説明

頭部装着装置

【課題】少ない操作部材を用いて効率良く文字を入力することができる頭部装着装置を提供する。
【解決手段】使用者の少なくとも片眼に映像を入力することによって、映像情報を前記使用者に提供する映像情報表示部12と、前記使用者の頭部に装着する頭部装着部と、前記頭部装着部に設けられ、前記使用者による指示を入力する指示入力部14と、前記使用者の頭部の動きを検出する頭部動作検出部36,38と、前記指示入力部により入力された指示及び前記頭部動作検出部により検出された結果に基づいて、文字入力に関する所定の処理を実行する処理部16とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、頭部装着装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、使用者の視線の動きを検出することにより、文字を入力するヘッドマウントディスプレイが存在する(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平11−24602号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、使用者が一点を凝視し続ける場合には、眼精疲労を引き起こす可能性があった。また、ヘッドマウントディスプレイの形状の特徴上、文字を入力するための多くの操作部材を設けることは困難であるため少ない操作部材が設けられるが、少ない操作部材を用いて文字の入力をする場合には操作部材の操作の回数が多くなり、効率良く文字を入力することは困難であった。
【0005】
本発明の目的は、少ない操作部材を用いて効率良く文字を入力することができる頭部装着装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の頭部装着装置は、使用者の少なくとも片眼に映像を入力することによって、映像情報を前記使用者に提供する映像情報表示部と、前記使用者の頭部に装着する頭部装着部と、前記頭部装着部に設けられ、前記使用者による指示を入力する指示入力部と、前記使用者の頭部の動きを検出する頭部動作検出部と、前記指示入力部により入力された指示及び前記頭部動作検出部により検出された結果に基づいて、文字入力に関する所定の処理を実行する処理部とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば少ない操作部材を用いて効率良く文字を入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】実施の形態に係るヘッドマウントディスプレイの外観を示す斜視図である。
【図2】実施の形態に係るヘッドマウントディスプレイのシステム構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態に係るLCDにおける表示状態を示す図である。
【図4】実施の形態に係るヘッドマウントディスプレイの各モードにおける十字キーの各ボタンの機能を示す図である。
【図5】実施の形態に係るLCDにおける表示状態を示す図である。
【図6】実施の形態に係るLCDにおける表示状態を示す図である。
【図7】実施の形態に係るLCDにおける表示状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態に係る頭部装着装置についてヘッドマウントディスプレイ(以下、HMDという。)を例に説明する。図1は、実施の形態に係るHMDの外観を示す斜視図である。図1に示すように、HMD2は二つの音声出力部4、6を有し、これらは連結部8で結合されている。音声出力部4、6にはそれぞれスピーカL20、R22(図2参照)が収納されている。音声出力部4の外側の略中央には図示しない回転軸を介して支持アーム10が取り付けられ、支持アーム10の先端部には使用者の片眼に映像を入力することによって、映像情報を使用者に提供する表示部12が取り付けられている。音声出力部6の外側の略中央には、使用者の指示を入力する操作部材である十字キー14が設けられ、十字キー14は↑ボタン14a、↓ボタン14b、←ボタン14c、→ボタン14d及び中央ボタン14eを備えている。音声出力部6の内部には、音声出力部4と音声出力部6とが向かい合う方向の軸13まわりの角速度Xを検出するジャイロX36(図2参照)及びHMD2の重力方向の軸15まわりの角速度Zを検出するジャイロZ38(図2参照)が設けられている。ここで、HMD2を使用者の頭部に装着するときは、音声出力部4、6で両耳を挟むようにして頭部に固定する。即ち連結部8が弾性力を有するためこの弾性力によりHMD2が頭部に固定される。
【0010】
図2は、実施の形態に係るHMD2のシステム構成を示すブロック図である。HMD2はCPU16を備え、CPU16には、音声信号を増幅するAMP18を介してスピーカL20及びスピーカR22が接続されている。また、表示部12の内部に設置され画像や映像等の映像情報を電気的に表示するLCD24を駆動するLCDドライバ26、LCD24の背面から照射光を照射するバックライト30を駆動するバックライトドライバ28、無線LANを利用して情報の送受信を行う図示しない無線LANモジュール部が接続されている。なお、表示部12には、LCD24に表示される画像を反射する図示しないミラー、ミラーで反射された画像のサイズを変更する図示しない接眼レンズが備えられている。
【0011】
また、HMD2はSubCPU32を備え、SubCPU32には、アナログ音声信号をデジタル信号に変換するA/D34及びA/D35を介しジャイロX36及びジャイロZ38がそれぞれ接続されている。ここでジャイロX36は使用者の頭部の上下方向の動きを検出し、ジャイロZ38は使用者の頭部の左右方向の動きを検出する。またSubCPU32には、十字キー14が接続されている。なお、SubCPU32はCPU16と接続されて、SubCPU32からの制御信号はCPU16へ入力される。
【0012】
次に実施の形態に係るHMD2の操作処理について説明する。使用者の頭部にHMD2が装着され図示しない電源スイッチをオンにするとCPU16が起動し、表示部12のLCD24に表示した映像を使用者の片眼に入力することによって映像情報を使用者に提供する。例えば、図3に示すように、CPU16はURLを入力するURL入力欄40及び文字を入力する文字入力欄42をLCD24に表示する。また、数字及びアルファベットを入力するQwerty配列のキーボード44をLCD24に表示する。また、予め設定されている検索エンジンのWebサイトのURL「http://www.******.co.jp/」がURL入力欄40に表示される。
【0013】
CPU16は、使用者により十字キー14が操作された場合には、十字キー14により入力された指示に基づいて所定の処理を実行する。即ち、十字キー14の↑ボタン14a、↓ボタン14b、←ボタン14c及び→ボタン14dの押下に基づいてキーボード44のフォーカスを上下左右に移動する。また、十字キー14の中央ボタン14eの押下に基づいてキー入力を確定する。例えば、「かめr」と入力する場合には、使用者による十字キー14の操作によりフォーカスを移動し、キーボード44の「k」、「a」、「m」、「e」及び「r」のキーを順に選択し確定すると、予め初期設定される全角のひらがなで文字が入力され、文字入力欄42には入力された文字「かめr」が表示される。また、最後に入力された文字「r」46がフォーカスされる。
【0014】
また、CPU16は使用者の頭部の左方向の動きに基づいて、入力された文字を削除する。即ち、ジャイロZ38により検出された使用者の頭部の左方向の動きに基づく角速度Zが所定の閾値以上の場合には、文字入力欄42に表示される「かめr」の「r」が削除され「かめ」が表示される。なお、十字キー14の操作によって、キーボード44の「BS」を選択し確定することにより「r」を削除することも可能であるが、十字キー14を押下する回数が多くなり操作が煩雑となる。つまり、使用者の頭部の動きに基づいて、十字キー14の煩雑な操作を要せずに文字を削除することができる。
【0015】
また、使用者の頭部の右方向の動きに基づいて、入力された文字を変換する。即ち、文字入力欄42に「かめr」が表示されている状態で、使用者により十字キー14の←ボタン14cを3回、↓ボタン14bを1回、中央ボタン14eを1回の順に押下すると文字入力欄42に「かめら」が表示される。そして、ジャイロZ38により検出された使用者の頭部の右方向の動きに基づく角速度Zが所定の閾値以上の場合には、文字入力欄42に入力された文字は、かな漢字変換、カタカナ変換または半角変換等される。例えば、使用者の頭部の動きに基づいて、「かめら」をカタカナに変換する場合には、文字入力欄42に「カメラ」が表示される。なお、使用者による十字キー14の操作によって、キーボード44の「変換」を選択し確定することにより変換することも可能であるが、十字キー14を押下する回数が多くなるため操作が煩雑となる。つまり、使用者の頭部の動きに基づいて、十字キー14の煩雑な操作を要せずに文字を変換することができる。また、文字入力欄42に「カメラ」が表示されている状態で中央ボタン14eを押下すると、文字入力欄42に入力された文字「カメラ」をキーワードとしてWeb検索をする。
【0016】
本発明の実施の形態に係る頭部装着装置によれば、十字キーの操作及び使用者の頭部の動きに基づいて文字を入力することができるため、少ない操作部材を用いて効率良く文字を入力することができる。また、使用者の頭部の動きに表示部が追従するため、使用者にとって画面が見づらくなる問題は起こらない。
【0017】
なお、上述の実施の形態においては、使用者の頭部の動きを検出するため、ジャイロX36及びジャイロZ38を使用しているが、加速度センサを使用して検出してもよい。
【0018】
また、上述の実施の形態においては、使用者の片眼に映像情報を提供する片眼用の表示部12を用いているが、使用者の両眼に映像を提供する両眼用の表示部を用いてもよい。
【0019】
また、上述の実施の形態において、使用者の頭部の下方向の動きに、中央ボタン14eと同じ機能を割り当ててもよい。即ち、CPU16はジャイロX36により検出された使用者の頭部の下方向の動きに基づく角速度Xが所定の閾値以上の場合にキー入力を確定する。これにより、十字キー14の中央ボタン14eを省くことができるため、コスト低減が可能となる。また、通常使用者の頭部の下方向の動きは「Yes」を表現することから、中央ボタン14eの押下と比べ使用者に理解しやすい操作が可能となる。
【0020】
また、上述の実施の形態において、使用者の頭部の上下方向の動きに基づいて、十字キー14の各ボタンの機能が切り替わるようにしてもよい。例えば、CPU16は使用者の頭部の上下方向の動きに基づいて、図4に示すように十字キー14の各ボタンの機能を、モード1、モード2及びモード3に切り替える処理を実行する。CPU16はジャイロX36により検出された使用者の頭部の下方向の動きに基づく角速度Xが所定の閾値以上の場合には次のモードへ、使用者の頭部の上方向の動きに基づく角速度Xが所定の閾値以上の場合には前のモードへ切り替わる。ここで、上述の実施の形態における十字キー14の各ボタンの機能と同様のモード1の状態において、所定の閾値以上の角速度が検出されるように使用者が頭部を下方向に動かすと、CPU16は十字キー14の各ボタンの機能をモード1からモード2へ切り替える。そして、図5に示すようにLCD24に表示されている文字入力欄42の所定の位置にカーソル50が表示され、文字入力欄42に入力されている文字を操作する。即ち、図4に示すように十字キー14の各ボタンにモード2における各機能が割り当てられる。具体的には、←ボタン14cに1文字を入力する「1文字入力」、→ボタン14dに文字を挿入する「文字挿入」、↑ボタン14aにカーソル50の位置を左へ移動する「カーソルを左へ」、↓ボタン14bにカーソル50の位置を右へ移動する「カーソルを右へ」及び中央ボタン14eに文字の入力を終了する「文字入力終了」の各機能が割り当てられる。例えば、文字入力欄42に入力されている文字「カメラ」の「メ」と「ラ」の間にカーソル50の位置を移動させる場合には、「カメラ」の「ラ」の直後にカーソル50が位置している状態で、使用者により↑ボタン14aを1回押下するとカーソル50の位置が1文字分左へ移動され、カーソル50が「メ」と「ラ」の間に位置する。
【0021】
さらにCPU16は、モード2の状態で所定の閾値以上の角速度が検出されるように使用者が頭部を下方向に動かすと、十字キー14の各ボタンの機能をモード2からモード3へ切り替える。そして、図6に示すようにLCD24に表示されるキーボード44の左側には、文字の入力モードを切り替える文字入力切替画面52が表示され、文字入力切替画面52の所定の入力モードのキーがフォーカスされる。即ち、図4に示すように十字キー14の各ボタンにモード3における各機能が割り当てられる。具体的には、←ボタン14cに入力モードのフォーカスを左へ移動する「入力モードのフォーカスを左へ」、→ボタン14dに入力モードのフォーカスを右へ移動する「入力モードのフォーカスを右へ」、↑ボタン14aに入力モードのフォーカスを上へ移動する「入力モードのフォーカスを上へ」、↓ボタン14bに入力モードのフォーカスを下へ移動する「入力モードのフォーカスを下へ」及び中央ボタン14eに入力モードを確定する「入力モードの確定」の各機能が割り当てられる。文字入力切替画面52には、予め設定される「全角かな」、「全角カナ」、「半角カナ」、「全角英数」、「半角英数」、「全角記号」、「半角記号」及び「URL入力」の入力モードが表示される。例えば、入力モードを「全角かな」から「全角カナ」へ切り替える場合には、文字入力切替画面52の「全角かな」のキーにフォーカスが位置する「全角かな」の入力モードの状態で、使用者により→ボタン14dを1回、中央ボタン14eを1回押下すると、文字入力切替画面52のフォーカスが右へ移動する。そして、文字入力切替画面52の「全角カナ」のキー53にフォーカスが位置し、「全角カナ」の入力モードを確定する。
【0022】
また、上述の実施の形態において、十字キー14により入力された指示及び使用者の頭部の動きに基づいて、十字キー14の各ボタンの機能が切り替わるようにしてもよい。例えば、使用者が中央ボタン14eを押下した状態における使用者の頭部の左右方向の動きに基づいて、十字キー14の各ボタンの機能を図4に示すモード1、モード2及びモード3に切り替える。CPU16はジャイロZ38により検出された角速度Zが、使用者の頭部の右方向の動きに基づく所定の閾値以上の場合には次のモードへ、使用者の頭部の左方向の動きに基づく所定の閾値以上の場合には前のモードへ切り替える。これにより、十字キー14の各ボタンの操作について多くの機能を割り当てることが可能となり、十字キー14の所定のボタンを省くことができるため、コスト低減が可能となる。
【0023】
なお、十字キー14の操作の有無に基づいて、頭部の動きを検出する所定の閾値を変更してもよい。即ち、使用者が中央ボタン14eを押下しながら頭部を動かす場合には、必然的にHMD2を手で支えているため、HMD2の装着位置が安定する。そのため、中央ボタン14eを押下している場合には、ジャイロX36及びジャイロZ38による頭部の動きを検出する所定の閾値を大きくする。これにより、ジャイロX36及びジャイロZ38による頭部の動きの誤検出を防止することが可能となる。また、HMD2の頭部を押さえる側圧を弱くして使用者の装着感を向上させることが可能となる。
【0024】
また、使用者の頭部の動きに基づいて実行される機能の情報をLCD24に表示してもよい。即ち、図7に示すようにLCD24に表示されるキーボード44の右側には、使用者の頭部の左右方向の動きに基づいて実行される機能の情報を、HMDを装着した人間と共に表示する機能表示画面54を表示する。CPU16は、中央ボタン14eが押下されていない通常の場合には、使用者の頭部の左右方向の動きに基づいて、「変換」または「削除」を実行する機能の情報を機能表示画面54に表示する。一方、中央ボタン14eが押下されている場合には、使用者の頭部の左右方向の動きに基づいて、十字キー14の各ボタンの機能を「次のモード」または「前のモード」に切り替える機能の内容を機能表示画面54に表示する。これにより、使用者の頭部の動きによる操作の混乱を防止することができる。
【0025】
また、上述の実施の形態において、Webブラウザで利用することができるWebメールを用いて電子メールを送信してもよい。即ち、十字キー14の操作及び使用者の頭部の動きに基づいて、URL入力欄40に送信先のメールアドレスを入力する。また、文字入力欄42にメッセージを入力し、電子メールを送信する。
【0026】
また、上述の実施の形態においては、音声出力部6に十字キー14が設けられているが、音声出力部6に代えて音声出力部4に設けてもよい。
【0027】
また、上述の実施の形態においては、使用者の頭部の左右方向の動きに基づいて、「変換」または「削除」を実行しているが、文節を変更する「文節の変更」または文字の入力をキャンセルする「キャンセル」の処理を実行してもよい。
【符号の説明】
【0028】
2…HMD、12…表示部、14…十字キー、16…CPU、24…LCD、36…ジャイロX、38…ジャイロZ、40…URL入力欄、42…文字入力欄、44…キーボード、50…カーソル、52…文字入力切替画面、54…機能表示画面。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用者の少なくとも片眼に映像を入力することによって、映像情報を前記使用者に提供する映像情報表示部と、
前記使用者の頭部に装着する頭部装着部と、
前記頭部装着部に設けられ、前記使用者による指示を入力する指示入力部と、
前記使用者の頭部の動きを検出する頭部動作検出部と、
前記指示入力部により入力された指示及び前記頭部動作検出部により検出された結果に基づいて、文字入力に関する所定の処理を実行する処理部と
を備えることを特徴とする頭部装着装置。
【請求項2】
前記指示入力部及び前記頭部動作検出部を用いた前記文字入力に関する操作画面を前記映像情報表示部に表示することを特徴とする請求項1記載の頭部装着装置。
【請求項3】
前記文字入力に関する所定の処理は、前記操作画面におけるカーソルの移動、文字の入力、文字の挿入、文字の削除、かな漢字変換及び文節の変更の中の少なくとも1つであることを特徴とする請求項2記載の頭部装着装置。
【請求項4】
前記頭部動作検出部は、前記使用者の頭部の縦及び/又は横の動きを検出することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の頭部装着装置。
【請求項5】
前記指示入力部により入力された指示に基づいて実行される第一機能と、
前記頭部動作検出部により検出された結果に基づいて実行される第二機能と
を有し、
前記第一機能と前記第二機能に対して異なる機能が割り当てられることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の頭部装着装置。
【請求項6】
前記第二機能には、処理の実行、確定、キャンセル及びかな漢字変換の中の少なくとも1つが割り当てられることを特徴とする請求項5記載の頭部装着装置。
【請求項7】
前記第二機能を実行することにより前記第一機能により実行される機能を変更することを特徴とする請求項5記載の頭部装着装置。
【請求項8】
前記指示入力部により入力された指示及び前記頭部動作検出部により検出された結果に基づいて実行される第三機能を有することを特徴とする請求項5〜7の何れか一項に記載の頭部装着装置。
【請求項9】
前記指示入力部に対する入力の有無に基づいて、前記頭部動作検出部により前記使用者の頭部の動きを検出する閾値が変更されることを特徴とする請求項8記載の頭部装着装置。
【請求項10】
前記頭部動作検出部により検出された結果に基づいて前記映像情報表示部に実行される機能の情報を表示し、前記指示入力部に対する入力の有無に基づいて異なる前記情報が表示されることを特徴とする請求項8または9記載の頭部装着装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−164955(P2011−164955A)
【公開日】平成23年8月25日(2011.8.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−27224(P2010−27224)
【出願日】平成22年2月10日(2010.2.10)
【出願人】(000004112)株式会社ニコン (12,601)
【Fターム(参考)】