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Fターム[4F205HC16]の内容

Fターム[4F205HC16]に分類される特許

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【課題】繊維強化複合材料成形方法において、繊維強化複合材料の内層における樹脂体積含有率の低下を抑制することである。
【解決手段】繊維束に樹脂を含浸して形成したプリプレグをマンドレル22に巻回することにより繊維強化複合材料を成形する繊維強化複合材料成形方法であって、マンドレル22に第1プリプレグを巻回する第1巻回工程(S10)と、第1プリプレグが巻回されたマンドレル22に、第2プリプレグを巻回する第2巻回工程(S12)と、第2プリプレグが巻回されたマンドレル22に、第3プリプレグを巻回する第3巻回工程(S14)とを備え、第1プリプレグは、繊維束に第1樹脂を含浸して形成され、第2プリプレグは、繊維束に第2樹脂を含浸して形成され、第3プリプレグは、繊維束に第3樹脂を含浸して形成され、第2樹脂の熱膨張率は、第1樹脂の熱膨張率より大きく、第3樹脂の熱膨張率は、第2樹脂の熱膨張率より大きい。 (もっと読む)


【課題】工数を増加させることなく、タンクを構成する繊維強化樹脂層のボイドを低減することができるとともに、繊維含有率を高められて強度を向上させることができるタンク及びタンクの製造方法を提供する。
【解決手段】タンク1は、略円筒状の貯蔵部2と、貯蔵部2の両端にそれぞれ設けられた口金部3とを有する形状に形成されている。そして、貯蔵部2は、最も内側に位置するとともにガスバリア性を有するライナ4と、ライナ4の外面を被覆する繊維強化樹脂層5と、繊維強化樹脂層5の外面5aを被覆する熱収縮チューブ6とからなる。繊維強化樹脂層5は、複数層の繊維束層の樹脂を硬化して構成されている。熱収縮チューブ6は、繊維強化樹脂層5の外表面に沿った形状に形成されるとともに、その熱収縮温度が繊維束層に含浸されている樹脂の硬化温度より低く、かつ、樹脂のプリキュア温度の範囲内である。 (もっと読む)


【課題】FRP容器の外径が大きくなることを抑制し、多層FRP層の繊維体積含有率をコントロールすることができるFRP容器の製造方法を提供する。
【解決手段】フィラメントワインディング法により、ライナー30に熱硬化性樹脂24を含浸させた繊維を巻き付けて多層FRP層を形成する多層FRP層形成工程と、前記多層FRP層を加熱硬化する硬化工程とを含むFRP容器の製造方法であって、前記多層FRP層形成工程において、前記多層FRP層の単層又は複数層毎に前記熱硬化性樹脂の含浸量を変化させた繊維を用いる。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも1の強化糸が表面上に、その配置表面上の少なくとも一の曲線状領域を有する経路に沿って配置され、前記強化糸がポリマー結合剤によって前記表面に結合している複合材料の製造方法であって、前記配置前に前記強化糸に撚りが掛けられ、前記配置表面に平行に測定した、糸端路の幅の両側における長さの差を少なくとも補償することを特徴とする方法に関し、本発明はまた、このようにして得られる複合材料に関する。
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本発明は、ポリマーマトリックス内に少なくとも部分的に埋め込まれる強化糸の多層ウェブ集合体を含み、少なくとも1の湾曲区域を有する複合部品を製造する方法であって、複合部品の各層をドレープさせる又は重ね合わせるステップを含む方法において、湾曲区域に隣接する少なくとも1の区域において、少なくとも1のドレープ又は重ね合せステップを、少なくとも1の強化撚糸を含んだウェブ又は撚糸のウェブを含む複合材料層を用いて実施することにより、ウェブ表面に平行な方向に測定した際の糸幅の両側にある、該糸の端路長の差を少なくとも補償することを特徴とする方法に関する。本発明は、こうして得られる複合材料にも関する。
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【課題】炉落ち現象によるシャフトの品質劣化と、研磨工程における不良品の問題を解消できるゴルフクラブ用シャフトの製造方法を提供する。
【解決手段】プリプレグをマンドレル2の少なくとも一端が露出するようにマンドレルに巻きつけて積層し、プリプレグ積層体100を得る。次いで、ガラスクロスプリプレグをプリプレグ積層体及びマンドレルの露出した部分にかかるように円周方向に巻きつけて補強部3を形成する。次いで、加熱して、マンドレル上に補強部付きゴルフクラブ用シャフトを得る。次いで、ゴルフクラブ用シャフトからマンドレルを引き抜き、次いで、ゴルフクラブ用シャフトの太径側端部に補強部が5〜30mm残るように、補強部付きゴルフクラブ用シャフトの太径側端部を切断して、ゴルフクラブ用シャフトを得る。 (もっと読む)


【課題】高真円度を有し、反りねじれに優れ、安価で軽量のシャフト製品を製造することができる引き抜き成形品の製造方法を提供する。
【解決手段】複数本の繊維糸に熱硬化性樹脂組成物を含浸させ、金型を通過させながら硬化させる引き抜き成形により得られる引き抜き成形品の製造方法であって、繊維糸の各々の張力を、張力センサ7及び張力コントローラ8により5〜50Nに調整しながら、繊維糸を金型6に引き込んで金型内を通過させ、加熱硬化させる引き抜き成形品の製造方法。 (もっと読む)


【課題】真空注入成形法による、強化プラスチック製サンドイッチ材の製造方法において、樹脂の未含浸の無い、安定な品質を呈し、軽量で低コスト化の図れる改良法を提供する。
【解決手段】前記改良法は、通液性の芯部の両面に通液性補強材を配設してなる被含浸物2に、真空注入成形法によって液状の熱硬化性樹脂を含浸させたのち、硬化させるものである。通液性の芯部としては、樹脂発泡体、貫通穴を開設したシート状体、粒状体を充填した通液性のシート状体が好ましい。通液性補強材としては、不織布、短繊維積層マット状物や長繊維からなるシート状物、布帛、織物、編物のような繊維基材が好ましい。 (もっと読む)


レイアップヘッド(20)は、支持テープ(12)に貼合されたプリプレグ(10)を収容し、プリプレグ(10)を付着工具(11)の上に付着する付着部(21)の直上流において設けられたセパレータ(23)を用いて、プリプレグはその支持テープから、剥離によって分離される。レイアップヘッド(20)は、セパレータ(23)の下流において、プリプレグ(10)を支持テープ(12)から分離させるための退避可能な分離手段(30)を備え、プリプレグ(10)がセパレータ(23)の直上流において分離されていくことを許容し、それにより、プリプレグ(10)は、前記分離手段(30)が動作しているときにはより早い段階で分離されることができる。
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【課題】高圧タンクにおける省スペース化と疲労耐久性の向上を図る。
【解決手段】ライナをセットし(S10)、繊維束間に半硬化状態の熱硬化性樹脂が含浸されたプリプレグを用いて1〜10層に対するフィラメントワインディング成形を行う(S12)。続いて、液状の熱硬化性樹脂が含浸された繊維束を用いて11〜36層に対するフィラメントワインディング成形を行う(S14)。そして、加熱により熱硬化性樹脂を硬化させて高圧タンクを製造する(S16)。プリプレグでは熱硬化性樹脂の粘性が高く繊維間からの浸み出しが少ないため、内層における繊維密度の低下が防止される。 (もっと読む)


【課題】繊維強化複合材で補強された圧力容器においてライナを透過した透過ガスによる悪影響を低減する。
【解決手段】ガスバリア性を有するライナ102と、ライナ102の外面を被覆する繊維強化複合材層30と、を有する圧力容器100であって、繊維強化複合材層30の厚さ方向に、繊維強化複合材層30の外表面からライナ102の外表面まで貫通する穿孔34を設ける。 (もっと読む)


本発明は、曲面製品、特に防護製品に関する。防護製品は、繊維および/またはテープの形態である複数の補強要素にポリマーマトリックスを含浸させて、マンドレル上に巻き付けるフィラメント巻き付け方法によって製造される。ポリマーマトリックスは、キャリヤー液中にポリマーを含んでいる溶液および/または分散液を含み、そのキャリヤー液は巻き付け時および/または巻き付け後に少なくとも一部蒸発させられる。防護製品は、製品の全質量に対して多量の補強要素を含む。 (もっと読む)


少なくとも1つの強化領域及び少なくとも1つの非強化領域を有する物品を製作する方法は、材料を準備するステップと、材料の一部分に対して強化剤を施工するステップと、材料を成形してプリフォームを製作するステップと、プリフォームに対して非強化樹脂を施工するステップと、非強化樹脂を施工したプリフォームを硬化させて、少なくとも1つの強化領域及び少なくとも1つの非強化領域を生成し、該強化領域が少なくとも約1.0MPa−m1/2の破壊靭性を有する強化樹脂を含むようにするステップとを含む。 (もっと読む)


本発明は引抜き成形法(「ADP法」として知られる)に関し、当該方法では、繊維強化プラスチック材料からなる少なくとも1つの帯状プリプレグ(6〜9)を曲げることにより、連続した強化プロファイル(11)を形成する。プロファイル(11)の最初の形状加工は、最終形状加工および予備硬化が行われる加圧成形デバイス(12)の下流にある予備成形デバイス(10)で行われる。プロファイル(11)の移動は、加圧成形デバイス(12)の動作サイクルと同期して、牽引デバイス(14)により行われることが好ましい。切断デバイス(15)を用いることにより、プロファイル(11)を適切な長さに切断する、かつ/または、正しい寸法が確実に維持されるよう縁部を後の機械的処理に供すことができる。本発明によると、相互に隣接するフランジ(17と18)を有する垂直ウェブ(19)を有する(H型断面形状)プロファイル11の形成時に、連続した(引抜き成形)ガセット(29)が、プロファイル(11)のアール領域(27)の帯状プリプレグ(6〜9)間、例えば、帯状プリプレグ(6〜9)が互いに接合する領域に同時に挿入され、この領域の空隙(28)は充填され画定される。連続したガセット(29)により、アール領域(27)における形状偏差および/または厚さのばらつき(繊維容積のばらつき)がなくなり、廃棄量が減る。
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【課題】繊維強化複合材で補強された圧力容器の耐久性を高める。
【解決手段】ライナ102と、繊維強化複合材を巻き付けた複数の複合材層と複数の複合材層に挟まれた耐熱性シートを含む外殻部106と、を備える圧力容器とする。 (もっと読む)


本発明は、特に航空宇宙分野における構造部品を製造する方法を提供する。第1の硬化温度で硬化可能な複合繊維材料から所定形状の未硬化プリプレグ構造体(6)を形成する。次に、未硬化プリプレグ構造体(6)を、第1の硬化温度よりも低い第2の硬化温度で部分的に硬化された複合繊維材料からなる少なくとも一つの保持部(12,13)に接合して、未硬化プリプレグ構造体(6)を所定形状に保持する。更なる方法工程において、少なくとも一つの保持部(12,13)に接合された未硬化プリプレグ構造体(6)を第1の硬化温度で硬化して構造部品を形成する。本発明の基本思想は、寸法的に不安定なプリプレグ構造体を保持するのにこれまで用いられてきた特別なスチールからなる高価な治具の代わりに、プリプレグ構造体(6)よりも低い硬化温度を有する複合繊維材料からなる少なくとも一つの保持部(12,13)を用いることにより、低コストの治具での製造を可能とすることである。
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【課題】構造的観点および耐衝撃性の観点の両方から改善された特性を有する厚み変化を有する複合材料からガスタービンケーシングを製作する方法を提供すること。
【解決手段】特にガスタービンファン用の厚み変化を有する複合材料ケーシングは、繊維強化材を形成し、マトリックスによって繊維強化材の密度を高めることによって製作される。繊維強化材は、マンドレル(40)の上に繊維織物(30)の重ね合わせられた層を巻き付けることによって形成され、織物は厚み変化を有するように3次元製織によって形成される。 (もっと読む)


本発明は、一体形成された要素を含む繊維強化中空体を中空型で製造する方法に関する。製造対象である一体形成された要素を含む繊維強化中空体用の雌型をそれぞれが形成する中空型の2つの半体内に繊維マットを積層し、このように内張りされた中空型の2つの半体を連結した後、繊維マットを圧力により中空型にぴったり合うように押し込む。本発明は、本発明の方法に従って製造された製品にも関する。 (もっと読む)


【課題】接着剤を介して繊維強化プラスチック製シャフトと金属継ぎ手要素を接合した場合でも、大きなトルクが作用したときに接合部が滑らない表面多角形構造を有するとともに、製造が簡単で、コストの低いトルク伝達軸、および、それに用いられる繊維強化プラスチック製シャフトの製造装置を提供するものである。
【解決手段】連続的に引き出された強化繊維に含浸させる樹脂を貯蔵した樹脂含浸バスと、樹脂を含浸させた強化繊維を軸方向に対し所定の角度で巻き付けることができるように構成されたマンドレルとを有する繊維強化プラスチック製シャフトの製造装置であって、前記マンドレルの両端部には前記樹脂を含浸させた強化繊維を係止するための繊維折り返し治具を有し、前記繊維折り返し治具の係止部が前記マンドレルの径方向に突出した7〜15本の針形状の部材で構成されている繊維強化プラスチック製シャフトの製造装置。 (もっと読む)


【課題】三次元複合構造体を用いた耐久性に優れた複合構造緩衝体を提供する。
【解決手段】線条ロッドが三次元に斜交配列してなる線条体の空隙が可撓性マトリックスによって充填された複合構造体からなり、該複合構造体の表面が弾性被覆によって覆われていることを特徴とし、橋台と橋桁端との間に介設され、橋梁の耐震構造部材として好適な複合構造緩衝体。 (もっと読む)


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