説明

製袋機

【課題】角底袋において、注ぎ口を適所に形成する。
【解決手段】一方の層の胴材1が一方の層のサイドガセット材3に仮止めされ、他方の層の胴材2が他方の層のサイドガセット材3に仮止めされ、胴材1,2の一側縁13,14付近に選定された長さ方向拘束線上において、両層の胴材1,2が互いに拘束される。その後、長さ方向折り曲げ線11に沿って一方の層の胴材1が折り曲げられ、長さ方向反転線線8に沿って一方の層の胴材が反転する。これと同時に、長さ方向第2折り曲げ線9に沿って他方の層の胴材2が折り曲げられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、プラスチック袋を製造する製袋機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
たとえば、特許文献1に示されているように、プラスチック袋として胴部、サイドガセット部および底ガセット部を有するものが使用されている。特許文献1のプラスチック袋において、サイドガセット部は胴部の両側縁に沿ってのび、底ガセット部は胴部の一端縁に沿ってのびる。さらに、サイドガセット部の一端部に補助ガセット部が形成され、底ガセット部が補助ガセット部と組み合わされる。したがって、サイドガセット部によってプラスチック袋を拡げ、その容量を増大させることができ、底ガセット部によってフラット底面を形成し、これを安定直立させることができる。これは角底袋と呼ばれているところのものである。
【0003】
さらに、特許文献2に示されているように、サイドガセット部および底ガセット部の他に、プラスチック袋に付加底ガセット部を組み込むこともできる。底ガセット部は胴部の一端縁に沿ってのび、付加底ガセット部は胴部の他端縁に沿ってのびる。さらに、サイドガセット部の一端部だけではなく、他端部に補助ガセット部が形成され、底ガセット部と同様、付加底ガセット部が補助ガセット部と組み合わされる。この場合、プラスチック袋に内容物を充填したとき、プラスチック袋は直方体または立方体をなし、箱形状の外観を呈する。そして、たとえば、底ガセット部によってフラット底面ではなく、フラット頂面が形成され、付加底ガセット部によってフラット底面が形成される。したがって、充填効率が高い。プラスチック袋を的確に積み重ねることもできる。
【0004】
したがって、今後、各公報のプラスチック袋が広く使用されると予想されるが、それに付加価値をもたせることも要望されている。特に、開口部を適所に形成し、内容物を開口部から取り出すようにすることが要望されている。
【0005】
したがって、この発明は、プラスチック袋を製造する製袋機を新たに提供し、角底袋において、開口部を適所に形成することを目的としてなされたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特許第3655627号公報
【特許文献2】特許第4108846号公報
【発明の概要】
【0007】
この発明によれば、製袋機によってプラスチック袋が製造され、そのプラスチック袋は胴部、サイドガセット部および底ガセット部を有する。さらに、サイドガセット部の一端部に補助ガセット部が形成され、底ガセット部が補助ガセット部と組み合わされる。さらに、底突出部が底ガセット部から突出し、その底突出部に開口部が形成される。
【0008】
さらに、その製袋機では、上層および下層の胴材が互いに対向し、重ね合わされ、その長さ方向に間欠送りされる。胴材はプラスチック袋の胴部を形成するためのものである。さらに、サイドガセット材があらかじめ2つ折りされ、2層に重ね合わされ、胴材の間欠送り毎に、胴材にサイドガセット材が供給され、サイドガセット材が胴材の幅方向に配置され、その一端部が胴材の一側縁から間隔を置いて配置される。そして、サイドガセット材が両層の胴材間に挿入される。サイドガセット材はプラスチック袋のサイドガセット部および補助ガセット部を形成するためのものである。さらに、サイドガセット材の挿入後、サイドガセット材の一端部において、一方の層の胴材が一方の層のサイドガセット材に仮止めされ、他方の層の胴材が他方の層のサイドガセット材に仮止めされる。さらに、拘束機構がそれと組み合わされ、胴材の一側縁付近に選定された長さ方向拘束線上において、両層の胴材が互いに拘束される。その後、胴材の送りにともない、胴材ガイド機構によって両層の胴材が案内され、両層の胴材がその一側縁から変形する。そして、長さ方向拘束線から間隔を置いて形成される長さ方向第1折り曲げ線に沿って一方の層の胴材が折り曲げられ、これによって両層の胴材が開かれ、その開き面が形成され、両層のサイドガセット材が開かれ、その補助ガセット部が開かれ、開き面が形成される。さらに、長さ方向拘束線と長さ方向折り曲げ線間に形成される長さ方向反転線に沿って一方の層の胴材が反転し、その反転部が胴材および補助ガセット部の開き面に重ね合わされる。これと同時に、長さ方向拘束線から間隔を置いて形成される長さ方向第2折り曲げ線に沿って他方の層の胴材が折り曲げられ、その折り曲げ部が胴材および補助ガセット部の開き面に重ね合わされる。したがって、反転部および折り曲げ部によってプラスチック袋の底ガセット部が形成され、胴材の一側縁と長さ方向拘束線間の部分によってプラスチック袋の底突出部が形成され、その突出部に開口部が形成される。
【0009】
好ましい実施例では、一方の層の胴材が長さ方向第1折り曲げ線に沿って折り曲げられ、長さ方向折り返し線に沿って折り返され、その折り返し部によって反転部が形成される。長さ方向反転線は長さ方向折り返し線からなる。
【0010】
他の実施例では、胴材の仮止めおよび拘束後、一方の層の胴材が長さ方向スリット線に沿ってスリットされ、その後、一方の層の胴材が長さ方向第1折り曲げ線に沿って折り曲げられ、反転部が長さ方向拘束線と長さ方向スリット線間に形成される。長さ方向反転線は長さ方向スリット線からなる。
【0011】
さらに、胴材の折り曲げおよび反転後、胴材の間欠送り毎に、胴材の幅方向において、横シール装置によって胴材とサイドガセット材がヒートシールされる。
【0012】
さらに、付加底ガセット材が胴材に供給され、その長さ方向に配置され、両層の胴材間に挿入される。さらに、胴材の間欠送り毎に、胴材の長さ方向において、縦シール装置によって胴材と付加底ガセット材がヒートシールされる。そして、付加底ガセット材によってプラスチック袋の付加底ガセット部が形成される。
【0013】
さらに、胴材のヒートシール後、胴材の間欠送り毎に、胴材の幅方向において、カッタによって胴材がクロスカットされる。
【0014】
さらに、ジッパが胴材に供給され、その長さ方向拘束線に沿って配置され、両層の胴材間に挿入される。さらに、拘束機構としてジッパシール装置が使用され、胴材の間欠送り毎に、ジッパシール装置によって胴材とジッパがヒートシールされ、これによって両層の胴材が拘束され、ジッパによってプラスチック袋の開口部が形成される。
【0015】
拘束機構としてスポットシール装置を使用し、胴材の間欠送り毎に、サイドガセット材に対応する位置において、スポットシール装置によって両層の胴材をスポットシールし、拘束し、開口部が胴材のスポットシール点間に形成されるようにしてもよい。
【0016】
長さ方向第1折り曲げ線は長さ方向拘束線から第1距離を置いて形成され、長さ方向反転線は長さ方向拘束線から第2距離を置いて形成され、長さ方向第2折り曲げ線も長さ方向拘束線から第2距離を置いて形成される。第2距離は第1距離の半分の距離である。さらに、サイドガセット材が胴材の幅方向に配置されるとき、その一端部が長さ方向拘束線から第2距離を置いて配置される。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】図1はこの発明の実施例を示す平面図である。
【図2】図2は図1の製袋機の側面図である。
【図3】図3は図1の製袋機で製造されるプラスチック袋の説明図である。
【図4】図4は図3のプラスチック袋の分解図である。
【図5】図5は図3のプラスチック袋の内容物充填状態の斜視図である。
【図6】図6は他の実施例を示す斜視図である。
【図7】図7は図6の製袋機の側面図である。
【図8】図8は他の実施例を示す平面図である。
【図9】図9は他の実施例を示す平面図である。
【図10】図10は図8の製袋機で製造されるプラスチック袋の分解図である。
【図11】図11は他の実施例を示す平面図である。
【図12】図12は他の実施例を示す平面図である。
【図13】図13は図11の製袋機で製造されるプラスチック袋の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、この発明の実施例を説明する。
【0019】
図1はこの発明にかかる製袋機を示す。この製袋機は図3のプラスチック袋を製造するためのものである。特許文献1のプラスチック袋と同様、図3のプラスチック袋は胴部1,2、サイドガセット部3および底ガセット部4,5を有し、図4に示すように、胴部1,2が2層に重ね合わされ、サイドガセット部3は胴部1,2の両側縁6に沿ってのび、両層の胴部1,2間に折り込まれ、2つ折りされ、2層に重ね合わされている。さらに、胴部1,2とサイドガセット部3が胴部1,2の両側縁6に沿ってヒートシールされ、そのヒートシール線7が胴部1,2の両側縁6に沿って形成されている。底ガセット部4,5は胴部1,2の一端縁8,9に沿ってのびる。さらに、サイドガセット部3の一端部が45°の角度をもって折り曲げられ、これによって補助ガセット部10が形成され、底ガセット部4,5が補助ガセット部10と組み合わされる。
【0020】
さらに、このプラスチック袋では、一方の層の胴部1が幅方向第1折り曲げ線11に沿って折り曲げられ、これによって両層の胴部1,2が開かれ、その開き面が形成され、一方の層のサイドガセット部3が幅方向サイドガセット折り曲げ線12に沿って折り曲げられ、これによって両層のサイドガセット材3が開かれ、その補助ガセット部10が開かれ、開き面が形成されている。さらに、一方の層の胴部1が幅方向反転線8に沿って反転し、その反転部4が胴部1および補助ガセット部10の開き面に重ね合わされている。たとえば、一方の層の胴部1が幅方向折り返し線8に沿って折り返され、その折り返し部4によって反転部4が形成され、これが胴部1および補助ガセット部10の開き面に重ね合わされる。この場合、幅方向反転線8は幅方向折り返し線8からなる。さらに、他方の層の胴部2が幅方向第2折り曲げ線9に沿って折り曲げられ、その折り曲げ部5が胴部2および補助ガセット部10の開き面に重ね合わされている。したがって、反転部4および折り曲げ部5によってプラスチック袋の底ガセット部4,5が形成され、これが補助ガセット部10と組み合わされているものである。さらに、胴部1,2の反転線8および折り曲げ線9によって胴部1,2の一端縁8,9が形成される。さらに、底ガセット部4,5と補助ガセット部10が胴部1,2の両側縁6に沿ってヒートシールされ、そのヒートシール線7が胴部1,2の両側縁6に沿って形成されている。
【0021】
さらに、底ガセット部4,5は反転部4および折り曲げ部5からなるが、反転部4および折り曲げ部5はその自由端縁13,14を有する。さらに、幅方向第3および第4折り曲げ線15,16が反転部4および折り曲げ部5の自由端縁13,14付近に選定され、反転部4または折り曲げ部5が幅方向第3および第4折り曲げ線15,16に沿って折り曲げられ、自由端縁13,14と幅方向第3および第4折り曲げ線15,16間の部分17,18が2層に重ね合わされ、その重ね合わせ部分17,18によって底突出部17,18が形成され、これが底ガセット部4,5から突出し、その底突出部17,18に開口部が形成されている。
【0022】
各線8,9,11,12,15,16は互いに平行である。
【0023】
したがって、このプラスチック袋では、底ガセット部4,5は胴部1,2の一端縁8,9に接する両側縁を有し、底突出部17,18は底ガセット部4,5の両側縁間に形成される。さらに、幅方向第1折り曲げ線11は幅方向第3および第4折り曲げ線15,16から第1距離を置いて形成され、幅方向反転線8は幅方向第3および第4折り曲げ線15,16から第2距離を置いて形成され、幅方向第2折り曲げ線9も幅方向第3および第4折り曲げ線15,16から第2距離を置いて形成される。第2距離は第1距離の半分の距離である。したがって、底突出部17,18は底ガセット部4,5の幅方向中央位置に形成される。
【0024】
さらに、このプラスチック袋はジッパ19を有する。ジッパ19は一般に知られているところのもので、雌部材にはめ込まれる雄部材を有し、雌および雄部材はテープと一体成型される。そして、2層の重ね合わせ部分17,18によって底突出部17,18が形成されることは前述したとおりであるが、ジッパ19が両層の底突出部17,18間に配置され、両層の底突出部17,18が雌および雄部材のテープにヒートシールされ、2本のシール線20,21がジッパ19に沿って形成されている。一方のシール線20は雄および雌部材の一方側に形成される。他方のシール線21は雄および雌部材の他方側に形成され、幅方向折り曲げ線15,16に近接する。したがって、ジッパ19によってプラスチック袋の開口部が形成されているものである。
【0025】
さらに、特許文献2のものと同様、このプラスチック袋は付加底ガセット部22を有する。底ガセット部4,5は胴部1,2の一端縁8,9に沿ってのびることは前述したとおりであるが、付加底ガセット部22は胴部1,2の他端縁23に沿ってのびる。そして、その付加底ガセット部22が両層の胴部1,2間に折り込まれ、2つ折りされ、2層に重ね合わされる。さらに、サイドガセット部3の一端部と同様、サイドガセット部3の他端部が45°の角度をもって折り曲げられ、これによって補助ガセット部24が形成されている。さらに、その補助ガセット部24が両層のサイドガセット部3間に折り込まれ、2つ折りされ、付加底ガセット部22が両層の補助ガセット部24間に挿入される。さらに、補助ガセット部24と付加底ガセット部22が胴部1,2の両側縁6に沿ってヒートシールされ、そのヒートシール線7が胴部1,2の両側縁6に沿って形成され、胴部1,2と付加底ガセット部22が胴部1,2の他端縁23に沿ってヒートシールされ、そのヒートシール線7が胴部1,2の他端縁23に沿って形成されている。
【0026】
したがって、図5に示すように、このプラスチック袋の場合、サイドガセット部3によってプラスチック袋を拡げ、その容量を増大することができる。内容物を充填したとき、付加底ガセット部22によってフラット底面を形成し、これを安定直立させることもできる。さらに、底ガセット部4,5によってフラット底面ではなく、フラット頂面が形成され、プラスチック袋は直方体または立方体をなし、箱形状の外観を呈する。したがって、充填効率が高い。充填後、底突出部17,18を幅方向第3および第4折り曲げ線15,16に沿って折り曲げ、底ガセット部4,5に重ね合わせ、プラスチック袋を的確に積み重ねることもできる。
【0027】
さらに、このプラスチック袋の場合、底ガセット部4,5の底突出部17,18に開口部が形成されており、内容物を開口部から取り出すことができる。ジッパ19によってプラスチック袋の開口部を開くことができ、閉じることもできる。
【0028】
そして、図3のプラスチック袋の製造工程において、図1の製袋機では、上層および下層の胴材1,2が互いに対向し、重ね合わされ、その長さ方向に間欠送りされる。胴材1,2は図3の胴部1,2を形成するためのもので、プラスチックフィルムからなる。この実施例では、図2に示すように、胴材送り機構に送りローラ25,26が使用され、上層の胴材1が上方から供給され、送りローラ25に導かれ、下層の胴材2が水平方向に供給され、送りローラ25に導かれ、両層の胴材1,2が互いに対向し、重ね合わされる。さらに、両層の胴材1,2が送りローラ26に導かれ、駆動モータによって送りローラ25,26が回転し、両層の胴材1,2がその長さ方向に間欠送りされる。
【0029】
さらに、この製袋機では、サイドガセット材供給機構27が特別に設けられ、サイドガセット材3があらかじめ2つ折りされ、2層に重ね合わされ、胴材1,2の間欠送り毎に、胴材1,2にサイドガセット材3が供給され、サイドガセット材3が胴材1,2の幅方向に配置され、その一端部が胴材1,2の一側縁13,14から間隔を置いて配置される。サイドガセット材3は図3のサイドガセット部3および補助ガセット部10,24を形成するためのもので、プラスチックフィルムからなる。この実施例では、特許文献1の製袋機と同様、サイドガセット材3として2倍の幅のものが使用され、これが長さ方向中心線の両側で2つ折りされ、2層に重ね合わされる。そして、胴材1,2の重ね合わせ前、その間欠送り毎に、サイドガセット材3が下層の胴材2に供給され、その上面に載せられ、幅方向に配置される。その後、両層の胴材1,2が互いに重ね合わされ、サイドガセット材3が両層の胴材1,2間に挿入される。サイドガセット材供給機構27は特許文献1のそれと同様のものであり、その構成の説明は省略する。
【0030】
さらに、この実施例では、サイドガセット材供給機構27によってサイドガセット材3が供給されるとき、サイドガセット材3の一端部に補助ガセット部10は形成されない。ただし、サイドガセット材3の他端部が45°の角度をもって折り曲げられ、これによって補助ガセット部24が形成される。
【0031】
さらに、付加底ガセット材供給機構28によって付加底ガセット材22が送られ、2つ折りされ、これが胴材1,2に供給され、その長さ方向に配置される。付加底ガセット材22は図3の付加底ガセット部22を形成するためのもので、プラスチックフィルムからなる。この実施例では、胴材1,2の重ね合わせ前、その間欠送り毎に、付加底ガセット材22が下層の胴材2に供給され、その上面に載せられ、長さ方向に配置され、両層の補助ガセット部24間に挿入される。その後、両層の胴材1,2が互いに重ね合わされ、付加底ガセット材22も両層の胴材1,2間に挿入される。
【0032】
さらに、サイドガセット材3および付加底ガセット材22の挿入後、サイドガセット材3の一端部において、一方の層の胴材1が一方の層のサイドガセット材3に仮止めされ、他方の層の胴材2が他方の層のサイドガセット材3に仮止めされる。たとえば、仮止め機構としてスポットシール装置29が使用され、サイドガセット材3の一端部において、上層の胴材1が上層のサイドガセット材3にスポットシールされ、仮止めされ、下層の胴材2が下層のサイドガセット材3にスポットシールされ、仮止めされる。
【0033】
さらに、この製袋機では、拘束機構が特別に設けられ、胴材1,2の一側縁13,14付近に選定された長さ方向拘束線上において、両層の胴材1,2が互いに拘束される。この実施例では、ジッパ供給機構30によってジッパ19が送られ、これが胴材1,2に供給され、その長さ方向拘束線に沿って配置される。たとえば、胴材1,2の重ね合わせ前、ジッパ19が下層の胴材2に供給され、その長さ方向に配置される。その後、両層の胴材1,2が互いに重ね合わされ、ジッパ19が両層の胴材1,2間に挿入される。さらに、拘束機構としてジッパシール装置31が使用され、胴材1,2の間欠送り毎に、ジッパシール装置31によって胴材1,2とジッパ19がヒートシールされ、2本のヒートシール線20,21がジッパ19に沿って形成される。一方のシール線20はジッパ19の一方側に形成され、他方のシール線21はジッパ19の他方側に形成される。そして、他方のシール線21に近接した位置において、ジッパ19によって両層の胴材1,2が拘束され、長さ方向拘束線が形成される。したがって、長さ方向拘束線上において、両層の胴材1,2が互いに拘束されるものである。さらに、胴材1,2の一側縁13,14によって図3の自由端縁13,14が形成され、各シール線20,21によって図3のシール線20,21が形成される。
【0034】
さらに、胴材1,2の仮止めおよび拘束後、胴材1,2の送りにともない、胴材ガイド機構によって両層の胴材1,2が案内され、両層の胴材1,2がその一側縁13,14から変形する。そして、長さ方向拘束線から間隔を置いて形成される長さ方向第1折り曲げ線11に沿って一方の層の胴材1が折り曲げられ、長さ方向拘束線と長さ方向第1折り曲げ線11間に形成される長さ方向反転線8に沿って一方の層の胴材1が反転する。この実施例では、一方の層の胴材1が長さ方向第1折り曲げ線11に沿って折り曲げられ、長さ方向折り返し線8に沿って折り返され、その折り返し作用によって一方の層の胴材1が反転する。したがって、長さ方向反転線8は長さ方向折り返し線8からなる。これと同時に、長さ方向拘束線から間隔を置いて形成される長さ方向第2折り曲げ線9に沿って他方の層の胴材2が折り曲げられる。さらに、長さ方向拘束線上において、両層の胴材1,2が互いに拘束されることは前述したとおりであり、その状態で両層の胴材1,2が折り曲げられ、反転する。
【0035】
さらに、この実施例では、胴材ガイド機構にガイドローラ32,33が使用されており、両層の胴材1,2がガイドローラ32を通り、ガイドローラ33に導かれ、ガイドローラ33によって両層の胴材1,2が引き下げられる。さらに、胴材1,2の送りにともない、各ガイドローラ32,33によって両層の胴材1,2が案内され、各ガイドローラ32,33間において、テンションが両層の胴材1,2に作用し、上層の胴材1が長さ方向第1折り曲げ線11に沿って折り曲げられ、これによって両層の胴材1,2が開かれ、その開き面が形成される。さらに、サイドガセット材3の一端部において、上層の胴材1が上層のサイドガセット材3に仮止めされ、下層の胴材2が下層のサイドガセット材3に仮止めされていることは前述したとおりである。したがって、長さ方向第1折り曲げ線11に沿って折り曲げられるとき、上層の胴材1によって上層のサイドガセット材3が引き寄せられ、下層の胴材2によって下層のサイドガセット材3が保持され、サイドガセット材3の一端部が45°の角度をもって折り曲げられる。これによって両層のサイドガセット材3が開かれ、その補助ガセット部10が形成され、開かれ、開き面が形成される。さらに、テンションが両層の胴材1,2に作用し、上層の胴材1が長さ方向反転線8に沿って折り返され、反転し、折り返し部4によって反転部4が形成され、これが胴材1および補助ガセット部10の開き面に重ね合わされる。これと同時に、テンションが両層の胴材1,2に作用し、下層の胴材2が長さ方向第2折り曲げ線9に沿って折り曲げられ、その折り曲げ部5が胴材2および補助ガセット部10の開き面に重ね合わされる。
【0036】
さらに、長さ方向第1折り曲げ線11は長さ方向拘束線から第1距離を置いて形成され、長さ方向反転線8は長さ方向拘束線から第2距離を置いて形成され、長さ方向第2折り曲げ線9も長さ方向拘束線から第2距離を置いて形成される。第2距離は第1距離の半分の距離である。さらに、サイドガセット材3が胴材1,2に供給され、その幅方向に配置されるとき、その一端部が長さ方向拘束線から第2距離を置いて配置される。この結果、上層の胴材1が長さ方向第1折り曲げ線11に沿って折り曲げられるとき、上層の胴材1によって両層のサイドガセット材3が開かれ、その補助ガセット部10が形成され、開かれ、開き面が形成されるものである。さらに、上層の胴材1が長さ方向反転線8に沿って折り返され、反転したとき、その反転部4が胴材1および補助ガセット部10の開き面に重ね合わされ、下層の胴材2が長さ方向第2折り曲げ線9に沿って折り曲げられたとき、その折り曲げ部5が胴材2および補助ガセット部10の開き面に重ね合わされる。
【0037】
さらに、胴材1,2および補助ガセット部10の開き面上において、反転部4と折り曲げ部5が長さ方向拘束線で拘束され、その状態に保たれる。そして、長さ方向第1折り曲げ線11、長さ方向反転線8および長さ方向第2折り曲げ線9によって図3の幅方向第1折り曲げ線11、幅方向反転線8および幅方向第2折り曲げ線9が形成される。
【0038】
さらに、各ガイドローラ32,33間において、テンションが両層の胴材1,2に作用し、一側縁13,14と長さ方向拘束線間の部分17,18が長さ方向拘束線に沿って折り曲げられ、反転部4に重ね合わされ、これによって図3の幅方向第3および第4折り曲げ線15,16のうち、一方の折り曲げ線が形成される。プラスチック袋の製造後、一側縁13,14と長さ方向拘束線間の部分17,18を逆方向に折り曲げ、これによって他方の折り曲げ線を形成することもできる。さらに、反転部4および折り曲げ部5によってプラスチック袋の底ガセット部4,5が形成され、一側縁13,14と長さ方向拘束線間の部分17,18によって図3の底突出部17,18が形成される。
【0039】
さらに、胴材1,2の折り曲げおよび反転後、胴材1,2の間欠送り毎に、その幅方向において、横シール装置34によって胴材1,2とサイドガセット材3がヒートシールされる。これと同時に、横シール装置34によって反転部4および折り曲げ部5と補助ガセット部10がヒートシールされ、付加底ガセット材22と補助ガセット部24がヒートシールされる。さらに、胴材1,2の間欠送り毎に、その長さ方向において、縦シール装置35によって胴材1,2と付加底ガセット材22がヒートシールされる。これによって図3のヒートシール線7が形成される。
【0040】
その後、胴材1,2の間欠送り毎に、その幅方向において、カッタ36によって胴材1,2がカットされる。そのカット位置はサイドガセット材3の位置である。この実施例では、胴材1,2およびサイドガセット材3がサイドガセット材3の長さ方向中心線に沿ってカットされる。これによって図3のプラスチック袋が製造される。
【0041】
したがって、反転部4および折り曲げ部5によってプラスチック袋の底ガセット部4,5が形成され、一側縁13,14と長さ方向付着線間の部分18,19によってプラスチック袋の底突出部18,19が形成され、その底突出部18,19に開口部が形成されるものである。さらに、この製袋機では、ジッパ19によってプラスチック袋のジッパ19が形成され、開口部が形成される。
【0042】
図6の実施例でも、胴材ガイド機構にガイドローラ37,38が使用され、両層の胴材1,2がガイドローラ37を通り、ガイドローラ38に導かれる。そして、ガイドローラ38によって両層の胴材1,2が引き下げられることは図1の実施例と同様であるが、ガイドローラ38は片持ち支持されており、その自由端は長さ方向第1折り曲げ線11の位置に配置される。さらに、図7に示すように、ガイドローラ37のまわりにおいて、両層の胴材1,2が鋭角を持って方向変換され、ガイドローラ38のまわりにおいて、両層の胴材1,2が鋭角をもって方向変換される。その後、両層の胴材1,2がピンチローラ39に導かれ、挟まれる。したがって、ガイドローラ37,38およびピンチローラ39によって両層の胴材1,2が案内され、上層の胴材1がガイドローラ38の自由端で変形し、長さ方向第1折り曲げ線11に沿って折り曲げられ、長さ方向反転線8に沿って折り返され、反転する。これと同時に、下層の胴材2が長さ方向第2折り曲げ線9に沿って折り曲げられる。さらに、一側縁13,14と長さ方向拘束線間の部分17,18が長さ方向拘束線に沿って折り曲げられ、反転部4に重ね合わされる。
【0043】
図1および図6の実施例において、折り目形成機構を胴材ガイド機構の上流に配置し、両層の胴材1,2を折り目形成機構に導き、折り目を長さ方向反転線8および長さ方向第2折り曲げ線9に沿って形成してもよい。ミシン目形成機構を胴材ガイド機構の上流に配置し、両層の胴材1,2をミシン目形成機構に導き、ミシン目を長さ方向反転線8および長さ方向第2折り曲げ線9に沿って形成してもよい。その後、胴材ガイド機構によって両層の胴材1,2を案内すると、胴材1,2の材質に関係なく、両層の胴材1,2を容易に折り曲げ、折り返し、反転させることができる。ミシン目を長さ方向反転線8および長さ方向第2折り曲げ線9に沿って形成するとき、胴材1,2の折り曲げおよび反転後、反転部4を長さ方向反転線8に沿ってヒートシールし、折り曲げ部5を長さ方向第2折り曲げ線9に沿ってヒートシールし、ミシン目から洩れが生じないようにすることが好ましい。
【0044】
図8の実施例では、たとえば、図1の実施例において、胴材1,2の仮止めおよび拘束後、一方の層の胴材1がスリット刃40に導かれ、長さ方向スリット線8に沿ってスリットされる。その後、ガイドローラ32,33によって両層の胴材1,2が案内され、一方の層の胴材1が長さ方向第1折り曲げ線11に沿って折り曲げられる。これによって両層の胴材1,2が開かれ、その開き面が形成され、両層のサイドガセット材3が開かれ、その補助ガセット部10が形成され、開かれ、開き面が形成される。この場合、一方の層の胴材1があらかじめスリットされ、分離されており、折り曲げられるとき、一方の層の胴材1が長さ方向スリット線8から変形し、長さ方向第1折り曲げ線11に沿って折り曲げられる。したがって、結果的に一方の層の胴材1が反転し、反転部4が長さ方向拘束線と長さ方向スリット線8間に形成され、これが胴材1および補助ガセット部10の開き面に重ね合わされる。長さ方向反転線8は長さ方向スリット線8からなる。これと同時に、他方の層の胴材2が長さ方向第2折り曲げ線9に沿って折り曲げられ、その折り曲げ部5が胴材2および補助ガセット部10の開き面に重ね合わされる。
【0045】
さらに、胴材1,2の折り曲げおよび反転後、横シール装置34によって胴材1,2とサイドガセット材3がヒートシールされ、縦シール装置35によって胴材1,2と付加底ガセット材22がヒートシールされることは図1の実施例と同様である。さらに、図8の実施例では、長さ方向反転線8に沿ってスリットされる関係上、一方の層の胴材1が縦シール装置41に導かれ、反転部4が長さ方向反転線8に沿ってヒートシールされ、閉じられる。一方の層の胴材1が長さ方向第1折り曲げ線11に沿って折り曲げられているが、プレート42を折り曲げられた胴材1間に挿入し、その状態で反転部4をヒートシールするようにしてもよい。他方の層の胴材2を縦シール装置43に導き、折り曲げ部5を長さ方向第2折り曲げ線9に沿ってヒートシールしてもよい。この場合、プラスチック袋の製造後、ヒートシール線が胴部1,2の一端縁8,9に沿って形成される。図10はそのプラスチック袋を示す。
【0046】
図8の実施例では、胴材1のスリット後、ガイドローラ32,33によって胴材1およびサイドガセット材3が折り曲げられるが、図9に示すように、へら45を長さ方向スリット線8から挿入し、へら45によって胴材2およびサイドガセット材3を案内し、長さ方向折り曲げ線9において、胴材2およびサイドガセット材3が的確に折り曲げられるようにしてもよい。
【0047】
さらに、各実施例において、拘束機構としてジッパシール装置31を使用したものを説明したが、必ずしもその必要はない。図11に示すように、長さ方向拘束線46を胴材1,2の一側縁13,14付近に選定する。さらに、拘束機構としてスポットシール装置47を使用し、これを長さ方向拘束線46上に配置する。そして、胴材1,2の間欠送り毎に、サイドガセット材3に対応する位置において、スポットシール装置47によって両層の胴材1,2をスポットシールし、拘束する。その後、胴材ガイド機構によって両層の胴材1,2を案内し、折り曲げ、反転させると、一側縁13,14と長さ方向拘束線46間の部分によってプラスチック袋の底突出部17,18を形成することができ、開口部をスポットシール点間に形成することができる。図13はそのプラスチック袋を示す。
【0048】
図11の実施例において、図12に示すように、拘束機構としてスポットシール装置47の他に、縦シール装置48を使用し、両層の胴材1,2をその一側縁13,14に沿ってヒートシールし、これによって両層の胴材1,2を拘束する。そして、胴材1,2の折り曲げおよび反転後、両層の胴材1,2をその一側縁13,14に沿ってスリットし、これによってそのヒートシール部分を除去し、開口部を形成するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0049】
1,2 胴材
3 サイドガセット材
4 反転部
5 折り曲げ部
8 反転線
9 第2折り曲げ線
10 補助ガセット部
11 第1折り曲げ線
13,14 一側縁
17,18 一側縁と長さ方向拘束線間の部分
19 ジッパ
25,26 送りローラ
27 サイドガセット材供給機構
29 スポットシール装置
31 ジッパシール装置
32,33 ガイドローラ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
胴部、サイドガセット部および底ガセット部を有し、前記サイドガセット部の一端部に補助ガセット部が形成され、前記底ガセット部が前記補助ガセット部と組み合わされ、さらに、底突出部が前記底ガセット部から突出し、その底突出部に開口部が形成されているプラスチック袋を製造する製袋機であって、
前記胴部を形成する上層および下層の胴材を互いに対向させ、重ね合わせ、その長さ方向に間欠送りする胴材送り機構と、
前記サイドガセット部および補助ガセット部を形成するサイドガセット材をあらかじめ2つ折りし、2層に重ね合わせ、前記胴材の間欠送り毎に、前記胴材に前記サイドガセット材を供給し、前記サイドガセット材を前記胴材の幅方向に配置し、その一端部を前記胴材の一側縁から間隔を置いて配置し、前記サイドガセット材が両層の胴材間に挿入されるようにするサイドガセット材供給機構と、
前記サイドガセット材の挿入後、前記サイドガセット材の一端部において、一方の層の胴材を一方の層のサイドガセット材に仮止めし、他方の層の胴材を他方の層のサイドガセット材に仮止めする仮止め機構と、
前記胴材の一側縁付近に選定された長さ方向拘束線上において、前記両層の胴材を互いに拘束する拘束機構と、
前記胴材の仮止めおよび拘束後、前記胴材の送りにともない、前記両層の胴材を案内し、前記両層の胴材を前記一側縁から変形させ、前記長さ方向拘束線から間隔を置いて形成される長さ方向第1折り曲げ線に沿って前記一方の層の胴材を折り曲げ、これによって前記両層の胴材を開き、その開き面を形成し、前記一方の層のサイドガセット材を折り曲げ、両層のサイドガセット材を開き、その補助ガセット部を開き、開き面を形成するとともに、前記長さ方向拘束線と長さ方向第1折り曲げ線間に形成される長さ方向反転線に沿って前記一方の層の胴材を反転させ、その反転部を前記胴材および補助ガセット部の開き面に重ね合わせ、これと同時に、前記長さ方向拘束線から間隔を置いて形成される長さ方向第2折り曲げ線に沿って前記他方の層の胴材を折り曲げ、その折り曲げ部を前記胴材および補助ガセット部の開き面に重ね合わせる胴材ガイド機構とからなり、
前記反転部および折り曲げ部によって前記プラスチック袋の底ガセット部が形成され、前記一側縁と長さ方向拘束線間の部分によって前記プラスチック袋の底突出部が形成され、その底突出部に前記開口部が形成されるようにしたことを特徴とする製袋機。
【請求項2】
前記一方の層の胴材が前記長さ方向第1折り曲げ線に沿って折り曲げられ、長さ方向折り返し線に沿って折り返され、その折り返し部によって前記反転部が形成され、前記長さ方向反転線は前記長さ方向折り返し線からなる請求項1に記載の製袋機。
【請求項3】
前記胴材の仮止めおよび拘束後、前記一方の層の胴材が長さ方向スリット線に沿ってスリットされ、その後、前記一方の層の胴材が前記長さ方向第1折り曲げ線に沿って折り曲げられ、前記反転部が前記長さ方向拘束線と前記長さ方向スリット線間に形成され、前記長さ方向反転線は前記長さ方向スリット線からなる請求項1に記載の製袋機。
【請求項4】
さらに、前記胴材の折り曲げおよび反転後、前記胴材の間欠送り毎に、前記胴材の幅方向において、前記胴材とサイドガセット材をヒートシールする横シール装置を備えた請求項1に記載の製袋機。
【請求項5】
さらに、付加底ガセット材を前記胴材に供給し、その長さ方向に配置し、前記付加底ガセット材が前記両層の胴材間に挿入されるようにする付加底ガセット材供給機構と、
前記胴材の間欠送り毎に、前記胴材の長さ方向において、前記胴材と付加底ガセット材をヒートシールする縦シール装置とを備え、
前記付加底ガセット材によって前記プラスチック袋の付加底ガセット部を形成するようにした請求項4に記載の製袋機。
【請求項6】
さらに、前記胴材のヒートシール後、前記胴材の間欠送り毎に、前記胴材の幅方向において、前記胴材をクロスカットするカッタを備えた請求項5に記載の製袋機。
【請求項7】
ジッパを前記胴材に供給し、前記長さ方向拘束線に沿って配置し、前記ジッパが前記両層の胴材間に挿入されるようにするジッパ供給機構を備え、
前記拘束機構としてジッパシール装置を使用し、前記胴材の間欠送り毎に、前記ジッパシール装置によって前記胴材とジッパをヒートシールし、これによって前記両層の胴材を拘束し、前記ジッパによって前記プラスチック袋の開口部が形成されるようにした請求項1に記載の製袋機。
【請求項8】
前記拘束機構としてスポットシール装置を使用し、前記胴材の間欠送り毎に、前記サイドガセット材に対応する位置において、前記スポットシール装置によって前記両層の胴材をスポットシールし、拘束し、前記開口部が前記胴材のスポットシール点間に形成されるようにした請求項1に記載の製袋機。
【請求項9】
前記長さ方向第1折り曲げ線は前記長さ方向拘束線から第1距離を置いて形成され、前記長さ方向反転線は前記長さ方向拘束線から第2距離を置いて形成され、前記長さ方向第2折り曲げ線も前記長さ方向拘束線から前記第2距離を置いて形成され、前記第2距離は前記第1距離の半分の距離であり、前記サイドガセット材が前記胴材の幅方向に配置されるとき、その一端部が前記長さ方向拘束線から前記第2距離を置いて配置されるようにした請求項1に記載の製袋機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2011−161665(P2011−161665A)
【公開日】平成23年8月25日(2011.8.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−24002(P2010−24002)
【出願日】平成22年2月5日(2010.2.5)
【特許番号】特許第4499832号(P4499832)
【特許公報発行日】平成22年7月7日(2010.7.7)
【出願人】(000110192)トタニ技研工業株式会社 (31)
【Fターム(参考)】