチレート、メシレート、グルコヘプトナート、ラクトビオン酸塩、及びラウリル硫酸塩等を含む。これらは、アルカリ金属及びアルカリ土類金属に基づいて陽イオンを含んでもよく、例えば、ナトリウム、リチウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム等、並びに、無毒性のアンモニウム、第4級アンモニウム、及び、限定されないが、アンモニウム、テトラメチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウム、メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、エチルアミン等を含むアミンカチオンである(例えば、Berge S.M.ら、“Pharmaceutical Salts”、J.Pharm.Sci.,1977;66:1−19を参照されたい。この文献は、本明細書中に参照により援用される)。
【0053】
本発明の化合物の医薬として許容される無毒性塩の例は、C1−C6アルキルエステルを含み、ここで、アルキル基は、直線状又は分岐状の飽和又は不飽和のC5−C7シクロアルキルエステル、並びにアリールアルキルエステル、例えばベンジル及びトリフェニルメチルである。メチル、エチル、2,2,2−トリクロロエチル、及びtert−ブチルのようなC1−C4アルキルエステルが好ましい。本発明の化合物のエステルは、慣習的な方法に従って調製してもよい。
【0054】
本発明の化合物の医薬として許容される無毒性アミドの例は、アンモニアから誘導されるアミド、第1級C1−C6アルキルアミン、及び第2級C1−C6ジアルキルアミンを含み、ここで、アルキル基は、直線状又は分岐状である。第2級アミンの場合、アミンはまた、1個の窒素原子を含有する5−又は6−員の複素環の形態であってもよい。アンモニアから誘導されるアミド、C1−C3アルキル第1級アミン、及びC1−C2ジアルキル第2級アミンが好ましい。本発明の化合物のアミドは、慣習的な方法によって調製してもよい。
【0055】
用語「プロドラッグ」は、上記の式で表される親化合物を生産するために、例えば、血中での加水分解によって、インビボで急速に形成される化合物を意味する。プロドラッグの詳細な検討は、T.Higuchi及びV.Stella、“Pro−drugs as Novel Delivery Systems”、A.C.S.Symposium SeriesのVol.14、及びBioreversilbe Carriers in Drug Design、Edward B.Roshe編集、American Pharmaceutical Association and Pergamon Press,1987において提示され、両者は、参照により本明細書に援用される。
【0056】
これらの化合物は、通常は医薬組成物の形態で個別に又は併用して投与することができる。このような組成物は、製薬の技術分野において周知な方法で調製され、少なくとも1つの活性化合物を含む。したがって、本発明の更なる側面は、上記で開示した本発明の1又はそれより多くの化合物を含み、医薬として許容される担体と関連した医薬組成物を含む。投与については、本化合物は、指示した投与経路に適した1又はそれより多くのアジュバントと普通に併用される。化合物は、ラクトース、スクロース、スターチ粉末、アルカン酸のセルロースエステル、ステアリン酸、タルク、ステアリン酸マグネシウム、酸化マグネシウム、リン酸及び硫酸のナトリウム及びカルシウム塩、アカシア、ゼラチン、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリジン、及び/又はポリビニルアルコールと混合し、及び慣習的な投与用に錠剤化又はカプセル化してもよい。その代わりに、本発明の化合物は、塩類溶液、水、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、カルボキシメチルセルロースコロイド溶液、エタノール、コーン油、ピーナッツ油、綿実油、ゴマ油、トラガカント・ゴム、及び/又は種々の緩衝液に溶解してもよい。他のアジュバント及び投与様式は、製薬技術分野において周知である。担体又は希釈剤は、モノステアリン酸グリセリル又はジステアリン酸グリセリルの時間遅延材料を単独で又はワックスと共に、あるいは当該技術分野において周知な材料を含んでもよい。
【0057】
別の側面において、本発明は、腫瘍を患っている患者を治療する方法を提供し、該方法は、有効量の式II:
【化17】

{式中、
Yは、−NR12であり、及びXは、−C(O)NR56若しくは−C(O)OR6であり、又は
Yは、−C(O)NR15であり、及びXは、−NR5'6であり、又は
Yは、NO2であり、及びXは、CH=CH−C(O)OR'であり;
1及びR'は、独立して、水素又は低級アルキルから選択され;
2は、水素、−C(O)R10、−C(O)CH2OC(O)CH3、−SO210から選択され;
【0058】
6は、水素、低級アルキル、−SO210'であり、又は
2及びR6、若しくはR2及びR8は、両者ともYが−NR12である場合、それらが結合するそれぞれの窒素原子と一緒になって連結し、二重結合及び/又は縮合した二環式環を含むことができ、場合によっては、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1又は2個の基で置換することができる、6〜10員の環C:
【化18】

{式中、Zは、−N(R5)−又は−O−である}
を形成し;
【0059】
3及びR4は、独立して、水素、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、低級アルコキシ、ハロ、−C(O)OR'、−C(O)NHR5''から選択され、又は
3は、低級アルキル、低級アルコキシ若しくはハロで場合により置換されるアリールであり、又は
3及びR4は、それらが結合する炭素原子と一緒になって、5〜14員のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル若しくはヘテロシクロアルキル環を形成し、各々は、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜3個の基で置換され、あるいは、前記アリール若しくはヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で置換され;
【0060】
5、R5'及びR5''は、独立して、水素であり、又は
5、R5'及びR5''は、独立して、ハロ、ヒドロキシ、低級アルコキシ、低級アルケニル及び低級アルキニルから選択される1〜5個の基で場合により置換される低級アルキルであり、又は
5、R5'及びR5''は、独立して、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリールアルキルから選択され、各々の環部分は、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立に選択される1〜4個の基で置換され、又は
5及びR6は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で場合により置換される5〜7員の複素環式環を形成し;
【0061】
7及びR7'は、独立して、水素、低級アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、−C(O)R'又は−C(O)OR'から選択され;
8及びR'は、独立して、水素、低級アルキル及び低級アルケニルから選択され;
10及びR10'は、独立して、−NHR15、−C(O)OR'から選択され、又は
10及びR10'は、独立して、ハロ、ヒドロキシル、低級アルケニル、低級アルキニル、低級アルコキシ、−NR8R'から選択される1〜8個の基で場合により置換される低級アルキルであり、又は
【0062】
10及びR10'は、独立して、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール若しくはヘテロアリールアルキルから選択され、各々の環部分は、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立に選択される1〜4個の基で置換され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で置換され;
15は、低級アルキル、アリール又はヘテロアリールである}
で表される化合物、及び医薬として許容されるその誘導体を患者に投与することを含む。
【0063】
本発明はまた、腫瘍を患っている患者を治療するための方法に関し、該方法は、有効量の上記で定義される式I及び式Ia−Ijで表される化合物(ここで、A環、X及びYは式Iについて上記で定義した通りである)を患者に投与することを含む。
【0064】
本発明はまた、腫瘍を患っている患者に有効量の式IIa:
【化19】

(式中、X、R4及びR10は、式IIについて上記で定義した通りであり、そして、R3'は、水素又は低級アルキルである)
で表される化合物を患者に投与することを含む。
【0065】
本発明はまた、腫瘍を患っている患者を治療する方法に関し、該方法は、有効量の式IIb:
【化20】

(式中、X、R3、R4及びR10'は、低級アルキルである)
で表される化合物を患者に投与することを含む。
【0066】
本発明はまた、式I及びIIで表される化合物、及び下記の化合物を患者に投与することによって腫瘍を患っている患者を治療する方法に関する(全ての化合物は、ChemDraw Ultra8.0又はZcDLabs version 6.0のいずれかにプラグインした構造命名を介して命名され、両者は、IUPACルールを用いている):
【0067】
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4,5,6,7,8,9,10,11,12,13−デカヒドロシクロドデカ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
N−(3−カルバモイル−4,5−ジメチルチオフェン−2−イル)−2−(3,4−ジメトキシフェニル)キノリン−4−カルボキサミド;
N−(3−カルバモイル−5−メチル−4−フェニルチオフェン−2−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−3−カルボキサミド;
5−(2−(5−メチルフラン−2−イル)キノリン−4−カルボキサミド)−N2,N2−ジエチル−3−メチルチオフェン−2,4−ジカルボキサミド;
2−(2−(4−tert−ブチルフェニル)シクロプロパンカルボキサミド)−4−(4−フルオロフェニル)−5−メチルチオフェン−3−カルボキサミド;
【0068】
N−(3−カルバモイル−4−(4−エチルフェニル)−5−メチルチオフェン−2−イル)−2−(5−メチルフラン−2−イル)キノリン−4−カルボキサミド;
5−(4−ブロモ−1−エチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド)−4−カルバモイル−3−メチルチオフェン−2−カルボン酸エチル;
N−(3−カルバモイル−5−メチル−4−(3,4−ジメチルフェニル)チオフェン−2−イル)−2−(5−メチルフラン−2−イル)キノリン−4−カルボキサミド;
2−({3−[ヒドロキシ(オキシド)アミノ]−4−メトキシベンゾイル}アミノ)−5−メチル−4−フェニルチオフェン−3−カルボキサミド;
5−(2−(5−メチルフラン−2−イル)キノリン−4−カルボキサミド)−4−カルバモイル−3−メチルチオフェン−2−カルボン酸メチル;
【0069】
N−[3−(アミノカルボニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−2−チエニル]−2−(5−メチル−2−フリル)キノリン−4−カルボキサミド;
N−(3−カルバモイル−5−メチル−4−フェニルチオフェン−2−イル)−2−(5−メチルフラン−2−イル)キノリン−4−カルボキサミド;
N−(3−カルバモイル−5,6−ジヒドロ−4H−シクロペンタ[b]チオフェン−2−イル)−7−(ジフルオロメチル)−5−フェニルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミド;
2−(2−エトキシベンズアミド)−4,5−ジメチルチオフェン−3−カルボキサミド;
4−(2−(3−フルオロベンズアミド)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド)安息香酸メチル;
【0070】
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4−イソプロピル−N−(4−(メチルチオ)フェニル)チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(5−クロロピリジン−2−イル)−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)チオフェン−3−カルボキサミド;
【0071】
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−(メチルチオ)フェニル)チオフェン−3−カルボキサミド;
2,5−ビス(3,4−ジクロロフェニル)−4−ヒドロキシチオフェン−3(2H)−オン1,1−ジオキシド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボン酸;
N−(2−(2−(2−(2−(5−(3,4−ジクロロフェニルアミド)−[1,2,5]オキサジアゾロ[3,4−b]ピラジン−6−イルアミノ)エトキシ)エトキシ)エトキシ)エチル)−5−(ヘキサヒドロ−2−オキソ−1H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−6−イル)ペンタンアミド;
【0072】
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
2−アミノ−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
2−(トリフルオロメチル)−5−イソプロピル−3−(4−(メチルチオ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロシクロオクタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2−ジフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
【0073】
N−(4−クロロフェニル)−N−[(4−クロロフェニル)スルホニル]−2−{[(4−クロロフェニル)スルホニル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(4−tert−ブチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4−イソプロピル−N−(4−(メチルチオ)フェニル)チオフェン−3−カルボキシアミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−4−メチルベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
【0074】
N−(4−クロロフェニル)−N−(フェニルスルホニル)−2−[(フェニルスルホニル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
N−(4−クロロフェニル)−2−{[(4−クロロフェニル)スルホニル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキシアミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−tert−ブチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−アミノチオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)チオフェン−3−カルボン酸;
【0075】
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボキシアミド;
N−(4−クロロフェニル)−2−[(フェニルスルホニル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
1−(3−(4−シクロフェニルカルバモイル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−2−イル)−3−フェニルウレア;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボン酸;
【0076】
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)チオフェン−3−カルボキサミド;
N−(ブチルスルホニル)−2−[(ブチルスルホニル)アミノ]−N−(4−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−ブロモフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
1−(3−(4−シクロフェニルカルバモイル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−2−イル)−3−エチルウレア;
【0077】
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)チオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−(メチルチオ)フェニル)チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブタンアミド)−N−(4−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−[(ブチルスルホニル)アミノ]−N−(4−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(4−エチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
【0078】
2−(トリフルオロメチル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(5−シクロピリジン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−4−メチルベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−5,7−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−c]ピラン−3−カルボキサミド;
N−(4−クロロフェニル)−2−(グリコロイルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
N−(4−クロロフェニル)−N−[(4−フルオロフェニル)スルホニル]−2−{[(4−フルオロフェニル)スルホニル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
【0079】
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−エチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−5,7、−ジヒドロ−N−(4−(メチルチオ)フェニル)−4H−チエノ[2,3−c]ピラン−3−カルボキサミド;
2−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−3−(4−クロロフェニル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
【0080】
N−(4−クロロフェニル)−2−{[(4−フルオロフェニル)スルホニル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(4−ブチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−6−アセチル−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(5−クロロピリジン−2−イル)−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,7−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−c]ピラン−3−カルボキサミド;
【0081】
2−(2−クロロ−2,2−ジフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(トリフルオロメチル)−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−ブチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−アミノ−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
【0082】
3−(4−メチルピリジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロシクロオクタ[b]チオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
N−[3−(4−クロロベンゾイル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チエン−2−イル]−2,2,2−トリフルオロアセトアミド;
3−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−フェニル−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
【0083】
2,2,2−トリフルオロ−N−[3−(モルホリン−4−イルカルボニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チエン−2−イル]アセトアミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−5,7−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−c]ピラン−3−カルボン酸;
(2−アミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−イル)(3−(トリフルオロメチル)フェニル)メタノン;
3−(4−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−ピリジン−2−イル−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
【0084】
2−[(トリフルオロアセチル)アミノ]−4,5,7,7a−テトラヒドロ−3aH−スピロ[1−ベンゾチオフェン−6,2’−[1,3]ジオキソラン]−3−カルボン酸tert−ブチル;
N−[3−(3−クロロベンゾイル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チエン−2−イル]−2,2,2−トリフルオロアセトアミド;
3−(3,4−ジクロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−ピリジン−3−イル−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロシクロオクタ[b]チオフェン−3−カルボン酸;
【0085】
2,2,2−トリフルオロ−N−{3−[3−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チエン−2−イル}アセトアミド;
3−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−(3−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロ−4H−ピラノ[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
(2−アミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−イル)(4−クロロフェニル)メタノン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
【0086】
3−(5−クロロピリジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−ピリジン−3−イル−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロ−4H−ピラノ[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4,5,6,7−テトラヒドロ−4−メチルベンゾ[b]チオフェン−3−カルボン酸;
3−(5−クロロピリジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−(5−メチルピリジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
【0087】
3−ピリジン−4−イル−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロ−4H−ピラノ[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
(2−アミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−イル)(3−クロロフェニル)メタノン;
3−(3,4−ジメチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−ピリジン−4−イル−2−(トリフルオロメチル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4,5,6,7−テトラヒドロ−4−メチルベンゾ[b]チオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
【0088】
3−(4−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロ−4H−スピロ[1−ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−オン;
(Z)−2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−クロロフェニル)−7,8−ジヒドロ−6H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−アミノ−N−(4−ブロモ−2−メチルフェニル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−(2−(ブチルチオ)フェニル)−6−(チオフェン−2−イル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(4−クロロフェニル)−2−[(トリフルオロアセチル)アミノ]−4,7−ジヒドロ−5H−スピロ[1−ベンゾチオフェン−6,2’−[1,3]ジオキソラン]−3−カルボキサミド;
【0089】
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−アミノ−N−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−7−イル)−6−(3−メトキシフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
3−(4−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロシクロオクタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−(4−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−b]ピリミジン−4(3H)−オン;
2−(2−(3−(トリフルオロメチル)−5−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド)−6−tert−ブチル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
【0090】
3−アミノ−N−(3−エトキシフェニル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−6−イル)−6−(3−メトキシフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロシクロオクタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2−(4−ブロモ−3−(トリフルオロメチル)−5−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
【0091】
3−アミノ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−6−(チオフェン−2−イル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−6−(3−メトキシフェニル)−N−(3−(メチルチオ)フェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−アミノ−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−N−(3,4−ジメチルフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
【0092】
3−アミノ−N−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−6−イル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−6−(3−メトキシフェニル)−N−(3,4−ジメチルフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−4−メチルベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−アミノ−N−(4−ブロモ−3−メチルフェニル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−6−(4−フルオロフェニル)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
【0093】
3−アミノ−N−(2−(エチルチオ)フェニル)−6−(チオフェン−2−イル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(2−メトキシベンズアミド)−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロシクロオクタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(3−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロ−4H−ピラノ[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−アミノ−N−(4−ブロモフェニル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−(4−フルオロフェニル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
【0094】
3−アミノ−N−(2−(プロピルチオ)フェニル)−6−(チオフェン−2−イル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−クロロフェニル)−5,7−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−c]ピラン−3−カルボキサミド;
3−アミノ−N−(3−クロロ−4−メチルフェニル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−(2−ブロモフェニル)−6−(チオフェン−2−イル)チエン[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
【0095】
3−(3−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロシクロオクタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−(3−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロ−4H−スピロ[1−ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−オン;
N−(3,4−ジフルオロフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4−(4−クロロフェニル)−5−メチルチオフェン−3−カルボン酸エチル;
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−(メチルカルバモイル)−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボン酸;
【0096】
3−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−(3−メトキシフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−(3−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロ−4H−チオピラノ[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−(3−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロシクロオクタ[4,5]チエン[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
【0097】
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4,5,6,7−テトラヒドロ−6−オキソベンゾ[b]チオフェン−3−カルボン酸;
N−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)−5−メチル−4−フェニルチオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
3−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N−(4−メチルチオ)フェニル)ベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
【0098】
3−(3−クロロフェニル)−4−オキソ−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−2−カルボン酸エチル;
6−アセチル−2−アミノ−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3−カルボン酸tert−ブチル;
3−(3−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロ−4H−チオピラノ[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン7オキシド;
3−(3−クロロフェニル)−5−メチル−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−(4−クロロベンジル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
【0099】
6−tert−ブチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−N−(3−(メチルチオ)フェニル)ベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(4−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−[4−(メチルスルホニル)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−(3−クロロフェニル)−4−オキソ−3,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−2−カルボン酸エチル;
2−アミノ−5,7−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−c]チオピラン−3−カルボン酸tert−ブチル;
【0100】
2−[(トリフルオロアセチル)アミノ]−4,7−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3,6(5H)−ジカルボン酸3−tert−ブチル6−プロピル;
3−(3−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロ−4H−チオピラノ[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン7,7−ジオキシド;
5−メチル−3−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−(4−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4,7−ジオン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−5,6−ジヒドロ−4H−シクロペンタ[b]チオフェン−3,4−ジカルボン酸ジメチル;
【0101】
3−(3−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−[4−(メチルスルフィニル)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
2−(トリフルオロメチル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−(3−クロロフェニル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−6−アセチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3−カルボン酸tert−ブチル;
【0102】
4−オキソ−3−(2,2,2−トリフルオロエチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−2−カルボン酸エチル;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(2−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(5−クロロピリジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロシクロオクタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
5−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−3−メチルチオフェン−2,4−ジカルボン酸2−エチル4−メチル;
3−(5−クロロピリジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
【0103】
3−[3−(メチルチオ)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(エチルカルバモイルホルミル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
3−(3−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
6−(プロポキシカルボニル)−2−[(トリフルオロアセチル)アミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3−カルボン酸;
3−(3−ブロモフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
【0104】
2−(トリフルオロメチル)−3−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−(5−クロロピリジン−2−イル)−5−メチル−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロシクロオクタ[b]チオフェン−3−カルボン酸エチル;
3−(5−メチルピリジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
【0105】
2−(エチルカルバモイルホルミル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボン酸;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−5,7−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−c]チオピラン−3−カルボン酸tert−ブチル;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−6−アセチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3−カルボン酸;
3−(4−フルオロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
N2,N3−ジベンジル−4−ブロモチオフェン−2,3−ジカルボキサミド;
【0106】
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボン酸エチル;
3−(3,4−ジメチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−[3−(メチルスルフィニル)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−(3−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−5,7−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−c]チオピラン−3−カルボン酸;
【0107】
3−(3−クロロフェニル)−4−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−7(4H)−カルボン酸プロピル;
2−[(トリフルオロアセチル)アミノ]−4,7−ジヒドロ−5H−スピロ[1−ベンゾチオフェン−6,2’−[1,3]ジオキソラン−3−カルボン酸;
N,4,5−トリフェニルチオフェン−3−カルボキサミド;
5−(4−クロロフェニルカルバモイル)−2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4−メチルチオフェン−3−カルボン酸イソプロピル;
3−(3,4−ジクロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
【0108】
2−(エチルカルバモイルホルミル)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
3−(2,2,2−トリフルオロエチル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−アミノ−4,7−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3,6(5H)−ジカルボン酸3−tert−ブチル6−プロピル;
7−アセチル−3−(3−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−(4−クロロフェニル)−4−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−7(4H)−カルボン酸プロピル;
【0109】
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−5,6,7,8−テトラヒドロ−N−(4−(メチルチオ)フェニル)−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(4−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)キナゾリン−4(3H)−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−7,8−ジヒドロ−6H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボン酸(Z)−tert−ブチル;
(3−(4−クロロフェニルカルバモイル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−2−イルカルバモイル)ギ酸エチル;
N−(4−クロロフェニル)−2−シアノ−2−シクロヘプチリデンアセトアミド;
【0110】
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)ベンズアミド;
2−[(メチルスルホニル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
3−(4−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−クロロフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−アミノ−N−(4−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
【0111】
2−[(3−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チエン−2−イル)アミノ]−2−オキソエチル酢酸;
(Z)−2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−7,8−ジヒドロ−6H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}−2−[(トリフルオロアセチル)アミノ]−4,7−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(5H)−カルボン酸プロピル;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N−(5−メチルピリジン−2−イル)ベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
【0112】
2−アセトアミド−N−(4−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−クロロフェニル)−5,7−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−c]チオピラン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3−カルボキサミド;
(3−(4−クロロフェニルカルバモイル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−2−イルカルバモイル)ギ酸;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−6−オキソベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
【0113】
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(5−クロロピリジン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−2−[(メチルスルホニル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
7−アセチル−3−(4−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
N−(4−クロロフェニル)−2−[(N,N−ジメチルグリシル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロ−4H−シクロオクタ[4,5]チエノ[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オン;
【0114】
2−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロパンアミド)−N−(4−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−{[(3−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}−2−[(トリフルオロアセチル)アミノ]−4,7−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(5H)−カルボン酸プロピル;
2−(2−メトキシアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−6−アセチル−N−(4−クロロフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)安息香酸tert−ブチル;
【0115】
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−6−アセチル−N−(3−クロロフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3−カルボキサミド;
N−(4−クロロフェニル)−2−(ピルボイルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)安息香酸;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
【0116】
N−(3−(m−トリルカルバモイル)−6−tert−ブチル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−2−イル)イソニコチンアミド;
N−(3−カルバモイル−5−メチル−4−p−トリルチオフェン−2−イル)−2−(5−メチルフラン−2−イル)キノリン−4−カルボキサミド;
N−(3−カルバモイル−4−エチル−5−メチルチオフェン−2−イル)−7−(トリフルオロメチル)−5−フェニルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミド;
N−(3−カルバモイル−4−(4−イソプロピルフェニル)−5−メチルチオフェン−2−イル)−2−(5−メチルフラン−2−イル)キノリン−4−カルボキサミド;
3−(4−(メトキシカルボニル)フェニルカルバモイル)−2−(2−メチルベンズアミド)−4,5−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルボン酸エチル;
【0117】
3−(5−クロロピリジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
N−(3−(2−クロロフェニルカルバモイル)−6−tert−ブチル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−2−イル)イソニコチンアミド;
N−(3−(2−メトキシフェニルカルバモイル)−6−tert−ブチル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−2−イル)イソニコチンアミド;
N,N’−ビス[3−(アミノカルボニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−1−ベンゾチエン−2−イル]ヘキサンジアミド;
3−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
【0118】
3−(2,4−ジメトキシフェニルカルバモイル)−2−(ベンズアミド)−4,5−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルボン酸エチル;
(2E)−3−{5−ブロモ−2−[ヒドロキシ(オキシド)アミノ]−3−チエニル}アクリル酸エチル;
N−(6−tert−ペンチル−3−カルバモイル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−2−イル)イソニコチンアミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(4−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
【0119】
3−(4−メトキシフェニルカルバモイル)−2−(3−フルオロベンズアミド)−4,5−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルボン酸エチル;
2−[(4−tert−ブチルベンゾイル)アミノ]−N−(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−3−チエニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−1−ベンゾチオフェン−3−カルボキサミド;
3−(2,4−ジメトキシフェニルカルバモイル)−2−(4−クロロベンズアミド)−4,5−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルボン酸エチル;
3−(3,4−ジクロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−(4−(メトキシカルボニル)フェニルカルバモイル)−2−(2−フェニルアセトアミド)−4,5−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルボン酸エチル;
【0120】
3−(2,4−ジメトキシフェニルカルバモイル)−4,5−ジヒドロ−2−(ニコチンアミド)チエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルボン酸エチル;
2−(2−(3−(トリフルオロメチル)−4,5,6,7−テトラヒドロインダゾール−1−イル)アセトアミド)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
N−(3−カルバモイル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−7−(ジフルオロメチル)−5−フェニルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミド;
2−(2−(3−トリフルオロメチル)−4,5,6,7−テトラヒドロインダゾール−1−イル)アセトアミド)−4,5,6,7−テトラヒドロ−6−メチルベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(5−クロロ−2−メトキシフェニルカルバモイル)−4,5−ジヒドロ−2−(ニコチンアミド)チエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルボン酸エチル;
【0121】
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−(チオフェン−2−カルボキサミド)−N−o−トリル−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(4−(メトキシカルボニル)フェニルカルバモイル)−2−(4−フルオロベンズアミド)−4,5−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルボン酸エチル;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−5,6,7,8−テトラヒドロ−N−(ナフタレン−1−イル)−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(4−メトキシフェニルカルバモイル)−2−(4−クロロベンズアミド)−4,5−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルボン酸エチル;
【0122】
3−{5−[(Z)−(1,5−ジオキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1]ベンゾチエノ[3,2−e][1,3]チアゾロ[3,2−a]ピリミジン−2(1H)−イルイデン)メチル]−2−フリル}安息香酸;
2−(5−クロロ−2−メトキシベンズアミド)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;及び
N−(3−カルバモイル−4,5,6,7−テトラヒドロ−6−メチルベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−2−(2−メトキシフェニル)キノリン−4−カルボキサミド。
【0123】
本発明において、「アルキル」及び「低級アルキル」は、単独で、又は「アルキルアミノ」のような他の用語内で使用され、1〜12個の炭素原子を有する直鎖鎖又は分岐鎖のアルキル基を意味し、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、2−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、2−ヘキシル、3−ヘキシル、及び3−メチルペンチルである。置換基(例えば、アルキル、アルコキシ又はアルケニル基)のアルキル鎖が異なる範囲内である場合、2番目の「C」において指示されるように、例えば、「C1−C6」のような2番目の「C」は最大6個の炭素を示すことが理解される。本明細書中、アルキル基は、種々の基で1又はそれより多くの置換可能な位置で置換されてもよい。例えば、このようなアルキル基は、C1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、モノ(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルコキシ、アミノ(C1−C6)アルキル、モノ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル又は=Oで場合により置換されてもよい。
【0124】
本発明において、「アルコキシ」及び「低級アルコキシ」は、少なくとも1個の二価の酸素原子を介して結合した1〜12個の炭素原子を有する直鎖鎖又は分岐鎖のアルキル基を意味し、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシ、ペントキシ、イソペントキシ、ネオペントキシ、ヘキソキシ、及び3−メチルペントキシである。本明細書中、アルコキシ基は、種々の基で1又はそれより多くの置換可能な位置で置換されてもよい。例えば、このようなアルコキシ基は、C1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、モノ(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルコキシ、アミノ(C1−C6)アルキル、モノ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル又は=Oで場合により置換されてもよい。
【0125】
用語「アルケニル」又は「低級アルケニル」は、2〜12個の原子のうち少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を有する直線状又は分岐状のラジカルを包含する。より好ましいアルケニルラジカルは、2〜約4個の炭素原子を有するアルケニルラジカルである。アルケニルラジカルの例には、エテニル、2−プロペニル、アリル、ブテニル及び4−メチルブテニルが含まれる。用語「アルケニル」及び「低級アルケニル」は、「cis」及び「trans」配向、又はその代わりに「E」及び「Z」配向を有するラジカルを包含する。本明細書中、「アルケニル」基は、C1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、モノ(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルコキシ、アミノ(C1−C6)アルキル、モノ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル又は=Oで場合により置換されてもよい。
【0126】
用語「アルキニル」は、2〜12個の炭素原子のうち少なくとも1つの炭素−炭素三重結合を有する直線状又は分岐状のラジカルを包含する。より好ましいアルキニルラジカルは、2〜約4個の炭素原子を有するアルキニルラジカルである。アルキニルラジカルの例には、エチニル、2−プロピニル、及び4−メチルブチニルが含まれる。本明細書中、アルキニル基は、種々の基で1又はそれより多くの置換可能な位置で置換されてもよい。例えば、このようなアルキニル基は、C1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、モノ(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルコキシ、アミノ(C1−C6)アルキル、モノ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル又は=Oで場合により置換されてもよい。
【0127】
用語「ハロ」又は「ハロゲン」は、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素原子のようなハロゲンを意味する。
「アリール」は、1個の環(例えば、フェニル)、複数個の環(例えば、ビフェニル)、又は少なくとも1個が芳香族である複数個の縮合した環(例えば、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、ナフチル)を有する芳香族炭素環式基を意味し、このような環は、ぶら下がりのように一緒に結合してもよく、あるいは縮合してもよい。用語「アリール」は、フェニル、ナフチル、テトラヒドロナフチル、インダン及びビフェニルのような芳香族ラジカルを包含する。より好ましいアリールは、フェニルである。本明細書中、アリール基は、種々の基で1又はそれより多くの置換可能な位置で置換されてもよい。例えば、このようなアリール基は、C1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、モノ(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルコキシ、アミノ(C1−C6)アルキル、モノ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル又は=Oで場合により置換されてもよい。
【0128】
「ヘテロアリール」は、少なくとも1個が芳香族である1個の環、複数個の環、又は複数個の縮合した環を意味し、このような環は、ぶら下がりのように一緒に結合してもよく、又は縮合してもよい。環系は、窒素、酸素又は硫黄から選択される少なくとも1個であり最大4個のヘテロ原子を含有する9〜15個の原子を含有する。例には、限定されないが、ピロリル、ピロリニル、イミダゾリル、ピラゾリル、2−ピリジニル、3−ピリジニル、4−ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル及びピリダジニルを含む。本明細書中、ヘテロアリール基は、種々の基で1又はそれより多くの置換可能な位置で置換されてもよい。例えば、このようなヘテロアリール基は、C1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、モノ(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルコキシ、アミノ(C1−C6)アルキル、モノ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル又は=Oで場合により置換されてもよい。
【0129】
本明細書中で使用するとき、用語「シクロアルキル」は、3〜12個の炭素原子を有する飽和炭素環式ラジカルを意味する。シクロアルキルは、単環式又は多環式の縮合した若しくはスピロ系であり得て、場合により、二重結合を含有することができる。このようなラジカルの例には、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル及びシクロヘプチルが含まれる。本明細書中、シクロアルキル基は、未置換であるか、又は、特定されるように、種々の基で1又はそれより多くの置換可能な位置で置換される。例えば、このようなシクロアルキル基は、C1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、オキソ、モノ(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルコキシ、アミノ(C1−C6)アルキル、モノ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル又はジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキルで場合により置換されてもよい。
【0130】
「複素環」又は「ヘテロシクロアルキル」は、窒素、酸素又は硫黄から選択される少なくとも1個であり最大4個のヘテロ原子を含有する9〜15個の原子の縮合したスピロ環系を含む1又はそれより多くの炭素環式環を意味する。複素環は、場合により、二重結合を含有してよい。本発明の複素環の例には、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリニルS−オキシド、チオモルホリニルS,S−ジオキシド、ピペラジニル、ホモピペラジニル、ピロリジニル、テトラヒドロピラニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチエニル、ホモピペリジニル、ホモモルホリニル、ホモチオモルホリニル、ホモチオモルホリニルS,S−ジオキシド、オキサゾリジノニル、ジヒドロピラゾリル、ジヒドロピロリル、ジヒドロピラジニル、ジヒドロピリジニル、ジヒドロピリミジニル、ジヒドロフリル、ジヒドロピラニル、テトラヒドロチエニルS−オキシド、テトラヒドロチエニルS,S−ジオキシド及びホモチオモルホリニルS−オキシドが含まれる。本明細書中、複素環基は、種々の基で1又はそれより多くの置換可能な位置で置換されてもよい。例えば、このような複素環基は、C1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、モノ(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルコキシ、アミノ(C1−C6)アルキル、モノ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル又は=Oで場合により置換されてもよい。
【0131】
例えば、「アリールアルキル」のような2個のラジカルを含むいずれかの用語は、終末のラジカル(例ではアルキル)に結合した1番目のラジカル(例ではアリール)を示す。終末のラジカルは、該当する置換基に結合する。本発明の化合物は、一般的に、1又はそれより多くの不斉炭素を所有することができ、それ故、光学異性体の形態で、並びにそのラセミ又は非ラセミ混合物の形態で存在することができる。他に指示がなければ、本発明の化合物は、記述され又は命名されるように、ラセミ体、単一の鏡像異性体、又はいずれの一様でない(即ち、50/50でない)の鏡像異性体の混合物として存在してもよい。光学異性体は、慣習的な方法に従って、例えば、ジアステレオ異性体の塩の形成によって、光学活性な酸若しくは塩基を用いた処理によってラセミ混合物の分解によって得ることができる。適した酸の例は、酒石酸、ジアセチル酒石酸、ジベンゾイル酒石酸、ジトルオイル酒石酸、及びカンファースルホン酸であり、次に、ジアステレオ異性体の混合物の分別は、結晶化、その後、これらの塩からの光学活性な塩基の分離による。光学異性体の分別の異なる方法は、キラルクロマトグラフィーカラム、例えば、CHIRAL−AGPカラムの使用を含み、鏡像異性体の分別を最大にするために最適に選択される。さらに別の利用可能な方法は、活性化形態の光学的に純粋な酸又は光学的に純粋なイソシアネートを用いて本発明の化合物と反応させることによって共有的にジアステレオ異性体分子の合成を含む。合成したジアステレオ異性体は、慣習的な手段、例えば、クロマトグラフィー、蒸留、結晶化又は昇華によって分別することができ、その後、鏡像異性的に純粋な化合物を産出するために加水分解することができる。本発明の光学的に活性な化合物は、同様に、光学活性な出発物質を用いることによって得ることができる。これらの異性体は、遊離酸、遊離塩基、エステル又は塩の形態であってもよい。
【0132】
本発明の化合物は、当該技術分野において既知の方法、及び下記に示したスキームに記載した方法によって合成することができる。
化合物が治療に使用されてもよい特定の腫瘍型の非制限的な例は、限定されないが、肉腫、メラノーマ、神経芽細胞腫、癌腫(限定されないが、肺、腎細胞、卵巣、肝臓、膀胱、及び膵臓の癌腫を含む)、及び中皮腫を含む。
【0133】
本明細書中で使用するとき、用語「有効量」は、所望の結果を生むのに十分な投与量を意味する。所望の結果は、服用する受容者における主観的又は客観的な改善;腫瘍サイズ、疾患の進行時間の減少、及び/又は生存;腫瘍サイズの増加の阻害;転移の軽減又は予防;及び/又は以前腫瘍があった患者における腫瘍の再発の制限又は予防であり得る。
【0134】
一態様において、本発明の方法は、患者における手術と併用して使用することができ、この手術は、1つ又はそれより多くの腫瘍を取り除ための主な手術、二次的な腫瘍縮小手術、及び一時的な2次的な手術を含む。
【0135】
更なる態様において、本発明の方法は、さらに、化学療法及び/又は放射線療法を用いて患者を治療することを含む。このような方法の1つの利点は、化合物の使用が腫瘍の成長及び/又は転移を阻害するのに必要な化学療法及び/又は放射線量の減少を容認することである。本明細書中で使用するとき、「放射線療法」は、限定されないが、腫瘍細胞を標的とする放射線標識した化合物の使用を含む。化学療法又は放射線量のいずれかの減少は、標準的な化学療法及び/又は放射線療法の治療と比較して、より少なく、減少した副作用に帰することによって患者に利益を与える。この態様において、1又はそれより多くの化合物は、化学療法及び/又は放射線療法を伴う所定の一連の治療前、それと同時、又はその後すぐに投与してもよい。好ましい態様において、1又はそれより多くの化合物は、所定の一連の化学療法及び/又は放射線療法の前又は同時に投与される。最も好ましい態様において、1又はそれより多くの化合物は、各々の一連の化学療法及び/又は放射線療法の前又は同時に投与される。化合物投与の正確な時期は、多くの因子に基づいて主治医によって決定されるであろうが、しかし、この化合物は、一般的に、所定の一連の化学療法及び/又は放射線療法前の24時間の間、並びに所定の化学療法及び/又は放射線療法と同時に投与される。
【0136】
本発明の方法は、1又はそれより多くの細胞毒性剤(即ち:化学療法剤)を用いて化学療法を伴う使用に適切であり、この細胞毒性剤は、限定されないが、シクロホスファミド、タキソール、5−フルオロウラシル、アドリアマイシン、シスプラチナム、メトトレキセート、シトシンアラビノシド、マイトマイシンC、プレドニゾン、ビンデシン、カルバプラチナム、及びビンクリスチンを含む。細胞毒性剤はまた、増殖中の細胞を崩壊することができる抗ウイルス化合物であり得る。化学療法に使用される細胞毒性剤の一般的な検討については、Sathe,M.ら、Cancer Chemotherapeutic Agents:Handbook of Clinical Data(1978)を参照されたい。この文献は、本明細書中に参照により援用される。併用剤として投与される場合、治療薬は、同時又は異なる時間で提供される別個の組成物として調合することができ、あるいは、治療薬は、単一の組成物として提供され得る。
【0137】
本発明の方法はまた、化学療法及び/又は放射線療法が繰り返され又は高い投与量を必要とする患者に特に適している。
投与のための実際の投与量範囲は、種々の因子に基づき、個人の年齢、体重、性別、医学的な状態、状態の重症度、及び投与経路が含まれる。このように、投薬計画は、非常に広範であるかもしれないが、しかし、標準的な方法を用いて医師によって決定することができる。使用し得る1又はそれより多くの化合物の有効量は、一般的に、0.01μg/kg体重〜10mg/kg体重の範囲、好ましくは0.05μg/kg〜5mg/kg体重の範囲、より好ましくは1μg/kg〜5mg/kg体重、そして、さらにより好ましくは約10μg/kg〜5mg/kg体重の範囲である。
【0138】
化合物は、固体形態(顆粒剤、粉末剤又は坐剤を含む)、又は液体形態(例えば、液剤、懸濁剤又は乳化剤)で調製してもよい。本発明の化合物は、種々の液剤に適用してもよく、そして、殺菌のような慣習的な製剤操作に供してもよく、及び/又は保存剤、安定化剤、湿潤剤、乳化剤、緩衝剤等のような慣習的なアジュバントを含んでもよい。本発明の化合物は、経口、非経口、吸入又は直腸内を含むいずれかの適した経路によって、慣習的な医薬として許容される担体、アジュバント、及びベヒクル(リポソームを含む)を含有する投与単位剤形で投与してもよい。用語「非経口」は、本明細書中で使用するとき、皮下、静脈内、動脈内、筋内、胸骨内、腱内、髄腔内、頭蓋骨内、胸腔内、輸液技術、腔内又は腹腔内を含む。
【0139】
なお更なる側面において、本発明は、包装材料及び上記医薬組成物を含む製造品を提供する。
本発明は、他の形態で具体化してもよく、あるいは本発明の精神又は本質的な特徴から逸脱することなく他の方法で実施してもよい。したがって、本発明の開示及び列挙した実施例は、全ての事項は実例であって制限的でないものとして考慮されるべきであり、そして、全ての均等物が本明細書中に包含されることが意図される。当業者は、本発明の均等な実施態様を認識することができるであろうし、本開示の教示及び単なる日常的な実験を用いてこのような実施態様を実施することができるであろう。
【実施例】
【0140】
実施例
実施例1.合成
A.2−アミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル(3)
【化21】

【0141】
EtOH中の1、2及び硫黄の混合物を窒素雰囲気下で45℃に加熱した。モルホリンを滴下して添加し、反応混合物を一晩撹拌した。混合物を室温まで冷却させ、300mlの0.4M HOAc溶液を添加した。得られた混合物を5分間撹拌し、3×250mlのジエチルエーテルで抽出した。合わせた有機層を3×250mlの水、200mlのブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、そして乾燥するまで蒸発させた。これは、オレンジ色の油状物として得られ、1H−NMRにより3として同定された。純粋な物質の収量は、18.42g(68.89mmol、97%)であった。1H NMR(CDCl3)δ2.28(s,3H),4.51(s,2H),7.75(m,2H),7.85(m,2H)。NMR ID−nr(TU,CDCl3)。
【0142】
B.2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル(5)
【化22】

【0143】
0℃に冷却したCH2Cl2中の3及び4の溶液に、N,N−ジイソプロピルエチルアミンを窒素雰囲気下で室温で滴下して添加した。反応物を1時間撹拌し、氷浴を取り除いた。0.1当量の4(0.96ml)を添加し、反応物を一晩撹拌し、TLCは、90%の3の変換を示した。混合物を冷却した300mlの水上に注ぎ、層を分別した。有機層を2×250mlの1M HCl、2×250mlの水、及び150mlのブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、そして、乾燥するまで溶媒を蒸発させた。得られたオレンジ色の固形物は、8gのバッチ中の溶媒混合物として1% EtOAc/PEを用いてシリカゲル(13×4.5cm)上でカラムにより精製し、1H−NMRにより5として同定されたオフホワイト色の固形物を得た。純粋な物質の収量は、17.79g(48.95mmol、71%)であった。1H NMR(CDCl3)δ2.28(s,3H),4.51(s,2H),7.75(m,2H),7.85(m,2H)。NMR ID−nr(TU,CDCl3)。
【0144】
C.2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボン酸(7)
【化23】

【0145】
CH2Cl2中の5の溶液に、窒素雰囲気下で室温で6を滴下して添加し、得られた反応混合物を4時間撹拌した。揮発性物質を真空中で除去し、残渣をMeOH中に採取し、いずれかの残りの6を共沸的に蒸発させて除去した。残った固形物を熱したヘキサンで洗浄し、真空中で乾燥させ、1H−NMRにより7として同定された白色の粉末を得た。純粋な物質の収量は、4.92g(16.01mmol、97%)。1H NMR(CDCl3)δ2.28(s,3H),4.51(s,2H),7.75(m,2H),7.85(m,2H)。NMR ID−nr(TU,CDCl3)。
【0146】
D.2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド(9)
【化24】

【0147】
75mlのCH2Cl2中のEDCI及びDMAPの溶液に、50mlのCH2Cl2中の7及び8の懸濁液を添加した。反応混合物を60℃で一晩加熱した。得られた混合物を乾燥するまで蒸発させ、残渣を300mlの1M HCl溶液と300mlのEtOAcとの間で分割した。有機層を連続的に水、飽和NaHCO3溶液、水及びブラインで洗浄した。次いで、有機層をMgSO4で乾燥させ、乾燥するまで蒸発させ、白色の固形物を得た。250mlのMeOHを添加し、5分間撹拌した。その後、50mlの1M NaOH溶液を添加し、混合物を室温で1と1/2時間撹拌した。MeOHを真空中で除去し、残渣のpHを1M HCl溶液を用いて3に調整した。所望の生産物を3×150mlのEtOAcで抽出し、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させた。有機溶液を乾燥するまで蒸発させ、得られた固形物をジエチルエーテルで洗浄し、NMRにより9として同定された白色の粉末を得た。純粋な物質の収量は、4.92g(16.01mmol、97%)であった。1H NMR(CDCl3)δ2.28(s,3H),4.51(s,2H),7.75(m,2H),7.85(m,2H)。NMR ID−nr(TU,CDCl3)。
【0148】
本発明の他の化合物は、上記に記載したのと同様の方法で製造することができる。
実施例1.組織処理
生物、及び肺や睾丸のような組織から得た過剰の組織標本は、手術時に新鮮に得て、試料を病理学的試験に送った。組織試料(即ち:処理前)の診断及び等級付けについては、ヘマトキシリン及びエオシン染色した切片は、病理学者によって試験された。組織の診断及び等級付けは、組織を提供した外科病理学者によってなされた決定と一致した場合に、その組織をスクリーニングに使用した。承認がない場合には、二人の追加の病理学者が審査員の代わりとなった。意見の一致が見られない場合には、その組織を処分した。
【0149】
残った組織は、細胞懸濁液を調製するために使用した。ちょうど未消化の試料が残るまで標準的な方法を介して組織をはじめに処理した。消化した細胞懸濁液を40ミクロン〜100ミクロンの多孔性の1回以上のスクリーニングを介してろ過した。得られた細胞懸濁液をさらに等速密度遠心を介して精製した。
【0150】
付加的な正常細胞は、製造業者の使用説明書に従って使用した磁気ビーズ(Dynal)に結合したモノクローナル抗体と組み合わせた陰性免疫選択によって細胞懸濁液から除去した。残存の細胞は、適切な培地に移し、1.0mLのアリコートで凍結し、使用するまで保存した。
【0151】
実施例2.一般的なスクリーニング/バイオアッセイ法
組織処理後、得られた細胞懸濁液の相対的な純度をパップ染色後に細胞学的試験によって決定した。80%以上の腫瘍細胞の細胞調製物のみを候補化合物の試験に使用した。細胞調製物中の腫瘍細胞のパーセントについていずれかの疑いがあった場合、決定を下すために追加の病理学者が審査員の代わりをした。
【0152】
診断、等級付け、及び細胞純度について組織学的及び細胞学的試験を通過した細胞調製物は37℃で徐々に暖め、インキュベーション期間、細胞を維持するために設計された組織培養用培地に再懸濁した。生存細胞及び死細胞をカウントし、腫瘍細胞については1.0×103生存細胞/試験ウェル、及び正常細胞については3.3×103生存細胞/試験ウェルに細胞を培養培地に希釈した。
【0153】
細胞をマイクロタイタープレートに添加し、細胞懸濁液の10分の1の体積で添加した10μMの候補化合物とともに37℃で一晩インキュベートした。次に、アラマー・ブルー(Accumed International,Westlake OH)をウェルの1/10の体積で細胞に添加し、さらに、細胞を種々の時間で37℃でインキュベートした。アラマー・ブルー色素は、細胞の酸化還元反応(即ち:細胞呼吸)を測定し、それは、色素の減少に応じてスペクトルシフトが発生する(励起530nm;発光590nm)。
【0154】
細胞の酸化還元反応の動力学は、続いて、種々の時間で、例えば、色素の添加後3時間、3日、及び5日で測定した。これらの測定値は、対照細胞(化合物で未処理)及び培地対照(細胞不含の試験ウェル)と比較して、候補化合物処理の結果としての細胞のミトコンドリア呼吸の阻害パーセント、並びにIC50測定値を提供する。
【0155】
その後、アラマー・ブルーデータは、顕微鏡観察によって、そして、エステラーゼ活性及び細胞膜活性の両方を測定する細胞透過性エステラーゼ基質であるカルセインAM(Molecular Probes,Eugene OR)の使用によって確認した。細胞が生存している場合には、色素は細胞内エステラーゼによって蛍光発生基質に変換し、細胞によって保持される(励起485nm;発光530nm)。細胞が死んでいる場合には、カルセインAMは、細胞から即座に漏れ出し、蛍光発生基質に変換しない。それ故、このアッセイは、細胞毒性試験に有用である。
【0156】
実施例3.抗腫瘍スクリーニング
盲検的な方法で、およそ340,000個の試料(およそ500万個の化合物に相当する)は、軟組織の肉腫腫瘍に対してセットした1回の実行当り1,000〜4,000個の化合物の速度で試験し、一方、およそ10,000個の化合物はまた、結腸腫瘍及び肺腫瘍に対して試験した。利用した抗腫瘍のスクリーニングは、下記のように4段階から成る。スクリーニング1では、患者の腫瘍細胞は、候補化合物を用いて1回試験した。少なくとも80%阻害(細胞対照及び培地対照と比較して)及び/又はプレート試料の平均からの少なくとも2つの標準誤差を示した試料を先に進めた。第二の試験(スクリーニング2)では、患者の腫瘍に対して連続的な希釈によって、化合物を反復して再試験し、有効性(IC50)を決定した。精製した化合物に対してnMの有効性、又は天然産物の抽出物に対してマイクログラム/mlを示した試料を第三の試験(スクリーニング3)に進めた。試料は、患者の腫瘍細胞及び正常細胞の両方に対して、投与量に応答した方法でスクリーニング3で試験した。腫瘍細胞において正常細胞の有効性より3倍大きいか又は等しかった試料を第四の試験(スクリーニング4)に進めた。スクリーニング4で試験した化合物は、解剖学的局所及び組織学的起源の異なる(肉腫、メラノーマ、神経芽細胞腫、中皮腫、並びに肺、腎臓、卵巣、肝臓、膀胱及び膵臓を含む癌腫)幅広い患者の腫瘍細胞、及び種々の解剖学的局所(肺、腎臓、肝臓、脾臓、卵巣、末梢血単球細胞及び心臓)由来の幅広い正常細胞に対して試験した。正常細胞よりむしろ大部分の主要細胞に対して3倍大きな有効性より大きいか又は等しいことを示した化合物は、更なる評価及び試験に進めた。
【0157】
上記に開示したスクリーニングを用いて、大多数の化合物をそれらの抗腫瘍活性に対して解析した。試験した少なくとも1つの腫瘍型に対して活性を伴う本発明の化合物は図1に提示される。IC50値は、本明細書に開示された方法にしたがって、示された腫瘍型について報告される。IC50値は、μM濃度であり、表に使用された頭文字は下記の通りである:
T=腫瘍
NT=試験していない
NT*=1又はそれより多くの濃度で活性を示した化合物であるが、IC50は測定しなかった;これらの化合物は「活性がある」と考えられる
NA=活性なしと観察された。
これらのデータは、本発明の化合物が種々の腫瘍型に対する抗腫瘍剤として使用することができることを明確に示す。
【図面の簡単な説明】
【0158】
【図1−1】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−2】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−3】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−4】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−5】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−6】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−7】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−8】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−9】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−10】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−11】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−12】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−13】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−14】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−15】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−16】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−17】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−18】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−19】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−20】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−21】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−22】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−23】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−24】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−25】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−26】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−27】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−28】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−29】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−30】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−31】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−32】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−33】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−34】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−35】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−36】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−37】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−38】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−39】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−40】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−41】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−42】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−43】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−44】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−45】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−46】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。
【図1−47】図1は、本発明の代表的な化合物の抗腫瘍活性を示す表である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式:
【化1】

{式中、
Wは、炭素原子又は窒素原子であり;
Yは、−NR12であり、及びXは、−NR5'6、−C(O)NR56若しくは−C(O)OR6であり、又は
Yは、−C(O)NR15であり、及びXは、−NR5'6であり、又は
Yは、NO2であり、及びXは、CH=CH−C(O)OR'であり;
1及びR'は、独立して、水素又は低級アルキルから選択され;
2は、水素、−C(O)R10、−C(O)CH2OC(O)CH3、−SO210から選択され;
6は、水素、低級アルキル、−SO210'であり、又は
2及びR6、若しくはR2及びR8は、両者ともYが−NR12である場合、それらが結合するそれぞれの窒素原子と一緒になって連結し、二重結合及び/又は縮合した二環式環を含むことができ、場合によっては、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1又は2個の基で置換することができる、6〜10員の環C:
【化2】

{式中、Zは、−N(R5)−又は−O−である}
を形成し;
5、R5'及びR5''は、独立して、水素であり、又は
5、R5'及びR5''は、独立して、ハロ、ヒドロキシ、低級アルコキシ、低級アルケニル及び低級アルキニルから選択される1〜5個の基で場合により置換される低級アルキルであり、
5、R5'及びR5''は、独立して、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリールアルキルから選択され、各々の環部分は、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立に選択される1〜4個の基で置換され、又は
5及びR6は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で場合により置換される5〜7員の複素環式環を形成し;
7及びR7'は、独立して、水素、低級アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、−C(O)R'又は−C(O)OR'から選択され;
8及びR'は、独立して、水素、低級アルキル及び低級アルケニルから選択され;
10及びR10'は、独立して、−NHR15、−C(O)OR'から選択され、又は
10及びR10'は、独立して、ハロ、ヒドロキシル、低級アルケニル、低級アルキニル、低級アルコキシ、−NR8R'から選択される1〜8個の基で場合により置換される低級アルキルであり、又は
10及びR10'は、独立して、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリールアルキルから選択され、各々の環部分は、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立に選択される1〜4個の基で置換され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で置換され;
15は、低級アルキル、アリール又はヘテロアリールであり;そして、
A環は、5〜14員のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はへテロシクロアルキル環を表し、各々は、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜3個の基で置換され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で置換される}
で表される化合物、又は医薬として許容されるその誘導体。
【請求項2】
A環が、6〜10員のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はへテロシクロアルキル環であり、各々は、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜3個の基で置換され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で置換される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
式:
【化3】

(式中、
Zが、水素、ハロ、又は2〜6個のハロで置換された低級アルキルである)
を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
Zが、水素、クロロ、フルオロ又は−CF2−CF2−CF3である、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
Xが、−C(O)NR56である、請求項3に記載の化合物。
【請求項6】
6が、水素であり;そして、
5が、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜4個の基で場合により置換されるアリール又はヘテロアリールである、請求項3に記載の化合物。
【請求項7】
5が、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜2個の基で場合により置換されるフェニル又はピリジン−2−イルである、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
A環が、6〜10員のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はへテロシクロアルキル環であり、各々は、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜3個の基で置換され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で置換される、請求項3に記載の化合物。
【請求項9】
式:
【化4】

{式中、
20は、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される}
を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
20が、トリフルオロメチル又はクロロジフルオロメチルである、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
5が、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜4個の基で場合により置換されるアリール又はヘテロアリールである、請求項9に記載の化合物。
【請求項12】
5が、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜2個の基で場合により置換されるフェニル又はピリジン−2−イルである、請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
A環が、6〜10員のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はへテロシクロアルキル環であり、各々は、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜3個の基で置換され;あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜3個の基で置換される、請求項9に記載の化合物。
【請求項14】
式:
【化5】

{式中、
22、R23及びR24は、独立して、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から置換され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で置換される}
を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
Xが、−C(O)NR56である、請求項14に記載の化合物。
【請求項16】
6が、水素であり;そして、R5が、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜4個の基で場合により置換されるアリール又はヘテロアリールである、請求項14に記載の化合物。
【請求項17】
5が、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜2個の基で場合により置換されるフェニル又はピリジン−2−イルである、請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
A環が、6〜10員のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はへテロシクロアルキル環であり、各々は、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で置換される、請求項14に記載の化合物。
【請求項19】
22が、水素、低級アルキル又は低級アルコキシであり、そして、R23が、水素、ハロ、−SR'、低級アルコキシ及び低級アルキルから選択される、請求項14に記載の化合物。
【請求項20】
式:
【化6】

{式中、
−−−は、任意結合であり;そして、
25は、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から置換され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で置換される}
を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項21】
Xが、−C(O)NR56である、請求項20に記載の化合物。
【請求項22】
6が、水素であり;そして、R5が、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜4個の基で場合により置換されるアリール又はヘテロアリールである、請求項20に記載の化合物。
【請求項23】
5が、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜2個の基で場合により置換されるフェニル又はピリジン−2−イルである、請求項22に記載の化合物。
【請求項24】
Yが、−NC(O)−R10
(R10は、ハロ、ヒドロキシル、低級アルケニル、低級アルキニル、低級アルコキシ、−NR8R'から選択される1〜8個の基で場合により置換される低級アルキルから選択され、又は
10は、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール若しくはヘテロアリールアルキルから選択され、各々の環部分は、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜4個の基で置換され;あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で場合により置換される)
である、請求項20記載の化合物。
【請求項25】
10が、ハロから独立に選択される1〜3個の基で置換される低級アルキルであり、又は、R10が、低級アルキル又はハロで場合により置換されるアリール又はヘテロアリールである、請求項24に記載の化合物。
【請求項26】
X及びYが、c環を形成する、請求項20に記載の化合物。
【請求項27】
25が、水素である、請求項20に記載の化合物。
【請求項28】
式:
【化7】

{式中、
Wは、−O−、−S−、−C(R26)(R28)−、及び−NR30−から選択され;
21は、水素又は低級アルキルであり;そして、
26、R28及びR30は、独立して、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立に選択される1〜3個の基で場合により置換されるものから独立に選択され;又は、前記アリール若しくはヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で場合により置換され;あるいは、R26及びR28は、一緒になって、4〜6員のシクロアルキル又はヘテロシクロアルキルを形成することができる}
を有する、請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
Xが、−C(O)NR56である、請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
6が、水素であり;そして、R5が、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜4個の基で場合により置換されるアリール又はヘテロアリールである、請求項28に記載の化合物。
【請求項31】
5が、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜2個の基で場合により置換されるフェニル又はピリジン−2−イルである、請求項30に記載の化合物。
【請求項32】
Yが、−NC(O)−R10
(R10は、ハロ、ヒドロキシル、低級アルケニル、低級アルキニル、低級アルコキシ、−NR8R'から選択される1〜8個の基で場合により置換される低級アルキルから選択され、又は
10は、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール若しくはヘテロアリールアルキルから選択され、各々の環部分は、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜4個の基で置換され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で場合により置換される)
である、請求項28記載の化合物。
【請求項33】
10が、ハロから独立に選択される1〜3個の基で置換される低級アルキルであり、又は、R10が、低級アルキル若しくはハロで場合により置換されるアリール又はヘテロアリールである、請求項32に記載の化合物。
【請求項34】
X及びYが、c環を形成する、請求項28に記載の化合物。
【請求項35】
26及びR28が、水素及び1,3−ジオキソラン−2−イルから選択される、請求項28に記載の化合物。
【請求項36】
30が、水素又は−C(O)OR'である、請求項28に記載の化合物。
【請求項37】
式:
【化8】

{式中、
22及びR23は、独立して、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択され、又は、前記アリール若しくはヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で場合により置換される}
を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項38】
Xが、−C(O)NR56である、請求項37に記載の化合物。
【請求項39】
6が、水素であり;そして、R5が、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜4個の基で場合により置換されるアリール又はヘテロアリールである、請求項37に記載の化合物。
【請求項40】
5が、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜2個の基で場合により置換されるフェニル又はピリジン−2−イルである、請求項39に記載の化合物。
【請求項41】
A環が、6〜10員のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はへテロシクロアルキル環であり、各々は、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で置換される、請求項37に記載の化合物。
【請求項42】
22が、水素であり、そして、R23が、水素、ハロ、及び低級アルキルから選択される、請求項37に記載の化合物。
【請求項43】
式:
【化9】

{式中、
32及びR34は、独立して、低級アルキル、ハロ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から置換され;あるいは、前記アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はヘテロシクロアルキルは、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で置換される}
を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項44】
Xが、−NR5'6である、請求項43に記載の化合物。
【請求項45】
5'及びR6が、両方とも水素である、請求項44に記載の化合物。
【請求項46】
Yが、−NC(O)−R10
(R10は、ハロ、ヒドロキシル、低級アルケニル、低級アルキニル、低級アルコキシ、−NR8R'から選択される1〜8個の基で場合により置換される低級アルキルから選択され、又は
10は、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール若しくはヘテロアリールアルキルから選択され、各々の環部分は、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜4個の基で置換され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で場合により置換される。好ましい態様において、R10は、ハロから独立して選択される1〜3個の基で置換される低級アルキルであり、又はR10は、低級アルキル若しくはハロで独立して置換されるアリール若しくはヘテロアリールである)
である、請求項43記載の化合物。
【請求項47】
32は、水素であり、そして、R34は、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で場合により置換されるアリール又はヘテロアリールから選択される、請求項43に記載の化合物。
【請求項48】
式:
【化10】

{式中、
38は、アリール若しくはヘテロアリールから選択され、各々は、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜4個の基で置換され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で場合により置換される}
を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項49】
Xが、−C(O)NR56である、請求項48に記載の化合物。
【請求項50】
38は、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R''、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で場合により置換されるアリール又はヘテロアリールであり、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で場合により置換される、請求項48に記載の化合物。
【請求項51】
式:
【化11】

(式中、mは、1又は2である)
を有する請求項1に記載の化合物。
【請求項52】
Xが、−NR5'6である、請求項52に記載の化合物。
【請求項53】
5'及びR6が、両方とも水素である、請求項53に記載の化合物。
【請求項54】
A環が、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で場合により置換される6員のアリール又はヘテロアリール基であり、あるいは、前記アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はヘテロシクロアルキルは、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で場合により置換される、請求項52に記載の化合物。
【請求項55】
式:
【化12】

{式中、
E、G及びJのうちの1つは、Nであり、及び他の2つは、C−R22'であり;そして、
22'は、水素であり、あるいは、
22'は、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7であり、又は、前記アリール若しくはヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で置換される}
を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項56】
Xが、−C(O)NR56である、請求項55に記載の化合物。
【請求項57】
E又はGの1つが、Nであり、そして、E、G又はJのその他の2つが、C−R22'である、請求項55に記載の化合物。
【請求項58】
式:
【化13】

{式中、
Yは、−NR12であり、及びXは、−C(O)NR56若しくは−C(O)OR6であり、又は
Yは、−C(O)NR15であり、及びXは、−NR5'6であり、又は
Yは、NO2であり、及びXは、CH=CH−C(O)OR'であり;
1及びR'は、独立して、水素又は低級アルキルから選択され;
2は、水素、−C(O)R10、−C(O)CH2OC(O)CH3、−SO210から選択され;
6は、水素、低級アルキル、−SO210'であり、又は
2及びR6、若しくはR2及びR8は、両者ともYが−NR12である場合、それらが結合するそれぞれの窒素原子と一緒になって連結し、二重結合及び/又は縮合した二環式環を含むことができ、場合によっては、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1又は2個の基で置換することができる、6〜10員の環C:
【化14】

{式中、Zは、−N(R5)−又は−O−である}
を形成し;
3及びR4は、独立して、水素、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、低級アルコキシ、ハロ、−C(O)OR'、−C(O)NHR5''から選択され、又は
3は、低級アルキル、低級アルコキシ若しくはハロで場合により置換されるアリールであり、又は
3及びR4は、それらが結合する炭素原子と一緒になって、5〜14員のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル若しくはヘテロシクロアルキル環を形成し、各々は、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立して選択される1〜3個の基で置換され、あるいは、前記アリール若しくはヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、ハロ、オキソ、ニトロ、−CN、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、低級アルコキシ、ヒドロキシル、−C(O)R7、C(O)OR'、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で置換され;
5、R5'及びR5''は、独立して、水素であり、又は
5、R5'及びR5''は、独立して、ハロ、ヒドロキシ、低級アルコキシ、低級アルケニル及び低級アルキニルから選択される1〜5個の基で場合により置換される低級アルキルであり、又は
5、R5'及びR5''は、独立して、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリールアルキルから選択され、各々の環部分は、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立に選択される1〜4個の基で置換され、又は
5及びR6は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1〜3個の基で場合により置換される5〜7員の複素環式環を形成し;
7及びR7'は、独立して、水素、低級アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、−C(O)R'又は−C(O)OR'から選択され;
8及びR'は、独立して、水素、低級アルキル及び低級アルケニルから選択され;
10及びR10'は、独立して、−NHR15、−C(O)OR'から選択され、又は
10及びR10'は、独立して、ハロ、ヒドロキシル、低級アルケニル、低級アルキニル、低級アルコキシ、−NR8R'から選択される1〜8個の基で場合により置換される低級アルキルであり、又は
10及びR10'は、独立して、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール若しくはヘテロアリールアルキルから選択され、各々の環部分は、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、オキソ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から独立に選択される1〜4個の基で置換され、あるいは、前記アリール又はヘテロアリールは、場合により、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、−C(O)R'、C(O)OR'、ハロ、アミノ、低級アルコキシ、ヒドロキシル、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−CN、−SR'、−SO2R'、−C(O)R7、−C(O)NR7'7及び−NHC(O)R7から選択される1若しくは2個の基で置換され;
15は、低級アルキル、アリール又はヘテロアリールである}
で表される化合物、又は医薬として許容されるその誘導体。
【請求項59】
式:
【化15】

(式中、R3'は、水素又は低級アルキルである)
を有する、請求項58に記載の化合物。
【請求項60】
式:
【化16】

(式中、X、R3、R4及びR10'は、低級アルキルである)
を有する、請求項58に記載の化合物。
【請求項61】
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4,5,6,7,8,9,10,11,12,13−デカヒドロシクロドデカ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
N−(3−カルバモイル−4,5−ジメチルチオフェン−2−イル)−2−(3,4−ジメトキシフェニル)キノリン−4−カルボキサミド;
N−(3−カルバモイル−5−メチル−4−フェニルチオフェン−2−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−3−カルボキサミド;
5−(2−(5−メチルフラン−2−イル)キノリン−4−カルボキサミド)−N2,N2−ジエチル−3−メチルチオフェン−2,4−ジカルボキサミド;
2−(2−(4−tert−ブチルフェニル)シクロプロパンカルボキサミド)−4−(4−フルオロフェニル)−5−メチルチオフェン−3−カルボキサミド;
N−(3−カルバモイル−4−(4−エチルフェニル)−5−メチルチオフェン−2−イル)−2−(5−メチルフラン−2−イル)キノリン−4−カルボキサミド;
5−(4−ブロモ−1−エチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド)−4−カルバモイル−3−メチルチオフェン−2−カルボン酸エチル;
N−(3−カルバモイル−5−メチル−4−(3,4−ジメチルフェニル)チオフェン−2−イル)−2−(5−メチルフラン−2−イル)キノリン−4−カルボキサミド;
2−({3−[ヒドロキシ(オキシド)アミノ]−4−メトキシベンゾイル}アミノ)−5−メチル−4−フェニルチオフェン−3−カルボキサミド;
5−(2−(5−メチルフラン−2−イル)キノリン−4−カルボキサミド)−4−カルバモイル−3−メチルチオフェン−2−カルボン酸メチル;
N−[3−(アミノカルボニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−2−チエニル]−2−(5−メチル−2−フリル)キノリン−4−カルボキサミド;
N−(3−カルバモイル−5−メチル−4−フェニルチオフェン−2−イル)−2−(5−メチルフラン−2−イル)キノリン−4−カルボキサミド;
N−(3−カルバモイル−5,6−ジヒドロ−4H−シクロペンタ[b]チオフェン−2−イル)−7−(ジフルオロメチル)−5−フェニルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミド;
2−(2−エトキシベンズアミド)−4,5−ジメチルチオフェン−3−カルボキサミド;
4−(2−(3−フルオロベンズアミド)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド)安息香酸メチル;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4−イソプロピル−N−(4−(メチルチオ)フェニル)チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(5−クロロピリジン−2−イル)−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−(メチルチオ)フェニル)チオフェン−3−カルボキサミド;
2,5−ビス(3,4−ジクロロフェニル)−4−ヒドロキシチオフェン−3(2H)−オン1,1−ジオキシド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボン酸;
N−(2−(2−(2−(2−(5−(3,4−ジクロロフェニルアミド)−[1,2,5]オキサジアゾロ[3,4−b]ピラジン−6−イルアミノ)エトキシ)エトキシ)エトキシ)エチル)−5−(ヘキサヒドロ−2−オキソ−1H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−6−イル)ペンタンアミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
2−アミノ−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
2−(トリフルオロメチル)−5−イソプロピル−3−(4−(メチルチオ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロシクロオクタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2−ジフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
N−(4−クロロフェニル)−N−[(4−クロロフェニル)スルホニル]−2−{[(4−クロロフェニル)スルホニル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(4−tert−ブチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4−イソプロピル−N−(4−(メチルチオ)フェニル)チオフェン−3−カルボキシアミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−4−メチルベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
N−(4−クロロフェニル)−N−(フェニルスルホニル)−2−[(フェニルスルホニル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
N−(4−クロロフェニル)−2−{[(4−クロロフェニル)スルホニル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキシアミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−tert−ブチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−アミノチオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)チオフェン−3−カルボン酸;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボキシアミド;
N−(4−クロロフェニル)−2−[(フェニルスルホニル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
1−(3−(4−シクロフェニルカルバモイル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−2−イル)−3−フェニルウレア;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボン酸;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)チオフェン−3−カルボキサミド;
N−(ブチルスルホニル)−2−[(ブチルスルホニル)アミノ]−N−(4−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−ブロモフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
1−(3−(4−シクロフェニルカルバモイル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−2−イル)−3−エチルウレア;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)チオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−(メチルチオ)フェニル)チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブタンアミド)−N−(4−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−[(ブチルスルホニル)アミノ]−N−(4−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(4−エチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(トリフルオロメチル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(5−シクロピリジン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−4−メチルベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−5,7−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−c]ピラン−3−カルボキサミド;
N−(4−クロロフェニル)−2−(グリコロイルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
N−(4−クロロフェニル)−N−[(4−フルオロフェニル)スルホニル]−2−{[(4−フルオロフェニル)スルホニル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−エチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−5,7、−ジヒドロ−N−(4−(メチルチオ)フェニル)−4H−チエノ[2,3−c]ピラン−3−カルボキサミド;
2−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−3−(4−クロロフェニル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
N−(4−クロロフェニル)−2−{[(4−フルオロフェニル)スルホニル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(4−ブチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−6−アセチル−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(5−クロロピリジン−2−イル)−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,7−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−c]ピラン−3−カルボキサミド;
2−(2−クロロ−2,2−ジフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(トリフルオロメチル)−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−ブチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−アミノ−4−イソプロピルチオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(4−メチルピリジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロシクロオクタ[b]チオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
N−[3−(4−クロロベンゾイル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チエン−2−イル]−2,2,2−トリフルオロアセトアミド;
3−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−フェニル−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2,2,2−トリフルオロ−N−[3−(モルホリン−4−イルカルボニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チエン−2−イル]アセトアミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−5,7−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−c]ピラン−3−カルボン酸;
(2−アミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−イル)(3−(トリフルオロメチル)フェニル)メタノン;
3−(4−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−ピリジン−2−イル−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−[(トリフルオロアセチル)アミノ]−4,5,7,7a−テトラヒドロ−3aH−スピロ[1−ベンゾチオフェン−6,2’−[1,3]ジオキソラン]−3−カルボン酸tert−ブチル;
N−[3−(3−クロロベンゾイル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チエン−2−イル]−2,2,2−トリフルオロアセトアミド;
3−(3,4−ジクロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−ピリジン−3−イル−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロシクロオクタ[b]チオフェン−3−カルボン酸;
2,2,2−トリフルオロ−N−{3−[3−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チエン−2−イル}アセトアミド;
3−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−(3−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロ−4H−ピラノ[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
(2−アミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−イル)(4−クロロフェニル)メタノン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(5−クロロピリジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−ピリジン−3−イル−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロ−4H−ピラノ[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4,5,6,7−テトラヒドロ−4−メチルベンゾ[b]チオフェン−3−カルボン酸;
3−(5−クロロピリジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−(5−メチルピリジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−ピリジン−4−イル−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロ−4H−ピラノ[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
(2−アミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−イル)(3−クロロフェニル)メタノン;
3−(3,4−ジメチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−ピリジン−4−イル−2−(トリフルオロメチル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4,5,6,7−テトラヒドロ−4−メチルベンゾ[b]チオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
3−(4−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロ−4H−スピロ[1−ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−オン;
(Z)−2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−クロロフェニル)−7,8−ジヒドロ−6H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−アミノ−N−(4−ブロモ−2−メチルフェニル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−(2−(ブチルチオ)フェニル)−6−(チオフェン−2−イル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
N−(4−クロロフェニル)−2−[(トリフルオロアセチル)アミノ]−4,7−ジヒドロ−5H−スピロ[1−ベンゾチオフェン−6,2’−[1,3]ジオキソラン]−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−アミノ−N−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−7−イル)−6−(3−メトキシフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
3−(4−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロシクロオクタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−(4−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−b]ピリミジン−4(3H)−オン;
2−(2−(3−(トリフルオロメチル)−5−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド)−6−tert−ブチル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−アミノ−N−(3−エトキシフェニル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−6−イル)−6−(3−メトキシフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロシクロオクタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2−(4−ブロモ−3−(トリフルオロメチル)−5−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−アミノ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−6−(チオフェン−2−イル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−6−(3−メトキシフェニル)−N−(3−(メチルチオ)フェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
3−(4−クロロフェニル)−5−メチル−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−アミノ−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−N−(3,4−ジメチルフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−6−イル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−6−(3−メトキシフェニル)−N−(3,4−ジメチルフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−4−メチルベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−アミノ−N−(4−ブロモ−3−メチルフェニル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−6−(4−フルオロフェニル)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−(2−(エチルチオ)フェニル)−6−(チオフェン−2−イル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(2−メトキシベンズアミド)−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロシクロオクタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(3−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロ−4H−ピラノ[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−アミノ−N−(4−ブロモフェニル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−(4−フルオロフェニル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−(2−(プロピルチオ)フェニル)−6−(チオフェン−2−イル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−クロロフェニル)−5,7−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−c]ピラン−3−カルボキサミド;
3−アミノ−N−(3−クロロ−4−メチルフェニル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−(2−ブロモフェニル)−6−(チオフェン−2−イル)チエン[2,3−b]ピリジン−2−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(3−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロシクロオクタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−(3−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロ−4H−スピロ[1−ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−オン;
N−(3,4−ジフルオロフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4−(4−クロロフェニル)−5−メチルチオフェン−3−カルボン酸エチル;
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−(メチルカルバモイル)−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボン酸;
3−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−(3−メトキシフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−(3−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロ−4H−チオピラノ[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−(3−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロシクロオクタ[4,5]チエン[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4,5,6,7−テトラヒドロ−6−オキソベンゾ[b]チオフェン−3−カルボン酸;
N−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)−5−メチル−4−フェニルチオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
3−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N−(4−メチルチオ)フェニル)ベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(3−クロロフェニル)−4−オキソ−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−2−カルボン酸エチル;
6−アセチル−2−アミノ−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3−カルボン酸tert−ブチル;
3−(3−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロ−4H−チオピラノ[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン7オキシド;
3−(3−クロロフェニル)−5−メチル−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−(4−クロロベンジル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
6−tert−ブチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−N−(3−(メチルチオ)フェニル)ベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(4−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−[4−(メチルスルホニル)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−(3−クロロフェニル)−4−オキソ−3,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−2−カルボン酸エチル;
2−アミノ−5,7−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−c]チオピラン−3−カルボン酸tert−ブチル;
2−[(トリフルオロアセチル)アミノ]−4,7−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3,6(5H)−ジカルボン酸3−tert−ブチル6−プロピル;
3−(3−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロ−4H−チオピラノ[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン7,7−ジオキシド;
5−メチル−3−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−(4−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4,7−ジオン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−5,6−ジヒドロ−4H−シクロペンタ[b]チオフェン−3,4−ジカルボン酸ジメチル;
3−(3−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−[4−(メチルスルフィニル)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
2−(トリフルオロメチル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−(3−クロロフェニル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−6−アセチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3−カルボン酸tert−ブチル;
4−オキソ−3−(2,2,2−トリフルオロエチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−2−カルボン酸エチル;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(2−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(5−クロロピリジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロシクロオクタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
5−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−3−メチルチオフェン−2,4−ジカルボン酸2−エチル4−メチル;
3−(5−クロロピリジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−[3−(メチルチオ)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(エチルカルバモイルホルミル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
3−(3−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
6−(プロポキシカルボニル)−2−[(トリフルオロアセチル)アミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3−カルボン酸;
3−(3−ブロモフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(トリフルオロメチル)−3−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−(5−クロロピリジン−2−イル)−5−メチル−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロシクロオクタ[b]チオフェン−3−カルボン酸エチル;
3−(5−メチルピリジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(エチルカルバモイルホルミル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボン酸;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−5,7−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−c]チオピラン−3−カルボン酸tert−ブチル;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−6−アセチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3−カルボン酸;
3−(4−フルオロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
N2,N3−ジベンジル−4−ブロモチオフェン−2,3−ジカルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボン酸エチル;
3−(3,4−ジメチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−[3−(メチルスルフィニル)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−(3−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−5,7−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−c]チオピラン−3−カルボン酸;
3−(3−クロロフェニル)−4−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−7(4H)−カルボン酸プロピル;
2−[(トリフルオロアセチル)アミノ]−4,7−ジヒドロ−5H−スピロ[1−ベンゾチオフェン−6,2’−[1,3]ジオキソラン−3−カルボン酸;
N,4,5−トリフェニルチオフェン−3−カルボキサミド;
5−(4−クロロフェニルカルバモイル)−2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4−メチルチオフェン−3−カルボン酸イソプロピル;
3−(3,4−ジクロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
2−(エチルカルバモイルホルミル)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
3−(2,2,2−トリフルオロエチル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
2−アミノ−4,7−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3,6(5H)−ジカルボン酸3−tert−ブチル6−プロピル;
7−アセチル−3−(3−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−(4−クロロフェニル)−4−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,8−テトラヒドロピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−7(4H)−カルボン酸プロピル;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−5,6,7,8−テトラヒドロ−N−(4−(メチルチオ)フェニル)−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(4−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)キナゾリン−4(3H)−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−7,8−ジヒドロ−6H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボン酸(Z)−tert−ブチル;
(3−(4−クロロフェニルカルバモイル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−2−イルカルバモイル)ギ酸エチル;
N−(4−クロロフェニル)−2−シアノ−2−シクロヘプチリデンアセトアミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)ベンズアミド;
2−[(メチルスルホニル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボン酸tert−ブチル;
3−(4−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−クロロフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−アミノ−N−(4−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−[(3−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チエン−2−イル)アミノ]−2−オキソエチル酢酸;
(Z)−2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−7,8−ジヒドロ−6H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}−2−[(トリフルオロアセチル)アミノ]−4,7−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(5H)−カルボン酸プロピル;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N−(5−メチルピリジン−2−イル)ベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−アセトアミド−N−(4−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−クロロフェニル)−5,7−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−c]チオピラン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3−カルボキサミド;
(3−(4−クロロフェニルカルバモイル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−2−イルカルバモイル)ギ酸;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−6−オキソベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(5−クロロピリジン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
N−(3−クロロフェニル)−2−[(メチルスルホニル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
7−アセチル−3−(4−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
N−(4−クロロフェニル)−2−[(N,N−ジメチルグリシル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロ−4H−シクロオクタ[4,5]チエノ[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オン;
2−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロパンアミド)−N−(4−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−{[(3−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}−2−[(トリフルオロアセチル)アミノ]−4,7−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(5H)−カルボン酸プロピル;
2−(2−メトキシアセトアミド)−N−(4−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−6−アセチル−N−(4−クロロフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)安息香酸tert−ブチル;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−6−アセチル−N−(3−クロロフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3−カルボキサミド;
N−(4−クロロフェニル)−2−(ピルボイルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)安息香酸;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
N−(3−(m−トリルカルバモイル)−6−tert−ブチル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−2−イル)イソニコチンアミド;
N−(3−カルバモイル−5−メチル−4−p−トリルチオフェン−2−イル)−2−(5−メチルフラン−2−イル)キノリン−4−カルボキサミド;
N−(3−カルバモイル−4−エチル−5−メチルチオフェン−2−イル)−7−(トリフルオロメチル)−5−フェニルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミド;
N−(3−カルバモイル−4−(4−イソプロピルフェニル)−5−メチルチオフェン−2−イル)−2−(5−メチルフラン−2−イル)キノリン−4−カルボキサミド;
3−(4−(メトキシカルボニル)フェニルカルバモイル)−2−(2−メチルベンズアミド)−4,5−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルボン酸エチル;
3−(5−クロロピリジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
N−(3−(2−クロロフェニルカルバモイル)−6−tert−ブチル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−2−イル)イソニコチンアミド;
N−(3−(2−メトキシフェニルカルバモイル)−6−tert−ブチル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−2−イル)イソニコチンアミド;
N,N’−ビス[3−(アミノカルボニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−1−ベンゾチエン−2−イル]ヘキサンジアミド;
3−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
3−(2,4−ジメトキシフェニルカルバモイル)−2−(ベンズアミド)−4,5−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルボン酸エチル;
(2E)−3−{5−ブロモ−2−[ヒドロキシ(オキシド)アミノ]−3−チエニル}アクリル酸エチル;
N−(6−tert−ペンチル−3−カルバモイル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−2−イル)イソニコチンアミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(4−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−(4−メトキシフェニルカルバモイル)−2−(3−フルオロベンズアミド)−4,5−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルボン酸エチル;
2−[(4−tert−ブチルベンゾイル)アミノ]−N−(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−3−チエニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−1−ベンゾチオフェン−3−カルボキサミド;
3−(2,4−ジメトキシフェニルカルバモイル)−2−(4−クロロベンズアミド)−4,5−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルボン酸エチル;
3−(3,4−ジクロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−4H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン;
3−(4−(メトキシカルボニル)フェニルカルバモイル)−2−(2−フェニルアセトアミド)−4,5−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルボン酸エチル;
3−(2,4−ジメトキシフェニルカルバモイル)−4,5−ジヒドロ−2−(ニコチンアミド)チエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルボン酸エチル;
2−(2−(3−(トリフルオロメチル)−4,5,6,7−テトラヒドロインダゾール−1−イル)アセトアミド)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
N−(3−カルバモイル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−7−(ジフルオロメチル)−5−フェニルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミド;
2−(2−(3−トリフルオロメチル)−4,5,6,7−テトラヒドロインダゾール−1−イル)アセトアミド)−4,5,6,7−テトラヒドロ−6−メチルベンゾ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(5−クロロ−2−メトキシフェニルカルバモイル)−4,5−ジヒドロ−2−(ニコチンアミド)チエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルボン酸エチル;
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−(チオフェン−2−カルボキサミド)−N−o−トリル−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(4−(メトキシカルボニル)フェニルカルバモイル)−2−(4−フルオロベンズアミド)−4,5−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルボン酸エチル;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−5,6,7,8−テトラヒドロ−N−(ナフタレン−1−イル)−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
3−(4−メトキシフェニルカルバモイル)−2−(4−クロロベンズアミド)−4,5−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルボン酸エチル;
3−{5−[(Z)−(1,5−ジオキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1]ベンゾチエノ[3,2−e][1,3]チアゾロ[3,2−a]ピリミジン−2(1H)−イルイデン)メチル]−2−フリル}安息香酸;
2−(5−クロロ−2−メトキシベンズアミド)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)−N−(3−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボキサミド;及び
N−(3−カルバモイル−4,5,6,7−テトラヒドロ−6−メチルベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−2−(2−メトキシフェニル)キノリン−4−カルボキサミド
から選択される、請求項1〜58に記載の化合物。
【請求項62】
請求項1〜61のいずれか1項に記載の化合物及び医薬として許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項63】
腫瘍を治療するための医薬組成物の製造における請求項1〜61のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項64】
腫瘍が肉腫である、請求項63に記載の使用。
【請求項65】
腫瘍がメラノーマである、請求項63に記載の使用。
【請求項66】
腫瘍が神経芽細胞腫である、請求項63に記載の使用。
【請求項67】
腫瘍が癌腫である、請求項63に記載の使用。
【請求項68】
腫瘍が中皮腫である、請求項63に記載の使用。

【図1−1】
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【図1−2】
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【図1−3】
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【図1−4】
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【図1−5】
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【図1−6】
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【図1−7】
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【図1−8】
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【図1−9】
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【図1−10】
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【図1−11】
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【図1−12】
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【図1−13】
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【図1−14】
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【図1−15】
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【図1−16】
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【図1−17】
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【図1−18】
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【図1−19】
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【図1−20】
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【図1−21】
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【図1−22】
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【図1−23】
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【図1−24】
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【図1−25】
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【図1−26】
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【図1−27】
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【図1−28】
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【図1−29】
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【図1−30】
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【図1−31】
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【図1−32】
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【図1−33】
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【図1−34】
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【図1−35】
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【図1−36】
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【図1−37】
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【図1−38】
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【図1−39】
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【図1−40】
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【図1−41】
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【図1−42】
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【図1−43】
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【図1−44】
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【図1−45】
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【図1−46】
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【図1−47】
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【公表番号】特表2008−517061(P2008−517061A)
【公表日】平成20年5月22日(2008.5.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−537953(P2007−537953)
【出願日】平成17年10月18日(2005.10.18)
【国際出願番号】PCT/US2005/037307
【国際公開番号】WO2006/044826
【国際公開日】平成18年4月27日(2006.4.27)
【出願人】(507121161)コンパス ファーマシューティカルズ リミティド ライアビリティ カンパニー (3)
【Fターム(参考)】