説明

ICタグの自転車取付構造

【課題】ICタグが記憶した情報を確実に自転車の左右の両側のどちらからでも読み取れるICタグの自転車取付構造を提供する。
【解決手段】自転車の車輪のスポークSに取着される反射板1に内部空間10を設け、その内部空間10にICタグ2を内装した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ICタグの自転車取付構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ICタグの自転車取付構造は、駐輪場の出入庫管理用として、自転車のフレームに貼着している(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−345545号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者等は、自転車の走行を監視するシステムに関して、研究開発を進めている最中であるが、そのシステムでは、ICタグの読取器は道路や歩道の近傍に設置される。ところが、道路環境によって、走行する自転車の左右どちらか側にしか設置できない場所がある。
このような場合、ICタグが自転車のフレームや泥よけの位置に貼着されていると読み取りが困難となってしまう問題があった。また、フレームや泥よけは金属製品であるため読み取りに悪影響を及ぼしてしまうという問題もあった。
【0005】
そこで、本発明は、ICタグが記憶した情報を確実に自転車の左右の両側のどちらからでも読み取れるICタグの自転車取付構造の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のICタグの自転車取付構造は、自転車の車輪のスポークに取着される反射板に内部空間を設け、該内部空間にICタグを内装したものである。
また、上記反射板の内部空間を密封して防水構造としたものである。
また、上記ICタグを、第1防水シート部材と第2防水シート部材でサンドイッチ状に挟んで密封したものである。
【0007】
また、上記反射板の両端に、上記スポークのラジアル外方から接近させて該スポークを差し込むための係合溝を形成し、上記係合溝内に、上記スポークが差し込まれると共に上記スポークが上記係合溝から離間するのを防止する断面V字状の金属製板材から成る抜止部材を設け、上記抜止部材は、上記スポークが差し込まれる差込口部の端部から内方に折曲げ形成されると共に上記スポークの外方への戻りを阻止する反り突片を有するものである。
【0008】
また、上記反射板の両端に、上記スポークのラジアル外方から接近させて該スポークを差し込むための係合溝を形成し、上記係合溝を左右方向に貫通して上記係合溝の開きを阻止する係止ピンを設けたものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明のICタグの自転車取付構造によれば、走行中の自転車の左右どちらからでもICタグが記憶した情報を読取ることができる。フレームや泥よけ、ハンドル等の大きな金属部品や人体から電波干渉等の悪影響を受けることなく確実に読取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施の一形態の要部側面図である。
【図2】要部拡大側面図である。
【図3】要部破断平面図である。
【図4】抜止部材の一例を示す斜視図である。
【図5】作用説明図である。
【図6】本発明の他の実施の形態の要部側面図である。
【図7】要部側面図である。
【図8】分解断面図である。
【図9】要部拡大断面図である。
【図10】別の実施の形態を示す図であり、(a)は側面図であり、(b)は平面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図示の実施の形態に基づき本発明を詳説する。
本発明の実施の一形態は、図1乃至図3に示すように、自転車の車輪のスポークSに取着される平板状の反射板1を備えている。この側面視長円形状(楕円形状)の反射板1は、自転車の側方に光を反射するサイドリフレクタである。
反射板1は、内部空間10を有している。その内部空間10に、8〜14桁の自転車の識別番号(記号)等の情報が記憶されたUHF帯のICタグ2を内装している。ICタグ2は、情報を記憶するICチップ21と、ICチップ21に接続されたアンテナ部20と、を有している。ICタグ2は、図示省略の粘着シート部材を介して内部空間10を形成する左右側の内壁の一方に貼着されている。アンテナ部20の送受信の範囲が広い(感度の良い)面を、反射板1の左右側面(自転車の左右側面)と略平行に配設している。
【0012】
また、反射板1は、外方から照射された光を反射可能な反射部を有すると共にアクリル等の樹脂で成形された第1側板部材1A及び第2側板部材1Bを有している。第1側板部材1Aと第2側板部材1Bとが対面状に嵌合して接着剤等により一体状に固着され反射板1と成る。内部空間10を包囲する嵌合部に、樹脂製又はゴム製の弾性シール材17を介在させ、内部空間10を密封して防水構造としている。なお、弾性シール材17の代わりに、粘着性のシール剤を塗布して密封防水構造とするも良い。
【0013】
反射板1は、両端に、スポークSのラジアル外方から接近させて、そのスポークSを差込むための係合溝12,12を有している。係合溝12は、スポークSの長手方向に沿って形成されている。係合溝12を形成する溝側壁部11,11には、係合溝12の左右内方に突出する係止凸部11a,11aが形成されている。係止凸部11aは、溝側壁部11,11を左右方向に貫通する側面視コの字状切欠部11cによって片持ち状に形成される舌片状の揺動壁部11bに設けられている。
【0014】
そして、係合溝12を形成する溝奥壁部13と、係止凸部11aの間の収納空間部15に、スポークSが差し込まれると共にそのスポークSが係合溝12から離間するのを防止する抜止部材3を配設している。
【0015】
抜止部材3は、図3及び図4に於て、金属製の板状部材を断面V字状に折曲げ成形したものである。抜止部材3は、内部にスポークSが差し込まれる係合空間30と、スポークSを係合空間30へ差し込むための差込口部3Aと、を有している。さらに、差込口部3Aの左右端部から内方(係合空間30)へ折曲げ形成された観音扉状の左右一対の反り突片3a,3aを有している。なお、抜止部材3の外形状は、平面視で尖った鏃状に形成されているとも言える。また、図5(a)に示すように、自然状態の左右の部材幅寸法W3を溝幅寸法W12より僅かに大きく形成している。
【0016】
抜止部材3は、反射板1をスポークSに取着する前に予め収納空間部15に配設される。
図5(a)に示すように、抜止部材3は、平面視で外方から収納空間部15へ向かう矢印X方向(スポークSが差し込まれるべき方向)に差し込まれる。
図5(b)に示すように、抜止部材3は、係止凸部11aを左右外方に押し広げつつ、その反力によって左右内方へ狭まるように弾性変形して差し込まれる。
図5(c)に示すように、係止凸部11aを抜止部材3が乗り越えると、係止凸部11a,11aが元の位置に戻ると共に、抜止部部材3が収納空間部15で拡がる。部材幅寸法W3より溝幅寸法W12が小さいので、反り突片3a,3aが抜止部材3の差込口部3Aを閉状態とする。また、差込口部3Aの端部(反り突片3aの基端)が係止凸部11a,11aに当接することで、抜止部材3は、収納空間部15から抜ける方向(矢印Xの反対方向)への移動が阻止される。
【0017】
そして、両端に抜止部材3を収納した反射板1が、スポークSに取り付けられる。
先ず、図5(c)に示すように、係合溝12を、スポークSのラジアル外方から、そのスポークSに接近させる。係合溝12にスポークSが矢印X方向から差し込まれる。スポークSは中間部で係止凸部11aを押し広げながら乗り越える。
図5(d)に示すように、係止凸部11aを乗り越えたスポークSによって、抜止部材3の反り突片3a,3aは左右外方に押し広げられるように弾性変形する。スポークSは係合空間30に差し込まれる。
図5(e)に示すように、スポークSが係合空間30に差し込まれると、反り突片3a,3aは差込口部3Aを閉じるように(板バネのような弾発力によって)復元して、スポークSが再び外方(矢印Xの反対方向)へ戻るのを阻止する。このように、両端の係合溝12,12の抜止部材3,3の夫々にスポークSを差し込むことで、ICタグ2を自転車に取付ける。
【0018】
次に、図6乃至図9に本発明の他の実施の形態を示す。
車輪のスポークSに取着される反射板1は矩形状に形成され、ICタグ2を収納する内部空間10を有している。第1側板部材1Aと第2側板部材1Bとを超音波融着し、内部空間10を密封して防水構造としている。
【0019】
そして、係合溝12を形成する溝側壁部11,11に、左右方向に貫通する貫孔19を設けている。さらに詳しく説明すると貫孔19は、揺動壁部11bに貫設される。
【0020】
そして、収納空間部15にスポークSが差し込まれた後に、貫孔19に圧入される樹脂製の係止ピン18を設けている。係止ピン18は、貫孔19を挿通する先端側に反り部18aを有し、基端側に膨出状の当り部18bを有している。
【0021】
反り部18aは、貫孔19を挿通する際に弾性変形し、挿通後に復元して挿通した側の溝側壁部11の外面に係止する。係止ピン18は係合溝12を左右方向に貫通し、反り部18aと当り部18bが夫々溝側壁部11,11に係止して、左右方向の移動が規制されている。
【0022】
係止ピン18は、係合溝12を貫通して串挿し状となり係合溝12の開きを阻止する。揺動壁部11b,11bが不用意に開いて、スポークSが係止凸部11aを乗り越えて、外方へ戻るのを阻止する。このように、両端の係合溝12,12にスポークSを差し込み、係止ピン18で抜け止めしてICタグ2を自転車に取付ける。
【0023】
次に、図10に本発明の別の実施の形態を示す。ICタグ2を、樹脂製の第1防水シート部材51と樹脂製の第2防水シート部材52とで、サンドイッチ状に挟んで、密封している。第1シート部材51と第2シート部材52とを、熱圧着(融着)、又は、超音波融着、或いは、接着剤等によって接着している。このような防水構造とした場合は、第1側板部材1Aと第2側板部材1Bの間に介在するシール材17(又は、シール剤)の省略や、第1側板部材1Aと第2側板部材1Bとの超音波融着の省略を可能にし、反射板1の組立を容易にする。また、接触事故等で反射板1に亀裂が生じてもIDタグ2の防水性が維持される。なお、防水性をより高めるために、第1側板部材1Aと第2側板部材1Bの間に介在するシール材17(又は、シール剤)による防水構造、又は第1側板部材1Aと第2側板部材1Bの超音波での融着による防水構造、を併用するも望ましい。
【0024】
ここで、本発明のICタグの自転車取付構造を用いるのに好適な自転車走行管理システムについて説明する。自転車走行管理システムは、歩行者と自転車との接触事故を防止するために自転車用の走行路(自転車用の通勤・通学路といったルート)をどのように設けるべきか検討するためや、自転車が通常どのようなルートで会社や学校へ通勤・通学しているかといったデータを取得するためや、自転車が指定された自転車用通勤・通学路(ルート)を走行しているか否かを監視するため、のシステムである。
【0025】
自転車走行管理システムは、例えば、駅から、学校や会社までの通勤・通学路として想定される所定の管理範囲内に、ICタグ2のデータ読取器を複数設置している。例えば、カーブミラー、電信柱、標識、街路灯、信号機等の支柱に設置する。読取器はUHF帯の高耐候性アンテナを有し、読取可能な範囲の高さを地面から1〜3m、幅を3〜5mとなるように設置されている。
読取器はコンピュータ又はルーター等を介してインターネット等の通信網に読み取ったデータ(記憶情報)等を有線又は無線で送信可能に設けている。そして、読取器から離れた場所に設けられている管理者(管理センター)側のパソコン(パーソナルコンピュータ)やサーバ等の情報記憶装置にデータの保存を可能としている。
【0026】
読取器からのデータは、学校や会社、行政機関等の閲覧許可を得た者が、パソコン等の情報処理装置によって、取得(閲覧)が可能である。情報処理装置は、読取器からのデータを、モニター等の表示部に表示させる。
読取器からの情報(データ)としては、ICタグ2が記憶していた識別番号(記号)情報、そのICタグ2を読取った日時(読取器の前を通過した日付と時間)情報、データを読み取った読取器の識別番号(設置場所)情報、等である。
また、情報処理装置は、識別番号(記号)に関連づけされる、自転車の使用者名、所属(学校名や会社名等)、連絡先等を表示する。さらに、ICタグ2のデータを読み取った日時情報や、データを読み取った読取器の設置場所情報といった受信情報(履歴)から、管理範囲内の地図と、地図上にその自転車が走行した走行ルート又は走行したと予想される予想の走行ルートを表示する。
【0027】
多数の自転車の走行ルートのデータや、歩行者用ICタグを歩行者に所持させて得た歩行ルートのデータを用いて、自転車用ルートと歩行者用ルート、通勤ルートと通学ルート、といったルート分割の検討や、所定のルートを走行しているか否かの監視を可能にする。また、盗難車、放置自転車、不法駐輪等の発見も可能にする。なお、読取器はICタグ2に情報を書き込み可能なリーダライタとして良い。
【0028】
このような自転車走行管理システムの運用を確実かつスムーズなものとするために、本発明のICタグの自転車取付構造が最適である。
つまり、自転車の車輪のスポークSに取付られた反射板1は、フレーム等の大きな金属部品や人体から離れた場所に位置し、電波干渉等の悪影響を回避する。
ICタグ2が水分に影響されて電波が届かないという問題点を防水構造により解消し、感度を安定させる。
【0029】
自転車の左右両側のどちらからでも読取を可能にする。つまり、道路状況によって読取器を道路や歩道の左右どちらかにしか設置できない場合でも読み取りが確実に行える。スポークS近傍は自転車の他の場所に比べで周囲が開放されているので全方向からの電波の送受信(読み取り)を可能にする。
【0030】
また、ドライバー等の道具を必要とせず容易に自転車へ取り付けることを可能としながら、取付後は、破壊しなければスポークSからの離脱を困難とし、ICタグ2を内有する反射板1の盗難や、不正使用を防止する。また、自転車走行中の脱落を防止する。
【0031】
本発明は設計変更可能であって、反射板1の外形状は、図示した長円形(楕円形)や矩形状以外に、円形や三角形、多角形状等自由である。また、IDタグ2を内有した反射板1は、前輪又は後輪のスポークSのどちらに取着しても良い。なお、本発明に於て「右」とは自転車の走行方向を前とし、自転車運転者の右手がある側を「右」と呼ぶ。
【0032】
以上のように、本発明のICタグの自転車取付構造は、自転車の車輪のスポークSに取着される反射板1に内部空間10を設け、内部空間10にICタグ2を内装したので、フレーム等の大きな金属部品や人体から離れた位置に取付けでき、電波干渉等の悪影響を回避できる。自転車の左右の両側のどちらからでもICタグ2の記憶内容を読み取れる。
【0033】
また、反射板1の内部空間10を密封して防水構造としたので、ICタグ2が水分に影響されて電波が届かないという問題を解消し、感度を安定させる。屋外での使用を可能にし自転車の取付に好適である。
【0034】
また、ICタグ2を、第1防水シート部材51と第2防水シート部材52でサンドイッチ状に挟んで密封したので、反射板1の組立が容易にできる。ICタグ2が水分に影響されて電波が届かないという問題を解消し、感度を安定させる。屋外での使用を可能にし自転車の取付に好適である。
【0035】
また、反射板1の両端に、スポークSのラジアル外方から接近させてスポークSを差し込むための係合溝12,12を形成し、係合溝12内に、スポークSが差し込まれると共にスポークSが係合溝12から離間するのを防止する断面V字状の金属製板材から成る抜止部材3を設け、抜止部材3は、スポークSが差し込まれる差込口部3Aの端部から内方に折曲げ形成されると共にスポークSの外方への戻りを阻止する反り突片3a,3aを有するので、取付後は、破壊しなければスポークSからの離脱が困難となり、ICタグ2を内有する反射板1の盗難や、不正使用を防止する。また、自転車走行中の脱落を防止する。また、ドライバー等の道具を必要とせず容易かつ安価に自転車に取り付けることができる。
【0036】
また、反射板1の両端に、スポークSのラジアル外方から接近させてスポークSを差し込むための係合溝12,12を形成し、係合溝12を左右方向に貫通して係合溝12の開きを阻止する係止ピン18を設けたので、取付後は、破壊しなければスポークSからの離脱が困難となり、ICタグ2を内有する反射板1の盗難や、不正使用を防止する。また、自転車走行中の脱落を防止する。また、ドライバー等の道具を必要とせず容易かつ安価に自転車に取り付けることができる。
【符号の説明】
【0037】
1 反射板
2 ICタグ
3 抜止部材
3A 差込口部
3a 反り突片
10 内部空間
12 係合溝
18 係止ピン
51 第1防水シート部材
52 第2防水シート部材
S スポーク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自転車の車輪のスポーク(S)に取着される反射板(1)に内部空間(10)を設け、該内部空間(10)にICタグ(2)を内装したことを特徴とするICタグの自転車取付構造。
【請求項2】
上記反射板(1)の内部空間(10)を密封して防水構造とした請求項1記載のICタグの自転車取付構造。
【請求項3】
上記ICタグ(2)を、第1防水シート部材(51)と第2防水シート部材(52)でサンドイッチ状に挟んで密封した請求項1又は2記載のICタグの自転車取付構造。
【請求項4】
上記反射板(1)の両端に、上記スポーク(S)のラジアル外方から接近させて該スポーク(S)を差し込むための係合溝(12)(12)を形成し、
上記係合溝(12)内に、上記スポーク(S)が差し込まれると共に上記スポーク(S)が上記係合溝(12)から離間するのを防止する断面V字状の金属製板材から成る抜止部材(3)を設け、
上記抜止部材(3)は、上記スポーク(S)が差し込まれる差込口部(3A)の端部から内方に折曲げ形成されると共に上記スポーク(S)の外方への戻りを阻止する反り突片(3a)(3a)を有する請求項1,2又は3記載のICタグの自転車取付構造。
【請求項5】
上記反射板(1)の両端に、上記スポーク(S)のラジアル外方から接近させて該スポーク(S)を差し込むための係合溝(12)(12)を形成し、
上記係合溝(12)を左右方向に貫通して上記係合溝(12)の開きを阻止する係止ピン(18)を設けた請求項1,2又は3記載のICタグの自転車取付構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2011−56974(P2011−56974A)
【公開日】平成23年3月24日(2011.3.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−205569(P2009−205569)
【出願日】平成21年9月7日(2009.9.7)
【出願人】(509251512)サンズムーン株式会社 (2)
【Fターム(参考)】