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Fターム[4C087DA17]の内容

Fターム[4C087DA17]に分類される特許

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【課題】腎障害および血管収縮を生じることなく哺乳類において使用するのに適した、高純度で熱安定性の架橋された非ポリマー性四量体ヘモグロビンの提供。
【解決手段】望ましくない二量体形態のヘモグロビン、非架橋四量体ヘモグロビン、および血漿タンパク質不純物を効果的に除去するために、高温短時間(HTST)熱処理工程が行われる。熱処理後および任意に熱処理前のN−アセチルシステインの添加は、メトヘモグロビンの低レベルを維持する。熱安定性の架橋四量体ヘモグロビンは、正常組織および低酸素組織における酸素付加を改善および延長することができる。もう一つの側面において、当該製品は白血病、大腸癌、肺癌、乳癌、肝臓癌、上咽頭癌、および食道癌のような種々の癌の治療に使用される。もう一つの応用は、心臓移植または酸素が欠乏した心臓のような、インビボでの酸素供給がない状況での心臓の保存である。 (もっと読む)


【課題】遠心分離後の血液の界面の揺らぎ発生を抑制し、分離された各成分の十分に高い取得量を実現可能な血液製剤の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、貯留バッグと、横方向の長さXおよび縦方向の長さYを有する略長方形のフィルターと、複数の回収バッグと、これらを接続する複数のチューブとを備える血液処理システムを用いた血液製剤の製造方法であって、
A)遠心分離装置が有する深さYの遠心カップ内に血液処理システムを入れる工程と、
B)遠心分離装置によって血液を複数の成分に分離する工程と、
C)複数の成分のうち、一つまたは複数の成分をフィルターで濾過する工程と、
D)フィルターによる濾過がなされた第1の特定成分を第1の回収バッグに回収する工程とを備え、フィルターおよび遠心カップのサイズが特定の条件を満たす。 (もっと読む)


【課題】ヘモグロビンベースの人工酸素運搬体のヘモグロビン原料を赤血球濃厚液から抽出精製する時、赤血球濃厚液から血漿、白血球、血小板を出来る限り除去した後、一旦、凍結保存する方法において、解凍後の混合物のヘモグロビンメト化率の上昇を防止する。
【解決手段】ヘモグロビンベースの人工酸素運搬体製造に用いるヘモグロビン原料の中間生成物であって、赤血球濃厚液から、pH調整剤を含有する等張の洗浄液を用いて血漿、血小板、白血球を洗浄除去して得た赤血球液を、凍結保存した後解凍した液のpHが7.1〜7.5である事を特徴とするヘモグロビンベースの人工酸素運搬体製造に用いるヘモグロビン原料中間生成物。 (もっと読む)


【課題】血液及び他の種類の細胞成分を分離する方法、装置及びシステム、さらには、ホログラフィック光トラッピング操作又は他の形態の光ピンセットの使用と組み合わせることができる方法、装置及びシステムの提供。
【解決手段】複数の血液成分を有する第1の流れと、第2の流れを提供し、第1の流れを第2の流れと接触させることにより第1の分離領域を生じさせる。さらに、それらを接触させること、及び、複数の血液成分の第1の血液細胞成分を第2の流れ中に差別沈降させ、同時に、複数の血液成分の第2の血液細胞成分を第1の流れ中に留め、差別沈降させることを含む方法。次いで、第1の血液細胞成分を有する第2の流れは、第2の血液細胞成分を有する第1の流れから差別除去される方法。 (もっと読む)


酸素減損装置。この装置は、カートリッジと、カートリッジ内でカートリッジの入口から出口まで延在する複数の中空ファイバと、カートリッジ内に詰め込まれ、複数の中空ファイバに接触し、複数の中空ファイバの間にある脱酸素剤とを含む。中空ファイバは、赤血球を受け入れ、運搬するのに適している。赤血球から酸素を除去する酸素減損装置及び方法の別の実施形態が存在する。

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本発明は、細胞におけるMycファミリー遺伝子およびKlfファミリー遺伝子の発現を活性化する工程、または細胞をMycファミリータンパク質およびKlfファミリータンパク質と接触させる工程を含む、機能的に分化した体細胞の増殖を誘導するための方法に関する。 (もっと読む)


新規の処理方法及び装置は、生体液例えば血液及びヒト単独ドナー新鮮凍結血漿、濃縮血小板、赤血球(RBC)、凝血因子(例えば因子V、VII、VII、IX、X、及びXIII)を含む血液製剤などの中に存在する病原微生物を弱毒化/不活化するために提供される。抗菌性光力学治療方法は、血液及び血液製剤から、これらの生物学的特性に影響を与えることなく、多(耐性)細菌、ウイルス性因子、菌、寄生虫、及びその他の検出されない又は検出が容易でない病原微生物又は粒子を除去するのに用いられる。耐性菌は除去するのが難しい。これは、黄色ブドウ球菌やこれに関連する菌株、表皮ブドウ球菌又はアクネ菌、ボレリア種、及び皮膚に存在するその他の菌において、特に言えることである。本発明の他の実施形態は、血液や血液製剤を汚染し、肝炎、後天性免疫不全症候群(AIDS)、及びその他の血液感染性ウイルス性疾患の蔓延の原因となる、検出されない又は検出が容易でないウイルス性因子を除去する。ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、B型肝炎ウイルス、及びC型肝炎ウイルスは、近年になって重大な血液感染性感染病として出現してきた。血液及び由来製剤を介して伝染する数多くの寄生虫もまた、これらの新たなプロセス及び装置によって除去される。 (もっと読む)


【課題】 コイ血液から多量の抗菌剤を得る方法、及びその抗菌剤を用いた抗菌処理装置などを提供すること。
【解決手段】 コイ血液から赤血球を単離し、この赤血球から膜画分を精製した後に、前記膜画分にリチウム塩を加えて可溶化し、遊離したグリコホリンを界面活性剤の存在下で陰イオン交換クロマトグラフィーを用いて分画することで抗菌剤を製造できる。この抗菌剤が固定された担体と、この担体を含む外筒体とを備え、前記外筒体には、処理前の水を導入して前記担体に接触させるための導入口と処理後の水を流出させる流出口とが設けられている抗菌処理装置によって達成できる。 (もっと読む)


多血小板血漿(PRP)の組成物が提供される。一般的に、これら組成物は、全血より高い濃度の血小板及び白血球を含む。血小板及び/又は白血球の濃度は、全血中のそれぞれの濃度の2〜8倍であってもよい。これら組成物は、赤血球及びヘモグロビンの濃度が抑制されていてもよい。幾つかの変法では、本組成物は、損傷結合組織を治療するのに、及び/又は心臓発作後に心臓アポトーシスを遅延又は停止させるのに有用であってもよい。本PRP組成物は、再灌流療法と併せて送達されてもよい。 (もっと読む)


本明細書に提供されるのは、分化された細胞を作成する方法及び、このような方法により作成された細胞である。 (もっと読む)


多能性幹細胞を使用して除核赤血球細胞を生成するための方法を提供する。この方法は、多数の細胞の産生を可能とする。開示される方法により得られる細胞は、様々な研究、臨床、および治療用途に使用することができる。巨核球および血小板を生成するための方法も提供する。1つの実施形態では、多能性幹細胞由来の除核赤血球細胞を産生する方法であって、多能性幹細胞を提供することと、OP9マウス間質細胞またはヒト間葉系幹細胞(MSC)とともに前記多能性幹細胞を培養することによって、前記多能性幹細胞を除核赤血球細胞に分化させることと、を含む、方法が提供される。
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本発明は、細胞活性度を維持しつつ好適な病原体不活化を提供する条件下で、赤血球組成物を病原体不活化化合物で処理するための改善された方法を提供する。赤血球の脱水を低減する方法ならびに処理された赤血球組成物も提供される。一局面において、赤血球組成物を処理する方法が提供され、この方法は、(a)(i)反応性求電子性基であるかまたは反応性求電子性基を形成する官能基を含む有効量の病原体不活化化合物と、(ii)上記病原体不活化化合物の上記反応性求電子性基と反応可能なチオール基を含む有効量のクエンチャーと、(iii)赤血球含有組成物とを混合するステップ、および(b)元の濃度のクエンチャーで上記混合物を保管することから生じる赤血球脱水のレベルと比べて、上記混合物を保管することから生じる赤血球脱水のレベルを低減させる量へと、上記混合物中の上記クエンチャーの濃度を十分に減少させるステップを含む。
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【課題】赤血球を粒子径によって分離するのではなく、経時的な分離能力低下の発生を防止して、細胞懸濁液内の赤血球を効率的かつ短時間に分離する。
【解決手段】細胞懸濁液にヒドロキシエチル基を含む凝集剤を添加する添加ステップS1と、該添加ステップS1において凝集剤が添加された細胞懸濁液を流動させる流動ステップS2と、細胞懸濁液内に電極を配置し、該電極に高周波電圧を加えて細胞懸濁液内に高周波不平等電界を発生させ誘電泳動発生ステップS3とを備える赤血球の分離方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】生きている生物の組織を再生させるのに適する自己固体フィブリン網を調製するためのシステムの提供。
【解決手段】下記のシステム。分離媒質及び低密度高粘性液体を収容している密閉された第1の容器を含むシステムであり、分離媒質は、容器に血液が入り、遠心分離にかけられると血漿から赤血球を分離することができるものであり、上記第1の容器は、第1の圧力を有する。更には、カルシウム凝固活性化因子を収容している密閉された第2の容器を含むシステム。第2の容器は、第1の圧力よりも小さい第2の圧力を有する。該システムは、第1の末端及び第2の末端を有するカニューレを含む移動装置も含む。第1の末端及び第2の末端は、密閉された第1の容器及び第2の容器に穴を開けて、第1の容器と第2の容器との間に流体の行き来をもたらすことができる。第1の容器の低密度高粘性液体は、カニューレに侵入した際、それを通る流れを遮断する。 (もっと読む)


本発明は、低次継代および長期継代培養した、in vitro培養した自己複製性コロニー形成体細胞(CF−SC)を用いた、多種多様な疾患および障害を予防および治療し、組織および器官を修復および再生するための方法および細胞の使用に関する。例えば、成人骨髄由来体細胞(ABM−SC)またはそのような細胞によって産生される組成物は、単独で、または他の成分と併用すると、例えば心血管、神経、外皮、皮膚、歯周および免疫媒介性の疾患、障害、病状および傷害を治療するのに有用である。 (もっと読む)


改変第VII因子ポリペプチド及びその使用が提供される。そのような改変FVIIポリペプチドは、第Vila因子及び他の型の第VII因子を含む。提供される改変FVIIポリペプチドの中には、活性の変化、典型的には凝固促進活性の増大を含めた凝固促進活性の変化を有するものがある。したがって、そのような改変ポリペプチドは治療薬となる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、赤血球とその薬液が添加される赤血球製剤において、赤血球の濃度にバラツキの少ない赤血球製剤を提供することを目的とするものである。
【解決手段】第1バッグ(11)と、第2バッグ(12)と、第3バッグ(13)と、を備える血液バッグシステム(10)を収容し、第1バッグ(11)の重量を測定する秤量部(43)と、第1バッグ(11)を加圧して血漿層を移送する第1押圧部(70)と、第3バッグ(13)を加圧して薬液を移送する第2押圧部(32)と、チューブ(21a,21b,22)をそれぞれ独立に閉鎖/開通させるクランプ(80)と、を備える血液分離装置(30)において、第2バッグ(12)に血漿層を移送させた後、第2押圧部(95)及びクランプ(80,90)を動作制御して、第1バッグ(11)に残留する赤血球層の分量に応じて前記薬液の添加量を可変することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡単な操作で短時間のうちに、末梢血、臍帯血、骨髄液、脂肪組織または胎盤組織のような細胞ソースを利用して生体組織補填体を効率的に製造する。
【解決手段】赤血球および血小板を捕捉せず血管新生に有効な有核細胞を捕捉する細胞捕捉フィルタ2と、該細胞捕捉フィルタ2の入口2a側に、第1の切替弁7を介して接続され、細胞ソースAを収容した細胞ソース容器3および生体組織補填材Bを収容した回収容器4と、細胞捕捉フィルタ2の出口2b側に、第2の切替弁8を介して接続され、細胞捕捉フィルタ2を透過した赤血球および血小板を収容するドレインバッグ5および回収液Cを供給する回収液供給手段6とを備える生体組織補填体の製造装置1を提供する。 (もっと読む)


【課題】血液学的基準対照細胞およびその製法を提供。
【解決手段】白血球(WBC)からなるWBC分画を含む血液学的対照懸濁液であって、前記哺乳類WBCが当該細胞の細胞性多角度光散乱特性と同様の予め設定した細胞性多角度光散乱特性を有しており、所望の細胞特性が破壊される前に、前記哺乳類WBCを溶解し、細胞を固定する固定プロセスにかけてある。さらに有核赤血球(NRBC)を含み、NRBC分画の細胞が鳥類の赤血球、魚類の赤血球および哺乳類のリンパ球からなる群から選択され、選択された細胞が当該NRBCの細胞性多角度光散乱特性と同様の予め設定した多角度光散乱特性を有しており、所望の細胞特性が破壊される前に、前記選択された細胞を、細胞質を溶解し、核を固定する溶解および固定プロセスにかけてある。 (もっと読む)


【課題】血球製剤(濃厚赤血球または濃厚血小板)中から血漿由来物質(例えば血漿由来のタンパク質)を確実かつ効率よく除去し得る血球製剤処理装置および血球製剤処理回路を提供すること。
【解決手段】血球製剤処理回路10は、血球製剤中から血漿由来物質を除去する装置であり、血球製剤の処理を行う血球製剤処理装置1と、この血球製剤処理装置1に、それぞれ接続された第1のライン20、第2のライン30、第3のライン40および第4のライン50とを有している。血球製剤処理装置1は、ハウジング2と、ハウジング2内の空間を、血球製剤を通過させる第1の空間21Aと、血球製剤中から血漿由来物質を移動させて除去するための処理液を通過させる第2の空間21Bとに区画し、血漿由来物質の通過を許容しかつ血球成分の通過を阻止する複数の細孔を備える交換膜7とを有する。 (もっと読む)


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