説明

滑車アライメントシステム

【構成】滑車アライメント装置は取り付け面を有する細長い本体、前記取り付け面から外側に延設され、それぞれが先端を有する2つの細長い脚部、前記本体によって支持され、平面ビームを照射するように構成されたレーザー素子、前記レーザー素子に電力を供給する電源、前記本体と滑車との接触を検出するスイッチであって、前記接触が検出されたときに前記レーザー素子を前記電源に電気的に結合する通常は開放しているスイッチ、および前記取り付け面に近接して前記本体によって支持された磁石からなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、滑車アライメント装置、滑車アライメントシステムおよび滑車アライメント方法に関し、より具体的にはベルト/滑車システムにおける滑車をアライメントする装置、システムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ベルト/滑車システムは、代表例を挙げるとその構成部材はベルトと少なくとも2つの滑車からなり、各滑車は対応する回転軸の周りで回転可能である。ベルトがこれら2つの滑車に係合し、回転力を一つの滑車からもう一つの滑車に伝える。例えば、自動車に適用した場合、クランクシャフトからの回転力をベルト/滑車システムによってパワーステアリングシステム、オルタネータや空調コンプレッサーなどの各種システムに伝えることができる。
【0003】
ベルト/滑車システムに滑車のミスアライメントが発生すると、運転時に、大きなシステムノイズが発生し、ベルト摩耗が激しくなり、不必要な負荷が滑車にかかり、ベルトに意図しない動きが生じることが知られている。ベルト/滑車システムの一つかそれ以上の滑車がシステム内の他の滑車から軸方向変位および/または角度変位すると、滑車のミスアライメントが発生する。自動車の場合、一つかそれ以上の滑車が、クランクシャフト連動滑車から軸方向変位および/または角度変位すると、ミスアライメントが発生する。
【0004】
従って、ベルト/滑車システムにおける滑車のアライメントを迅速かつ正確に計測できる技術が求められている。
【発明の概要】
【0005】
本発明の一つの態様は、
取り付け面を有する細長い本体、
前記取り付け面から外側に延設され、それぞれが先端を有する2つの細長い脚部、
前記本体によって支持され、平面ビームを照射するように構成されたレーザー素子、
前記レーザー素子に電力を供給する電源、
前記本体と滑車との接触を検出するスイッチであって、前記接触が検出されたときに前記レーザー素子を前記電源に電気的に結合する通常は開放しているスイッチ、および
前記取り付け面に近接して前記本体によって支持された磁石からなる滑車アライメント装置に関する。
【0006】
本発明のもう一つの態様は、
ターゲット部材および照準部材からなり、
前記ターゲット部材が、
第1取り付け面および外面を有し、この外面に、ターゲットを表わす記号を設けた細長い第1本体、
前記第1取り付け面から外側に延設された少なくとも2つの細長い脚部、および
前記第1本体によって支持され、かつ前記第1取り付け面に近接配置された第1保持機構からなり、そして
前記照準部材が、
第2取り付け面を有する細長い第2本体、
前記第2取り付け面から外側に延設された少なくとも2つの細長い脚部、
前記第2本体によって支持され、前記ターゲット部材に少なくとも2つの点を照射するように構成されたレーザー素子、
前記レーザー素子に電力を供給する電源、
前記第2本体と滑車との接触を検出するスイッチであって、前記接触が検出されたときに前記レーザー素子を前記電源に電気的に結合する通常は開放しているスイッチ、および
前記第2本体によって支持され、かつ前記第2取り付け面に近接配置された第2保持機構からなる滑車アライメントシステムに関する。
【0007】
本発明のさらにもう一つの態様は、
第2滑車に対する第1滑車のミスアライメントを検出する方法であって、
(1)滑車アライメントシステムのターゲット部材であり該部材上にターゲットを表わす記号を有するターゲット部材を前記第1滑車に取り付ける工程、
(2)滑車アライメントシステムの照準部材であり前記ターゲット部材上に少なくとも2つの点を照射するレーザー素子を有する照準部材を前記第2滑車に取り付ける工程であって、前記照準部材と前記第2滑車が接触したときに前記レーザー素子が作動して前記の少なくとも2つの点を照射する工程、および
(3)前記ターゲットからの前記照射点のずれを測定する工程からなる方法に関する。
【0008】
本発明の滑車アライメント装置、滑車アライメントシステムおよび滑車アライメント方法の上記以外の態様については、以下の説明、添付図面および特許請求の範囲から明らかになるはずである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】照準部材およびターゲット部材を有する本発明の滑車アライメントシステムを示す斜視図である。
【図2】図1の滑車アライメントシステムにおける照準部材を示す断面を含む側面図である。
【図3】図1の滑車アライメントシステムにおける照準部材を示す断面を含む端面図である。
【図4】図1の滑車アライメントシステムにおけるターゲット部材を示す断面を含む側面図である。
【図5】図1の滑車アライメントシステムにおけるターゲット部材を示す断面を含む端面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1について説明すると、全体を10で示す滑車アライメントシステムは照準部材12とターゲット部材14を有する。照準部材12は、第1回転軸Aを回転中心として回転できるように取り付けられた第1滑車18のベルト係合面16に設ければよく、またターゲット部材14は、第2回転軸Aを回転中心として回転できるように取り付けられた第2滑車22のベルト係合面20に設ければよい。ターゲット部材14上には、ラインや会社のロゴなどのターゲット26を表わす又は確認する記号24を設けることができる。照準部材12は、一つのレーザー点または複数のレーザー点(例えばライン)としてのビーム28をターゲット部材14に照射することができる。
【0011】
従って、ビーム28を調べ、ビーム28がターゲット26から軸方向に変位しているかどうかを判断することによって、第2滑車22が第1滑車18から軸方向に変位しているかどうかを判断することができる。軸方向変位が認められた場合には、滑車18、22が正確にアライメントするまで、回転軸Aにそって第1滑車18の軸方向位置を調節するか、および/または回転軸Aにそって第2滑車22の軸方向位置を調節すればよい。
【0012】
さらに、ビーム28をレーザーラインとして照射し、このレーザーライン28を調べ、レーザーライン28がターゲット26と平行になっているか、あるいはターゲット26に対して斜めになっているかを判断することによって、第1滑車18および/または第2滑車22のピッチが対応する回転軸A、Aに対して斜めになっているかを判断すればよい。例えば、ターゲット26がラインで、滑車18、22のうち一つが対応する回転軸A、Aに対して直角でない場合には、レーザーライン28はターゲットライン26と交差し、交差角がつくられる。
【0013】
図2および図3について説明すると、滑車アライメントシステム10の照準部材12は細長い本体30からなり、この本体30は先端32、後端34、側壁36、38、側壁36、38の第1端部42、44の間に広がる取り付け面40、および側壁36、38の第2端部48、50の間に広がる外面46を有すればよい。取り付け面40から外側に、かつこれに対して全体に鉛直方向に一対の脚部52、54を延設することができる。
【0014】
図2に示すように、脚部52、54は全体として相互に平行で、本体30の長さ全体にわたって、あるいその実質的な長さにわたって延設されていればよく、内側に円弧56を形成する。各脚部52、54の円弧56は本体30の中心にあればよく、図1に示すように、対応する滑車18の輪郭に対応するように大きさおよび形状を設定すればよい。
【0015】
図3に示すように、各脚部52、54の先端58は円形加工する。円形先端58の大きさおよび形状については、滑車18のリブ60を受け取ることができるように設定すればよい。例えば、円形先端58の直径を約2.5mmに設定すると、SAE基準J1459に従って製造された滑車18のリブ60に対応させることができる。
【0016】
さらに、脚部52、54は、脚部52の先端58から脚部54の先端までの距離として測定できる距離Dだけ相互離間し、高さHについては、本体30の係合面40から各脚部52、54の先端58までの距離として測定できる高さに設定することができる。例えば、距離Dを3.56mmの倍数として設定することができる。即ち、D=N×3.56mm(Nは1以上の整数)である。このように設定すると、SAE基準J1459(3.56mmの名目リブピッチ)に従って製造された滑車18に照準部材を取り付けることができる。一つの具体例を挙げると、Dは約10.68mmに設定することができる。
【0017】
図2戻って説明を続けると、本体30は連続一体部材であり、内部にレーザー室62、スイッチ室64、電池室66および磁石室68を形成している。第1チャネル70を設けて、レーザー室62とスイッチ室64とを連絡し、そして第2チャネル72を設けて、スイッチ室64と電池室66とを連絡する。本体30の先端32から本体30内に凹部を形成し、ここにレーザー室62を構成する。電池室66には、本体30の後端34から電池を着脱することができる。また、本体30の取り付け面40から本体30内に凹部を形成し、ここに磁石室68を構成する。
【0018】
レーザー室62にレーザー素子74を装着し、本体30の後端32から外側にビーム28を照射する。レーザー素子74としては、ターゲット部材14にビーム28を照射できる素子ならば任意の素子を利用することができる。例えば、図1および図2に示すように、ビーム28として平面ビームを全体として垂直な面を介してビームライン29としてターゲット部材14に照射することができ、これによって円形先端および滑車18のリブ60の角度フランクを原因として発生するレーザービーム回折に伴う問題を抑制あるいは解消することができる。別な例では、単点(図示せず)または多重点としてビーム28をターゲット部材14に照射してもよく、多重点の場合直線状でもよく、あるいは非直線状でもよい。例えば、レーザー素子74としてはニューハンプシャー州セーラムのStockerYale社製のLASIRISTM縮小スペックルライン発生素子を使用することができ、またInstapark社製の650nm、5mWレッドレーザーラインモジュールを使用することができる。
【0019】
電池室66に装着した電源76によってレーザー素子74に電気を供給することができる。電源76としては、適当な電気エネルギー源を使用することができる。一つの具体例では、電源76として使い捨て電池または充電式電池(例えばAA電池)などの電池を利用することができる。
【0020】
スイッチ78をスイッチ室64に装着し、レーザー素子74を電源76に選択的に電気結合する。チャネル70、72に電気配線80、82を配線し、レーザー素子74をスイッチ78に、そしてスイッチ78を電源76に電気結合すればよい。
【0021】
スイッチ78としては、通常の開放式スイッチであって、押して接触を行うスイッチであればよく、取り付け面40にアクチュエーター84を近接配置し、滑車18の存在を検出するように構成する。滑車18が検出された場合には、スイッチ78が閉じられ、レーザー素子74に電気が供給される。一つの具体例では、アクチュエーター84として、ばね負荷式プランジャーかあるいはフィンガーを利用することができる。これらは、照準部材12が滑車18に取り付けられた場合に、滑車18と係合することによって変位する。例えば、スイッチ78としてRadio Shack社製のサブミニSPDTレベルスイッチを使用することができる。
【0022】
取り付け面40に近接した磁石室68に保持機構86を装着することができる。本明細書で使用する用語“近接”は、接触または近接を意味する。この保持機構86は本体30に固定接続することができ、第1滑車18上に照準部材12を保持する作用を行う。換言すれば、保持機構86は、滑車18に対して照準部材12を固定的に、あるいはごくわずかに保持する装置または材料である。一つの具体例では、保持機構86として磁石を利用することができる。別な例では、保持機構86として粘着接着剤または粘着テープ材を利用することができる。
【0023】
図4および図5について説明すると、滑車アライメントシステム10のターゲット部材14は、細長い本体88からなり、この本体88は第1端部90、第2端部92、側壁94、96、側壁94、96の第1端部100、102の間に広がる取り付け面98、および側壁94、96の第2端部106、108の間に広がる外面104を有すればよい。取り付け面98から外側に、かつこれに対して全体に鉛直方向に一対の脚部110、112を延設することができる。
【0024】
ターゲット部材14の脚部110、112については、第2滑車22のベルト係合面20上のリブ114に係合するように構成すればよい。換言すれば、ターゲット部材14の脚部110、112については、照準部材12の脚部52、54と同様に大きさ、形状および寸法を設定すればよい。
【0025】
ターゲット部材14の本体88は連続一体部材であればよく、内部に磁石室116を形成する。本体88の取り付け面98から本体88に凹部を形成し、ここに磁石室116を構成すればよい。磁石室68内に保持機構118を設け、これを本体88に固定接続し、ターゲット部材14を第2滑車22に保持する。この保持機構118は、保持機構86に関して説明したように、第2滑車22に対してターゲット部材14を固定的に、あるいはごくわずかに保持する磁石、装置または材料である。
【0026】
図1および図5に示すように、また以上説明してきたように、ターゲット部材14の外面104には、会社のロゴなどのターゲット26を表わす記号24を設けることができる。一つの例では、ターゲット26としてラインを利用することができる。
【0027】
即ち、ビーム28がターゲット部材14に自動的に照射されるように本発明の滑車アライメントシステム10の照準部材12を第1滑車18に取り付けることができ、ターゲット部材14を第2滑車22に取り付けることができる。照射ビーム28とターゲット部材14のターゲット26との間にずれが生じた場合には、これが第1滑車18と第2滑車22との間にミスアライメントが発生したことを表わすことになる。
【0028】
以上本発明の滑車アライメントシステムのいくつかの態様について図面を参照して説明してきたが、当業者ならば変更などが可能なことを理解できるはずである。本発明はこのような変更なども包摂するもので、その範囲は特許請求の範囲のみによって制限を受けるものである。
【符号の説明】
【0029】
:第1回転軸
:第2回転軸
10:滑車アライメントシステム
12:照準部材
14:ターゲット部材
16:ベルト係合面
18:第1滑車
20:ベルト係合面
22:第2滑車
26:ターゲット
28:ビーム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
取り付け面を有する細長い本体、
前記取り付け面から外側に延設され、それぞれが先端を有する少なくとも2つの細長い脚部、
前記本体によって支持され、平面ビームを照射するように構成されたレーザー素子、
前記レーザー素子に電力を供給する電源、
前記本体と滑車との接触を検出するスイッチであって、前記接触が検出されたときに前記レーザー素子を前記電源に電気的に結合する通常は開放しているスイッチ、および
前記取り付け面に近接して前記本体によって支持された磁石からなることを特徴とする滑車アライメント装置。
【請求項2】
前記先端が円形である請求項1に記載の滑車アライメント装置。
【請求項3】
前記の円形先端の直径が約2.5mmである請求項2に記載の滑車アライメント装置。
【請求項4】
前記脚部間の距離がDであり、そしてこのDが3.56の1以上の整数倍である請求項1に記載の滑車アライメント装置。
【請求項5】
前記電源が電池を有する請求項1に記載の滑車アライメント装置。
【請求項6】
前記スイッチが、前記取り付け面に近接配置されたアクチュエーターを有する請求項1に記載の滑車アライメント装置。
【請求項7】
ターゲット部材および照準部材からなり、
前記ターゲット部材が、
第1取り付け面および外面を有し、この外面に、前記ターゲット部材上のターゲットを表わす記号を設けた細長い第1本体、
前記第1取り付け面から外側に延設された少なくとも2つの細長い脚部、および
前記第1本体によって支持され、かつ前記第1取り付け面に近接配置された第1保持機構からなり、そして
前記照準部材が、
第2取り付け面を有する細長い第2本体、
前記第2取り付け面から外側に延設された少なくとも2つの細長い脚部、
前記第2本体によって支持され、前記ターゲット部材に少なくとも2つの点を照射するレーザー素子、
前記レーザー素子に電力を供給する電源、
前記第2本体と滑車との接触を検出するスイッチであって、前記接触が検出されたときに前記レーザー素子を前記電源に電気的に結合する通常は開放しているスイッチ、および
前記第2本体によって支持され、かつ前記第2取り付け面に近接配置された第2保持機構からなることを特徴とする滑車アライメントシステム。
【請求項8】
前記ターゲットがラインである請求項7に記載の滑車アライメントシステム。
【請求項9】
前記ターゲット部材の前記脚部が先端を有する請求項7に記載の滑車アライメントシステム。
【請求項10】
前記先端が円形である請求項9に記載の滑車アライメントシステム。
【請求項11】
前記の円形先端の直径が約2.5mmである請求項10に記載の滑車アライメントシステム。
【請求項12】
前記ターゲット部材の前記脚部間の距離がDであり、そしてこのDが3.56の1以上の整数倍である請求項7に記載の滑車アライメントシステム。
【請求項13】
前記第1保持機構が磁石を有する請求項7に記載の滑車アライメントシステム。
【請求項14】
前記電源が電池を有する請求項7に記載の滑車アライメントシステム。
【請求項15】
前記スイッチが、前記第2取り付け面に近接配置されたアクチュエーターを有する請求項7に記載の滑車アライメントシステム。
【請求項16】
前記点が前記ターゲット部材上にラインを形成する請求項7に記載の滑車アライメントシステム。
【請求項17】
ターゲット部材およびレーザー素子を有する照準部材からなる滑車アライメントシステムを使用して第2滑車に対する第1滑車のミスアライメントを検出する方法であって、
前記ターゲット部材上のターゲットを表わす記号を有する前記ターゲット部材を前記第1滑車に取り付ける工程、
前記レーザー素子を前記ターゲット部材上に少なくとも2つの点を照射するように前記照準部材を前記第2滑車に取り付ける工程であって、前記照準部材と前記第2滑車が接触したときに自動的に前記レーザー素子が作動して前記の少なくとも2つの点を照射する工程、および
前記ターゲットからの前記照射点のずれを測定する工程からなることを特徴とする方法。
【請求項18】
前記照準部材が、前記照準部材と前記第2滑車との前記接触を検出し、この接触が検出されたときに前記レーザー素子を作動させるスイッチを有する請求項17に記載の方法。
【請求項19】
さらに、前記測定工程後に前記第2滑車から前記照準部材を取り外す工程を有する請求項17に記載の方法。
【請求項20】
前記取り外し工程後、前記少なくとも2つの点への照射が自動的に停止する請求項19に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2013−508644(P2013−508644A)
【公表日】平成25年3月7日(2013.3.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−535245(P2012−535245)
【出願日】平成22年10月13日(2010.10.13)
【国際出願番号】PCT/US2010/052455
【国際公開番号】WO2011/049797
【国際公開日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【出願人】(390023766)デイコ プロダクツ,エルエルシー (18)
【住所又は居所原語表記】4500 South Garnett Road,Suite 500, Tulsa, Oklahoma 74146, United States of America
【Fターム(参考)】