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Fターム[2G041DA05]の内容

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Fターム[2G041DA05]に分類される特許

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【課題】取得したマススペクトルに基づいて自動的に適切なピークを選択してプリカーサイオンとしてMS2分析を実行する場合に、信号強度が低いイオンのMS2分析の順番が来るまでに該当成分の溶出が終了してしまい十分なMS2スペクトルが得られない場合がある。
【解決手段】マススペクトルのピーク選別条件として、信号強度の下限値LLとともに上限値ULを指定可能とする。データ処理部は、LCMS分析中に得られたマススペクトルに現れるピークのピーク強度が上限値ULと下限値LLとで決まる強度範囲Athに入っているか否かを判定し、入らないピークは除外し、残ったピークについて例えば強度順にプリカーサイオンに設定してMS2分析を実行する。上限値ULを適切に設定することで、MS2分析が不要な高強度成分を避けて低濃度の成分のMS2分析を優先的に行うことができる。 (もっと読む)


質量分析計に接続されたエレクトロスプレー・イオン化源は、器具分析用途において広く使用されている。エレクトロスプレイ(ES)イオン化において生じる処理は、試料種のイオン化に影響を及ぼすH又は他のカチオン等の帯電種の追加又は除去を一般に含む。新たな一組の電解質は、より多くの従来の電解質を使用して得られる分析ESMS信号と比較する場合に、ESMS分析において測定される陽極性及び陰極性分析種信号を増加することが発見されている。新たな電解質種が、試料液に直接加えられる時に又はエレクトロスプレー膜プローブにおいて第2の溶液流に加えられる時に、ESMS信号が増加する。新たな電解質は、イオン化効率を改善するために大気圧イオン源の組合せとして構成される試薬イオン源にさらに加えることができる。
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【課題】マススペクトルに出現する多数のピークの中で目的化合物の分子量関連イオンを高い精度で見つける。
【解決手段】高い質量精度で以て分析が可能な質量分析装置により実質的に同時に測定された正イオンのマススペクトルと負イオンのマススペクトルとを利用し、両マススペクトル上のそれぞれ1本のピークの質量の質量差を算出し、その質量差がプロトン2個分の理論質量(2.0146Da)を中心とする所定の範囲に入るようなピークのペアを探索する。概要するペアは同一化合物のプロトン付加イオン(M+H)+とプロトン脱離イオン(M−H)-であると推定できるから、これらを分子量関連イオンとして抽出し、マススペクトルの該当ピークにラベル表示するとともに、目的化合物の分子量を推定して該化合物の同定を実行する。 (もっと読む)


マススペクトルデータを解析する方法は、元素組成を決定しようとする関心ある少なくとも1つのイオンを含有するプロファイルモードのマススペクトルデータを取得すること;関心ある同じイオンの少なくとも1つの同位体の実測したピーク形状に基づく、正しいピーク形状関数を得ること;関心あるイオンに対する少なくとも1つの可能な元素組成を生成させること;該元素組成についての理論的な同位体分布及び理論的な同位体クラスターを、理論的な同位体分布に正しいピーク形状関数を適用することにより計算すること;及び上記理論的同位体クラスターの対応する部分を取得したプロファイルモードのマススペクトルデータと定量的に比較して、イオンに対する元素組成決定、分類、又は計量の少なくとも1つを得ること;を含む。本方法を行うためのコンピュータ及びコンピュータ読み取り可能なコードを中に有するコンピュータ読み取り可能な媒体。本方法を行うための関連するコンピュータを有する質量分析計。
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【課題】補因子依存的な酸化ストレスのパラメーターを用いて生体試料中の酸化ストレスレベルを測定するためのバイオマーカーおよび方法、ならびにこのような方法の実施に適合したキットを提供すること。
【解決手段】補因子は、テトラヒドロビオプテリンであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】分析対象物と相互作用を有するタンパク質を、効率よく同定する方法を提供すること。
【解決手段】分析対象物と相互作用を有するタンパク質の同定方法であって、(I)分析対象物が共有結合で固定された固相に、タンパク質混合物を接触させる工程、(II)接触により固相上に捕捉されたタンパク質を、固相上でタンパク質分解酵素処理する工程、ついで(III)処理されたタンパク質を質量分析計で測定する工程を含む、同定方法。 (もっと読む)


【課題】 複数安定同位体で標識した生体試料などの2試料の混合液を液体クロマトグラフ−タンデム質量分析計で比較定量解析すると、多種類の成分が同時にイオン化するため、2次質量分析に必要な時間を十分にとれず、未分析なイオンが生じてしまう。
【解決手段】 2次質量分析を行い、その分析データからアミノ酸配列解析を行う。アミノ酸配列解析により安定同位体で標識された特定アミノ酸の有無を判断可能になり、特定アミノ酸が含まれる場合は、MSスペクトル中の同位体標識ペアのm/zを計算し、算出したm/z情報を用いて2次質量分析対象外情報を作成する。その結果、同じペプチド由来の重複した2次質量分析が避けられ、2次質量分析を効率よく行える。 (もっと読む)


本発明の実施形態は、選択的サンプル一掃および褐色細胞腫の指標としてのHILIC化学をもたらす、弱カチオン抽出媒体を用いる、サンプル予備処理を最小限に止めた、ヒト血漿原液中のノルメタネフリン、メタネフリンおよび3−メトキシチラミンの決定を特徴とする。
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【課題】
【解決手段】開示する質量分析装置において、イオン信号は、第一及び第二の信号に分割される。第一及び第二の信号は、異なる利得により増幅され、デジタル化される。両デジタル化信号について、到達時間/強度ペアを計算し、結果的に生じた時間/強度ペアを結合して高ダイナミックレンジスペクトルを形成する。スペクトルは、その後、他の対応するスペクトルと結合して加算スペクトルを形成する。 (もっと読む)


【課題】加圧送液方式によって少量の液体試料をイオン源に無駄なく送給する。
【解決手段】サンプルボトル10の上面開口を閉塞する閉塞栓11に取り付けたバイアル用配管保持部材40の下部に設けたバイアル取付用アダプタ40aにより、少量の液体試料30を収容したサンプルバイアル31をサンプルボトル10内空間に吊り下げ支持し、バイアル用配管保持部材40の内側に挿通させた試料吸い込み配管42の下端をサンプルバイアル31の内底部近傍に位置させる。バイアル取付用アダプタ40aには通気孔40bが設けられており、密封されたサンプルボトル10内に窒素ガスが供給されてガス圧が上昇すると、サンプルバイアル31内のガス圧も同様に上昇し、これによって液体試料32を試料吸い込み配管42及び試料導入用配管17を通して質量分析装置に送り込むことができる。 (もっと読む)


【課題】大気圧下で特定範囲のイオン移動度のイオンを通過させる低コストでイオン透過率の高いイオン移動度分離フィルターを実現する。
【解決手段】イオン源と、ガス流れ方向と直流電界方向が対向した第1のドリフト領域と、前記第1のドリフト領域におけるガス流れ方向と異なるガス流れ方向を有し、ガス流れ方向と直流電界印加方向が対向した第2のドリフト領域と、前記第1のドリフト領域と前記第2のドリフト領域との間にイオンを進行させる電界を有する中間領域と、前記第1の領域及び前記第2の領域を通過したイオンを検出する検出器を有する。
【効果】従来技術に比べ、低コストでイオン透過率の高いイオン移動度分離フィルターが実現する。 (もっと読む)


【課題】出力安定時間をなくして、一連の質量走査にかかる時間を短縮し、全体のスループットを向上させることができる四重極型質量分析装置を提供する。
【解決手段】イオン化室11と、イオン化室11から出射したイオンを収束させるレンズ15,19と、イオンを質量分離する四重極質量フィルタ22,23と、四重極質量フィルタ22,23を通過したイオンを検出する検出器24と、レンズ15,19に電圧を供給するレンズ電源部31,32と、四重極質量フィルタ22,23に直流電圧と高周波電圧を供給する四重極電源部33と、レンズ電源部31,32と四重極電源部33とを制御して質量走査する制御部6とを備え、制御部6は、最小質量数に対応する最小電圧から最大質量数に対応する最大電圧までの線形増加と、この線形増加に引き続く、最大電圧から最小電圧までの線形減少との繰り返しからなる三角波の質量走査を行う。 (もっと読む)


【課題】糖鎖の構造解析を行う際、参照となる糖鎖構造情報を効率よく生成するグリコシド化合物の提供を課題とする。
【解決手段】CID−MS測定において、目的とする任意のBイオンおよび/またはCイオンを生成するアグリコンを有するグリコシド化合物を提供することにより、上記課題を解決する。 (もっと読む)


向上した質量分解能を有する多重極マスフィルタ。多重極マスフィルタは、少なくともRF電圧源に結合される第1の電極一式と、第1の電極一式に挟入され、並列である第2の電極一式とを有する。第2の電極一式は、第2の電極一式の2つの半径方向に対向する電極に結合される可変AC電圧を有する。上記第1の電極一式の複数の伝導性ロッドのそれぞれは、横断面が略円形であり、上記第2の電極一式の複数の伝導性ロッドのそれぞれは、横断面が略T字形である。
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【課題】生体由来試料中に微量に含まれる水酸基を有するステロイドをLC−MSで測定する方法を提供すること。
【解決手段】生体由来試料中のステロイドの水酸基に下記式(I)で示される化合物を反応させてエステル誘導体とし、得られたエステル誘導体をLC−MSで測定する。



〔式中、Rは水素原子、アルキル基、アルコキシ基、アリルアルコキシ基、ジアルキルアミノ基、ニトロ基等を表し、COXはカルボン酸又はその反応性官能基を表す。〕 (もっと読む)


本発明は部分的には、質量分析法によって検出可能なデテクター・オリゴヌクレオチドを用いて標的核酸を検出するための方法に関連する。この方法は、核酸ポリメラーゼの5’→3’ヌクレアーゼ活性を用いて、ハイブリダイズされた二重鎖からアニーリングされたオリゴヌクレオチドプローブを切断し、質量分析法による検出のための標識を遊離させる。このプロセスはPCR増幅アッセイに容易に組み込める。この方法はまた、標的核酸の定量分析に関する実施形態を包含する。 (もっと読む)


【課題】様々な肌質と脂質成分の変動との関係、並びに肌質に影響する物質と脂質成分の変動との関係を明らかにすることで、肌質に影響する物質の評価方法又はスクリーニング方法を提供する。
【解決手段】被験物質を作用させた被験体から得た脂質組成情報と、被験物質を作用させない被験体から得た脂質組成情報とを、肌質に影響する物質を作用させたときに組成比が変化する脂質成分について比較し、上記被験物質が上記肌質に影響する物質と類似した機能を有するか判断する。 (もっと読む)


【課題】同位体標識法を用いないで定量解析する場合、分析データの信頼性を評価する手法を提供する。
【解決手段】分析成分と同時に検出される内部標準物質を液体クロマトグラフの移動相や溶出液に混合させ、定量分析阻害要因が発生しない条件下で、内部標準物質由来イオンのマスクロマトグラムを取得し、データ解析部に記録させる。次に、分析サンプルを混合して試料の分析データを取得し、データ解析部において分析実時間で内部標準物質由来イオンの強度をブランク試料のものと比較する。不一致が検出されると定量分析阻害要因が発生したと判断し、分析モードをタンデム質量分析の優先度が低い定量分析モードからタンデム質量分析を優先させる定性分析モードに変更させて、分析実時間で内部標準物質由来イオンの強度をブランク試料のものと一致すれば、再度定量分析モードに変更させる。一致する時間帯には分析データを収集して高効率・高精度に分析を行う。 (もっと読む)


本開示は、とりわけ、グリカンの混合物における硫酸化グリカンを同定するための方法を提供するものである。さまざまな態様では、本開示は、グリカンの混合物における硫酸化グリカンを同定するための方法を提供するものである。いくつかの実施形態では、本明細書に記載の方法は、S34:S32比が約4.5%のイオウの自然発生的な同位体存在度分布を利用して、たとえば硫酸化グリカンの同定、リン酸化グリカンと硫酸化グリカンとの区別および/または1つ以上の他の翻訳後修飾に対する硫酸化量の判断を容易にするものである。 (もっと読む)


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