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Fターム[4D076CD22]の内容

蒸発、蒸留、凝縮、昇華、コールドトラップ (11,371) | 回転機構、付属装置、保守点検機構 (601) | 付属装置、補助装置 (399) | 真空、減圧機器(真空ポンプ等) (182)

Fターム[4D076CD22]に分類される特許

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【課題】蒸留釜内での突沸を抑制し、不純物を含まない純度の高い溶剤を回収する。
【解決手段】蒸留釜10内から熱交換部である二重管構造体30の内管31に溶剤蒸気を送る溶剤蒸気吸引管路20に溶剤蒸気バルブ21を設け、蒸留釜10内の上部空間にはサーミスタ14を配設する。加熱室11による溶剤の加熱開始後、サーミスタ14による検出温度が急に上昇したときに沸騰が始まったことを認識し、その少し後に溶剤蒸気バルブ21を閉じて溶剤蒸気を蒸留釜10に充満させる。突沸により盛んに発生する溶剤蒸気は温度の低い蒸留釜10の天面や側面で凝縮液化し、その際に凝縮熱を与えるために天面や側面の温度上昇は促進される。天面や側面の温度が十分に上がると突沸は収まるから、その後にバルブ21を開いて溶剤蒸気を熱交換部である二重管構造体30に送り始める。 (もっと読む)


【課題】 特に複雑な構造を必要とすることなく、洗浄剤に混入した高沸点汚れ成分、低沸点汚れ成分及びそれらの複合した汚れ成分を効率的に分離しながら、洗浄剤を所定の洗浄効果を有する清浄な状態に戻し、連続して安定した洗浄を行うことが可能な蒸留再生装置を提供する。
【解決手段】 蒸留再生装置において、洗浄剤を蒸発させて高沸点汚れ成分を分離する蒸発器と、この蒸発器で発生した蒸気に含まれる洗浄剤成分を凝縮させる凝縮器を有し、前記凝縮器に使用する冷却用媒体の温度を調整する機構と、前記蒸発器及び凝縮器を減圧する機構と、冷却用媒体の温度を調整して前記凝縮器において低沸点汚れ成分を洗浄剤から分離する機構を含み、低沸点汚れ成分の分離回収ラインを凝縮器と洗浄剤再生回収器の間に設置する。 (もっと読む)


本発明は、回転蒸発器に対して設定された真空を生成および調整するために構成された真空ポンプスタンド(1)に関し、該真空ポンプスタンド(1)は、少なくとも1つの操作エレメント(3,6)を有する操作ユニット(4)に制御接続されている。本発明によるポンプスタンド(1)は、操作ユニット(4)が、当該ポンプスタンドの制御装置にワイヤレスで制御接続された遠隔操作ユニットとして構成されていることを特徴とする。このような構成により、作業員は排出口の分離ディスクを通して回転蒸発器と所属の本発明のポンプスタンド(1)とを観察し、必要な場合には遠隔操作ユニットでプロセスパラメータを変化し、新たに設定することができる。遠隔操作ユニット(4)とポンプスタンド(1)の制御装置とはワイヤレスで制御接続されるので、排出口を一時的にだけでも開放する必要がなくなる。むしろ、作業員が特に危険にさらされる必要なく、十分な距離をおいてポンプスタンド(1)を排出口の外側から操作することができる(図を参照されたい)。
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【課題】海水の淡水化等に好適な新規な構成の減圧蒸留装置を提供すること。
【解決手段】液状原料を加熱して蒸発・凝縮させる蒸留塔12と、蒸留塔12内を減圧させるエジェクタ41とを備えた減圧蒸留装置。蒸留塔12は、首部14aを有するフラスコ状の蒸発缶14と、該蒸発缶14内の液状原料を蒸発させる加熱手段である加熱媒体流通部材30と、蒸発缶14の首部14a外周に配される凝縮器16とを備えている。凝縮器16の上方を塔頂カバー体20で密閉的に覆って蒸気流れ反転部22を形成するとともに、蒸発缶14の肩部14bと凝縮器16との間を中段筒体24で密閉的に覆って凝縮液受部26を形成する。凝縮液受部26には、凝縮液排出位置より上方にエジェクタ41の吸引口を接続する。 (もっと読む)


【課題】コンパクトで設置面積の小さい冷却装置、およびこれを用いた冷水・純水製造装置、コージェネレーションシステムを提供する。
【解決手段】本発明に係る冷却装置は、離隔され、それぞれ気密に保持された蒸発部13と凝縮部23からなる本体11と、蒸発部13に吸込口18が開口し、凝縮部23に吐出口19が開口する蒸気エゼクタ17と、この蒸気エゼクタ17の吸込口18に蒸気を噴射する蒸気供給手段51と、前記蒸発部13に液体を供給する供給手段53と、前記蒸発部13に生成された濃縮冷却液を使用に供する排出手段55と、凝縮部23内を減圧する減圧手段35と、蒸気エゼクタ17の吐出口19から噴射された蒸気と熱交換を行う熱交換手段である熱交換器31とを有する。 (もっと読む)


【課題】
液体を簡素で小型な装置で、効率よく短時間で濃縮する。
【解決手段】
液体濃縮器1は、液面から揮発成分を蒸発させて濃縮する。直径の異なる3本の管10,18,16を三層に重ねた構造とし、最外層の管10と中間層の管18の間に円筒空間31を形成する。円筒空間を高温にする加熱流体を、温水供給管13から導く。中間層の管18と最内層の管16の間を真空にする真空ポンプが接続されている。中間層の管の内面には軸方向に延びる微細な溝23が多数形成されている。溝を伝わり落ちる薄膜24状の液体を低温蒸発させ、発生した蒸気を最内層の管に導いて揮発成分を分離する。これにより、液体を濃縮する。 (もっと読む)


【課題】トラップ入口の目詰まりを防止してトラップのメンテナンス頻度を少なくしたトラップ装置及びこれを用いた真空蒸着装置を提供する。
【解決手段】真空室からの排気経路に接続され排気ガス中に含まれる気化物質を凝縮させて捕捉するトラップ装置であって、気化物質が流入する流入口2と、排気ガスが流出する流出口4と、流入口から流出口に至るトラップ経路Tとを備え、トラップ経路を2個以上の分割経路S1、S2に分割したとき、各分割経路のコンダクタンスが流入口2側から次第に小さくなっている。 (もっと読む)


【課題】
液体濃縮システムにおいて、液体を効率よく均一に短時間で加熱して濃縮効率を高める。
【解決手段】
液体濃縮システム1は、減圧環境下で原料液体を加熱し、液面から揮発成分を蒸発させて原料液体を濃縮する。そのため、液体濃縮システムは、原料液体を濃縮する液体濃縮器10と、この液体濃縮器に連通する真空ポンプ100と、液体濃縮器で原料液体を加熱する加熱源となる温水循環装置94とを有する。液体濃縮器で蒸発した揮発成分を液体濃縮器外に蒸気ライン82が導く。液体濃縮器で蒸発せずに濃縮された濃縮液を液体濃縮器外に濃縮液ライン81が導く。濃縮液ラインに濃縮ライン調整バルブを介在させ、濃縮ラインに加熱手段を取り付ける。加熱手段および濃縮ライン調整バルブを制御部200が制御する。 (もっと読む)


【課題】水等の蒸発性液体を間接加熱し減圧状態で沸騰蒸発することによって発生した蒸気を,圧縮し,この圧縮した蒸気を前記液体を間接加熱するための熱源とするように構成して成る蒸発装置において,蒸気の圧縮比を高くする。
【解決手段】前記蒸気の圧縮を,前段の遠心式圧縮機12による圧縮と,これに続く,後段の容積式圧縮機13による圧縮とで行うように構成する。 (もっと読む)


【解決手段】フッ化水素酸、塩酸、ケイフッ化水素酸およびホウフッ化水素酸を含む廃液を、常圧もしくは減圧下における蒸留操作により、酸をほとんど含まない水、ケイフッ化水素酸をほとんど含まないフッ化水素酸と塩酸の混合水溶液、および、塩酸を含まずフッ化水素酸とケイフッ化水素酸を含む水溶液の順に留出させる。ホウフッ化水素酸またはホウ素分は釜残に残す。
【効果】フッ化水素、塩酸、ケイフッ化水素酸を効率よく分離・回収できる。フッ化水素と塩酸を含む水溶液は、ガラスのケミカルエッチング処理液として再利用できる。ケイフッ化水素酸を含む水溶液は、市販用のケイフッ化水素酸、および、ケイフッ化物の合成原料として再利用できる。 (もっと読む)


【課題】小さな動力で2つの可撓性部材を交互に上下動させることができ、安定した運転と可撓性部材へのスケールの付着による目詰まりを防ぐことができる排水蒸発濃縮装置を提供すること。
【解決手段】タンク2内の下部に排水の液溜り3とこれを加熱する円筒管群(加熱手段)4を設けるとともに、可撓性部材8をタンク2内に移動可能に設置し、該可撓性部材8を上下動させてこれを液溜り3に浸漬する動作と気相中に引き上げる動作を交互に繰り返すことによって該可撓性部材8の表面から水分を蒸発させる排水蒸発濃縮装置1において、2つの可撓性部材8を重量バランスを保った状態で連結して吊り下げ、両可撓性部材8を巻上げ・巻下げ装置(共通の駆動源)6によって交互に上下動させ、これらの一方が液溜り3に浸漬している間に他方が気相中に引き上げられている状態を交互に繰り返す。 (もっと読む)


【課題】被処理液から回収成分のみを分離する。
【解決手段】被被処理液を減圧下で蒸留するための減圧蒸留槽と、前記減圧蒸留槽に設けられ、前記被処理液をこれに含まれる回収成分の沸点に加熱する加熱手段と、前記回収成分を回収する回収液を貯溜する溢流槽と、前記溢流槽の回収液を吸い込んで当該溢流槽に還流する循環路と、前記溢流槽内の回収液を冷却する冷却手段と、前記循環路に介設され、前記貯溜槽の回収液が作動流体として通流されたとき、前記減圧蒸留室の凝縮部から前記減圧蒸留室内の回収成分の雰囲気及び凝縮液を吸引してこれを前記作動流体に合流させて作動流体中に回収するエゼクタと、前記加熱手段の加熱により前記被処理液を前記沸点に加熱する際及び加熱後に、前記被処理液の温度と前記溢流槽の回収液の温度とを比較して、得られる差が予め前記回収成分の沸点に基づいて定められる所定値に合致するように前記冷却手段により前記回収液を冷却させる温度制御手段とを、備える。
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本発明は、マイクロ波回転薄膜濃縮器を開示している。このマイクロ波回転薄膜濃縮器は、密閉タンク(1)、回転式蒸発器(2)、マイクロ波装置(3)、溶液供給管(4)、濃縮液排出管(5)、コンデンサー(6)、マイクロ波シールド装置(7)、撹拌モータ(8)および真空システムを備え、その回転式蒸発器(2)の蒸発表面がテーパ形状または円形であり、その軸線と水平面とのなす角aが0〜90°であり、回転式蒸発器(2)は、磁力撹拌装置により外部の撹拌モータ(8)に間接的に連結されるとともに、密閉タンク内の中央に設置されており、密閉タンク(1)は覗きガラス(9)が設けられた開閉可能なカバーを備える。本発明は、既存の設備で液体材料を濃縮し抽出する過程における、蒸発速度が遅く、濃縮温度が高く、液体材料が長時間熱を受けて分解し、液体材料が突沸して減圧操作ができなくなり、エネルギー利用率が低く、設備のデッドスペースが大きく、設備の洗浄が難しいなどの不具合を解決し、広範な応用が見込まれる。
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【課題】真空乾燥装置における蒸気凝結器を、伝熱性能の向上、冷媒と凝結面の真空蒸気との伝達温度差損失の低減、同時に冷媒蒸発円管の核沸騰熱伝達係数と循環熱媒体の境膜伝熱係数の増大が達成でき、良い伝熱性能と高効率蒸気凝結能力を持つようにする。
【解決手段】真空乾燥装置の蒸気凝結器の、冷媒蒸発円管を、平滑管から内面溝付き円管に変更して、扁平な楕円管に変形加工し、一対の扁平面の一方または両方を、熱媒液体の通路の内壁面に密着する状態として前記通路内に装入し、冷媒蒸発楕円管と蒸気凝結プレート内の熱媒液体の通路の内壁面との密着面積を増大させ、かつ、液体の通路内に装入した冷媒蒸発楕円管に沿って等間隔に乱流を起こす棒を取り付けて、冷媒蒸発楕円管外表面の層流を擾乱して熱媒液体の対流境膜伝熱を促進する。 (もっと読む)


【課題】異常運転時において、減圧システムの圧力が急上昇することにより減圧容器の運転温度が上昇して取り扱い物質が熱劣化することを防止し、またシステムへの大気や酸素含有ガスの吸い込みによる爆発混合気体の生成を防止することができるという、特に工業的実施の観点に優れる減圧システムを提供する。
【解決手段】減圧容器に液を供給する配管に液柱を有し、液の流れについての液柱の上流側に気相と液相が存在する設備が設置され、液柱高さが下記式(1)を満足する減圧システム。
H≧(P1−P2)/ρ (1)
H:液柱高さ[m]
1:気相が存在する設備の圧力[kg/m2
2:減圧設備の圧力[kg/m2
ρ:見かけの液の比重[kg/m3(もっと読む)


【課題】種々の汚濁成分を含む廃液を蒸留して濃縮乾固させて処理する際に、蒸留残渣を蒸留容器表面に固着させることなく、常に蒸留容器から蒸留残渣を容易に取り出せるようにするための方法及びその方法に使用する薬剤を提供する。
【解決手段】種々の汚濁成分を含む廃液を処理する方法において、該廃液中にゲル状物質を生成する、デンプンを微生物により発酵させた発酵物を添加し、廃液を濃縮乾固させる。 (もっと読む)


【課題】減圧濃縮のための効率的な装置および効率的な方法を提供する。
【解決手段】
減圧チャンバ2と、減圧チャンバ2内に配置され、乾燥させようとするサンプルが入った容器を収容する収容部を備えている遠心ロータ3と、遠心ロータ3を駆動する駆動モータ6と、減圧チャンバ2に接続された真空ポンプ15と、減圧チャンバ2内のサンプルの温度を調節する温度調節装置8と、減圧チャンバ2内の圧力を検出する圧力センサ17と、駆動モータ6、真空ポンプ15、温度調節装置8、および圧力センサ17へと接続され、減圧チャンバ2内の圧力センサ17によって検出される圧力によって減圧濃縮の終了点の検出を行い、終了点であると判断された場合に減圧濃縮を終了させる制御評価装置18を備える。 (もっと読む)


1つの実施形態では、方法は、熱伝達要素の上の領域内で流体の第2のボリュームから流体の第1のボリュームが沸騰した後に、熱伝達要素の上の領域から熱伝達要素の下の領域へと流体の第1のボリュームを移動させるステップを含む。流体の第1のボリュームは、流体の第2のボリュームの不純物濃度より低い不純物濃度を有する。熱伝達要素の下の領域は、熱伝達要素の上の領域の温度より高い温度を有する。方法は、また、熱伝達要素の上面で流体の第1のボリュームから流体の第3のボリュームへと潜熱を伝達するステップも含む。流体の第1のボリュームが凝縮すると、潜熱が放出される。 (もっと読む)


【課題】高純度のビス−(2−ヒドロキシエチル)テレフタレート(以下「BHET」)を簡便に製造し得るビス−(2−ヒドロキシエチル)テレフタレートの製造方法、および品質の高いポリエチレンテレフタレート(以下「PET」)を製造し得るポリエチレンテレフタレートの製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明のBHETの製造方法は、PETを含む原料と、触媒とを、エチレングリコールに混合して、混合液を調製する工程1と、混合液中において、触媒の作用によりPETを解重合させてBHETを得る工程2と、混合液中からBHETを回収する工程4、5と、回収されたBHETを加熱した水に溶解して水溶液を調整する工程6と、水溶液中においてBHETを晶析する工程8と、結晶化したBHETを水溶液から分離する工程9とを有している。 (もっと読む)


【課題】熱放出部での伝熱負荷を軽減し得る多段フラッシュ式造水装置を提供する。
【解決手段】塩水の加熱器1と、この加熱器で加熱された高温の塩水を導きフラッシュ蒸発させるとともに加熱器に供給される冷却用の低温の塩水により凝縮させて清水を得るようにした熱回収部である第1蒸発器2と、この第1蒸発器2からの塩水をさらに導きフラッシュ蒸発させるとともに冷却用の海水により凝縮させて清水を得るようになし且つ当該凝縮熱を奪った冷却用の海水を外部に排出するようにした熱放出部である第2蒸発器3とを有し、さらに第2蒸発器3内の塩水を第1蒸発器2の冷却用の塩水として供給するようにした多段フラッシュ式造水装置において、上記加熱器1から第1蒸発器2に導かれた高温の塩水の一部を第1蒸発器の最終段から廃棄塩水として外部に排出するようにしたものである。 (もっと読む)


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