説明

携帯用端末機及びそれを利用した情報入力方法

【課題】特定機能に対応する画像データを表示するディスプレイボタンを備える携帯用端末機を提供する。
【解決手段】ユーザからキー入力されてこのキー入力に対応するキー入力信号を出力し、制御部100からそれぞれ入力された画像データを表示する複数個の入力ボタン(110、120、130、140、150)と、前記複数個の入力ボタン(110、120、130、140、150)から前記キー入力信号を入力されて、この入力された前記キー入力信号を利用して前記複数個の入力ボタン(110、120、130、140、150)それぞれに表示される前記画像データを出力する前記制御部(100)とを備える携帯用端末機。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話などの携帯用端末機に係り、特に、ユーザからキー入力されて特定機能に対応する画像を表示するディスプレイボタンを備える携帯用端末機及びこの携帯用端末における情報を入力する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、携帯用端末機のユーザは、携帯用端末機の一側の面に設置された複数個のボタンを利用して、この携帯用端末機の機能であるテレホン、文字メッセージ送信及び受信などの機能を選択して、漢字、平仮名、片仮名、アルファベット、数字及び記号などを入力する。
【0003】
最近の携帯電話などの携帯用端末機は、携帯用端末機が通常的に持っている主な機能であるテレホン、文字メッセージの送受信機能だけでなく他の電子機器の機能を統合及び融合する方向で発展しつつある。例えば、最近の携帯電話には、MP3(MPEG Audio Layer-3)ファイルの再生機能、デジタルカメラの映像撮影機能及び映像再生機能、電子辞書の機能またはデジタルTV機能など非常に多くの機能が含まれている。
【0004】
前記のように携帯用端末機の機能が増加するにつれて、これらの機能を制御する回路も増加するが、ユーザは、従来の携帯用端末機の大きさに比べて一定レベル以上大きくなることを許容せず、さらに、電子機器の複合機能化が電子機器の複雑化及び高コスト化を伴うことを許容しない傾向がある。
【0005】
技術の発達につれて、いろいろな機能を携帯用端末機に統合することや、携帯用端末機を小型化することについては、あまり困難性がないとしても、ユーザが迅速かつ容易に複雑な機能を入力して端末機を制御可能にするためのユーザインターフェースを提供することについては、解決すべき技術的課題が増加するようになった。
【0006】
例えば、ユーザが特定機能を使用するために入力する必要があるキー入力ステップの増加を抑制したり、写真、動画、音楽、電子メールなど複数のデジタルコンテンツを容易に管理、検索及び再生するためのユーザインターフェースの開発が要求されている。
【0007】
携帯用端末機の場合、前記のような複数の機能を使用するためにボタンの数を増加させれば、制限された装置の大きさ及びボタン数の増加のためにユーザの入力が困難になるという問題がある。また、キー入力のためのボタンの数を増加させない場合には、特定機能を使用するためのキー入力回数が増加するという問題がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
したって、本発明が解決しようとする技術的課題は、携帯電話などの携帯用端末機で複数の機能のうち特定機能を使用するに当って、前記のような問題点を解決するために、ユーザからキー入力されて特定機能に対応する画像を可変的に表示するディスプレイボタンを備える携帯用端末機及びそれを利用した情報入力方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記した技術的課題を解決するための本発明による携帯用端末機は、ユーザからキー入力されてこのキー入力に対応するキー入力信号を出力し、制御部からそれぞれ入力された画像データを表示する複数個の入力ボタンと、前記複数個の入力ボタンから前記キー入力信号を入力されて、この入力された前記キー入力信号を利用して前記複数個の入力ボタンそれぞれに表示される前記画像データを出力する前記制御部とを備えることを特徴とする。
【0010】
望ましくは、前記入力ボタンは、ユーザの押圧により位置が変更されるキーパッドと、
前記キーパッドの下に位置し、前記キーパッドの位置変更に対応して前記キー入力信号を生成して出力する信号生成部と、前記信号生成部の下に位置し、前記制御部から入力された前記画像データを表示するディスプレイ部とを備える。
【0011】
または、前記入力ボタンは、ユーザの押圧により位置が変更されるキーパッドと、前記キーパッドの下に位置し、前記制御部から入力された画像データを表示するディスプレイ部と、前記ディスプレイ部の下に位置し、前記キーパッドの位置変更に対応して前記キー入力信号を生成して出力する信号生成部とを備えることが望ましい。
【0012】
また、前記キー入力信号は、前記入力ボタンに対応するボタン識別信号と、前記ボタンが押圧されたか否かについての情報を持つボタン状態信号とを含むことが望ましい。
【0013】
また、前記制御部は、前記複数個の入力ボタンそれぞれに対応する複数のプロセッサーを備え、前記複数のプロセッサーそれぞれは、前記複数個の入力ボタンから前記キー入力信号を入力され、対応する前記入力ボタンに表示される前記画像データを出力することが望ましい。
【0014】
また、前記複数個の入力ボタンは、前記複数個の入力ボタンに表示される前記画像データを、前記制御部から入力されて表示する1つのディスプレイ部を備えることが望ましい。
また、前記携帯用端末機は、前記複数個の入力ボタンに表示される前記画像データを保存するメモリをさらに備えることが望ましい。
【0015】
また、前記制御部は、前記複数個の入力ボタンから前記キー入力信号を入力されて、この入力された前記キー入力信号に対応する前記画像データを前記メモリから読み込み、前記複数個の入力ボタンそれぞれに表示される前記画像データを出力することが望ましい。
【0016】
さらに、前記した技術的課題を解決するための本発明による携帯用端末機の情報入力方法は、前記携帯用端末機の制御部が、前記携帯用端末機で実行可能な複数の上位機能に対応する複数の画像データそれぞれを前記ボタンに表示するステップと、ユーザから前記ボタンを通じて前記上位機能のうち1つを選択する情報を取得するステップと、選択された前記上位機能に属する下位機能に対応する画像データそれぞれを前記ボタンに表示するステップと、ユーザから前記ボタンを通じて前記下位機能のうち1つを選択する情報を取得するステップとを含むことを特徴とする。
【0017】
また、前記上位機能は、テレホン機能、文字メッセージ機能、カメラ機能、静止画の再生機能、動画の再生機能、電話帳機能、MP3ファイルの再生機能、電子ダイアリー機能、メッセージ録音/応答機能、機器設定機能、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)チャンネルガイド機能、電子辞書機能、ファイル閲覧機能、ゲーム機能のうち少なくとも1つを含むことが望ましい。
【0018】
また、前記上位機能のうち1つを選択する情報を取得するステップにおいて、ユーザが、前記テレホン機能に対応する画像データが表示されたボタンを利用してテレホン機能を選択した場合、前記下位機能に対応する画像データを表示するステップでは、前記ボタンに、前記下位機能に対応する画像データとして、それぞれ0〜9の整数、通話開始、通話終了の各機能に対応する画像データを表示することが望ましい。
【0019】
また、前記上位機能のうち1つを選択する情報を取得するステップにおいて、ユーザが、前記文字メッセージ機能に対応する画像データが表示されたボタンを利用して文字メッセージ機能を選択した場合、前記下位機能に対応する画像データを表示するステップでは、前記ボタンに、前記下位機能に対応する画像データとして、それぞれ受信、発信及び電子メールの各機能に対応する画像データを表示することが望ましい。
【0020】
また、前記下位機能のうち1つを選択する情報を取得するステップにおいて、ユーザが、前記発信機能に対応する画像データが表示されたボタンを利用して文字メッセージの発信機能を選択した場合、前記ボタンに、それぞれ入力可能な文字に対応する画像データを表示するステップをさらに含むことが望ましい。
【0021】
また、前記上位機能のうち1つを選択する情報を取得するステップにおいて、ユーザが、前記カメラ機能に対応する画像データが表示されたボタンを利用してカメラ機能を選択した場合、前記下位機能に対応する画像データを表示するステップでは、前記ボタンに、それぞれ静止画または動画の選択、タイマー、フラッシュ、ズームイン、ズームアウト及び撮影開始の各機能に対応する画像データを表示することが望ましい。
【0022】
また、前記上位機能のうち1つを選択する情報を取得するステップにおいて、ユーザが前記映像再生機能に対応する画像データが表示されたボタンを利用して映像再生機能を選択した場合、前記下位機能に対応する画像データを表示するステップでは、前記ボタンに、それぞれ前記携帯用端末機に保存された映像を分類した所定のカテゴリーに対応する画像データを表示することが望ましい。
【0023】
また、前記入力された上位機能に属する下位機能に対応する画像データそれぞれを前記ボタンに表示するステップでは、前記ボタンに顔文字を表示することが望ましく、前記顔文字は、移動キーの操作によって変更可能なことが望ましい。
【0024】
また、前記携帯用端末機の情報入力方法は、望ましくは、コンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体で具現できる。
【0025】
さらに、前記した技術的課題を解決するための本発明による他の携帯用端末機は、ユーザからキー入力されてこのキー入力に対応するキー入力信号を出力し、データ送受信号部からそれぞれ入力された画像データを表示する複数個のボタンと、
前記複数個の入力ボタンから前記キー入力信号を入力されて、このキー入力信号を無線ネットワークまたは有線ネットワークを利用して外部装置に伝送し、前記複数個の入力ボタンそれぞれに表示される前記画像データを、無線ネットワークまたは有線ネットワークを利用して前記外部装置から受信する前記データ送受信部とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0026】
本発明による携帯用端末機及びそれを利用した情報入力方法によれば、携帯電話などの携帯用端末機で特定機能を選択する場合、ユーザからキー入力される固有機能と共に、特定機能に対応する画像を可変的にディスプレイするディスプレイボタンを利用することによって、限定された少数のボタンだけでも複数の機能を使用でき、ユーザが機能を使用する際に煩雑さが低減される。
【0027】
また、既存の携帯用端末機のボタンは、1つのボタンに複数の機能を対応させるために、1つのボタン上に数字、平仮名、英語文字などが併せて表示されていて、そのサイズが小さいだけでなく、一目で入力しようとするキーを識別することは難しいが、本発明にかかる携帯用端末機のディスプレイボタンを利用すれば、ユーザが特定機能を利用しようとするとき、その機能に合った数字、文字及び映像を表示でき、ユーザの情報入力時に入力しようとするキーを素早く識別できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
以下、添付された図面を参照して本発明の実施形態によるディスプレイボタンを備える携帯用端末機及びこのディスプレイボタンを利用した携帯用端末機の情報入力方法につい詳細に説明する。
【0029】
図1は、本実施形態によるディスプレイボタンを利用した情報入力システムの全体的な構成を示すブロック図であって、図示された情報入力システムは、複数個のディスプレイボタン1〜5(110、120、130、140、150)及び制御部100を備えてなる。図1に示す情報入力システムの動作を、図4に示す本実施形態による携帯用端末機における情報入力方法を示すフローチャートと関連させて説明する。
【0030】
図1に示す情報入力システムは、携帯用端末機が5個のキー入力のためのボタンを備える場合の例であり、キー入力のためのボタンの数は任意に変更可能であり、例えば、一般的な携帯電話が備えるキー入力のためのボタンの数である12個にすることもできる。
【0031】
ボタン1〜5(110、120、130、140、150)は、制御部100からユーザが入力可能な上位機能に対応させて、あらかじめ設定された画像データを入力されてそれぞれ表示する(ステップ400)。この上位機能は、携帯電話で使われる主要機能であるテレホン、文字メッセージ、カメラ、映像再生機能などであることが望ましい。
【0032】
ユーザは、上位機能に対応する画像データが表示されたボタンのうち、所望の機能に対応する画像データが表示されたボタンを押下し、この押下されたボタンは、各ボタンの識別情報を持つキーコード信号及びキーが押圧されたか否かについての情報を持つボタン状態信号を生成して出力することで、上位機能が選択される(ステップ410)。このボタン状態信号は、ボタンがユーザにより押下された場合には‘1’の値を持ち、押下されていない状態では‘0’の値を持つことが望ましい。
【0033】
そして、制御部100は、ボタン1〜5(110、120、130、140、150)それぞれからキーコード信号及びボタン状態信号を入力され、この入力された信号によってボタン1〜5(110、120、130、140、150)に表示される下位機能を決定し、この決定された下位機能に対応する画像データを出力する。制御部100が決定する下位機能は、ステップ410でユーザが選択した上位機能に属するとあらかじめ設定されて、情報入力システムの図示しないメモリに保存されていることが望ましい。このメモリは、携帯用端末機の内部又は外部に接続されている。
また、制御部100は、携帯用端末機の外部に存在する図示しない外部装置に配置され、この外部装置に保存された画像データをボタン1〜5(110、120、130、140、150)に送信する構成とすることもでき、その場合、前記携帯用端末機のボタン1〜5(110、120、130、140、150)と外部装置との間の信号またはデータの送受信を実行するデータ送受信部をさらに備え、信号またはデータの送受信には、無線データ通信方法またはインターネットなどの無線または有線ネットワークを利用することが望ましい。
【0034】
次に、ボタン1〜5(110、120、130、140、150)は、それぞれ制御部100から入力された下位機能に対応する画像データを表示する(ステップ420)。ユーザは、下位機能に対応する画像データが表示されたボタン1〜5(110、120、130、140、150)のうち、所望の下位機能に対応する画像データが表示されたボタン1〜5(110、120、130、140、150)を押下して機能を選択し、前記入力されたボタンは、前記ボタンの識別情報を持つキーコード信号及びキーが押圧されたか否かについての情報を持つボタン状態信号を生成して出力することで、下位機能が選択される(ステップ430)。
そして、制御部100は、キーコード信号及びボタン状態信号を入力されて、キー入力に対応する機能を実行するそれぞれの機能実行部(図示せず)の動作を開始させる信号を生成して出力し、それぞれの機能実行部は、この信号を受けてユーザが選択した機能を実行する。
【0035】
図4のフローチャートに示す情報入力方法は、本発明によるディスプレイボタンを利用した情報入力方法についての一実施形態であって、他の実施形態では、ステップ430で入力された下位機能に属する下位機能がさらに存在する場合には、ユーザが所望する機能が選択されるまで、ステップ420とステップ430とを反復することが望ましい。
【0036】
次に、図2Aは、図1に示したディスプレイボタンについての第1実施形態を示す斜視図であって、図示されたディスプレイボタンは、キーパッド200、ディスプレイ部210及び信号生成部220を備えてなる。ユーザがキーパッド200を押圧すれば、キーパッド200の動きが信号生成部220に伝達されて、信号生成部220は、ボタンの識別のためのキーコード信号及び前記ボタンが入力されたという情報を持つボタン状態信号を生成して出力する。
【0037】
ユーザがボタンを選択するとき、ボタンが押圧された後に、ユーザの指などが離れたことを認知できると、文字入力などキー入力のエラーを低減できるので、ボタンの位置がユーザのキー入力により上下に移動ことが望ましく、またはキーパッド200がディスプレイ部210から離隔してユーザのキー入力により上下に移動するように位置することが望ましい。
【0038】
ディスプレイ部210は、図示されたように、キーパッド200と信号生成部200との間に位置して、制御部100から画像データを入力されてユーザが入力可能な機能に対応する画像データを表示する。
【0039】
本発明によるディスプレイボタンの他の実施形態として、携帯用端末機に備わる複数個のボタンが、1つのディスプレイ板を共有して、制御部100が、複数個のボタンそれぞれに表示される画像データを1つの画像データとして出力することもできる。
【0040】
図2B及び図2Cは、前記のように1つのディスプレイ板を複数個のボタンで共有する場合のディスプレイボタンについての第2実施形態を示す図面である。図2B及び図2Cに示すディスプレイボタンは、カバー225、透明キーパッド連結部230、透明キーパッド235、スイッチPCB(Printed Circuit Board)240、ディスプレイ板245及びスイッチ250を備えてなる。カバー225には、ディスプレイ板245に表示される画像データをユーザが目視できるように透明キーパッド連結部230が備わっており、ユーザのボタンの押下によってキーパッド235の特定部分が押圧される。
【0041】
ユーザの選択によって透明キーパッド235の特定部分が押圧されれば、スイッチPCB240に備わったスイッチ250のうち押圧された特定部分の下に位置するスイッチ250が信号を生成して出力する。制御部100は、このスイッチ250から信号を受けて、スイッチ250に対応するキーパッド235(ボタン)が押下されたことを認知する。ディスプレイ板245は、制御部100から画像データを受けて各キーパッド235(ボタン)に対応する画像データを表示する。なお、図2Cは、図2Bに示したディスプレイボタンを裏側から見た斜視図である。
【0042】
次に、図2D及び図2Eは、ディスプレイボタンについての第3実施形態を示すものであり、図2B及び図2Cに示すディスプレイボタンと同じ構成要素を含むが、構成要素の位置が変更されたものである。図2Dに示すディスプレイボタンは、図2Bに示すディスプレイボタンとは違ってカバー255、透明窓260及びキーパッド265の下に各ボタンに対応するディスプレイ板から形成されたディスプレイ部275が位置する。キーパッドが押圧されることによって、ディスプレイ部275を取り囲んでいるキーパッド−スイッチ連結部270が動き、その動きによってキーパッド−スイッチ連結部270の下に取り付けられたスイッチ285(図2E参照)が、カバー280に押圧されて信号を生成して出力する。なお、図2Eは、図2Dに示すディスプレイボタンを裏側から見た斜視図である。
【0043】
図3は、ディスプレイボタンを利用した情報入力システムの他の実施形態を示すブロック図であり、図示された情報入力システムは、複数個のボタン1〜5(110、120、130、140、150)及び各ボタン1〜5(110、120、130、140、150)に対応する複数個の第1ないし第5プロセッサー(300、310、320、330、340)を備えてなる。
【0044】
ボタン1(110)は、ユーザから押下される場合、前記ボタン1(110)が押下されたという情報を持つボタン状態信号を生成して出力し、第1プロセッサー300は、ボタン1(110)からボタン状態信号を入力されて、データバスを利用して他の第2ないし第5プロセッサー(310、320、330、340)に、ボタン1(110)が押下されたという信号を生成して出力する。
【0045】
そして、第1プロセッサー300は、ボタン1(110)から入力されるボタン1(110)が押圧されたか否かについての情報と、他の第2ないし第5プロセッサー(310、320、330、340)から入力される他のボタン2〜5(120、130、140、150)が押圧されたか否かついての情報とを利用して、ボタン1(110)に対応する機能を表示する画像データを、例えば、外部の図示しないメモリから取得してボタン1(110)に出力し、ボタン1(110)は入力された画像データを表示する。
【0046】
前記のように、複数のプロセッサー(300、310、320、330、340)は、それぞれ連結されたボタン(110、120、130、140、150)が押圧されたか否かの情報を入力されて、データバスを利用して共有し、ボタン(110、120、130、140、150)が押圧されたか否かの情報を利用して、それぞれ対応するボタンに対応する機能を表示する画像データを出力する。
【0047】
図5は、ディスプレイボタンを備える携帯電話についての一実施例を示すものであって、図5に示された携帯電話500は、主ディスプレイ部565、複数個のキー入力のためのディスプレイボタン(505、510、515、520、525、530、535、540、545、550、555、560)を備えてなる。図5に示すように、ユーザが機能を選択する前には、上位機能を表示する画像データが各ディスプレイボタンに表示されている。第1ボタン505にはテレホン機能を表す画像データが表示されており、第2ボタン510には文字メッセージ機能を表す画像データが表示されており、第3ボタン515にはカメラ機能を表す画像データが表示されており、第4ボタン520には映像再生機能を表す画像データが表示されている。なお、その他のボタン(525、530、535、540、545、550、555、560)に表示されているのは参照符号であり、実際には画像データは表示されていない。
【0048】
次に、図6A及び図6Bは、この携帯電話でディスプレイボタンを利用してテレホン機能を使用する場合を説明する図面であり、図6Aに示すボタンのうち、ユーザがテレホン機能を表示している第1ボタン505を押下すれば、図6Bに示すように、各ディスプレイボタンには電話番号を入力するための0〜9の整数、通話開始、通話終了の各機能に対応する画像データが表示される。
【0049】
次に、図7Aないし図7Dは、この携帯電話でディスプレイボタンを利用して文字メッセージ機能を使用する場合を説明する図面であり、図7Aに示すディスプレイボタンのうち、ユーザが文字メッセージ機能を表示している第2ボタン510を押下すれば、図7Bに示すように、第6ボタン530には、文字メッセージ機能の下位機能である受信機能に対応する画像データが表示され、第10ボタン550には、文字メッセージ機能の下位機能である発信機能に対応する画像データが表示される。図7Cに示すように、ディスプレイボタンに受信機能及び発信機能が表示された状態で第2ボタン510をさらに一回押下すれば、図7Dに示すように、第10ボタン550に文字メッセージ機能のさらに他の下位機能である電子メール機能が表示される。
【0050】
次に、図8Aないし図8Dは、この携帯電話でディスプレイボタンを利用して受信された文字メッセージを確認する場合を説明する図面であり、図8Aに示す状態で第6ボタン530を押下して受信機能を選択すれば、図8Bに示すように、主ディスプレイ部565には受信メッセージのカテゴリーが表示され、ディスプレイボタンには主ディスプレイ部565に表示されたカテゴリーのうち1つを選択するための方向キー及び確認ボタン、上位機能に戻るための取消ボタンが表示される。
【0051】
図8Bに示すディスプレイボタンのうち、第4ボタン520に表示された確認を押下すれば、図8Cに示すように、主ディスプレイ部565に受信された文字メッセージが表示される。ディスプレイボタンに表示された方向キーを利用して文字メッセージを選択すれば、図8Dに示すように、主ディスプレイ部565に選択した文字メッセージが表示され、第1ボタン505には、文字メッセージを発信した携帯電話に文字メッセージを返信する返事機能が表示され、第1ボタン505には、前記文字メッセージを発信した携帯電話に文字メッセージを送る返事機能が表示され、第2ボタン510には、文字メッセージを発信した携帯電話番号を保存する番号保存機能が表示され、第5ボタン525には文字メッセージを削除する機能が表示され、第6ボタン530には文字メッセージを発信した携帯電話からの文字メッセージ受信を拒否する機能が表示され、第9ボタン545には文字メッセージを他の携帯電話に転送する伝達機能が表示される。ユーザは、ディスプレイボタン(505、510、525、530、545)に表示された機能を選択して受信された文字メッセージを管理できる。
【0052】
次に、図9Aないし図9Lは、この携帯電話でディスプレイボタンを利用して文字メッセージを発信する場合を説明する図面であり、図9Aに示す状態で第10ボタン550を押下してメッセージ発信機能を入力すれば、図9Bに示すように、主ディスプレイ部565には文字メッセージ発信と関連したカテゴリーが表示され、ディスプレイボタンには主ディスプレイ部565に表示されたカテゴリーのうち1つを選択するための方向キー及び確認ボタン、上位機能に戻るための取消ボタンが表示される。
【0053】
そして、図9Cに示すボタンのうち第4ボタン520を押下して新たな文章の書き込みを選択すれば、図9Dに示すように、ディスプレイボタンに文字入力のために、ハングル入力であればハングル子音と母音、ディスプレイボタンに表示された文字を転換するための文字転換機能が表示される。そして、図9Fに示すボタンのうち第4ボタン520を押下して文字転換機能を入力すれば、図9Eに示すように、ローマ字入力のためのアルファベット大文字がディスプレイボタンに表示され、第4ボタン520をさらに一回押下すれば、図9Fに示すようにアルファベット小文字がディスプレイボタンに表示される。そして、図9Fに示す状態で第4ボタン520をさらに一回押下すれば、図9Gに示すように特殊記号がディスプレイボタンに表示され、第4ボタン520をさらに一回押下すれば、図9Hに示すように数字がディスプレイボタンに表示され、図9Hに示す状態で第4ボタン520を押下すれば、図9Iに示すように、ハングル子音及び母音が表示された最初の文字入力状態に戻る。
【0054】
文字入力が完了した場合、第4ボタン520を一定時間以上押下すれば、図9Jに示すように、主ディスプレイ部565に受信携帯電話番号を入力できる画面が表示され、ディスプレイボタンには電話番号入力のための数字が表示され、第4ボタン520には作成した文字メッセージを伝送する機能が表示される。図9Kに示すように、取消/アドレス帳と表示された第12ボタン560を一定時間以上押下してアドレス帳機能を選択して、携帯電話に保存されたアドレス帳を検索して文字メッセージを送信する電話番号を入力してもよい。
【0055】
前記した手順により文字メッセージを作成して送信する電話番号を入力した後で、図9Lに示すように、確認/伝送が表示された第4ボタン520を一定時間以上押下して記作成された文字メッセージを伝送できる。
【0056】
次に、図10Aないし図10Eは、この携帯電話でディスプレイボタンを利用してカメラ機能を入力する場合を説明する図面であり、図10Aに示すディスプレイボタンのうちカメラ機能が表示された第3ボタン515を押下してカメラ機能を選択すれば、図10Bに示すようにディスプレイボタンにカメラ機能に属する下位機能が表示され、主ディスプレイ部565には撮影される画像が表示される。
【0057】
そして、第9ボタン545に表示された写真/動画ボタンを押下すれば、静止画撮影機能と動画撮影機能とが転換され、第10ボタン550、第11ボタン555を利用してカメラのズームイン、ズームアウト機能を選択でき、第5ボタン525を押下してカメラの撮影時間を予約するタイマー機能を選択できる。また、第1ボタン505を押下してカメラフラッシュ機能を選択でき、第12ボタン560を押下して静止画の撮影と動画の撮影開始及び終了を選択でき、取消が表示された第4ボタン520を押下して図10Aに示した上位機能をディスプレイボタンに表示させることができる。
【0058】
また、図10Bに示した状態で、第12ボタン560を押下して映像撮影が完了すれば、図10Cに示すように、第9ボタン545にはこの撮影した映像データを携帯電話に保存する機能が表示され、他のディスプレイボタン(510、515、520、530、535、540、550、555、560)には撮影した映像が保存されるカテゴリーが表示される。ユーザは方向キーが表示された第5ボタン525を押下して、図10Dに示すように、ディスプレイボタンに表示されたカテゴリーを変更できる。また、ユーザは第1ボタン505を押下して撮影した映像を破棄することもできる。
【0059】
そして、図10Eに示すように、第9ボタン545を押下した後に、ユーザが映像カテゴリーのうち「旅行」を、第8ボタン540を利用して選択すれば、撮影した映像の映像カテゴリーへの保存が完了する。
【0060】
次に、図11Aないし図11Cは、この携帯電話でディスプレイボタンを利用して映像再生機能を入力する場合を説明する図面であり、図11Aに示すディスプレイボタンのうち、映像再生機能を表示する第4ボタン520を押下すれば、図11Bに示すように、ディスプレイボタンに携帯電話に保存された映像のカテゴリーと、各カテゴリーに保存された映像のうち代表映像がディスプレイボタンに表示される。
【0061】
具体的には、図11Bに示すように、第2ボタン510、第6ボタン530、第10ボタン550にそれぞれ映像のカテゴリーである「友達」、「家族」、「旅行」が表示され、カテゴリーが表示されたディスプレイボタンの右側のディスプレイボタンには、各カテゴリーに属する映像のうち代表映像が表示される。映像のカテゴリーは、図11Bに表示された3つより多くてもよく、その場合に全体カテゴリーのうち、撮影が新しい順に映像が保存された3個のカテゴリーをディスプレイボタンに表示することが望ましい。また、カテゴリーが表示されたディスプレイボタンの右側に表示される代表映像は、各カテゴリーに属する映像のうち、撮影が新しい順に2枚の映像が表示されることが望ましい。
【0062】
また、第9ボタン545は上下方向キーを表示しており、第9ボタン545を押下することによってカテゴリー移動が可能なモードと、カテゴリー移動が不可能なモードとの間で変更される。第9ボタン545を押下してカテゴリー移動モードに転換した後、カテゴリーを表示するディスプレイボタンのうち、中央に位置する第6ボタン530を押下して、連続して第6ボタン530上に位置する第10ボタン550を押下すれば、ディスプレイボタンに表示される映像カテゴリーが上向きに一行ずつ移動し、第2ないし第4ボタン(510、515、520)には、新たなカテゴリー及びそのカテゴリーに属する2枚の代表映像が表示される。前記のような手順により映像カテゴリーを下方に移動させてもよく、第2ボタン510を押下して連続して第10ボタン550を押下することによって映像カテゴリーを上向きに二段ずつ移動させてもよい。
【0063】
また、第5ボタン525は、左右方向キーを表示しており、第5ボタン525を押下することによって、第5ボタン525の左方向キーと右方向キーとが交互に表示される。図11Cに示すように、第5ボタン525を押下して左方向または右方向を第5ボタン525に表示させた状態で、所望のカテゴリーを表示するディスプレイボタンを押下すれば、選択されたカテゴリーに属する映像が第5ボタン525で選択された方向に沿って移動できる。第5ボタン525の方向及びカテゴリーを表示するディスプレイボタンを利用してディスプレイボタンに表示された映像のうち1つを選択すれば、選択された映像が主ディスプレイ部565に表示される。
【0064】
次に、図12は、携帯電話に設けられたディスプレイボタンに表示される顔文字の一例を示す図面である。ここで、携帯電話は、12個のディスプレイボタンを備え、それぞれのディスプレイボタンは、図12に示すような顔文字を表示する。
【0065】
このように、ディスプレイボタンに表示される顔文字は、ユーザが携帯電話に設けられた移動キーを操作することによって変更することができる。携帯電話に設けられた方向キーは、その移動キーの一例である。このとき、方向キーは、左側方向キー、右側方向キー、上側方向キー及び下側方向キーのうち1つ以上のキーを意味している。
【0066】
なお、本発明に係る情報入力方法は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体にコンピュータで読み取り可能なコードとして具現することができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取られるデータが保存されるあらゆる記録装置を含む。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例には、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、CD(Compact Disc)−ROM、磁気テープ、フレキシブルディスク、光データ記録装置などがあり、またキャリアウェーブ(例えば、インターネットを通じた伝送)の形態で具現されるものも含む。また、コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、ネットワークに接続されたコンピュータシステムに分散されて、分散方式でコンピュータに読み取り可能なコードが保存されて実行することもできる。そして、本発明を具現するための機能的なプログラム、コード及びコードセグメントは当業者により容易に推論可能である。
【0067】
以上、本発明の望ましい実施形態について詳細に記述したが、当業者ならば、特許請求の範囲に定義された本発明の精神及び範囲に逸脱せずに本発明を多様に変形または変更して実施できるということが理解できる。したがって、本発明の実施形態などの変更は、本発明の技術を逸脱できない。
【産業上の利用可能性】
【0068】
本発明は、携帯電話などのディスプレイボタンを備える携帯用端末機の関連技術分野に好適に用いられる。
【図面の簡単な説明】
【0069】
【図1】ディスプレイボタンを利用した情報入力システムの全体的な構成を示すブロック図である。
【図2A】図1のディスプレイボタンの一実施形態を示す斜視図である。
【図2B】図1のディスプレイボタンの一実施形態を示す斜視図である。
【図2C】図1のディスプレイボタンの一実施形態を示す斜視図である。
【図2D】図1のディスプレイボタンの一実施形態を示す斜視図である。
【図2E】図1のディスプレイボタンの一実施形態を示す斜視図である。
【図3】ディスプレイボタンを利用した情報入力システムの他の実施形態を示すブロック図である。
【図4】ディスプレイボタンを利用した携帯用端末機の情報入力方法を示すフローチャートである。
【図5】ディスプレイボタンを備える携帯電話についての実施形態を示す図面である。
【図6A】携帯電話のディスプレイボタンを利用してテレホン機能を入力する場合を説明する図面である。
【図6B】携帯電話のディスプレイボタンを利用してテレホン機能を入力する場合を説明する図面である。
【図7A】携帯電話のディスプレイボタンを利用して文字メッセージ機能を入力する場合を説明する図面である。
【図7B】携帯電話のディスプレイボタンを利用して文字メッセージ機能を入力する場合を説明する図面である。
【図7C】携帯電話のディスプレイボタンを利用して文字メッセージ機能を入力する場合を説明する図面である。
【図7D】携帯電話のディスプレイボタンを利用して文字メッセージ機能を入力する場合を説明する図面である。
【図8A】携帯電話のディスプレイボタンを利用して受信された文字メッセージを確認する場合を説明する図面である。
【図8B】携帯電話のディスプレイボタンを利用して受信された文字メッセージを確認する場合を説明する図面である。
【図8C】携帯電話のディスプレイボタンを利用して受信された文字メッセージを確認する場合を説明する図面である。
【図8D】携帯電話のディスプレイボタンを利用して受信された文字メッセージを確認する場合を説明する図面である。
【図9A】携帯電話のディスプレイボタンを利用して文字メッセージを作成して発信する場合を説明する図面である。
【図9B】携帯電話のディスプレイボタンを利用して文字メッセージを作成して発信する場合を説明する図面である。
【図9C】携帯電話のディスプレイボタンを利用して文字メッセージを作成して発信する場合を説明する図面である。
【図9D】携帯電話のディスプレイボタンを利用して文字メッセージを作成して発信する場合を説明する図面である。
【図9E】携帯電話のディスプレイボタンを利用して文字メッセージを作成して発信する場合を説明する図面である。
【図9F】携帯電話のディスプレイボタンを利用して文字メッセージを作成して発信する場合を説明する図面である。
【図9G】携帯電話のディスプレイボタンを利用して文字メッセージを作成して発信する場合を説明する図面である。
【図9H】携帯電話のディスプレイボタンを利用して文字メッセージを作成して発信する場合を説明する図面である。
【図9I】携帯電話のディスプレイボタンを利用して文字メッセージを作成して発信する場合を説明する図面である。
【図9J】携帯電話のディスプレイボタンを利用して文字メッセージを作成して発信する場合を説明する図面である。
【図9K】携帯電話のディスプレイボタンを利用して文字メッセージを作成して発信する場合を説明する図面である。
【図9L】携帯電話のディスプレイボタンを利用して文字メッセージを作成して発信する場合を説明する図面である。
【図10A】携帯電話のディスプレイボタンを利用してカメラ機能を使用する場合を説明する図面である。
【図10B】携帯電話のディスプレイボタンを利用してカメラ機能を使用する場合を説明する図面である。
【図10C】携帯電話のディスプレイボタンを利用してカメラ機能を使用する場合を説明する図面である。
【図10D】携帯電話のディスプレイボタンを利用してカメラ機能を使用する場合を説明する図面である。
【図10E】携帯電話のディスプレイボタンを利用してカメラ機能を使用する場合を説明する図面である。
【図11A】携帯電話のディスプレイボタンを利用して映像再生機能を使用する場合を説明する図面である。
【図11B】携帯電話のディスプレイボタンを利用して映像再生機能を使用する場合を説明する図面である。
【図11C】携帯電話のディスプレイボタンを利用して映像再生機能を使用する場合を説明する図面である。
【図12】携帯電話のディスプレイボタンを利用して映像再生機能を使用する場合を説明する図面である。
【符号の説明】
【0070】
100 制御部
110 ボタン1
120 ボタン2
130 ボタン3
140 ボタン4
150 ボタン5
200、235、265 キーパッド
210、245、275 ディスプレイ部
220 信号生成部
300 第1プロセッサー
310 第2プロセッサー
320 第3プロセッサー
330 第4プロセッサー
340 第5プロセッサー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザからキー入力されてこのキー入力に対応するキー入力信号を出力し、制御部からそれぞれ入力された画像データを表示する複数個の入力ボタンと、
前記複数個の入力ボタンから前記キー入力信号を入力されて、この入力された前記キー入力信号を利用して前記複数個の入力ボタンそれぞれに表示される前記画像データを出力する前記制御部と、
を備えることを特徴とする携帯用端末機。
【請求項2】
前記入力ボタンは、
ユーザの押圧により位置が変更されるキーパッドと、
前記キーパッドの下に位置し、前記キーパッドの位置変更に対応して前記キー入力信号を生成して出力する信号生成部と、
前記信号生成部の下に位置し、前記制御部から入力された前記画像データを表示するディスプレイ部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯用端末機。
【請求項3】
前記入力ボタンは、
ユーザの押圧により位置が変更されるキーパッドと、
前記キーパッドの下に位置し、前記制御部から入力された画像データを表示するディスプレイ部と、
前記ディスプレイ部の下に位置し、前記キーパッドの位置変更に対応して前記キー入力信号を生成して出力する信号生成部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯用端末機。
【請求項4】
前記キー入力信号は、
前記入力ボタンに対応するボタン識別信号と、前記入力ボタンが押圧されたか否かについての情報を持つボタン状態信号と、
を含むことを特徴とする請求項2または3に記載の携帯用端末機。
【請求項5】
前記制御部は、
前記複数個の入力ボタンそれぞれに対応する複数のプロセッサーを備え、
前記複数のプロセッサーそれぞれは、前記複数個の入力ボタンから前記キー入力信号を入力され、対応する前記入力ボタンに表示される前記画像データを出力することを特徴とする請求項1に記載の携帯用端末機。
【請求項6】
前記複数個の入力ボタンは、
前記複数個の入力ボタンそれぞれに表示される前記画像データを、併せて1つの画像データとして表示する1つのディスプレイ部を備えること、
を特徴とする請求項1に記載の携帯用端末機。
【請求項7】
前記複数個の入力ボタンに表示される前記画像データを保存するメモリをさらに備えること、
を特徴とする請求項1に記載の携帯用端末機。
【請求項8】
前記制御部は、
前記複数個の入力ボタンから前記キー入力信号を入力されて、この入力された前記キー入力信号に対応する前記画像データを前記メモリから読み込み、前記複数個の入力ボタンそれぞれに表示される前記画像データを出力すること、
を特徴とする請求項6に記載の携帯用端末機。
【請求項9】
画像データを表示可能な複数個の入力ボタンを備える携帯用端末機において、前記入力ボタンを通じて実行可能な機能を使用するための情報入力方法において、
前記携帯用端末機の制御部が、
前記携帯用端末機で実行可能な複数の上位機能に対応する複数の画像データそれぞれを前記入力ボタンに表示するステップと、
ユーザから前記入力ボタンを通じて前記上位機能のうち1つを選択する情報を取得するステップと、
選択された前記上位機能に属する下位機能に対応する画像データそれぞれを前記入力ボタンに表示するステップと、
ユーザから前記入力ボタンを通じて前記下位機能のうち1つを選択する情報を取得するステップと、
を含むことを特徴とする携帯用端末機の情報入力方法。
【請求項10】
前記上位機能は、
テレホン機能、文字メッセージ機能、カメラ機能、静止画の再生機能、動画の再生機能、電話帳機能、MP3(MPEG Audio Layer-3)ファイルの再生機能、電子ダイアリー機能、メッセージ録音/応答機能、機器設定機能、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)チャンネルガイド機能、電子辞書機能、ファイル閲覧機能、ゲーム機能のうち少なくとも1つを含むこと、
を特徴とする請求項9に記載の携帯用端末機の情報入力方法。
【請求項11】
前記上位機能のうち1つを選択する情報を取得するステップにおいて、
ユーザが、前記テレホン機能に対応する画像データが表示された前記入力ボタンを利用してテレホン機能を選択した場合、
前記下位機能に対応する画像データを表示するステップでは、
前記入力ボタンに、前記下位機能に対応する画像データとして、それぞれ0〜9の整数、通話開始、通話終了の各機能に対応する画像データを表示すること、
を特徴とする請求項10に記載の携帯用端末機の情報入力方法。
【請求項12】
前記上位機能のうち1つを選択する情報を取得するステップにおいて、
ユーザが、前記文字メッセージ機能に対応する画像データが表示された前記入力ボタンを利用して文字メッセージ機能を選択した場合、
前記下位機能に対応する画像データを表示するステップでは、
前記入力ボタンに、前記下位機能に対応する画像データとして、それぞれ受信、発信及び電子メールの各機能に対応する画像データを表示すること、
を特徴とする請求項10に記載の携帯用端末機の情報入力方法。
【請求項13】
前記下位機能のうち1つを選択する情報を取得するステップにおいて、
ユーザが、前記発信機能に対応する画像データが表示された前記入力ボタンを利用して文字メッセージの発信機能を選択した場合、
前記入力ボタンに、それぞれ入力可能な文字に対応する画像データを表示するステップをさらに含むこと、
を特徴とする請求項12に記載の携帯用端末機の情報入力方法。
【請求項14】
前記上位機能のうち1つを選択する情報を取得するステップにおいて、
ユーザが、前記カメラ機能に対応する画像データが表示された前記入力ボタンを利用してカメラ機能を選択した場合、
前記下位機能に対応する画像データを表示するステップでは、
前記入力ボタンに、それぞれ静止画または動画の選択、タイマー、フラッシュ、ズームイン、ズームアウト及び撮影開始の各機能に対応する画像データを表示すること、
を特徴とする請求項10に記載の携帯用端末機の情報入力方法。
【請求項15】
前記上位機能のうち1つを選択する情報を取得するステップにおいて、
ユーザが前記映像再生機能に対応する画像データが表示された前記入力ボタンを利用して映像再生機能を選択した場合、
前記下位機能に対応する画像データを表示するステップでは、
前記入力ボタンに、それぞれ前記携帯用端末機に保存された映像を分類した所定のカテゴリーに対応する画像データを表示すること、
を特徴とする請求項10に記載の携帯用端末機の情報入力方法。
【請求項16】
前記入力された上位機能に属する下位機能に対応する画像データそれぞれを前記入力ボタンに表示するステップでは、
前記入力ボタンに顔文字を表示すること、
を特徴とする請求項9に記載の携帯用端末機の情報入力方法。
【請求項17】
前記顔文字は、移動キーの操作によって変更可能なこと、
を特徴とする請求項16に記載の携帯用端末機の情報入力方法。
【請求項18】
請求項9に記載の情報入力方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
【請求項19】
ユーザからキー入力されてこのキー入力に対応するキー入力信号を出力し、データ送受信号部からそれぞれ入力された画像データを表示する複数個の入力ボタンと、
前記複数個の入力ボタンから前記キー入力信号を入力されて、このキー入力信号を無線ネットワークまたは有線ネットワークを利用して外部装置に伝送し、前記複数個の入力ボタンそれぞれに表示される前記画像データを、無線ネットワークまたは有線ネットワークを利用して前記外部装置から受信する前記データ送受信部と、
を備えることを特徴とする携帯用端末機。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図2D】
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【図2E】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6A】
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【図6B】
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【図7A】
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【図7B】
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【図7C】
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【図7D】
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【図8A】
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【図8B】
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【図8C】
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【図8D】
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【図9A】
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【図9B】
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【図9C】
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【図9D】
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【図9E】
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【図9F】
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【図9G】
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【図9H】
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【図9I】
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【図9J】
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【図9K】
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【図9L】
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【図10A】
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【図11A】
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【図12】
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【図10B】
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【図10C】
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【図10D】
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【図10E】
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【図11B】
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【図11C】
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【公開番号】特開2006−304291(P2006−304291A)
【公開日】平成18年11月2日(2006.11.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−102150(P2006−102150)
【出願日】平成18年4月3日(2006.4.3)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【Fターム(参考)】