説明

毛嚢のトロフィズム及び皮脂の皮膚形成を調整するための組成物及びアンドロゲン性脱毛症におけるそれらの使用

特定の硫黄提供化合物及び酸化防止剤から選択される、ケラチン上皮性構造レベルで活性な化合物とカラムシの抽出物の相乗的関連を含む、皮脂の皮膚形成及び毛嚢のトロフィズムを調整するための組成物及びアンドロゲン性脱毛症におけるその使用に関する。本発明の組成物は、局所及び/又は経口投与に適する。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【0001】
本発明は、毛嚢のトロフィズム(trophism)及び皮脂の皮膚形成を調整するための組成物及びアンドロゲン性脱毛症におけるその使用に関する。
特に、本発明は、他の酸化防止剤活性プリンシプルとの組み合わせで、皮脂の皮膚形成において及びケラチン構造、例えば毛髪のトロフィズムにおいて規定作用を発揮する、選択された植物由来の植物抽出物をベースとする局所適用のための組成物及び植物サプリメントに関する。
皮脂の過剰形成がまた生じ又は脱毛を促進する、脂漏性皮膚に関する審美的問題は、近代社会において絶え間なく関連性が上昇している。
多くの若者は、脂漏症、アクネ、顔面フランケル症、髪が薄くなることに関連する過剰なベトベトの髪により生じる審美的問題をかかえる。若者世代及びまた他の者によるこれらの審美的問題に対するかなりの注目は、脂腺による皮脂の形成を低減可能な生成物についての成長要求を導き、従って、個々の審美的外観を改善する。
化粧品及び医薬工業は、その結果として、近年、主に局所用途に直接向けられた、髪の損失及び皮脂の過剰形成を治療するのに適する、幅広い生成物を開発してきており、それは、不愉快な結果であることが多い。
【0002】
脂漏症に悩む人工の多くの割合は、また、髪損失という付随する問題をかかえることが見い出された。初めに、これは、球根レベルで隠された過剰皮脂による毛球の窒息作用に起因する。
近年の研究では、酵素、5−α−レダクターゼニタイスルいくつかの皮膚構造の上昇した感度を有する髪損失及び皮脂の過剰形成と相関している。特に、皮脂の過剰形成による皮膚疾患の原因である主な因子は、5−α−レダクターゼであり、その酵素は、主に、濾胞細胞のレベルで特に発現することが見い出された。特に、この酵素が、テストステロン、主な男性ホルモンを、そのパワフルな誘導体ジヒドロテストステロン又はDHTに変換し、アンドロゲン性脱毛症、休止期脱毛及び脂漏症の主な原因の1つであることが観察された。
髪の薄さにさらされている頭皮領域の毛包は、この酵素を多量に及び従って、DHTを多量に生成する。DHTは、順に、毛嚢の通常機能を中断し、それらの部分的又は全体的破壊を生じる。
DHTの生成が低減されると、更なる毛の損失が防止され、同時に、頭髪のない領域における又は薄さに付された領域での新たな成長が生じることが観察されているので、5−α−レダクターゼの活性をブロックし、DTHレベルの低減を生じる化合物が開発されてきている。
【0003】
タイプ2の5−α−レダクターゼをブロックするための経口投与及び局所投与に現在使用される主な物質の1つは、フィナステライドである。
フィナステライドをベースとする薬剤は、好都合な成功をおさめ及び脱毛症の治療において及び発毛を促進する際に特に有効であるだけでなく、さらに毛が薄くなることを防止し及び毛の濃さを上昇させることに特に効果的であることが証明されている。
しかしながら、フィナステライドをベースとする薬剤の投与は、副作用、また極めて深刻なもの、例えばリビドーの低減、インポテンス、吹き出物発疹、精子量の低減を引き起こし、また、PSA診断検査に負に影響する。更に、この薬剤は、女性、特に妊婦に投与されないという深刻な制限があり、なぜなら、血中におけるその存在が胎児の生殖器の発達に影響するからである。
脱毛症の局所的治療に幅広く使用されている他の薬剤、ミノキシジルは、また副作用、例えば、片頭痛、高血圧、湿疹、かゆみ、体のほてり、多毛症(hypertrichosis)及び男性型多毛症(hirsutism)を示す。
明らかな副作用を欠く、脂漏症を伴うか又は伴わない、髪の損失を防止又は治療する際に有効な化粧品又は医薬用途のための生成物の必要性が現在感じられる。
同様に、多くの副作用が、脂漏症及びアクネの治療において確認されており、薬剤、例えば、抗生物質、コルチゾンベースの薬剤及びレチノイン酸の誘導体の無差別な処方により生じる。
【0004】
これらの薬剤が、アクネの退化及びいくつかのケースにおいて皮脂の皮膚形成の低減をもたらし得るとしても、それらは、実際、副作用、時に深刻でさえある、例えば、肝疾患、皮膚感染、吹き出物発疹、皮膚斑点の外観などを有する。
いくつかの研究により、多くのケースにおいて、脂漏症、アクネ及び髪の損失の発達において一般的病因論があることが証明されてきたので、酸化防止剤化合物をベースとする薬剤、例えばビタミンE又はセレンを全身的に投与することによりこれらの疾患の治療が試みられてきている。
これらのタイプの治療に対する個々の応答は、しかしながら、極度に可変で及び必ずしも満足いくものとはかぎらない。
植物起源の選択された活性プリンシプルを、上皮性構造、特にはケラチンのレベルで作用する1以上の化合物と組み合せることにより上記問題に対する個々の満足いく応答を得ることが可能であることを見い出した。
本発明の主な目的の1つは、従って、投与することにより実質的に副作用のない、天然起源の活性プリンシプルをベースとする、毛嚢のトロフィズム及び皮脂の皮膚形成を調整するのに適する相乗的組成物を提供することである。
本発明の他の目的は、アンドロゲン性脱毛症又は休止期脱毛及び相関性がある過度の髪のべとべとを防止及び治療する際に効果的な、活性ブリンシプルの相乗的関係をベースとする経口インテグレーター(integrator)を提供することにある。
【0005】
本発明の更に別の目的は、脂腺の過度な活性、例えば、脂漏症及び尋常性アクネにより特徴付けられる皮膚疾患の治療に適する特定の栄養剤との組み合わせでの植物抽出物をベースとする組成物を提供することにある。
更なる、及び最後でない本発明の目的は、例えば、休止期脱毛におけるバルブアトロフィー(bulb atrophy)の治療のために、及び例えば多毛症及び男性型多毛症におけるバルブ過反応の治療のために使用することができる毛嚢の生理学的トロフィズムの回復に適する相乗的組成物を製造することである。
これら及び以下の記載においてより明らかとなるであろう他の目的を達成するために、本発明の第1実施態様に従って、
i)5−α−レダクターゼ酵素を抑制する植物起源の抽出物と
ii)上皮性、特にケラチン構造のレベルで作用する化合物
とのとの関連を含む、毛嚢のトロフィズム及び/又は皮脂の皮膚形成を調整するための組成物であって、
植物起源の該抽出物i)が、カラムシ(Boehmeria Nippononivea)の抽出物であり、及び
上皮性ケラチン構造のレベルで作用する該化合物ii)が、硫黄提供化合物、酸化防止剤化合物、及びそれらの混合物から選択されることを特徴とする組成物が提供される。
【0006】
実施態様に従って、硫黄提供化合物は、硫化アミノ酸、メチルスルホニルメタン及び/又はそれらの混合物である。前記硫化アミノ酸は、適切には、シスチン、システイン又はメチオニン及びそれらの混合物から選択される。
適切な酸化防止剤化合物は、フェニルプロパノイド化合物、フラボノイド、イソプレノイド誘導体及びそれらの混合物から選択される。
実施態様に従って、前記フェニルプロパノイドは、コーヒー酸、ヒドロキシチロソール、クロロゲン酸、テウポリオシド(Teupolioside)、アジュガ レプタンス(Ajuga reptans)からのフェニルプロパノイド、及びそれらの混合物から選択される。
本発明の実施態様に従って、
前記フラボノイドは、クエルセチン、ケンペロール(kaempferol)から選択され、
イソフラボンは、ゲニステイン及びダイゼインから選択され、
フラバノールは、好ましくは、カテキンであり、
フラバノンは、ナリンゲニン及びレスバラトロール(resveratrole)及びそれらの混合物から選択される。
【0007】
前記イソプレノイド誘導体は、適切には、カロテノイド、トコフェロール、トコロリエノール、サポニン及びそれらの混合物から選択される。本発明の好ましい実施態様に従って、前記酸化防止剤化合物は、イソプレノイド化合物、フェニルプロパノイド、フラボノイド及びそれらの混合物から選択される。
適切な酸化剤は、アンマロク(emblica)(Phyllanthus emblica)より得ることができる。
カラムシ抽出物と上記活性プリンシプルの関係は、特に脂腺及び毛嚢に関連して、いくつかの上皮性構造のトロフィズムの調整に相乗的効果を発揮することを見い出した。特に、本発明の組成物の投与は、アクネ及び脂漏症に有益な作用を伴って皮脂分泌の低減及びアンドロゲン性脱毛症、休止期脱毛、多毛症及び男性型多毛症に正の結果を伴って生理学的育毛の調整を生じる。
本発明の範囲内において使用されるカラムシからの抽出物は、典型的には、アルコール系、ヒドロ−アルコール系、グリセリン、アセトン系であってもよく、ヒドロ−アルコール系又はアセトン系抽出物の使用が好ましい。
事実、これらの2つのタイプの抽出物について、毛包レベルで高く発現される、5−α−レダクターゼ控訴の選択的抑制において植物物質の活性において特にリッチな最終生成物を得ることが可能であることを見い出した。循環DHTにおける低減が同伴するこの抑制作用に加えて、本発明の硫黄提供成分又は酸化防止剤により発現される上皮性構造の保護及び刺激の作用がある。
【0008】
カラムシ抽出物は、下に記載される抽出方法の1つにより有利に製造することができる。
アセトン抽出物の製造は、以下の相を含む:
−溶剤量の、抽出されるべき薬剤の質量についての比1:10及び1:30でカラムシの地上部をすりつぶすこと、
−液体からの固体の分離及び更なる量の溶剤での残留物の洗浄、
−濃縮及び抽出物が乾燥するまでの蒸発。
ヒドロ−アルコール系抽出物の製造は、以下の相を含む:
−カラムシの葉及び地上部を微細にすりつぶすこと、
−水含量の測定及び質量で約1:10に等しい薬剤/溶剤比を有するようにエチルアルコールを添加すること、
−抽出される材料の完全な消耗までの2又は3回繰り返される抽出、
−溶剤抽出手段による抽出物のろ過及び濃縮、
−抽出物の可能な限りの乾燥。
【0009】
他の実施態様に従って、カラムシからのヒドロ−アルコール系抽出物は、5−α−レダクターゼの抑制剤として使用される。ヒドロ−アルコール系抽出物は、都合よくは8質量%未満及び有利には2〜6質量%のポリ不飽和脂肪酸のその低濃度にもかかわらず特に活性である。典型的に、ヒドロ−アルコール系抽出物は、3.5〜4.5質量%の範囲のポリ不飽和脂肪酸の濃度を有する。従って、5−α−レダクターゼに対する抑制活性が、また、未だ特徴付けられていない低親油性を有する成分に関連し得ることが観察された。この作用は、驚くべきことであり、なぜなら、過去において、酵素抑制作用が本質的に、ポリ不飽和酸をベースとする親油性“脂肪”成分に言及されていたからである。
この最後の実施態様に従って、5−α−レダクターゼについての抑制活性を有する有用なフラクションの抽出が、容量で10°〜95°の範囲のアルコール度数を有するアルコール系又はヒドロ−アルコール系溶液を用いてなされる。
植物活性フラクションの製造における最適結果は、カラムシの葉装置(apparatus)を用いて得られる。
本発明に使用するためのヒドロ−アルコール系抽出物の典型的製造は、以下の相を含む:
−カラムシの葉及び/又は地上部を微細にすりつぶすこと、
−水含量を測定し及び約1:10に等しい薬剤/溶剤質量比を有するようにエチルアルコールを添加すること、
−抽出されるべき材料の完全な消耗まで2又は3回繰り返して抽出すること、
−溶剤の蒸発手段により抽出物をろ過及び濃縮すること、
−抽出物を乾燥すること。
【0010】
植物抽出物は、通常、以下の相を含む方法により得られる:
−薬剤(葉及び可能な限り地上部)をクリーニングすること、
−乾燥すること、
−すりつぶすこと、可能な限り極低温のすりつぶし、
−好ましくは食品グレードアルコーを用いて適切なパーコレーターにおいて適切に行われる抽出、
−遠心分離による浄化、
−液体濃縮、
−クロマトグラフィーによる終局精製、
−液体濃縮及び
−場合により、乾燥抽出物の製造のケースにおける乾燥。
この実施態様によるカラムシの活性物質の抽出相は、好ましくは、ヒドロ−アルコール系溶剤の量の、抽出されるべき薬剤の質量に関し、1:10及び1:30の比を用いて行われる。最初の抽出後、有利には、固形部、又は浸漬植物部を抽出された液体成分から分離し、及び次いで、付加的量の溶剤で出られる残留物を洗浄する。
植物フラクションにおいてリッチな抽出物は、次いで、例えば、温度を、都合よくは、20〜70℃の範囲内に加熱することにより濃縮する。
【0011】
この実施態様に従って、活性フラクションは、有利には、0.5:10〜2:10w/vの質量比の植物物質/溶剤を得るのに適する量においてヒドロ−アルコール系溶液を添加することにより抽出する。
濃縮された抽出物は、そのままで使用することができ、又はそれは、蒸発により乾燥物に濃縮することができる。
本発明の相乗的組成物は、局所及び全身適用の双方で使用することができ、及び5−α−レダクターゼの活性により生じる障害、例えば、皮脂の過度形成により生じる障害、例えば、アクネ、脂漏症、フルンケル症、及び障害、例えば、アンドロゲン性脱毛症、休止期脱毛、髪のうすさ及び多毛症及び/又は男性型多毛症を防止及び/又は治療する際に効果的であることが証明された。
本発明の組成物は、アンドロゲン性脱毛症の治療に特に適することが証明された。
本発明の局所適用のための組成物は、液体形態、例えば、ローション、溶液において、又は、半固体形態、例えば、ペースト、ゲル、クリーム、軟膏、マスク、放出が制御された経皮的パッチにおいてのいずれかである。
本発明の局所適用のための組成物は、都合よくは、局所用途のための化粧品又は医薬製剤において通常使用される添加剤、例えば、防腐剤、抗菌剤、安定化剤、乳化剤、バッファー、染料及び化粧品/医薬製剤技術において通常使用される他の賦形剤を含んでいてもよい。
【0012】
液体配合物のケースにおいては、本発明の相乗的活性プリンシプルは、都合よくは、化粧品的に/医薬的に許容可能な液体媒体、例えば、水、アルコール、ヒドロ−アルコール系又はグリセリン溶液、及び局所適用に適する他の媒体中に溶解されてもよい。
説明目的で、液体形態にある本発明の組成物は、水中において抽出されたヒドロ−溶解性植物フラクション及び残存フラクションをアルコール中に溶解し、次いで、異なるフラクションを攪拌下に組み合せることにより製造される。得られる混合物は、次いで、皮膚のpHに適合するように、緩衝されて、5〜7から都合よく選択されたpH範囲に達し、次いで、ろ過され、及び、適切な容器、例えばボトル又はアンプル中にパッケージされてもよい。
本発明の局所用途のための組成物は、治療される病気に冒された身体領域に直接、効果的量で、適用するために使用される。
例えば、アンドロゲン性脱毛症の治療においては、本発明の活性プリンシプルをベースとするローションは、1日に一回以上頭皮に、都合良くは、休止期間と交互に2〜3ヶ月のサイクルで適用する。
同様に、クリーム形態の組成物は、1日に1回以上、例えば、脂漏症又はアクネの病気に冒された被験者の顔に、病気が緩和されるまで塗布することができる。
【0013】
固体又は半固体配合物のケースにおいては、本発明の相乗的活性プリンシプルは、通常局所適用に使用される、化粧品的に/医薬的に許容可能なキャリヤにおいて分散される。
クリーム形態の本発明の組成物の適用により、治療された身体表面の油性の低減のように、治療の数日後に見られ得る脂腺により皮脂の分泌における低減が生じる。
全身用途のための本発明の組成物は、タブレット、ピル、カプセル、溶液、サスペンション、シロップの形態で、及び活性プリンシプルの制御された放出に適する固体形態で製造することができる。
本発明の経口投与用の製造は、栄養及び/又は医薬製品の通常製造技術に従って、1以上の生理学的に許容可能な賦形剤を相乗的に活性なプリンシプルに添加することによりなされる。生理学的に許容可能な賦形剤は、従って、適切な防腐剤、安定化剤、希釈剤、キャリヤー及び香料剤とのブレンドにおいて使用される。
例えば、経口用途のための典型的組成物は、コーティングフィルムの内側に、上記活性プリンシプルを含有するコアを有するタブレットの形態にある。典型的には、コーティングは、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、微結晶性セルロース、ステアリン酸及び適切な染料、例えば二酸化チタン、酸化鉄(黄色及び/又は赤色−E172)から選択される1以上の物質を含む。
【0014】
本発明の組成物において、本発明の相乗的に活性なプリンシプルは、典型的には、変動量、通常は、0.001〜10質量%、より好ましくは、0.1〜5質量%の範囲で存在する。
本発明の他の態様に従って、化粧品的治療方法が提供され、それは、頭皮又は顔のレベルで、効果的量の上記相乗的組成物を局所適用することを含む。
他の態様に従って、上記タイプの食品サプリメントを治療を必要とする被験者に投与することを含む、皮脂の皮膚形成及び毛嚢の育成を調整する方法が提供される。
以下の実施例は、純粋に本発明を説明するために提供されるものであり、及び、いかなる場合にも、請求項により特定されるその保護範囲を制限するとして理解されるべきではない。
【0015】
実施例
実施例1
全身的用途
Boehmeria及びイソプレノイド誘導体酸化防止剤をベースとするインテグレーター(カロテノイド、トコフェロール、トコトリエノール、サポニン):
ケラチン構造のダメージを低減するのに適切なタブレット形態におけるインテグレーターは、太陽の放射線による酸化的ストレスインデックスにより生じる。
各タブレットは以下のものを含む:

【0016】
実施例2
食物摂食欠乏症の低減に適する、タブレット形態におけるBoehmeria及び硫黄提供化合物をベースとする食物サプリメント(硫化アミノ酸、メチルスルホニルメタン):
各タブレットは以下のものを含む:

【0017】
実施例3
抗老化機能を有するタブレット形態におけるフェニルプロパノイド(コーヒー酸、ヒドロキシチロソール、クロロゲン酸、ajuga)の群の酸化防止剤及びBoehmeriaをベースとする食品サプリメント
各タブレットは以下のものを含む:

【0018】
実施例4
タブレット形態におけるフラボノイド(フラボノイドの群は、フラボノール、ケルセチン及びケンペロール、−イソフラボン、フェニステイン及びダイゼイン−フラバノール、カテキン、−フラバノン、ナリンゲニン及びレスベラトロル)及びBoehmeriaをベースとする食品サプリメント。食品サプリメントは、特に、更年期に近い又は更年期の女性におけるアンドロゲン性脱毛症及び休止期脱毛について適切なものである。
各タブレットは以下のものを含む:

【0019】
実施例5
Boehmeria、emblica(Phyllanthus emblica)、レスベラトロル(酸化防止剤)及び大豆イソフラボンをベースとする食品サプリメント。
被覆されたタブレットの形態における食品サプリメントは、特に、更年期に近い又は更年期の女性におけるアンドロゲン性脱毛症及び休止期脱毛のために適している。
各タブレットは以下のものを含む:







【0020】
コーティング

【0021】
実施例6
男性及び女性におけるアンドロゲン性脱毛症の予防に適するタブレット形態における食品サプリメント
各タブレットは以下のものを含む:

【0022】
実施例7
男性及び女性におけるアンドロゲン性脱毛症の予防に適するタブレット形態における食品サプリメント
各タブレットは以下のものを含む:

【0023】
実施例8
Boehmeria及びイソプレノイド誘導体酸化防止剤(カロテノイド、トコフェロール、トコトリエノール、サポニン)をベースとする局所用途のための組成物:
UV線暴露の毛球及び皮膚ダメージを低減するための皮膚科学的クリーム
組成物は以下のものを含む:









【0024】
実施例9
Boehmeria及びフラボノイドをベースとする、男性及び女性における休止期脱毛において有用な、局所用途のための組成物:

【0025】
実施例10
アクネ及び脂漏症のケースにおける抗炎症作用に特に適する、Boehmeria及びフェニルプロパノイド群の酸化防止剤をベースとする局所用途のための組成物:





【0026】
実施例11
多毛症のケースにおいて有用な即席マスクの形態の局所適用のための組成物

【0027】
実施例12
Boehmeria及びイソプレノイド酸化防止剤をベースとする局所用途のための組成物:

【0028】
実施例13
その抽出物が酸化防止剤及び5−αレダクターゼ酵素の抑制活性を示す、実施例4によるカラムシをベースとする食品サプリメントの効能の評価のために、ダブル−ブラインド臨床研究を、休止期脱毛の被験者について行った。
材料及び方法
ダブルブラインド臨床トライアルは、両性及び18〜60歳の、記載日から少なくとも3ヶ月間休止期脱毛に冒された、30人の健康な同意ボランティアについて行った。
均一な臨床特性を有する被験者を、予めデファインドランドマイズ(definedrandomize)されたリストに従って、各々10人の被験者の、3つのグループ(A、B、C)に分けた。
Boehmeriaのみを含有するカプセルをグループAへ、抑制剤カプセルにおける実施例4の食品サプリメントをグループBへ及びプラセボカプセルをグループCへ投与した。
最後の2ヶ月の治療は、1日の朝食時のカプセルの仮定をインビセイズ(envisage)した。
【0029】
以下のパラメーターを、T0(基礎採用)、T1(60日、治療の終了)の時に、各被験者について評価した:
1.臨床研究における包含に不適切な可能性のある付随性皮膚科学的病状のトリコロジカルな診断及び排除の厳格な定義のための皮膚科学的評価、一般的健康状態(研究、可能性のある付随性薬学的治療などからの包含又は排除のために重要)における臨床的に検出可能な変更を確かめるための一般的及び皮膚科学的試験;
2.成長期及び休止期における球根の割合を測定するため及び毛の茎の直径を測定するための毛球及び茎の顕微鏡的評価;
3.引っ張り試験:以下のスコアに従って続いて定義される、毛の茎の引っ張り抵抗性の評価:
2=非常に乏しい又は乏しい引っ張り抵抗性
1=十分な引っ張り抵抗性
0=高い引っ張り抵抗性
4.洗浄試験:数値で表される洗浄終了時の洗面器中に集められた毛の数をカウントすることによる、週2回行われた、洗浄間に損失する毛の量;
5.ヘマトケミカル分析:各個人被験者における休止期脱毛に言及する又は言及されない可能性のある特定の欠乏を確かめること。特に、特定の鉄及びオリゴ元素欠乏、例えば亜鉛及びマグネシウムを排除するのに、及び特定の形態の低タンパク血症を排除するために血液のタンパクの電気泳動を評価するのに、及び製品の投与後の血液タンパクにおける可能性のある上昇を評価するのに有用であった;
6.3つの特定の製剤を含有するカプセルの投与に起因する可能性のある副作用の評価。
【0030】
結果
毛の茎の顕微鏡的評価
0からT1への毛の茎の直径は、グループAにおいて48.2%上昇し、グループBの被験者において51−8%上昇し及びグループCにおいて0.9は上昇した。変化は、極度に有意であった。
トリコグラム
単独でなされたこのテストが、毛球の循環相を評価するための最も重要な絶対パラメーターでないとしても、それは、毛球の種々の循環相の割合の十分に正確な定量化を可能にする。
3つの製品での治療が続く、成長期/休止期相の変化におけるデータの分析は、図に示す。成長期相において観察される増加は:
−グループA:T0に関してT1で16.8%;
−グループB:T0に関してT1で22.2%;
−グループC:T0に関してT1で7.65%;
平行して、休止期は、低減した:
−グループA:T0に関してT1で5.85%;
−グループB:T0に関してT1で26.4%;
−グループC:T0に関してT1で4.56%;
【0031】
ヘマトケミカル分析
グループCの被験者においてヘマトケミカル言及値における変化はなかったが、被験者の48%においてグループAにおいてタンパク(アルブミン及びα−1)におけるわずかな上昇が記録され、及びグループBの被験者の53%においてサイドレミア及びフェリチン、赤血球及びヘモグロビン及び血清タンパク電気泳動においてわずかな上昇が記録された。
引っ張り試験
グループCにおいては、引っ張り試験のスコアは変化なかったが、グループAにおいてはT1で88.5%引っ張り抵抗性が上昇し、及びグループBにおいてはT1で89.4%引っ張り抵抗性が上昇した。
洗浄試験
洗浄後の洗面器において集められた毛の数をカウントすることにより客観的に及び主観的に評価された毛の損失(各洗浄について全ての被験者において客観的値の平均)は、T0に関して低減されることが証明された:
−グループA:T1で57.2%;
−グループB:T1で65.7%;
−グループC:T1で0.5%;
【0032】
副作用
グループAにおいては、3人の被験者(5%)が、カプセルの摂取後にかるい胸焼けを報告し、この障害は、夕食の間の投与により解決された。
グループBにおいては、1人の被験者が、カプセルの投与後に下痢を伴う痙攣性の結腸炎の兆候の上昇を報告し:この兆候は、14カプセルで自然消退し及び治療の中止は必要なかった。
グループCにおいては、2人の被験者がカプセルの摂取後に軽い胸焼けを報告し、おそらくは、カプセルシェルによるものである。また、このケースにおいては、夕食の間の投与により、不本意な兆候は解決された。実験の期間他の副作用は報告されなかった。
観察
すべてのタイプの脱毛症において、上記全ての休止期脱毛形態において、成長相の持続は、この形態のトリコロジカルな疾患を解決するために最も適切な方法である。
休止期脱毛の治療のための理想的処理は、従って、皮膚乳頭及び他の毛球構造の細胞的及び生化学的ホメオスタシスを調整すること、及び細胞アポトーシスを調整することにより、毛球の成長から休止への転移を引き起こすことが可能な種々の酸化的刺激を中和(又はよりよく低減)する試みに向けられるべきである。
ごく最近の研究では、いかにこの方法がまた、種々の形態のアンドロゲン性脱毛症において基本となるかが示され、従って、アロマタシス(aromatasis)及び5−α−レダクターゼの酵素的メカニズムが、病理学に関する唯一のものでないことが明らかとなっている。
【0033】
Boehmeria抽出物のみの抽出物を含有するカプセル及びプラセボと比較する実施例3のBoehmeria抽出物及び他の発毛促進物質のプールを含有するカプセルの投与後のダブル−ブラインド研究から得られる結果は、種々の成分の相乗的作用を示した。
グループA(Boehmeriaを含有するカプセル)においては、成長値における有意な上昇及び休止値における、結果として生じる低減が観察された。興味深いことには、また、カタゲン(cathagen)は、明らかに及び同時に、成長相における上昇のために低減される傾向にある。
その結果として、髪の損失がより少なくなり(洗浄試験及び引っ張り試験の結果)及び茎の直径が、皮膚乳頭の角質化の回復のために上昇した。
主なヘマトケミカル値において変化は観察されず、なぜなら、スペルミジンが、血液細胞の合成を変更せず及び少数元素を生成しないからである。しかしながら、血清−タンパク電気泳動のタンパクにおいて小さな上昇があった。
グループB(実施例3の食品サプリメントの処方)においては、Boehmeriaのみで得られる同一の変化が得られ、効能における上昇を伴い、おそらくは、髪の合成のホメオスタシスを一般的に改良する酸化防止剤、ビタミン及び少数元素の生成によるものである。
グループCにおいては、休止期脱毛の症状における変化はなかった。客観的及び主観的結果は、改良のサインを示さなかった。このデータは、また、これらの形態のほとんどにおいて、心理学的成分は重要でないことが示された。
【0034】
また、興味深いことには、髪の茎の直径が、グループAの被験者において42.2%上昇し、及びただグループBの被験者においては49.8%上昇した。この結果はきわめて有意義であり、なぜなら、それが、いかに、Boehmeriaのみが、細胞マトリックスのレベルでのタンパク合成の刺激のために、及び従って髪の茎の成長のために必要であり及び必須であるかを示すからである。グループBに投与されたカプセルにおいて含有される他の物質は、茎の合成の有意な変化をもたらさなかった。
洗浄試験及び引っ張り試験は、髪損失の、及び従って休止期脱毛の進行のより具体的兆候である。グループAにおいては、T1で、洗浄での髪損失の数が57.2%低減された。グループBにおいては、T1で、髪の数は、65.7%と同程度に低減された。
上記評価と連続して、このケースにおいては、全ての他の微量栄養素が、新規食品サプリメントの最終配合物を提供し、休止期脱毛の病理学的状態を改善し、酸化的作用及び少数元素及びビタミンの供給が効能の上昇に寄与する事実を確認する。特に、髪の茎の引っ張り抵抗性の値が、グループAに関しグループBにおいてより急速に改善した。
トリコグラムは、髪循環相における割合変化を示し:文献パラメーターに従って、通常のヒトトリコグラム値は、成長相において球根の約79%、カタゲン相において1%及び休止相において20%を示した。
【0035】
新規研究は、髪循環における更なる生物学的相、休止期後の、髪が抜けたときの瞬間であるエキソーゲン(exogen)相の存在を示すと思われる。形態学的に休止期相とは異なるこの相は、皮膚への種々の固定(anchorage)システムからの茎の分離、及びその後の抜けの生理学的相である。これらの上昇的に許容される理論に従って、休止相における抜けは、早熟な分離及び髪損失のその結果としての病理学的相である。
休止期及びエキソーゲンの間の異なる形態学を心に留めておく、この臨床的研究についてのトリコグラムの評価をした:全てのサンプルのほんの約3.5%の球根が、T0でエキソーゲンとして分類することができた。
データの試験は、活性プリンシプルを含有するカプセル(グループA及びグループB)が、成長相において球根数を上昇させ及び従って休止期相を低減することが可能であり、臨床的症状において結果として生じる改良を伴う。
1で洗浄試験で集められた髪の重要な例の顕微鏡的評価は、以下のことを示す:
−グループA:33%がエキソーゲン相であった(休止期58%、カタゲン9%);
−グループB:46%がエキソーゲン相であった(休止期51%、カタゲン3%);
−グループC:ほんの3%がエキソーゲン相であった(休止期81%、カタゲン16%)。
【0036】
その瞬間に、エキソーゲン相は標準形態で記載されてきていないので承認されたプロトコールにより予想(envisage)されていない、この後者の結果は、きわめて重要であり:研究の終わりでの髪損失は、3つのグループにおいて異なる相にあり、プラセボグループにおいて休止期相の明らかな優位があったが、活性生成物を摂取した2つのグループにおいてはエキソーゲン(即ち、より“生理学的な”脱毛相)における球根の優位な数があった。
生成物の投与に確かに起因する副作用の欠如は、活性生成物を含有するカプセルが安全であり及び望ましくない効果のリスクが低いという結論を導く。
プラセボと比較して、休止期脱毛のコントロールにおいて実施例3に従って他の栄養プリンシプルとの関連でのBoehmeria及びBoehmeriaのみをベースとする食品サプリメントの効果を評価するダブルブラインド臨床研究は、実施例3におけるように他の活性物質へ上記全てを添加した又はBoehmeria単独の投与が、休止期脱毛に関する有益な値及び臨床的症状を低減可能であることを示した。プラセボグループに関連して得られたデータにおける統計的相違が重要であり、なぜなら、プラセボが臨床的−有益な症状において変化をもたらさないからである。
健康なボランティアにおける研究から、実験生成物に起因し得る副作用の問題が生じなかった。
【0037】
実施例14
カラムシの抽出物の5−α−レダクターゼの抑制活性のインビボでの測定
低減された及びより活性な形態:5−α−ジヒドロテストステロン(DHT)へのテストステロンの変換に応答性の、5−α−レダクターゼ酵素の最も活性な抑制剤を現在表す、フィナステライドとBoehmeriaを含む研究を行った。
材料及び方法
5−α−レダクターゼの抑制のインビボでの研究のために、体重200〜250gのSprague-Dawley(Charles River Italia)雄性成体ラットを使用した。
動物を標準条件下においた:22/23℃の温度、65%の相対湿度、12時間の光/12時間の暗闇の光サイクルへそれらを暴露。
ペレットの標準ダイエット(標準ダイエット、Charles River)を、アドリブでの水と一緒にラットに投与した。
【0038】
実験を、“Universita degli Studi di Milano”の動物の使用及びケアについての委員により認可されたプロトコールに従って行った。
サンプルを、後方−眼窩プレキサス(rear-orbital plexus)から、薬理学的処理直前(T0)及び次いで投与後3、6及び8時間に採取した。
試験される物質の投与は経口的に行った。
更に、処理される動物の各サンプリングと同時に、サンプルを、また、未処理動物から採取して、基礎的検体レベルを測定した。テストステロン及びDHTの双方は、実際、添付の図1及び2に説明するような重要な日周変動により特徴付けられる。
遠心分離後にEDTAで処理された、全血から得られた血漿を分析まで−20℃で保存した。
DHT(ジヒドロテストステロン)の血漿濃度をサンプルの抽出後、商業的キット(DSL, Chematil, Angri, SA)により測定した。
実験セットの全てのサンプルを一緒に分析して、インター分析的可変(inter analytical variability)を低減した。
結果
結果を以下の表に記載する。




















【0039】
【表1】

【0040】
投与後のDHT濃度の傾向の図式的な描写を図3に示す。
DHT濃度における低減は、統計的に有意義である:Boehmeria8時間対基礎p<0.04。
データ及びグラフから分かるように、DHTの濃度は、最初の3時間後にすでに低減し及び6時間で5mgのフィナステライドの投与で得られるものと同一レベルに達した。
Boehmeria抽出物は、従って、定量的にフィナステライドのものに匹敵する5−α−レダクターゼの抑制能力を示すが、より長く持続する。実際、フィナステライドとともに、DHTは、処理後8時間で、基礎レベルまで回復上昇するが、Boehmeriaについては、低減が、統計的有意で低レベルで維持される。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】テストステロンの血中濃度のサーカディアンリズム。
【図2】DHTの血中濃度のサーカディアンリズム。
【図3】血しょう性DHT。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
i)5−α−レダクターゼ酵素を抑制する植物抽出物と
ii)上皮性構造のレベルで作用する少なくとも1つの化合物
との相乗的組み合わせを含む、毛嚢のトロフィズム及び/又は皮脂の皮膚形成を調整するための組成物であって、
前記植物抽出物i)が、カラムシの抽出物であり、及び
上皮性構造のレベルで作用する前記化合物ii)が、硫黄提供化合物、酸化防止剤化合物、及びそれらの混合物から選択されることを特徴とする組成物。
【請求項2】
前記硫黄提供化合物が、硫化アミノ酸、メチルスルホニルメタン及びそれらの混合物から選択される請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記硫化アミノ酸が、シスチン、システイン又はメチオニンである請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
前記酸化防止剤化合物が、フェニルプロパノイド、フラボノイド、イソプレノイド誘導体及びそれらの混合物から選択される請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
前記フェニルプロパノイドが、コーヒー酸、ヒドロキシチロソール、クロロゲン酸、テウポリオシド、アジュガ レプタンスからのフェニルプロパノイド、及びそれらの混合物から選択される請求項4に記載の組成物。
【請求項6】
前記フラボノイドが、フラボノール、ケルセチン、ケンペロールから、イソフラボン、ゲニステイン及びダイゼインから、カテキンフラバノール、又はフラバノンナリンゲニン及びレスベラトロル及びそれらの混合物から選択される請求項4に記載の組成物。
【請求項7】
前記イソプレノイド誘導体が、カロテノイド、トコフェロール、トコトリエノール、サポニン及びそれらの混合物から選択される請求項4に記載の組成物。
【請求項8】
局所適用に適する請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項9】
男性ホルモン性脱毛症及び/又は休止期脱毛の防止又は治療に使用するための請求項8に記載の組成物。
【請求項10】
アクネ及び/又は脂漏症の予防又は治療に使用するための請求項8に記載の組成物。
【請求項11】
多毛症及び/又は男性型多毛症の予防又は治療において使用するための請求項8に記載の組成物。
【請求項12】
経口投与に適する請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項13】
休止期脱毛の予防又は治療に使用するための請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物を含む食品サプリメント。
【請求項14】
アンドロゲン性脱毛症の予防又は治療に使用するための請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物を含む食品サプリメント。
【請求項15】
アクネ及び/又は脂漏症の予防又は治療に使用するための請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物を含む食品サプリメント。
【請求項16】
多毛症及び/又は男性型多毛症の予防又は治療に使用するための請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物を含む食品サプリメント。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2007−526297(P2007−526297A)
【公表日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−501378(P2007−501378)
【出願日】平成17年3月1日(2005.3.1)
【国際出願番号】PCT/IB2005/000544
【国際公開番号】WO2005/084621
【国際公開日】平成17年9月15日(2005.9.15)
【出願人】(501023340)ジュリアーニ ソシエタ ペル アチオニ (3)
【氏名又は名称原語表記】GIULIANI S.P.A.
【住所又は居所原語表記】VIA PALAGI 2 − MILAN, ITALY
【Fターム(参考)】