説明

車両の後部車体構造

【課題】最低地上高の確保と荷室容量を両立させることができる車両の後部車体構造を提供することを目的としている。
【解決手段】本発明の車両の後部車体構造は、後部フロアを形成し下方に膨出するスペアタイヤパン28を備えた荷室フロア24と、荷室フロアの左右両側に配置され車体前後方向に延びる左右一対のリアサイドフレーム6と、リアサイドフレームに連結され後輪10のサスペンション部材12を支持するサブフレーム14と、サブフレームとスペアタイヤパンの間に車幅方向に亘って配置されたサイレンサー30と、を有し、サブフレームと、スペアタイヤパンと、サイレンサーとが、車両側面視でほぼ同一高さに配置されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の後部車体構造に係わり、特に、サブフレームと荷室フロアの収納部(スペアタイヤパン等)との間にサイレンサーを配置した車両の後部車体構造に関する。
【背景技術】
【0002】
最近の車両では、大型サイレンサーを採用することにより、排気抵抗を低減させて、燃費向上を図ることが行われている。この大型サイレンサーは、一般的には、車幅方向に亘って配置されている。
【0003】
従来の車両の後部車体構造として、例えば、特許文献1には、サイレインサーの上部にスペアタイヤを配置するようにした車両の後部車体構造が開示されている。
また、特許文献2には、サイレンサーをサスペンション部材を支持するサブフレームの直ぐ下方に配置するようにした車両の後部車体構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平5−58173号公報
【特許文献2】特開平11−82008号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した特許文献1のものでは、サイレインサーの上部にスペアタイヤが配置されているので、最低地上高を確保すると、荷室フロアの高さが上昇してしまい十分な荷室容量を確保することが出来ない。
また、上述した特許文献2のものでは、サイレンサーをサスペンション部材を支持するサブフレームの直ぐ下方に配置するようにしたため、特許文献1と同様な問題点があり、更に、最低地上高を確保するため、サイレンサーを車体前後方向に配置する必要があり、サイレンサーの配置に制約があった。
【0006】
そこで、本発明は、上述した従来の技術の問題点を解決するためになされたものであり、大型のサイレンサーが配置可能で、且つ、最低地上高の確保と荷室容量を両立させることができる車両の後部車体構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した目的を達成するために、本発明は、車室の後部フロアを形成すると共に下方に膨出する収納部を備えた荷室フロアと、この荷室フロアの左右両側に配置され車体前後方向に延びる左右一対のリアサイドフレームと、このリアサイドフレームに連結され後輪のサスペンション部材を支持するサブフレームと、サブフレームと上記収納部の間に車幅方向に亘って配置されたサイレンサーと、を有し、サブフレームと、収納部と、サイレンサーとが、車両側面視でほぼ同一高さに配置されていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、サイレンサーが車幅方向に亘ってサブフレームと収納部の間に配置され且つサブフレームと、収納部と、サイレンサーとが、車両側面視でほぼ同一高さに配置されているので、車室の後部フロアの高さの上昇を抑えることができ、それにより、サイレンサーを大型化して排気抵抗を低減させて燃費性能を向上させることができると共に、車両後部の最低地上高の確保と荷室容量の確保を両立させることができる。また荷室フロアの収納部がサイレンサーより後方へ配置されているので、収納部の車体後方からの作業が容易となる。さらに、後突時には、収納部の後退移動(車体に対しては前進移動)に伴ってサイレンサーが収納部により潰れるので、サイレンサーを衝撃吸収部材として活用することができる。
【0008】
本発明において、好ましくは、サブフレームは、左右一対のリアサイドフレームのそれぞれに車体前後方向に離間して連結されたリンク支持部と、これらの左右のリンク支持部を繋ぐように車幅方向に延びるクロスメンバを備え、サイレンサーの少なくとも一部が、クロスメンバの後方で且つ上記リンク支持部の内側の空間内に配置されている。
このように構成された本発明においては、クロスメンバの後方で且つリンク支持部の内側の空間を有効に活用して、サイレンサーを配置することができ、これにより、車両後部のオーバーハングを抑えることができる。
【0009】
本発明において、好ましくは、サイレンサーの一部が、平面視で上記リンク支持部とラップするように配置されている。
このように構成された本発明においては、サイレンサーの一部が、平面視で上記リンク支持部とラップするように配置されているので、サイレンサーを車幅方向に長くして容量を増大(大型化)させることが出来ると共にサイレンサーをより前方に配置して車両後部のオーバーハングを抑えることができる。
【0010】
本発明において、好ましくは、サイレンサーは、サブフレームに取付け支持されている。
このように構成された本発明によれば、サイレンサーをサブフレームに取付け支持するようにしたので、平面視でサブフレーム(リンク支持部)とサイレンサーがラップして配置されたような場合であっても、サイレンサーを容易に取付け支持することができる。
【0011】
本発明において、好ましくは、サイレンサーは、平面視で収納部の一部とラップするように配置されている。
このように構成された本発明においては、サイレンサーが、平面視で収納部の一部とラップするように配置されているので、サイレンサーと収納部との干渉を避けつつ、サイレンサーの容量を増大させて燃費性能を向上させることができる。
【0012】
本発明において、好ましくは、サイレンサーは、前傾して配置されている。
このように構成された本発明においては、サイレンサーが前傾して配置されているので、サブフレームと荷室フロアの間の空間を有効に利用して、車両後部のオーバーハングを最小限に抑えることができる。
【0013】
本発明において、好ましくは、サイレンサーは、このサイレンサーから後方に延びるエンドパイプを備え、このエンドパイプが収納部の車幅方向外側に配置され且つ収納部の下端部より上方に配置されている。
このように構成された本発明においては、車両後部の最低地上高を高くでき、さらに、空力性能を悪化させることなく、燃費性能を向上させることができる。
【0014】
本発明において、好ましくは、収納部は、スペアタイヤを収納するスペアタイヤパンである。
このように構成された発明によれば、スペアタイヤを積載する場合に、収納部をスペアタイヤの格納スペースとして利用することができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明の車両の後部車体構造によれば、大型のサイレンサーが配置可能で、且つ、最低地上高の確保と荷室容量を両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の第1実施形態による車両の後部車体構造を示す下方から見た底面図である。
【図2】本発明の第1実施形態による車両の後部車体構造を示す側方から見た側面図である。
【図3】図1のIII −III線に沿って見た断面図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿って見た断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態による車両の後部車体構造を示す斜め下方から見た部分斜視図である。
【図6】本発明の第2実施形態による車両の後部車体構造を示す下方から見た底面図である。
【図7】本発明の第2実施形態による車両の後部車体構造を示す側方から見た側面図である。
【図8】本発明の第3実施形態による車両の後部車体構造を示す下方から見た底面図である。
【図9】本発明の第3実施形態による車両の後部車体構造を示す斜め下方から見た部分斜視図である。
【図10】本発明の第4実施形態による車両の後部車体構造を示す斜め下方から見た部分斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態による車両の後部車体構造を説明する。
先ず、図1乃至図5により、本発明の第1実施形態による車両の後部車体構造を説明する。図1は本発明の第1実施形態による車両の後部車体構造を示す下方から見た底面図であり、図2は第1実施形態による車両の後部車体構造を示す側方から見た側面図であり、図3は図1のIII −III線に沿って見た断面図であり、図4は図1のIV−IV線に沿って見た断面図であり、図5は第1実施形態による車両の後部車体構造を示す斜め下方から見た部分斜視図である。
【0018】
図1及び図2に示すように、車両1は、後部車体2を備え、この後部車体2のフロア4の下方又は側方には、左右両側に配置され車体前後方向に延びる左右一対のリアサイドフレーム6が配置されている。フロア4の下方で且つリアサイドフレーム6の間の空間の車体前方側には、燃料タンク8が配置され、リアサイドフレーム6に固定支持されている。
【0019】
この燃料タンク8の後方には、後輪10のマルチリンク式サスペンションのサスペンション部材(マルチリンク)12を支持するためのサブフレーム14が配置され、このサブフレーム14は、リアサイドフレーム6に連結されている。このサブフレーム14は、左右一対のリアサイドフレーム6のそれぞれに車体前後方向に離間して連結されたリンク支持部16と、これらの左右のリンク支持部16を繋ぐように車幅方向に延びる第1クロスメンバ18及び第2クロスメンバ20と、左右一対のリアサイドフレーム6に連結されたロアアーム22とから構成されている。
【0020】
上述したフロア4は、後部フロアを形成する荷室フロア24を備え、さらに、この荷室フロア24には、スペアタイア26を収納するために下方に膨出した収納部(格納スペース)となるスペアタイヤパン28が形成されている。
なお、第1実施形態においては、収納部としてスペアタイヤパンが形成されているが、これ以外に、例えば、サードシートを収容するものであっても良い。
【0021】
さらに、上述したサブフレーム14とスペアタイヤパン28との間の空間には、サイレインサー30が車幅方句に亘って配置されている。より具体的に説明すると、サイレインサー30は、その前方部分30aが、第2クロスメンバ20の後方で且つリンク支持部16の内側の空間内に配置されている。
このように、本実施形態においては、図2に示すように、サブフレーム14と、スペアタイヤパン28と、サイレンサー30が、車両側面視でほぼ同一高さに配置されている。
【0022】
また、図3に示すように、スペアタイヤパン28の前端部28aが側面視で前傾して形成されているため、サイレンサー30も、この前端部28aに対応して、同様に、前傾して形成されている。
また、図5に示すように、サイレンサー30は、サイレンサハンガーラバー32を備えた取付ワイヤ34により、サブフレーム14のリンク支持部16に取り付け支持されている。
【0023】
さらに、図1及び図5に示すように、サイレンサー30は、このサイレンサー30から後方に延びる左右一対のエンドパイプ36を備え、これらのエンドパイプ36がスペアタイヤパン28の車幅方向外側に配置され且つスペアタイヤパン28の下端部より上方に配置されている。
【0024】
次に、上述した本発明の第1実施形態による車両の後部車体2の作用を説明する。
先ず、第1実施形態による車両の後部車体2においては、サイレンサー30が、サブフレーム14とスペアタイヤパン28の間に配置され、さらに、サブフレーム14と、スペアタイヤパン28と、サイレンサー30とが、車両側面視でほぼ同一高さに配置されているので、車室の後部フロアである荷室フロア24の高さの上昇を抑えることができ、それにより、サイレンサー30を大型化して排気抵抗を低減させて燃費性能を向上させることができると共に、車両後部の最低地上高の確保と荷室容量の確保を両立させることができる。
【0025】
より具体的に説明すると、図2に示すように、従来の車体の後部車体においては、破線で示すように、サイレンサ70が、後部フロアを形成する荷室フロア72のスペアタイヤパン74の下方に配置されているので、最低地上高を確保するため、その分、荷室フロア72の位置が高くなり、その結果、荷室の高さH2が短くなり、荷室容量が小さくなる。これに対し、本実施形態においては、上述したように、車室の後部フロアである荷室フロア24の高さの上昇を抑えることができるので、荷室の高さH1(>H2)が長くなり、荷室容量を増大させることができる。
【0026】
また、荷室フロア24のスペアタイヤパン28がサイレンサー30より後方へ配置されているので、スペアタイヤパン28に収納されているスペアタイヤ26の車体後方からの取り出し作業が容易となる。
また、車両の後突時には、スペアタイヤパン28の後退移動(車体に対しては前進移動)に伴って、サイレンサー30がスペアタイヤ26を収納して剛性が大であるスペアタイヤパン28により潰れるので、サイレンサー30を衝撃吸収部材として活用することができる。
【0027】
また、第1実施形態による車両の後部車体2においては、第2クロスメンバ20の後方で且つリンク支持部16の内側の空間を有効に活用して、サイレンサー30を配置することができるので、これにより、車両後部のオーバーハングを抑えることができる。
【0028】
また、サイレンサーが、サブフレーム14に取付け支持されているので、サブフレームを用いてサイレンサーを容易に取付け支持することができる。
【0029】
また、サイレンサー30は、前傾して配置されているので、サブフレーム14と荷室フロア24の間の空間を有効に利用して、車両後部のオーバーハングを最小限に抑えることができる。
【0030】
また、サイレンサー30は、このサイレンサー30から後方に延びるエンドパイプ36を備え、このエンドパイプ36がスペアタイヤパン28の車幅方向外側に配置され且つスペアタイヤパン28の下端部より上方に配置されているので、車両後部の最低地上高を高くでき、さらに、空力性能を悪化させることなく、燃費性能を向上させることができる。
【0031】
さらに、荷室フロア24の収納部をスペアタイヤ26を収納するスペアタイヤパン28とすることにより、収納部をスペアタイヤ26の格納スペースとして利用することができる。
【0032】
次に、図6及び図7により、本発明の第2実施形態による車両の後部車体構造を説明する。図6は本発明の第2実施形態による車両の後部車体構造を示す下方から見た底面図であり、図7は第2実施形態による車両の後部車体構造を示す側方から見た側面図である。この第2実施形態による車両の後部車体構造の基本構造及び作用効果は、第1実施形態と同様であるので、同一部分には同一符号を付し説明は省略し、以下、第1実施形態と異なる部分のみ説明する。
【0033】
この第2実施形態による車両の後部車体40においては、サイレンサー42の後方側42aがスペアタイヤパン28の前方側の下方の空間内まで延びて形成され、平面視で、サイレンサー42の後方側42aが、スペアタイヤパン28の前方側とラップ(重なる)するように配置されている。
【0034】
このように構成された第2実施形態による車両の後部車体40においては、サイレンサー42の後方側42aが、平面視でスペアタイヤパン28の前方側とラップ(重なる)するように配置されているので、サイレンサー42とスペアタイヤパン28との干渉を避けつつ、サイレンサー42の容量を増大させて燃費性能を向上させることができる。
【0035】
次に、図8及び図9により、本発明の第3実施形態による車両の後部車体構造を説明する。図8は本発明の第3実施形態による車両の後部車体構造を示す下方から見た底面図であり、図9は本発明の第3実施形態による車両の後部車体構造を示す斜め下方から見た部分斜視図である。この第3実施形態による車両の後部車体構造の基本構造及び作用効果は、第1実施形態と同様であるので、同一部分には同一符号を付し説明は省略し、以下、第1実施形態と異なる部分のみ説明する。
【0036】
この第3実施形態による車両の後部車体50においては、車幅方向に亘って延びるサイレンサー52の両側の一部52aが、サブフレーム14のリンク支持部16の下方の空間内まで延びて形成され、平面視で、サイレンサー52の両側の一部52aが、リンク支持部16とラップ(重なる)するように配置されている。
【0037】
このように構成された第3実施形態による車両の後部車体50においては、サイレンサー52の両側の一部52aが、平面視で、サイレンサー52の両側の一部52aが、リンク支持部16とラップ(重なる)するように配置されているので、サイレンサー52を車幅方向に長くして容量を増大させることが出来ると共にサイレンサー52をより前方に配置して車両後部のオーバーハングを抑えることができる。
【0038】
次に、図10により、本発明の第4実施形態による車両の後部車体構造を説明する。図10は本発明の第4実施形態による車両の後部車体構造を示す斜め下方から見た部分斜視図である。この第4実施形態による車両の後部車体構造の基本構造及び作用効果は、第1実施形態と同様であるので、同一部分には同一符号を付し説明は省略し、以下、第4実施形態と異なる部分のみ説明する。
【0039】
この第4実施形態による車両の後部車体60においては、サイレンサー30とサブフレーム14とは前後方向にオフセットされた配置され、さらに、サイレンサー30は、サイレンサハンガーラバー32を備えた取付ワイヤ34により、リアサイドフレーム6に取り付け支持されている。
【0040】
このように構成された第4実施形態による車両の後部車体60においては、サイレンサー30が、サイレンサハンガーラバー32を備えた取付ワイヤ34により、リアサイドフレーム6に取り付け支持されていので、サイレンサー30とサブフレーム14とは前後方向にオフセットされた配置された場合に、取付ワイヤ34等の取付部品を最小限とすることができ、取付のための作業性が向上する。
【符号の説明】
【0041】
1 車両
2,40,60,60 後部車体
4 フロア
6 リヤサイドフレーム
8 燃料タンク
10 後輪
12 サスペンション部材
14 サブフレーム
16 リンク支持部
18 第1クロスメンバ
20 第2クロスメンバ
22 ロアアーム
24 荷室フロア
26 スペアタイヤ
28 スペアタイヤパン
30,42,52 サイレンサー
32 サイレンサーハンガーラバー
34 取付ワイヤ
36 エンドパイプ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車室の後部フロアを形成すると共に下方に膨出する収納部を備えた荷室フロアと、
この荷室フロアの左右両側に配置され車体前後方向に延びる左右一対のリアサイドフレームと、
このリアサイドフレームに連結され後輪のサスペンション部材を支持するサブフレームと、
上記サブフレームと上記収納部の間に車幅方向に亘って配置されたサイレンサーと、を有し、
上記サブフレームと、上記収納部と、上記サイレンサーとが、車両側面視でほぼ同一高さに配置されていることを特徴とする車両の後部車体構造。
【請求項2】
上記サブフレームは、上記左右一対のリアサイドフレームのそれぞれに車体前後方向に離間して連結されたリンク支持部と、これらの左右のリンク支持部を繋ぐように車幅方向に延びるクロスメンバを備え、上記サイレンサーの少なくとも一部が、上記クロスメンバの後方で且つ上記リンク支持部の内側の空間内に配置されている請求項1に記載の車両の後部車体構造。
【請求項3】
上記サイレンサーの一部が、平面視で上記リンク支持部とラップするように配置されている請求項2に記載の車両の後部車体構造。
【請求項4】
上記サイレンサーは、上記サブフレームに取付け支持されている請求項2乃至3の何れか1項に記載の車両の後部車体構造。
【請求項5】
上記サイレンサーは、平面視で上記収納部の一部とラップするように配置されている請求項1乃至4の何れか1項に記載の車両の後部車体構造。
【請求項6】
上記サイレンサーは、前傾して配置されている請求項1乃至5の何れか1項に記載の車両の後部車体構造。
【請求項7】
上記サイレンサーは、このサイレンサーから後方に延びるエンドパイプを備え、このエンドパイプが上記収納部の車幅方向外側に配置され且つ上記収納部の下端部より上方に配置されている請求項1乃至6の何れか1項に記載の車両の後部車体構造。
【請求項8】
上記収納部は、スペアタイヤを収納するスペアタイヤパンである請求項1乃至7の何れか1項に記載の車両の車両の後部車体構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2011−93344(P2011−93344A)
【公開日】平成23年5月12日(2011.5.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−246592(P2009−246592)
【出願日】平成21年10月27日(2009.10.27)
【出願人】(000003137)マツダ株式会社 (6,115)
【Fターム(参考)】