説明

電子機器およびインターフェースボード

【課題】電子機器のマザーボード上のスロットの位置に対して、このスロットに装着されるインターフェースボードのコネクタの位置を特定の位置とする。
【解決手段】インターフェースボード24は、主基板30、第1および第2補助基板32A、32Bから構成される。第1および第2補助基板のそれぞれに1個のインターフェースコネクタ28A、28Bが実装される。第1補助基板は主基板に支持柱36により固定され、主基板がマザーボード上の第1のスロット26Aに装着される。第2補助基板には固定用板44が支持柱42を介して固定され、固定用板44により第2のスロット26Bに装着される。支持柱36,44の寸法により、第1のスロット26Aからの第1インターフェースコネクタ28Aのオフセット量と、第2のスロット26Bからの第2インターフェースコネクタ28Bのオフセット量が共通化される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、電子機器およびインターフェースボードに関する。
【背景技術】
【0002】
コンピュータ等の電子機器において、マザーボードにスロットを設け、スロットに別のボードを装着する構成が採られる場合がある。例えば、ホストコンピュータから送られてくるプリントデータを印刷装置に出力するプリントサーバにおいて、プリントサーバ内のマザーボードには、印刷装置の種類に応じて、異なるインターフェースボードが装着されている。
【0003】
印刷装置は市場の用途により様々な仕様が存在する。例えば、プリント速度、色数(白黒、4,5,6色など)、印字方式(回転型、タンデム型)、ビームコントロール(デュアル、シングル)、用紙(カット紙、連帳)などの仕様の違いが存在し、この仕様の違いに応じて、印刷装置と接続するためのインターフェースボードも複数の種類が存在している。インターフェースボードには、印刷装置と接続するためのケーブルが結合されるインターフェースコネクタが実装されている。
【0004】
インターフェースボードが装着されるマザーボード上のスロットは、PCI等の規格により、そのサイズ、また配列の間隔も仕様として定められ、またインターフェースボードのサイズも規格化されている。下記特許文献1には、中央処理装置を搭載した基板と、コネクタを搭載した基板を分離し、インターフェースボードの設計自由度を高める技術が記載されている。下記特許文献2には、表示装置に対し送出する表示信号を生成する装置において、信号を生成する装置と、表示装置と接続するためのコネクタを別個の基板に実装することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−103508号公報
【特許文献2】特開2000−310989号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
インターフェースボードの主基板を複数の印刷装置において共通の仕様としつつ、印刷装置に対応したコネクタを有するインターフェースボードの補助基板をマザーボードのスロット形状によらずに安定的に実装することができる電子機器およびインターフェースボードを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る電子機器は、予め定められた間隔で配列された複数のスロットを備えたマザーボードと、前記スロットに装着され、外部機器を制御するための装置が実装されたインターフェースボードと、を含む。さらに、前記インターフェースボードは、中央処理装置が実装されかつ前記スロットに装着される主基板と、主基板に固定されかつ第1インターフェースコネクタが実装された第1補助基板とを含み、第1補助基板は、主基板がスロットに装着されたとき、第1インターフェースコネクタが当該スロット位置から予め定められたオフセット量となるように主基板に固定される。さらに、少なくとも一つのインターフェースボードは、第2インターフェースコネクタが実装された第2補助基板を含み、第2補助基板には、主基板が装着されたものと異なる前記スロットに装着される固定用板が固定され、固定用板は、第2インターフェースコネクタが、当該固定用板が装着されたスロット位置から、第1インターフェースコネクタの前記オフセット量と共通のオフセット量となるように第2補助基板に固定される。
【0008】
第1補助基板が主基板を介して装着されるコネクタから、当該第1補助基板までのオフセット量と、第2補助基板が固定用板を介して装着されるコネクタから、当該第2補助基板までのオフセット量を共通にしてよい。
【0009】
固定用板は、スロットに対応したエッジ形状を有する装着エッジを複数備え、個々の装着エッジは、異なる種類のスロットに対応した形状を有するようにしてよい。
【0010】
本発明の別の態様であるインターフェースボードは、中央処理装置が実装され、マザーボードのスロットに装着される主基板と、主基板に固定され、第1インターフェースコネクタが実装された第1補助基板と、主基板と機械的に分離され、第2インターフェースコネクタが実装された第2補助基板と、を含む。さらに、第2補助基板には、マザーボードの、前記主基板が装着されたスロットとは異なるスロットに装着される固定用板が固定され、第1補助基板は、第1インターフェースコネクタの位置が主基板から予め定められたオフセット量となるように主基板に固定される。さらに、固定用板は、第2インターフェースコネクタの位置が、固定用板から、第1インターフェースコネクタの前記オフセット量と共通のオフセット量となるように、第2補助基板に固定される。
【0011】
また、第1補助基板は主基板に並行するよう配置され、固定用板は第2補助基板に並行するよう配置され、第1補助基板と主基板の距離と、固定用板と第2補助基板の距離とが共通であるようにしてよい。
【0012】
固定用板は、スロットに対応したエッジ形状を有する装着エッジを複数備え、個々の装着エッジは、異なる種類のスロットに対応した形状を有するようにしてよい。
【発明の効果】
【0013】
請求項1に記載の発明では、インターフェースボードの主基板を複数の印刷装置において共通の仕様としつつ、印刷装置に対応したコネクタを有するインターフェースボードの補助基板をマザーボードのスロット形状によらずに安定的に実装することができる。
【0014】
請求項2に記載の発明では、マザーボード上のスロットにインターフェースボードを装着したときに、マザーボード上のスロットに対する第1補助基板および第2補助基板の位置を共通の特定の位置とすることができる。
【0015】
請求項3に記載の発明では、一つの固定用板で、複数種類のスロットに対応することができる。
【0016】
請求項4に記載の発明では、インターフェースボードをマザーボード上のスロットに装着したときに、インターフェースコネクタの、スロットに対する位置を、インターフェースボードの種類によらない特定の位置とすることができる。
【0017】
請求項5に記載の発明では、インターフェースボードをマザーボード上のスロットに装着したときに、第1補助基板および第2補助基板の、スロットに対する位置を、特定の位置とすることができる。
【0018】
請求項6に記載の発明では、一つの固定用板で、複数種類のスロットに対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】印刷システムの概略構成を示す図である。
【図2】マザーボードとインターフェースボードの概略構成を示す図である。
【図3】インターフェースボードの外観を示す斜視図である。
【図4】マザーボードのスロットと装着されたインターフェースボードの位置関係の説明図である。
【図5】第2補助基板と固定用板の位置関係を示す図である。
【図6】固定用板の別の形態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の実施形態を、図面に従って説明する。図1には、印刷システム10の概略構成が示されている。電子機器である印刷装置制御機12は、ネットワーク14を介して端末機16と接続しており、ケーブル18を介して印刷装置20と接続されている。印刷装置20と印刷装置制御機12は、1本のケーブルで接続される場合、複数のケーブルで接続される場合があり、これは印刷装置20の種類に応じて定まっている。したがって、印刷装置20と印刷装置制御機12には、ケーブルの本数と同数のコネクタが装備され、これとケーブル側のコネクタが接続される。印刷装置制御機12は、ネットワーク14を経由して送られてくる印刷情報を印刷装置20に適合した画像データに処理して印刷装置20に出力する。印刷装置制御機12は、図2に示すマザーボード22と、インターフェースボード24を備える。マザーボード22は、ネットワークに対するインターフェース、一次的にデータを蓄えるスプール、ページ記述言語で記述されたデータをビットマップデータに展開するRIP処理、制御処理等を実行するための機器(LSI,CPU,メモリ等)が実装されている。マザーボード22上には、さらに複数のスロット26が設けられ、ここに増設機能を備えたボードが装着される。この実施形態においては、スロット26には、印刷装置20の制御用の画像処理機能等を有するインターフェースボード24が装着される。スロット26は、例えばPCI等の規格より、その形状間隔が定められており、またこれに装着されるボードのサイズも規格化されている。インターフェースボード24は、画像処理用の装置に加え、ケーブル18が接続されるインターフェースコネクタ28も実装されている。
【0021】
印刷装置20は、市場の用途により、その仕様(印刷速度、色数、印字方式、ビームコントロール、カット紙/連帳等)が様々であり、印刷装置20の種類ごとにインターフェースボード24も複数の種類が存在している。また、インターフェースコネクタ28の数も様々である。前記のように規格化されたスロット26に装着されるボードもサイズが定められており、インターフェースボード24を1枚の基板では構成できない場合がある。異なる種類の印刷装置20のインターフェースボード24の間でも、共通の処理を行う部分があり、この部分を1枚の基板にまとめ、インターフェースコネクタ28等の印刷装置20の種類により異なる部分は、先の基板とは別の基板に実装する。
【0022】
図3は、複数の基板から構成されるインターフェースボード24の概略構成を示す図である。インターフェースボード24は、CPUを含む画像処理に係る機器が実装された主基板30と、インターフェースコネクタ28を含む機器が実装された補助基板32を有する。特に、図3に示すインターフェースボード24においては、補助基板を2枚有し、それぞれの補助機板に1個ずつのインターフェースコネクタを実装している。2枚の補助基板の一方を第1補助基板32A、他方を32Bと記す。また、第1補助基板32Aに実装されるコネクタを第1インターフェースコネクタ28A、第2補助基板32Bに実装されるコネクタを第2インターフェースコネクタ28Bと記す。補助基板32の枚数は、インターフェースコネクタの数と同数としてよい。前述のように、印刷装置20と印刷制御機12の接続に用いるケーブルの数は印刷装置の種類により異なり、一つのインターフェースボード24はケーブルの本数と同数のインターフェースコネクタ28を備える。ケーブル数が2本であればインターフェースコネクタ28が2個設けられ、これらは2個の補助基板に1個ずつ実装される。1本のケーブルで接続される場合には、1個のインターフェースコネクタで接続されるので、補助基板を1枚のみとしてよい。
【0023】
図4には、2枚の補助基板を含むインターフェースボード24をマザーボード22に装着した状態が示されている。前述のようにマザーボード22には、複数のスロット26が配列されており、このうち二つを使ってインターフェースボード24がマザーボード22に装着されている。便宜的に2個のスロットを第1スロット26A、第2スロット26Bと記して、以下説明する。
【0024】
主基板30は、略長方形を有し、その一辺に第1スロット26Aの形状に適合した装着エッジ34を有する。装着エッジ34は、主基板30の概略の長方形が形成する平面内に位置している。この装着エッジ34には、配線も設けられ、第1スロット26Aに装着された場合、主基板30上の機器とマザーボード上の機器の予め定められた接続が達成される。マザーボード22上には、支持柱36が立てて設けられ、第1補助基板32Aがこの支持柱36に支持され、主基板30に並行して固定される。支持柱36の長さは、主基板30と第1補助基板32Aの間隔が値aとなるように定められている。この結果、第1補助基板32Aは、第1スロット26Aから距離aだけオフセットされた位置に配置される。主基板30上の装置と第1補助基板32A上の装置とは、配線38を介して電気的に接続される。また、第1インターフェースコネクタ28Aは、その中心線が第1補助基板32Aから距離bとなるように第1補助基板32A上に実装されている。これにより、第1インターフェースコネクタ28Aは、主基板30が装着された第1スロット26Aの位置から距離c(=a−b)だけオフセットされた位置に配置される。
【0025】
第2補助基板32B上の機器は、マザーボード22上の配線ではなく、独立した配線40を介して主基板30上の機器と電気的に接続されている。第2補助基板32Bには、支持柱42が立てて設けられており、この支持柱42には、第2補助基板32Bに並列するように固定用板44が固定されている。図5に固定用板44の形状が示される。図5は、第2補助基板32Bを図4の左側から見た状態を示す図である。固定用板44は、全体として平板形状であり、図5のように見たとき第2補助基板32Bの略長方形の外形線から突出する第1装着エッジ46(46A)を有している。この第1装着エッジ46Aは、マザーボード22上のスロット26Bに適応する形状を有している。固定用板44の上側の辺には、もう一つの装着エッジである第2装着エッジ46Bが設けられ、この第2装着エッジ46Bは、第1装着エッジ46Aが対応するスロット26Bとは、異なる形状のスロット26に対応する形状を有している。固定用板44の上下を入れ替えて使用すれば、つまり、第2装着エッジ46Bが第2補助基板32Bの外側に向くようにして使用すれば、別のスロットに対応し得る。第2補助基板32Bは、前述のように電気的には配線40にて主基板30と接続されており、固定用板44のスロット26Bへの装着は、機械的な支持を行うためのものである。
【0026】
装着エッジ46をスロット26Bに装着することにより、第2補助基板32Bが固定用板44と支持柱42を介してマザーボード22上に固定される。支持柱42の長さは、第2補助基板32Bと固定用板44の距離がaとなる寸法に定められている。この結果、第2補助基板32Bは、固定用板44が装着された第2スロット26Bから距離aだけオフセットされた位置に配置される。また、第2インターフェースコネクタ28Bは、その中心線が第2補助基板32Bから距離bとなるように第2補助基板32B上に実装されている。これにより、第2インターフェースコネクタ28Bは、固定用板44が装着された第2スロット26Bの位置から距離c(=a−b)だけオフセットされた位置に配置される。
【0027】
支持柱36,42の長さ、インターフェースコネクタ28とこれが実装される補助基板32との距離を上述のようにすることで、インターフェースコネクタ28と、このコネクタのマザーボード22に対する固定に関与するスロット26の位置関係、すなわちスロットに対するコネクタのオフセット量が、二つのインターフェースコネクタ28A,28B間で共通化される。また、主基板30に対する第1インターフェースコネクタ28Aのオフセットと、固定用板44に対する第2インターフェースコネクタ28Bのオフセットが共通化される。
【0028】
マザーボード22およびインターフェースボード24を収容する印刷装置制御機12の筐体には、マザーボードの各スロット26にインターフェースボード24を装着したときに、そのコネクタの位置に合わせて開口が設けられている。本実施形態においては、スロット26に装着したとき、そのスロットに対するインターフェースコネクタ28の位置が共通化されているので、筐体の開口位置が固定される。印刷装置20の種類ごとの各々のインターフェースボード24においても、スロットとコネクタの位置関係を共通化し得る。また、インターフェースボード24の、スロット26に固定される側と反対側、すなわち図4の上側においてインターフェースボード24を筐体に対して支持する場合、各スロット26に対する補助基板の位置が共通化されているので、各ボードの支持位置も固定される。
【0029】
図6には、固定用板の他の構成例が示されている。固定用板48は、略長方形の外形を有し、スロット26に挿入される装着エッジ50A〜Dがその長方形の各辺に設けられている。それぞれの装着エッジ50A〜Dは、異なる種類のスロット26に対応する別個の形状を有している。第2補助基板28Bを別の種類のスロット26に固定する場合に、固定用板48の向きを変え、装着対象のスロット26の形状適合した装着エッジを外に向けて第2補助基板28Bに取り付ける。また、異なる種類のインターフェースボードの第2補助基板間で、同一の固定用板48が使用される。
【符号の説明】
【0030】
10 印刷システム、12 印刷装置制御機、20 印刷装置、22 マザーボード、24 インターフェースボード、26 スロット、28 インターフェースコネクタ、30 主基板、32 補助基板、34 装着エッジ、36 支持柱、42 支持柱、44 固定用板。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
予め定められた間隔で配列された複数のスロットを備えたマザーボードと、
前記スロットに装着され、外部機器を制御するための装置が実装されたインターフェースボードと、
を含み、
前記インターフェースボードは、中央処理装置が実装されかつ前記スロットに装着される主基板と、主基板に固定されかつ第1インターフェースコネクタが実装された第1補助基板とを含み、
第1補助基板は、主基板がスロットに装着されたとき、第1インターフェースコネクタが当該スロット位置から予め定められたオフセット量となるように主基板に固定され、
さらに、少なくとも一つのインターフェースボードは、第2インターフェースコネクタが実装された第2補助基板を含み、第2補助基板には、主基板が装着されたものと異なる前記スロットに装着される固定用板が固定され、固定用板は、第2インターフェースコネクタが、当該固定用板が装着されたスロット位置から、第1インターフェースコネクタの前記オフセット量と共通のオフセット量となるように第2補助基板に固定される、
電子機器。
【請求項2】
第1補助基板が主基板を介して装着されるスロットから、当該第1補助基板までのオフセット量と、第2補助基板が固定用板を介して装着されるスロットから、当該第2補助基板までのオフセット量が共通である、請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
固定用板は、スロットに対応したエッジ形状を有する装着エッジを複数備え、個々の装着エッジは、異なる種類のスロットに対応した形状を有する、請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項4】
中央処理装置が実装され、マザーボードのスロットに装着される主基板と、
主基板に固定され、第1インターフェースコネクタが実装された第1補助基板と、
主基板と機械的に分離され、第2インターフェースコネクタが実装された第2補助基板と、を含み、
第2補助基板には、マザーボードの、前記主基板が装着されたスロットとは異なるスロットに装着される固定用板が固定され、
第1補助基板は、第1インターフェースコネクタの位置が主基板から予め定められたオフセット量となるように主基板に固定され、
固定用板は、第2インターフェースコネクタの位置が、固定用板から、第1インターフェースコネクタの前記オフセット量と共通のオフセット量となるように、第2補助基板に固定される、
インターフェースボード。
【請求項5】
第1補助基板は主基板に並行するよう配置され、固定用板は第2補助基板に並行するよう配置され、第1補助基板と主基板の距離と、固定用板と第2補助基板の距離とが共通である、請求項4に記載のインターフェースボード。
【請求項6】
固定用板は、スロットに対応したエッジ形状を有する装着エッジを複数備え、個々の装着エッジは、異なる種類のスロットに対応した形状を有する、請求項4または5に記載のインターフェースボード。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図6】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−40642(P2011−40642A)
【公開日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−188036(P2009−188036)
【出願日】平成21年8月14日(2009.8.14)
【出願人】(000005496)富士ゼロックス株式会社 (21,908)
【Fターム(参考)】