説明

飲料生成システム

飲料生成システム30は、生成構成を持つように構成され、その生成チャンバー40は生成物質38を有し、ボトル36は最初に流体50を有し、蓋48はカップ34上に配され、ボトル36は蓋48に取り外し可能の取り付けられかつ蓋48上に配され、チャンバー40は、ボトル36とカップ34の間に配され、噴出バルブ52はボトル36と生成チャンバー40の間に配されて噴出バルブ部材52が最初にボトル36から生成チャンバー40への流体50の流れを妨げる。流体50が加熱されたとき、噴出バルブ部材52は、所定の圧力で破裂または突破するように構成され、流体50が生成チャンバー40を介してカップ34内に入り生成された流体を形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、内蔵式の処分可能なマイクロ波飲料生成装置として題名付けされた2004年3月29日に提出された米国仮出願番号60/556,767号、および飲料生成装置として題名付けされた2004年6月28日に提出された米国出願番号10/878,581号の利益を主張するものであり、これらの出願は参照によってここに包含されている。
【0002】
本発明は、概して飲料生成飲料のシステムおよび方法に関する。1つの態様は、特に生成後に飲料を提供するために使用され得る飲料生成システムを形成する、マイクロ波を利用可能でありかつ処分可能なキットに関する。
【背景技術】
【0003】
エスプレッソおよびカプチーノマシーンは高価であり、一杯のエスプレッソまたはカプチーノをマシーンで作る工程は、しばしば扱い難く、時間がかかったり、あるいは非常に面倒である。このようなマシーンを持つ多くの人は、エスプレッソやカプチーノを生成したり、それが作り出す散乱を片付けるのに要する時間と努力を考えてしまうとマシーンの使用をやめてしまう。これが、多くの人がコーヒーショップ(例えば、スターバックスショップ)で、このような飲料に対して沢山のお金を喜んで払う理由の1つであるかもしれない。しかしながら、多くの人は、家を出ることなく、新鮮な生成されたエスプレッソやカプチーノを得ることを望んでいる。それ故、多くのエスプレッソやカプチーノマシーンに課されているコスト、煩雑さ、時間および努力を必要としない、新鮮な生成された飲料を家で提供する方法が必要とされている。
【0004】
この問題を解決する1つの試みは、インスタントコーヒーやインスタントコーヒー飲料の混合物のように、お湯(生成されていない)に混ぜるように改善された製品であった。しかしながら、このような製品から生じた飲料は、同じ品質を持たなかったり、マシーンや生成工程を用いて生成されたコーヒーのような新鮮さを持たないことがある。それ故、煩雑でなく、しかも味と品質を犠牲にすることなく、すばやく便利に新鮮に生成された飲料を作る方法が必要とされる。
【0005】
すばやくかつ便利な方法で新鮮に生成された飲料を提供する他の従来の試みの典型は、マシーンや装置を必要とし、これは概して未だクリーニングを要する。多くの人は、使用後にカップを洗うことよりも捨てることができる紙、ポリスチレン(例えば、スチロフォーム(Styrofoam))、あるいはプラスチックのカップの使用を好む。処分可能なアイテムは、今や米国文化の標準の一部である。多くの処分可能な食料製品包装がある。処分可能なカメラさえもある。内蔵式であり、安価であり、一度の使用後に処分可能であるように設計された飲料を生成する装置は未だ現在において知られていない。従って、簡単に使用でき、安価であり、処分可能な飲料生成システムが必要である。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記に説明された課題および必要性は、本発明の実施例によって解決される。本発明の1つの態様では、貯蔵構成(storage configuration)、生成構成(brewing configuration)および飲用構成(drinking configuration)を持つように構成された飲料生成システムが提供される。飲料生成システムは、カップ、蓋(lid)、流体を保持するように構成されたボトル部分、生成する物質を保持するように構成された生成チャンバー部分、および第1の吹出しまたは噴出バルブ部材(first blow-out valve member)を含む。貯蔵構成において、蓋は、カップ上に配され、ボトル部分はカップ内に配される。生成構成において、生成チャンバー部分は生成物質を有し、ボトル部分は最初に流体を有し、ボトル部分は気密封止され、蓋はカップ上に配され、ボトル部分は取り外し可能に蓋に取り付けられかつ蓋上に配され、生成チャンバー部分は、ボトル部分とカップの間に配され、第1の噴出バルブ部材は、ボトル部分と生成チャンバー部分の間に配され、その結果、第1の噴出バルブ部材が最初にボトル部分から生成チャンバーへの流体の流れを妨げる。第1の噴出バルブ部材は、ボトル部分内の流体の加熱中に、ボトル部分内で形成される第1の所定の圧力で突破または破裂しまたは離脱するように構成される。飲用構成において、生成された流体は、カップ内に配される。生成された流体は、噴出バルブ部材の突破または離脱後に、流体を有する生成チャンバー部分内の生成物質の生成から抽出される。
【0007】
本発明の他の態様では、生成構成を持つように構成された処分可能な飲料生成システムが提供される。このシステムは、処分可能な飲用カップ、処分可能なプラスチックの蓋、流体を保持するように構成された処分可能なプラスチックのボトル部分、生成物質を保持するように構成された処分可能なプラスチックの生成チャンバー部分、およびプラスチックの噴出バルブ部材を含む。生成チャンバー部分は、第1の穴を有する。噴出バルブ部材は、生成チャンバー部分の表面に結合されて第1の穴を覆う。噴出バルブ部材は、第1の所定の圧力で、生成チャンバー部分の表面から少なくとも部分的に分離するように構成される。生成構成において、生成チャンバー部分は、生成する物質を有し、ボトル部分は、最初に流体を有し、ボトル部分は気密封止され、蓋がカップ上に配され、ボトル部分が取り外し可能に蓋上に取り付けられ、生成チャンバー部分はボトル部分とカップの間に配され、ボトル部分と生成チャンバー部分は蓋によって支持され、第1の穴と第1の噴出バルブ部材はボトル部分と生成チャンバー部分の間に配され、第1の噴出バルブ部材が最初にボトル部分から生成チャンバー部分への第1の穴を介しての流れを妨げる。
【0008】
本発明の更なる他の態様では、飲料生成システムを用いた飲料を生成する方法が提供される。この方法は、この段落に述べられる以下のステップを含む。ステップの順序は、変更することができ、シーケンシャルであることができ、重複することができ、並行することができ、またそれらの組合せであることができる。新鮮さシールが取り去られる。新鮮さシールは、システムの生成チャンバー部分の内部を開く1つ若しくは複数のドリップ穴を覆う。システムの生成構成が形成される。生成構成において、蓋はカップ上にあり、蓋は、取り外し可能に取り付けられたボトル部分を有し、蓋はボトル部分とカップの間に配され、蓋はボトル部分を支持し、ボトル部分は流体を有し、生成チャンバー部分は生成物質を有し、生成チャンバー部分はボトル部分とカップの間に配され、生成チャンバー部分はそこに形成された第1の穴を有し、第1の噴出バルブ部材は第1の穴を覆うため生成チャンバー部分の面に結合され、ボトル部分は、第1の噴出バルブ部材によって少なくとも一部が気密封止されている。ボトル部分の内容物が加熱される。これは、ボトル部分内の内容物の温度と圧力を増加させる。内容物は流体を含む。ボトル部分内の加熱された内容物が第1の圧力に到達すると、第1の噴出バルブ部材がボトル部分内の加熱された内容物を利用して破裂または離脱され、これにより流体が生成チャンバー部分内に入ることを可能にする。生成物質は、生成チャンバー部分内の流体で生成される。生成された流体は、生成チャンバー部分からカップ内へドリップ穴を介して分配される。
【0009】
上記は、本発明のかなり大雑把な特徴の概要を説明するものであり、以下に続く本発明の詳細な説明をより良く理解させるものである。本発明の更なる特徴や利点は以降に説明され、本発明の請求の範囲の主題を形成する。開示された概念や特定の実施例は、本発明の目的と同一のものを実施するために他の構成やプロセスへ変更したり設計するための基礎として容易に利用され得ることを、当業者であれば理解できることに留意すべきである。さらに、このような等価な構成は、特許請求の範囲に記載される発明の範囲および精神から逸脱するものではないことを、当業者であれば理解できることに留意すべきである。
【実施例】
【0010】
図面の参照において、参照番号は、種々の観点から同様のまたは類似する素子(エレメント)を示すために使用され、本発明の例示的な実施例が示され説明される。図面は、必ずしも一定の倍率で描画されたものではなく、いくつかの例では、図面は、例示の目的のために適切に誇張されたり、簡潔化されている。当業者は、本発明の以下に例示された実施例に基づき本発明の多くの可能性のある用途、適用あるいは変形を理解するであろう。
【0011】
本発明の実施例は、好ましくは、少なくとも1つの貯蔵構成(storage configuration)、生成構成(brewing configuration)および飲用構成(drinking configuration)を持つように設計された内蔵式(Self contained)の飲料生成システムを提供する。好ましくは、本発明の実施例は、電子レンジに使用可能であり、比較的安価であり、かつ処分または廃棄可能である。図1ないし図18は、本発明の第1の実施例による飲料生成システム30の種々の図および構成を示している。
【0012】
本実施例の飲料生成システム30に関し、最初にシステム30の使用が説明される。それから、第1の実施例の構成要素が詳細に説明される。第1の実施例は、例えば、システム30が新鮮な生成されたカプチーノまたはエスプレッソを提供するように適合されている状況で説明される。
【0013】
図1は、貯蔵構成における第1の実施例のパッケージ飲料生成システム30の斜視図である。図2は、一緒にパッケージ化された複数の飲料生成システム30(例えば、4パック)を提供する、まとめられた構成の例示である。パッケージされた構成(例えば、図1および図2を参照)において、システム30は、システム30の全部または一部を覆う収縮適合されたプラスチックカバーまたは包装を有することができる。それ故、このようなカバーまたは包装は、パッケージ化されたシステム30をハンドリングする間、システム30の全部または一部を清潔にかつ衛生的に保持するために使用され得る。また、このようなカバーや包装は、システム30内の食用物質を新鮮に保つために使用することができ、かつ外部から密封(あるいは更なる封止)することができる。図1および図2に示される例示された実施例では、取り外し可能なパッケージカバー31が、一例として、蓋の一部を覆っている。
【0014】
図3は、図1の飲料生成システム30のカバー31が取り外された状態を示している。図3において、飲用カップ34の一部が切り取られ、好ましくは貯蔵構成のカップ34内に貯蔵されるシステム30のボトル部分36が例示される。好ましい実施例では、システム30は、ボトル部分36内に水(好ましくはフィルターおよび/または蒸留水)を有し、システム30の生成チャンバー部分40(以下に説明される)内に既に挽かれたコーヒー豆38を有して包装されている。図4は、生成構成のシステム30の斜視図である。図4において、再びカップ34の一部が例示のために切除されている。図5において、システム30は、飲用構成で示されている。第1の実施例では、システム30は、飲用カップ34を含み、飲用カップ34は、典型的に、システム30の標準的な使用中に生成された飲料を飲むために使用される。
【0015】
図1に戻り、第1の実施例のカプチーノを作るシステム30の使用を簡単に説明する。縮小して適合された、あるいは縮小して包装されたパッケージ(もしあれば)がシステム30から除去され、図3に示すような構成が提供される。次に、図3の矢印44に示されるように、新鮮(freshness)シール42が取り去られる。それから、ボトル部分36が取り付けられている蓋48が取り外され、ひっくり返されて、図4に示すように、カップ34の上に置かれ、生成構成が形成される。飲料生成システム30(生成構成において)は、それから例えばマイクロ波オーブン内に置かれ、ボトル部分36内の水50を加熱する。ボトル部分36の内容(例えば、水50および空気)が、マイクロ波オーブンの加熱により第1の所定の圧力に到達すると、第1の吹出しまたは噴出バルブ部材52が裂かれあるいは破られる(以下に詳細が述べられるように)。第1の噴出バルブ部材52の破裂または破れにより、図4に示すように、ボトル部分36からの水50(好ましくは、熱く沸騰される)が生成チャンバー部分40(挽かれたコーヒー豆38が配置される)を介してカップ34へ通過する。お湯が生成チャンバー部分40を通過するので、お湯は、コーヒー豆38を起こし(brews)、新鮮な生成されたコーヒー54、または本例のエスプレッソを生成する。
【0016】
再び図3を参照すると、第2の流体チャンバー部分58が蓋48に取り付けられていることが示されている。第1の実施例では、この第2の流体チャンバー部分58は、カプチーノ飲料を形成する際に使用されるミルクおよび/またはクリームで満たされている。カプチーノは、典型的にミルクや表面に沸騰されたミルクの泡やあぶくを混合したエスプレッソを含む。第2の流体チャンバー部分58は、第2の吹出しまたは噴出バルブ部材62を有する。第2の噴出バルブ部材62は、第2の流体チャンバー部分58の内容物が、以下に詳細に述べられるように、第2の所定の圧力に到達すると、破裂しまたは破れるようになっている。カプチーノ飲料を生成するための第1の実施例の使用中に、第2の噴出バルブ部材62は、好ましくは、第2の流体チャンバー部材58内のミルク(および/またはクリーム)が沸騰するとき、破裂しまたは破れる。それから、熱いミルクがカップ34内に分配され、エスプレッソと混合される。沸騰したミルクのあるものは、ミルクの泡になり、これがまたカップ34内に分配される。泡の大部分は、カップ34の流体54の表面に浮遊して残り、所望のミルク泡またはあぶくを表面にしばしば提供する。
【0017】
図5は、第1の実施例の飲用構成の形成を例示する。第1の実施例では、ボトル部分36および生成チャンバー部分40が取り去られ(生成後)、カップ34の位置に蓋48を引き続き有する飲用構成が形成される。あるいは、蓋48もまた取り去られるようにしてもよい(ボトル部分36および/または生成チャンバー部分40とともに、またはそれらなしに)。従って、図3ないし図5に示す構成は、新鮮に生成されたカプチーノを形成する実施例の使用を例示している。
【0018】
第1の実施例はまた、カプチーノの代わりに新鮮に生成されたエスプレッソを提供するように構成される。第2の流体チャンバー部分58は、図6に示されるように、簡単に取り去られるように構成される。以下に詳細に説明されるように、第2の流体チャンバー部分58は、蓋48上にパチンと留められ、蓋48に対して第2の流体チャンバー部分58を回すことによって取り去ることができる(これにより、蓋48からスナップが外される。図6を参照)。こうして、取り去られる第2の流体チャンバー部分58を有する生成構成において第1の実施例のシステムが加熱されたとき、カプチーノの代わりにエスプレッソが生成される。
【0019】
実施例の飲料生成システム30は、好ましくは、使用が簡単であり、飲料内容物を既に包含している、使用の準備がされている内蔵式キットまたはシステムである。また、全体のシステム30は、好ましくは、飲料を準備した後に、清掃の必要性をなくすために処分または廃棄が可能である。さらに、生成構成におけるシステム30のすべての構成要素は、好ましくは電子レンジに使用できる。
【0020】
システム30の幾つかの使用を簡単に説明し、図3ないし6に例示したが、第1の実施例の構成要素は、図7ないし18を参照してより詳細に説明される。図7は、貯蔵構成における第1の実施例の飲料生成システム30の断面図である。図8は、生成構成におけるシステム30の断面図である。図9は、第1の実施例の個々の構成要素のいくつかをより良く例示するシステム30の分解組立の断面図である。
【0021】
図7に示されるように、例えば、好ましい実施例は、システム30によって消費される体積を最小化するように努められた貯蔵構成を有する一方、生成構成に容易に変換される貯蔵構成を提供している。第1の実施例において、ボトル部分36、生成チャンバー部分40、蓋48および第2の流体チャンバー部分58は、ユニットとして動作できるように一緒に取り付けられている。それ故、このユニットは、簡単にカップ34から取り外され、ひっくり返され、そしてカップ34上に置かれ、図8に示すように、生成構成を形成する。他の実施例では、おおよそシステム30のアッセンブリは、貯蔵構成またはパッケージ化された構成から生成構成に進むように要求されることも可能である。
【0022】
第1の実施例では、水50、挽かれたコーヒー豆38およびミルク59は、図7に示すように、飲料生成システム30内に提供され、動作できるように配置されている。図9に示すように、フィルター部材64を、挽かれたコーヒー豆38の両側に提供することができる。他の実施例では、挽かれたコーヒー豆38を、部分的にまたは完全にフィルター部材によって囲むようにすることができる。あるいは、ある実施例は、このようなフィルター部材を省略することができる。図7ないし図9に示すように、ドリップ穴70が形成されたカバー68は、挽かれたコーヒー豆38を保持するため、ねじ込みで生成チャンバー部分40に結合される。カバー68は、生成チャンバー部分40の一部とみなすことができる。他の実施例では、このようなカバー68は、生成チャンバー部分40に恒久的に取り付けられる(例えば、接着剤、溶融、粘着、締結される)。他の実施例において、ドリップ穴70の数および位置を変更することができる。ある実施例は、例えば、1つのドリップ穴または数個のドリップ穴を有することができる。
【0023】
生成内容物(例えば、水50、ミルク、挽いたコーヒー豆38)のいくつかまたはすべては、他の実施例のシステムに提供されないようにしてもよい。そのような場合、ユーザは、生成内容物の一つもしくはそれ以上を提供する間、システム30の一部を分解および/または組立てるようにしてもよい。
【0024】
第1の実施例では、生成チャンバー部分40は、ボトル部分36の一体部分である。生成構成(図8を参照)において、生成チャンバー部分40は、ボトル部分36とカップ34との間に配置されている。また、第1の実施例の生成チャンバー部分40とボトル部分36は、蓋48にパチンとされるように移動され、生成構成において蓋48によって取り囲まれる(図8を参照)。蓋48は、そこに形成された溝72を有することができ、溝72は、図7ないし図9に示すように、生成チャンバー部分40(および/またはボトル部分36から)から延在する舌部74に対応する。好ましい実施例では、舌部74が溝72内に配置されたとき、密封シールが形成される。しかし、他の実施例では、そのようなシールは、必要とされないかまたは生じないようにしてもよい。
【0025】
貯蔵構成において、ボトル部分36は、例えば図7に示すように、カップ34の内壁から延在する1つもしくはそれ以上の段差形状78によって支持されることができる。第1の実施例のこれらの段差形状78は、システム30の出荷やハンドリングの間に、充填されたボトル部分36と生成チャンバー部分40が貯蔵構成の蓋48から外れるのを防止するのに利用することができる。他の実施例(図示しない)では、ボトル部分36は、貯蔵構成においてボトル部分36の頂部80がカップ34の内側の底の上に載るような長さをもつようにしてもよい。それ故、このような場合、充填されたボトル部分36および生成チャンバー部分40を、カップ34の内側の底によって支持(少なくとも1部)することができる。この場合、もし、望むなら、段差形状78は、さらなる支持のために保持されるようにしてもよいけれども、カップ34に形成された段差形状78が不要であったり、省略されるようにしてもよい。
【0026】
図5および図9に示すように、蓋48は、1つ若しくはそれ以上の傾斜延長部(ramp extension)82を有することができ、カバー68(または他の実施例における生成チャンバー部分40)は、傾斜延長部82を受容するため(少なくとも部分的に)、係合する形状の窪み84をもつことができ、あるいは窪み84内に十分な体積を持つようにしてもよい。第1の実施例では、生成チャンバー部分40が蓋48内にパチンと移動されるとき(上記しかつ図7および図8に示すように)、傾斜延長部82は、カバー68の窪み84内に存在する。ボトル部分36および生成チャンバー部分40を取り外すため、ボトル部分36は、蓋48に対して捻じられまたは回転されることができる。これにより、カバー68が傾斜延長部82と係合する。それから、傾斜延長部82は、生成チャンバー部分40を蓋48に対して縦方向に移動させる楔(Wedge)として働く。これにより、生成チャンバー部分40の舌部74が蓋48に形成された溝72から強制的に外される。これが図5に例示されている。任意の形状であるけれども、好ましい実施例は、ボトル部分36を取り外しの間にボトル部分36を握るのを補助するためにボトル部分36の外側に取っ手部分(knob portion)86を含む。第1の実施例では、取っ手部分86は、ボトル部分36に一体形成されている。
【0027】
第1の実施例として図7ないし図9に示されるように、第1の穴90は、ボトル部分36と生成チャンバー部分40の間に形成されている。第1の噴出(または吹出し)バルブ部材52は、第1の穴90を覆い、ボトル部分36から生成チャンバー部分40への流体50の最初の流れを遅らせまたは防止している。それ故、もし、第1の噴出部バルブ部材52がそこにないならば、ボトル部分36の内部は、生成チャンバー部分40の内部に流動的に接続されるであろう。第1の実施例では、単一の穴90がボトル部分36と生成チャンバー部分40の間に配置されているけれども、他の実施例では、2つまたはそれ以上のそのような穴(種々のサイズおよび配置)があっても良い。
【0028】
図10は、ボトル部分36と生成チャンバー部分40の一部(カバー68が取り去られている)の断面図である。図11および図12は、図10の領域Bの拡大図であり、第1の噴出バルブ部材52とその機能を例示している。図13は、ボトル部分36の底面と生成チャンバー部分40(カバー68が取り去られている)の内部を示している。生成物質38(例えば、挽いたコーヒー豆)は、生成チャンバー部分の特徴を例示するため、図10ないし図13の生成チャンバー部分40内に示されていない。
【0029】
第1の実施例では、第1の噴出バルブ部材52は、生成チャンバー部分40の内側に結合されている(図7および図11を参照)。第1の噴出バルブ部材52は、最初に、ボトル部分36の流体50がボトル部分36を抜け出し、生成チャンバー部分40に入り込むことを防止する。第1の噴出バルブ部材52は、
これに限らないが、例えば、接着剤、超音波溶接、熱、押圧、溶融、およびこれらの組合せを含む種々の好ましい方法で生成チャンバー部分40に結合されることができる。好ましくは、ボトル部分36は、第1の噴出バルブ部材52によって少なくとも一部が気密封止される。第1の実施例の第1の噴出バルブ部材52は、ボトル部分36の内容が第1の所定の圧力に到達しもしくはこれを超えるとき、突破しまたは破裂または離脱されるようになっている。好ましくは、この第1の所定の圧力は、ボトル部分36内の流体50がその沸点近くまたは超えるときに生じる。第1の実施例では、第1の噴出バルブ部材52は、例えば図12に示すように、第1の所定の圧力のときに生成チャンバー部分40の内側の面から少なくとも部分的に離れるように構成されている。気密封止されたボトル部分36内の内容物の加熱は、温度とともに圧力を増加させる。加熱された内容物の圧力は、それから第1の噴出バルブ部材52を押圧し、それを破れさせまたは裂けさせる。他の実施例では、第1の噴出バルブ部材52は、図12に示す破裂や破れのメカニズムと異なるメカニズムを持つことができる。例えば、第1の噴出バルブ部材52は、生成チャンバー部材40の内側の面から完全に離れることによって裂けられるようにしてもよい。さらに他の実施例では、第1の噴出バルブ部材52は、ボトル内容物の圧力を使用して第1の噴出バルブ部材52に穴および/または破れを形成することにより裂けるようにしてもよい。他の実施例では、第1の噴出バルブ部材52は、増加する温度によって弱くなるようにしてもよい。さらに他の実施例では、第1の噴出バルブ部材52は、加熱工程(例えば、マイクロ波加熱)の期間、ボトル部分36内の内容物の温度および/または第1の噴出バルブ部材それ自身の温度によって溶融または溶解されてもよい。裂けるメカニズムは、第1の噴出バルブ部材52の材料組成および/または第1の噴出バルブ部材と生成チャンバー部分40との間の結合強度に依存する。また、ボトル部分36は、他の実施例で生成の初期の段階の間(生成構成において)、気密封止されないようにしてもよい。
【0030】
第1の実施例において、第1の噴出バルブ部材52は、第1の噴出バルブ部材52が裂けられる前(図11を参照)、第1の離間された距離91によって生成物質38から離されている。この第1の離間された距離91は、破裂の後(図12を参照)に第1の噴出バルブ部材52が生成チャンバー部分40の表面から延びる空間を提供する。また、図13に示すように、第1の実施例は、第1の噴出バルブ部材52の位置に近接して隆起部94を含み、隆起部94は、生成物質38が生成チャンバー部分40内に配置された後、第1の離間された距離91の維持を助けている。図13において、第1の噴出バルブ部材52が示されていないことに留意すべきである。
【0031】
図7ないし図9を参照すると、第1の実施例の蓋48は、生成チャンバー部分40と流動的に接続されたドリップ穴96を含んでいる。ドリップ穴96を形成するように配置された蓋48の部分は、ドリップ穴96から離れるように折り曲げられたタブとして保持され得る。飲用構成において、ユーザは、ドリップ穴96を部分的に覆うようにタブを曲げることを所望することができる。第1の実施例では、新鮮さ(フレッシュネス)シール42は、蓋48のドリップ穴96を覆い、これは、次に生成チャンバー部分40に形成されたドリップ穴70をシールすることになる。なぜなら、生成チャンバー部分40は、蓋48に生成チャンバー部分40を係合させることによって提供される構成により封止されるからである(図7を参照)。他の実施例では、生成された流体54が生成チャンバー部分40からカップ34に分配されるように蓋48に形成されたドリップ穴96は、大きな穴または開口であることができ、新鮮さシール42は、生成チャンバー部分40に形成されたドリップ穴70上に直接置かれるようにしてもよい。また、生成された流体54が生成チャンバー部分40からカップ34に分配されるように蓋48に形成された穴96の数およびサイズは、他の実施例において変更することができる。
【0032】
さらに図7ないし図9を参照し、また図14ないし図18を参照すると、第1の実施例の第2の流体チャンバー部分58および蓋48がより詳細に説明される。図14は、一部除去された部分を有する大の流体チャンバー部分58の斜視図であり、除去された部分に形成された穴98を例示するとともに、第2の噴出または吹出しバルブ部材62の斜視図を示している。図15は、図14の領域Aの拡大詳細図である。図16は、蓋48に取り付けられるように示された第1の実施例の第2の流体チャンバー部分58の断面図である。図17は、第1の実施例の蓋48の上からの斜視図である。図18は、第1の実施例の蓋48の底からの斜視図である。
【0033】
図6に例示しかつ説明したように、第1の実施例は、飲料の生成の前に、第2の流体チャンバー部分58を取り外すオプションを提供する(すなわち、エスプレッソまたはカプチーノを選択すること)。図7ないし図9、図14ないし図18を参照すると、第1の実施例の蓋48は、その頂部側に形成された溝72によって底側に形成された舌100を有する。第1の実施例の第2の流体チャンバー部分58は、図7、図8および図16に示すように、蓋48の底側の舌100と対応しかつ係合するように構成された溝102を有している。それ故、第2の流体チャンバー部分58がシステム30内に設けられたとき、それは、蓋48の舌100と第2の流体チャンバー部分58の溝102が一緒にかみ合うことによって提供された舌−溝結合を利用してパチンとその位置に移動される。また、第1の実施例において、第2の流体チャンバー部分58が取り外し可能に取り付けられているとき、蓋48の底側が第2の流体チャンバー部分58を受容するように構成されていることに留意すべきである。
【0034】
図17および図18に示すように、第1の実施例の蓋48は、傾斜された部分106に形成された飲み口穴(sipping hole)104を有している。飲み口穴104は、生成工程中に通気口として作用することができる。傾斜部106に飲み口穴104を形成することが望ましく、それは、いくつかの長所および機能を提供する。傾斜部106に形成された飲み口部104により、蓋48を有するカップ34から飲み物を飲む人は、蓋48の平坦な表面に形成されている飲み口穴(第2の実施例において以下に述べられているように)と比べて、カップ34内の生成された流体54の最後の残りの部分を飲むために頭を後方に傾ける必要がない。また、傾斜部106上に飲み口穴104を位置させることは、よりコンパクトな生成構成(すなわち、より短く)を可能にし、なぜならボトル部分36のオーバーハングする部分108が蓋48の平坦な表面により近接して配置され得るからである(図8を参照)。このことは、非常に有益であり、なぜなら、生成された流体54が自由にカップ34に分配されるようにするため、カップ内部は、生成工程中に気密封止されないことが望ましいからである。また、生成構成においてシステム30の高さを減少させ、マイクロ波オーブンのより広範な品種(すなわち、より小さなマイクロ波オーブン)に適合できるように努めることが望ましく、その点からも有益である。しかしながら、他の実施例では、飲み口穴104は、傾斜部106から離れた別な位置で蓋48に形成されるようにしてもよいし、および/または傾斜部106は、他の実施例では省略することができる。
【0035】
図14に示すように、第1の実施例の第2の流体チャンバー部分58は、ギャップ110を形成するC形状の平面プロファイルを有している。第1の実施例では、このギャップ110は、図16に示すように飲み口穴104に整合されるように構成されている。このギャップ110は、蓋48が第2の流体チャンバー部分58に沿って取り付けられたとき(例えば図4を参照)、カップ34内の生成された流体54が自由に飲み口穴104を通過することを可能にする。もし、望むならば、第2の流体チャンバー部分58は、生成工程後に、取り去られ、廃棄されてもよい。
【0036】
蓋48の傾斜部106(図17に示される)はまた、図18に示すように、蓋48の底側に傾斜延長部112(ramp extension)を形成する。この傾斜延長部112はまた、第2の流体チャンバー部分58を蓋48から容易に取り外すために使用することができる(例えば、カプチーノよりもエスプレッソが望まれるとき)。第2の流体チャンバー部分58を蓋48に対して回転させることにより、蓋48の傾斜延長部112は、第2の流体チャンバー部分58に抗して係合する(ギャップ110が傾斜延長部112から離れるように移動するとき)。延長傾斜部112が第2の流体チャンバー部分58に抗して係合するとき、第2の流体チャンバー部分58は蓋48に対して縦方向に移動し、この移動は、蓋48の舌100を第2の流体チャンバー部分58の溝102から外させる。このような動作により、図6に示すように、第2の流体チャンバー部分58が蓋48からパチンと外れ、第2の流体チャンバー部分58が蓋48から取り外される。他の実施例では、取り外し可能な方法で、2つの部材を結合する他の方法で舌と溝の構成が反転されてもよいし、および/または置換されてもよいことに留意すべきである(例えば、ネジ結合、延長/窪みの組合せ、留め具(ファスナー)、留め金、穴の押下(depressible)ボタン等)。
【0037】
図14および図15を参照すると、第2の流体チャンバー部分58に形成された穴98は、第2の噴出バルブ部材62によって覆われ、その結果、第1の実施例では、第2の流体チャンバー部分58が最初に気密封止される。第1の実施例の第2の噴出バルブ部材62は、第2の流体チャンバー部分58に結合される。第2噴出バルブ部材62は、初めに第2の流体チャンバー部分58の流体59(例えば、ミルク)が穴98を介して第2の流体チャンバー部分58を排出しかつカップ34に入り込むのを防ぐ。第2の噴出バルブ部材62は、適切な方法で第2の流体チャンバー部分58にに結合され、例えば、接着剤、超音波溶接、熱、押圧、溶融、溶解およびこれらの組合せにより結合される。但し、これらに限定されない。第1の噴出バルブ部材52と同様に、第2の噴出バルブ材62は、第2の流体チャンバー部分58内の第2の所定の圧力で破裂しまたは離脱するように構成される。従って、第2の流体チャンバー部分58の内容物が加熱されたとき、第2の流体チャンバー部分58内の圧力が第2の流体チャンバー部分内の流体59の温度の上昇につれ増加する。好ましくは、第2の所定の圧力は、第2の流体チャンバー部分58内の流体(例えばミルク)59がその沸点の近傍またはそれを越えるときに生じる。第1の実施例では、第2の噴出バルブ部材62は、第2の所定の圧力で第2の流体チャンバー部分58の外側の面から少なくとも部分的に離れるように構成される。他の実施例では、第2の噴出バルブ部材62は、異なる破裂または離脱のメカニズムを持つものであってもよい。例えば、第2の噴出バルブ部材62は、第2の流体チャンバー部分58の表面から完全に離れることによって破裂または破れるようにしてもよい(第2の噴出バルブ部材62がカップ34の生成された流体54が入り込むのを防止するための手段がないならば、これはおそらく好ましくないけれども)。さらに他の実施例では、第2の噴出バルブ部材62は、第2の流体チャンバー部分58の内容物の圧力を用い、第2の噴出バルブ部材62の破裂する穴および/または破れを形成することにより破裂されるものでもよい。他の実施例では、第2の噴出バルブ部材62は、増加された温度によって弱くなるものでも良い。さらに他の実施例では、第2の噴出バルブ部材62は、第2の流体チャンバー部分58の内容部物の温度および/または加熱工程(マイクロ波オーブンにおける加熱)からの第2の噴出バルブ部材62自身の温度によって溶融または溶解されるものであってもよい。破裂または破れのメカニズムは、第2の噴出バルブ部材62の材料の組成および/または第2の噴出バルブ部材62と第2の流体チャンバー部分58間の結合強度におおよそ依存する。
【0038】
図14および図15を参照すると、第1の実施例において、窪み116が第2の流体チャンバー部分58の外側に形成されている。穴98は、窪み116内に形成され、第2の噴出バルブ部材62は、第1の実施例では、窪み116内の穴98上に形成される。他の実施例では、窪み116は、より深いもの、またはより浅いものであってもよい。また、窪み116は、他の実施例では省略することができる。窪み116の存在および/または窪みの深さは、例えばカプチーノに形成されるミルク泡(foam)のミルク量に影響を与える。第1の実施例の生成構成において、窪み116は、下向きに開いている。第2の噴出バルブ部材62が破裂された後、第2の流体チャンバー部分58からの流体59の大部分は、穴98を介して分配される。窪み116および窪み116内の穴98の配置により、流体59の一部分が生成工程中に第2の流体チャンバー部分58内に残る。この残存する流体は、それから第2の流体チャンバー部分58内で沸騰されてもよい。もし、例えば流体59がミルクならば、残存するミルクは、第2の流体チャンバー部分58内で沸騰され、ミルクフォーム(泡)を形成し、これは、穴98を介してカップ34に分配される。別の実施例では、全く窪みがないところに、しかしながら、第2の流体チャンバー部分58内にミルク泡(ミルクの沸騰)の形成が行われる(例えば、第2の噴出バルブ部材62の破裂前または破裂後に)。第2の噴出バルブ部材62が破裂する第2の所定の圧力は、調整可能であり(デザインによって)、および/または第2の流体チャンバー部分58内にミルクフォームを形成するための第2の流体チャンバー部分58内に提供された空隙の大きさは、調整可能である(例えば、デザインによって)。こうして、ミルクフォームは、窪み116で、あるいは窪み116なしで形成することができる。
【0039】
図19Aないし図23は、種々の構成を示し、本発明の第2の実施例を用いている。図19Aないし図19Cは、カプチーノカップを提供するための第2の実施例の使用を例示する。図20Aないし図20Dは、エスプレッソカップを提供するための第2の実施例の使用を例示する。図21は、貯蔵構成の第2の実施例の斜視図である。カップ34の一部は、図21において切除され、ボトル部分36を例示している。図22は、生成構成の第2の実施例のシステム30の断面図である。図23は、システム30の幾つかの構成要素をより良く例示するための第2の実施例のシステム30の分解組立断面図である。
【0040】
第2の実施例において、生成チャンバー部分40は、蓋48と一体構成であり、ボトル部分36は、別個の構成要素である。本発明の他の実施例では、蓋48、生成チャンバー部分40およびボトル部分36は、すべて個別または分離可能な構成であることができる。好ましくは、生成チャンバー部分40のカバー68は、生成物質38が動作できるように設けられた後、生成チャンバー部分40または蓋48に恒久的に取り付けることができる。特に、もし、システム30が1回の使用で廃棄可能なシステムに設計されているならば、カバー68を生成チャンバー40上に恒久的に取り付け、生成チャンバー部分の一部にし、かつ/またはユーザがシステム30の再利用を企てることを阻止しまたは防止するようにしてもよい。
【0041】
図21は、貯蔵構成の飲料生成システム30を示している。第1の実施例のように、システム30の生成内容物(例えば、水50、ミルク59、挽いたコーヒー豆38)は、第2の実施例において、好ましくは最初にシステム30内に提供される。また、第2の実施例は、コンパクトな貯蔵構成を持つように設計される。新鮮さシール42は、図21に示される貯蔵構成において、生成チャンバー部分上に提供される。ボトル部分36、蓋48、第2の流体チャンバー部分58および生成チャンバー部分40は、好ましくは動作可能に一緒に組み立てられ、図21に示すように、貯蔵構成におけるユニットを形成し、生成構成への素早くかつ簡単な変遷を可能にする。
【0042】
図19Aは、ドリップ穴70を露出するために取り去られる新鮮さシール42を示している。ドリップ穴70は、生成チャンバー部分40内に形成され、生成チャンバー部分40の生成物質38(例えば、挽いたコーヒー豆)を開放する。図19Aはまた、カップ34からユニットの持ち上げを示し、これは、図19Bおよび図22に示すように、生成構成を形成するために簡単にひっくり返される。第1の実施例のように、ボトル部分36は、気密封止され、ボトル部分36内の流体50は、第1の噴出バルブ部材52により第1の穴90を介して生成チャンバー部分40へ通過することが妨げられる。第1の噴出バルブ部材52は、第1の実施例に関して述べたように、第2の実施例においても好ましくは第1の所定の圧力で破裂されるように構成される。システム30は、生成流体54を生成するための生成工程を開始させるため、例えばマイクロ波オーブンで加熱されることができ、流体54は、図19Bに示すように、カップ34内に分配される。また、第2の流体チャンバー部分58は、図19Bおよび図22に示すように、生成工程において所定位置に置かれるため、第2の流体チャンバー部分58内の流体59が生成中に好ましくはカップ34内に分配される(第1の実施例に関して上記したように)。生成された流体54がカップ34内に形成された後、ボトル部分36は、図19Cに示すように、蓋48から取り外され、飲用構成を形成する。第2の実施例において、ボトル部分36は、図19Cに示すように、蓋48から回転して外されるように構成されている。
【0043】
図20A−20Dは、第2の実施例のシステム30を用いたエスプレッソを造る工程を示している。図20Bに示すように、第2の流体チャンバー部分58は、蓋48から取り外すことができ、生成チャンバー部分40において生成されたエスプレッソ54にミルクが付加されないようになっている。第1の実施例に関して述べたように、蓋48の底面から突出する傾斜延長部112と係合するように第2の流体チャンバー部分58を蓋48に対して回転することによって、第2の生成チャンバー部分58のスナップが外れ、取り去られる。
【0044】
図23を参照すると、生成チャンバー部分40内に1つもしくはそれ以上のフィルター要素64が含まれることが好ましい。ボトル部分36の除去後(図19Cおよび図20Dを参照)、第1の穴90が露出され、これにより穴90を介して生成チャンバー部分40の内容物を露出させる。カップ34から蓋48を介して飲料する間(蓋48に形成された飲み口穴104を介して)に、第1の穴90と生成物質との間のフィルター要素64は、生成物質38が生成チャンバー部分から排出するのを防ぐようにすることを望むようにしてもよい。飲用構成において、生成チャンバー部分40を所定位置に残すことの利点は、ユーザの鼻が第1の穴90の上にあるので、カップ34から蓋48を介して飲料する間に、飲料者の鼻が第1の穴90を介して生成物質38の強い匂いを嗅ぐことができる。しかしながら、第1の実施例の利点は、飲料のためにカップ34を傾斜させている間、飲用構成を形成するために蓋48から生成チャンバー部分40を取り外すことが、蓋48の中央に人間の鼻とのより多くの隙間(クリアランス)を提供することである(図5および図17を参照)。ボトル部分36と生成チャンバー部分40とを取り去ること(例えば、第1の実施例のように可能である)の他の利点は、飲用構成において頂部が重たくならないことであり、特に、生成された飲料54がカップ34内にほとんど残っていないときである。他の実施例では、生成チャンバー部分40は別個であり、取り外すことができる構成要素であり、ユーザは、生成チャンバー部分40を取り外すか否か(すなわち、ボトル部分36とともに、あるいはボトル部分なしに)の選択を提供され得る。
【0045】
本発明のさらに他の実施例(図示しない)では、第2の流体チャンバー部分58は、蓋48の一体構成であることができ、および/またはシステム30の他の部分であることができる。しかしながら、そのような実施例では、ユーザは、第2の流体チャンバー部分58を取り去るべく選択を有しなくてもよい。第2の流体チャンバー部分58内に置かれた流体59および/または他の物質は、他の実施例で変更することができる。例えば、第2の流体チャンバー部分58は、風味のあるまたは追加の内容物、例えば(これに限定されないが)、チョコレート、シナモン、ナツメグ、塩、砂糖、フルーツジュース、フルーツ、シロップ、キャラメル、ソース、人口調味料、自然調味料およびそれらの組合せを含むことができる。従って、コーヒー飲料の風味は、第2の流体チャンバー部分58を簡単に変更しまたは変化させることにより変更することができる。第2の流体チャンバー部分58は、実施例のシステム30の組立(モジュラー)キットの一部として、消費者が望む風味を選択できるように分離して販売されることができる。従って、第2の流体チャンバー部分がシステム30に含まれていない実施例であってもよい。さらに他の実施例は、第2の流体チャンバー部分58を備えず、第2の流体チャンバー部分58を使用する、もしくは受容するように構成されていなくてもよい。そのようなものとの反対側で、本発明の実施例は、生成される飲料に複数の第2の流体を提供するために、複数の第2の流体チャンバー部分58を使用し/受容するように構成され、または使用し/受容してもよい。
【0046】
新鮮な生成されたカプチーノまたはエスプレッソ飲料を提供するように構成された流れの中で第1および第2の例示的な実施例が説明されたけれども、本発明の実施例は、他の飲料または生成された流体を同様に提供するように構成されても良い。例えば、生成する物質38は、次のような可能性のある広範な物質のいずれであってもよい(これに限定されないが)、茶の葉、茶の濃縮、インスタントティ、インスタントコーヒー、フレーバーコーヒー、フルーツ、ハーブ、砂糖、人工的な甘味、脱水(乾燥)された食料物質、脱水ミルク製品、大豆製品、米製品、脱水ミルク、乾燥クリーム、濃縮された食料物質、濃縮された飲料混合、インスタント飲料混合およびこれらの組合せである。同様に、第2の流体チャンバー部分58の内容物は、他の実施例で変更されることができ、そのような内容物は、限定されないが、フレーバーな液体(例えば、モカ、ハシバミの実(ヘーゼルナッツ)、アイリッシュクリーム、アマレット、フレンチバニラ、ホワイトチョコレート、ナツメグ、シナモン)、フルーツ、フルーツジュース、ハーブ、調味、アルコール、砂糖、人口甘味、シロップ、ソース、キャラメル、チョコレート、ココア、蜂蜜、ビタミン、バニラ、ミルク製品、大豆製品、米製品、クリーム、ヨーグルト、濃縮された飲料混合、インスタントコーヒー混合およびこれらの組合せを含むことができる。同様に、ボトル部分36に提供される流体は、他の実施例において変更可能である。この開示の利点により、当業者は、本発明の実施例に使用されおよび/または含まれることができる他の含有物、物質および/または液体を理解するであろう。
【0047】
上記したように、本発明の実施例は、処分または廃棄可能であり、安価であり、マイクロ波(電子レンジ)で使用可能であり、一度の使用に設計されることが望ましい。好ましい実施例では、蓋48、ボトル部分36および生成チャンバー部分40は、モールドされたプラスチック材料から形成される。蓋48、生成チャンバー部分40およびボトル部分36は、それぞれ限定されないが、例えば、リサイクルプラスチック、少なくとも部分的にリサイクルされたプラスチック、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネート、紙、ワックスされた紙、ポリスチレンおよびこれらの組合せから構成することができる。蓋48、生成チャンバー部分40および/またはボトル部分36にとって、これらの構成要素の全てまたは一部は、同一材料から構成され、あるいは異なる材料から構成される。第1および第2の噴出バルブ部材52、62は、実施例の所定の設計に対して好適な材料の種類のいずれかから構成され得る。例えば、第1の噴出バルブ部材52は、プラスチックから構成することができる。好ましい実施例では、システム30の重要な構成要素の1つもしくはそれ以上は、システム30の再使用を防ぐため生成工程中またはその後に変形されるように構成されても良い。また、異なる構成要素は、同一タイプの物質から作られたときであっても、同じ色または異なる色であってもよい。カップ34は、既知のまたは後に開発された構成および材料の種類のいずれかから構成され、例えば、これに限定されないが、プラスチック、紙、ポリスチレン、またはワックスされた紙から構成され、熱的に隔離および/またはグラフィックスを提供するため、発砲体および/またはプラスチックで縮合ラップされることができる。また、実施例のシステムの構成要素の全てまたは一部は、そこに含まれるロゴおよび/またはグラフィックスを備えることができる。例えば、グラフィックスおよび/またはロゴは、恒久的に取り付けられたスリーブ49(図1、図2、及び図9を参照)上にまたはその中に含まれるようにしてもよい。
【0048】
本発明の実施例は、いくつかの利点を提供する。本発明の実施例のある利点は、実施例の飲料生成システムがストア(たとえば、食料雑貨店)で購入され、ユーザの家に貯蔵され、そして、例えばユーザの家で快適なときにマイクロ波オーブンを用いていつでも準備することができる。それ故、ユーザは、例えばコーヒーショップまで新鮮な生成されたコーヒー飲料を得るためにドライブする必要はない。他の利点は、実施例は、内蔵タイプであることができ、簡単に使用され、および/または処分可能である。従って、準備する時間が短くなり(例えば、マイクロ波で2分間)、準備の後に掃除したり洗浄する厄介な装置やマシーンが不要である。
【0049】
さらに実施例は、好ましくは、貯蔵構成および飲用構成において持ち運びできる(ポータブル)処分可能なパッケージを提供する。例えば、ユーザは、マイクロ波オーブンの中にシステム30を置くことができ(生成構成において)、飲料を準備する。それから、ユーザは、飲用構成を形成するためにボトル部分36(あるケースでは生成チャンバー部分)を取り外すことができ、これは、中身がこぼれない蓋48を所定位置に置くことへの準備である(例えば、車の中や歩いているとき)。
【0050】
本発明の実施例の他の効果は、空間の効率的な方法で、実施例の飲料生成システム30(パッケージされおよび/または貯蔵構成で)を積み重ね、貯蔵し、および/または棚上げすることができる。ベンダー(製造供給元)およびストアは、概して、製品に必要とされる棚の空間を最小化する最小化された占有面積を持つ製品を所望し好む。本発明の実施例は、第1の噴出バルブ部材52を破裂させるためにボトル部分36の圧力を使用するため、剛性のあるボトル部分36(柔軟なまたは壊れ易いボトルよりはむしろ)を時として必要とし好む。従って、貯蔵構成における本発明の実施例は、好ましくは、カップ34の内側に配置されたボトル部分を有する(図1−3、7、図19A、21を参照)。さもなければ、もしシステム30がカップ34の外側に配置されたボトル部分36を有する貯蔵構成においてパッケージされるならば(例えば、カップの隣またはカップの上に積み重ねられる)、これは、貯蔵構成またはパッケージ化においてシステム30に要求される棚のスペースを2倍またはほぼ2倍近く要することになる。また、貯蔵構成/パッケージ化においてカップ34内に配置されたボトル部分36を提供することは、供給(ベンディング)マシーン(図24に関して以下に説明される)の使用において好ましいであろう。
【0051】
実施例のさらに他の利点は、販売員または販売員のいないで種々のロケーションで販売されまたは提供され得ることである。例えば、本発明の実施例は、図24に示すように、ベンディングマシーン120から販売され得る。このようなベンディングマシーン120は、大部分のコーヒーショップがするよりも人々のより多くのマーケットに届くような広範な位置に置くことができる。また、ベンディングマシーン120から新鮮な生成された飲料を提供するコストは、準備、販売およびお客への飲み物の提供のために必要とされる従業員を不要とするため、コーヒーショップよりもかなり低減することができる。ベンディングマシーン120はまた、販売用のカウンター、シンク、および高価なコーヒーマシーンを必要としないため、コーヒーショップよりもかなり小さなスペースですむ。ベンディングマシーン120は、図24に示すように、システム30を加熱するためのマイクロ波オーブン122をユーザが使い易いように含むことができる。ベンディングマシーン120は、広範な種類の飲み物の選択およびフレーバーの選択を提供することができる。例えば、このようなベンディングマシーン120は、それが通常見当たるような空港、ホテル、スタヂアム、学校キャンパス、オフィスビルディング、コンビニエンスストア、食料雑貨品店、映画館、テーマパーク、修理店、あるいは他の場所に置くことができる。
【0052】
本発明の実施例は、インターネット上で注文することができ、例えば郵送または子包み配達サービスを介して家やビジネスへ直接配送することができる。本発明の実施例はまた、コンビニエンスストアで販売され、コーヒーショップと競合することができる。さらに、本発明の実施例は、パッケージ化され、市場に出荷され、多くのコーヒーショップが提供するスタイルやブランドと同一のレベルを提供し、その一方で、同様もしくは均等の質のレベルを持つ製品を提供する。実施例は、スタイリッシュな方法で高品質の飲み物を提供することができる一方で、コーヒーショップで購入された同じ飲み物に対して安価であることができる。本発明の実施例は、好ましくは、生成構成において最も標準的なサイズのマイクロ波オーブンに適合する大きさにされる。第1の実施例(図5を参照)の利点は、大部分のカップと蓋の組合せがもつ蓋のオーバーハング(突出)をなくすように蓋48がカップ34の外側と平坦である。このような蓋のオーバーハングは、処分可能なカップと蓋の組合せには共通であり、ときに誤って蓋が部分的あるいは完全に外れてしまう。これは、しばしば、こぼれた飲み物および/または散乱した飲み物となる。好ましい実施例では、カップ34は、恒久的に取り付けられた内蔵の絶縁ジャケット49(図9を参照)を含み、これにより、さらなる外部の紙の絶縁スリーブを必要としない。本開示の利点により、当業者は、本発明の多くの実施例の効果や使用を理解するであろう。
【0053】
図25ないし図31は、本発明の第3の実施例の種々の図および構成要素を示している。図25は、第3の実施例のボトル部分36と生成チャンバー部分40の断面図である。これらの構成要素36、40は、第1の穴90の開口がより大きいことを除いて第1の実施例と同様である。第1の穴90のより大きな開口の提供は、加熱期間に、ボトル部分36の内容物によって押圧される第1の噴出バルブ部材52の面積を増加させる。同一圧力で、圧力が加わる第1の噴出バルブ部材52の面積の増加は、第1の噴出バルブ部材52に与えられる力を増加させる(F=PA、ここで、Fは力、Pは圧力、Aは面積である)。加熱中に第1の噴出バルブ部材52に加わる力の増加は、第1の噴出バルブ部材52により形成される封止がより強くさせおよび/または第1の噴出バルブ部材52がより早く破裂または離脱させる。従って、あるケースでは、より大きな第1の穴90を持つことが望まれ、そして、この特徴は、本発明の実施例に含まれ得る。
【0054】
図26ないし図28は、第3の実施例のカバー68についての種々の表示を示している。図29ないし図31は、第3の実施例の蓋48についての種々の表示を示し、これはカバー68とともに作用するように設計されている。より詳細に、図26、図27および図28は、第3の実施例のカバー68の斜視図、底面図、および断面図をそれぞれ示している。図29、図30および図31は、第3の実施例の蓋48の斜視図、底面図、および断面図をそれぞれ示している。第3の実施例のカバー68は、カバー68から延在するフック部材130を含んでいる。それに対応するように、第3の実施例の蓋48は、フック部材130と係合しかつ受容するように構成された係合穴132を含んでいる。フック部材130は、第1の実施例で使用された舌部と溝のスナップ結合(図7を参照)に加えてまたは代えて使用することができる。フック部材130を使用することの1つの利点は(第3の実施例と第1の実施例を比較して)、取り外し可能に生成チャンバー部分40をボトル部分36に取り付けるための強度を増加させる。フック部材130は、ボトル部分36を回転させ(例えば、グリップ部分86を使用して)、それからボトル部分36を蓋48から引き離す(生成チャンバー部分40およびカバー68に沿って)ことにより、係合穴132から簡単に外れるようにしてもよい。
【0055】
図31を参照すると、蓋48が第2の流体チャンバー部分(図31には示されていない)の舌部を受容するように構成された溝140を含むことに留意すべきである。また、溝140の形状及び位置が第1の実施例で用いた舌部100と溝72の構成(図9を参照)と異なることに留意すべきである。さらに、第1の実施例で使用された舌部74(図9および図10を参照)は、第3の実施例に含まれていない(図25を参照)。それ故、第3の実施例は、実施例に包含することができる差襤褸特徴を例示し、同様に本発明の実施例についてのいくつかの可能な変更(多数の中の)を例示する。本開示の利益により、当業者は、本発明の実施例の多くの他の変形を理解することができる。
【0056】
本発明の実施例および幾つかの利点を詳細に述べたが、種々の変形、置換および変更は、特許請求の範囲に記載のように発明の範囲および精神を逸脱することなく行うことができる。さらに、本特許出願の範囲は、明細書に記載されたプロセス(工程)、マシーン、製造、物質の組成、手段、方法およびステップの特定の例に限定されることを意図するものではない。当業者は、本発明の開示から容易に理解することができるので、ここに述べられた対応する実施例と実質的に同一の機能を果たしまたは実質的に同一の結果を成し遂げる、現に存するまたは将来開発されるべく、プロセス、マシーン、製造、物質の組成、手段、方法またはステップは、本発明により用いることができる。従って、特許請求の範囲は、そのようなプロセス、マシーン、製造、物質の組成、手段、方法またはステップを範囲内に含み得ることを意図している。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】図1は、本発明の第1の例示的な実施例のパッケージ飲料生成システムの斜視図である。
【図2】図2は、第1の実施例の複数のパッケージされた飲料生成システムを提供するために1つにまとめられた例示的な構成を示している。
【図3】図3は、貯蔵構成における図1の飲料生成システムであって、カップ内に配置されるボトル部分を例示するために飲料カップの一部を切除して示している。
【図4】図4は、生成構成(例えばカプチーノ)における第1の実施例のシステムの斜視図を示している。
【図5】図5は、飲用構成における第1の実施例のシステムの斜視図を示している。
【図6】図6は、他の生成構成(例えばエスプレッソ)における第1の実施例のシステムの斜視図を示している。
【図7】図7は、貯蔵構成における第1の実施例の飲料生成システムの断面図である。
【図8】図8は、生成構成における第1の実施例のシステムの断面図である。
【図9】図9は、第1の実施例のシステムの分解組立図で示した断面図である。
【図10】図10は、第1の実施例のボトル部分と生成チャンバー部分の一部(カバーが取り外された)の断面図である。
【図11】図11は、図10の領域Bを拡大した図である。
【図12】図12は、図10の領域Bを拡大した図である。
【図13】図13は、第1の実施例のボトル部分と生成チャンバー部分の内側(カバーが取り外された)の底面図である。
【図14】図14は、第1の実施例の第2の流体チャンバー部分の斜視図である。
【図15】図15は、図14の領域Aの拡大された詳細図である。
【図16】図16は、蓋に取り付けられて示された第1の実施例の第2の流体チャンバー部分の断面図である。
【図17】第1の実施例の蓋の上方からの斜視図である。
【図18】図18は、第1の実施例の蓋の下方からの斜視図である。
【図19A】図19Aは、本発明の第2の例示的な実施例の種々の構成を例示する図である。
【図19B】図19Bは、本発明の第2の例示的な実施例の種々の構成を例示する図である。
【図19C】図19Cは、本発明の第2の例示的な実施例の種々の構成を例示する図である。
【図20A】図20Aは、第2の実施例の幾つかの選択的な構成を例示する。
【図20B】図20Bは、第2の実施例の幾つかの選択的な構成を例示する。
【図20C】図20Cは、第2の実施例の幾つかの選択的な構成を例示する。
【図20D】図20Dは、第2の実施例の幾つかの選択的な構成を例示する。
【図21】図21は、カップの一部が切除された貯蔵構成における第2の実施例の斜視図である。
【図22】図22は、生成構成における第2の実施例のシステムの断面図である。
【図23】図23は、第2の実施例のシステムの分解組立図で示した断面図である。
【図24】図24は、本発明の実施例による生成された飲料を分配し、準備し、提供するようにセッティングされたベンディングマシーンを例示する。
【図25】図25は、本発明の第3の実施例の構成要素および種々の図を示している。
【図26】図26は、本発明の第3の実施例の構成要素および種々の図を示している。
【図27】図27は、本発明の第3の実施例の構成要素および種々の図を示している。
【図28】図28は、本発明の第3の実施例の構成要素および種々の図を示している。
【図29】図29は、本発明の第3の実施例の構成要素および種々の図を示している。
【図30】図30は、本発明の第3の実施例の構成要素および種々の図を示している。
【図31】図31は、本発明の第3の実施例の構成要素および種々の図を示している。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
生成構成を持つように構成された飲料生成システムであって、
カップと、
蓋と、
流体を保持するように構成されたボトル部分と、
生成物質を保持するように構成された生成チャンバー部分と、
第1の噴出バルブ部材とを有し、
生成構成において、
生成チャンバー部分は生成物質を有し、
ボトル部分は最初に流体を有し、
蓋はカップ上に配され、
ボトル部分は取り外し可能に蓋に取り付けられかつ蓋上に配され、
生成チャンバー部分は、ボトル部分とカップの間に配され、
第1の噴出バルブ部材は、ボトル部分と生成チャンバー部分の間に配され、第1の噴出バルブ部材が最初にボトル部分から生成チャンバー部分への流体の流れを妨ぎ、
第1の噴出バルブ部材は、ボトル部分の第1の所定の圧力で突破するように構成され、ボトル部分は、第1の噴出バルブ部材の突破前に気密封止されている、飲料生成システム。
【請求項2】
飲料生成システムは、貯蔵構成を持つように構成され、貯蔵構成において、蓋はカップ上に配され、ボトル部分はカップ内に配される、請求項1に記載の飲料生成システム。
【請求項3】
貯蔵構成において、流体はボトル部分内にある、請求項2に記載の飲料生成システム。
【請求項4】
貯蔵構成において、生成物質は生成チャンバー部分内にある、請求項2に記載の飲料生成システム。
【請求項5】
貯蔵構成において、ボトル部分は蓋に取り外し可能に取り付けられている、請求項2に記載の飲料生成システム。
【請求項6】
貯蔵構成において、生成チャンバー部分は、少なくとも部分的に蓋内に配される、請求項2に記載の飲料生成システム。
【請求項7】
貯蔵構成において、生成チャンバー部分は、蓋に取り外し可能に取り付けられている、請求項6に記載の飲料生成システム。
【請求項8】
生成チャンバー部分は、蓋と一体である、請求項1に記載の飲料生成システム。
【請求項9】
生成チャンバー部分は、ボトル部分と一体である、請求項1に記載の飲料生成システム。
【請求項10】
飲料生成システムは飲用構成を持つように構成され、飲用構成において、生成された流体はカップ内に配され、生成された流体は、噴出バルブ部材の突破後に、流体を有する生成チャンバー部分内の生成物質の生成から抽出される、請求項1に記載の飲料生成システム。
【請求項11】
飲用構成において、ボトル部分は蓋から取り去られ、蓋はカップに取り外し可能に取り付けられている、請求項10に記載の飲料生成システム。
【請求項12】
飲用構成において、ボトル部分および生成チャンバー部分は蓋から取り去られ、蓋はカップに取り外し可能に取り付けられている、請求項10に記載の飲料生成システム。
【請求項13】
飲用構成において、ボトル部分、生成チャンバー部分および蓋は、カップから取り去られる、請求項10に記載の飲料生成システム。
【請求項14】
生成チャンバー部分は第1の穴を有し、第1の噴出バルブ部材は、第1の穴を覆うため生成チャンバー部分の面に結合され、第1の噴出バルブ部材は、第1の所定の圧力で生成チャンバー部分の面から少なくとも部分的に分離するように構造される、請求項1に記載の飲料生成システム。
【請求項15】
生成チャンバー部分の面は、第1の噴出バルブ部材に近接した隆起した部分を有する、請求項14に記載の飲料生成システム。
【請求項16】
第1の噴出バルブ部材は、第1の離間された距離だけ生成物質から分離されている、請求項14に記載の飲料生成システム。
【請求項17】
生成物質は、挽かれたコーヒー豆を含み、流体は水である、請求項1に記載の飲料生成システム。
【請求項18】
生成物質は、お茶の葉を含み、流体は水である、請求項1に記載の飲料生成システム。
【請求項19】
生成物質は、フルーツ、ハーブ、砂糖、人口甘味料、乾燥された食料物質、乾燥されたミルク、乾燥されたクリーム、濃縮された食料物質、濃縮された飲用混合、インスタント飲料混合およびそれらの組合せからなるグループから選択された要素を含む、請求項1に記載の飲料生成システム。
【請求項20】
飲用生成システムはさらに、生成物質が生成チャンバー部分に動作可能に導入されたとき、生成物質と生成チャンバー部分との間に配されたフィルター部材を含む、請求項1に記載の飲料生成システム。
【請求項21】
飲料生成システムはさらに、第2の液体物質を保持するように構成され、穴が形成された第2の流体チャンバー部分と、
穴を覆うため第2の流体チャンバー部分に結合された第2の噴出バルブ部材とを含み、第2の噴出バルブ部材は、第2の所定の圧力で突破するように構成されている、請求項1に記載の飲料生成システム。
【請求項22】
第2の流体チャンバー部分に窪みが形成され、前記穴は窪み内に形成され、第2の噴出バルブ部材は窪み内に少なくとも一部が配される、請求項21に記載の飲料生成システム。
【請求項23】
生成構成において、第2の流体チャンバー部分は、生成チャンバー部分に近接して蓋に取り付けられる、請求項21に記載の飲料生成システム。
【請求項24】
第2の流体チャンバー部分は、蓋に取り外し可能に取り付けられる、請求項21に記載の飲料生成システム。
【請求項25】
第2の流体チャンバー部分は、第2の液体物質を有し、第2の液体物質はミルク製品を含む、請求項21に記載の飲料生成システム。
【請求項26】
全体のシステムは処分可能である、請求項1に記載の飲料生成システム。
【請求項27】
蓋、生成チャンバー部分およびボトル部分の各々は、リサイクルプラスチック、少なくとも部分的にリサイクルされたプラスチック、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネート、ワックスされた紙、紙、およびこれらの組合せからなるグループから選択された材料から構成される、請求項26に記載の飲料生成システム。
【請求項28】
生成構成のシステムは、マイクロ波(電子レンジ)に使用できる、請求項26に記載の飲料生成システム。
【請求項29】
カップは、カップの内側の面から延在する段差形状を含み、ボトル部分は、外側の面に形成された窪みを含み、カップの段差形状は、システムの貯蔵構成において、ボトル部分に形成された窪みに係合するように構成される、請求項1に記載の飲料生成システム。
【請求項30】
請求項1の飲料生成システムを蓄積し分配するように構成されたベンディングマシーン。
【請求項31】
ベンディングマシーンはさらに、マイクロ波オーブンを有する、請求項30に記載のベンディングマシーン。
【請求項32】
生成チャンバー部分は、そこから延在するフック部材を含み、蓋は、フック部材を受容するように構成された係合穴を含む、請求項1に記載の飲料生成システム。
【請求項33】
貯蔵構成および生成構成を持つように構成された飲料生成システムであって、
カップと、
蓋と、
流体を保持するように構成されたボトル部分と、
生成物質を保持するように構成された生成チャンバー部分と、
噴出バルブ部材とを有し、
貯蔵構成において、蓋はカップ上に配され、ボトル部分はカップ内に配され、
生成構成において、生成チャンバー部分は生成物質を有し、ボトル部分は最初に流体を有し、蓋はカップ上に配され、ボトル部分は取り外し可能に蓋に取り付けられかつ蓋上に配され、生成チャンバー部分はボトル部分とカップとの間に配され、ボトル部分および生成チャンバー部分は蓋によって支持され、噴出バルブ部材はボトル部分と生成チャンバー部分の間に配されて噴出バルブ部材が最初にボトル部分から生成チャンバー部分への流体の流れを防止する、飲料生成システム。
【請求項34】
貯蔵構成において、流体はボトル部分内にある、請求項33に記載の飲料生成システム。
【請求項35】
貯蔵構成において、生成物質は生成チャンバー内にある、請求項33に記載の飲料生成システム。
【請求項36】
貯蔵構成において、ボトル部分は、蓋に取り外し可能に取り付けられる、請求項33に記載の飲料生成システム。
【請求項37】
貯蔵構成において、生成チャンバー部分は、蓋内に少なくとも部分的に配される、請求項33に記載の飲料生成システム。
【請求項38】
貯蔵構成において、生成チャンバー部分は蓋と一体である、請求項37に記載の飲料生成システム。
【請求項39】
貯蔵構成において、生成チャンバー部分は蓋に取り外し可能に取り付けられる、請求項37に記載の飲料生成システム。
【請求項40】
貯蔵構成において、生成チャンバー部分は、ボトル部分と一体である、請求項39に記載の飲料生成システム。
【請求項41】
飲料生成システムは、飲用構成を持つように構成され、飲用構成において、生成された流体はカップ内に配され、生成された流体は、噴出バルブが破裂した後、流体を有する生成チャンバー部分内の生成物質の生成から抽出される、請求項33に記載の飲料生成システム。
【請求項42】
飲用構成において、ボトル部分は蓋から取り去られ、蓋は取り外し可能にカップに取り付けられる、請求項41に記載の飲料生成システム。
【請求項43】
飲用構成において、ボトル部分および生成チャンバー部分は、蓋から取り去られ、蓋はカップに対して取り外し可能に取り付けられる、請求項41に記載の飲料生成システム。
【請求項44】
飲用構成において、ボトル部分、生成チャンバー部分および蓋はカップから取り去られる、請求項41に記載の飲料生成システム
【請求項45】
生成チャンバー部分は、そこから延在するフック部材を含み、蓋は、フック部材を受容するように構成された係合穴を含む、請求項33に記載の飲料生成システム。
【請求項46】
貯蔵構成、生成構成および飲用構成を持つように構成された飲料生成システムであって、
カップと、
蓋と、
流体を保持するように構成されたボトル部分と、
生成物質を保持するように構成された生成チャンバー部分と、
噴出バルブ部材とを有し、
貯蔵構成において、蓋はカップ上に配され、ボトル部分はカップ内に配され、
生成構成において、生成チャンバー部分は生成物質を有し、ボトル部分は最初に流体を有し、蓋はカップ上に配され、ボトル部分は取り外し可能に蓋に取り付けられかつ蓋上に配され、生成チャンバー部分はボトル部分とカップの間に配され、噴出バルブはボトル部分と生成チャンバー部分との間に配されて噴出バルブ部材が最初にボトル部分から生成チャンバー部分への流体の流れを妨げ、
飲用構成において、生成された流体はカップ内に配され、生成された流体は、噴出バルブ部材が破裂した後に、流体を有する生成チャンバー部分内の生成物質の生成から抽出される、飲料生成システム。
【請求項47】
飲用構成において、ボトル部分は蓋から取り去られ、蓋が取り外し可能にカップに取り付けられる、請求項46に記載の飲料生成システム。
【請求項48】
飲用構成において、ボトル部分および生成チャンバー部分は蓋から取り去られ、蓋が取り外し可能にカップに取り付けられる、請求項46に記載の飲料生成システム。
【請求項49】
飲用構成において、ボトル部分、生成チャンバー部分および蓋がカップから取り外される、請求項46に記載の飲料生成システム。
【請求項50】
蓋とカップの外側の表面が接する所で、蓋はカップと実質的に同一平面である、請求項46に記載の飲料生成システム。
【請求項51】
生成構成を有するように構成された処分可能な飲料生成システムであって、
処分可能な飲用カップと、
処分可能なプラスチック製の蓋と、
流体を保持するように構成された処分可能なプラスチック製のボトル部分と、
生成物質を保持するように構成され、かつ第1の穴を有する処分可能なプラスチック製の生成チャンバー部分と、
第1の穴を覆うように生成チャンバー部分の面に結合されたプラスチック製の噴出バルブ部材であって、噴出バルブ部材は、第1の所定の圧力で生成チャンバー部分の面から少なくとも部分的に分離するように構成される、上記噴出バルブ部材とを有し、
生成構成において、
生成チャンバー部分は生成物質を有し、
ボトル部分は最初に流体を有し、
蓋はカップ上に配され、
ボトル部分は蓋に取り外し可能に取り付けられかつ蓋上に配され、
ボトル部分は、第1の噴出バルブ部材が生成チャンバー部分の面から少なくとも部分的に分離する前に気密封止され、
生成チャンバー部分は、ボトル部分とカップの間に配され、
ボトル部分と生成チャンバー部分は蓋によって支持され、
第1の穴と第1の噴出バルブ部材はボトル部分と生成チャンバー部分の間に配されて第1の噴出バルブ部材が最初に第1の穴を介してボトル部分から生成チャンバー部分への流体の流れを防止する、処分可能な飲料生成システム。
【請求項52】
飲料生成システムを用いた飲料を生成する方法であって、
生成チャンバー部分の内部を開く1つもしくはそれ以上のドリップ穴を覆う新鮮さシールを取り外し、
システムの生成構成を形成し、当該生成構成において、
蓋はカップ上にあり、
蓋は取り外し可能に取り付けられたボトル部分を有し、
蓋はボトル部分とカップの間に配され、蓋はボトル部分を支持し、
ボトル部分は流体を有し、
生成チャンバー部分は生成物質を有し、
生成チャンバー部分はボトル部分とカップの間に配され、
生成チャンバー部分はそこに形成された第1の穴を有し、
第1の噴出バルブ部材は第1の穴を覆うように生成チャンバー部分の表面に結合され、そして
ボトル部分は第1の噴出バルブ部材によって少なくとも一部が最初に気密封止されている、前記生成構成を形成し、
ボトル部材の流体を含む内容物を加熱し、これによりボトル部分内の内容物の温度と圧力を増加させ、
ボトル部分内の加熱された内容物が第1の所定の圧力に到達するとき、ボトル部分内の加熱された内容物を用いて第1の噴出バルブ部材を突破させ、これにより流体が生成チャンバー部分に入るようにし、
生成チャンバー部分において生成物質を流体で生成し、
生成チャンバー部分からドリップ穴を介してカップ内に生成された流体を下方に分配する、方法。
【請求項53】
第1の噴出バルブ部材の突破は、内容物を利用して第1の噴出バルブ部材を生成チャンバー部分の表面から少なくとも部分的に分離することを含む、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
第1の噴出バルブ部材の突破は、内容物を利用して第1の噴出バルブ部材に破れた穴を形成することを含む、請求項52に記載の方法。
【請求項55】
内容物の加熱は、マイクロ波オーブンで行われる、請求項52に記載の方法。
【請求項56】
飲料を生成する方法はさらに、生成された流体をカップ内に分配した後に飲用構成を形成し、飲用構成の形成は、ボトル部分を蓋から取り外すことを含む、請求項52に記載の方法。
【請求項57】
生成チャンバー部分は、生成構成において蓋に取り外し可能に取り付けられ、飲用構成の形成は、生成チャンバー部分を蓋から取り外すこと含む、請求項56に記載の方法。
【請求項58】
生成チャンバーは、ボトル部分と一体構成である、請求項57に記載の方法。
【請求項59】
飲料を生成する方法はさらに、生成された流体をカップ内に分配した後に飲用構成を形成し、飲用構成の形成は、蓋、ボトル部分および生成チャンバー部分をカップから取り外すことを含む、請求項52に記載の方法。
【請求項60】
生成構成の形成は、
蓋、生成チャンバー部分およびボトル部分をカップから取り外すことを含み、蓋、生成チャンバー部分およびボトル部分の取り外し前に、システムは最初に貯蔵構成であり、システムの貯蔵構成は、蓋がカップ上に配され、ボトル部分がカップ内に配されており、
さらに生成構成の形成は、蓋をひっくり返すこと、および
蓋をカップ上に置くことを含み、貯蔵構成において、蓋の第1の側がカップの内側の底に面し、かつ生成構成において、蓋の第2の側ががカップ内の底に面する、請求項52に記載の方法。
【請求項61】
貯蔵構成において、流体はボトル部分内にある、請求項60に記載の方法。
【請求項62】
貯蔵構成において、生成物質は生成チャンバー部分内にある、請求項60に記載の方法。
【請求項63】
貯蔵構成において、ボトル部分は蓋に取り外し可能に取り付けら得る、請求項60に記載の方法。
【請求項64】
貯蔵構成において、生成チャンバー部分は、蓋内に少なくとも部分的に配される、請求項60に記載の方法。
【請求項65】
貯蔵構成において、生成チャンバー部分は、蓋と一体構成である、請求項60に記載の方法。
【請求項66】
貯蔵構成において、生成チャンバー部分は、蓋に取り外し可能に取り付けられている、請求項60に記載の方法。
【請求項67】
貯蔵構成において、生成チャンバー部分はボトル部分と一体構成である、請求項60に記載の方法。
【請求項68】
システムはさらに、第2の液体物質を保持するように構成されかつ第2の穴が形成された第2の流体チャンバー部分と、
第2の穴を覆うように第2の流体チャンバー部分に結合された第2の噴出バルブ部材であって、第2の所定の圧力で突破するように構成された上記第2の噴出バルブ部材とを有し、
生成構成において、
第2の流体チャンバー部分は第2の液体物質を有し、
第2の流体チャンバー部分は第2の噴出バルブ部材によって少なくとも一部が気密封止され、
第2の流体チャンバーは蓋に取り外し可能に取り付けられ、
飲料を生成する方法はさらに、
第2の流体チャンバー部分内の第2の液体物質を加熱し、これにより第2の液体物質の温度を増加させかつ第2の流体チャンバー部分内の圧力を増加させ、
第2の所定の圧力が第2の流体チャンバー部分内で到達されたとき、第2の流体チャンバー部分内の加熱された第2の液体物質を利用して第2の噴出バルブ部材の少なくとも一部を突破させ、これにより第2の液体物質がカップ内に入り、生成された流体と少なくとも部分的に混合される、請求項52に記載の方法。
【請求項69】
生成された流体は、コーヒーであり、第2の液体物質はミルク製品である、請求項68に記載の方法。
【請求項70】
飲料を生成する方法はさらに、
ベンディングマシーンから飲料生成システムを取得すること、および
飲料生成システムをマイクロ波オーブン内に置くことを含み、加熱中にシステムが生成構成にあり、当該加熱がマイクロ波オーブンにより行われる、請求項52に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19A】
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【図19B】
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【図19C】
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【図20A】
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【図20B】
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【図20C】
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【図20D】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【公表番号】特表2008−504848(P2008−504848A)
【公表日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−506418(P2007−506418)
【出願日】平成17年3月29日(2005.3.29)
【国際出願番号】PCT/US2005/010271
【国際公開番号】WO2005/096829
【国際公開日】平成17年10月20日(2005.10.20)
【出願人】(506329409)
【氏名又は名称原語表記】JavaVoo, LLC
【住所又は居所原語表記】11200 Westheimer RoadSuite 500 Houston, Texas, USA 77042
【Fターム(参考)】