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Fターム[2G058BA07]の内容

自動分析、そのための試料等の取扱い (28,698) | 前処理 (610) | 濾過、膜分離 (92)

Fターム[2G058BA07]に分類される特許

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【課題】予め小型の検査容器に試薬が封入されており、容器ごと携帯型の測定装置にセットして臨床現場で検査を実施できる検査装置を提供すること。
【解決手段】マイクロチューブ1は、円筒管を3つに区画して、検体貯留部12、試薬セル13、試薬セル14を形成したものである。検体貯留部12と試薬セル13は血漿分離フィルタ15で区画され、試薬セル13,14は空気層17などの試薬分離構造部で区画される。試薬セル13,14には試薬R1,R2が予め封入される。検体貯留部12に血液を入れると、血漿成分が分離されて試薬セル13に移送され、試薬R1と反応する。反応後、空気層17を破壊して試薬R2と反応させる。試薬R1,R2による前処理後の反応物は、マイクロチューブ1ごと測定装置2にセットされ、吸光度測定を行う。マイクロチューブ1内に攪拌チップなどを封入しておいてもよい。 (もっと読む)


本発明は、例えば試料流体中の目標物質を検出するための又は分子篩いのためのマイクロ流体デバイスを提供するものである。該デバイスは、第1凹部124が設けられた実質的に平らな第1表面を持つ第1基板120と、第2凹部130が設けられた実質的に平らな第2表面を持つ第2基板128とを有する。第1凹部の少なくとも幾つかは、多孔質材料114で満たされている。交互の第1凹部及び第2凹部は、試料流体のための蛇行チャンネルを形成する。第2凹部は他の多孔質材料により満たすことができる。一実施例において、目標物質を結合するための捕捉物質が、上記多孔質材料内に又は該多孔質材料上に配置される。
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【課題】本発明によれば、隣接する液体セル間において分子膜を隔てた液体の輸送を可能とし、その液体セルの体積を能動的に操作できる方法を提供しうる。
【解決手段】両親媒性分子を含有する、2つの液相または液相と気相が微細流路内部に交互に並んだ状態を作成し、該微細流路の壁面の片側あるいは両側に設けた分岐微小流路により2つの液相のうち一方、または液相と気相より気相、を導出して隣り合う残った液相同士を接触させて両親媒性分子からなる分子膜の並列構造を形成させる際に、2つの液相として有機相および水相を用い、または気相とともに用いる液相として有機相もしくは水相を用い、分子膜形成後に、微細流路内で分子膜を介して濃度の小さい水相もしくは有機相から濃度の大きい水相もしくは有機相へ、の液相輸送を生じさせ、水相もしくは有機相内物質の濃縮および希釈を行うことを特徴とする微細流路における液相輸送方法。 (もっと読む)


【課題】短時間内に縣濁液を液体相および保持物相に分離し、その際、該液体相が、保持物汚染物を事実上含まないように分離を実行することが可能なデバイスおよび方法を開発すること。
【解決手段】本発明は、縣濁液を液体相と保持物相とに分離するためのデバイスに関する。デバイスは、印加ゾーンおよび親水性フィルター材料を含む隔離チェンバーを含む。この隔離チェンバーは、第1毛細管チャンネルに接続され、隔離チェンバーと第1毛細管チャンネルの間の接合部は、残留保持物が、チェンバーの下方部分から第1毛細管チャンネルへ流れこむことがないように阻止する物理障壁を含む。本発明はさらに、200 μl未満の縣濁液から成る液体サンプルを、縣濁物質を含む保持物相、および、縣濁物質を事実上含まない液体相に分離するための方法に関する。 (もっと読む)


使い捨て流体導管と、再利用可能な導管支持システム(20)とを備える流体試薬(12、14、16、18)の処理システムおよび装置(10)が提供される。流体導管は、少なくとも1つの流体供給源と、ろ過などの少なくとも1つの単位操作(22)に接続されている。
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【課題】容積の大きな流体試料を迅速に処理することを可能し、低コピー濃度な分析物の検出において感度を増大させる流体操作カートリッジを提供する。
【解決手段】カートリッジ101は試料孔103と試料流路とを含む。試料流路は濾紙や微小チップ等の構成部品を含んで、試料から所望の分析物を捕獲する。カートリッジ101は溶離流路を含み、構成部品で捕獲された分析物は溶離流体に放出される。 (もっと読む)


【課題】ウェルプレートのウェルを所望の容積に調整可能な透過試験装置を提供する。
【解決手段】レシーバー液体Rを受け入れ可能な複数のウェルWを有するウェルプレート10と、ウェルプレート10の上部に配置可能で、ウェルプレート10のウェルWと上下に連なるように複数のプレート設置部21が設けられたスペーサー20と、両端部が開口した筒状部31及び筒状部31の一方の端部から外側に向かって延ばされた支持部32を有し、筒状部31の他方の端部には開口を封するように透過膜33が接着可能で、プレート設置部21を介して筒状部31の他方の端部がウェルW内に挿入されて支持部32がスペーサー20と接触して筒状部31を支持する膜保持部材30とを備えた。 (もっと読む)


【課題】マイクロピペッタを改良することにより、前処理工程を省略、又は簡略化し、コストの削減と生産性の向上を図る。
【解決手段】ピペッタチップ先端部4の中には、イオンを包接する包接化合物からなる、又は包接化合物を含有する高分子物質5が充填されている。高分子物質は典型的には薄膜状のものであるが、繊維状のものであってもよい。ピペッタチップ先端部4の先端部と反対側には孔の空いた蓋体6が設けられ、高分子物質5がピペッタチップ溶液保存部3内に流入しないようになっている。溶液中に含まれる目的のイオンは、溶液の吸入の際に高分子物質5に包接され、さらに、溶液が吐出されるときにも高分子物質5に包接される。よって、高分子物質5の物質を適当に選んでおくことにより、目的とするイオンを選択的に溶液中から除去することができる。 (もっと読む)


【課題】反応部側から分離・溶解部側への伝熱を抑制して分離・溶解部構成部材の過熱による性能低下を防止するとともに、反応部及び分離・溶解部の構造を簡素化及び小型化することにより、装置コストを低減させることが可能なトリハロメタン分析装置の反応部構造を提供する。
【解決手段】サンプル水からトリハロメタンガスを分離させてキャリア液に溶解させる分離・溶解部38からのトリハロメタンガス溶解キャリア液を加熱してトリハロメタンをニコチン酸アミドと反応させる反応部36を備え、反応部36は、末端がフレア形状を有するチューブ31と、チューブ31が連続的に埋め込み可能な溝30sが形成されているとともに、チューブ31のフレア形状部分を外側に導出可能な孔30tが穿設された溝付きの平板30と、溝付きの平板30の平坦面と密着可能な平坦部を有する反応部押え板32とを備えている。 (もっと読む)


【課題】分析装置から排気される気体からミストを分離して、ミストの拡散による生体サンプルのコンタミネーションの発生を防止する分析装置を提供することを目的とする。
【解決手段】自動分析装置1は、反応容器と、分析部と、洗浄装置とを備え、洗浄装置が、反応容器に挿入され、かつ、反応容器内の反応液および/または洗浄液を吸引排出する吸引排出部材30a〜37a,30c〜35cと、吸引排出部材30a〜37a,30c〜35cに接続され、吸引排出部材30a〜37a,30c〜35cに負圧を供給する真空ポンプ42と、真空ポンプ42により吸引排出部材30a〜37a,30c〜35cを通して吸引した前記反応液および/または前記洗浄液と気体とを分離するマニホールド41と、マニホールド41により分離された気体からミストを分離するミスト分離装置43とを備える。 (もっと読む)


【課題】バイオセンサ、バイオセンサシステムもしくは検査方法の特性を向上させる。特に、少量で、多種の検査を高精度に行うことができるバイオセンサおよびそれを用いたシステムや検査方法を提供する。
【解決手段】判定器200とバイオセンサ100とを有するバイオセンサシステムを、バイオセンサ100が、試料収容部103と、複数の検出部107と、試料収容部と複数の検出部との間を接続する流路105と、を有し、検出部107内には、検出手段が配置される面と、気液分離フィルタ113が配置される面を有し、判定器200が、バイオセンサ100が収容される収容部と、コネクタ209と、吸引ポンプ203を有する構成とする。判定器によって気液分離フィルタを介して検査部を吸引することにより、検査特性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】バイオセンサ、バイオセンサシステムもしくは検査方法の特性を向上させる。特に、少量で、多種の検査を高精度に行うことができるバイオセンサおよびそれを用いたシステムや検査方法を提供する。
【解決手段】判定器200とバイオセンサ100とを有するバイオセンサシステムを、バイオセンサ100が、試料収容部103と、複数の検出部107と、試料収容部と複数の検出部との間を接続する流路105と、を有し、検出部107内には、検出手段が配置される面と、気液分離フィルタ113が配置された面を有し、判定器200が、バイオセンサ100が収容される収容部と、コネクタ209と、吸引ポンプ203を有する構成とする。判定器によって気液分離フィルタを介して検査部を吸引することにより、検査特性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、簡易な構成でフィルタ交換を容易に行うことのできるフィルタ交換装置を提供することにある。
【解決手段】分析装置へ試料溶液を送液する送液ラインの所定位置にフィルタ18を供給する供給機構28を備え、該供給機構28は、両端フランジ56を含む回転フランジ36と、該回転フランジ36を回転駆動する回転手段38と、を備え、該回転フランジ36は、該両端フランジ56外周にフィルタ18のフィルタカップリング部24を保持するための溝52と、該両端フランジ56間にフィルタ18のフィルタ本体20を位置させるための中逃げ54とを備え、該回転手段38が該回転フランジ36を回転駆動すると、該溝52にフィルタカップリング部24の保持されたフィルタ18が該回転フランジ36により回転搬送され、該送液ラインの所定位置に供給されることを特徴とするフィルタ交換装置。 (もっと読む)


【課題】製作が容易で小型化にも適した分離装置および分離方法等を提供する。また、分離効率や分離精度を向上させることができる分離装置および分離方法等を提供する。
【解決手段】その表面に形成された溝よりなる流路10a、10bを有する基板S1と、流路10aと接続された注入孔3と、その表面に形成された溝よりなる流路20aを有する基板S2と、流路20aと接続された収容部5bと、を有し、流路10aと流路20aが交差するよう、基板S1の表面と基板S2の表面を当接して成る分離装置とする。その結果、流路10aを層流状態で流れる液の液体成分、例えば血液中の血漿を基板S2の流路20aに導入することができ、液中の固形成分と液体成分とを分離することができる。 (もっと読む)


【課題】従来の乾式分析素子は採血部位一体型であり検体の点着が困難になるという問題がある。反応パネルと採血部位を分離し検体点着を確実に容易にできる検体採取ユニットを提供する。
【解決手段】検体採取ユニット1が点着部3にセットされカートリッジ2が回転し装着部に移動される。次にシリンダー5が下方向に検体採取ユニットを押し下げ反応パネル7に検体採取ユニット1を装着する。このとき水平方向の制御を行わずに垂直方向の制御で確実な到着が可能となる。 (もっと読む)


【課題】 低コストでかつ構成が簡素である、サンプル液中の分析対象成分をオンサイトでリアルタイムに繰り返し分析する測定システムに有用な、サンプル液中の分析妨害成分をインラインで除去する分析妨害成分除去システムの提供。
【解決手段】 サンプル液中の特定成分をインラインで除去する成分除去システムであって、前記サンプル液をラインに導入する導入手段と、当該サンプル液中の前記特定成分をライン内で沈殿させる手段と、沈殿した前記特定成分をライン内で濾過する濾過手段と、前記濾過手段からの濾液を排出する排出手段と、前記濾過手段に蓄積した前記特定成分を再溶解させて当該濾過手段を洗浄する洗浄手段とを有する、成分除去システム。 (もっと読む)


本発明は、懸濁固体を含有する被検試料をオンライン・アナライザで分析するために被検試料を予備処理するシステムに関し、より詳細には、多量の懸濁固体を含有する被検試料を安定的且つ定量的に分析するために、モジュール型中空ファイバ薄膜フィルタを利用した取入れシステムをオンライン・アナライザに使用して懸濁固体を濾過するオンライン・アナライザ用限外濾過システムに関する。本発明の限外濾過システムは、濾過済みの水を利用して多量の固体を含有する液体被検試料から連続的に固体物質を除去し、被検試料をオンライン・アナライザで分析するためにこの被検試料を最適化できるので、環境や食品、化学、微生物等の分野において被検試料の信頼できる分析結果を得ることができるという有用性を有すると共に、プロセスにおけるリアル・タイムの変化を検出して素早く応答し、例えばアナライザの保守、検査、較正等においてマンパワーを徒に無駄にすることを最小限とし、オンライン・アナライザの寿命を延長させるという効果を有する。 (もっと読む)


【課題】エアロゾル形成および/または吊下液滴による相互汚染を回避しながら、各ウェルから濾液を個別に収集できるマルチウェルマイクロ濾過配置の提供。
【解決手段】複数の流体サンプルを処理するためのマイクロ濾過装置であって、以下:複数のカラムを有する第一プレート;キャビティによって該第一プレートから間隔をあける第二プレートであって、該第二プレートは、(i)該カラムと整列して、該排出導管からサンプル流体を受容するための、複数の収集ウェル、および(ii)該第二プレートを通って該収集ウェルに隣接して伸びる、複数の通気口、を有する、第二プレート;ならびに気体透過性材料であって、該第一プレートと該第二プレートとの間のキャビティ内に配置され、該マトリックスが、少なくとも1つの排出導管と、整列した収集ウェルとの間の領域を横方向に囲む、気体透過性物質を備える、マイクロ濾過装置。 (もっと読む)


【解決手段】試料処理装置は、関係付けられた機械視覚システムを有している。視覚システムは、少なくとも1つの流体室の画像を捕捉し、その画像は、機械視覚システムによって分析し、及び/又は保存することができる。画像及び/又は画像の分析は、試料処理装置の動作の記録となり、これにより、ユーザーは試料処理装置の正しい作動を確認することができる。 (もっと読む)


【課題】
特にバイオセンサ装置等の医療診断技術にて利用される装置用の微少流体構造体を提供する。
【解決手段】
流体の排出要素と、排出要素と通流状態であり、その下流側に配置されている排出先領域とを有するバイオセンサ装置等にて利用される微少流体構造体である。ブリッジ構造体10は排出要素にまで延びており、ブリッジ構造体10を越えて排出要素から排出先領域の方向へ流体を通流させる。ブリッジ構造体10はブリッジ面を含んでいることも可能である。又、ブリッジ面は親水性であることも可能である。更に、ブリッジ面は親水性膜または親水性層を含んでいることも可能である。更に、ブリッジは排出要素の近くに頂部を有していることも可能である。又、ブリッジは凸状ブリッジ面を有していることも可能である。更に、流体通路は排出要素の下流側に延びていることも可能である。 (もっと読む)


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