説明

電子デバイス、ケーブル接続構造および電子デバイスの製造方法

【課題】機能素子の動作効率を向上させることができる電子デバイス、ケーブル接続構造およびこの電子デバイスの製造方法を提供すること。
【解決手段】電気信号に基づく動作によって所定の機能を発揮する機能素子21と、機能素子21に接続された第1電極22とが表面上に設けられた基板2と、基板2の表面を覆うとともに、基板2の端部から延びる薄膜状の絶縁部材3と、絶縁部材3の基板2の端部から延びる部分の基板2側の面に設けられ、第1電極22に接続する第2電極51と、を備え、第2電極51が同軸ケーブル4に電気的に接続される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、基板にケーブルを接続した電子デバイス、ケーブル接続構造およびこの電子デバイスの製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
同軸ケーブルの接続構造として、プリント基板の上面にスリットを設け、このスリットの両側に外部導体との接続パターンを形成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1が開示する技術によれば、プリント基板に設けたスリットに同軸ケーブルの外部導体を載置し、この外部導体をスリット両側の接続パターンと接続させることができるので、スリットの深さの分だけ同軸ケーブルの取り付け高さを低くすることが可能となる。
【0003】
ところで、上述した基板では、超音波等の計測波を発する圧電素子、または光を発する光学素子等、基板表面から外部に対して所定の動作を行なう機能素子が配置される場合がある。この機能素子は、基板が機器に取り付けられた際に、その機器表面から所定の動作、例えば、音波等の振動や光の照射を行う。機能素子の効果を十分に得るには、可能な限り機能素子を機器表面に配置することが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001−68175号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1が開示する技術では、スリット内に配置されるのは機能素子が配置される側の表面であるため、ケーブルを基板に接続した場合、基板表面からケーブルの取り付け部分の高さが増大せざるを得なかった。このため、機器に配置される機能素子が機器の表面から少なくともケーブルの高さ分だけ奥まってしまい、機能素子の動作効率を低下させてしまうおそれがあった。
【0006】
本発明は、上記に鑑みなされたものであって、機能素子の動作効率を向上させることができる電子デバイス、ケーブル接続構造およびこの電子デバイスの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる電子デバイスの製造方法は、ケーブルと電気的に接続する電子デバイスの製造方法であって、電気信号に基づく動作によって所定の機能を発揮する機能素子、該機能素子に接続された第1電極、前記ケーブルと接続する第2電極、および前記第1電極と第2電極とを接続する配線を平板状の母材の同一表面上に実装する実装ステップと、前記表面を覆う絶縁部材を薄膜状に形成する絶縁部材形成ステップと、前記機能素子および前記第1電極の形成領域とは異なる領域であって、前記第2電極が形成された領域を含む前記母材の一部をエッチングするエッチングステップと、を含むことを特徴とする。
【0008】
また、本発明にかかる電子デバイスの製造方法は、上記の発明において、前記エッチングステップは、前記母材の端部を略柱状にエッチングすることを特徴とする。
【0009】
また、本発明にかかる電子デバイスの製造方法は、上記の発明において、前記エッチングステップによってエッチングされた前記母材の領域に対応する前記絶縁部材を前記基板側に折り曲げる屈折ステップと、前記絶縁部材の前記表面側と対向する面から、少なくとも前記第2電極が形成されている部分に重なる領域をエッチングする第2エッチングステップと、を含むことを特徴とする。
【0010】
また、本発明にかかる電子デバイスの製造方法は、上記の発明において、前記エッチングステップは、前記母材の端部からの長さが前記母材の厚み以下である領域をエッチングすることを特徴とする。
【0011】
また、本発明にかかる電子デバイスの製造方法は、上記の発明において、前記エッチングステップは、前記母材の端部からの長さが前記母材の厚み以上である領域をエッチングし、前記絶縁部材の端部と前記第2電極との距離の最大値が、前記エッチングされた前記端部からの長さと前記厚みとの差以下であることを特徴とする。
【0012】
また、本発明にかかる電子デバイスは、電気信号に基づく動作によって所定の機能を発揮する機能素子と、該機能素子に接続された第1電極とが表面上に設けられた基板と、前記基板の前記表面を覆うとともに、該基板の端部から延びる薄膜状の絶縁部材と、前記絶縁部材の前記基板の端部から延びる部分の前記基板側の面に設けられ、前記第1電極に接続する第2電極と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
また、本発明にかかるケーブル接続構造は、電気信号に基づく動作によって所定の機能を発揮する機能素子と、該機能素子に接続された第1電極とが表面上に設けられた基板と、前記基板の前記表面を覆うとともに、該基板の端部から延びる薄膜状の絶縁部材と、前記絶縁部材の前記基板の端部から延びる部分の前記基板側の面に設けられ、前記第1電極に接続する第2電極と、前記第2電極と電気的に接続されるケーブルと、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、機能素子およびその電極が配置される表面に対し、この電極に接続さされた第2電極、および基板表面を覆う絶縁部材を形成後、少なくとも第2電極を含む基板をエッチングすることによって、機能素子が配置される面と異なる面にケーブルを接続することができるため、機能素子を機器の表面近傍に配置することが可能となり、機能素子を効率よく動作させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】図1は、本発明の実施の形態1にかかるケーブル接続構造を模式的に示す斜視図である。
【図2】図2は、図1に示す電子デバイスの矢視A方向の平面図である。
【図3】図3は、図1に示す電子デバイスのB−B線の部分断面図である。
【図4】図4は、本発明の実施の形態1にかかる電子デバイスの製造方法を示す斜視図である。
【図5】図5は、本発明の実施の形態2にかかるケーブル接続構造を模式的に示す斜視図である。
【図6】図6は、図5に示す電子デバイスのC−C線の部分断面図である。
【図7】図7は、本発明の実施の形態2の変形例1である電子デバイスを模式的に示す斜視図である。
【図8】図8は、本発明の実施の形態2の変形例2であるケーブル接続構造を模式的に示す斜視図である。
【図9】図9は、図8に示す電子デバイスのD−D線の部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図面を参照し、本発明に係るケーブル接続構造の実施の形態について説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
【0017】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1にかかるケーブル接続構造を模式的に示す斜視図である。また、図2は、図1に示す電子デバイス1の矢視A方向の平面図である。図3は、図1に示す電子デバイスのB−B線の部分断面図である。本電子デバイス1は、図1に示すように、基板2を覆う薄膜状の絶縁部材3に対して同軸ケーブル4の中心導体41が接続されている。
【0018】
基板2は、図3に示すように、シリコン樹脂等の絶縁性材料を用いて形成された母材20と、この母材20の一方の表面に設けられる機能素子21および機能素子21に母材20の表面または内部で電気的に接続される第1電極22とを有する。また、第1電極22は、配線50によって第2電極51と接続されている。
【0019】
機能素子21は、電気信号に基づく動作によって所定の機能を発揮するものであって、例えば、音響特性を有し、多数の微小センサによって超音波による信号を送受信可能な容量性超音波トランスデューサ(C−MUT:Capacitive Micro−machined Ultrasonic Transducers)である。
【0020】
絶縁部材3は、ポリイミド等の絶縁性樹脂を用いて薄膜状に形成される。また、絶縁部材3は、機能素子21の形成面と向かい合う面であって、母材20の端部から延びる領域で第2電極51を保持している。
【0021】
同軸ケーブル4は、芯線である中心導体41の外周に内部絶縁体を介してシールド線である外部導体が形成され、外部導体の外周に外部絶縁体が設けられて構成される。この同軸ケーブル4の先端は、中心導体41が同軸ケーブル4の長手方向に突出して、半田Cによって第2電極51と接続される。
【0022】
図4は、本実施の形態1にかかる電子デバイスの製造方法を示す斜視図である。まず、デバイス作成用母材200上に、機能素子21および機能素子21に電気的に接続される第1電極22を実装し(図4(a))、第2電極51および第1電極22と第2電極51とを接続する配線50を実装する(図4(b))。なお、配線50および第2電極51は、第1電極22と同様の導電性材料を用いてもよく、異なる導電性材料を用いてもよい。電気的な導通が可能であれば、如何なる材料を用いても実現可能である。
【0023】
図4(b)において、配線および電極の形成を終了後、デバイス作成用基板200の機能素子21、第1電極22、第2電極51が形成されている面に対して、絶縁部材3で被覆する(図4(c))。
【0024】
その後、図4(d)に示すように、デバイス作成用基板200の機能素子21および第1電極22の形成領域以外であって、第2電極51を含む領域を略柱状にエッチングする。つまり、母材200をエッチングにより一部を除去することで、第2電極51を露出させる。この第2電極51は、絶縁部材3側に保持される。また、本実施の形態1においては、エッチング形状は少なくとも第2電極51を露出させると共に、同軸ケーブル4の中心導体41が絶縁部材3の端部から第2電極51に接続できる形状であればよい。これにより、絶縁部材3の基板2側の面に第2電極51が配置される。
【0025】
エッチングが終了した後、同軸ケーブル4の中心導体41を、図3に示すように半田C等によって第2電極51と接続することで、電子デバイスを作成することができる(図4(e))。
【0026】
上述した実施の形態1にかかる電子デバイス1によって、機能素子21の形成面にこの機能素子21に接続された第1電極22が存在する場合であっても、第1電極22と接続する第2電極51を形成し、絶縁部材3で覆って第2電極51を基板の機能素子形成表面と異なる方向の表面に第2電極51を開放させることによって、機能素子21の形成面側からケーブルを接続することなく電極を介して機能素子21と同軸ケーブル4とを接続することが可能である。この結果、同軸ケーブル4によって基板2の機能素子21の形成面側で取り付け高さを増大させることがないため、機器に設けた基板2に対して機能素子21を機器表面に配置することができる。
【0027】
なお、デバイス作成用基板20は、第2電極51と同軸ケーブル4とが接続可能であれば、図4(d)において、絶縁部材3の第2電極51近傍のみがエッチングされてもよい。
【0028】
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2にかかるケーブル接続構造を示す斜視図である。また、図6は、図5に示す電子デバイス1aのC−C線断面図である。図5,6に示す電子デバイス1aは、基板2の端部で絶縁部材3aを折り曲げ、基板2の側面側から同軸ケーブル4に接続される。
【0029】
電子デバイス1aは、基板2から延びる絶縁部材3aが基板2の絶縁部材3aとの接触面の端部で折り曲げられ、絶縁部材3aの基板2と接触する面に対向する面の第2電極51に対応する位置をエッチングして形成された接続孔31を有する。第2電極51は、この接続孔31を介して同軸ケーブル4と接続される。このとき、電子デバイス1aにおいて、図4(d)でエッチングされた母材20の端部から絶縁部材3aの端部までの距離(最短距離)が、母材20の厚み以下となるように形成されるか、またはこの距離関係を満たすようにデバイス作成用母材200がエッチングされる。
【0030】
電子デバイス1aは、図4に示す製造工程に加え、基板2の端部で絶縁部材3aを折り曲げる屈曲工程と、折り曲げた後に絶縁部材3aの第2電極51に対応する部分をエッチングする第2エッチング工程を追加することで製造可能である。なお、屈曲工程と第2エッチング工程とは順序が逆であってもよく、図4(c)の後に第2エッチング工程を行ってもよい。
【0031】
上述した実施の形態2にかかる電子デバイス1aによって、機能素子21が形成される面に対して側面側から接続することが可能であるため、実施の形態1と同様に、同軸ケーブル4によって基板2の機能素子21の形成面側で取り付け高さを増大させることがなく、機能素子21を機器表面に配置することができる。
【0032】
なお、本実施の形態2にかかる絶縁部材3aにおいて、第2電極51を覆う厚みで形成して第2電極51に対応する領域をエッチングするものとして説明したが、絶縁部材3aを第2電極と同等の厚みで形成し、エッチングせずに直接接続する構成とすることも可能である。
【0033】
図7は、本実施の形態2の変形例1である電子デバイス1bを示す斜視図である。図7に示すように、端面処理によってケーブル端面が平坦化された同軸ケーブル4aを接続してもよい。
【0034】
同軸ケーブル4aは、先端面において中心導体の露出部分には導電膜が設けられ、中心導体の露出部分(先端)を平坦化している。また、外部導体の露出部分には、この露出部分に沿って導電膜が同心円状に設けられ、外部導体の露出部分(先端)を平坦化している。これら導電膜は金属膜で実現され、電解めっき、無電解めっき、あるいはスパッタリングで形成する。なお、同軸ケーブル4aは、ACF(異方性導電フィルム)やACP(異方性導電ペースト)といった異方性導電材料によって第2電極51と接合される。また、導電膜は、単層構造であっても多層構造であってもよい。最表面側からAu→Niとなる多層構造とすると、第2電極51との接合を強くすることができるため好ましい。また、Ni−Au膜とすれば、第2電極51との接続が、ACFやACPといった異方性導電材料による接合だけでなく、はんだバンプ接続やAuバンプ接続によっても対応可能となり、接続態様の柔軟性が増大する。
【0035】
図8は、本実施の形態2の変形例2である電子デバイス1cを示す斜視図である。また、図9は、図8に示す電子デバイス1cのD−D線断面図である。図8,9に示す電子デバイス1cは、基板2の端部で絶縁部材3bを折り曲げて、基板2の機能素子21の形成面の背面側から同軸ケーブル4に接続される。
【0036】
電子デバイス1cは、基板2から延びる絶縁部材3bが基板2の絶縁部材3bとの接触面の端部で折り曲げられて第2電極を機能素子21形成面の背面に配置し、絶縁部材3bの基板2と接触する面の背面の第2電極51に対応する位置をエッチングして形成された接続孔32を有する。第2電極51は、この接続孔32を介して同軸ケーブル4と接続される。このとき、第2電極51は、図4(d)でエッチングされた母材20の端部から絶縁部材3bの距離が、母材20の厚み以上となるとともに、絶縁部材3bの端部から第2電極51までの距離の最大値が、絶縁部材3b端部から母材20の端部までの距離と母材20の厚みとの差以下となるようにデバイス作成用母材200がエッチングされる。
【0037】
このとき、図4に示す製造方法において、絶縁部材3bを折り曲げたときに背面に第2電極51が配置されるように、デバイス作成用母材200の表面上に第2電極51、および第1電極22と第2電極51とを接続する配線52が実装される。
【0038】
なお、基板2に対する同軸ケーブル4の接続方向は、図8,9に示すように、基板2の側面側でもよく、機能素子21が形成された面の背面側でもよい。
【0039】
上述した各実施の形態1,2では、基板に同軸ケーブルを接続する場合を例示したが、これに限定されるものではなく、同軸ケーブル以外の他の種類のケーブルにも同様に適用できる。また、使用する基板は、機能部分と機能部分に接続する電極とが同一平面上に存在する基板、例えば、超音波等の計測波を発する圧電素子、または光を発する光学素子等を実装し、同一表面に電極を有する基板であれば、適用可能である。
【符号の説明】
【0040】
1,1a,1b,1c 電子デバイス
2 基板
3,3a,3b 絶縁部材
4,4a 同軸ケーブル
20 母材
21 機能素子
22 第1電極
31,32 接続孔
41 中心導体
50,52 配線
51 第2電極
200 デバイス作成用母材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケーブルと電気的に接続する電子デバイスの製造方法であって、
電気信号に基づく動作によって所定の機能を発揮する機能素子、該機能素子に接続された第1電極、前記ケーブルと接続する第2電極、および前記第1電極と第2電極とを接続する配線を平板状の母材の同一表面上に実装する実装ステップと、
前記表面を覆う絶縁部材を薄膜状に形成する絶縁部材形成ステップと、
前記機能素子および前記第1電極の形成領域とは異なる領域であって、前記第2電極が形成された領域を含む前記母材の一部をエッチングするエッチングステップと、
を含むことを特徴とする電子デバイスの製造方法。
【請求項2】
前記エッチングステップは、前記母材の端部を略柱状にエッチングすることを特徴とする請求項1に記載の電子デバイスの製造方法。
【請求項3】
前記エッチングステップによってエッチングされた前記母材の領域に対応する前記絶縁部材を前記基板側に折り曲げる屈折ステップと、
前記絶縁部材の前記表面側と対向する面から、少なくとも前記第2電極が形成されている部分に重なる領域をエッチングする第2エッチングステップと、
を含むことを特徴とする請求項2に記載の電子デバイスの製造方法。
【請求項4】
前記エッチングステップは、前記母材の端部からの長さが前記母材の厚み以下である領域をエッチングすることを特徴とする請求項3に記載の電子デバイスの製造方法。
【請求項5】
前記エッチングステップは、前記母材の端部からの長さが前記母材の厚み以上である領域をエッチングし、
前記絶縁部材の端部と前記第2電極との距離の最大値が、前記エッチングされた前記端部からの長さと前記厚みとの差以下であることを特徴とする請求項3に記載の電子デバイスの製造方法。
【請求項6】
電気信号に基づく動作によって所定の機能を発揮する機能素子と、該機能素子に接続された第1電極とが表面上に設けられた基板と、
前記基板の前記表面を覆うとともに、該基板の端部から延びる薄膜状の絶縁部材と、
前記絶縁部材の前記基板の端部から延びる部分の前記基板側の面に設けられ、前記第1電極に接続する第2電極と、
を備えたことを特徴とする電子デバイス。
【請求項7】
電気信号に基づく動作によって所定の機能を発揮する機能素子と、該機能素子に接続された第1電極とが表面上に設けられた基板と、
前記基板の前記表面を覆うとともに、該基板の端部から延びる薄膜状の絶縁部材と、
前記絶縁部材の前記基板の端部から延びる部分の前記基板側の面に設けられ、前記第1電極に接続する第2電極と、
前記第2電極と電気的に接続されるケーブルと、
を備えたことを特徴とするケーブル接続構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−238677(P2011−238677A)
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−107122(P2010−107122)
【出願日】平成22年5月7日(2010.5.7)
【出願人】(000000376)オリンパス株式会社 (11,466)
【Fターム(参考)】