説明

車両の上部車体構造

【課題】フロントウィンドウの上端から連続的に延びるルーフウィンドウパネルを備えた車両においてフロントヘッダの断面積を十分に確保しつつフロントヘッダの外観上の存在感を弱める。
【解決手段】フロントヘッダ15は閉断面16を備えた部材で構成されており、水平ラインHLよりも角度θだけ下方に傾斜して位置するように配置されている。この傾斜角度θは、第2、第3シート列3,4の乗員の視線と略一致するように設定されるのが好ましい。フロントヘッダ15の前端部分は傾斜面16aで構成され、この傾斜面16aに対してフロントウィンドウ11及びルーフウィンドウパネル13が接合されている。フロントヘッダ15の後部の凹所19にはサンバイザ23の前端部が収容され、格納姿勢のサンバイザ23はフロントヘッダ15の延長線上に位置決めされる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の上部車体構造に関し、より詳しくは、車体ルーフの少なくとも前部が、ガラスのような光透過性のルーフウィンドウパネルで作られた車両に関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、フロントウィンドウと一体に成形されたルーフウィンドウパネルを備え、このルーフウィンドウパネルによってルーフの一部が構成された車両を開示している。この種の車両は、いわゆるガラスサンルーフをフロントウィンドウの上端に接近させた形態であるため、外光が車室内に多く取り込まれて車室が明るく、乗員に開放感を提供できるという利点がある。
【特許文献1】EP1405744号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
車両の基本的な構造として、フロントウィンドウの両側縁はフロントピラーによって支持され、左右のフロントピラーは、その上端が、車幅方向に延びるフロントヘッダによって互いに連結されている。言うまでも無いことであるが、フロントヘッダは車体剛性に影響を及ぼす部材の一つである。
【0004】
特許文献1に開示のような車両、つまりルーフウィンドウパネルの前端をフロントウィンドウに接近させた車両では、フロントヘッダの存在が外観上の見栄えに影響を及ぼしてしまういう問題がある。この問題に対処するのに、フロントヘッダの断面積を小さくしてフロントヘッダの存在感を弱めることも考えられるが、このことは車体剛性を低下させる手法であるため必ずしも好ましい対応策とは言えない。
【0005】
本発明の目的は、ルーフウィンドウパネルをフロントウィンドウの上端に接近させた車両を前提として、フロントヘッダの断面積を十分に確保しつつ、フロントヘッダの外観上の存在感を弱めて見栄えを向上することのできる車両の上部車体構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の技術的課題は、本発明によれば、
左右のフロントピラー間に形成されるフロント開口に配設され、該左右のフロントピラーによって両側縁が支持されたフロントウィンドウの上端に実質的に連続して設けられ且つ少なくともルーフの前部を構成する光透過性のルーフウィンドウパネルを備えた車両であって、
前記左右のフロントピラーの上端同士を連結するための車幅方向に延び且つ閉断面構造の部材で構成されたフロントヘッダを有し、
該フロントヘッダが上下に扁平な形状を有し、該フロントヘッダの少なくとも後部が下方に傾斜されて前記ルーフウィンドウパネルから離間していることを特徴とする車両の上部車体構造を提供することにより達成される。
【0007】
すなわち、本発明によれば、フロントヘッダをルーフウィンドウパネルとフロントウィンドウとの境界部分に沿って配置させるのではなく、フロントヘッダを閉断面構造の部材で構成し、このフロントヘッダの少なくとも後部をルーフウインドパネルから離間させることで、外観上フロントヘッダの存在感を弱めるようにしてある。すなわち、フロントウィンドウの上端から実質的に連続するルーフウィンドウパネルは、フロントウィンドウとルーフウィンドウパネルの境界部分が湾曲した形状となるのが一般的であるが、この境界部分の湾曲形状とは無関係にフロントヘッダの少なくとも後部を設計することで、比較的大きな閉断面のフロントヘッダであってもフロントヘッダが外観上目立たないようにする設計上の自由度を得ることができる。
【0008】
本発明は、フロントウィンドウとルーフウィンドウパネルとが一体成形されていてもよく、また、別体の部材で構成されてもよいが、別体であれば、フロントウィンドウとルーフウィンドウパネルとが互いに隣接する部分にフロントヘッダが配置される。
【0009】
好ましい実施の形態では、フロントヘッダに配設したサンバイザが、フロントヘッダと実質的に同じ方向に延びる格納姿勢をとるように設定されている。これにより、サンバイザを含めて外観上の存在感を薄めることができる。具体的な例として、フロントヘッダの後端部に下方且つ後方に向けて開放した凹所を形成して、この凹所にサンバイザの前端部を収容するようにしてもよいし、サンバイザをフロントヘッダの下面に沿った格納位置をとらせるようにしてもよい。これにより、特に、第1シート列よりも後方の後列シートの乗員の前方視界がサンバイザによって阻害されるのを低減することができる。なお、上記の凹所を小物入れとして利用するようにしてもよい。
【0010】
また、第2シート列や、第3シート列を備えた車両であれば、第1シート列の後方の後列シートの乗員の視線に沿ってフロントヘッダの少なくとも後部の傾斜角度を設定するのが好ましい。これによれば、後列シートに着座した乗員はルーフウィンドウパネルによって開放感を感じるものであるが、上述したフロントヘッダの構造及び配置によって視線を阻害されるのを低減できるため、一層の開放感を与えることができる。このことは、第2シート列が第1シート列よりも高所に設定された車両では、より一層の開放感を乗員に提供できる。特に、第1シート列よりも第2シート列が高所に配置され、第2シート列よりも第3シート列が高所に配置された車両では、第2シート列、第3シート列の乗員に対して、フロントヘッダによって視線が阻害されるのを低減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下に、添付の図面に基づいて本発明の好ましい実施例を説明する。
【0012】
図1は、本発明を適用した実施例のワンボックスカーの斜視図である。図示のワンボックスカー1は、図2から理解できるように3列シート2〜4を有し、車室の最前列に位置する第1シート列2の乗員は、前ヒンジ後開きのフロントサイドドア5を通じて乗降することができ、第1シート列2の後方に位置する第2シート列3及び第3シート列4の乗員は、スライドドアであるリアサイドドア6を通じて乗降することできる。
【0013】
このワンボックスカー1の車室の高さ寸法は比較的大きく設計されており、そして、第2シート列3は第1シート列2の高さレベル(H1)よりも高所(H2)に配置され、また、第3シート列4は第2シート列3よりも高所(H3)に配置されている。すなわち、ワンボックスカー1に設けられた第1シート列2乃至第3シート列4は、後列ほど高所に配置されている。図中、参照符号7は、第1シート列2の運転席に設けられたハンドルであり、8は前輪であり、9は後輪である。
【0014】
ワンボックスカー1は、左右のフロントピラー10、10間に形成されるフロント開口に配置されたフロントウィンドウ11を有し、フロントウィンドウ11は、周知のように、その両側縁が左右のフロントピラー10、10によって支持されている。
【0015】
ワンボックスカー1のルーフ12は、その前部、つまりルーフ11の前端から第2シート列3の頭上の位置に至る部位が、光透過性のルーフウィンドウパネル13で構成されている。ルーフウィンドウパネル13の前端は、フロントウィンドウ11の上端に隣接して配置されており、フロントウィンドウ11の上端とルーフウィンドウパネル13の前端とが接近した部位にフロントヘッダ15が配設されている。
【0016】
周知のようにフロントヘッダ15は車幅方向に延びる部材であり、フロントヘッダ15の左右両端は、夫々、フロントピラー10に連結されている。図3は、ルーフウィンドウパネル13の前端がフロントウィンドウ11の上端に隣接した部分を断面した部分断面図である。
【0017】
図3を参照して、フロントヘッダ15は、ヘッダアッパ16とヘッダロア17とを溶接することにより形成された閉断面18を備えており、ヘッダアッパ16には、その前端面が、後方に向かうに従って徐々に上方に位置する傾斜面16aを有し、この傾斜面16aは、フロントウィンドウ11の上端とルーフウィンドウパネル13の前端とが互いに接近する部分の傾斜に沿った面で構成されている。ヘッダアッパ16は、また、傾斜面16aの上端から略水平方向に後方に延びる上面16bを有している。同様に、ヘッダロア17も略水平方向に延びる下面17aを備え、これによりフロントヘッダ15は全体として上下に扁平な形状を有している。
【0018】
好ましくは、ヘッダロア17の上記下面17aは、その後端部に段部17bを備えているのがよく、この段部17bによって後方且つ下方に向けて開放した凹所19が形成されている。
【0019】
図3のラインCLは、扁平な形状のフロントヘッダ15の断面を上下に略半割にする中心線を示す。この中心線CLから分かるように、フロントヘッダ15は、ルーフウィンドウパネル13の前端とフロントウィンドウ11とが隣接する部分の傾斜ラインXよりも下方に傾斜して配設されている。好ましくは、フロントヘッダ15は、フロントヘッダ15の中心線CLが、水平ラインHLよりも角度θだけ下方に傾斜して位置するように配置される。この傾斜角度θは、第2シート列3又は第3シート列4の乗員の視線(図2に矢印で示してある)を念頭に入れて、この視線と略一致するように設定するのが最も好ましい。換言すれば、フロントヘッダ15は、ヘッダアッパ16の上面16b及びヘッダロア17の下面17aが、第2シート列3又は第3シート列4の乗員の視線(図2に矢印で示してある)に沿って延びるように設定するのが好ましい。
【0020】
上述したフロントヘッダ15(ヘッダアッパ16)の傾斜面16aには、ルーフウィンドウパネル13の前端部およびフロントウィンドウ11の上端部が接合されている。図3の参照符号20はダムであり、21は接着剤である。また、参照符号22はトリムであり、フロントヘッダ15はトリム22によって覆われている。
【0021】
上述したフロントヘッダ15の構成及び配置により、ルーフウィンドウパネル13は、その前端がフロントヘッダ15(ヘッダアッパ16)の傾斜面16aに接合され、この傾斜面16aから後方の部位はルーフウィンドウパネル13がフロントヘッダ15から離間した状態となる。そして、フロントヘッダ15を上下に扁平な形状にすると共に、ほぼ水平に配置することで、これを外部から見たときに、十分な大きさ閉断面を有するフロントヘッダ15であるにも関わらずその外観上の存在感を弱めることのできる。
【0022】
また、特に第2シート列3、第3シート列4の乗員の視線に沿ってフロントヘッダ15を傾斜して配置したときには、第2シート列3、第3シート列4に着座した乗員の前方視界がフロントヘッダ15によって阻害されるのを軽減することができる。特に、実施例の車両のように、第2シート列3、第3シート列4が第1シート列2よりも高所に配置された車両では、第2シート列3、第3シート列4の乗員の前方視界は、これら乗員に一層の開放感を与えるのに重要である。
【0023】
また、フロントヘッダ15の後端部に下方且つ後方に向けて開放した凹所19を形成することで、この凹所19を使って小物入れや、サンバイザ23を配設することができる。このサンバイザ23は、図3は、凹所19にサンバイザ23の前端部を配置させた例を示す。サンバイザ23は、図示の格納姿勢において、フロントヘッダ15の延び方向つまり第2シート列3又は第3シート列4の乗員の視線(図2に矢印で示してある)にほぼ沿って延びる位置に位置決めされるのが好ましい。これにより、サンバイザ23は、上下に扁平なフロントヘッダ15の延長線上に位置し、フロントヘッダ15と実質的に同一平面に格納することができるため、第2シート列3、第3シート列4に着座した乗員の前方視界がサンバイザ23よって阻害されるのを軽減することができる。
【0024】
図4は第2実施例を示すものであるが、この第2実施例においても、フロントヘッダ15及び形状に関しては第1実施例と実質的に同じであると理解されたい。図4に図示の第2実施例では、サンバイザ23がフロントヘッダ15の下方に隣接して配置され、フロントヘッダ15の下面17aの延び方向に沿った位置に格納される。
【0025】
このように、ルーフウィンドウパネル13から下方に大きく傾斜したフロントヘッダ15に沿ってサンバイザ23を格納するようにしたことから、前述した第1実施例と実質的に同様に、第2シート列3、第3シート列4に着座した乗員の前方視界がサンバイザ23よって阻害されるのを軽減することができる。また、このようなサンバイザ23の配置によって、フロントヘッダ15の後端部とサンバイザ23との間の凹所19に小物入れを配置して、この凹所19を使ってサングラスなどを収容することができる。
【0026】
図5は第3実施例を示す。この第3実施例では、上下に扁平なフロントヘッダ15を構成するヘッダアッパ16の上面16bの前部16cが上方に隆起した形状を有し、この隆起部16cを挟んで、フロントウィンドウ11の上端とルーフウィンドウパネル13の前端とが対向して配置されている。また、フロントヘッダ15の上面15bの後部は下方に傾斜した形状を有し、これにより、フロントヘッダ15の後端に向かうに従ってルーフウィンドウパネル13から離間した配置となっている。このようなフロントヘッダ15の形状を採用することにより、第2、第3シート列3、4から臨むフロントヘッダ15の高さYを小さく見せることができ、これにより第2シート列3、第3シート列4に着座した乗員の前方視界がフロントヘッダ15よって阻害されるのを軽減することができる。
【0027】
図6は第4実施例を示す。この第4実施例では、上記第3実施例と基本的には同じ構成が採用されているが、フロントヘッダ15を構成するヘッダロア17の下面17aには、追加の段部17cが形成され、この追加の段部17cによってフロントヘッダ15の車体前後方向中央部分に追加の凹所25が形成されている。すなわち、図6に図示のフロントヘッダ15は、その後端部に下方且つ後方に開放した第1の凹所19を有し、また、車体前後方向中央部分に下方且つ後方に開放した第2の凹所25を有する。
【0028】
第2の凹所19、25は、共に小物入れを配置してもよいが、図示の例では、第1の凹所19に小物入れ26が配設され、この小物入れ26に例えばサングラスを収容可能である。他方、第2の凹所25はサンバイザ23の前部を受け入れるのに用いられる。このサンバイザ23は、図示の格納姿勢では、サンバイザ23がフロントヘッダ15(ヘッダロア17)の下面17aに沿って延びており、これにより、第2、第3シート列3、4から見えるフロントヘッダ15の高さの範囲内にサンバイザ23を格納することができる。したがって、前述した実施例と同様に、第2シート列3、第3シート列4に着座した乗員の前方視界がサンバイザ23よって阻害されるのを軽減することができる。
【0029】
以上、本発明の実施例を、フロントウィンドウ11とルーフウィンドウパネル13とが別体の部材から構成された例で説明したが、図7に図示のように、フロントウィンドウ11とルーフウィンドウパネル13とが一体成形された車両に対しても図3乃至図6に図示した実施例を同様に適用することが可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】実施例のワンボックスカーを斜め前方から見た斜視図である。
【図2】図1のワンボックスカーの第1乃至第3シート列の配置を説明するための図である。
【図3】図1のワンボックスカーのフロントヘッダ回りの断面図である。
【図4】フロントヘッダ回りの第2実施例を示す断面図である。
【図5】フロントヘッダ回りの第3実施例を示す断面図である。
【図6】フロントヘッダ回りの第4実施例を示す断面図である。
【図7】フロントウィンドウとルーフウィンドウパネルとが一体成形された例を示す、図1に対応した斜視図である。
【符号の説明】
【0031】
1 ワンボックスカー
2 第1シート列
3 第2シート列
4 第3シート列
10 フロントピラー
11 フロントウィンドウ
12 ルーフ
13 ルーフウィンドウパネル
15 フロントヘッダ
16 ヘッダアッパ
16a ヘッダアッパの傾斜面(前端面)
16b ヘッダアッパの上面
17 ヘッダロア
17a ヘッダロアの下面
17b ヘッダロアの段部
17c ヘッダロアの追加の段部
18 フロントヘッダの閉断面
19 フロントヘッダの凹所
23 サンバイザ
26 小物入れ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
左右のフロントピラー間に形成されるフロント開口に配設され、該左右のフロントピラーによって両側縁が支持されたフロントウィンドウの上端に実質的に連続して設けられ且つ少なくともルーフの前部を構成する光透過性のルーフウィンドウパネルを備えた車両であって、
前記左右のフロントピラーの上端同士を連結するための車幅方向に延び且つ閉断面構造の部材で構成されたフロントヘッダを有し、
該フロントヘッダが上下に扁平な形状を有し、該フロントヘッダの少なくとも後部が下方に傾斜されて前記ルーフウィンドウパネルから離間していることを特徴とする車両の上部車体構造。
【請求項2】
前記フロントウィンドウと前記ルーフウィンドウパネルとが一体成形されている、請求項1に記載の車両の上部車体構造。
【請求項3】
前記フロントウィンドウと前記ルーフウィンドウパネルとが別部材で構成され、これらフロントウィンドウの上端とルーフウィンドウパネルの前端とが互いに隣接して配置されて、このフロントウィンドウとルーフウィンドウパネルとが隣接した部位に前記フロントヘッダが配置されている、請求項1に記載の車両の上部車体構造。
【請求項4】
前記フロントヘッダにサンバイザが配設され、該サンバイザが、前記フロントヘッダの後部と実質的に同じ方向に延びる格納姿勢をとる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両の上部車体構造。
【請求項5】
前記フロントヘッダの後端部に下方且つ後方に向けて開放した凹所が形成され、該凹所に前記サンバイザの前端部が収容されている、請求項4に記載の車両の上部車体構造。
【請求項6】
前記サンバイザが、前記フロントヘッダの下面に沿った格納姿勢をとる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両の上部車体構造。
【請求項7】
前記フロントヘッダの後端部に下方且つ後方に向けて開放した凹所が形成され、該凹所に小物入れが配設されている、請求項6に記載の車両の上部車体構造。
【請求項8】
前記車両が、車体前後方向に複数列のシートを備え、前記上下に扁平なフロントヘッダの少なくとも後部の傾斜角度が、第1シート列よりも後方の列のシートの乗員の視線と略一致するように設定されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の車両の上部車体構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−237891(P2007−237891A)
【公開日】平成19年9月20日(2007.9.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−62344(P2006−62344)
【出願日】平成18年3月8日(2006.3.8)
【出願人】(000003137)マツダ株式会社 (6,115)
【Fターム(参考)】